JP4383821B2 - 分析装置及び分析装置の制御方法 - Google Patents

分析装置及び分析装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、分析装置及び分析装置の制御方法に関する。
試料に電子ビームを照射し、そのとき試料から発生する特性X線を検出して試料に含まれる元素分析を行う分析装置として電子プローブマイクロアナライザ(以下、EPMA(Electron Probe Micro Analyzer)という)がある。
このようなEPMAの代表的な構成が特開平2−47543号公報(特許文献1)に記載されており、以下、図面を参照しながら当該特許文献1に示されたEPMAの構成について説明する。
図5は、従来技術におけるEPMAを示す概略構成図である。同図において、101は電子銃、102は加速電極、103及び104は集束レンズ、105は電子ビーム、106は分光結晶、107は検出器、108は処理装置、109は試料、110は制御装置、111は表示装置、112は記憶装置、113はプリンタを示す。
電子銃101から放射された電子ビーム105は、加速電極102、集束レンズ103,104により加速、集束されて試料109に照射される。このとき、図示しない走査コイルにより、電子ビーム105を2次元あるいは直線的に走査することもできるし、また、走査を行わず試料109上の任意に選択した一点に照射することもできる。ここで、試料109側に位置する集束レンズ104は、一般に対物レンズと呼ばれている。
電子ビーム105が照射された試料109からは種々の波長のX線(特性X線)が発生し、当該X線を分光結晶106と検出器107とにより検出する。X線を検出する際には、分光結晶106及び検出器7をローランド円の円周に沿って移動させ、短波長側から長波長側、又は長波長側から短波長側に走査させながらX線の検出を行う。
図5においては、分光結晶106と検出器107は一組しか示されていないが、1個の分光結晶ではX線の全ての範囲をカバーできないので、通常は複数個の分光結晶及び検出器が配置されるようになされている。
検出器107の出力信号は、処理装置108で増幅、波形整形等が行われた後、制御装置110に送られる。制御装置110は、取り込んだデータを基に、CRT等からなる表示装置111にスペクトルを表示する。このとき、検出したスペクトルのピーク位置と、記憶装置112に格納されている波長テーブルとを参照することによりスペクトルの各ピーク位置に対応する元素名、特性X線名、次数等を検索して元素の同定を行う。
このような構成からなるEPMAを用いて試料109の元素同定分析を実施する際には、以下の工程により行われる。
結晶106及び検出器107の走査が行われ、データの収集が終了すると、全てのX線領域でのスペクトルのピーク位置を検出する。この処理は、X線スペクトルをスムージングし、2次微分を施すことで行うことができる。これによりピーク位置が判定されると、次に元素の同定を行う。この際には、上述のごとく、ピーク位置と、記憶装置112に格納されている波長テーブルとを参照することで行われる。
このようにして元素の同定が終了すると、その結果を表示装置111に表示するとともにプリンタ113で印字する。これにより元素同定分析が行われる。
以上のような分析装置において、上記のような元素同定を実施した後に、スペクトル内で同定された元素の濃度を算出することが行われている。この場合には、分析対象となっている元素の濃度100%からなる標準試料に基づく検出感度データを予め求めて記憶しておき、同定された元素のピーク強度と対応する検出感度データとを参照することにより当該元素の濃度を算出する。なお、上記検出感度データは、同定された元素のピーク強度に対するその濃度の関係を示すものである。
特開平2−47543号公報
上述のごとく、分析対象となる元素の濃度算出を行う際には、それに先だって当該元素の同定を行うこととなる。この元素同定を実施するときには、X線スペクトルのピーク位置を検出することとなるが、当該ピーク位置の検出の際には分析条件に対応するピーク検出下限値が存在する。
従って、このピーク検出下限値を上回るピーク強度となる元素のピーク位置は検出され、これにより当該元素の同定が行われることとなる。しかしながら、当該ピーク検出下限値を下回るピーク強度となる元素のピーク値は検出されず、当該元素の同定は行われない。
よって、元素同定工程において同定された元素についてはその濃度算出が行われることとなるが、同定されなかった元素についてはその濃度算出は行われない。ここで、同定された元素について濃度算出が行われる際には、同定元素毎に検出下限濃度が存在する。
従って、ピーク検出下限値を下回るピークとなった元素については、その濃度が、その対応する検出下限濃度未満となっていたので同定されなかったわけであるが、このように同定されなかった元素についての検出下限濃度を情報として表示もしくは印字することはしていなかった。
このため、表示装置により表示され、もしくはプリンタにより印字された分析結果をオペレータが見たときに、同定されずに濃度が算出されなかった元素についての検出下限濃度を知ることができず、当該元素の濃度がどの程度の検出下限値未満であったかという情報を得ることができなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、同定されずに濃度が算出されなかった元素についての検出下限値(検出下限濃度)をオペレータに知らせるようにすることにより、当該元素の濃度がどの程度の検出下限値未満であったかという情報を知らせることができる分析装置及び分析装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明における分析装置は、電子ビーム源と、電子ビーム源から放出された電子ビームを制御して試料に照射する電子光学系と、電子ビームの照射に応じて試料から発生する分析情報を元素同定のために取得する分析情報取得手段と、該元素同定における検出対象元素の検出下限濃度データを記憶する記憶部と、分析情報取得手段により取得された分析情報と該元素同定において同定されなかった元素の検出下限濃度データとを合わせて出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明における分析装置の制御方法は、電子ビーム源と、電子ビーム源から放出された電子ビームを制御して試料に照射する電子光学系と、電子ビームの照射に応じて試料から発生する分析情報を元素同定のために取得する分析情報取得手段とを備える分析装置の制御方法において、分析情報取得手段により取得された分析情報と該元素同定において同定されなかった元素の検出下限濃度データとを合わせて出力することを特徴とする。
本発明においては、分析情報取得手段により元素同定のために取得された分析情報と該元素同定において同定されなかった元素の検出下限濃度データとを合わせて出力する。
よって、オペレータは出力結果を確認することにより、元素同定分析において同定されなかった元素の濃度がどの程度の検出下限値(検出下限濃度)未満であったかという情報を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明における分析装置及び分析装置の制御方法について説明する。
図1は、本発明における分析装置を示す概略構成図であり、当該分析装置はEPMAの構成を有している。同図において、1は電子銃(電子ビーム源)であり、電子銃1から放出されて加速された電子ビーム6は、集束レンズ2及び対物レンズ3により試料7上に細く集束される。このとき、電子ビーム6は、走査コイル4によって偏向され、試料7上を適宜走査する。
集束レンズ2、対物レンズ3、及び走査コイル4により電子光学系18が構成され、これにより当該電子光学系18によって電子ビーム6は制御されて試料7上に照射されることとなる。
電子ビーム6が照射された試料7からはX線(特性X線)が発生し、当該X線は分光結晶8と検出器9とにより検出される。X線を検出する際には、図示しない駆動機構によって分光結晶8及び検出器9をローランド円の円周に沿って移動させ、短波長側から長波長側、又は長波長側から短波長側に走査させながらX線の検出を行う。ここで、図1では1個の分光結晶8及び検出器9のみを図示しているが、実際には複数個の分光結晶及び検出器を備えており、X線の波長領域に応じて切り換えるように構成されている。
検出器9は、X線の波長に対応するX線強度を検出し、当該検出によるX線強度信号を処理部10に出力する。処理部10は、検出器9からのX線強度信号を増幅し、増幅後のX線強度信号の波形整形処理を行う。処理部10にて処理されたX線強度信号は、バスライン11を介して制御演算部12に出力される。制御演算部12は、処理部10からのX線強度信号に基づいてスペクトルデータを形成する。
なお、分光結晶8、検出器9、処理部10、及び制御演算部12により分析情報取得手段が構成されている。また、分光結晶8及び検出器9により波長分散形X線分光器が構成されているので、この分析情報取得手段は当該波長分散形X線分光器を備えることとなる。
ここで、試料7は試料ステージ機構5に載置されている。当該試料ステージ機構5は、試料7を水平方向、垂直方向、回転方向、及び傾斜方向に適宜移動させるためのものである。
電子銃1、集束レンズ2、対物レンズ3、走査コイル4、及び試料ステージ機構7は、それぞれ被駆動要素1〜5として対応する各駆動部1a〜5aによって電源が供給されて駆動制御される。これらの駆動部1a〜5aは、バスライン11に接続されており、バスライン11を介して送られた制御信号に応じて対応する被駆動要素1〜5を駆動制御する。
バスライン11には、出力手段となる表示部13と入力部14とが接続されている。表示部13は制御演算部12により形成されたスペクトルデータ等を分析画像として表示するものである。また、入力部14は、キーボード、マウス、ジョイスティック等からなり、オペレータがこれを操作することにより、分析条件の設定及び選択や分析装置のマニュアル操作を行うことができる。
さらに、バスライン11には、第1の記憶部15と第2の記憶部16とが接続されている。第1の記憶部15には、元素の同定を行うための波長テーブルや検出感度データ等が格納されており、第2の記憶部16には、後述する演算により算出される検出下限データが格納されることとなる。
また、バスライン11には画像形成部17が接続されている。画像形成部17は、制御演算部12で形成されたスペクトルデータと、後述の工程により第2の記憶部16に格納された検出下限データとが同一の画像に含まれる表示用の画像を形成する。
なお、制御演算部12は、上述した各構成要素を制御するとともに、分析に必要な所定の演算処理も行う。
以上が本発明における分析装置の構成であり、以下、当該分析装置の制御方法について説明する。
この分析装置を操作するオペレータは、まず、入力部14を操作することにより、試料7の分析条件を設定する。本実施例においては、説明をわかりやすくするため、試料7は、Cu(銅)、S(イオウ)、As(ヒ素)、及びFe(鉄)を含む物質から構成されるものとし、Cu、S、As、及びFeの各元素の同定及び濃度の算出を試みる分析を行う例とする。
オペレータにより分析条件が設定されることにより分析が開始され、当該分析条件に基づいて電子銃1、電子光学系18、及び試料ステージ機構5等が駆動制御される。これにより、試料7上に電子ビーム6が照射される。
電子ビーム6が照射された試料7からは、X線が発生し、当該X線は分光結晶8及び検出器9により検出される。検出器9は、X線の波長に対応するX線強度を検出し、当該検出によるX線強度信号を処理部10に出力する。処理部10は、検出器9からのX線強度信号を増幅し、増幅後のX線強度信号の波形整形処理を行う。処理部10にて処理されたX線強度信号は、バスライン11を介して制御演算部12に送られる。
制御演算部12は、処理部10からのX線強度信号に基づいてスペクトルデータを形成する。そして、形成されたスペクトルデータは制御演算部12においてピーク検出の対象とされ、当該スペクトルデータについてピーク位置及びそのピーク強度が検出される。このとき、第1の記憶部15には上述のごとく波長テーブルが格納されており、当該波長テーブルには、図2に示すようなデータが含まれている。ここで、図2に示すデータ内の分光結晶の欄にある「LIF」、「PET」、及び「TAP」は、分析結晶の種類を示す。
また、各分析対象元素の検出下限データである検出下限濃度が、以下の式を用いて制御演算部12により算出され、算出された検出下限濃度が第2の記憶部16に格納される。
検出下限濃度の算出方法について、検出下限濃度をDとして説明すると、この検出下限濃度Dは一般的に次の式で表される。
D=(C・2・√(2・B))/((P−B)√t)
なお、マトリクス効果を考慮する場合には、補正係数fを乗算した以下の式となる。
D=f・(C・2・√(2・B))/((P−B)√t)
ここで、Cは当該元素の標準試料での濃度値、Pは当該標準試料での濃度分析の際でのX線強度値(特性X線強度値)であり、これらは既知の値として第1の記憶部15に格納されている。また、Bは分析対象試料7の分析時における当該元素のピーク位置でのバックグランド強度値、tはバックグランド強度の計数時間である。
そして、スペクトルデータのピーク検出が実行されるが、このとき、検出下限値を下回る濃度に対応するピークは検出されない。
ここで、試料7にFeが含まれているとしても当該Feの濃度が著しく低く、検出下限値を下回っている場合には、Feについてのピークはスペクトルデータ中で検出されない。Cu、S、及びAsの各濃度が、それぞれ対応する検出下限値を上回っており、Feを除いたCu、S、及びAsのピークがスペクトルデータ中で検出されたときには、検出された各ピークに応じて対応する元素が同定される。この元素同定に際には、第1の記憶部15に記憶された波長テーブルに基づいて元素が同定される。
このようにして同定された元素の元素名は、スペクトルデータ中のピークに対応するように、当該スペクトルデータに付与される。これにより、同定された元素の元素名が付与されたスペクトルデータの例を図3に示す。同図においては、分光結晶8の種類毎にスペクトルデータを分けて示しており、検出されたピークに対応して同定された元素名が付与されている。
そして、この同定元素付与後のスペクトルデータは、バスラインを介して制御演算部12から画像形成部17に送られる。画像形成部17は、第2の記憶部16に格納されている検出下限データを読み出し、制御演算部12からのスペクトルデータと、第2の記憶部16に格納された検出下限データである検出下限濃度とが同一の画像に含まれる表示用画像を形成する。
本実施例での分析対象となっている元素はCu、S、As、及びFeであるので、これらの元素についての検出下限データをそれぞれ第2の記憶部16から読み出し、画像形成部17にて上記スペクトルデータと当該検出下限データとが同一の画像に含まれる表示用画像を形成する。
このようにして形成された表示用画像の一例を図4に示す。同図では、上記スペクトルデータに、上記分析対象元素の各検出下限データである検出下限濃度データを含むデータ表Aが付加されている。
画像形成部17で作成された表示用画像は、出力手段である表示部13により分析画像として表示されて出力される。これにより、スペクトルデータ(分析情報)と検出下限濃度データ(検出下限データ)とを合わせて出力することとなる。
そして、オペレータは、表示部13に表示された分析画像を目視にて確認することにより、試料7の元素同定において、ピーク検出されなかった元素(本実施例においては、Fe)の検出下限濃度を知ることができる。なお、出力手段として図示しないプリンタ等からなる印刷機を用いて、当該表示用画像を印刷画像として紙面に印刷して出力するようにしてもよい。
これにより、オペレータは、当該分析において検出されなかったFeの検出下限濃度が0.02%であることがわかり、Feについては0.02%未満の濃度であったという情報を得ることができる。
なお、当該分析においてピーク検出されたCu、S、及びAsの濃度については、第1の記憶部15に格納されている各元素の検出感度データを読み出し、制御演算部12にてCu、S、及びAsの濃度が算出される。そして、これにより算出された濃度は表示部13により検出濃度として表示される。
ここで、図4中のデータ表Aについて説明する。このデータ表Aの「検出有無」の欄には、分析における検出対象の元素ごとに検出(同定)の有無が記されている。図4に示された場合では、Cu、S、及びAsの各元素については同定されて検出されている。Feの元素については、同定されずに検出されていない。このように、検出対象の元素毎に検出の有無が表示されるようになっている。
また、Cu、S、As、及びFeの各元素についての検出下限濃度は、それぞれ0.01%、0.02%、0.05%、及び0.02%となっている。
さらに、本実施例での分析において検出されたCu、S、及びAsの各元素についての検出濃度は、それぞれ66.1%、33.5%、0.08%となっている。この場合、Asについては検出下限濃度0.05%に対して検出濃度が0.08%であるので、この算出された検出濃度の信頼度はあまり高くないことがわかる。なお、Feについては検出されていないので、検出濃度についての数値は表示されていない。
このように、表示されたデータ表A中の検出下限データ(検出下限濃度)には、分析情報に含まれていない検出対象に対応する検出下限データが含まれている。よって、分析情報に含まれている検出された検出対象以外の検出対象(すなわち、検出されなかった検出対象)に対応する検出下限データも合わせて出力することとなる。
上述のごとく、本発明においては、分析情報取得手段により取得された分析情報と検出対象に対応する検出下限データとを合わせて出力する。よって、検出対象の元素が元素同定工程において同定されたか否かに関わらず、当該検出対象の検出下限データと分析情報とを合わせて出力することとなる。
従って、出力結果を確認することにより、オペレータは同定されなかった元素についての検出下限データを知ることができる。よって、当該元素の濃度がどの程度の検出下限値未満であったかという情報を知ることができる。
なお、上述の分析装置では、分析情報取得手段は波長分散形X線分光器を備えているものであったが、エネルギー分散形X線検出器を備えるものであってもよい。
本発明における分析装置を示す概略構成図である。 波長テーブルに含まれるデータを示す図である。 スペクトルデータの例を示す図である。 合成画像データの一例を示す図である。 従来技術におけるEPMAを示す概略構成図である。
符号の説明
1…電子銃(電子ビーム源)、2…集束レンズ、3…対物レンズ、4…走査コイル、5…試料ステージ機構、6…電子ビーム、7…試料、8…分光結晶、9…検出器、10…処理部、11…バスライン、12…制御演算部、13…表示部(出力手段)、14…入力部、15…第1の記憶部、16…第2の記憶部、17…画像形成部、18…電子光学系

Claims (6)

  1. 電子ビーム源と、電子ビーム源から放出された電子ビームを制御して試料に照射する電子光学系と、電子ビームの照射に応じて試料から発生する分析情報を元素同定のために取得する分析情報取得手段と、該元素同定における検出対象元素の検出下限濃度データを記憶する記憶部と、分析情報取得手段により取得された分析情報と該元素同定において同定されなかった元素の検出下限濃度データとを合わせて出力する出力手段とを備えることを特徴とする分析装置。
  2. 前記検出下限濃度データは、分析条件に応じて前記記憶部に記憶されていることを特徴とする請求項1記載の分析装置。
  3. 前記分析情報取得手段は、波長分散形X線分光器又はエネルギー分散形X線分光器を有することを特徴とする請求項1又は2記載の分析装置。
  4. 電子ビーム源と、電子ビーム源から放出された電子ビームを制御して試料に照射する電子光学系と、電子ビームの照射に応じて試料から発生する分析情報を元素同定のために取得する分析情報取得手段とを備える分析装置の制御方法において、分析情報取得手段により取得された分析情報と該元素同定において同定されなかった元素の検出下限濃度データとを合わせて出力することを特徴とする分析装置の制御方法。
  5. 前記検出下限濃度データは、分析条件に応じて記憶されていることを特徴とする請求項4記載の分析装置の制御方法。
  6. 前記分析情報取得手段は、波長分散形X線分光器又はエネルギー分散形X線分光器を有することを特徴とする請求項4又は5記載の分析装置の制御方法。
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