JP2024024193A - 吸水性パッド - Google Patents

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承江 倉田
Tsugie Kurata
実知子 谷口
Michiko Taniguchi
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Gunze Ltd
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Abstract

【課題】簡単に着脱できるとともに、繰返し使用でき、着用感に優れた吸水性パッドを提供する。【解決手段】ショーツのクロッチ部に装着され、再利用可能な吸水性パッドであって、前記クロッチ部に当接する防水性生地片と、肌側に当接する吸水性生地片とを含む吸水体と、前記クロッチ部に装着した状態で前記吸水体を前記ショーツに固定する固定部とを備え、前記固定部は、前記吸水体の長手方向に沿う両側縁の中央部から前記クロッチ部の幅方向外側に延設され、一側面に被係止体として機能するパイル生地が配され、他側面に係止体として機能する立毛生地が配された一対の翼片で構成され、前記クロッチ部を挟んで前記翼片を反肌側に折り曲げることで、何れか一方のパイル生地と他方の立毛生地が重畳して密着するように構成されている。【選択図】図2

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本発明は、ショーツのクロッチ部に装着され、再利用可能な吸水性パッドに関する。
特許文献1には、使用前において嵩張らず、使用の際に、着用者の肌側に凸の形状に容易に変形させることのできる吸収性物品を提供することを目的とした吸収性物品が開示されている。
当該吸収性物品は、液保持性の吸収層及び液不透過性の裏面層を具備する縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の両側に設けられた一対のウイング部とを備え、前記各ウイング部は、前記吸収性本体の近傍における非肌当接面側にズレ止め手段を有しており、前記ウイング部同士を結合する止着手段を有しており、該ウイング部同士を結合させて、ショーツのクロッチ部に固定した状態において、該クロッチ部の幅方向中央部と両ウイング部とが離間可能になされている。
このような吸収性物品は、高分子吸収体等が組み込まれているため体液の吸収性が高く、生理用ナプキンや尿パッドなどに好適に用いられている。しかし、使い捨てであり、後に焼却処分されることにより環境汚染を招くなどの環境負荷が高いという課題があった。
特許文献2には、パンツ本体と吸水パッドに着脱部分を設け、当該パンツ本体に大、中、小の吸水パッドと、厚い、薄い吸水パッドを着脱個所に装着し、取り外しが自在となるところを特徴とする着脱式パッド付き失禁用パンツが提案されている。
特開2005-7074号公報 実用新案登録第3083424号公報
しかし、特許文献2に記載された吸水パッドは洗濯することにより再利用が可能となるが、着脱式の吸水パッドの角部に配した面ファスナーを介して失禁用パンツの内側に固定する構造であったため、吸水パッドを装着していない場合に、失禁用パンツの内側に配された面ファスナーによる肌触りの悪化が問題となり、着脱式パッドの未装着状態では着用できないという問題があった。
再利用可能な吸水性パッドをショーツなどに固定するために、使い捨てナプキンで採用されている接着テープを用いる場合には、洗濯を繰り返すことにより接着強度が次第に低下して、良好に固定できなくなるという問題がある。そこで、吸水性パッドをショーツに固定するために、スナップボタンや面ファスナーなどを採用すると、特許文献2と同様に着用感が悪くなりやすい。
また、特許文献1に記載された吸収性物品のように、吸水性パッドの長手方向に沿う両側縁の中央部から幅方向外側にウイング部を延設して、ショーツのクロッチ部を挟んで吸水性パッドの反肌側にウイング部を折り曲げるように構成し、ウイング部の重畳部位に接着テープを介して固定する代わりに、スナップボタンや面ファスナーで固定するような構成を採用する場合には、双方のウイング部を重ねる順番が定まっているため、重ねる順番を意識して折り曲げる必要があり、取扱いが煩雑であるという問題があった。
本発明の目的は、上述した問題に鑑み、簡単に着脱できるとともに、繰返し使用でき、着用感に優れた吸水性パッドを提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による吸水性パッドの第一の特徴構成は、ショーツのクロッチ部に装着され、再利用可能な吸水性パッドであって、前記クロッチ部に当接する防水性生地片と、肌側に当接する吸水性生地片とを含む吸水体と、前記クロッチ部に装着した状態で前記吸水体を前記ショーツに固定する固定部とを備え、前記固定部は、前記吸水体の長手方向に沿う両側縁の中央部から前記クロッチ部の幅方向外側に延設され、一側面に被係止体として機能するパイル生地が配され、他側面に係止体として機能する立毛生地が配された一対の翼片で構成され、前記クロッチ部を挟んで前記翼片を反肌側に折り曲げることで、何れか一方のパイル生地と他方の立毛生地が重畳して密着するように構成されている点にある。
防水性生地片と吸水性生地片とを含む吸水体がショーツのクロッチ部に配置された状態で、吸水体の長手方向に沿う両側縁の中央部からクロッチ部の幅方向外側に一対の翼片が延設される。翼片の一側面に被係止体として機能するパイル生地が配され、他側面に係止体として機能する立毛生地が配されているので、クロッチ部を挟んで翼片を反肌側に折り曲げると、一対の翼片が重畳される順番に関わらず、何れか一方のパイル生地と他方の立毛生地が重畳して密着するようになる。
同第二の特徴構成は、上述した第一の特徴構成に加えて、前記翼片のうち前記吸水性生地片側の面に前記パイル生地が配され、前記翼片のうち前記防水性生地片側の面に前記立毛生地が配されている点にある。
吸水性生地片側の面にパイル生地が配され、翼片のうち前記防水性生地片側に前記立毛生地が配されると、翼面の立毛生地がクロッチ部の反肌側の面に当接して大きな摩擦力が作用するとともに、一対の翼面の一方のパイル生地面と他方の立毛生地が重畳して密着するため、クロッチ部に配された吸水体がクロッチ部に対して相対移動することなく、安定した位置に固定されるようになる。翼片のうち前記吸水性生地片側の面にパイル生地が配され、翼片のうち前記防水性生地片側に前記立毛生地が配されると、埃などが付着しやすい立毛生地がパイル生地と立毛生地を重畳した時に、立毛生地が内側に折られて重畳されるため、埃などが付着した立毛生地が肌に接しないため、肌荒れ、かゆみなどのトラブルが起こり難くなる。また、立毛生地に付着した埃などが内側に隠れるため、美観にも優れている。
同第三の特徴構成は、上述した第二の特徴構成に加えて、前記立毛生地はベロア生地で構成されている点にある。
立毛生地としてベロア生地を採用することで、良好な肌触りを実現できる。
同第四の特徴構成は、上述した第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記吸水体は、前記吸水性生地片の外側端縁が所定幅の撥水性生地片の内側端縁と接合されるとともに、前記撥水性生地片の外側端縁と前記防水性生地片の外側端縁同士が接合され、前記防水性生地片は、前記吸水性生地片および前記撥水性生地片と遊離している点にある。
吸水体のうち、肌側に位置する吸水性生地片の外側端縁が撥水性生地片で接合され、防水性生地片が吸水性生地片および撥水性生地片と遊離しているので、吸水性生地片の端縁から体液が漏出してクロッチ部に浸潤するようなことが効果的に回避され、また適度な通気性を確保できるようになり肌に優しい着け心地を実現できるようになる。
同第五の特徴構成は、上述した第四の特徴構成に加えて、前記吸水性生地片に単一または複数の吸水性不織布が重畳配置され、前記吸水性不織布は前記吸水性生地片および前記防水性生地片の双方と遊離可能な状態で、前記吸水性生地片とともに前記撥水性生地片の内側端縁と接合されている点にある。
吸水性生地片と防水性生地片との間で吸水性生地片に重畳される吸水性不織布により体液の吸収量が適切に確保できるようになる。
以上説明した通り、本発明によれば、簡単に着脱できるとともに、繰返し使用でき、着用感に優れた吸水性パッドを提供することができるようになった。
(a)は本発明による吸水性パッドを肌側面から視た説明図、(b)は本発明による吸水性パッドを反肌側面から視た説明図 (a)はショーツのクロッチ部に配した吸水性パッドを反肌側面から視た説明図、(b)はショーツのクロッチ部に固定した吸水性パッドを反肌側面から視た説明図 (a)は本発明による吸水性パッドを肌側面から視た説明図、(b)は図3(a)のA-A断面図 (a)は固定部を構成する の断面図、(b)は固定部を構成する の断面図、(c)は固定部の断面図、(d)は密着状態を示す断面図
以下、本発明による吸水性パッドの一例を図面に基づいて説明する。
図1(a)には、肌面側から視た吸水性パッド10が示され、図1(b)には、反肌面側から視た吸水性パッド10が示されている。
図2(a)には、ショーツ1のクロッチ部2の肌側に配置され、反肌側方向から視た吸水性パッド10が示され、図2(b)には、クロッチ部2に固定された状態の吸水性パッド10が示されている。
当該吸水性パッド10は、ショーツ1のクロッチ部2に装着して使用され、使用後にクリーニング処理することにより再利用可能な吸水性パッドであり、クロッチ部2に当接する防水性生地片12と、肌側に当接する吸水性生地片13とを含む吸水体11と、クロッチ部2に装着した状態で吸水体11をショーツ1に固定する固定部17とを備えている。吸水体11の長手方向の長さは、例えば200mm前後に設定され、吸水体11の短手方向の長さは、例えば90mmに設定されている。なお、吸水体11のサイズはこの値に限るものではなく、適宜設定可能である。
図3(a),(b)に示すように、吸水体11を構成する防水性生地片12と吸水性生地片13との間には、2枚の吸水性不織布14,15が重畳配置されている。なお、吸水性不織布14,15の枚数は2枚である必要はなく、単一または2枚以上の複数枚で構成してもよく、また各吸水性不織布の厚みも目標とする吸水量に応じて適宜設定することができる。
吸水性生地片13および吸水性不織布14,15の周囲が4枚の撥水性生地片16で囲まれるように、吸水性生地片13および吸水性不織布14,15の外側端縁が所定幅の撥水性生地片16の内側端縁と縫製により接合され、4枚の撥水性生地片16の境界部も縫製によって接合されている。撥水性生地片16の外側端縁と防水性生地片12の外側端縁同士が縫製により接合されている。所定幅は、20mm前後、例えば15mm~25mm程度に設定されていればよい。
なお、撥水性生地片16が4枚で構成された例を説明したが、このような態様に限るものではない。撥水性生地片16で囲まれるように接合する態様に限定されず、吸水性生地片13及び吸水性不織布14、15の端縁を囲繞することなく、例えば、2枚の撥水性生地片16で構成され、長手方向に沿う両側縁のみに撥水性生地片16を接合してもよい。また、撥水生地片16は、1枚の環状の生地片で構成されていてもよい。撥水性生地片16は、吸収体11の形状、大きさ、体液の吸収量が多い位置に合わせて、吸水性生地片13及び吸水性不織布14、15の端縁から体液が漏出し難い位置に適宜設ければよい。
防水性生地片12は、撥水性生地片16との縫着部位以外で、吸水性生地片13および撥水性生地片16と遊離している。また、吸水性生地片13と吸水性不織布14,15は、撥水性生地片16との縫着部位以外で、互いに遊離可能に重畳されている。
吸水体11のうち、肌側に位置する吸水性生地片13の外側端縁が撥水性生地片16で接合され、防水性生地片12が吸水性生地片13および撥水性生地片16と遊離しているので、吸水性生地片13の端縁から体液が漏出してクロッチ部2に浸潤するようなことが効果的に回避され、また適度な通気性を確保できるようになり、肌に優しい着け心地を実現できるようになる。
また、吸水性生地片13と防水性生地片12との間に配される吸水性不織布14,15により体液の吸収量が適切に確保できるようになる。吸水性不織布14,15としてポリエステル系の高吸収性繊維を用い、アンモニア消臭加工が施された不織布を好適に用いることができる。
防水性生地片12は、綿糸とポリエステル糸などの合成繊維糸との混紡糸で編成されたヨコ編地が用いられ、肌側面に透湿防水ラミネート加工が施された防水層12Aが形成されることにより、透湿性および防水性が確保されている。
吸水性生地片13も同じく、綿糸とポリエステル糸などの合成繊維糸との混紡糸で編成されたヨコ編地が用いられ、吸水性生地片13に浸潤した尿や経血などの体液は、アンモニア消臭加工が施された吸水性不織布14,15に吸収される。なお、防水性生地片12および吸水性生地片13は伸縮性を備えた布帛であればよくヨコ編地に限るものではない。また、布帛を構成する繊維は、綿糸と合成繊維糸との混紡糸に限るものではなく、綿糸のみでもよく、合成繊維糸のみであってもよい。また、綿糸に代えてレーヨン、キュプラなどの再生繊維糸を用いてもよい。
固定部17は、吸水体11の長手方向に沿う両側縁の中央部からクロッチ部2の幅方向外側に延設され、一側面に被係止体として機能するパイル生地18が配され、他側面に係止体として機能する立毛生地19が配された一対の弧状の翼片17A,17Bで構成されている。
図2(b)に示すように、クロッチ部2を挟んで翼片17A,17Bを反肌側に折り曲げることで、何れか一方のパイル生地18と他方の立毛生地19が重畳して密着するように構成されている。翼片17A,17Bの重畳順にかかわらず、パイル生地18と立毛生地19が対向して密着可能になるので、固定のための翼片17A,17Bの折り曲げ順序を意識する必要がなくなる。
本実施形態では、翼片17A,17Bのうち吸水体11を構成する防水性生地片12側に立毛生地19が配され、吸水性生地片13側にパイル生地18が配されている。
図4(a)には、立毛生地19の断面が示されている。立毛生地19として、綿糸またはポリエステル糸などの合成繊維糸を用いて、片面にパイルを織り出すように織製した基布19Aで構成され、基布19Aの表面に形成されたパイルをカットすることにより立毛19Bが形成されたベロア生地が採用されている。
特に限定されないが、当該ベロア生地は、面ファスナーとして汎用されているフックの太さの1/100の太さ(約3デニール)の極細繊維糸を用いて織製され、1インチ当たり約100000本の密度の立毛が形成された非常に肌触りの良好な生地である。
図4(b)には、パイル生地の断面が示されている。パイル生地18として、綿糸またはポリエステル糸などの合成繊維糸を用いて、片面にパイルを織り出すように織製した基布18Aで構成され、基布18Aの表面にパイル18Bが形成されている。
特に限定されないが、当該パイル生地18は、面ファスナーとして汎用されているパイルの太さの1/200の太さ(約0.1デニール)の極細繊維糸を用いて織製され、1インチ当たり約1400000本の密度のパイルが形成された生地である。
パイル生地18および立毛生地19を構成する布帛に用いる繊維糸の種類、太さは、上述した例に限るものではなく、綿糸や合成繊維糸に代えて再生繊維糸などを適宜用いることも可能である。
図4(c)に示すように、翼片17A,17Bは、吸水性生地片13側の翼面にパイル生地18が配され、防水性生地片12側の翼面に立毛生地19が配されているため、図4(d)に示すように、翼片17A,17Bの何れがショーツ1側に当接しても、立毛生地19がクロッチ部の反肌側の面に当接し、埃などが付着しやすい立毛生地19が肌に接しないため、肌荒れ、かゆみなどのトラブルが起こり難くなる。また、立毛生地に付着した埃などが内側に隠れるため、美観にも優れている。
なお、仮にパイル生地18と立毛生地19の密着状態(係合状態)が解消されて翼片17A,17Bが下方に垂れ下がった場合でも、着用者の内腿に当たる面が肌触りのよい、柔らかいパイル生地18で構成されているため、肌への刺激が少なく、不快感を与えることがない。
上述した実施形態では、翼片17A,17Bのうち吸水体11を構成する防水性生地片12側に立毛生地19が配され、吸水性生地片13側にパイル生地18が配された例を説明したが、翼片17A,17Bの両面に、小片のパイル生地片18と立毛生地片19を千鳥状に配してもよい。この場合にも、翼片17A,17Bの重畳順にかかわらず、パイル生地18と立毛生地19が対向して密着可能になるので、固定のための翼片17A,17Bの折り曲げ順序を意識する必要がなくなる。また、翼片17A,17Bのうち防水性生地片12側の面とショーツの身生地との間の摩擦力よりも、翼片17A,17Bのうち吸水性生地片13側の面とショーツの身生地との間の摩擦力の方が相対的に小に設定されていてもよい。その場合、翼面の防水性生地片12側の面がクロッチ部の反肌側の面に当接して大きな摩擦力が作用し、安定した位置に固定されるようになる。
以上説明した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、該記載により本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
本発明による吸水性パッドは、クリーニング処理により繰返し使用でき、ショーツに簡単に着脱できる着用感に優れた吸水性パッドとして、幅の広い世代に利用される。
1:ショーツ
2:クロッチ部
10:吸水性パッド
11:吸水体
12:防水性生地片
13:吸水性生地片
14:吸水性不織布
15:吸水性不織布
16:撥水性生地片
17:固定部
18:パイル生地
18B:パイル
19:立毛生地
19B:立毛

Claims (5)

  1. ショーツのクロッチ部に装着され、再利用可能な吸水性パッドであって、
    前記クロッチ部に当接する防水性生地片と、肌側に当接する吸水性生地片とを含む吸水体と、前記クロッチ部に装着した状態で前記吸水体を前記ショーツに固定する固定部とを備え、
    前記固定部は、前記吸水体の長手方向に沿う両側縁の中央部から前記クロッチ部の幅方向外側に延設され、一側面に被係止体として機能するパイル生地が配され、他側面に係止体として機能する立毛生地が配された一対の翼片で構成され、
    前記クロッチ部を挟んで前記翼片を反肌側に折り曲げることで、何れか一方のパイル生地と他方の立毛生地が重畳して密着するように構成されている吸水性パッド。
  2. 前記翼片のうち前記吸水性生地片側の面に前記パイル生地が配され、前記翼片のうち前記防水性生地片側の面に前記立毛生地が配されている請求項1記載の吸水性パッド。
  3. 前記立毛生地はベロア生地で構成されている請求項2記載の吸水性パッド。
  4. 前記吸水体は、前記吸水性生地片の外側端縁が所定幅の撥水性生地片の内側端縁と接合されるとともに、前記撥水性生地片の外側端縁と前記防水性生地片の外側端縁同士が接合され、
    前記防水性生地片は、前記吸水性生地片および前記撥水性生地片と遊離している請求項1から3の何れかに記載の吸水性パッド。
  5. 前記吸水性生地片に単一または複数の吸水性不織布が重畳配置され、前記吸水性不織布は前記吸水性生地片および前記防水性生地片の双方と遊離可能な状態で、前記吸水性生地片とともに前記撥水性生地片の内側端縁と接合されている請求項4記載の吸水性パッド。
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