JP4380881B2 - 鶏卵用トレー - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鶏卵用トレーに係り、特にトレーに収容された鶏卵をスムーズに取り出すことができる鶏卵用トレーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、鶏卵用トレーは種々の構造のものが提案されている。例えば、実公昭５０−１４９２号や実開昭４７−１５３２号公報に記載されている鶏卵用トレー(以下、たんに「トレー」という)がこれに該当する。
これら公報に記載されているトレーは、鶏卵を収容した後はトレーを段積にして専用の卵コンテナー等に収容されて卵処理工場等へ供されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載のトレーは、鶏卵用収容部の周囲が周側壁で囲われており、鶏卵はその底部外周を前記下方へ凹ませた形状の中空で下向きの小突起の内周縁若しくは前記周側壁で支持され得る構造としてあるので、トレー内から収容された鶏卵を取り出す際に、鶏卵の表面が前記突起の周側壁や周側壁に穿ってある後述する孔或いは前期下向き小突起の内周縁等に引っかかり、スムーズな鶏卵の取り出しが困難になるという問題がある。この傾向は、鶏卵表面に鶏糞等の汚物が付着していたり、鶏卵にひび割れが生じて中身が漏れている鶏卵の表面がトレーに粘着している場合、或いはトレーからの鶏卵取出しを自動取出機によって行なう場合等にトレーが鶏卵と一緒に持ち上がり機械に噛みこみが発生し、特に顕著な問題となる。
【０００４】
また、上記公報記載のトレーは、例えばこれをそのまま茹で卵製造用の鶏卵支持用のトレーとして使用した場合には卵との接触部(支持部)において熱湯や加熱蒸気の熱伝達効率が悪くなったり、また、茹で上がり後の卵の表面を可及的速やかに乾燥させる必要があることに対しても水切りが悪いために十分対応が出来得ないという欠点がある。
本発明は、このような従来の鶏卵用トレーが有する種々の問題を解決した鶏卵用トレーを提供することを目的としてなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記目的を達成するために本発明鶏卵用トレーの特徴は、台板上に複数個の中空で上向きの突起を縦横方向において一定間隔に配列して鶏卵収容部を形成してあり、該台板の裏側に前記突起の４個で囲まれた部分を下方へ凹ませた形状の中空で下向きの小突起を形成してある鶏卵用トレーにおいて、前記小突起の基部周縁に収容鶏卵の底部外周を点支持可能とした少なくとも３個以上の瘤状の上向き隆起を形成したものである。
このように構成することによって、トレー内に収容される鶏卵の底部を３個以上の瘤状の上向き隆起で安定的に点支持するとともにトレー内からの鶏卵の取り出し時に引っかかり現象を少なくなるようにしたものである。
また本発明のトレーを用いて茹で卵を製造する際に加熱媒体である熱湯や蒸気が鶏卵の全表面に接触しやすくしたものである。
この際、トレーに形成される突起及び小突起を中空としておき、その周壁部は熱湯や蒸気等の気液の通過を可能とした孔を穿っておくことが安定した品質の茹で卵を効率よく製造できるのでより好ましい。
【０００６】
【作用】
本発明において、トレーに収容される鶏卵は、従来のような４個の突起で囲まれた部分の突起の周壁によって面乃至は線接触で保持されるものではなく、収容される鶏卵の底部外周を前期小突起の基部周縁（鶏卵の底部外周位置に相当する）に形成された３個以上の瘤状の上向き隆起による少なくとも３点の接触によって支持される。
すなわち、収容される鶏卵は、突起周壁とは実質的に接触しないように前記隆起によって点接触で支持されるとともにその底部を僅かに持ち上げられた状態でトレーに収容されるものである。
従ってトレー内からの鶏卵取出時において、通常の卵はもとより鶏卵表面が鶏糞等で汚れている場合であっても、収容トレーと鶏卵表面の接触面積が小さいために卵表面がトレーに粘着することがなくなり、これによる卵取出時の引っかかりが少なくなり、トレーを取り出される鶏卵と一緒に持ち上げることもなくなる。
その結果、卵処理場において自動取出機がトレーと鶏卵を一緒に取り出すこともなくなり機械的トラブルをなくすことが可能となる。
また、本発明鶏卵用トレーは、トレー内に鶏卵を収容した状態のまま、熱湯や加熱蒸気中に入れて茹で卵を製することが可能であり、その際にも、トレーの突起の周壁と鶏卵表面は実質的に接触しない状態で隙間が形成されるため熱湯や蒸気が卵表面の全面を通過できるものとなり、熱交換効率をよくして茹で卵を製することが可能となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明鶏卵用トレーを実施例の図面に基づいて説明する。
図１は、合成樹脂（好ましくは、１００℃以上の耐熱性を有する硬質ポリエチレンやポリプロピレン）を成形した本発明鶏卵用のトレーＴの平面図であり、図２は、図１のＡ−Ａ線断面図を示すものである。
また、図３は図１のＢ−Ｂ線断面図を示し、図４は図１の右側面図、図５はトレーＴの裏面図、図６は鶏卵ＥをトレーＴに収容して鶏卵コンテナーに段積収納した状態を示す斜視図を夫々示すものである。
図において、トレーＴの概略形状は台板１上に高さ３０ｍｍ、底面直径を３５ｍｍとした中空かつ上向きで円錐形状の突起２，２，２…を縦横方向において一定間隔に配列して鶏卵Ｅの収容部を形成したものとしてあり、該台板１の裏側に前記突起２，２，２…の４個で囲まれた部分(１個の鶏卵収容部に相当)を下方へ凹ませた形状の中空で下向きの高さ１０ｍｍ程の小突起３，３，３…を形成してある。前記小突起３，３，３…の基部直径は２５ｍｍ程とされ、その基部周縁５，５，５…には収容される鶏卵Ｅの底部外周を点接触によって支持可能な直径３ｍｍ程の４個の瘤状の上向き隆起４，４，４，４を形成してある。
また、本実施例では前記上向き突起２，２，２…の周壁部は少なくとも気液通過を可能とした孔７，７，７…を穿ってある。
この際、下向き小突起３，３，３…の周壁部にも孔７，７，７…を穿っておくと、熱効率上さらによい。
上記の構成としてあるので、本実施例の鶏卵用トレーＴに鶏卵Ｅを収容する際は、鶏卵Ｅは一つの鶏卵収容部を囲む４つの突起２，２，２，２の周壁に沿うように送入されるとともに鶏卵Ｅの底部外周を隆起４，４，４，４で４点支持され、安定して載置収容される。
【０００８】
即ち、収容完了時においては、鶏卵が傾かずに正立した状態では、突起２，２，２，２の周壁面と鶏卵Ｅの表面は実質的に接触せず、鶏卵Ｅはその底部を隆起４，４，４，４によって４点で持ち上げられ浮かされた状態で安定支持される。
従って、収容される鶏卵Ｅの表面に鶏糞等が付着した状態でトレーＴに収容されたとしても、鶏卵の自重などによって鶏糞がトレーＴの突起２の側壁等に押し付けられて粘着することはなく、鶏卵Ｅの取り出し時に鶏糞等の接着乃至粘着作用によってトレーＴが卵と一緒に持ち上がるという不都合は生じない。
また、ここで各突起２，２，２…及び小突起３，３，３…は中空でその側壁部に孔７を穿ってあり、またその素材を耐熱性合成樹脂としてあることは、トレーＴをそのまま茹で卵を大量に製する際の鶏卵収納トレーＴとして最適に使用可能とするものである。
即ち、トレーＴに収納される鶏卵Ｅの表面と突起２，２，２…の側壁面とによって形成される隙間や前記側壁に穿かれた孔７を加熱媒体である熱湯や蒸気が自由に往来できるので、加熱効率をよくして茹で卵を製することが可能となるのである。
尚、本発明はその実施例での説明によって明らかなように、鶏糞等の付着がない鶏卵Ｅであっても、これを前記突起２，２，２，２間に収容した際に、従来の鶏卵用トレーでは完全に嵌まりこみ取り出し難くなるという現象が時折生ずるものであるが、本発明トレーは上述のように突起２，２，２，２の側壁と鶏卵Ｅの表面は実質的に接触し難く隙間が生じる構造としてあるため、このような卵が取り出し難くなるという現象も生じないということは言うまでもないことである。
【０００９】
【発明の効果】
本発明によれば、トレーの鶏卵収容部の鶏卵の底部外周を支持する位置に少なくとも３個以上の隆起を形成して、この隆起部で鶏卵を点接触で支持できる構成としてあるので、鶏卵はトレーの鶏卵収容部内で空間に浮かされた状態に近くなり、トレー内から容易に取り出しができる。
また、鶏卵表面が鶏糞等で汚れていても、トレーと鶏卵表面が鶏糞等で粘着することもなく、自動取出装置による鶏卵取出し時のトラブルも未然に防止できるものである。
また、本発明鶏卵用トレーは、鶏卵を収容した状態で卵コンテナーより取り出して、これをそのまま茹で卵製造用の卵トレーとして使用すれば熱効率よく品質一定の茹で卵を製造することができる等の優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態の平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】図１の右側面図である。
【図５】図１の裏面図である。
【図６】本発明鶏卵用トレーを段積みして卵コンテナーに収納した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
１ 台板
２ 突起
３ 小突起
４ 上向き隆起
５ 基部周縁
６ 補強枠（梁）
７ 孔
８ 滑り止め
９ 卵コンテナー
Ｅ 鶏卵
Ｔ トレー
【発明の属する技術分野】
本発明は、鶏卵用トレーに係り、特にトレーに収容された鶏卵をスムーズに取り出すことができる鶏卵用トレーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、鶏卵用トレーは種々の構造のものが提案されている。例えば、実公昭５０−１４９２号や実開昭４７−１５３２号公報に記載されている鶏卵用トレー(以下、たんに「トレー」という)がこれに該当する。
これら公報に記載されているトレーは、鶏卵を収容した後はトレーを段積にして専用の卵コンテナー等に収容されて卵処理工場等へ供されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載のトレーは、鶏卵用収容部の周囲が周側壁で囲われており、鶏卵はその底部外周を前記下方へ凹ませた形状の中空で下向きの小突起の内周縁若しくは前記周側壁で支持され得る構造としてあるので、トレー内から収容された鶏卵を取り出す際に、鶏卵の表面が前記突起の周側壁や周側壁に穿ってある後述する孔或いは前期下向き小突起の内周縁等に引っかかり、スムーズな鶏卵の取り出しが困難になるという問題がある。この傾向は、鶏卵表面に鶏糞等の汚物が付着していたり、鶏卵にひび割れが生じて中身が漏れている鶏卵の表面がトレーに粘着している場合、或いはトレーからの鶏卵取出しを自動取出機によって行なう場合等にトレーが鶏卵と一緒に持ち上がり機械に噛みこみが発生し、特に顕著な問題となる。
【０００４】
また、上記公報記載のトレーは、例えばこれをそのまま茹で卵製造用の鶏卵支持用のトレーとして使用した場合には卵との接触部(支持部)において熱湯や加熱蒸気の熱伝達効率が悪くなったり、また、茹で上がり後の卵の表面を可及的速やかに乾燥させる必要があることに対しても水切りが悪いために十分対応が出来得ないという欠点がある。
本発明は、このような従来の鶏卵用トレーが有する種々の問題を解決した鶏卵用トレーを提供することを目的としてなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記目的を達成するために本発明鶏卵用トレーの特徴は、台板上に複数個の中空で上向きの突起を縦横方向において一定間隔に配列して鶏卵収容部を形成してあり、該台板の裏側に前記突起の４個で囲まれた部分を下方へ凹ませた形状の中空で下向きの小突起を形成してある鶏卵用トレーにおいて、前記小突起の基部周縁に収容鶏卵の底部外周を点支持可能とした少なくとも３個以上の瘤状の上向き隆起を形成したものである。
このように構成することによって、トレー内に収容される鶏卵の底部を３個以上の瘤状の上向き隆起で安定的に点支持するとともにトレー内からの鶏卵の取り出し時に引っかかり現象を少なくなるようにしたものである。
また本発明のトレーを用いて茹で卵を製造する際に加熱媒体である熱湯や蒸気が鶏卵の全表面に接触しやすくしたものである。
この際、トレーに形成される突起及び小突起を中空としておき、その周壁部は熱湯や蒸気等の気液の通過を可能とした孔を穿っておくことが安定した品質の茹で卵を効率よく製造できるのでより好ましい。
【０００６】
【作用】
本発明において、トレーに収容される鶏卵は、従来のような４個の突起で囲まれた部分の突起の周壁によって面乃至は線接触で保持されるものではなく、収容される鶏卵の底部外周を前期小突起の基部周縁（鶏卵の底部外周位置に相当する）に形成された３個以上の瘤状の上向き隆起による少なくとも３点の接触によって支持される。
すなわち、収容される鶏卵は、突起周壁とは実質的に接触しないように前記隆起によって点接触で支持されるとともにその底部を僅かに持ち上げられた状態でトレーに収容されるものである。
従ってトレー内からの鶏卵取出時において、通常の卵はもとより鶏卵表面が鶏糞等で汚れている場合であっても、収容トレーと鶏卵表面の接触面積が小さいために卵表面がトレーに粘着することがなくなり、これによる卵取出時の引っかかりが少なくなり、トレーを取り出される鶏卵と一緒に持ち上げることもなくなる。
その結果、卵処理場において自動取出機がトレーと鶏卵を一緒に取り出すこともなくなり機械的トラブルをなくすことが可能となる。
また、本発明鶏卵用トレーは、トレー内に鶏卵を収容した状態のまま、熱湯や加熱蒸気中に入れて茹で卵を製することが可能であり、その際にも、トレーの突起の周壁と鶏卵表面は実質的に接触しない状態で隙間が形成されるため熱湯や蒸気が卵表面の全面を通過できるものとなり、熱交換効率をよくして茹で卵を製することが可能となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明鶏卵用トレーを実施例の図面に基づいて説明する。
図１は、合成樹脂（好ましくは、１００℃以上の耐熱性を有する硬質ポリエチレンやポリプロピレン）を成形した本発明鶏卵用のトレーＴの平面図であり、図２は、図１のＡ−Ａ線断面図を示すものである。
また、図３は図１のＢ−Ｂ線断面図を示し、図４は図１の右側面図、図５はトレーＴの裏面図、図６は鶏卵ＥをトレーＴに収容して鶏卵コンテナーに段積収納した状態を示す斜視図を夫々示すものである。
図において、トレーＴの概略形状は台板１上に高さ３０ｍｍ、底面直径を３５ｍｍとした中空かつ上向きで円錐形状の突起２，２，２…を縦横方向において一定間隔に配列して鶏卵Ｅの収容部を形成したものとしてあり、該台板１の裏側に前記突起２，２，２…の４個で囲まれた部分(１個の鶏卵収容部に相当)を下方へ凹ませた形状の中空で下向きの高さ１０ｍｍ程の小突起３，３，３…を形成してある。前記小突起３，３，３…の基部直径は２５ｍｍ程とされ、その基部周縁５，５，５…には収容される鶏卵Ｅの底部外周を点接触によって支持可能な直径３ｍｍ程の４個の瘤状の上向き隆起４，４，４，４を形成してある。
また、本実施例では前記上向き突起２，２，２…の周壁部は少なくとも気液通過を可能とした孔７，７，７…を穿ってある。
この際、下向き小突起３，３，３…の周壁部にも孔７，７，７…を穿っておくと、熱効率上さらによい。
上記の構成としてあるので、本実施例の鶏卵用トレーＴに鶏卵Ｅを収容する際は、鶏卵Ｅは一つの鶏卵収容部を囲む４つの突起２，２，２，２の周壁に沿うように送入されるとともに鶏卵Ｅの底部外周を隆起４，４，４，４で４点支持され、安定して載置収容される。
【０００８】
即ち、収容完了時においては、鶏卵が傾かずに正立した状態では、突起２，２，２，２の周壁面と鶏卵Ｅの表面は実質的に接触せず、鶏卵Ｅはその底部を隆起４，４，４，４によって４点で持ち上げられ浮かされた状態で安定支持される。
従って、収容される鶏卵Ｅの表面に鶏糞等が付着した状態でトレーＴに収容されたとしても、鶏卵の自重などによって鶏糞がトレーＴの突起２の側壁等に押し付けられて粘着することはなく、鶏卵Ｅの取り出し時に鶏糞等の接着乃至粘着作用によってトレーＴが卵と一緒に持ち上がるという不都合は生じない。
また、ここで各突起２，２，２…及び小突起３，３，３…は中空でその側壁部に孔７を穿ってあり、またその素材を耐熱性合成樹脂としてあることは、トレーＴをそのまま茹で卵を大量に製する際の鶏卵収納トレーＴとして最適に使用可能とするものである。
即ち、トレーＴに収納される鶏卵Ｅの表面と突起２，２，２…の側壁面とによって形成される隙間や前記側壁に穿かれた孔７を加熱媒体である熱湯や蒸気が自由に往来できるので、加熱効率をよくして茹で卵を製することが可能となるのである。
尚、本発明はその実施例での説明によって明らかなように、鶏糞等の付着がない鶏卵Ｅであっても、これを前記突起２，２，２，２間に収容した際に、従来の鶏卵用トレーでは完全に嵌まりこみ取り出し難くなるという現象が時折生ずるものであるが、本発明トレーは上述のように突起２，２，２，２の側壁と鶏卵Ｅの表面は実質的に接触し難く隙間が生じる構造としてあるため、このような卵が取り出し難くなるという現象も生じないということは言うまでもないことである。
【０００９】
【発明の効果】
本発明によれば、トレーの鶏卵収容部の鶏卵の底部外周を支持する位置に少なくとも３個以上の隆起を形成して、この隆起部で鶏卵を点接触で支持できる構成としてあるので、鶏卵はトレーの鶏卵収容部内で空間に浮かされた状態に近くなり、トレー内から容易に取り出しができる。
また、鶏卵表面が鶏糞等で汚れていても、トレーと鶏卵表面が鶏糞等で粘着することもなく、自動取出装置による鶏卵取出し時のトラブルも未然に防止できるものである。
また、本発明鶏卵用トレーは、鶏卵を収容した状態で卵コンテナーより取り出して、これをそのまま茹で卵製造用の卵トレーとして使用すれば熱効率よく品質一定の茹で卵を製造することができる等の優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態の平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】図１の右側面図である。
【図５】図１の裏面図である。
【図６】本発明鶏卵用トレーを段積みして卵コンテナーに収納した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
１ 台板
２ 突起
３ 小突起
４ 上向き隆起
５ 基部周縁
６ 補強枠（梁）
７ 孔
８ 滑り止め
９ 卵コンテナー
Ｅ 鶏卵
Ｔ トレー
Claims (2)
- 台板上に複数個の中空で上向きの突起を縦横方向において一定間隔に配列して鶏卵収容部を形成してあり、該台板の裏側に前期突起の４個で囲まれた部分を下方へ凹ませた形状の中空で下向きの小突起を形成してある鶏卵用トレーにおいて、前期小突起の基部周縁に収容鶏卵の底部外周を点支持可能とした少なくとも３個以上の瘤状の上向き隆起を形成してあることを特徴とする鶏卵用トレー。
- 前期上向き突起及び／又は下向き小突起の周壁部は少なくとも気液通過を可能とした孔を穿ってある請求項１記載の鶏卵用トレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000103736A JP4380881B2 (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 鶏卵用トレー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000103736A JP4380881B2 (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 鶏卵用トレー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001287723A JP2001287723A (ja) | 2001-10-16 |
| JP4380881B2 true JP4380881B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=18617385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000103736A Expired - Fee Related JP4380881B2 (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 鶏卵用トレー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4380881B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100853556B1 (ko) | 2006-12-13 | 2008-08-21 | 박중민 | 난좌 및 이 난좌 고정구 그리고 이들을 이용한 계란의 가공처리 방법 |
| KR100824788B1 (ko) | 2008-01-14 | 2008-04-24 | 박중민 | 난좌 및 이 난좌 고정구 그리고 이들을 이용한 계란의 가공처리 방법 |
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2000
- 2000-04-05 JP JP2000103736A patent/JP4380881B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001287723A (ja) | 2001-10-16 |
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