JP4385994B2 - 燃料噴射弁の駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関において燃料の噴射供給を行なう複数の燃料噴射弁のそれぞれが備える電子制御式アクチュエータのうち、駆動要求のなされる燃料噴射弁のアクチュエータに給電手段の電気エネルギを選択的に供給することで該燃料噴射弁を駆動する燃料噴射弁の駆動装置に関する。
図6に、この種の駆動装置の一例を示す。図示されるように、この駆動装置は、マイクロコンピュータ102等を備えた電子制御装置(ECU101)として構成されている。このECU101は、燃料噴射弁のそれぞれが備える電磁ソレノイド104a〜104dに対する通電制御を行う。これら電磁ソレノイド104a〜104dへの通電制御は、これらを駆動する駆動回路がマイクロコンピュータ102により駆動されることでなされる。以下、この駆動回路について説明する。
この駆動回路は、バッテリの電圧(例えば「12V」)を所定電圧(例えば「100V」)に昇圧する昇圧回路110を備えている。昇圧回路110の出力は、ダイオード116、駆動開始スイッチ120を介して電磁ソレノイド104a,104bに供給される。また、昇圧回路110の出力は、ダイオード118、駆動開始スイッチ122を介して電磁ソレノイド104c,104dに供給される。電磁ソレノイド104a〜104dの低電位側の端子は、それぞれ選択スイッチ124〜130を介して接地されている。
上記ダイオード116と駆動開始スイッチ120との間には、昇圧回路110の昇圧電力を蓄えるコンデンサ140が、その他方の端子が接地される態様にて接続されている。また、上記ダイオード118と駆動開始スイッチ122との間には、昇圧回路110の昇圧電力を蓄えるコンデンサ142が、その他方の端子が接地される態様にて接続されている。
上記電磁ソレノイド104a,104bには、コンデンサ140により開始される通電を継続すべく、電流回路150が接続されている。また、上記電磁ソレノイド104c,104dには、コンデンサ142により開始される電磁ソレノイド104c,104dの通電を継続すべく、電流回路160が接続されている。
上記駆動開始スイッチ120により、電磁ソレノイド104a,104bの高電位側の端子とコンデンサ140とが導通及び遮断され、駆動開始スイッチ122により、電磁ソレノイド104c、104dの高電位側の端子とコンデンサ142とが導通及び遮断される。このため、駆動開始スイッチ120,122のいずれか1つがオンとされた状態で、選択スイッチ124〜130を選択的にオンとすることで、コンデンサ140やコンデンサ142の昇圧電力を用いて、任意の電磁ソレノイド104a〜104dを選択的に通電することができる。
上記駆動装置は、コンデンサ140及び電流回路150によって電磁ソレノイド104a,104bに電力を供給する電気系統と、コンデンサ142及び電流回路160によって電磁ソレノイド104c,104dに電力を供給する電気系統との2つの電気系統を有する。このように電気系統を分割することで、一方の電気系統に異常が生じたときのフェールセーフ処理として、他方の電気系統を用いたリンプホーム処理を行なうことができる。
ただし、例えば電磁ソレノイド104dの高電位側の端子が接地とショートした場合に駆動開始スイッチ122をオフとすることで、電磁ソレノイド104a,104bを用いたリンプホーム処理を行なうことができるとはいえ、実際には異常のない電磁ソレノイド104cまでも使用できなくなるという問題がある。このため、リンプホーム時には、内燃機関の出力が十分なものとならないことがある。特に最大限に積荷した大型商用車等にあっては、リンプホーム処理時の内燃機関の出力が十分なものとならないおそれがある。
これに対し、各電磁ソレノイド104a〜104dのそれぞれに対し、各別の電気系統を持つことも考えられるが、コンデンサ等の数が増すことによるECU101の大型化や発熱量の増大を招く等、課題も多い。
なお、フェールセーフ処理をすべく、内燃機関の複数の気筒の制御系をグループ分けする従来技術としては、上記駆動装置の他に例えば下記特許文献1がある。
実開平6−12743号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の燃料噴射弁のそれぞれが備える電子制御式アクチュエータに対して電気エネルギを供給するものにあって、その電気系統に異常が生じた場合のリンプホーム処理をより適切に行なうことのできる燃料噴射弁の駆動装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
手段1は、内燃機関において燃料の噴射供給を行なう複数の燃料噴射弁のそれぞれが備える電子制御式アクチュエータのうち、駆動要求のなされる燃料噴射弁のアクチュエータに給電手段の電気エネルギを選択的に供給することで該燃料噴射弁を駆動する燃料噴射弁の駆動装置において、前記複数のアクチュエータの高電位側の端子と前記給電手段との間に、該給電手段と導通させる前記高電位側の端子を選択的に切り替える高電位側切替回路を備えることを特徴とする。
上記構成では、複数のアクチュエータの高電位側の端子と給電手段との間に高電位側切替回路が備えられるために、特定のアクチュエータへ電気エネルギを供給する電気系統に異常が生じたときに同特定のアクチュエータの高電位側の端子と給電手段との導通を禁止するように高電位側切替回路を切り替えることができる。このため、特定のアクチュエータに電気エネルギを供給する際に用いられる電気系統に異常が生じた場合であれ、それ以外のアクチュエータに適切に電気エネルギの供給を行なうことができ、ひいては、リンプホーム処理を適切に行なうことができる。
手段2は、手段1において、前記高電位側切替回路は、前記給電手段と任意の1つのアクチュエータとを選択的に導通させることが可能な構成であることを特徴とする。
上記構成によれば、特定のアクチュエータに電気エネルギを供給する際に用いられる電気系統に異常が生じたとき、同特定のアクチュエータ以外の全てのアクチュエータを継続して駆動することができる。このため、リンプホーム時においても、内燃機関の出力トルクを極力大きくすること等ができる。
手段3は、手段1又は2において、前記複数のアクチュエータの低電位側の端子と接地との間に、前記接地と導通させる前記低電位側の端子を選択的に切り替える低電位側切替回路を更に備えることを特徴とする。
上記構成では、低電位側切替回路を備えているために、以下の効果が得られる。
a.低電位側切替回路により、任意の1つのアクチュエータと給電手段とをそれぞれ独立に導通させる構成の場合。この場合には、高電位側切替回路の制御と組み合わせることで、特定のアクチュエータに電気エネルギを供給する際に用いられる1つの電気系統を正確に特定することができる。
b.低電位側切替回路により、給電手段と導通されるアクチュエータのグループが切り替え可能な構成の場合。この場合には、高電位側切替回路との組み合わせにより、給電手段と導通されるアクチュエータを更に絞り込むことができる(より詳細に特定することができる)。
手段4は、手段3において、前記低電位側切替回路は、前記接地と任意の1つのアクチュエータとを選択的に導通させることが可能な構成であることを特徴とする。
上記構成では、高電位側切替回路を備えなくても、駆動要求のなされる任意の1つの燃料噴射弁のアクチュエータに選択的に給電手段の電気エネルギを供給することが可能となる。このため、例えばリンプホーム時に内燃機関の出力トルクを極力確保したい要求がある場合等、要求に応じて高電位側切替回路を設けることが可能となる。
手段5は、手段3又は4において、前記高電位側切替回路は、前記低電位側切替回路と前記給電手段との収納される筐体に対して外付けされてなることを特徴とする。
上記構成では、高電位側切替回路が上記筐体に対して外付けされているために、筐体の寸法の大型化を招くことなく、高電位側切替回路が用いられるものと用いられないものとの間で、筐体を共有化することができる。このため、筐体の寸法の大型化を招かずに、筐体及びその内部の回路からなる部材の汎用性を向上させることができる。更に、高電位側切替回路を外付けすることで、筐体内の発熱量を低減することもできる。
手段6は、手段1〜5のいずれかにおいて、前記駆動要求に応じて前記高電位側切替回路を制御する制御手段を更に備えることを特徴とする。
上記構成によれば、制御手段により、駆動要求に応じて高電位側切替回路が制御される。ちなみに、この手段6が手段5の構成を有する場合には、制御手段は、上記筐体内に収納されていてもよく、また、これとは別の筐体に収納されていてもよい。
手段7は、手段6において、前記複数の燃料噴射弁のそれぞれについて、前記給電手段から前記アクチュエータへ電気エネルギを供給する際の電気系統の異常の有無を診断する診断手段を更に備え、前記制御手段は、前記診断手段により異常があると判断される電気系統に対応する前記アクチュエータと前記給電手段との導通を禁止するように前記高電位側切替回路を制御することを特徴とする。
上記構成では、電気系統に異常があるときに、同異常がある電気系統に該当するアクチュエータと給電手段との導通を禁止するように高電位側切替回路が制御される。ちなみに、この手段7が手段5の構成を有する場合には、診断手段は、上記筐体内に収納されていてもよく、また、これとは別の筐体に収納されていてもよい。
手段8は、手段1〜7のいずれかにおいて、前記高電位側切替回路は、半導体リレーにて構成されてなることを特徴とする。
上記構成では、半導体リレーを用いることで、切替の応答性を良好なものとすることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる燃料噴射弁の駆動装置を電子ソレノイド式の燃料噴射弁の駆動装置に適用した第1の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1に、上記駆動装置の構成を示す。
電子制御装置(ECU1)は、マイクロコンピュータ2等を備えて構成されており、内燃機関(ディーゼルエンジン)の各種センサの検出値を取り込み、同検出値に基づき内燃機関の各種アクチュエータを操作する。特に、ECU1では、内燃機関の各気筒(ここでは、4気筒を例示)の燃焼室に燃料を噴射供給する燃料噴射弁のそれぞれが備える電子制御式アクチュエータに対する通電制御を行う。より正確には、電磁ソレノイド4a〜4dに対する通電制御を行う。ちなみに、電磁ソレノイド4a、4b,4c,4dは、第1気筒、第4気筒、第3気筒、第2気筒(図中、#1,#4,#3,#2)のそれぞれに備えられる。
これら電磁ソレノイド4a〜4dへの通電制御は、これらを駆動する駆動回路がマイクロコンピュータ2により操作されることでなされる。以下、この駆動回路について説明する。
この駆動回路は、バッテリの電圧(例えば「12V」)を所定電圧(例えば「100V」)に昇圧する昇圧回路10を備えている。この昇圧回路10は、コイル12とスイッチング素子14との直列接続体を備えて構成されており、スイッチング素子14がマイクロコンピュータ2によりオン・オフ操作されることで、バッテリの電圧を昇圧する。この昇圧回路10のコイル12とスイッチング素子14との間には、ダイオード16、18のアノードが接続されている。
ダイオード16のカソード側は、駆動開始スイッチ20を介して電磁ソレノイド4a,4bに電力を供給するハイサイド端子T1と接続されている。また、ダイオード18のカソード側は、駆動開始スイッチ22を介して電磁ソレノイド4c,4dに電力を供給するハイサイド端子T2と接続されている。
上記電磁ソレノイド4a〜4dは、高電位側の端子が上記ハイサイド端子T1,T2と接続されており、低電位側の端子がローサイド端子Ta〜Tdと接続されている。ローサイド端子Ta〜Tdは、それぞれ選択スイッチ24〜30を介して接地されている。
上記ダイオード16と駆動開始スイッチ20との間には、昇圧回路10の昇圧電力を蓄えるコンデンサ40が、その他方の端子が接地される態様にて接続されている。また、上記ダイオード18と駆動開始スイッチ22との間には、昇圧回路10の昇圧電力を蓄えるコンデンサ42が、その他方の端子が接地される態様にて接続されている。
上記駆動開始スイッチ20と電磁ソレノイド4a,4bとの間のノードNaには、コンデンサ40の放電により開始される電磁ソレノイド4a,4bの通電を継続すべく、電流回路50が接続されている。この電流回路50は、バッテリの電力をノードNaに出力するダイオード52、ダイオード52とバッテリ間を導通及び遮断するスイッチング素子54、及び、接地からノードNaへ向かう方向を順方向とするダイオード56を備えて構成されている。
上記駆動開始スイッチ22と電磁ソレノイド4c,4dとの間のノードNbには、コンデンサ42の放電により開始される電磁ソレノイド4c,4dの通電を継続すべく、電流回路60が接続されている。この電流回路60は、バッテリの電力をノードNbに出力するダイオード62、ダイオード62とバッテリ間を導通及び遮断するスイッチング素子64、及び、接地からノードNbへ向かう方向を順方向とするダイオード66を備えて構成されている。
上記駆動開始スイッチ20,22や、選択スイッチ24〜30、更には、スイッチング素子14,54,64は、マイクロコンピュータ2により操作される。
上記駆動開始スイッチ20により、ハイサイド端子T1とコンデンサ40とが導通及び遮断され、駆動開始スイッチ22により、ハイサイド端子T2とコンデンサ42とが導通及び遮断される。このため、駆動開始スイッチ20,22のいずれか1つがオンとされることで、ハイサイド端子T1,T2のいずれか及び対応するコンデンサ40,42間が導通された状態で、選択スイッチ24〜30を選択的にオンとすることで、コンデンサ40やコンデンサ42の昇圧電力を用いて、任意の電磁ソレノイド4a〜4dを選択的に通電することはできる。
ただし、本実施形態では、電磁ソレノイド4a〜4dの高電位側の端子とハイサイド端子T1,T2との間に、任意の1つの高電位側の端子をハイサイド端子T1,T2と導通させることを可能とする切替回路を更に備えて、電磁ソレノイド4a〜4dへ電力を供給する電気系統に冗長性を持たせている。
この切替回路は、ハイサイド端子T1の電力を電磁ソレノイド4a,4bのうちのいずれかに選択的に供給する第1リレー70と、ハイサイド端子T2の電力を電磁ソレノイド4c,4dのうちのいずれかに選択的に供給する第2リレー72とを備えて構成される。これら第1リレー70及び第2リレーは、それぞれ制御端子T3,T4を介してマイクロコンピュータ2から出力される制御信号に応じて電力の上記選択的な供給を行なう。なお、第1リレー70及び第2リレー72は共に、接地端子T5に接続されることで接地されている。
これら第1リレー70及び第2リレー72は、共に半導体リレーである。これらの具体的な構成としては、例えば図2に例示されるものとしてもよい。
図示されるように、半導体リレーは、2つの出力端子RT1,RT2を備えている。これら出力端子RT1,RT2には、NチャネルMOS型のトランジスタ81,82のドレインが接続されている。トランジスタ81,82のソースは、電源端子RT3と接続されている。更に、トランジスタ81,82のゲートには、ドライバ回路83,84の出力が印加される。ドライバ回路83は、制御端子RT4から取り込まれる信号を電源端子RT3から取り込まれる電力にて電力変換し、トランジスタ81のゲートに印加する。一方、ドライバ回路84は、制御端子RT4から取り込まれる信号がインバータ85により論理反転されたものを電源端子RT3から取り込まれる電力にて電力変換し、トランジスタ82のゲートに印加する。なお、これらドライバ回路83,84は、接地端子RT5を介して接地される。
こうした構成において、例えば電源端子RT3をハイサイド端子T1と接続し、接地端子RT5を接地端子T5と接続し、出力端子RT1,RT2を電磁ソレノイド4a,4bと接続し、制御端子RT4を制御端子T3と接続するなら、以下のような動作をする。すなわち、制御端子RT4を介して論理「H」の制御信号が取り込まれると、この制御信号は、ドライバ回路83でコンデンサ40から放電される電力や電流回路50の電力に変換された後、トランジスタ81のゲートに印加される。これにより、トランジスタ81がオンとされ、電源端子RT3を介して取り込まれる電力が出力端子RT1から出力される。これにより、電磁ソレノイド4bに電力が供給される。このとき、トランジスタ82のゲートには、論理「L」の信号が印加されるため、トランジスタ82はオフとされる。
これに対し、制御端子RT4を介して論理「L」の制御信号が取り込まれると、この制御信号は、インバータ85によって論理反転され論理「H」の信号となる。この論理反転された信号は、ドライバ回路84でコンデンサ40から放電される電力や電流回路50の電力に変換された後、トランジスタ82のゲートに印加される。これにより、トランジスタ82がオンとされ、電源端子RT3を介して取り込まれる電力が出力端子RT2から出力される。これにより、電磁ソレノイド4bに電力が供給される。このとき、トランジスタ81のゲートには、論理「L」の信号が印加されるため、トランジスタ81はオフとされる。
このように、半導体リレーを用いると、制御端子RT4から取り込まれる信号が論理「H」であるか論理「L」であるかに応じて、出力端子RT1及び出力端子RT2のいずれか一方から選択的に、電源端子RT3から取り込まれる電力が出力される(より正確には、電源端子RT3から所定の電力が取り込まれるタイミングでこの電力が出力される)。
本実施形態では、この半導体リレーからなる第1リレー70及び第2リレー72を備えることで冗長性を有した電気系統により、電磁ソレノイド4a〜4dの通電制御が行われる。このため、電磁ソレノイド4a〜4dのうちの任意の1つに対する通電制御を行うに際し、選択スイッチ24〜30のみならず、第1リレー70や第2リレー72を制御する。すなわち、例えば電磁ソレノイド4a又は電磁ソレノイド4bのいずれかに対する通電制御を行うときには、選択スイッチ24,26のいずれかを選択的にオンとするとともに、第1リレー70により上記いずれかを選択することでこれとハイサイド端子T1とを選択的に導通させる。また、例えば電磁ソレノイド4c又は電磁ソレノイド4dのいずれかに対する通電制御を行うときには、選択スイッチ28,30のいずれかを選択的にオンとするとともに、第2リレー72により上記いずれかを選択することでこれとハイサイド端子T2とを選択的に導通させる。
上記電気系統の冗長性は、これら電気系統の一部に異常が生じたときのフェールセーフ制御として行われるリンプホーム処理時に有効となる。ここで、電気系統の異常の有無の診断は、例えばローサイド端子Ta〜Tdと接地との間の電圧(詳しくは、選択スイッチ24〜30の下流の電圧)をモニタする等して、マイクロコンピュータ2により行なわれる。すなわち、例えば選択スイッチ24がオンとされ、第1リレー70により電磁ソレノイド4aが選択されている状態で、駆動開始スイッチ20がオンとされるタイミングや、電流回路50が作動されるタイミングでノードaの電圧に基づき、異常の有無を診断する。詳しくは、この場合には、ノードaの電圧が電磁ソレノイド4aに電流が流れているときのものと相違するなら、電磁ソレノイド4aに電力を供給する電気系統に異常があるとの判断をする。
ここで、電気系統に異常がない場合とある場合とにおける第1リレー70、第2リレー72の制御態様について、図3(a)及び図3(b)に基づき説明する。
図3(a)に、電気系統に異常がない場合の第1リレー70及び第2リレー72の制御態様を示す。この図では、第1気筒(電磁ソレノイド4aに対応)への燃料噴射としては、「0〜180°CA」の領域で3段のパイロット噴射と1段のメイン噴射が、また、「180〜360°CA」の領域ではポスト噴射が行なわれている。このため、「0〜360°CA」の領域では、第1リレー70は、電磁ソレノイド4aを選択するように制御されている。また、第4気筒(電磁ソレノイド4bに対応)への燃料噴射としては、「360〜540°CA」の領域で3段のパイロット噴射と1段のメイン噴射が、また、「540〜720°CA」の領域ではポスト噴射が行なわれている。このため、「360〜720°CA」の領域では、第1リレー70は、電磁ソレノイド4bを選択するように制御されている。
一方、図3(b)に、電磁ソレノイド4bに電力を供給する電気系統に異常がある場合の第1リレー70及び第2リレー72の制御態様を示す。この場合、「360〜720°CA」の領域においても、第1リレー70は電磁ソレノイド4bを選択しない。換言すれば、電磁ソレノイド4aとハイサイド端子T1とを導通させている。これにより、電磁ソレノイド4bの高電位側の端子が接地とショートした場合等においても、同高電位側の端子を介して電力が接地へと流れて無駄に消費されることを回避することができる。こうした高電位側の端子と接地とのショートには、電磁ソレノイド4bの低電位側の端子と接地との間に設けられた選択スイッチ26をオフとすることでは適切に対処することができないために、電磁ソレノイド4bの高電位側の端子とハイサイド端子T1との間の導通及び遮断の切替を行なう構成は特に有効である。
これに対して、先の図6に示した駆動装置では、電磁ソレノイド104dの高電位側の端子がショートしたとしても、駆動開始スイッチ122をオフとすることで、電磁ソレノイド104cまでも使用できなくなる。更に、先の図6に示した駆動装置では、電磁ソレノイド104c側に異常があるのか電磁ソレノイド104d側に異常があるのかを特定する異常診断を行なうこともできない(ここでは、ECU101内の電圧等のモニタにより異常の有無を診断することを想定している)。これに対し、本実施形態では、電磁ソレノイド4a〜4dの高電位側の端子に第1リレー70及び第2リレー72を設けることで、これら第1リレー70及び第2リレー72の下流から選択スイッチ24〜30の上流までの間の異常については、電磁ソレノイド4a〜4dのいずれの通電制御を行う電気系統の異常かを特定することができる。
更に、本実施形態では、第1リレー70及び第2リレー72をECU1に対して外付けした。これにより、先の図6に示したECU101に対して制御端子T3,T4を追加するのみでECU1を構成することができるため、ECU1の筐体は、ECU101の筐体とその寸法を略同一とすることができる。このため、電磁ソレノイド4a〜4bの高電位側の端子をコンデンサ40,42と選択的に導通させる第1リレー70及び第2リレー72を設ける場合と設けない場合とでECUの筐体を共有化させる場合に、その筐体の寸法を極力小さくすることができる。すなわち、ECU1(筐体を含む)として予め先の図1に示したものを製造し、例えば大型商用車等、リンプホーム時に内燃機関の出力トルクを極力確保したいとの要求がある場合に、第1リレー70及び第2リレー72を設け、それ以外の場合には第1リレー70及び第2リレー72を設けないという使用法が可能となる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)電磁ソレノイド4a〜4dの高電位側の端子とコンデンサ40,42との間に、コンデンサ40,42と任意の1つの電磁ソレノイド4a〜4dとを選択的に導通させることが可能な第1リレー70及び第2リレー72を備えた。これにより、電磁ソレノイド4a〜4dのうちの特定のものに電力を供給する電気系統に異常が生じたとき、これ以外のすべてのソレノイドを継続して駆動することができる。このため、リンプホーム時においても、内燃機関の出力トルクを極力大きくすること等ができる。
(2)第1リレー70及び第2リレー72を、ECU1に対して外付けした。これにより、ECU1の筐体の寸法の大型化を招くことなく、第1リレー70及び第2リレー72を用いるものと用いないものとで筐体を共有化することができる。このため、筐体の寸法の大型化を招かずに、筐体及びその内部の回路からなる部材の汎用性を向上させることができる。更に、第1リレー70及び第2リレー72を外付けすることで、ECU1の筐体内の発熱量を低減することもできる。
(3)第1リレー70及び第2リレー72を半導体リレーにて構成した。これにより、コンデンサ40,42との導通及び遮断の応答性を良好なものとすることができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図4に、本実施形態にかかる駆動装置の構成を示す。この図4では、先の図1に示した部材と同様の機能を有する部材については、便宜上同一の符号を付している。
この駆動装置は、電磁ソレノイド4a〜4dの高電位側の端子に電力を供給するハイサイド端子T1を1つのみ備えている。更に、昇圧回路10の電力を蓄える蓄電手段も、コンデンサ40の1つのみであり、コンデンサ40の放電によって開始される電磁ソレノイド4a〜4dの通電を継続するための回路も電流回路50の1つのみである。そして、ハイサイド端子T1と電磁ソレノイド4a〜4dの任意の1つとを選択的に導通させるべく、第1リレー90、第2リレー92、及び第3リレー94の3つの半導体リレーを備えている。
ここで、第1リレー90は、第2リレー92と第3リレー94とのいずれか一方をハイサイド端子T1と導通させるように切り替えを行なう回路である。また、第2リレー92は、電磁ソレノイド4a,4bのいずれか一方を第1リレー90と導通させるように切り替えるものである。更に、第3リレー94は、電磁ソレノイド4c,4dのいずれか一方を第1リレー90と導通させるように切り替えるものである。上記第1リレー90の制御端子は、制御端子T4を介してマイクロコンピュータ2と接続されており、第2リレー92の接続端子は、制御端子T6を介してマイクロコンピュータ2と接続されており、第3リレー94の制御端子は、制御端子T7を介してマイクロコンピュータ2と接続されている。このため、マイクロコンピュータ2では、第1リレー90〜第3リレー94を制御して、ハイサイド端子T1と電磁ソレノイド4a〜4dのいずれか1つとを導通させることができる。
本実施形態においても、第1リレー90〜第3リレー94は、ECU1に対して外付けされている。このため、図5に示すように第1リレー90〜第3リレー94を用いない場合と、本実施形態のように第1リレー90〜第3リレー94を用いる場合とでECU1を共有化した場合であっても、その筐体の寸法が大きくなることを好適に抑制することができる。
ちなみに、この構成において先の図3(a)に例示した燃料噴射を行なう場合には、例えば第1気筒のポスト噴射のタイミングと第3気筒のパイロット噴射のタイミングとが重ならないように設定することが望ましい。
以上説明した本実施形態によっても、先の第1の実施形態の上記(1)〜(3)の効果と同様の効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・電磁ソレノイド4a〜4dへ電力を供給するために用いられる電気系統の異常の有無の診断手法としては、先の第1の実施形態で例示したものに限らない。例えば図1において、ハイサイド端子T1,T2と駆動開始スイッチ20,22との間の電流や電圧をモニタすることで診断を行なってもよい。
・燃料噴射弁の駆動装置は、ECUと一体的に形成される構成に限らず、専用のドライバ回路(EDU)として形成し、マイクロコンピュータを備えて構成されるECUからの指令信号に基づき操作されるものとしてもよい。この場合であっても、EDUの筐体に対して、半導体リレーを外付けするなら、先の第1の実施形態の上記(2)の効果を得ることができる。
・選択スイッチ24〜30を備えていなくても、例えば図1において電磁ソレノイド4a〜4dの高電位側の端子と第1リレー70や第2リレー72との間の電気系統にショートが生じた場合に、ショートが生じた電気系統以外の電気系統を用いてリンプホームを行なうことはできる。
・例えば図4において、第2リレー92及び第3リレーを用いず、第1リレー90によってハイサイド端子T1を、電磁ソレノイド4a,4b及び電磁ソレノイド4c,4dのいずれか一方と導通させるように選択する構成とする場合であっても、先の図5に示す駆動装置と比較してリンプホームを適切に行なうことができる。すなわち、先の図5に示す例では、電磁ソレノイド4a〜4dの高電位側が接地とショートした場合には、リンプホーム処理を行なうことができない。これに対し、第1リレー90を備えるだけでも、例えば電磁ソレノイド4cの高電位側の端子が接地とショートした場合には、電磁ソレノイド4a,4bを用いてリンプホーム処理を行なうことができる。
・半導体リレーをECUの筐体内やEDUの筐体内に備える構成としても、先の第1の実施形態の上記(1)及び(3)の効果を得ることはできる。
・燃料噴射弁の備える電子制御式アクチュエータとしては、電磁ソレノイドを備えるものに限らず、ピエゾ素子を備えるものであってもよい。
・燃料噴射弁の数は、4つに限らない。また多気筒内燃機関に限らず、単一の気筒に複数の燃料噴射弁を備えるものであってもよい。
・燃料噴射弁の備える電子制御式アクチュエータに電気エネルギを供給する給電手段としては、コンデンサ40,42や電流回路50,60を備えて構成されるものに限らない。例えばコンデンサ40,42のみを備える構成であってもよい。また、給電手段と導通させる電子制御式アクチュエータの高電位側の端子を選択的に切り替える高電位側切替回路としては、半導体リレーにて構成されるものに限らない。ただし、高頻度の切り替えに対する耐久性を有するものであることが望ましい。
本発明にかかる燃料噴射弁の駆動装置の第1の実施形態の構成を示す回路図。 同実施形態の半導体リレーの構成を示す図。 同実施形態における半導体リレーの切り替え態様を示すタイムチャート。 第2の実施形態の構成を示す回路図。 第2の実施形態において半導体リレーを用いない場合の回路図。 従来の燃料噴射弁の駆動装置の回路構成を示す回路図。
符号の説明
1…電子制御装置(ECU)、4a〜4d…電磁ソレノイド、40,42…コンデンサ(給電手段の一実施形態)、50,60…電流回路(給電手段の一実施形態)、70…第1リレー(高電位側切替回路の一実施形態)、72…第2リレー(高電位側切替回路の一実施形態)。

Claims (5)

  1. 内燃機関において燃料の噴射供給を行なう複数の燃料噴射弁のそれぞれが備える電子制御式アクチュエータのうち、駆動要求のなされる燃料噴射弁のアクチュエータに給電手段の電気エネルギを選択的に供給することで該燃料噴射弁を駆動する燃料噴射弁の駆動装置において、
    前記複数のアクチュエータの高電位側の端子と前記給電手段との間に、該給電手段と導通させる1の高電位側の端子を選択的に切り替え可能な高電位側切替回路を備え、
    前記複数のアクチュエータの低電位側の端子と接地との間に、前記接地と導通させる1の低電位側の端子を選択的に切り替え可能な低電位側切替回路を備えることを特徴とする燃料噴射弁の駆動装置。
  2. 前記高電位側切替回路は、前記低電位側切替回路と前記給電手段との収納される筐体に対して外付けされてなることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁の駆動装置。
  3. 前記駆動要求に応じて前記高電位側切替回路を制御する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の燃料噴射弁の駆動装置。
  4. 前記複数の燃料噴射弁のそれぞれについて、前記給電手段から前記アクチュエータへ電気エネルギを供給する際の電気系統の異常の有無を診断する診断手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記診断手段により異常があると判断される電気系統に対応する前記アクチュエータと前記給電手段との導通を禁止するように前記高電位側切替回路を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の燃料噴射弁の駆動装置。
  5. 前記高電位側切替回路は、半導体リレーにて構成されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の燃料噴射弁の駆動装置。
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