JP4384632B2 - 充電置き台及び充電システム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機等の被充電機器に対して充電を行なう充電置き台、及びこのような充電置き台と被充電機器とにより構成される充電システムに関するものである。
従来において、筐体上の載置板上に携帯電話機等の被充電機器を載せると、筐体内部に格納されていた充電端子が、被充電機器側の受電端子に向かって突出し接触することにより、この充電端子と被充電機器側の受電端子が回路接続して、被充電機器側に充電電流を供給するようになっている充電置き台があった(例えば、特許文献1及び2参照)。
図9は、前記特許文献1に係る充電置き台2を説明するために参照する図である。この充電置き台2は、載置板6上に被充電機器8が載置されることにより、載置板6上に突出する第1レバー22の端部22bが、押し下げられて回動すると、連結棒24及び第2レバー26が連動して、ねじりコイルばね28におけるアーム28aの頂点28bが、載置板6の開口部6cを通過して外側に突出し、被充電機器8の下面の受電端子30に接触して回路接続するようになっている。これにより、ねじりコイルばね28のアーム28aは、充電端子として被充電機器8に給電するようになっている。
また、図10は、前記特許文献2に係る充電置き台32を説明するために参照する図である。この充電置き台32は、その載置板36上に被充電機器38が載置されると、載置板36上に突出する、プッシュボタン52の突起52aが押し下げられて、ねじりコイルばね58におけるアーム58bの回動動作を止めていた、水平移動部材54のピン54bが連動してガイド部42側に移動するため、アーム58bの頂点58cが、ガイド部40の開口部40aを通過して外側に突出し、被充電機器8の側面の受電端子60に接触して回路接続するようになっている。これにより、ねじりコイルばね58のアーム58bは、充電端子として被充電機器38に給電するようになっている。
前記特許文献1及び2に係る充電置き台2,32では、充電端子として機能するねじりコイルばね28,58のアーム28a,58bが、被充電機器8,38に対して充電を行なわないときには筐体4,34内に格納されるようになっているため、コイルばね28,58のアーム28a,58bが、被充電機器8,38以外の物に接触して破損するのを防止するようになっていると共に、被充電機器8,38以外の物に接触して通電してしまうことを防止するようになっている。
特開2005−117703号公報 特開2005−295643号公報
しかしながら、前記特許文献1に係る充電置き台2では、被充電機器8に対する充電時に、充電端子であるねじりコイルばね28のアーム28aと、被充電機器8の受電端子30との間の接触が確実に行なわれるようにするために、被充電機器8が載置板6上から浮き上がらないようにする2つの爪14,16以外にも、充電端子であるアーム28aを載置板6上に適切に突出させる機構、すなわち第1レバー22、連結棒24及び第2レバー26等を、2つの爪14,16とは全く別個に備える必要があった。
また、前記特許文献1に係る充電置き台2では、その筐体4の載置板6が、筐体4内の第1レバー22の端部22bを、この載置板6上に突出させるようにする構造を備えていなければならなかった。
このため、前記特許文献1に係る充電置き台2は、全体の部品点数が増えてしまうと共に、全体構造が複雑化してしまうという問題があった。
また、前記特許文献2に係る充電置き台32にあっても、前記特許文献1に係る充電置き台2と同様に、被充電機器38に対する充電時に、充電端子であるねじりコイルばね58のアーム58bと、被充電機器38の受電端子60との間の接触が確実に行なわれるようにするために、被充電機器38が載置板36上から浮き上がらないようにする2つの爪44,46以外にも、充電端子であるアーム58bをガイド部40の開口部40aから適切に突出させる機構、すなわちプッシュボタン52及び水平移動部材54等を、2つの爪44,46とは全く別個に備える必要があった。
また、前記特許文献2に係る充電置き台32では、その筐体34の載置板36が、筐体34内のプッシュボタン52の突起52aを、この載置板36上に突出させるようにする構造を備えていなければならなかった。
このため、前記特許文献2に係る充電置き台32は、前記特許文献1に係る充電置き台2と同様に、全体の部品点数が増えてしまうと共に、全体構造が複雑化してしまうという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、被充電機器に対して充電を行なわないときには充電端子が筐体内に格納されるようにすることができると共に、部品点数を少なくし、簡単な構造にすることができる充電置き台、及びこのような充電置き台と被充電機器とにより構成される充電システムを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、
載置部を有する筐体と、前記筐体内部の前記載置部下に格納されて充電電流を供給する充電端子および当該充電端子が設けられる基板と、を備え、前記載置部に被充電機器を載置して前記充電端子により充電を行なう充電置き台であって、
前記基板は、前記載置部にて可動状態に突出する可動部を有すると共に、前記筐体内部にて第1の位置から第2の位置に移動する方向に付勢されており、
前記充電端子は、基板に固定されると共に、前記被充電機器の受電端子に当接する当接部が前記載置部に突出する方向に付勢され、
前記筐体は、前記基板を前記第1の位置と第2の位置とに摺動可能に当該基板を保持する保持部と、前記基板が前記第2の位置にあるときに前記充電端子に当接して充電端子の付勢を規制する規制部と、前記規制部に隣接して設けられる開口部と、を有し、
前記可動部は、前記筐体に被充電機器が取付けられると被充電機器に係合し、前記基板を前記第1の位置に移動させ、当該移動に連動して前記充電端子が移動されて当該充電端子の付勢が前記規制部による規制から開放されて前記開口部より突出することを特徴とするものである。
また、本発明による充電置き台における前記可動部は、前記基板が外部電源から電力供給を受けるコネクターが一体に形成されていると共に、前記基板の端部に取付けられることを特徴とするものである。
また、本発明による充電置き台における前記充電端子は、前記基板の移動方向に対して直交する方向における前記可動部の幅よりも広い間隔で複数設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明による充電置き台における前記開口部と前記規制部は、前記基板の摺動方向と一致する並びで配されていることを特徴とするものである。
また、本発明による充電置き台における前記規制部は、前記開口部から遠ざかるにしたがって前記載置部からの高さが高くなる斜面にて構成されていることを特徴とするものである。
また、本発明による充電置き台における前記充電端子は、弾性を有する線状導体で構成され、当該線状導体を折り曲げることにより前記当接部が形成されることを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために本発明は、
上記いずれかの充電置き台と、前記被充電機器とにより構成される充電システムであって、
前記充電置き台は、前記可動部の前記載置部側に設けられる第1の係合部と、前記載置部を挟み前記可動部と反対側に設けられる第2の係合部とを有し、
前記被充電機器は、前記第1の係合部に係合する第1の被係合部と、前記第2の係合部に係合する第2の被係合部と、前記載置部に取付けられた際に突出する前記充電端子に対向する位置に設けられる受電端子とを有し、
前記被充電機器が前記載置部に載置される際、前記第1の係合部と第2の係合部とにより、前記第1の被係合部と第2の被係合部とが挟持されてロックされることを特徴とするものである。
このような本発明の充電置き台及び充電システムによれば、充電置き台は、被充電機器に対して充電を行なわないときには充電端子が筐体内に格納されるようにすることができると共に、部品点数を少なくし、簡単な構造にすることができる。
以下、本発明に係る充電置き台及び充電システムの実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1ないし図8は、本発明の一実施の形態に係る充電置き台62について説明するために参照する図である。
充電置き台62は、図1に示すように、平面形状が略矩形状の筐体64を備えている。この筐体64は、その厚さ方向に互いに接合する上側ケース66と下側ケース68とを備えて構成されており、上側ケース66と下側ケース68との間には、内部空間が形成されている。
上側ケース66は、水平に配置される平板状の載置部70を有しており、この載置部70の縁部全周に、下側ケース68側に高さを有して、その高さ先端面が下側ケース68に接合する側壁71が設けられている。
上側ケース66の載置部70上には、後述する携帯電話機110が載置される。載置部70上には、その長さ方向における一方の端部側の両隅部のそれぞれに、この両隅部のそれぞれに対応する後述の携帯電話機110の隅部が長さ方向及び幅方向に突当てられることにより、この後述の携帯電話機110の水平方向の大体の位置決めを行なうガイド部72が、高さを有するよう立設されている。
また、上側ケース66の載置部70上には、その長さ方向におけるガイド部72とは反対側の端部であって幅方向の中央の位置に、ガイド部74が高さを有するよう立設されている。このガイド部74は、その高さ中間位置に、ガイド部72側に突設される爪76を有している。爪76は、載置部70上に載置される後述の携帯電話機110の凹部118に係合するようになっている。
また、上側ケース66の載置部70には、その長さ方向におけるガイド部72側の端部であって幅方向の中央の位置に、開口形状が矩形状の第1開口部78が上方に開口するよう形成されている。この第1開口部78は、載置部70の長さ方向及び幅方向のそれぞれと平行方向に長さと幅を有している。
また、上側ケース66の側壁71であって、ガイド部72側において上側ケース66の幅方向に伸びる長さ部分の中央の位置には、上側ケース66の幅方向の一定長さ範囲で、この側壁71の下側ケース68から載置部70側に一定深さを有する切欠き部79が形成されている。
また、上側ケース66の載置部70には、その長さ方向における略中間の位置に、2つの第2開口部80が載置部70の幅方向に離れて並んで形成されている。第2開口部80のそれぞれは、その開口形状が細長い矩形状であって、載置部70の長さ方向に長さを有している。
また、上側ケース66における載置部70の裏面側には、図2,3に示すように、下側ケース68側(図2中、紙面の奥側方向)に高さを有する、2つのカム部82(規制部に相当)が形成されている。この2つのカム部82のそれぞれは、上側ケース66の幅方向に離れて並ぶ2つの第2開口部80のそれぞれに対応して、この第2開口部80のガイド部74側に隣接して形成されている。
カム部82には、図3に示すように、斜面82aが形成されている。この斜面82aは、第2開口部80から上側ケース66の長さ方向に遠ざかっていくにしたがって、載置部70の裏面からの下方への高さが高くなるよう形成されている。
次に、図4は、充電置き台62の平面図であって、筐体64の内部の構成を説明するために、この筐体64の上側ケース66を図示しないようにした図である。同図に示すように、充電置き台62は、筐体64の内部に、1枚の回路基板84、1つの引張ばね86、2つのねじりコイルばね88(充電端子に相当)、及び1つの可動部90を備えている。
回路基板84は、その平面形状が、筐体64の長さ方向及び幅方向のそれぞれと平行方向に長さと幅を有する略矩形状に形成されており、一定の厚さを有している。回路基板84は、その長さ方向に摺動可能となるように、幅方向の両端部が、下側ケース68の保持部100に保持されている。
下側ケース68の保持部100は、第1レール100aと第2レール100bとで構成されている。第1レール100a及び第2レール100bのそれぞれは、下側ケース68の底板部68a上に立設され、筐体64の長さ方向に長さを有して互いに平行に配置されている。
この保持部100の第1レール100aは、図5に示すように、その長さ方向に直角の断面形状が、アルファベットのF字状に形成されている。この断面形状のF字における上段と中段の2つの横棒のそれぞれは、互いに平行に第2レール100b側に伸びており、この上段と中段の2つの横棒の間の間隔の寸法は、回路基板84の厚さ寸法よりも若干大きい寸法になっている。
また、第2レール100bは、その長さ方向に直角の断面形状が、第1レール100aの断面形状と対称に形成されている。回路基板84は、その幅方向の両端部のそれぞれが、保持部100における第1レール100aと第2レール100bのそれぞれにおける断面の2本の横棒の間に入り込むことにより、この保持部100に保持されて、長さ方向に摺動可能になっている。
また、下側ケース68の底板部68a上であって、保持部100の第1レール100aと第2レール100bとの間には、リブ102が立設されており、回路基板84におけるその幅方向の中間位置を下側から支持している。
なお、保持部100の第1レール100a及び第2レール100bのそれぞれにおける、その長さ方向に直角の断面形状の上段部分は、上側ケース66に構成されていてもよい。
次に、図3及び図4に示す引張ばね86は、一端側のフック86aが、回路基板84におけるその長さ方向のガイド部74側の端部であって幅方向の中央の位置に引掛けられており、引張ばね86の他端側のフック86bが、下側ケース68の底板部68a上に立設されたポスト92に引掛けられている。これにより、回路基板84は引張ばね86により、ガイド部72からガイド部74を向く方向(図4中、右方向)に常時付勢されている。
また、2つのねじりコイルばね88は、図4に示すように、回路基板84におけるその長さ方向のガイド部74側の端部において、引張ばね86のフック86aを間に挟んで、回路基板84の幅方向に互いに離れて配置されている。2つのねじりコイルばね88のそれぞれは、その2本のアーム88a,88bのうちの一方のアーム88aが回路基板84上に半田付け等により固定されている。また、ねじりコイルばね88のそれぞれは、アーム88aが回路基板84に固定されていることにより、この回路基板84上の不図示の給電回路と回路接続されている。
また、アーム88bには、図3に示すように、その長さ中間位置に、三角波形状であってその頂点が載置部70側を向く当接部88cが形成されている。この当接部88cは、図示しないが当初において長さ全部が真直ぐであった、アーム88bの長さ中間部を折り曲げることにより形成することができる。
ねじりコイルばね88は、自身のばね作用によりアーム88bが載置部70側に常時付勢されており、アーム88bはカム部82側に伸びて、その先端がカム部82の斜面82a上に押し付けられている。
また、可動部90は、図4に示すように、1つの基部92と、2つの鉤部94を備えている。基部92は、略直方体形状を有しており、筐体64の長さ方向、幅方向及び高さ方向のそれぞれと平行方向に、長さと幅と高さを有している。
基部92は、その幅方向の長さ寸法(図4中、寸法W1)が、互いに離れて配置された2つのねじりコイルばね88の間隔の寸法(図4中、寸法W2)よりも短く設定されている。
また、基部92の内部には、図示しない家庭用電源コンセント等の外部電源に接続される配線コードのコネクター96と着脱自在に接続する、コネクターが一体的に設けられている(図1参照)。基部92は、図3に示すように、その長さ方向の一方の端面において、配線コードのコネクター96と接続するようになっており、この基部92のコネクター96側の端面は、上側ケース66の切欠き部79から外部に露出している。
また、基部92は、コネクター96と接続する側の端面とは反対の端部側の一定長さ範囲が、回路基板84におけるガイド部72側の端部の上面上に載置され固定されている。上記外部電源に接続される配線コードのコネクター96は、基部92を介して、回路基板84上の不図示の給電回路に回路接続されている。
また、可動部90の2つの鉤部94のそれぞれは、図4に示すように、基部92におけるその幅方向の両端部であって長さ方向の中間位置に、図3に示すように、上方に高さを有して立設されている。この鉤部94の先端部には、ガイド部74側に突出する爪94aが形成されている。可動部90の鉤部94は、高さを有していることにより、上側ケース66における載置部70の第1開口部78を通って、この載置部70上に突出している(図1参照)。
次に、図6ないし図8に基づいて、充電置き台62の動作について説明する。充電置き台62の筐体64の載置部70上には、この充電置き台62に対応する携帯電話機110(被充電機器に相当)が載置される。図6ないし図8において、携帯電話機110は、仮想線(二点鎖線)で表わすようにする。
携帯電話機110は、図6に示すように、2つの筐体112,114を有しており、この2つの筐体112,114の互いの長さ方向の一方の端部同士が、ヒンジ116を介して折畳み自在に連結されている。携帯電話機110には、充電置き台62に載置する際に下側になる筐体114の長さ方向のヒンジ116側の端面に、凹部118が形成されており、反対側の端面に凹部120が形成されている。
なお、凹部118,120に爪76,94aが係合された状態でも、2つの筐体112,114が開閉可能になるよう、ガイド部74の高さは、筐体開状態にて筐体112に当たらない程度に構成されている。
また、携帯電話機110の筐体114には、受電端子122が設けられている。この受電端子122は、充電置き台62の載置部70に対向する、筐体114の下面側に露出して設けられており、充電置き台62の載置部70の2つの第2開口部80に対応する2つの位置に配置されている。
充電置き台62は、携帯電話機110が載置されていない当初の状態において、回路基板84が引張ばね86に付勢されていることにより、この回路基板84に固定されている可動部90の鉤部94が、載置部70の第1開口部78における、ガイド部74側の縁部に突き当てられ、回路基板84の移動が規制されている。このときの回路基板84の位置を、後述する第1の位置に対応させて、第2の位置ということとする。
回路基板84が第2の位置にある状態において、ねじりコイルばね88のアーム88bの先端部は、カム部82の斜面82a上であって、載置部70の裏面からの下方への高さ方向におけるカム部82の先端部寄りの位置に当接しているため、アーム88bに加わるこのコイルばね88自身の付勢力は、アーム88bの当接部88cが載置部70の第2開口部80から外部(図中上方)に突出しないよう、規制されている。
次に、携帯電話機110を若干傾斜させながら、その筐体114の凹部120を、充電置き台62における鉤部94の爪94aに係合させた後、携帯電話機110を、図7に示すように、充電置き台62のガイド部74側からガイド部72側に、鉤部94が第1開口部78におけるガイド部74とは反対側の縁部に突き当たるまで移動させる。このとき、充電置き台62の可動部90及び回路基板84は、同じ方向に同じ長さ分だけ一緒に移動する。ここで、このような回路基板84の移動後の位置を、第1の位置ということとする。
このように回路基板84が第1の位置に移動するまでの間に、ねじりコイルばね88のアーム88bの先端部は、このコイルばね88自身の付勢力を受けながらカム部82の斜面82a上を滑動して、載置部70の裏面からの下方への高さが低い裾側に移動する。これにより、アーム88bの当接部88cは、載置部70の第2開口部80から外部(図中上方)に突出する。
そして、携帯電話機110が、鉤部94を回路基板84の付勢方向と反対向きにわずかに力を加えて移動させ、その筐体114の凹部120側の端部を支点として時計回り方向に回動させられ、水平の状態となって充電置き台62の載置部70上に載置されると、図8に示すように、充電置き台62のガイド部74の爪76は、携帯電話機110の筐体114の凹部118に係合し、充電置き台62のコイルばね88の当接部88cは、携帯電話機110の受電端子122に当接して、充電電流を供給するようになる。また、爪94aは、回路基板84の付勢により、凹部120をガイド部74の方向へ押圧し、携帯電話機110は爪94aと爪76とによって挟持されてロックされる。
したがって、充電置き台62において、可動部90の鉤部94は、充電置き台62に携帯電話機110が取付けられると、この携帯電話機110に係合し、回路基板84を第1の位置に移動させ、当該移動に連動してねじりコイルばね88の当接部88cが移動されて、このコイルばね88自身から加わる付勢が、カム部82による規制から開放されて、第2開口部80より突出することにより、携帯電話機110の受電端子122に当接して、充電電流を供給するようになっている。
また、携帯電話機110を充電置き台62から取外せば、充電置き台62は、引張ばね86の作用により当初の図6に示すような状態に戻るため、ねじりコイルばね88の当接部88cは、筐体64内に格納されるようになる。
このような本実施の形態に係る充電置き台62及び充電システムによれば、携帯電話機110に対して充電を行なわないときには、充電端子であるねじりコイルばね88の当接部88cが、筐体64内に格納されるようにすることができると共に、部品点数を少なくし、簡単な構造にすることができる。
特に充電置き台62の載置部70上に、携帯電話機110の非載置時に突出する部品を設ける必要もないため、デザイン上も有利である。さらに、このような非載置時に突出して載置時に埋没するような上下摺動を要する必要もなくなるため、充電置き台62の厚さを抑えることもできる。
また、ねじりコイルばね88の当接部88cは、単にねじりコイルばね88のコイルを中心として回動動作をするだけでなく、携帯電話機110と連動して摺動する回路基板84と一緒に水平移動することにより、携帯電話機110の受電端子122に確実に当接するため、充電不良を防止することができる。
また、可動部90の基部92とコネクター96とは脱着可能に構成されている。すなわち、無理な力が使用者によってかけられる事も想定すると、基部92は回路基板84に対して強固に固定されていなければならない。そして、携帯電話機110を充電置き台62に取り付ける際には、可動部90の鉤部94が回路基板84の付勢方向と反対方向に押圧されるため、可動部90の鉤部94は回路基板84に対して強固に固定されていなければならない。しかしながら、本発明によれば、可動部90の基部92と鉤部94とを一体的に形成しているため、回路基板84に対して強固な取付けを別個に行なう必要が無い。特に強固な取付けとしてネジ等による締付けを行なう場合には、ネジの本数を少なくすることができる。
なお、本実施の形態に係る充電置き台62では、筐体64の載置部70上にガイド部72を設けていたが、このガイド部72を設けないようにしてもよい。
また、本実施の形態に係る充電置き台62では、可動部90の基部92がコネクターと一体的に形成されていたが、この基部92とコネクターとは、互いに別個に設けられていてもよい。
また、本実施の形態に係る充電置き台62では、ねじりコイルばね88及び可動部90のそれぞれは、図3に示すように、回路基板84におけるガイド部74側の端部、及びガイド部72側の端部に配置されていたが、ねじりコイルばね88及び可動部90のそれぞれが配置される位置は、このような位置に限定されない。
例えば、ねじりコイルばね88及び可動部90のそれぞれは、回路基板84の長さ方向に互いに近接して配置されるようになっていてもよい。このような場合でも、図4に示すように、回路基板84の幅方向に離れて並ぶ2つのねじりコイルばね88同士の間隔(図4中、寸法W2)は、可動部90の幅寸法(図4中、寸法W1)よりも広いので、ねじりコイルばね88及び可動部90のそれぞれに対応する、図2の第2開口部80及び第1開口部78が、筐体64の長さ方向に互いに近付いて配置されても、互いの開口形状が繋がってしまうことがないため、強度や安全性が低下することを防止することができる。
また、本実施の形態に係る充電置き台62では、充電端子として、弾性を有する線状導体で構成され、当該線状導体を折り曲げることにより当接部88cが形成される、ねじりコイルばね88を用いたが、このようなねじりコイルばね88と同じような動作を行なう他の部材を用いるようにしてもよい。例えば、薄い帯状の金属板が「く」字型に折り曲げられて、折り曲げた角度が広がるように作用するばね材を用いるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、携帯電話機110が載置される充電置き台62に、本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、携帯電話機110以外の携帯電話機、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置やポータブルゲーム機のような、他の被充電機器を載置する充電置き台についても適用することができることはいうまでもない。
本発明の一実施の形態に係る充電置き台62を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る充電置き台62を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る充電置き台62の内部構造を示す図であって、図2中のA−A線矢視図である。 本発明の一実施の形態に係る充電置き台62の内部構造を示す図であって、図2に示す筐体64の上側ケース66を取除いた状態を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る充電置き台62の内部構造を示す図であって、図3中のB−B線矢視図である。 図2に示す充電置き台62のA−A線矢視図であって、この充電置き台62の鉤部94に携帯電話機110を係合させた状態を示す図である。 図2に示す充電置き台62のA−A線矢視図であって、この充電置き台62の鉤部94に携帯電話機110を係合させ、鉤部94をガイド部72側に移動させた状態を示す図である。 図2に示す充電置き台62のA−A線矢視図であって、この充電置き台62上に携帯電話機110を載置した状態を示す図である。 従来の充電置き台2を示す側面断面図である。 従来の充電置き台32を示す側面断面図である。
符号の説明
2 充電置き台
6 載置板
6c 開口部
8 被充電機器
14,16 爪
22 第1レバー
22b 端部
24 連結棒
26 第2レバー
28 ねじりコイルばね
28a アーム
28b 頂点
30 受電端子
32 充電置き台
36 載置台
38 被充電機器
40 ガイド部
40a 開口部
42 ガイド部
44,46 爪
52 プッシュボタン
52a 突起
54 水平移動部材
58 ねじりコイルばね
58b アーム
58c 頂点
60 受電端子
62 充電置き台
64 筐体
66 上側ケース
68 下側ケース
68a 底板部
70 載置部
71 側壁
72,74 ガイド部
76 爪
78 第1開口部
79 切欠き部
80 第2開口部
82 カム部
82a 斜面
84 回路基板
86 引張ばね
86a,86b フック
88 ねじりコイルばね
88a,88b アーム
88c 当接部
90 可動部
92 基部
94 鉤部
94a 爪
96 コネクター
100 保持部
100a 第1レール
100b 第2レール
102 リブ
110 携帯電話機
112,114 筐体
116 ヒンジ
118,120 凹部
122 受電端子

Claims (7)

  1. 載置部を有する筐体と、前記筐体内部の前記載置部下に格納されて充電電流を供給する充電端子および当該充電端子が設けられる基板と、を備え、前記載置部に被充電機器を載置して前記充電端子により充電を行なう充電置き台であって、
    前記基板は、前記載置部にて可動状態に突出する可動部を有すると共に、前記筐体内部にて第1の位置から第2の位置に移動する方向に付勢されており、
    前記充電端子は、基板に固定されると共に、前記被充電機器の受電端子に当接する当接部が前記載置部に突出する方向に付勢され、
    前記筐体は、前記基板を前記第1の位置と第2の位置とに摺動可能に当該基板を保持する保持部と、前記基板が前記第2の位置にあるときに前記充電端子に当接して充電端子の付勢を規制する規制部と、前記規制部に隣接して設けられる開口部と、を有し、
    前記可動部は、前記筐体に被充電機器が取付けられると被充電機器に係合し、前記基板を前記第1の位置に移動させ、当該移動に連動して前記充電端子が移動されて当該充電端子の付勢が前記規制部による規制から開放されて前記開口部より突出することを特徴とする充電置き台。
  2. 前記可動部は、前記基板が外部電源から電力供給を受けるコネクターが一体に形成されていると共に、前記基板の端部に取付けられることを特徴とする請求項1に記載の充電置き台。
  3. 前記充電端子は、前記基板の移動方向に対して直交する方向における前記可動部の幅よりも広い間隔で複数設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の充電置き台。
  4. 前記開口部と前記規制部は、前記基板の摺動方向と一致する並びで配されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の充電置き台。
  5. 前記規制部は、前記開口部から遠ざかるにしたがって前記載置部からの高さが高くなる斜面にて構成されていることを特徴とする請求項4に記載の充電置き台。
  6. 前記充電端子は、弾性を有する線状導体で構成され、当該線状導体を折り曲げることにより前記当接部が形成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一に記載の充電置き台。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の充電置き台と、前記被充電機器とにより構成される充電システムであって、
    前記充電置き台は、前記可動部の前記載置部側に設けられる第1の係合部と、前記載置部を挟み前記可動部と反対側に設けられる第2の係合部とを有し、
    前記被充電機器は、前記第1の係合部に係合する第1の被係合部と、前記第2の係合部に係合する第2の被係合部と、前記載置部に取付けられた際に突出する前記充電端子に対向する位置に設けられる受電端子とを有し、
    前記被充電機器が前記載置部に載置される際、前記第1の係合部と第2の係合部とにより、前記第1の被係合部と第2の被係合部とが挟持されてロックされる
    ことを特徴とする充電システム。
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