JP4383868B2 - エアバッグのz高制御タブ - Google Patents

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Description

本発明は、エアバッグモジュールハウジングに関する。より詳細には、本発明は、エアバッグモジュールハウジングの2つの部材間のZ方向の高さ(本文以下、Z高)の維持に関する。
近年の自動車において、エアバッグはシートベルトと同様に重要な自動車の安全機能となった。政府の規格や消費者の要求により、自動車全体におけるエアバッグの使用が劇的に増大した。エアバッグの展開は、センサが自動車の異常な減速を検知し、即時にエアバッグを膨張させる装薬を起爆させるときに生じる。エアバッグは自動車キャビン内にて展開し、乗員の、キャビン内の何らかの硬い部品へと向かう加速を減衰させ、深刻な損傷や死を防止する。エアバッグの成功により、自動車製造業者はエアバッグを、ステアリングホイール、助手席側ダッシュボード、およびサイドドアを含む自動車キャビン全体の複数の位置に設置するようになった。しかし、これらの位置の寸法制限により、設計者は、しばしば、最大の安全性と最小の寸法とのバランスをとらなければならない。
エアバッグモジュールは、モジュールの各部材の正確かつ整合的な配置を必要とする。多くのエアバッグ設計は、エアバッグ、エアバッグカバー、およびリアクションハウジングといったほぼ同じモジュール部材を有する。リアクションハウジングとエアバッグカバーは、典型的に、エアバッグ貯蔵容積を形成するために連結し、または噛み合っている。エアバッグ貯蔵容積は、噛み合ったリアクションハウジングとエアバッグカバーの間の容積として定義される。エアバッグは折り畳まれた状態でエアバッグ貯蔵容積内に配置される。エアバッグは、概して、エアバッグがリアクションハウジングに取り付けられる膨張開口部を有し、リアクションハウジング内に、エアバッグカバーの方向に展開するように配置される。エアバッグカバーは、典型的に、自動車キャビンに露出されたフロントパネル、および、フロントパネルの裏面から延在するスカートを有する。スカートは、リアクションハウジングをエアバッグカバーに連結するための開口部を有する。エアバッグカバーは、エアバッグの膨張時にエアバッグを自動車キャビン内に解放するように設計されている。エアバッグカバーはエアバッグを貯蔵容積から乗客コンパートメント内に、エアバッグを解放するためのヒンジ付きまたは枢動ドアを用いることにより、または、エアバッグの展開時に引裂するカバーのフロントパネルの引裂ラインにより開放する。
エアバッグカバーを通してエアバッグを自動車キャビン内に展開することを容易にするために、エアバッグモジュールには、典型的に、リアクションハウジングとエアバッグカバーとの異なる相対強度が用いられる。エアバッグカバーの枢動ドアまたは引裂ラインがエアバッグ展開時に屈曲するように設計されているため、エアバッグカバーの相対強度はリアクションハウジングの強度よりも小さくなければならない。したがって、エアバッグが膨張するとき、リアクションハウジングは反応面として働き、この面から、膨張しているエアバッグが反対方向の等しい荷重をエアバッグカバーに加え得る。エアバッグカバーは、膨張しているエアバッグに応じて屈曲し、膨張したエアバッグがリアクションハウジングから自動車キャビン内へと展開することを可能にする。
エアバッグモジュールの設計は、適切なエアバッグ貯蔵容積を維持するためにエアバッグモジュール内の各モジュール部材が整合的に配置されることを必要とする。先に論じたように、貯蔵容積は、噛み合ったエアバッグカバーとリアクションハウジングの間の領域として定義される。貯蔵容積における重要な寸法はZ高である。Z高は、エアバッグカバーの裏面とリアクションハウジングの反応面との間の距離である。リアクションハウジン
グとエアバッグカバーが相対移動するとZ高は変化する。したがって、2つの部材が互いから引き離されるとZ高は高くなり、2つの部材が互いに押し合わされるとZ高は低くなる。決められたZ高における著しい変位は、エアバッグの適切な動作を妨害することもある。例えば、エアバッグカバーは一般的に自動車キャビンで美的外観を呈する部材であるため、不適切なZ高はカバーが他の内部部品と面一に配置されることを妨げるであろう。また、ステアリングホイール上のエアバッグカバーは一般的にホーンと連結されている。Z高が変位すれば、それによりホーンが頻繁に作動し、または全く動作しないこともある。極端な場合には、不適切なZ高変位がエアバッグの展開を妨害することもある。これによりエアバッグの展開が正しく行われないこともある。さらに、Z高の変位によりリアクションハウジングとエアバッグカバーとの完全な連結が損なわれると、展開中のエアバッグによりエアバッグカバーが自動車乗員に向って飛び出すことがある。
機能的なZ高を維持するために、エアバッグカバーをリアクションハウジングに締結する形態(ファスナ形態)が慎重に選択されなければならない。ファスナ形態は低コストで組立が容易である必要がある。より重要なことは、リアクションハウジングとエアバッグカバーが圧縮荷重および引張荷重を受けたときにファスナ形態が適切なZ高を維持しなくてはならないことである。不適切なファスナ形態を選択すると、エアバッグカバーとリアクションハウジングとの連結が不完全になりエアバッグの機能不全をもたらすことがある。エアバッグモジュールに用いられる一般的なタイプのファスナ形態は、一体的に形成されたファスナである。一体的に形成されたファスナは、関連するモジュール部材の一部として製造される。一体的に形成されたファスナの例は、スナップ嵌め、スロットとラッチ、および、フックとウィンドウを含み得る。これらのファスナ設計は、ねじなどの伝統的なファスナよりも安価であり、必要な組立時間が非常に短い。
エアバッグモジュールのための締り嵌めファスナの例示的な実施形態は、フックとウィンドウによる設計である。フックとウィンドウのファスナは安価に製造され、組立も容易である。これらはまた、様々に具体化され得る。フックとウィンドウのファスナは、典型的に、第1の噛合部材上の突出した「J」字状フックと、第2の噛合部材上のカットアウトウィンドウを有する。「J」字状フックがウィンドウ内に滑り込み、ウィンドウの縁とフックの湾曲部により係合する。引張荷重がフックに加えられても、それらは全てフックをウィンドウにさらに固定するように働くだけである。この嵌合は、リアクションハウジングとエアバッグカバー間でのエアバッグの爆発によりもたらされる大きい引張荷重に耐えるために理想的である。
しかし、リアクションハウジングとエアバッグカバー間の圧縮荷重に耐えるには、残念なことに簡単なフックでは不十分である。フックとウィンドウの設計に圧縮荷重が加えられるとフックがウィンドウの縁から外される。それゆえ、設計者は、引張荷重が加えられているとき、および圧縮荷重が加えられているときの両方においてZ高を適切に維持させるためにフックにさらなる様々な幾何学的形状を用いた。Z高を適切に維持できる幾何学的形状を創成するために、二次的工程、例えば、フックのクリンピングが用いられた。これらの幾何学的形状はウィンドウまたはエアバッグモジュールの他の部分と、圧縮荷重が加えられている間にZ高を維持するように係合する。しかし、これらの二次的工程によりエアバッグモジュールの製造プロセスのコストがさらに嵩むことがある。
引張荷重が加えられているときおよび圧縮荷重が加えられているときの両方においてZ高を適切に維持できるフックの幾何学的形状を単一ステップの製造プロセスを用いて形成するために、シングルショットの射出成形プロセスが用いられてきた。様々な設計のフックとウィンドウのファスナが射出成形プロセスにより製造されることができる。射出成形はファスナの形状を3次元で制御できるからである。射出成形の3次元的性質により、設計者が、Z高の圧縮およびエアバッグ貯蔵容積の低減を防止する段状部または棚状部をフ
ックに加えることが可能である。さらに、射出成形プロセスではプラスチックまたは金属をエアバッグモジュールおよびファスナの設計に用いることができる。射出成形の融通性により、射出成形はエアバッグモジュールの製造において広く用いられるプロセスとなっている。しかし、射出成形に関する上記の利点の全てを考慮してもなお、最強で最も安価なエアバッグモジュール部品が射出成形により生産されるとは断言できない。
最強のエアバッグモジュールを最低のコストで製造することを模索する製造業者は、エアバッグモジュールの幾つかの部品を形成するために金属スタンピングプロセス(打抜加工)を用いることにした。スタンピングは、概して薄い金属シートを型上に配置し、シートを型に押し込み、シートを型の形状に成形することを含む。スタンピングは、種々の穴およびリップを金属シートに単一ステップのプロセスで形成することができる。打抜によるエアバッグ部品は金属の高い強度および延性を備え、また、単一ステップの製造プロセスであるため費用効率的である。さらに、スタンピングのために必要な設備は、射出成形に必要な設備よりも安価である。
エアバッグモジュール設計における現在のスタンピングプロセスの欠点の1つは、対象物を2次元でしか形成できない限界があることである。シングルモーション(1動作)のスタンピングプロセスでは、引張荷重および圧縮荷重が加えられているときにエアバッグモジュールのZ高を維持できる3次元的幾何学形状のフックまたは他の適切な構造物を、二次的製造工程を追加せずに製造することができなかった。引張荷重および圧縮荷重が加えられているとき適切なZ高を維持することができ、かつ単一ステップの金属スタンピングプロセスにより製造されることができるエアバッグモジュール設計を提供すれば、射出成形または複数のステップを経てつくられる類似のエアバッグモジュール設計よりも、強度、コストおよび動作において優れた利点をもたらすであろう。
したがって、引張荷重および圧縮荷重がかけられているエアバッグ配置容積のZ高を実質的に維持することができる、単一ステップの金属スタンピングプロセスにより製造されるエアバッグモジュールが必要である。
本発明の装置は、当分野の現在の状況を踏まえて、特に、現在利用可能エアバッグモジュール設計によっては十分に解決されていない当分野の問題およびニーズに対応して開発された。したがって、引張荷重および圧縮荷重が加えられているときにエアバッグ配置容積のZ高を実質的に維持することができ、かつ単一ステップの金属スタンピングプロセスにより製造されることができるエアバッグモジュールを提供することが本発明の総体的な目的である。
上記の目的を達成するために、本発明に従って、本文中の好適な実施形態において具体化および概説されているように、Z高制御タブを有するエアバッグモジュールが設けられる。一実施形態に従えば、エアバッグモジュールはリアクションハウジングおよびエアバッグカバーを有し得る。リアクションハウジングは、さらに複数の取付突出部を有し、エアバッグカバーは、取付突出部に対応した複数のウィンドウを有するスカートを有する。リアクションハウジングとカバーは取付突出部とスカートウィンドウを介して噛み合い、Z高、すなわち、リアクションハウジングとエアバッグカバーの間の内部距離を画定する。Z高は、引張荷重が加えられている間に取付突出部により実質的に維持され、かつ、圧縮荷重が加えられている間にZ高制御タブにより実質的に維持される。取付突出部はZ高が高くなることを防止し、Z高制御タブはZ高が低くなることを防止する。
好適な実施形態において、リアクションハウジングは、単一の工程、すなわち、金属スタンピング工程によって製造される。Z高制御タブはリアクションハウジングのショルダ部に、ハウジングがその形状に打ち抜かれるときに形成され、したがってタブはリアクションハウジングと一体的に形成される。Z高制御タブは、また、リアクションハウジングのショルダ部から、Z高制御タブがスカートの頂部と係合してネット嵌合または締り嵌めを形成するように任意の角度で延在することができる。これがリアクションハウジングとエアバッグカバーとの確実な嵌合をもたらす。あるいは、Z高制御タブは、スカートとの締嵌を容易にするように半可撓性であってもよい。
本発明のこれらおよびその他の目的、特徴ならびに利点は、以下の詳細な説明および特許請求の範囲からより十分に明確になり、または、本発明を以下に示すように実施することにより理解されるであろう。
以上に記載され、また本発明の他の利点および目的が達成される方法が容易に理解されるように、上記の発明の概要よりも詳細な説明を、添付図面に例示された本発明の特定の実施形態に関して記載する。これらの図面は本発明の典型的な実施形態を示しているに過ぎず、したがって本発明の範囲を限定するものとみなされてはならず、添付図面を用いることにより本発明がさらに明確かつ詳細に記載および説明されることを理解されたい。
本発明の好適な実施形態は、図面の参照により最良に理解されるであろう。図面の全体を通じて同一部品は同一の番号で示されている。図面に概略的に記載され、示されている本発明の部品が、多様に異なる構造でも配置および設計され得ることが容易に理解されるであろう。したがって、図1〜4に示されているような本発明の装置、システムおよび方法の実施形態に関する以下のより詳細な説明は、本発明の範囲を請求項にて主張するように限定するためのものではなく、本発明の好適な実施形態の代表例に過ぎない。
図1は、リアクションハウジング12の周囲から外側へと延伸している複数のZ高制御タブ10を有するエアバッグモジュール8の一実施形態を示す。Z高制御タブ10は、その名称の通り、エアバッグ貯蔵容積のZ高16を維持するためのシステムの一部として機能する。エアバッグ貯蔵容積は、噛み合ったリアクションハウジング12とエアバッグカバー20との間の容積である。エアバッグ貯蔵容積のZ高16は、エアバッグカバー20の裏面24からリアクションハウジング12の反応面28までの距離として定義される。この距離は、自動車内でのエアバッグモジュール8の適切な動作および方向付けにとって重要である。Z高制御タブ10の機能を適切に理解するために、エアバッグモジュール8の部品とそれらの相互作用の全体を考察されたい。
図1のエアバッグカバー20はフロントパネル32およびスカート36を有する。示された実施形態におけるフロントパネル32は、エアバッグモジュール8の、自動車内部に露出された部材、例えば、ステアリングホイールのフロントパネル32、ダッシュボードの上部、またはドアのサイドパネルである。スカート36はエアバッグカバー20のフロントパネル32の裏面24から延在し、スカート36の壁部によって包囲される領域を形成している。包囲された領域はリアクションハウジング12と嵌合する寸法を有する。スカート36の壁部は、リアクションハウジング12と噛み合うように設けられた開口部を有する複数のウィンドウ40を側壁の全体に有する。
リアクションハウジング12は反応面28を有し、ショルダ部44が反応面28から下方に延在している。複数の取付部材またはフック48がハウジングのショルダ部44から延在し、フック48の端部付近にて「J」字状部を形成している。フック48はスカート36のウィンドウ40に嵌り込む寸法を有し、ウィンドウの縁50とフック48の「J」
字状部により係合する。これ以外の形状の取付部材またはフック48を本発明のエアバッグモジュール8に用いることもできる。フック48が、「J」字状端部ではなく「L」字または「V」字状の端部を有してもよい。あるいは、フック48は、より大きいヘッドまたは類似の構造を有する止め具(スタッド)であってもよい。フック48がウィンドウ40と係合し、引張荷重が加えられているときにZ高16を維持するのであれば、フック48の他の複数の変型をエアバッグモジュール8に用いることができる。また、フック48は必ずしもリアクションハウジング12のショルダ部44から延在しなくてよい。当業者は、フック48をリアクションハウジング12に連結するための他の様々な位置および方法を見出すであろう。
フック48は、スカート36内のウィンドウ40と、リアクションハウジング12のショルダ部44がエアバッグカバースカート36により包囲された領域に嵌り込むときに噛み合う。ショルダ部44とスカート36との堅固な係合を促進するために、2つの部材は噛み合い可能な寸法、すなわちほぼ同一の寸法である必要がある。一実施形態において、エアバッグカバー20は、スカート36のウィンドウ40がフック48の周囲にて撓むことを可能にするように半可撓性の材料からつくられる。こうしてフック48はウィンドウ40に滑り込む。次いで、リアクションハウジング12とエアバッグカバー20は、フック48の「J」字状端部がスカートウィンドウ40の縁50上でロックするように引き離される。フック48がウィンドウ縁50と完全に係合したならば、最大Z高16がセットされる。フック48とウィンドウ40のこのような係合が、リアクションハウジング12とエアバッグカバー20の間の最大Z高16を、引張荷重が加えられている間、例えばエアバッグ展開している間に、概ね維持する。しかし、リアクションハウジング12およびエアバッグカバー20が圧縮荷重を受けると、フック48はウィンドウ縁50との係合から外れ、Z高16を低減させる。十分に大きい荷重がZ高16を、フック48がフロントパネルの裏側24に突き当たるまで低減することができる。
圧縮荷重が加えられているときに最小Z高16を維持するために、複数のZ高制御タブ10がリアクションハウジング12の外周に配置されている。Z高制御タブ10は、リアクションハウジング12の側部から外側に、フック48がウィンドウの縁50と係合するときにタブ10がスカート壁の頂部56と係合するように延在する。タブ10の、スカート壁の頂部56との係合が、エアバッグカバー20の裏面24とリアクションハウジング12の反応面28の間の最小高さを決定する。これにより、モジュール8に圧縮荷重が、ホーン作動の繰返しまたは乗員のエアバッグカバー20への衝突などにより加えられている間にリアクションハウジング12がスカート壁の頂部56より下に沈むことが防止される。
Z高制御タブ10、フック48およびウィンドウ40は共にファスナ(締結)機能をもたらして、エアバッグシステムに様々な荷重が加えられる間にもエアバッグ貯蔵容積のZ高16を概ね維持する。Z高16は、エアバッグモジュール8に固有の柔軟性および許容差により「概ね」維持されるに過ぎない。エアバッグカバー20が半可撓性材料からつくられる実施形態においては、壁の頂部がZ高制御タブ10に押し付けられるときにエアバッグカバー20にかかる圧縮荷重がスカート36に軽度の弾性座屈をもたらすことがある。座屈の程度は、カバーに加えられる荷重の量、および、タブ10とスカート36との剛性の差によるであろう。この座屈がZ高16を一時的に低減させることがあるが、圧縮荷重が除去されればもとのZ高16に戻る。同様に、フック48とウィンドウ40の係合、または、タブ10とスカート36の係合が、ウィンドウの縁50と完全に係合した「J」字状フック48と、スカート36の頂部に接触しているZ高制御タブ10との間に移動領域を生じる許容差を有し得る。許容差はZ高16を僅かに変化させるが、これらの小さい程度の許容差はエアバッグモジュール8の動作に影響しない。
当業者は、図1のエアバッグモジュール8が本出願の範囲内のエアバッグカバー20およびリアクションハウジング12の可能な実施形態の例にすぎないことを理解するであろう。別の実施形態においてはリアクションハウジング12およびエアバッグカバー20の形状は変化し得る。図1のリアクションハウジング12およびエアバッグカバー20はほぼ矩形のものとして示されている。しかし、これらの形状はエアバッグモジュール8の配置により変化する。例えば、円形または長円形のモジュールはステアリングホイールに用いるのに望ましく、薄い矩形のエアバッグモジュール8は、サイドドアエアバッグおよびダッシュボードエアバッグとしてより良好に機能するであろう。
当業者は、本文中に開示されたZ高制御タブ10を含むことができる様々なエアバッグモジュール8の設計を見出すであろう。
また、図1の実施形態とは別の変型例において、リアクションハウジング12とエアバッグカバー20が逆にされてもよい。エアバッグカバー20が複数のフック48およびZ高制御タブ10を有することがあり、リアクションハウジング12は、フック48に対応する複数のウィンドウ40を有するスカート36を有することがある。2つの部品は図1のエアバッグモジュール8と同様に係合するであろう。また、エアバッグカバー20自体は自動車内部に露出される部材でないことがある。エアバッグカバー20は自動車の内部に露出される美的なオーバーレイを有し得る。
図2は、フック48がウィンドウ縁50と係合しているエアバッグモジュール8の、図1の分割線A−Aに沿った断面図を示す。この図は、また、エアバッグ貯蔵容積内のZ高16の寸法、および貯蔵容積内のエアバッグ58の配置を明確に示す。図2の実施形態において、エアバッグはリアクションハウジング12に、膨張装薬64を受けるエアバッグの開口部60にて連結されている。2つのZ高制御タブ10がリアクションハウジング12の側部から垂直に延在してスカート壁の頂部56と接している様子が示されている。スカート36とタブ10は、好ましくは、ネット嵌合(net fit)または締り嵌めされて交差する。ネット嵌合は、スカート36の高さが貯蔵容積のZ高16とほぼ等しく、したがってスカート壁の頂部56がZ高制御タブ10に接触するときに生じる。また、ネット嵌合を形成するために、フック48はウィンドウの縁50と「J」字状端部にて完全に係合しなくてはならない。このネット嵌合が、リアクションハウジング12とエアバッグカバー20の相対移動の多くを制限する。
締り嵌めにおいて、スカート36の、ウィンドウ縁50からスカート壁の頂部56までの高さは、フックの「J」字状フック端部48の中空部から反応面28までの高さよりも高い。この高さの差により、スカート壁の頂部56がZ高制御タブ10に対して、リアクションハウジング12とエアバッグカバー20が係合しているときに付勢される。この付勢荷重がタブ10を僅かに撓ませ、またはスカート36を僅かに曲げる。ばねと同様の撓みまたは曲げ作用が2つの部材を係合させる。締り嵌めがリアクションハウジング12とエアバッグカバー20との滑り嵌めをもたらしてZ高16の変化の大部分を排除する。半可撓性エアバッグカバー20を組み込むと、Z高16の変化の排除に有益であるだけでなく、エアバッグモジュール8の組立が容易になる。
図2の実施形態において、フック48の端部間の幅およびZ高制御タブ10の端部間の幅はスカート36の幅よりも広い。リアクションハウジング12がエアバッグカバー20に組み付けられることを可能にするために、2つの部材の一方が屈撓可能でなければならない。一実施形態において、これは、エアバッグカバー20を半可撓性プラスチックから成形することにより達成される。これは、スカート36が外側に曲がることを可能にして、フック48およびZ高制御タブ10がスカート36の内幅に、フック48がウィンドウ40内に滑り込むまで嵌るための空間をもたらす。次いで、リアクションハウジング12とエアバッグカバー20が引張方向に引張られてフック48がウィンドウ縁50内にロッ
クされる。この引張りにより、またZ高制御タブ10がスカート壁の頂部56よりも上に引き上げられ、Z高制御タブ10の頂部がスカート壁の頂部56上をスライドすることが可能になる。また、組立を容易にするために、Z高制御タブ10の両端間の幅がフック48の両端間の幅よりも小さいことが有利であろう。これにより、組立中にタブ10がスカート36上に引っ掛かることを防止できる。
図2の実施形態において、リアクションハウジング12、フック48およびZ高制御タブ10は一体の部品である。Z高制御タブ10およびフック48はリアクションハウジング12のショルダ部44から一体的に形成されている。ハウジングは、金属スタンピング加工により非常に迅速にかつ費用効率的に製造され得る。先に記載したように、金属スタンピングは、比較的平坦な金属片をプレス機により型に押し込むことにより、或る形状に曲げてカットするプロセスである。スタンピングプロセスは、1つのステップで、ハウジング、フック48およびタブ10を成形し、かつエアバッグ取付穴の全てを形成することができる。スタンピングプロセスは、他の単一ステップのプロセス、例えば射出成形よりも費用がかからず、しかも、より強固な金属リアクションハウジング12を、より短時間で形成する。
スタンピング加工は、また、Z高制御タブの他の複数の実施形態を簡単に製造することができる。図3は、このようなZ高制御タブの別の実施形態であるタブ68を示す。この実施形態において、示されているZ高制御タブ68は、先に論じた実施形態のようにスカート壁の頂部56と係合するのではない。その代わりに、Z高制御タブ68はスカート36のウィンドウ40と係合する。Z高制御タブ68とウィンドウ40の係合は、フック48とウィンドウ40のファスナの係合と異なる。フック48は、図2に示されているようにウィンドウの上縁50と係合して、リアクションハウジング12とエアバッグカバー20が引き離されることを防止する。図3の図Z高制御タブ68はウィンドウ40の下縁72と係合して、リアクションハウジング12とエアバッグカバー20が圧縮され合うことを防止する。この実施形態において、タブ68およびウィンドウ40は、スカート36に沿った複数の位置に配置されることができる。例えば、ウィンドウ40はスカート壁の頂部56の付近に配置されることもでき、この場合ウィンドウ40が切欠きをスカート36の頂部に形成する。Z高制御タブ68はこの切欠きの底部と係合することになる。
図3は、さらに、Z高制御タブ68がリアクションハウジング12からの垂直方向の延長部より上または下に角度70の範囲で延在し得ることを示す。Z高制御タブ68は、バイアス荷重をスカート壁の頂部56に加えて締り嵌めをもたらすように半可撓性であり得る。タブ68の柔軟性および角度70は、また、リアクションハウジング12とエアバッグカバー20の許容差を緩くすることを、確実な嵌合を達成しながら可能にする。これは、Z高制御タブ68を、ウィンドウ40が最大許容差を有しかつパネル頂部の最も近くに配置されても、Z高制御タブ68がなおウィンドウ縁50と係合するように角度付けすることにより達成される。したがって、ウィンドウ40がより小さくても、または、ウィンドウの位置がスカート36の頂部により近くても、タブ68は簡単に曲がってウィンドウ40と係合し得る。角度付きZ高制御タブ68はまた、ネット嵌合または締り嵌めを維持しながらスカート36の高さの緩い許容差を可能にする。
図3に示した角度付きタブ68と同様に、図2に具体的に示したZ高制御タブ10も、角度付きタブを備えることによりさらなる利点を得る。図2を再び参照すると、角度付きタブ10はフック48およびZ高制御タブ68がスカート36の一部にブラケット嵌めされることを可能にし、壁部は、フック48とタブ10のブラケット式係合から外れるように変形しなければならない。Z高制御タブは、様々なエアバッグモジュール設計に対応するための広範囲の角度を有し得る。例えば、図2の実施形態のZ高制御タブ10は、好ましくは、リアクションハウジング12からの垂直延長部から5度〜10度の角度のずれを
有する。これが、先に論じたような締り嵌めおよび緩い許容差の特性をもたらす。しかし、Z高制御タブは、所望の機能に適したいずれの角度であってもよい。
図4は、Z高制御タブの別の実施形態であるタブ76を示す。この実施形態において、スカート36のウィンドウは通し窓ではなく、スカート36の内壁内に形成された中空部80である。この実施形態におけるZ高制御タブ76は、中空部80の縁と係合してZ高16を維持する。この中空部80およびタブ76のシステムは、また、タブがスカート36の縁から滑り外れないことを保証するための角度付きタブおよび角度付き中空部縁を有し得る。また、図4に示した中空部80はZ高制御タブ76の厚さと比較して長いが、中空部80またはウィンドウ40がZ高制御タブ76の厚さよりも著しく大きい必要はない。中空部80はタブ76と同一寸法であってもよく、または中空部80がタブ76よりも小さく、締り嵌めを形成してもよい。Z高制御タブ76の形状も、異なる実施形態により変化し得る。図では、Z高制御タブ76が矩形であるように示されているが、タブ76はZ高16を維持するのに十分な任意の形状を有し得る。組立時にタブ76が引っ掛かることを防止するために、丸み付きの、または面取りされたタブ設計が選択されてもよい。当業者は、適切なZ高16の維持を可能にするZ高制御タブ76の形状が多数存在することを理解するであろう。
以上に記載してきたように、リアクションハウジング上にZ高制御タブを設けることによりエアバッグモジュールの適切なZ高が維持される。こうして、製造プロセスのコストを高めずに、Z高は、圧縮荷重が加えられる間も十分に維持されることができる。さらに、Z高制御タブの様々な実施形態が、エアバッグモジュールのより緩い許容差、および、リアクションハウジングとエアバッグカバーとのより確かな嵌合を可能にする。
本発明は、本文中に概説されかつ特許請求の範囲にて権利が請求される、構造、方法、または他の本質的な特徴から逸脱せずに、他の特定の形態で具体化され得る。記載された実施形態はあらゆる点において例示的なものに過ぎず、限定的ではないとみなされるべきである。したがって、本発明の範囲は、上記の説明によってではなく特許請求の範囲により示される。クレームの均等物の意味および範囲内で行われる変更の全ては本発明の範囲内に包含さるものとする。
本発明の権利が請求され、米国特許証により権利が保護されるべきものを特許請求の範囲に示す。
Z高制御タブを有するリアクションハウジングとエアバッグカバーを示す斜視図。 図1に示したエアバッグカバーに連結されたリアクションハウジングを示す断面図。 角度付きZ高制御タブとウィンドウとの係合を示す断面図。 Z高制御タブと凹状のウィンドウとの係合を示す断面図。

Claims (18)

  1. カバーとリアクションハウジングとを具備し、前記カバーまたはリアクションハウジングが複数の取付突出部と少なくとも1つのZ高制御タブとを有し、前記カバーまたはリアクションハウジングの他方が前記取付突出部に対応する複数のウィンドウを備えたスカートを有し、前記取付突出部がウィンドウに係合してZ高を画定し、該画定されたZ高を実質的に維持するように前記Z高制御タブが前記スカートに係合し、
    前記Z高制御タブを備えた前記カバーまたはリアクションハウジングが周囲縁を有し、前記Z高制御タブが前記スカートに係合するように前記周囲縁から外側へと突出し、前記Z高制御タブを越えて延在するエアバッグモジュール。
  2. 前記Z高制御タブがZ高の実質的な移動を防止するのに十分な角度、すなわち、垂直又はそれ近い角度で前記スカートに係合する請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  3. 前記Z高制御タブが前記スカートに対してほぼ垂直に該スカートに係合する請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  4. 前記リアクションハウジングが前記Z高制御タブを有し、該リアクションハウジングが前記カバーの表面とほぼ平行な表面を有する請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  5. 前記Z高制御タブが前記リアクションハウジングの表面に亘って延在する平面に対してほぼ平行に位置合わせされている請求項4に記載のエアバッグモジュール。
  6. 前記Z高制御タブが前記リアクションハウジングの表面に亘って延在する平面に対して約5度〜約15度の角度をもって位置合わせされている請求項4に記載のエアバッグモジュール。
  7. 前記Z高制御タブが前記カバーまたはリアクションハウジングに一体形成されている請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  8. フロントパネルと複数のウィンドウとを備えたスカートを有するカバーと、一体形成された複数の取付突出部を有するリアクションハウジングとを具備し、前記取付突出部が前記ウィンドウに係合して貯蔵容積を画定し、前記リアクションハウジングが前記カバーに係合する一体形成された少なくとも1つのZ高制御タブを有し、
    前記リアクションハウジングが周囲縁を有し、前記Z高制御タブが前記カバーに係合するように前記周囲縁から外側へと突出し、前記Z高制御タブを越えて延在するエアバッグモジュール。
  9. 画定されたZ高を維持するように前記Z高制御タブが前記スカートに係合する請求項8に記載のエアバッグモジュール。
  10. 前記リアクションハウジングが打ち抜かれた金属から形成される請求項1または8に記載のエアバッグモジュール。
  11. 前記Z高制御タブがZ高の大幅な移動を防止するのに十分な角度をもって前記スカートに係合する請求項8に記載のエアバッグモジュール。
  12. 前記Z高制御タブが前記スカートにほぼ垂直に係合する請求項8に記載のエアバッグモジュール。
  13. 前記Z高制御タブが可撓性を有する請求項1または8に記載のエアバッグモジュール。
  14. 前記Z高制御タブが前記スカートに締嵌によって係合する請求項1または8に記載のエアバッグモジュール。
  15. 前記スカートが上縁を有し、該上縁の切欠きに前記Z高制御タブが係合する請求項1または8に記載のエアバッグモジュール。
  16. 前記Z高制御タブが前記スカートの少なくとも1つのウィンドウに係合する請求項1または8に記載のエアバッグモジュール。
  17. 前記ウィンドウがスカートの中空部である請求項1または8に記載のエアバッグモジュール。
  18. 前記リアクションハウジングがショルダを有し、該ショルダの一部から打ち抜かれて前記Z高制御タブが形成されている請求項1または8に記載のエアバッグモジュール。
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