JPH0541525U

JPH0541525U - 紙オムツ用あせも防止シート

Info

Publication number: JPH0541525U
Application number: JP10939391U
Authority: JP
Inventors: 誠二岸本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1991-11-06
Filing date: 1991-11-06
Publication date: 1993-06-08

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】汗を吸収し、紙オムツ装着時にもずれたりしな
い紙オムツ用あせも防止シートを提供する。【構成】綿製布地シート本体１の外面の適宜位置に雄型
面ファスナー２を縫着した紙オムツ用あせも防止シート
であって、紙オムツ４の内側の表面材である不織布５に
雄型面ファスナーを噛み合わせ、綿製布地シート本体が
紙オムツからずれないよう固定したまま、紙オムツを装
着する。【効果】紙オムツ用あせも防止シートは、あせもや湿疹
の原因となる汗を吸収し、乳幼児の激しい動きに対して
も紙オムツからずれたり、外れたりすることなく、見た
目にもよい。その上、雄型面ファスナーによって紙オム
ツと着脱自在に固定されているため容易に外すことがで
き、洗濯さえすれば何度も使用可能なのである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、あせもや湿疹の原因である汗を吸収し、紙オムツ装着時にも、ずれたりしない紙オムツ用あせも防止シートに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

乳幼児が長時間、紙オムツを装着したとき、腰などの部分によく汗をかき、その汗が原因であせもや湿疹ができることがよくあった。そしてその汗を吸収するため、母親は乳幼児の腰などにタオル類を巻き、その上から紙オムツを装着していた。しかし、乳幼児はよく動きまわるため、それらがずれたり、はずれ落ちたりし、またタオルなどを腰に巻くことは見た目にもよくなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案が解決しようとする課題は上記に述べたように、汗を吸収するため乳幼児の腰などに巻かれたタオル類が紙オムツ装着時に、ずれたり、はずれ落ちたりしないように、またそれらが見た目にもよくなるには、どのような手段を講じればよいかという点にある。

【０００４】

【考案を解決するための手段】

以上のような課題を解決するためのものとして、この考案に係る紙オムツ用あせも防止シートは次のようなものにした。綿製布地シート本体（１）の外面の適宜位置に雄型面ファスナー（２）を縫着するのである。本考案は以上の構成よりなるものである。

【０００５】

【作用】

この考案に係る紙オムツ用あせも防止シートは次のようにして使用するのである。紙オムツ（４）の内側の表面に設けられた不織布（５）に雄型面ファスナー（２）を噛み合わせて、綿製布地シート本体（１）が紙オムツ（４）からずれないように、固定したまま、その紙オムツを装着するのである。そして紙オムツ（４）の使用後は、紙オムツ（４）の内側の表面に設けられた不織布（５）から雄型面ファスナー（２）を剥がし、不用になった使用済みの紙オムツのみを捨てるのである。

【０００６】

【実施例１】図１は実施例１の斜視図、図２はその背面図、図３は実施例１の使用例を示す斜視図で、以下実施例１について説明する。綿製布地シート本体（１）の外面の適宜位置に雄型面ファスナー（２）を縫着する。本考案は以上の構成よりなる紙オムツ用あせも防止シートで、これを使用するときは、紙オムツ（４）の内側の表面に設けられた不織布（５）に雄型面ファスナー（２）を噛み合わせて、綿製布地シート本体（１）が紙オムツ（４）からずれないように、固定したまま、その紙オムツを装着するのである。そして紙オムツ（４）の使用後は紙オムツ（４）の内側の表面に設けられた不織布（５）から雄型面ファスナー（２）を剥がし、不用になった使用済みの紙オムツのみを捨てるのである。

【０００７】

【実施例２】図４は実施例２の背面図である。そして実施例１と同じ部分には同一の符号を付けてある。実施例１と異なる点は綿製布地シート本体（１）の外面の適宜位置に雄型面ファスナー（２）と雌型面ファスナー（３）を縫着した点で、使用例については実施例１と同じであるが、本考案の紙オムツ用あせも防止シートを洗濯する際、雄型面ファスナー（２）と雌型面ファスナー（３）とを噛み合わせることにより、雄型面ファスナー（２）の表面を痛めることなく、洗濯することができるようにしたものである。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は以上のような構造であるため、あせもや湿疹の原因となる汗を吸収することができ、また雄型面ファスナー（２）は紙オムツ（４）の内側の表面材である不織布（５）に強く噛み合わさり、その不織布（５）がちょうど雌型綿ファスナーのような役目をするため、紙オムツ装着時に、乳幼児が激しく動きまわっても本考案の紙オムツ用あせも防止シートが紙オムツからずれたり、はずれたりすることなく、かつ、見た目にもよいのである。その上、この紙オムツ用あせも防止シートと紙オムツ（４）の表面材である不織布（５）とは雄型面ファスナー（２）によって着脱自在に固定されているため、紙オムツ（４）の使用後は紙オムツ（４）と紙オムツ用あせも防止シートとを容易に外すことができ、洗濯さえすれば紙オムツ用あせも防止シートは何度でも使用可能なのである。また、この紙オムツ用あせも防止シートは乳幼児用だけでなく、老人の介護用オムツにも利用でき、床づれをも防止することができるのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１の斜視図

【図２】実施例１の背面図

【図３】実施例１の使用例を示す斜視図

【図４】実施例２の背面図

【符号の説明】

１綿製布地シート本体２雄型面ファスナー３雌型面ファスナー４紙オムツ５不織布

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】綿製布地シート本体（１）の外面の適宜位
置に、雄型面ファスナー（２）を縫着したことを特徴と
する紙オムツ用あせも防止シート。