JP4379133B2 - 情報交換方法及び情報交換システム - Google Patents

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Description

本発明は利用者どうしが情報交換を行うための情報交換方法及び情報交換システムに関する。特に、携帯端末を用いて、利用者どうしが店舗の情報を交換する場合の、情報交換方法及び情報交換システムに関する。
現在、地域情報や商品情報の携帯電話機へのインターネットを介した情報配信が、盛んに行われている。
最新の代表的な情報配信方法として以下の2つを紹介する。
第1の方法は、第3者どおしが、ネットワークの情報交換サイトを介して、互いの所望する情報を配信しあう方法である(例えば、特許文献1参照。)。
すなわち、自分の所望する条件を情報交換サイトに登録しておけば、その条件に合致する情報を第3者がサイトに登録したとき、その情報が携帯電話機へ自動的に配信される。
この方法は、多種多様な所望情報(例えば、店舗情報)を互いにリアルに交換することに適している。
また、第2の方法は、まず、携帯端末に近距離無線機能を持たせ、特定の地域に関する広告情報をサーバから、近距離無線で一定エリア内のクライアントの携帯端末に配信する。さらに、この携帯端末がサーバとなり他のクライアントの携帯端末に近距離無線により配信する方法である(例えば、特許文献2参照。)。
この方法により、変化の激しい配信情報を、通信費用をかけることなく、ユーザに広げることが出来る。
特開2003−61154号公報 特開2003−16347号公報
しかしながら、上述した従来の技術の第1の方法は、情報の発信および取得の行為は移動体通信網を使用して情報交換サーバを介して行われる。そのために通信料金が必要であり、利用者に金銭面で負担がかかるという問題があった。さらに、情報は、第3者がサイトに登録する必要があり、発信者側に負担がかかるという問題もあった。
また、上述した従来の技術の第2の方法は、情報が、近距離無線で情報を配信された携帯端末から、情報を配信されていない携帯端末に1方向のみで伝わる。そのため、店舗情報のように、互いに携帯端末で種々の情報を交換したいような場合には、この方法を利用できないという問題があった。
本発明の目的は、店舗情報のような情報を、通信料金やサイトに登録という利用者の負担を必要とすることなく、携帯端末の近距離無線で交換できるようにすることである。そして、そのための情報交換方法及び情報交換システムを提供することにある。
本願の第1の発明は、近距離無線通信機能を有する携帯情報端末、近距離無線通信機能を有し店舗に設置された店舗情報端末、及び、近距離無線通信機能を有しあらかじめ任意の位置に設置された情報マーキング端末で情報を交換する情報交換方法であって、
前記店舗情報端末と前記携帯情報端末との情報交換において、
前記店舗情報端末は、前記携帯情報端末の存在を検出すると一定時間通信エリアに留まっているかどうかを監視し、前記一定時間通信エリアに留まっていることを確認すると前記近距離無線通信機能を用いて前記携帯情報端末と通信を確立し、前記通信の確立に応じて前記携帯情報端末から端末利用者IDと利用者の嗜好を通知されると、少なくとも前記利用者の嗜好に合致する店舗情報内容と店舗IDとを含む店舗情報を前記携帯情報端末に送信し、
前記携帯情報端末は、送信された前記店舗情報を前記携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納し、
前記携帯情報端末相互間の情報交換において、
前記携帯情報端末は、通信エリア内に他の携帯情報端末の存在を検出すると互いに通信を確立し、あらかじめ自己の携帯情報端末内に登録された利用者の嗜好を前記他の携帯情報端末と交換して前記利用者の嗜好が一致すれば、少なくとも端末利用者IDと前記携帯情報端末内の前記店舗情報記憶領域に格納された該当する前記店舗情報とを転送し、前記他の携帯情報端末から端末利用者IDと前記店舗情報を送られてきた場合は、自己の携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納し、
前記携帯情報端末と前記情報マーキング端末との情報交換において、
前記携帯情報端末は、通信エリア内に前記情報マーキング端末の存在を検出すると互いに通信を確立し、前記携帯情報端末の端末利用者IDと利用者の嗜好および前記携帯情報端末が保有する店舗情報を前記情報マーキング端末に通知し、前記情報マーキング端末から送られる利用者の嗜好に合った店舗情報を前記携帯情報端末内の前記店舗情報記憶領域に格納し、
前記情報マーキング端末は、前記携帯情報端末から受け取った端末利用者IDと店舗情報をあらかじめ備えた嗜好別の店舗情報記憶領域に蓄積し、
端末利用者ID対応にポイントを管理するポイント管理サーバがあらかじめ用意され、
前記携帯情報端末又は前記情報マーキング端末から送られる前記店舗情報には、それまで経由してきた全ての前記携帯情報端末の端末利用者IDが含まれ、
前記店舗情報端末は、清算処理時に前記携帯情報端末と通信を確立し、前記携帯情報端末の前記店舗情報記憶領域内の前記経由してきた全ての端末利用者IDを読み出し、店舗の基準により各端末利用者IDにポイントを付与し、前記店舗IDと前記端末利用者IDと付与された前記ポイントを前記ポイント管理サーバに送信し、
前記携帯情報端末からの前記店舗情報の転送は、経由した前記携帯情報端末及び前記情報マーキング端末の台数により制限され、設定制限台数を超えた前記店舗情報は他の前記携帯情報端末に転送されないようにした、
ことを特徴とする。
本願の第2の発明は、第1の発明の前記店舗情報内容は、前記店舗の広告情報及びクーポンであることを特徴とする。
本願の第3の発明は、近距離無線通信機能を有する携帯情報端末と、近距離無線通信機能を有し店舗に設置された店舗情報端末と、近距離無線通信機能を有しあらかじめ任意の位置に設置された情報マーキング端末と、端末利用者ID対応にポイントを管理するポイント管理サーバとを含んで構成される情報交換システムであって、
前記店舗情報端末は、
前記携帯情報端末の存在を検出すると一定時間通信エリアに留まっているかどうかを監視し、前記一定時間通信エリアに留まっていることを確認すると前記近距離無線通信機能を用いて前記携帯情報端末と通信を確立する第1の無線通信ブロックと、
前記通信の確立に応じて前記携帯情報端末から端末利用者IDと利用者の嗜好を通知されると、少なくとも前記利用者の嗜好に合致する店舗情報内容と店舗IDとを含む店舗情報を前記携帯情報端末に送信する第1の信号処理ブロックと、
を含み、
前記携帯情報端末は、
前記近距離無線通信機能を用いて通信エリア内の前記店舗情報端末と通信を確立し、通信エリア内に他の携帯情報端末の存在を検出すると互いに通信を確立し、通信エリア内に前記情報マーキング端末の存在を検出すると互いに通信を確立する第2の無線通信ブロックと、
前記店舗情報端末との通信確立後に送信された前記店舗情報を前記携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納し、前記他の携帯情報端末との通信確立後あらかじめ自己の携帯情報端末内に登録された利用者の嗜好を前記他の携帯情報端末と交換して前記利用者の嗜好が一致すれば、少なくとも端末利用者IDと前記携帯情報端末内の前記店舗情報記憶領域に格納された該当する前記店舗情報とを転送し、前記他の携帯情報端末から端末利用者IDと前記店舗情報が送られてきた場合は自己の携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納し、前記マーキング情報端末との通信確立後自己の携帯情報端末の端末利用者IDと利用者の嗜好および自己の携帯情報端末が保有する前記店舗情報を前記情報マーキング端末に通知し、前記情報マーキング端末から送られる前記利用者の嗜好に合った前記店舗情報を前記携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納する第2の信号処理ブロックと、
を含み、
前記情報マーキング端末は、
前記近距離無線通信機能を用いて前記通信エリア内の前記携帯情報端末と通信を確立する第3の無線通信ブロックと、
あらかじめ備えた嗜好別の店舗情報記憶領域から前記利用者の嗜好に合った前記店舗情報を前記携帯情報端末に送ると共に、前記携帯情報端末から受け取った前記端末利用者IDと前記店舗情報を前記嗜好別の店舗情報記憶領域に蓄積する第3の信号処理ブロックと、
を含み、
前記携帯情報端末又は前記情報マーキング端末から送られる前記店舗情報には、それまで経由してきた全ての前記携帯情報端末の端末利用者IDが含まれ、
前記店舗情報端末の前記第1の無線通信ブロックは、清算処理時に前記携帯情報端末と通信を確立し、前記第1の信号処理ブロックは前記携帯情報端末の店舗情報記憶領域内の前記経由してきた全ての端末利用者IDを読み出し、店舗の基準により各端末利用者IDにポイントを付与し、前記店舗IDと前記端末利用者IDと付与された前記ポイントを前記ポイント管理サーバに送信し、
前記携帯情報端末からの前記店舗情報の転送は、経由した前記携帯情報端末及び前記情報マーキング端末の台数により制限され、設定制限台数を超えた前記店舗情報は他の前記携帯情報端末に転送されないようにした、
ことを特徴とする。
本願の第4の発明は、第3の発明の前記店舗情報内容は、前記店舗の広告情報及びクーポンであることを特徴とする。
本発明によって利用者は通信料金を使用することなく、店舗の情報を互いの携帯情報端末間で自動的に交換することが可能になる効果がある。又、情報のサイトへの登録という利用者の負担を必要とすることなく、店舗の情報を互いの携帯情報端末間で自動的に交換することが可能になる効果がある。
図1は本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。
ショッピングモール1において第1の店舗20、第2の店舗21が営業を行っている。第1の店舗20、第2の店舗21にはそれぞれ第1の店舗の情報端末30、第2の店舗の情報端末31が設置されており、各店舗の広告などの情報を配信している。ショッピングモール1にてショッピングを楽しむ利用者は各自、店舗の広告などの情報を配信されていない携帯情報端末10を携帯している。この携帯情報端末10には利用者の属性、嗜好が記録されている。携帯情報端末10を携帯した利用者が一定時間以上、第1の店舗20の内部あるいは店舗近傍に留まっていた場合、第1の店舗の情報端末30は利用者の情報端末10に店舗の広告などの情報を配信する。店舗の広告などの情報を配信された携帯情報端末10は、店舗の情報を記憶した携帯情報端末11となる。第1の店舗20を出た利用者は店舗の情報を記憶した携帯情報端末11を携帯してショッピングモール1内部を移動する。店舗の情報を記憶した携帯情報端末11は近傍に位置する他の携帯端末と通信し、利用者の属性や嗜好が一致する携帯端末を見つけると第1の店舗の情報を送信する。店舗の情報を直接転送された携帯情報端末12の利用者は、店舗の情報を見て気に入れば第1の店舗20を訪れる。
以上のように一定時間以上顧客を店内に留めておくことができる店舗の情報は携帯情報端末10を通して口コミ的に広がる。
多くの人が集まるような場所(例えばレストランなど)では、店舗の情報を記憶した携帯情報端末11も多く集まる。そのため、利用者の属性や嗜好が一致する携帯端末への情報の転送が頻繁に行われる。あるいは、端末どおしの互いに蓄積した情報の交換も頻繁に行われる。このような場所は相互転送エリア51として位置づけられ、多くの情報を取得したい利用者も集まることになる。
利用者の携帯情報端末11どおしがやり取りする情報は利用者の個人データの内の属性や嗜好のみで、氏名、住所など重要な情報は含まない。また、属性、嗜好は互いに一致するかの判断だけに使用し、その他の用途(例えば携帯情報端末のディスプレーに表示するなど)には使用しない。
また、利用者の携帯情報端末11どおしが直接情報をやり取りする上述した構成以外にも以下のような構成での情報交換も行う。いま、第2の店舗21には第2の店舗の情報端末31が設置されている。携帯情報端末を持った利用者(利用者A)が一定時間以上第2の店舗21の内部あるいは店舗近傍に居たとする。この場合、第2の店舗の情報端末31から利用者(利用者A)の携帯情報端末へ店舗の広告などの情報が配信される。利用者は第2の店舗の情報が配信された店舗の情報を記憶した携帯情報端末11を携帯して情報マーキング端末40の近傍(情報マーキング端末エリア50)まで赴く。情報マーキング端末40は、予め、ショッピングモール内に設置されている情報端末である。そして、携帯情報端末11はその内部に記憶した第2の店舗21の情報および自身の属性、嗜好を情報マーキング端末40に転送する。
その後利用者は情報マーキング端末エリア50に留まっていても、エリア外に移動しても構わない。他の携帯情報端末の利用者(利用者B)が情報マーキング端末エリア50を訪れた場合、その利用者の携帯情報端末は、情報マーキング端末40から再転送された情報を記憶する。この情報は、利用者(利用者B)の属性、嗜好と合致した他の利用者(利用者A)が情報マーキング端末40に転送した情報である。この情報マーキング端末40経由で店舗の情報を記憶した携帯情報端末は店舗の情報を間接転送された携帯情報端末13となる。店舗の情報を間接転送された携帯情報端末13を携帯した利用者(利用者B)は、転送された店舗の情報を参考にして第2の店舗21を訪れる。
一般的に情報マーキング端末エリア50は、ショッピングモール1内の多目的広場などのような場所に設置することが望ましい。また情報マーキング端末エリア50の範囲は情報マーキング端末40と携帯情報端末11の通信の到達距離で決まる。つまり、情報マーキング端末40の電波、あるいは光信号などの信号が届く範囲となる。
携帯情報端末11の形態は限定せず、携帯電話型、PDA型、カード型などが考えられる。
携帯情報端末、店舗の情報端末、情報マーキング端末間の通信は無線あるいは光無線であることが望ましいが、有線による通信でもかまわない。
本発明では携帯情報端末の利用者が一定時間以上店舗内または店舗近傍に留まることで店舗の情報を携帯情報端末に転送する。この一定の時間は全ての業種に渡って共通の値をとる必要はない。
図2は本発明の他の実施の形態を示すシステム構成図である。
利用者は携帯情報端末11の利用開始に際し、自身の属性、趣味・嗜好を携帯情報端末に記憶させる。携帯情報端末は利用者が常時携帯するか、ショッピングモール1に訪れるたびに運営組織60から貸与される方式とする。
運営組織60は加盟店舗70の出資を受けて運営される。加盟店舗70は図1における第1の店舗20や第2の店舗21などである。運営組織は出資比率に応じたポイントを加盟店舗70に割り当てる。このポイントは各加盟店舗が利用者に特典として付与するものである。
加盟店舗70の内部あるいは近傍に一定時間以上居た利用者の携帯情報端末には加盟店舗70の情報端末75の発信する情報(広告及びクーポン)が配信される。加盟店舗70情報端末75では全ての利用者に情報を発信してもいいが、携帯情報端末に記憶された利用者の属性・嗜好を把握した上でターゲットとなる利用者のみに情報を配信してもよい。この場合、情報端末75において、ターゲットとなる利用者の属性・嗜好を配信する情報にキーワードとして設定し、属性・嗜好が一致した利用者にのみ配信する方法が効果的である。
店舗の情報を記憶した携帯情報端末11に配信された情報には、配信した店舗名(または店舗ID番号)とその店舗での配信した情報のシリアル番号、配信した日時が付与される。配信した情報のシリアル番号は店舗に設置されたシリアル番号管理サーバ90が管理する。
店舗の情報を記憶した携帯情報端末11が他の携帯情報端末を自らの近傍に見つけ通信を確立すると、携帯情報端末11は、まず互いの利用者の属性・嗜好情報を交換し合致した項目の検索を行う。これらの項目で合致した項目が検出されると、2つの携帯情報端末は、互いに共有する情報を保有している可能性が高いと判断して情報の交換を行う。このとき通信の負荷を下げるために、交換する情報を選別することが効果的である。選別の方法としてはターゲットとなる利用者の属性・嗜好を配信する情報にキーワードとして設定された情報の内、交換相手の属性・嗜好に合致するものを交換する方法が好ましい。即ち、交換相手の属性・嗜好に合致したキーワードが交換される。
図2では店舗の情報を記憶した携帯情報端末11から携帯情報端末12に店舗の情報が転送された場合を示している。この際、店舗情報の転送元となった店舗の情報を記憶した携帯情報端末11のIDも同時に店舗の情報を直接転送された携帯情報端末12へ記憶される。
店舗の情報を直接転送された携帯情報端末12の利用者は転送された店舗情報を見て気に入れば加盟店舗70を訪れる。ここで、店舗の情報を直接転送された携帯情報端末12の利用者が加盟店舗70のサービスあるいは販売する物品を購入する場合、クーポンを使用する。このクーポンに関するクーポン情報は、店舗の情報を記憶した携帯情報端末11から転送されたものである。シリアル番号管理サーバ90は使用されたクーポン情報に含まれるシリアル番号から最初に情報を配信した店舗の情報を記憶した携帯情報端末11のIDを割り出す。加盟店舗70の情報端末75は店舗の情報を記憶した携帯情報端末11に対して、店舗の情報を転送した対価としてポイント情報を送信し、ポイントを還元する。
また、携帯情報端末どおしのIDのやり取りを行うと複数台の携帯情報端末を経由した店舗の情報のクーポンを使用することになる。この場合、加盟店舗70の情報端末75は経由した全ての携帯情報端末にポイント情報を送信し、転送の対価のポイントを還元することが可能となる。
店舗の情報端末から利用者の携帯情報端末に配信されてから時間が経過して古くなった情報が他の利用者の携帯情報端末に転送されることを防止する必要がある。そのため、配信される情報にはライフタイムを設定して配信からライフタイムを越えた情報は消滅または他の利用者の情報携帯端末には転送されないようにする。同様に複数台の携帯情報端末を経由した店舗の情報を利用できる場合は、経由した携帯情報端末の台数(情報マーキング端末も含む)に制限を設ける方式も可能である。店舗の情報のライフタイムの設定および経由した携帯情報端末の台数制限により、古くなった情報の配信防止以外にも、過剰に多くの利用者に広まらないようにする効果がある。
店舗の情報端末75から配信される情報は広告、クーポン以外であっても良い。店舗から配信される情報に付与される情報は配信した店舗名とその店舗での配信した情報のシリアル番号、配信した日時以外であっても良い。
ポイント還元の方法としては、運営組織60が用意するサービスまたは商品購入の対価として使用する形態がある。あるいは各店舗でのサービスまたは商品購入の対価として使用する形態がある。
また、加盟店舗70の情報端末75は店舗の情報を直接転送された携帯情報端末12に対しても、サービスまたは商品購入の特典としてポイント情報を送信し、携帯情報端末12の利用者にポイントを還元することが可能である。
図2では情報マーキング端末40を経由しない店舗情報の転送方法について説明したが、情報マーキング端末40を経由しても同様の方式で実現が可能である。
図2ではシリアル番号管理サーバ90は各加盟店舗に設置する構成とした。これ以外にも、運営組織60に各加盟店舗の情報を一括管理するシリアル番号管理サーバを設置し、加盟店舗がサーバを共有する構成も可能である。
加盟店舗に割り当てるポイントは、運営組織60に対する出資比率に応じるとしたが、月ごとの加盟会費に応じることも可能である。この場合、加盟店舗によって需要が見込まれる月には会費を多く払い込み、多数のポイントを準備しておくといった販売戦略も可能である。
また、利用者に対するポイントの還元比率は各店舗で任意に決定することが出来る。さらに、店舗の情報端末から店舗情報がいくつかの携帯情報端末を経由して実際に店舗を利用した携帯情報端末まで転送される場合がある。この場合、どの店舗情報を転送した利用者にいくらのポイントを還元するかも各店舗で任意に決定することができる。
図3は携帯情報端末10(または、携帯情報端末11あるいは12も共通)の構成を示すブロック図である。無線通信ブロック150−1では他の端末と通信が確立していない時点では、自端末の存在を知らせる信号を出力しつつ他の端末が発する存在を知らせる信号を待ち受けしている。他の端末が発する存在を検出すると互いに通信を確立する。信号処理ブロック160−1は通信が確立した相手が店舗の情報端末か、携帯情報端末か、情報マーキング端末かを判断する。
通信が確立した相手が店舗の情報端末だった場合、信号処理ブロック160−1は以下の処理を行う。信号処理ブロック160−1は、まず、記憶ブロック170の利用者情報記憶領域180からあらかじめ登録された利用者IDと利用者の嗜好を読み出す。そして、信号処理ブロック160−1は読み出した利用者IDと利用者の嗜好を店舗の情報端末(図1の30または31)に通知する。店舗の情報端末30からは利用者の嗜好に合致する店舗情報内容があれば、該当する店舗情報内容と店舗IDとが携帯情報端末10に送られる。ここで、店舗情報内容は、利用者に対するサービス内容であり、ここでは、広告及びクーポンを意味する。また、この時店舗の情報端末30からはこのほかに、各店舗ごとに配信時に割り当てたシリアル番号および配信時に書き込まれたタイムスタンプが携帯情報端末10に送信される。ここで、タイムスタンプは、配信された日付・時間を示す情報である。信号処理ブロック160−1はこれらの情報を記憶ブロック170の店舗情報記憶領域190−1に格納する。尚、店舗情報内容と店舗ID及び、シリアル番号および配信時に書き込まれたタイムスタンプからなる情報を、以降店舗情報と呼ぶ。
通信が確立した相手が携帯情報端末12(図1)だった場合、携帯情報端末11(図1)の信号処理ブロック160−1は以下の処理を行う。信号処理ブロック160−1は、まず記憶ブロック170の利用者情報記憶領域180からあらかじめ登録された利用者の嗜好を相手の携帯情報端末12と交換する。そして信号処理ブロック160−1は、利用者の嗜好が一致すれば、該当する店舗情報と自端末利用者IDを転送する。該当する店舗情報がない場合は特に転送は行わない。また、相手の携帯情報端末12から店舗情報が送られてきた場合は、携帯情報端末11の信号処理ブロック160−1は、店舗情報記憶領域190−1に、送られてきた店舗情報を格納する。尚、この場合の店舗情報には、前述した店舗の情報端末30からの店舗情報に、通信相手を含むその店舗情報が店舗から配信されてから経由したすべての携帯情報端末の利用者IDとが追加される。
通信が確立した相手が情報マーキング端末40だった場合、携帯情報端末11の信号処理ブロック160−1は以下の処理を行う。信号処理ブロック160−1は、まず記憶ブロック170の利用者情報記憶領域180からあらかじめ登録された利用者IDとを情報マーキング端末40に通知する。信号処理ブロック160−1は、この時、利用者の嗜好および自端末が保有する店舗情報がある場合はその店舗情報を情報マーキング端末40に通知する。情報マーキング端末40は、携帯情報端末11からの利用者の嗜好を確認し、利用者の嗜好に合った店舗情報を携帯情報端末11に送信する。
図4は店舗の情報端末30(図1)の構成を示すブロック図である。無線通信ブロック150−2は、携帯情報端末11が発する存在を検出すると、一定時間店内に留まっているかどうかを監視する。無線通信ブロック150−2は、携帯情報端末11が一定時間店内に留まっていることを確認すると、互いに通信を確立する。信号処理ブロック160−2は、携帯情報端末11から利用者の嗜好を通知されると、店舗情報記憶領域190−2を参照する。そして、利用者の嗜好に合致する店舗情報内容があれば、信号処理ブロック160−2は、該当する店舗情報内容を含む店舗情報を携帯情報端末11に送信する。
さらに、店舗の情報を直接転送された携帯情報端末の利用者が、店舗の情報を見て店舗を訪れ、商品やサービスを購入後の清算したとする。この時、店舗の情報端末30は、無線通信ブロック150−2により携帯情報端末11と通信を確立する。そして、店舗の情報端末30は、信号処理ブロック160−2により携帯情報端末11の店舗情報記憶領域190−1内の経由した利用者IDを読み出す。次に、店舗の情報端末30は、信号処理ブロック160−2により、各利用者IDにポイントを付与し、ネットワークを介してポイント管理サーバ80に送信する(図示せず)。
図5は情報マーキング端末40の構成を示すブロック図である。無線通信ブロック150−3は携帯情報端末11(図1)との通信を確立する。信号処理ブロック160−3は通信が確立した携帯情報端末11の利用者の嗜好を確認して、利用者の嗜好に合った店舗情報を保有していた場合は携帯情報端末に転送する。これとともに信号処理ブロック160−3は、携帯情報端末11からの店舗情報も受け取る。情報マーキング端末40は携帯情報端末11から受け取った店舗情報を記憶ブロックの嗜好別の店舗情報記憶領域190−3に蓄積する。嗜好別の店舗情報は、嗜好の種類ごとに分けて店舗情報記憶領域190−3に蓄積されている。そして、嗜好別の店舗情報には、情報を携帯情報端末11から取得した日付・時間と、店舗からの店舗情報、及び携帯情報端末の利用者IDとが含まれる。尚、携帯情報端末の利用者IDには、店舗の情報端末から情報マーキング端末まで転送されるまでに経由したすべての携帯情報端末の利用者IDが含まれる。
図6はポイント管理サーバ80の構成を示すブロック図である。ポイント管理サーバ80は、図2の加盟店舗70から送られてくる利用者のポイントの利用・蓄積情報を元に、記憶ブロック170に利用者のポイントを一元的に管理する。記憶ブロック170の利用者管理情報記憶領域210には各利用者ごとにポイントを利用・蓄積した日付・時間と、その時のポイント残数と、ポイントを利用・蓄積した店舗が記憶される。
図7はシリアル番号管理サーバ90の構成を示すブロック図である。記憶ブロック170の配信履歴情報記憶領域220には店舗情報を配信した日付・日時と、配信時のシリアル番号と、配信した携帯情報端末11の利用者情報が記憶されている。この利用者情報には、利用者IDと、配信した情報の利用の有無が含まれる。
上記の実施例では、店舗の情報端末および情報マーキング端末40から携帯情報端末11へ向かう情報の伝送は、通信を確立する方法を記述した。この情報の伝送は、放送のように情報を垂れ流して携帯情報端末11が利用者の嗜好に合致する店舗情報を選択するようにしてもよい。
次に、本発明の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムを以下に示す。
まず、第1は、近距離無線通信機能を有する店舗の情報端末にあって、近距離無線通信機能を有する携帯情報端末の存在を検出すると一定時間通信エリアに留まっているかどうかを監視し一定時間通信エリアに留まっていることを確認すると近距離無線通信機能を用いて携帯情報端末と通信を確立し、通信の確立に応じて携帯情報端末から利用者IDと利用者の嗜好を通知されると少なくとも利用者の嗜好に合致する店舗情報内容と店舗IDとを含む店舗情報を携帯情報端末に送信する第1の機能と、携帯情報端末にあって近距離無線通信機能を用いて通信エリア内の店舗の情報端末と通信を確立し通信の確立後に送信された前記店舗情報を携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納する第2の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第2は、第1のプログラムにあって、携帯情報端末の通信エリア内に他の携帯情報端末の存在を検出すると互いに通信を確立し、通信の確立後あらかじめ携帯情報端末内に登録された利用者の嗜好を他の携帯情報端末と交換して利用者の嗜好が一致すれば、少なくとも端末利用者IDと携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納された該当する店舗情報とを転送し、相手の携帯情報端末から端末利用者IDと店舗情報を送られてきた場合は携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納する第3の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第3は、第1のプログラムにあって、携帯情報端末の通信エリア内にあらかじめ任意の位置に設置され近距離無線通信機能を有する情報マーキング端末の存在を検出すると互いに通信を確立し、通信の確立後、携帯情報端末の利用者IDと利用者の嗜好および自端末が保有する店舗情報を情報マーキング端末に通知し、情報マーキング端末から送られる利用者の嗜好に合った店舗情報を携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納する第4の機能と、情報マーキング端末にあって近距離無線通信機能を用いて通信エリア内の携帯情報端末と通信を確立し、あらかじめ備えた嗜好別の店舗情報記憶領域から利用者の嗜好に合った店舗情報を携帯情報端末に送るとともに携帯情報端末からから受け取った利用者IDと店舗情報を嗜好別の店舗情報記憶領域に蓄積する第5の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明により、利用者は通信料金を使用することなく、所望の店舗の情報を互いの携帯情報端末間で自動的に交換することが可能になる。同時に、利用者は情報のサイトへの登録という負担を必要とすることなく、所望の店舗の情報を互いの携帯情報端末間で自動的に交換することが可能になる。また、情報マーキング端末を設けたことにより、該加盟店舗の情報を利用者の該携帯情報端末を経由して多くの利用者に多くの店舗情報を通知する事が可能になる。また、情報マーキング端末の設置場所を工夫することにより、ショッピングモール内の人の流れをコントロールすることも可能となる。さらに本発明は、情報を広めた利用者に対しても対価としてポイントを還元するというメリットを提供することができる。これは、ショッピングモールの集客力をさらに向上させるという効果がある。
上述した実施例は、ショッピングモールにおける店舗の情報を互いの携帯情報端末間で自動的に交換するシステム及び方法について説明した。本発明はこれに限定されるものではなく、広域の地域における携帯情報端末間での各種イベント情報等の自動交換にも適用できることは、言うまでもない。
本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明の他の実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明の携帯情報端末の構成を示すブロック図である。 本発明の店舗情報端末の構成を示すブロック図である 本発明の情報マーキング端末の構成を示すブロック図である。 本発明のポイント管理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明のシリアル番号管理サーバの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 ショッピングモール
10 携帯情報端末
11 店舗の情報を記憶した携帯情報端末
12 店舗の情報を直接転送された携帯情報端末
13 店舗の情報を間接転送された携帯情報端末
20 第1の店舗
21 第2の店舗
30 第1の店舗の情報端末
31 第2の店舗の情報端末
40 情報マーキング端末
50 情報マーキング端末エリア
51 相互転送エリア
60 運営組織
70 加盟店舗
75 情報端末
80 ポイント管理サーバ
90 シリアル番号管理サーバ
150−1 無線通信ブロック
150−2 無線通信ブロック
150−3 無線通信ブロック
160−1 信号処理ブロック
160−2 信号処理ブロック
160−3 信号処理ブロック
170 記憶ブロック
180 利用者情報記憶領域
190−1 店舗情報記憶領域
190−2 店舗情報記憶領域
190−3 店舗情報記憶領域
210 利用者管理情報記憶領域
220 配信履歴情報記憶領域

Claims (4)

  1. 近距離無線通信機能を有する携帯情報端末、近距離無線通信機能を有し店舗に設置された店舗情報端末、及び、近距離無線通信機能を有しあらかじめ任意の位置に設置された情報マーキング端末で情報を交換する情報交換方法であって、
    前記店舗情報端末と前記携帯情報端末との情報交換において、
    前記店舗情報端末は、前記携帯情報端末の存在を検出すると一定時間通信エリアに留まっているかどうかを監視し、前記一定時間通信エリアに留まっていることを確認すると前記近距離無線通信機能を用いて前記携帯情報端末と通信を確立し、前記通信の確立に応じて前記携帯情報端末から端末利用者IDと利用者の嗜好を通知されると、少なくとも前記利用者の嗜好に合致する店舗情報内容と店舗IDとを含む店舗情報を前記携帯情報端末に送信し、
    前記携帯情報端末は、送信された前記店舗情報を前記携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納し、
    前記携帯情報端末相互間の情報交換において、
    前記携帯情報端末は、通信エリア内に他の携帯情報端末の存在を検出すると互いに通信を確立し、あらかじめ自己の携帯情報端末内に登録された利用者の嗜好を前記他の携帯情報端末と交換して前記利用者の嗜好が一致すれば、少なくとも端末利用者IDと前記携帯情報端末内の前記店舗情報記憶領域に格納された該当する前記店舗情報とを転送し、前記他の携帯情報端末から端末利用者IDと前記店舗情報を送られてきた場合は、自己の携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納し、
    前記携帯情報端末と前記情報マーキング端末との情報交換において、
    前記携帯情報端末は、通信エリア内に前記情報マーキング端末の存在を検出すると互いに通信を確立し、前記携帯情報端末の端末利用者IDと利用者の嗜好および前記携帯情報端末が保有する店舗情報を前記情報マーキング端末に通知し、前記情報マーキング端末から送られる利用者の嗜好に合った店舗情報を前記携帯情報端末内の前記店舗情報記憶領域に格納し、
    前記情報マーキング端末は、前記携帯情報端末から受け取った端末利用者IDと店舗情報をあらかじめ備えた嗜好別の店舗情報記憶領域に蓄積し、
    端末利用者ID対応にポイントを管理するポイント管理サーバがあらかじめ用意され、
    前記携帯情報端末又は前記情報マーキング端末から送られる前記店舗情報には、それまで経由してきた全ての前記携帯情報端末の端末利用者IDが含まれ、
    前記店舗情報端末は、清算処理時に前記携帯情報端末と通信を確立し、前記携帯情報端末の前記店舗情報記憶領域内の前記経由してきた全ての端末利用者IDを読み出し、店舗の基準により各端末利用者IDにポイントを付与し、前記店舗IDと前記端末利用者IDと付与された前記ポイントを前記ポイント管理サーバに送信し、
    前記携帯情報端末からの前記店舗情報の転送は、経由した前記携帯情報端末及び前記情報マーキング端末の台数により制限され、設定制限台数を超えた前記店舗情報は他の前記携帯情報端末に転送されないようにした、
    ことを特徴とする情報交換方法。
  2. 前記店舗情報内容は、前記店舗の広告情報及びクーポンであることを特徴とする請求項1記載の情報交換方法。
  3. 近距離無線通信機能を有する携帯情報端末と、近距離無線通信機能を有し店舗に設置された店舗情報端末と、近距離無線通信機能を有しあらかじめ任意の位置に設置された情報マーキング端末と、端末利用者ID対応にポイントを管理するポイント管理サーバとを含んで構成される情報交換システムであって、
    前記店舗情報端末は、
    前記携帯情報端末の存在を検出すると一定時間通信エリアに留まっているかどうかを監視し、前記一定時間通信エリアに留まっていることを確認すると前記近距離無線通信機能を用いて前記携帯情報端末と通信を確立する第1の無線通信ブロックと、
    前記通信の確立に応じて前記携帯情報端末から端末利用者IDと利用者の嗜好を通知されると、少なくとも前記利用者の嗜好に合致する店舗情報内容と店舗IDとを含む店舗情報を前記携帯情報端末に送信する第1の信号処理ブロックと、
    を含み、
    前記携帯情報端末は、
    前記近距離無線通信機能を用いて通信エリア内の前記店舗情報端末と通信を確立し、通信エリア内に他の携帯情報端末の存在を検出すると互いに通信を確立し、通信エリア内に前記情報マーキング端末の存在を検出すると互いに通信を確立する第2の無線通信ブロックと、
    前記店舗情報端末との通信確立後に送信された前記店舗情報を前記携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納し、前記他の携帯情報端末との通信確立後あらかじめ自己の携帯情報端末内に登録された利用者の嗜好を前記他の携帯情報端末と交換して前記利用者の嗜好が一致すれば、少なくとも端末利用者IDと前記携帯情報端末内の前記店舗情報記憶領域に格納された該当する前記店舗情報とを転送し、前記他の携帯情報端末から端末利用者IDと前記店舗情報が送られてきた場合は自己の携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納し、前記マーキング情報端末との通信確立後自己の携帯情報端末の端末利用者IDと利用者の嗜好および自己の携帯情報端末が保有する前記店舗情報を前記情報マーキング端末に通知し、前記情報マーキング端末から送られる前記利用者の嗜好に合った前記店舗情報を前記携帯情報端末内の店舗情報記憶領域に格納する第2の信号処理ブロックと、
    を含み、
    前記情報マーキング端末は、
    前記近距離無線通信機能を用いて前記通信エリア内の前記携帯情報端末と通信を確立する第3の無線通信ブロックと、
    あらかじめ備えた嗜好別の店舗情報記憶領域から前記利用者の嗜好に合った前記店舗情報を前記携帯情報端末に送ると共に、前記携帯情報端末から受け取った前記端末利用者IDと前記店舗情報を前記嗜好別の店舗情報記憶領域に蓄積する第3の信号処理ブロックと、
    を含み、
    前記携帯情報端末又は前記情報マーキング端末から送られる前記店舗情報には、それまで経由してきた全ての前記携帯情報端末の端末利用者IDが含まれ、
    前記店舗情報端末の前記第1の無線通信ブロックは、清算処理時に前記携帯情報端末と通信を確立し、前記第1の信号処理ブロックは前記携帯情報端末の店舗情報記憶領域内の前記経由してきた全ての端末利用者IDを読み出し、店舗の基準により各端末利用者IDにポイントを付与し、前記店舗IDと前記端末利用者IDと付与された前記ポイントを前記ポイント管理サーバに送信し、
    前記携帯情報端末からの前記店舗情報の転送は、経由した前記携帯情報端末及び前記情報マーキング端末の台数により制限され、設定制限台数を超えた前記店舗情報は他の前記携帯情報端末に転送されないようにした、
    ことを特徴とする情報交換システム
  4. 前記店舗情報内容は、前記店舗の広告情報及びクーポンであることを特徴とする請求項3記載の情報交換システム
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