JP4383342B2 - 不均一な厚さおよび/または優先的な切り裂き部分を有する光ファイバリボン - Google Patents

不均一な厚さおよび/または優先的な切り裂き部分を有する光ファイバリボン Download PDF

Info

Publication number
JP4383342B2
JP4383342B2 JP2004509484A JP2004509484A JP4383342B2 JP 4383342 B2 JP4383342 B2 JP 4383342B2 JP 2004509484 A JP2004509484 A JP 2004509484A JP 2004509484 A JP2004509484 A JP 2004509484A JP 4383342 B2 JP4383342 B2 JP 4383342B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
subunit
ribbon
matrix
fiber ribbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004509484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005528639A5 (ja
JP2005528639A (ja
Inventor
デイヴィッド ダブリュー チアッソン
カール エム ジュニア ウィスナント
ロドニー ディー クライン
シャイル ケイ ムールジャニ
ジュリー エイ チャルク
Original Assignee
コーニング ケーブル システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コーニング ケーブル システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー filed Critical コーニング ケーブル システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー
Publication of JP2005528639A publication Critical patent/JP2005528639A/ja
Publication of JP2005528639A5 publication Critical patent/JP2005528639A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4383342B2 publication Critical patent/JP4383342B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4403Optical cables with ribbon structure
    • G02B6/4404Multi-podded

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

本発明は、光ファイバリボンに関し、特に、光ファイバリボンをサブユニットに分割できる不均一な形状および/または優先的な引き裂き部分を有する光ファイバリボンに関する。
光ファイバリボンは、光学信号(例えば、音声、画像および/またはデータ情報)を送信する光ファイバのような光導波路を含む。光ファイバリボンを用いた光ファイバケーブルは、比較的高い光ファイバ実装密度を有する。光ファイバリボンの構成は、通常2つの大きなカテゴリに分けることができる。すなわち、光ファイバリボンがサブユニットを有するものと有しないものとである。サブユニットを有する光ファイバリボンの構成は、例えば、少なくとも1本の光ファイバを有する第1サブユニットとそれと同様な構成の第2サブユニットとを主マトリックスが包囲し、それらを更に副マトリックスが接触しおよび/または収納(カプセル化)している。これに対しサブユニットを具備しない光ファイバリボンは、単一のマトリックス材料により包囲される複数の光ファイバリボンを有する。
光ファイバリボンと、例えば補強部材とジャケットを具備するマイクロケーブルとを混同してはならない。例えば、米国特許第5,673,352号明細書は、コア構造体とジャケットとを有するマイクロケーブルを開示している。コア構造体は、少なくとも1本の光ファイバが長手方向に延びる複数の補強部材の間に配置され、それらが両方ともバッファ材料内に埋設されることが要件である。ジャケットは、コア構造体を保護し、その材料は、バッファ材料に良好に接着することおよび耐剥ぎ取り特性が良好なものが選択される。さらにまた、補強部材は、光ファイバの直径よりも大きな直径を有することが必要であり、これによりケーブルにかかる破壊力を吸収している。
他方、光ファイバリボンは、比較的高い光ファイバ実装密度を達成するために、略平面状(扁平)のアレイに配置された複数の隣接する光ファイバを有する。サブユニットを有しない光ファイバリボンは、作業者にとって問題がある。例えば、光ファイバリボンを光ファイバサブセットに分離する際、作業者は高価な精密な工具を使用しなければならない。さらにまた、コネクタに接続/スプライスする手順は、光ファイバのさまざまなサブセットに対し、特殊なスプライスと密封する装置/工具の在庫を必要とする。作業者が光ファイバリボンをサブセットに手作業で、あるいは精度が足りないツール(工具)を用いて分離しようとすると、迷い出た光ファイバおよび/または光ファイバに対する損傷が発生する。迷い出た光ファイバは、光ファイバリボンをコネクタに接続すること、組織だって並べること、引き剥ぐこと、および繋ぐことに関し、問題を生じさせることがある。さらにまた、光ファイバの損傷は好ましくなく、光ファイバが意図した目的のために機能しないようになることがある。
しかし、サブユニットを用いずに光ファイバリボンを分離するのを助けるような光ファイバリボンの構造も存在する。例えば、米国特許第5,982,968号明細書は、光ファイバリボンの長手方向に沿って延びるマトリックス材料内にV字型の応力集中部分を有する均一の厚さの光ファイバリボンを必要としている。V字型の応力集中部は、光ファイバリボンの平面状の表面の上に互い交差して配置され、これにより光ファイバリボンをサブセットに分離するのを補助している。しかし、米国特許第5,982,968号明細書は、より幅の広い光ファイバリボンを必要とするが、その理由は、追加のマトリックス材料を、分離後、光ファイバが迷いでないようにV字型の応力集中部近傍にある光ファイバに隣接させて配置する必要があるからである。幅の広いリボンは、より多くのマトリックス材料を必要とし光ファイバの実装密度を低下させる。上記特許の別の実施例は、光ファイバの平面性のような形状制御を改善するために、光ファイバの周囲に第1のマトリックス材料の薄い層を形成することが必要である。その後、V字型の応力集中部を、第1のマトリックス材料の上に形成された第2のマトリックスに形成し、これにより応力集中部でのサブセットの分離を可能としている。
分離可能な光ファイバリボンの別の実施例が米国特許第5,970,196号明細書に開示されている。より具体的には、米国特許第5,970,196号明細書は、光ファイバリボンの平面状表面の対向する側に互いに交差して配置されるV字型のノッチ内に配置される一対の除去可能な部分を必要とする。この除去可能な部分は、光ファイバリボンを、V字型のノッチの場所でのサブセットへの分離を容易にするために、光ファイバリボンの隣接する内部の光ファイバの間に配置される。この除去可能な部分は、光ファイバリボンの平面状の表面と面一になっているか、あるいはそこから突出している。これら公知の光ファイバリボンは、いくつかの欠点がある。例えば、それらは製造するに際し、コスト高で難しい作業である。さらにまた、動作の観点からすると、V字型の応力集中部および/またはV字型のノッチは、光ファイバリボンの頑強さに悪影響を及ぼすかおよび/または光ファイバにマイクロベンディング損失を発生させる。
分離を補助するためにサブユニットを採用する光ファイバリボンは、これらの問題に遭遇しないが、また別の問題がある。副マトリックス内にカプセル化されるサブユニットを採用する従来の光ファイバリボン1を図1に示す。サブユニットを有する光ファイバリボンは、いくつかの利点がある。例えば、より分離し易いこと、あるいは光ファイバのはみだしを回避できる点である。特に光ファイバリボン1は、主マトリックス5内にカプセル化された光ファイバ3を有する一対の従来のサブユニット2を有し、それらが副マトリックス4内にその後カプセル化される。主マトリックス5の厚さT1は、連続し均一である。同様に、サブユニット2の平面状部分をカバーする副マトリックス4の厚さt1も連続し均一である。例えば、サブユニット2は、310μmの全体的に均一な厚さT1を有する主マトリックス5内に配置された6本の250μmの光ファイバ3を有し、副マトリックス4は、330μmの厚さT2を有する光ファイバリボンの外形に対し、10μmの厚さt1を有している。
しかし、従来の光ファイバリボン1には欠点がある。関心事は、例えば、手作業でサブユニット2を分離する際にウィングWが形成される(図1)可能性があることである。ウィングWは、例えば、共通のマトリックスである副マトリックス4とサブユニットのマトリックスである主マトリックス5との間の十分な接着性の欠如および/または分離作業の際の副マトリックスのランダムな割れによって生じる。ウィングWが存在することにより、例えば、作業者による光ファイバリボンをまとめること、コネクタへの接続、剥ぎ取りおよび/または接続作業に悪影響を及ぼす。さらにまた、ウィングWは、リボンの識別用マーキング、あるいはリボン取り扱いツール(例えば、加熱ストリッパ(thermal strippers)、スプライス・チャック(splice chucks)および溶融スプライサ(fusion splicers))とサブユニットとの適合性に問題を引き起こす。
本発明は、主マトリックスを具備した、平面状に配列された複数の光ファイバを有する光ファイバリボンに関する。この主マトリックスは、前記複数の光ファイバに接触し、長手方向軸線に沿って前記複数の光ファイバの間の相対的移動を阻止して、細長い構造体を形成する。前記主マトリックスは、第1端部分と中央部分とを有する不均一な厚さの断面を有する。前記第1端部分は、ある厚さを有する球根の形状を有し、前記中央部分は、ある厚さを有し、前記第1端部分の厚さは、前記中央部分の厚さよりも大きい。
本発明は、更に、第1サブユニットと、第2サブユニットと、副マトリックスとを有する光ファイバリボンに関する。前記第1サブユニットは、不均一な厚さを有する第1主マトリックスに包囲された複数の光ファイバを含む。前記第2サブユニットは、第2の主マトリックスにより包囲された複数の光ファイバを含む。副マトリックスは、前記第1サブユニットと第2サブユニットの一部に接触し、一対の対向する平坦な平面状表面を与えるような寸法である。前記副マトリックスは、前記第1サブユニットの不均一な厚さに隣接する場所で局部的最小厚さを有し、前記サブユニットを分離する作業の間、前記副マトリックスは、局部的最小厚さに隣接する場所で割れ目が入る。
本発明は、第1サブユニットと、第2サブユニットと、副マトリックスとを有する光ファイバリボンでもある。前記第1サブユニットは、第1端部分を有する第1の主マトリックスに接触する第1群の光ファイバを有する。前記第2サブユニットは、第1端部分を有する第2の主マトリックスに接触する第2群の光ファイバを有する。前記第1サブユニットと第2サブユニットは、面に沿って整合され、第1と第2のサブユニットの一部に接触する副マトリックスを有する。前記副マトリックスは、不均一な厚さの断面と凹み部分を有する。前記凹み部分は、第1サブユニットの第1端部分と第2サブユニットの第1端部分との間のインターフェースに隣接する。前記凹み部分が、優先的な引き裂き部分を規定する。
本発明は、縦軸方向に沿って、複数の光ファイバに接触し、その間の相対的移動を阻止する主マトリックスを有する、扁平に配列された複数の光ファイバを有する光ファイバリボンである。前記主マトリックスは、不均一な厚さの断面を有する第1端部分と、第2端部分と、中央部分とを有する。前記第1端部分の厚さは、前記中央部分の厚さよりも大きい。
本発明は、第1サブユニットと、第2サブユニットと、副マトリックスとを有する光ファイバリボンでもある。前記第1サブユニットは、第1の主マトリックスに包囲される複数の光ファイバを有する。前記第2サブユニットは、第2の主マトリックスに包囲される複数の光ファイバを有する。副マトリックスは、前記第1と第2のサブユニットの一部に接触し、少なくとも1個の平面状表面を有する。インターフェースが、前記第1サブユニットの第1端部分と、第2サブユニットの第1端部分との間に形成される。前記インターフェースは、前記インターフェースを通り、前記副マトリックスの平面状表面に直交するインターフェース軸を有する。前記副マトリックスは、少なくとも2個の凹み部分を、前記インターフェース軸の対向する側に有する。
更に、本発明は、第1サブユニットと、第2サブユニットと、副マトリックスとを有する光ファイバリボンでもある。前記1サブユニットは、複数の光ファイバを有し、前記複数の光ファイバは、第1の主マトリックスにより包囲されている。前記第2サブユニットは、第2の主マトリックスにより包囲された複数の光ファイバを有する。前記副マトリックスは、前記第1と第2のサブユニットの一部に接触し、少なくとも1つの平面状表面を有する。前記インターフェースは、前記第1サブユニットの第1端部分と、第2サブユニットの第1端部分との間に形成される。インターフェース軸は、前記インターフェースを通り、前記副マトリックスの平面状表面に直交する。前記副マトリックスは、前記インターフェース軸に対称に配置されている少なくとも1個の凹み部分を有する。
図2には、本発明の光ファイバリボン10が開示されている。光ファイバリボン10(以下、単に「リボン」とも称する)は、ほぼ平面状に配列された複数の光学導波路(例えば、光ファイバ12)を有し、主マトリックス14が細長い構造体を形成している。光ファイバリボン10は、例えば、スタンドアロンのリボン、リボンスタックの一部、あるいはリボンのサブユニットとして用いることができる。主マトリックス14は、通常光ファイバ12に接触し、光ファイバ12をカプセル化(包み込んで)いる。これにより、処理および取り扱い等に丈夫な構造体を提供している。主マトリックス14は、通常細長い構造体の中に、隣接する光ファイバをまとめて固定しており、これにより、その間の相対的移動を阻止している。主マトリックス14は、第1端部分14aと中央部分14bと第2端部分14cとを有する。さらに、主マトリックス14は、均一でない厚さの断面を有する。
この実施例においては、第1端部分14aは厚さTaを、第2端部分14cは厚さTcを有し、これらは、中央部分14bの厚さTbよりも両方とも大きい。例えば、厚さTaは、厚さTbよりも約5μm以上大きいが、しかし、他の適宜の寸法も用いることができる。より具体的には、第1端部分14a、第2端部分14cは、両方ともほぼ球根形状を有するが、他の適宜の形状も、例えば、角張った形状あるいは楕円形状も用いることができる。本明細書において、「球根状形状」とは、リボンの端部がリボンの中央部の最大厚さよりも大きな厚さを有することを意味する。好ましくは、最大厚さは、エッジファイバ12aに隣接する部分であり、一般的には、通常マトリックスの端部から1本の光ファイバの直径までの約2分の1の範囲rにある。しかし、他の適宜の範囲も用いることができる。
本発明を、製造工程の変動により、断面の表面に渡ってアンジュレーション(波打ち状態)を有する従来の光ファイバリボンと混同してはならない。これらのアンジュレーションによる従来のリボンの厚さの変動は、所定の形状ではなく、任意の場所に発生する。例えば、従来のリボンの厚さを断面に渡って任意の場所で、310±3μmのことがあるが、一方、本発明のリボンは、分離の性能を補助するために所定の場所で、増減する不均一な厚さを有する。
本発明の一実施例においては、光ファイバ12は、複数本のシングルモード光ファイバであるが、他の種類の光ファイバの構成も用いることができる。例えば、光ファイバ12は、マルチモード(multi-mode)ファイバ、ピュアモード(pure-mode)ファイバ、エルビウムドープ(erbium doped)ファイバ、偏光維持(polarization-maintaining)ファイバであり、他の適宜の種類の導波路および/またはその組み合わせが含まれる。例えば、各光ファイバ12は、光を伝搬するよう動作するシリカベースのコアを有し、このコアが、このコアの屈折率よりも低い屈折率を有するシリカベースのクラッド層により包囲されている。さらに、1つあるいは複数のコーティング層が光ファイバ12に形成される。例えば、柔らかい第1コーティング層がクラッド層を包囲し、それより堅い第2コーティング層が、第1コーティング層を包囲する。このコーティング層は、インクのような識別手段あるいは他の適宜の識別子および/または識別子の除去を阻止するような抗剥離剤を含むこともできる。しかし、本発明のリボンで使用される光ファイバは、略緊密なバッファ層(tight-beffered)で保護されていない。適宜の光ファイバは、ニューヨーク州コーニングのコーニング・インコーポレイティド(Corning Incorporated)社から市販されている。
主マトリックス14は、例えば、輻射線硬化材料あるいはポリマー材料であるが、他の適宜の材料も用いることができる。当業者に公知なように、輻射線硬化材料は、所定の輻射波長で照射されると、液体から固体に遷移する。硬化する前に、輻射線硬化材料は、例えば、液体モノマー、アクリレート官能基のオリゴマー「バックボーン」(oligomer "backbone")、フォトイニシエータ(photoinitiator)、あるいは他の添加剤のような調剤の混合物を含む。一般的に、フォトイニシエータは、輻射源から輻射されるエネルギーを吸収し、反応種に断片化し、その後、モノマーとオリゴマーの重合化/硬化反応を開始させる。一般的に、照射した結果として、クロスリンクの硬化した固体ネットワークがモノマーとオリゴマーとの間に形成され、これが、退性要素(fugitive conponents)を含む。別の言い方をすると、フォトイニシエータは、流体マトリックスをモジュラス特性(modulus characteristics)を有する固体フィルムへの硬化を促進するような化学反応を開始させる。
硬化プロセスの1つの態様は、露光に応答してフォトイニシエータが反応することである。フォトイニシエータは、輻射波長の関数として、吸収率(量)で測定される固有の吸収スペクトラムを有する。各フォトイニシエータは、光反応領域の特性、すなわち、ナノメータ(nm)で通常測定される光学活性波長範囲を有する。例えば、市販されているフォトイニシエータは、真空紫外線(160−220nm)、紫外線(220−400nm)、あるいは可視光(400−700nm)の波長範囲の光学反応性波長範囲を有する。
得られる輻射硬化材料のモジュラスを、輻射強度、硬化時間等のファクタにより制御することができる。輻射ドーズ量、すなわち、単位面積当たり表面に到着する輻射エネルギーは、ラインスピード、すなわち、硬化可能な輻射が輻射源を通過する速度に反比例する。輻射ドーズ量は、時間の関数としての輻射されたパワーの積分値である。言い換えると、他の全てのものが等しいとすると、ラインスピードが速くなると十分な硬化を達成するためには輻射強度が高くなければならない。輻射線硬化材料が完全に照射された後は、この材料は硬化したと称する。硬化は、輻射源に面した側から、あるいは輻射源から離れる面から輻射線硬化材料内で発生する。輻射源により近い材料の一部が、輻射が材料の未硬化部分に到達するのを阻止するため、硬化レベルが傾斜する。入射した照射量に応じて硬化した材料は、異なった程度の硬化レベルを示す。さらにまた、材料中の硬化の程度は、それと関連する明白なモジュラス特性を有する。逆に、輻射源は、材料が相対的に均一に硬化するよう配置することもできる。
かくして、硬化の程度は、輻射線硬化材料のクロスリンク密度を通して機械的特性に影響を与える。例えば、強く硬化した材料は、その材料の高いクロスリンク密度を有するものとして定義され、これは例えばもろいものである。さらに、不十分に硬化した材料は、低いクロスリンク密度を有するものとして定義され、柔らかすぎることになり、比較的高い摩擦係数(coefficient of friction (COF))を有し、光ファイバリボンの好ましくないレベルの摩擦を引き起こす。硬化したUV材料は、輻射ドーズ量に依存して約50MPaから1500MPaの範囲のモジュラスを有する。異なるモジュラスの値は、本発明のリボンの手作業による分離性および頑強さに関し、さまざまな程度の実行し易さ(パーホーマンス)を与える。
本発明の一実施例においては、UV硬化材料を主マトリックス14用に用いることができる。例えば、UV硬化材料は、イリノイ州エルジンにあるDSM・デソテック社(DSM Desotech Inc.)から市販されている950−706のようなポリウレタンアクリレートレジン(polyurethane acrylate resin)である。あるいは、他の適宜のUV硬化材料は、オハイオ州コロンバスにあるボーデン・ケミカル社(Borden Chemical Inc.)から市販されているポリエステルアクリレートレジン(polyester acrylate resin)である。さらにまた、熱可塑性材料、例えば、ポリプロピレンもマトリックス材料として用いることができる。
図3は、光ファイバリボン10に類似する他の実施例の光ファイバリボン20を示す。光ファイバリボン20は、細長い構造体を構成する主マトリックス24を具備した、ほぼ平面状の構造に配置される複数の光学導波路(例えば、複数の光ファイバ12)を有する。主マトリックス24は、光ファイバ12に接触し、それを収納(カプセル化)する。これにより、処理および取り扱い用に頑強な構造体を提供する。主マトリックス24は、第1端部分24aと中央部分24bと第2端部分24cを有する不均一な厚さの断面を有する。この実施例においては、第1端部分24aは厚さTaを、第2端部分24cは厚さTcを有し、厚さTaは中央部分24bの厚さTbよりも大きい。特に、例えば、第1端部分24aは、略球根の形状をしているが、他の適宜の形状も取り得る。一方、第2端部分24cは、第1端部分24aの形状とは異なる形状を有する。例えば、図に示したように、第2端部分24cは、略丸い形状を有するが、他の適宜の形状も、例えば、平坦あるいは角張った形状も用いることができる。光ファイバリボン20に類似した複数のリボンを重ねる時には、第1端部分24aを、リボンスタックの交互の側に配置して、スタックに一体性を提供する。さらにまた、このようにリボンを重ねることにより、リボンは、力が加わったときに少なくとも2つの自由度で移動でき、これにより、光学性能を保持する。
図4は、光ファイバリボン40を示す。光ファイバリボン40は、主マトリックス14の外側部分の上に配置された副マトリックス45を具備した光ファイバリボン10を含む。複数のリボンを有することにより、いくつかの利点がある。例えば、本発明の一実施例においては、薄い主マトリックスを形成してリボン内の光ファイバの平面性を確保することができる。さらにまた、副マトリックス45は、いくつかの機能を有する。例えば、副マトリックス45を用いて、平面状表面46を光ファイバリボン40に与えることができる。平面状表面46は、光ファイバリボン40がリボンスタックの一部として用いられた時には、安定性を提供する。さらにまた、副マトリックス45は、主マトリックス14とは異なる材料特性、例えば、接着性、COFあるいは堅さ等を与えることができる。このことは、硬化特性のような異なる処理特性を有する主マトリックス14と類似の副マトリックス45の材料を用いることにより、あるいは主マトリックス14とは異なる材料を用いることにより達成できる。同様に、副マトリックス45の別の部分は、異なる材料および/または異なる材料特性の材料を用いてもよい。
図に示すように、副マトリックス45の第1平面状表面は、所定のCOFを有し、一方、第2平面状表面は、主マトリックス14に対する高い接着性を有するよう構成することができる。平面状表面上の所定のCOFにより、例えば、リボンのスタックを曲げる間、リボンは歪みを解放することができる。主マトリックスと副マトリックスとの間の高い接着特性により、通常頑強なリボンが形成できる。本発明の他の実施例においては、第1と第2の平面状表面は、主マトリックスの特性と異なっていてもよい同一の特性を有することができる。さらに、米国特許第6,253,013号明細書(これも本明細書に組み込まれる)に開示されるように、接着領域44(図4)を主マトリックス14と副マトリックス45との間に用いることができる。例えば、接着領域44は、コロナ放電処理を用いて主マトリックス14に形成することができる。さらにまた、光ファイバリボン40を識別するマーキング刻印を主マトリックス14あるいは副マトリックス45のいずれかの上にプリントすることもできる。本発明の他の実施例においては、副マトリックス45を光ファイバリボン40を識別ために用いることができる。例えば、副マトリックス45をリボンの識別用に色素でもって着色することもできる。
同様に、他の適宜の色の組み合わせも個々のリボンを識別するために可能である。本発明の一実施例においては、主マトリックス14を第1の色に、副マトリックス45を第2の色にすることもできる。例えば、リボンスタックの複数のリボンは、同一色の主マトリックスを有し、各異なるリボンは、異なる色の副マトリックスを有するようにすることもできる。かくして、作業者は、特定のスタックを青色のスタックとして識別し、そして青色のスタック内の各個々のリボンを識別することができる。本発明の他の実施例においては、スタックのリボンの副マトリックスは、同一の色を有し、個々のリボンの主マトリックスが異なる色を有するようにすることもできる。かくして、各リボンは、スタックの側面から識別することができる。さらに、本発明の他の実施例においては、主あるいは副マトリックスは、識別子として用いるために、適宜の色のストライプ(stripe)あるいはトレーサ(tracer)を有することもできる。
図5は、本発明の他の実施例の光ファイバリボン50を示す。光ファイバリボン50は、第1サブユニット51として、および第2サブユニット52として使用される光ファイバリボン10のような2つのリボンを有する。本明細書で使用されるように、サブユニットとは、個別のマトリックス材料をその上に有する複数の光ファイバを意味する。言い換えると、各サブユニットは、、それ自身の個別のマトリックス材料をその上に有する。サブユニットとサブセットとを混同してはならない。サブセットとは、共通のマトリックス材料を有するグループとして配列された光ファイバである。サブユニットが分離されると、個別のマトリックス材料は、通常各サブユニットに接触して残る。しかし、本発明のリボンは、他の適宜の種類あるいは数のリボンをサブユニットとして用いることができる。
副マトリックス55は、第1サブユニット51、第2サブユニット52の一部に接触し、一対の対向する平坦な平面状表面56を提供する大きさである。副マトリックス55は、主マトリックスと類似あるいは異なる材料特性を有してもよい。例えば、第1サブユニット51、第2サブユニット52の端部のファイバの周囲にある主マトリックスは、光ファイバにクッション性を与えるため、また光学減衰を阻止するために、比較的軟質である。略、平坦な平面状表面56により、光ファイバリボン50は、容易に重ねることができ、これによりリボンスタックの一部を形成する。しかし、他の適宜の形状の副マトリックス55も用いることができる。副マトリックス55を用いることにより、第1サブユニット51、第2サブユニット52の間のインターフェース57で光ファイバリボン50の手作業による分離が可能となる。第1サブユニット51、第2サブユニット52は、インターフェース57に接触するポイントを有し、これにより、副マトリックス55は、サブユニットの間に流れ、頑強な構造を形成する。
さらにまた、光ファイバリボン50は、分離作業中に、例えば、ウイングおよび/またははみ出した光ファイバの形成を阻止する。光ファイバリボン50がウイングの形成を阻止するのは、副マトリックス55内に優先的な切り裂き部分58を具備することによってであり、副マトリックス55内のランダムな裂け目形成を回避していることによる。具体的に説明すると、優先的な切り裂き部分58は、副マトリックスのインターフェース57に隣接する局部的最小厚さt2(図6)のポイントにある。この場合、局部的最小厚さt2は、不均一な断面を有する第1サブユニット51、第2サブユニット52により形成される。平坦な平面状表面56を具備する副マトリックス55がこれらの不均一な断面の上に形成されると、副マトリックス55の厚さは変化する。例えば、局部的最小厚さt2が約2μmであり、第1サブユニット51、第2サブユニット52の中央部分の上の副マトリックス55の一部は、約10μmの厚さを有する。他の実施例においては、局部的最小厚さt2がほぼゼロの値に近づけることもできる。局部的最小厚さt2は、脆弱なポイントであり、これにより、副マトリックス55の裂け目が始まるかあるいはその点で終わる。さらにまた、最小厚さは、他の適宜の寸法あるいは場所を有することができるが、リボンは適宜の頑強性および/取り扱い易さを有しなければならない。図6は、手作業によりサブユニットに分離された後の光ファイバリボン50を示す。同図に示すように、ウイングの形成は本発明により阻止される。さらにまた、適宜のマトリックス特性、例えば、破壊に至るまでの延び、および/または所定のマトリックスモジュラスを用いることにより、優先的な切り裂き部分58を強化できる。
図7に示すように、優先的な切り裂き部分は、他の適宜のリボン形状でも達成できる。光ファイバリボン70は、2つのサブユニット71、72と、副マトリックス75とを有する。副マトリックス75は、サブユニット71、72に接触するおよび/またはそれをカプセル化して光ファイバリボン70を形成する。光ファイバリボン50の副マトリックス55と同様に、副マトリックス75は、サブユニット71、72の間のインターフェース77に隣接するところで厚さが変わる。しかし、インターフェース77に隣接する副マトリックス75の厚さを変えることは、均一な厚さを有するサブユニット71、72で達成できる。しかし、このリボン構成は、不均一な厚さを有するサブユニットと組み合わせて用いることもできる。本発明の一実施例においては、副マトリックス75は、幅Wの凹み部分を有し、例えば、この凹み部分がインターフェース77上に中心を有する凹状部分73を形成する。言い換えると、凹み部分は、インターフェース77を貫くインターフェース軸A−Aに対して、対称且つ光ファイバリボン70の平面状表面に直交している。しかし、本発明の他の実施例においては、この凹み部分は、切り欠き74のような他の形状、幅および/または場所を有することもできる。明白に示すために、光ファイバリボン70のトップとボトムは、異なる形状の凹み部分を有すが、この実施例では、インターフェース77の各側上に同一の形状の凹状部分73を有することもできる。凹状部分73は、副マトリックス75内に局部的最小厚さを形成し、そこが弱いポイントとなり、副マトリックス75の裂け目が、手作業による分離の間、このポイントから始まるおよび/または終了する。
本発明の一実施例においては、凹状部分73は、約600μm未満の幅Wを有し、約5μmの深さDを有する。しかし、他の適宜の寸法も用いることができる。例えば、本発明の他の実施例においては、幅Wは、約200μm以上であり、深さDは、約5μm以上である。さらにまた、リボンの凹状部分73の意図したアプリケーション用に、適宜の頑強性および取り扱い易さを提供するための寸法とすることができる。
本発明の他の実施例である光ファイバリボン80を図8に示す。光ファイバリボン80は、それぞれが均一な厚さを有する一対のサブユニット81、82と、サブユニット81、82に接触するあるいはそれをカプセル化する副マトリックス85とを有する。これにより、光ファイバリボン80を形成する。光ファイバリボン80は、少なくとも1個のへこみ部分83を有し、光ファイバリボン70に類似する。しかし、へこみ部分83は、サブユニット81、82の間のインターフェース87上を中心に振り分けられている(上側)。この実施例において、へこみ部分83は、インターフェース87から距離Dだけずれた凹部形状を有する(下側)。例えば、距離dは、約125μmと約300μmの間であるが、他の適宜の距離も採用することができる。さらにまた、へこみ部分83は、他の形状、幅および/または深さを有することもできる。例示的目的のために、光ファイバリボン80のトップとボトムは、異なる数のへこみ部分83を有する。例えば、光ファイバリボン80のトップ上の2つのへこみ部分83は、インターフェース軸A−Aを中心に対象である。しかし、他の実施例では、各平面状表面86上に同一の数あるいは異なる数の、例えば、1個、2個あるいは3個以上のへこみ部分83を有することもできる。凹部形状であるへこみ部分83が、副マトリックス85内の局部的最小厚さを形成し、そこが弱いポイントとなって副マトリックス75の裂け目が、手作業により分離の間、このポイントから開始するおよび/または終了する。これにより、ウイングの形成が阻止される。
へこみ部分83は、リボンの意図したアプリケーション用に適宜の頑強性および取り扱い易さを提供するための寸法(大きさ)にすることができる。この実施例においては、インターフェース87から距離dの位置に光ファイバリボン80のへこみ部分83を中心におくことにより、光ファイバリボン80に頑強さを増加させることができる。具体的には、インターフェース87からへこみ部分83をずらして中心をおくことにより、光ファイバリボン80のねじれ性能を改善する。例えば、光ファイバリボン80のサブユニット81、82は、リボンの通常の取り扱い時は、分離しづらくなる。
図9は、光ファイバリボン50に類似する本発明の他の実施例である光ファイバリボン90を示す。光ファイバリボン90は、サブユニット91、92と副マトリックス95とを有する。副マトリックス95は、サブユニット91、92に接触し、および/またはカプセル化(収納)して光ファイバリボン90を形成する。サブユニット91、92は、均一な厚さを有し、副マトリックス95は、複数の凹み部分を有する。これは、光ファイバリボン70と同様である。この実施例においては、へこみ部分は、インターフェース軸A−Aの両側にあり、それに対しほぼ対称である。凹み部分は、複数の凹状部分93として定義される。しかし、凹み部分は、他の形状、幅および/または場所を有することができる。凹状部分93はサブユニット91、92のインターフェースから距離dの位置にある。この実施例において、凹状部分93の中心は、サブユニット91、92の端部の最大厚さを越えて中央部分方向に距離dだけずれている。
図10は、光ファイバリボン90に類似した本発明の他の実施例である光ファイバリボン100の一部を示す。光ファイバリボン100は、サブユニット101、102と副マトリックス105とを有する。サブユニット101、102は、均一でない厚さを有し、副マトリックス105は、インターフェース軸A−Aを中心に対象の位置にある複数の凹み部分を有する。これにより、局部的最小厚さt2を形成する。この実施例において、局部的最小厚さt2は、主マトリックスの隣接する半径R2よりも小さなサブユニットの半径R1により形成され、これにより、優先的な切り裂き部分が形成される。例えば、局部的最小厚さt2は、ゼロから約5μmの範囲を有するが、他の適宜の寸法も用いることができる。半径R1、R2は、局部的最小厚さt2に隣接した場所にある。R2がR1よりも大きくなるようにリボンを構成することは、副マトリックス105の材料が硬化する前に局部的最小厚さt2から離れる方向に流れるように、意図したものである。副マトリックス材料がその方向に流れずに、それが硬化する前に局部的最小厚さt2を形成する。さらにまた、他の実施例もまた本発明の概念を用いることもできる。
本発明のさまざまな変形例、および他の実施例は、特許請求の範囲内に含まれるものとして当業者に明らかである。例えば、サブユニットは、異なる数の光ファイバを有することができ、リボンは、3個以上のサブユニットを有することもできる。また、リボンは、他の適宜の構造を採ることもできる。さらに、本発明のリボンは、リボンスタック(積層体)の一部でもよく、あるいは他の適宜の構成要素を含んでもよい。それ故に、本発明は、ここに開示した特定の実施例に限定されるものではなく、本発明の変形例あるいは他の実施例はもまた特許請求の範囲内で実現することができる。本明細書で用いられた特定の用語は、一般的記述的意味で用いたもので、本発明の範囲を制限するものではない。本発明は、シリカベースの光ファイバを例に記載したが、本発明の概念は、他の適宜の光学導波路にも適用可能である。
本発明の従来技術による光ファイバリボンの断面図。 本発明の一実施例による光ファイバリボンの断面図。 本発明による光ファイバリボンの断面図。 その一部の上に副マトリックスを有する図2の光ファイバリボンサブユニットの断面図。 本発明による光ファイバリボンの断面図。 サブユニットに分離した後の図5の光ファイバリボンの断面図。 本発明による光ファイバリボンの断面図。 本発明による光ファイバリボンの断面図。 本発明による光ファイバリボンの断面図。 本発明による光ファイバリボンの図式的部分断面図。

Claims (3)

  1. 光ファイバリボンであって、
    第1主マトリックスにより包囲された複数の光ファイバを含む第1サブユニットであって、第1端部分と中央部分とを有し、前記第1端部分が前記中央部分よりも厚い球根の形状を有し且つ端に配置された前記光ファイバを覆うように配置されている、第1サブユニットと
    第2主マトリックスにより包囲された複数の光ファイバを含み、端部が前記第1サブユニットの第1端部分に隣接するように前記第1サブユニットと並列配置された第2サブユニットと、
    並列配置された前記第1サブユニットと第2サブユニットを覆う副マトリックスと、を有し、
    前記副マトリックスは、前記第1サブユニットの第1端部分に隣接する場所に局部的最小厚さを有する優先的切り裂き部を備え、
    前記第1サブユニットと前記第2サブユニットとを分離する作業時、前記副マトリックスは、前記優先的切り裂き部で割れる、
    ことを特徴とする光ファイバリボン。
  2. 前記局部的最小厚さが、略0ないし5μmの範囲である、
    請求項1に記載の光ファイバリボン。
  3. 前記優先的切り裂き部が、溝部を備えている、
    請求項1または2に記載の光ファイバリボン。
JP2004509484A 2002-05-31 2003-03-25 不均一な厚さおよび/または優先的な切り裂き部分を有する光ファイバリボン Expired - Fee Related JP4383342B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/159,730 US6748148B2 (en) 2002-05-31 2002-05-31 Optical fiber ribbons having a non-uniform thickness and/or preferential tear portions
PCT/US2003/009196 WO2003102660A1 (en) 2002-05-31 2003-03-25 Optical fiber ribbons having a non-uniform thickness and/or preferential tear portions

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005528639A JP2005528639A (ja) 2005-09-22
JP2005528639A5 JP2005528639A5 (ja) 2006-03-23
JP4383342B2 true JP4383342B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=29583002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004509484A Expired - Fee Related JP4383342B2 (ja) 2002-05-31 2003-03-25 不均一な厚さおよび/または優先的な切り裂き部分を有する光ファイバリボン

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6748148B2 (ja)
EP (1) EP1509799A4 (ja)
JP (1) JP4383342B2 (ja)
KR (1) KR20050000553A (ja)
CN (1) CN100468112C (ja)
AU (1) AU2003222076A1 (ja)
WO (1) WO2003102660A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030234975A1 (en) * 2002-06-24 2003-12-25 Minelly John D. Banded optical amplifier
US7415181B2 (en) * 2005-07-29 2008-08-19 Corning Cable Systems Llc Fiber optic cables and assemblies for fiber to the subscriber applications
US7471862B2 (en) 2002-12-19 2008-12-30 Corning Cable Systems, Llc Dry fiber optic cables and assemblies
US6853783B2 (en) * 2003-02-28 2005-02-08 Corning Cable Systems Llc Optical Fiber Ribbons Having Preferential Tear Portions
US7715675B2 (en) 2003-07-18 2010-05-11 Corning Incorporated Optical fiber coating system and coated optical fiber
US7039282B2 (en) 2004-06-30 2006-05-02 Corning Cable Systems Llc Optical fiber array with an intermittent profile and method for manufacturing the same
US20060045443A1 (en) * 2004-08-30 2006-03-02 Blazer Bradley J Fiber optic ribbons having one or more preferential tear portions and method of making the same
US7187830B2 (en) * 2004-12-22 2007-03-06 Corning Cable Systems, Llc. Optical fiber ribbons having a preferential tear portion formed by curing and methods therefor
US7274846B1 (en) * 2006-09-29 2007-09-25 Corning Cable Systems, Llc. Fiber optic ribbon subunits having ends with different shapes
JP4891808B2 (ja) * 2007-02-28 2012-03-07 昭和電線ケーブルシステム株式会社 光ファイバテープ心線
CN101889229B (zh) 2007-12-11 2013-10-16 普雷斯曼通信电缆系统美国有限公司 易分裂的光导纤维带
JP2013205501A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバテープ心線、及び光ファイバテープ心線を備えた光ファイバケーブル
JP6083803B2 (ja) * 2013-06-07 2017-02-22 株式会社フジクラ テープ心線
US9379512B2 (en) * 2014-04-11 2016-06-28 Ofs Fitel, Llc Arrayed optical fiber amplifier using ribbonized erbium-doped fiber
JP6440591B2 (ja) * 2015-08-06 2018-12-19 古河電気工業株式会社 光ファイバテープ心線、光ファイバケーブル
WO2021133534A1 (en) * 2019-12-23 2021-07-01 Corning Research & Development Corporation Intermittently bonded ribbon having bonding regions with multiple materials
EP4231073A4 (en) * 2020-10-19 2024-04-17 Sumitomo Electric Industries OPTICAL FIBER RIBBON
WO2023205446A1 (en) * 2022-04-21 2023-10-26 Commscope Technologies Llc Rolled fiber ribbon and method for manufacturing

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4547040A (en) 1983-06-21 1985-10-15 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Optical fiber assembly and process for preparing same
JPS60112203U (ja) 1984-01-05 1985-07-30 住友電気工業株式会社 光伝送用多心フアイバ
DE3606617A1 (de) 1986-02-28 1987-09-03 Siemens Ag Flachbandleitung mit mehreren lichtwellenleiteradern und verfahren zu deren herstellung
DE3706323A1 (de) 1987-02-27 1988-09-08 Kabelmetal Electro Gmbh Bandleitung mit lichtwellenleitern
JPH01138518A (ja) 1987-11-26 1989-05-31 Sumitomo Electric Ind Ltd テープ状光ファイバ心線
JP2533144B2 (ja) 1987-11-26 1996-09-11 住友電気工業株式会社 テ―プ状光ファイバ心線
JP2820691B2 (ja) 1988-03-31 1998-11-05 株式会社フジクラ 分割型光ファイバテープ
US4900126A (en) 1988-06-30 1990-02-13 American Telephone & Telegraph Co. Bonded array of transmission media
JP3314495B2 (ja) 1993-01-14 2002-08-12 住友電気工業株式会社 テープ状光ファイバ心線
FI93152C (fi) 1993-04-05 1995-02-27 Nokia Kaapeli Oy Optinen kuitunauha
IT1271484B (it) 1993-10-12 1997-05-28 Alcatel Cavi Spa Nastro di fibre ottiche modulare, separabile in una pluralita' di nastri o moduli, procedimento per fabbricare tale nastro e cavo ottico impiegante lo stesso
JPH07120645A (ja) 1993-10-27 1995-05-12 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光ファイバテープ
US5457762A (en) 1994-06-13 1995-10-10 Siecor Corporation Fiber optic ribbon
US5442722A (en) 1994-07-25 1995-08-15 Siecor Corporation Optical fiber ribbon with zip cord
JPH08129122A (ja) 1994-10-31 1996-05-21 Hitachi Cable Ltd 光ファイバテープ
JPH08262292A (ja) 1995-03-24 1996-10-11 Fujikura Ltd 光ファイバテープ心線およびこれを用いた光ケーブル
WO1997005515A1 (en) 1995-08-01 1997-02-13 Dsm N.V. A ribbon unit, a method of making the ribbon unit and a method of providing mid-span access
JPH09113773A (ja) 1995-10-24 1997-05-02 Yazaki Corp 光ファイバテープ心線
US5673352A (en) 1996-01-12 1997-09-30 Alcatel Submarine Networks, Inc. Fiber optic micro cable
JP3797496B2 (ja) 1996-01-17 2006-07-19 三菱電線工業株式会社 光ファイバテープの製造方法
US5761363A (en) 1996-03-07 1998-06-02 Siecor Corporation Optical fiber ribbon which is strippable and peelable
US5717805A (en) 1996-06-12 1998-02-10 Alcatel Na Cable Systems, Inc. Stress concentrations in an optical fiber ribbon to facilitate separation of ribbon matrix material
US5933559A (en) 1996-07-22 1999-08-03 Dsm N.V. Radiation-curable cross-linked ribbon matrix material for bonding an array of coated optical glass fibers
TW420757B (en) 1996-11-18 2001-02-01 Sumitomo Electric Industries Divided type optical fiber tape core wires
JPH09218328A (ja) 1997-01-09 1997-08-19 Fujikura Ltd 分割型光ファイバテープ
US6195489B1 (en) 1997-01-31 2001-02-27 Fujikura Ltd. Optical fiber cord, ribbon cord using the same and ribbon cord branch line
US5970196A (en) 1997-09-22 1999-10-19 Siecor Corporation Fiber optic protective member with removable section to facilitate separation thereof
US6018605A (en) 1997-12-31 2000-01-25 Siecor Operations Photoinitiator--tuned optical fiber and optical fiber ribbon and method of making the same
US6097866A (en) 1998-05-01 2000-08-01 Alcatel Optical fiber ribbon
JP4390160B2 (ja) 1998-06-26 2009-12-24 住友電気工業株式会社 分割型光ファイバテープ心線の製造用一括被覆ダイス装置及び製造方法
US6253013B1 (en) 1999-03-29 2001-06-26 Siecor Operations, Llc Optical fiber arrays
US6381390B1 (en) 1999-04-06 2002-04-30 Alcatel Color-coded optical fiber ribbon and die for making the same
US6337941B1 (en) 1999-09-29 2002-01-08 Alcatel Splittable optical fiber ribbons

Also Published As

Publication number Publication date
US20030223713A1 (en) 2003-12-04
EP1509799A4 (en) 2005-06-15
AU2003222076A1 (en) 2003-12-19
KR20050000553A (ko) 2005-01-05
EP1509799A1 (en) 2005-03-02
US6748148B2 (en) 2004-06-08
CN100468112C (zh) 2009-03-11
JP2005528639A (ja) 2005-09-22
WO2003102660A1 (en) 2003-12-11
CN1643423A (zh) 2005-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7085459B2 (en) Optical fiber ribbons with subunits having preferential tear portions
JP4383342B2 (ja) 不均一な厚さおよび/または優先的な切り裂き部分を有する光ファイバリボン
US7532796B2 (en) Fiber optic ribbons having one or more predetermined fracture regions
JP2008525846A (ja) 硬化により形成された優先的引き裂き部分を有する光ファイバリボン及びその製造方法
JP2008511869A (ja) 1または2以上の優先的引裂き部分を備えた光ファイバリボンおよびその製造方法
US10007078B2 (en) Optical fiber ribbon
EP3497498B1 (en) Flexible optical fiber ribbon with intermittently bonded polymer layers
JP2716212B2 (ja) 光ファイバリボン
JP4664300B2 (ja) 優先引裂部分を有する光ファイバリボン
JP5555173B2 (ja) 分割可能な光ファイバリボン
EP3025174B1 (en) Fiber optic ribbon
US11415769B2 (en) Intermittent connection-type optical fiber tape core wire, optical fiber cable, and method for manufacturing intermittent connection-type optical fiber tape core wire
EP0953858A1 (en) Optical fiber ribbon and optical fiber ribbon cable
US7695652B2 (en) Optical waveguide and method for manufacturing the same
US7274846B1 (en) Fiber optic ribbon subunits having ends with different shapes
WO2019163748A1 (ja) 光ファイバの製造方法および光ファイバ
JPH06201957A (ja) テープ型光ファイバ心線

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090202

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090501

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090918

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4383342

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees