JP4379478B2 - 圧電デバイスおよび圧電デバイスを搭載する電子機器。 - Google Patents

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Description

本発明は、水晶などの振動片を用いた圧電デバイス、圧電デバイスの製造方法、及び圧
電デバイスを搭載した電子機器に関する。
図11に従来の圧電デバイスの構成を示し説明する。
従来の圧電デバイスの構成は、基材であるパッケージ114上に、支持基板113に固
着されたリード線112A,112Bが接続されており、前記リード線112A,112
Bの一端に、圧電振動片110が接続されて保持されている。なお、前記支持基板113
は、前記パッケージ114に対向する面と表裏の関係にある面に前記リード線112A、
112Bを固着している構成となっていた。
しかしながら、前述の構成によれば、リード線は、パッケージとの接合部におけるパッ
ケージとの密着を確保するために、前記リード線と前記パッケージとの間に存在する支持
基板の厚み分だけ折り曲げられた形状(以下リードフォーミングという)が必要であった

また、上面にリード線が露出している構成であるため、例えば、振動片の振動周波数の
チューニングを行なう際に発生する、溶着した金粒の飛散(以下Auスプラッシュという
)などによる、リード線とリード線との短絡不良を発生させるという問題も有していた。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、リード線を支
持基板の下面、即ち、パッケージに対向する面に固着することから、リードフォーミング
することなくリード線をベース基板に密着させることが可能となり、リードフォーミング
加工を不要とすることにある。
また、Auスプラッシュをリード線の上面にある支持基板で受けることにより、リード
線へのAuスプラッシュの付着を防止して、リード線とリード線との短絡を防止すること
にある。
かかる課題を解決するために、本発明のジャイロセンサは、回転角速度を検出するための圧電振動片と、前記圧電振動片を保持し一端が前記圧電振動片に接続されたリード線と、前記リード線を支持する支持基板であって、開口部を備え、前記振動片に対向する面に前記リード線の他端近傍が固定された前記支持基板と、前記圧電振動片を収容する凹部を備えたパッケージを有し、
前記リード線は、前記開口部の位置で折り曲げられ、前記圧電振動片が前記パッケージと接触せず前記凹部に位置するように成型され、前記支持基板と前記圧電振動片とが空隙を持って配置されることを特徴とする。
本発明のジャイロセンサによれば、リード線を支持基板の下面、即ち、パッケージに対向する面に固着することから、リードフォーミングすることなくリード線をベース基板に密着させることが可能となり、リードフォーミング加工を不要とすることができる。
また、前記支持基板は、前記支持基板に固定された前記リード線に対向する窓開け部を有することとしてもよい。
このようにすれば、リード線を基材に接合する際に、支持基板を介さずに接合ツールを直接リード線に接触させることができ、接合の不具合を減少させることが可能となる。
また、本発明の電子機器においては、本発明に係るジャイロセンサを搭載して構成されることを特徴とする。
本発明によれば、安価な、不具合の発生を防止することが可能な電子機器を提供することができる。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施の形態では、水晶振動片を用いたジャイロセンサを例にして説明する。
===ジャイロセンサの構成===
図1は、圧電デバイスの一例としてのジャイロセンサの構成を示す説明図であり、図1
(A)は、平面図、図1(B)は、a−a'断面を表す正面図である。
図1によれば、ジャイロセンサ100は、電子機器及び乗り物のような物体の姿勢や位
置を検出すべく前記物体に搭載されて使用される。ジャイロセンサ100は、圧電振動片
であるジャイロ振動片10と、ジャイロ振動片10を保持するための支持機構であるリー
ド線15A、15B、16A及び16Bと、前記リード線15A等を介して前記ジャイロ
振動片10が載置されるための、例えばセラミック製のパッケージ20と、前記リード線
を支持するための支持基板22と、前記ジャイロ振動片10等の部材を収納するための蓋
体19とから構成されている。
<第一の実施の形態>
以下第一の実施の形態について図1(A)及び図1(B)を参照しながら、図2、図3
、及び図4を用いて説明する。図2は、駆動アームの動作を示す。図3は、駆動アームの
動作とコリオリ力との関係を示す。図4は、検出アームの動作を示す。
===振動片の構成===
ジャイロセンサ100に用いられるジャイロ振動片10は、従来知られた駆動モード、
検出モード、及びスプリアスモードという3つのモードで動作すべく、駆動部を構成する
第一の駆動腕部及び第二の駆動腕部である第一の駆動アーム11A及び第二の駆動アーム
11Bと、検出部である検出アーム12と、腕支持部であるアーム支持部13と、支持部
である支持板14とを有している。
第1及び第2の駆動アーム11A、11Bは、図1(A)に示されるように、各々が図
示のY方向に延在する即ち相互に平行する、所定長を有する板状の部材である。第1及び
第2の駆動アーム11A、11Bは、図示のX方向に沿った振動中に、前記した物体の姿
勢の変動の一つである、図示のZ方向を回転軸として与えられる回転に応じて、当該回転
角速度の大きさに対応するコリオリ力を生成する。
駆動アーム11Aは、図2(A)〜(C)に示されるように、その中心を軸とする屈曲
動作により振動し、より詳細には、その端部に近い部位ほどX方向に沿って大きく変位す
るという凹凸型に変形することにより振動する。駆動アーム11Bは、駆動アーム11A
が変形する凹凸形状とは線対称な関係にある形状に屈曲動作により振動する。
図3に示されるように、第1の駆動アーム11Aが点線で示された形状から実線で示さ
れた形状へ変化しており、第2の駆動アーム11Bも点線で示された形状から実線で示さ
れた形状へ変化しているとき、紙面内時計回り方向の回転が加えられると、コリオリ力は
、図3の矢印19A、19Bで示される方向に発生する。他方で、第1の駆動アーム11
Aが実線で示された形状から点線で示された形状へ変化し、第2の駆動アーム11Bが実
線で示された形状から点線で示された形状へ変化しているとき、紙面内時計回り方向の回
転が加えられると、コリオリ力は、図3の矢印19A、19Bとは反対方向に発生する。
検出アーム12は、第1の駆動アーム11A及び第2の駆動アーム11Bと同様に、図
示のY方向に沿って延在している、所定長を有する板部材である。即ち、第1の駆動アー
ム11A、第2の駆動アーム11B、及び検出アーム12は、相互に平行である。検出ア
ーム12は、第1及び第2の駆動アーム11A、11Bに働く前記コリオリ力を検出すべ
く、第1及び第2の駆動アーム11A、11Bからアーム支持部13を経て伝播される前
記コリオリ力に応答して、当該コリオリ力の大きさに対応する振動を行なう。
検出アーム12は、図4(A)〜(C)に示されるように、図3(A)〜(C)で示し
た第1及び第2の駆動アーム11A、11Bの屈曲動作と同様に、概ねS字状及び逆S字
状に変形するという屈曲動作を行なう。検出アーム12による前記屈曲動作回転により発
生する電気信号を検出することにより前記コリオリ力の大きさを知得し、これにより、前
記物品に加えられた回転角速度の大きさを認識する。
図1(A)に戻り、アーム支持部13は、一端が第1の駆動アーム11Aの中心に接続
されており、他端が第2の駆動アーム11Bの中心に接続されており、検出アーム12は
、その中心がアーム支持部13の中心と一致するように接続されている。支持板14は、
アーム支持部13と検出アーム12との接続点を含む所定の面積を有する板状部材である
===振動片の保持構造===
X方向に延在するリード線15Aと15B及びY方向に延在する16Aと16Bは、相
互に同一又は異なる形状を有する帯状部材である。また、リード線15A、15B、16
A及び16Bは、図1(B)に示されるように、一端が支持板14の対応する辺の近傍に
接続されており、他端がパッケージ20に接続されている。
リード線15A、15B、16A、及び16Bは、パッケージ20上に該リード線15
A等を挟んだ位置関係で設けられる支持基板22によって固定されている。
ここで、リード線15A等の形状について詳細を説明する。リード線15A、15B、
16A、及び16Bは、ジャイロ振動片10が支持基板22、及びパッケージ20と接触
しないように成型されている。詳述すれば、パッケージ20に一端を接続したリード線1
5A等は支持基板22の開口部18の位置で支持基板22の周縁部から中央上方に向かう
方向に一旦折り曲げられた後、さらにパッケージ20の底面21にほぼ平行となるように
他端を含む部位を折り曲げ、他端にジャイロ振動片10を接続する。
支持基板22は、例えば、図5に示す支持基板22の断面図のように、ステンレス鋼板
30にポリイミド樹脂等の絶縁層31を設けた基板であり、絶縁層31にリード線15A
、15B、16A、及び16Bが固定されており、その中央には、該リード線15A等の
成型のための開口部18が設けられている。さらに、支持基板22には、それぞれのリー
ド線15A等の一端近傍にはそれぞれ窓開け部23、24,25、及び26が設けられて
いる。
また、窓開け部23、24,25、及び26の形状について、図8により説明する。図
8は、支持基板における窓開け部の応用例を示す図である。図8に示すように、窓開け部
23、24,25、及び26の形状については、半円形状、コーナー部が円弧状となった
形状など、リード線の一端をパッケージ20に接続する際の阻害要因とならない形状であ
ればよい。
上述したように、第一の実施の形態の圧電デバイスによれば、リード線15A等を支持
基板22の下面、即ち、パッケージ20に対向する面に固着することから、リード線15
A等のリードフォーミングをすることなく、リード線15A等をパッケージ20に密着さ
せることが可能となる。
また、Auスプラッシュをリード線の上面にある支持基板で受けることにより、リード
線へのAuスプラッシュの付着を防止して、リード線とリード線との短絡を防止すること
も可能となる。
===圧電振動デバイスの製造方法===
本発明のジャイロセンサの製造方法の一例について図7を用いて説明する。図7は、リ
ード線の両端の接続方法を示す図である。
先ず、図7においては図示しないが、支持基板22に固定されたリード線15A等は、
支持基板22の窓開け部において、所定の形状に成型されている。
次に、図7(A)に示すように、リード線15A等(リード線は複数本存在しており、
前述の第一の実施の形態においては、15A、15B、16A及び16Bを示して説明し
たが、以下の本製造方法の説明においては、15Aを代表例として15A等と称して説明
する)とジャイロ振動片10とを接続する。パッケージ20に一端を固着されたリード線
15A等は、他の一端にジャイロ振動片10を載置し、導電性接着剤33を塗布したのち
乾燥を行なってジャイロ振動片10の支持電極27と接続する。
次に、図7(B)に示すように、成型されたリード線15A等をパッケージ20と固着
する。詳述すると、例えばパッケージ20上にAuバンプ32を載置し、さらに、Auバ
ンプ32上にリード線15A等を載置する。ここで、前述の固着部分の支持基板22には
窓開け部23が設けられており、この窓開け部23に加熱ツール29などを挿入してリー
ド線15A、Auバンプ32、及びパッケージを加熱しながら加圧することによって固着
する。
なお、前述の圧電振動デバイスの製造方法においては、先ず、リード線にジャイロ振動
片を接続した後、前記リード線をパッケージに固着することで説明したが、工程順序は逆
でもよく、先ず、パッケージにリード線を固着した後、ジャイロ振動片をリード線に固着
することとしてもよい。
本方法によれば、加熱ツールをリード線15A等に直接当てることができるため、加熱
の効率を高めることができるとともに、安定した固着を行なうことができる。
<第二の実施の形態>
図6(A)及び図6(B)を用いて第二の実施の形態について説明する。図6は、圧電
デバイスの一例としてのジャイロセンサの構成を示す説明図であり、図6(A)は、平面
図、図6(B)は、a−a'断面を表す正面図である。
本実施形態に係るジャイロセンサ100の構成については、前述した「ジャイロセンサ
の構成」と同じであるため詳細の説明はここでは行なわない。また、振動片の構成につい
ても前述した第一の実施の形態で説明した「振動片の構成」と同じであるため詳細の説明
は省略する。
===振動片の保持構造===
X方向に延在するリード線40Aと40B及びY方向に延在する41Aと41Bは、相
互に同一又は異なる形状を有する帯状部材である。また、リード線40A、40B、41
A及び41Bは、図6(B)に示されるように、一端が支持板14の対応する辺の近傍に
接続されており、他端がパッケージ46に接続されている。
リード線40A、40B、41A、及び41Bは、パッケージ46上に該リード線40
A等を挟んだ位置関係で設けられる支持基板42によって固定されている。
ここで、リード線40A等の形状について詳細を説明する。リード線40A、40B、
41A、及び41Bは、ジャイロ振動片10がパッケージ46と接触せずパッケージ46
の底面48に設けられた凹部45に位置するようにに成型されている。詳述すれば、パッ
ケージ46に一端を接続したリード線40A等は支持基板42の開口部43の位置で支持
基板42の周縁部から中央下方に向かう方向に一旦折り曲げられた後、さらにパッケージ
凹部45の底面47にほぼ平行となるように他端を含む部位を折り曲げ、他端にジャイロ
振動片10を接続する。
支持基板42は、例えば、ステンレス鋼板にポリイミド樹脂等の絶縁層を設けた基板で
あり、前記絶縁層にリード線40A、40B、41B及び41Bが固定されており、その
中央には、該リード線40A等の成型のための開口部43が設けられている。さらに、支
持基板42には、それぞれのリード線40A等の一端近傍にはそれぞれ窓開け部23、2
4,25、及び26が設けられている。
上述したように、第二の実施の形態の圧電デバイスによれば、リード線40A等を支持
基板42の下面、即ち、パッケージ46に対向する面に固着することから、リード線40
A等のリードフォーミングをすることなく、リード線40A等をパッケージ46に密着さ
せることが可能となる。
また、図9の正面断面図に示すように、リード線35を折り曲げすることない形状の構
成、即ち、支持基板36のパッケージに対向する面に固定されたリード線35の一端をパ
ッケージ37に固着して平坦に延在した他の一端にジャイロ振動片10を接続した構成に
してもよい。
このような構成によれば、リード線35のパッケージとの接続部におけるリードフォー
ミングをすることなく、リード線35等をパッケージ37に密着させることが可能となる

また、振動片との接続部においてもリード線35等のリードフォーミングが不要となり
、リード線加工の容易性を向上することも可能となる。
<その他の実施の形態>
ここで、本発明の圧電発振器の構成を説明する。図10は、本発明の圧電発振器の構成
を示す正面断面図である。
図10によれば、圧電発振器50は、圧電振動片60と、圧電振動片60を保持するた
めの支持機構である複数のリード線55A及び55B(本例では55A、55Bの2本で
説明する)と、前記リード線55A及び55Bを介して前記圧電振動片60が載置される
ための、例えばセラミック製のパッケージ58と、前記リード線55A及び55Bを支持
するための支持基板56と、少なくとも圧電振動片60を発振させるための機能を有する
回路素子57と、圧電振動片60等の部材をパッケージ58の中に収納するための蓋体5
9とから構成されている。
なお、リード線55A及び55Bは、パッケージ58上に該リード線55A及び55B
を挟んだ位置関係で設けられる支持基板56によって固定されている。
ここで、リード線55A及び55Bの形状について説明する。リード線55A及び55
Bは、圧電振動片60がパッケージ58、又は回路素子57等と接触せずパッケージ58
内に位置するようにに成型されている。詳述すれば、パッケージ58に一端を接続したリ
ード線線55A及び55Bは支持基板56の窓開け部(図示しない)の位置で支持基板5
6の周縁部から中央上方に向かう方向に一旦折り曲げられた後、さらにパッケージ58の
底面にほぼ平行となるように他端を含む部位を折り曲げ、他端に圧電振動片60を接続す
る。
上述したような構成の圧電発振器によれば、リード線55A等を支持基板56の下面、
即ち、パッケージ58に対向する面に固着することから、リード線55A等のリードフォ
ーミングをすることなく、リード線55A等をパッケージ58に密着させることが可能と
なる。
また、本発明の圧電振動子、または圧電発振器を用いた電子機器について説明する。
本発明の圧電デバイス、または圧電発振器は、例えば、携帯電話、ビデオカメラ、デジ
タルカメラ及びパソコンなどの電子機器において、制御基準信号、計時機能の基準信号、
またはセンサなどに使用される。
本発明によれば、加工を容易にすることによる安価な圧電デバイス及び圧電発振器を用
いることにより、安価な電子機器を提供することができる。
以上説明したように、本発明の圧電デバイス、圧電デバイスの製造方法及び圧電デバイ
スを搭載した電子機器によれば、リード線を支持基板の下面、即ち、パッケージに対向す
る面に固着することから、リードフォーミングすることなくリード線をベース基板に密着
させることが可能となり、リードフォーミング加工を不要とすることができる。即ち、加
工の容易性を高め、安価な圧電デバイスを提供することが可能となる。
また、Auスプラッシュをリード線の上面にある支持基板で受けることが可能となり、
リード線へのAuスプラッシュの付着を防止して、リード線とリード線との短絡を防止す
ることも可能となる。
図1は、圧電デバイスの一例としてのジャイロセンサの構成を示す説明図であり、図1(A)は、平面図、図1(B)は、a−a'断面を表す正面図である。 図2は、駆動アームの動作を示す図である。 図3は、駆動アームの動作とコリオリ力との関係を示す図である。 図4は、検出アームの動作を示す図である。 図5は、支持基板22の構造を示す断面図である。 図6は、圧電デバイスの一例としてのジャイロセンサの構成を示す説明図であり、図6(A)は、平面図、図6(B)は、a−a'断面を表す正面図である。 図7は、リード線の両端の接続方法を示す図である。 図8は、支持基板における窓開け部の応用例を示す図である。 図9は、本発明の応用例を示す正面断面図である。 図10は、本発明の圧電発振器の構成を示す正面断面図である。 図11は、従来の圧電デバイスの構成を示す図である。
符号の説明
10…圧電振動片であるジャイロ振動片、11A,11B…第一の駆動腕部である第一
の駆動アーム、12…検出部である検出アーム、13…腕支持部であるアーム支持部、1
4…支持部である支持板、15A,15B…X方向に延在するリード線、16A,16B
…Y方向に延在するリード線、18…支持基板の開口部、19…蓋体、20…パッケージ
、21…パッケージの底面、22…支持基板、23,24,25,26…支持基板の窓開
け部、27…ジャイロ振動片の支持電極、29…加熱ツール、32…Auバンプ、33…
導電性接着剤、57…回路素子、100…ジャイロセンサ。

Claims (3)

  1. 回転角速度を検出するための圧電振動片と、
    前記圧電振動片を保持し一端が前記圧電振動片に接続されたリード線と、
    前記リード線を支持する支持基板であって、開口部を備え、前記振動片に対向する面に前記リード線の他端近傍が固定された前記支持基板と、
    前記圧電振動片を収容する凹部を備えたパッケージを有し、
    前記リード線は、前記開口部の位置で折り曲げられ、前記圧電振動片が前記パッケージと接触せず前記凹部に位置するように成型され、
    前記支持基板と前記圧電振動片とが空隙を持って配置されることを特徴とするジャイロセンサ
  2. 請求項1に記載のジャイロセンサにおいて、
    前記支持基板は、前記支持基板に固定された前記リード線に対向する窓開け部を有することを特徴とする圧電デバイス。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のジャイロセンサを搭載して構成されることを特徴とする電子機器。
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