JP4378129B2 - オフセットビートキャンセラ - Google Patents
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Description
そこで、本発明では、搬送波生成手段が、映像中間周波信号の中から、映像搬送波の基準周波数の信号成分と基準周波数から所定周波数オフセットされた周波数の信号成分とをそれぞれ選択的に通過させて出力する3つのバンドパスフィルタの出力信号のレベルを検出し、その検出結果に基づき、3つの出力信号の中で最もレベルが大きい出力信号から映像搬送波を生成するようにしているのである。
以下に本発明の実施の形態1を図面と共に説明する。
図2に示すように、オフセットビートキャンセラ20aは、ブースタ8から出力された受信信号を伝送線(同軸ケーブル)を介して入力するための入力端子Tinと、受信信号を出力するための出力端子Toutとを備える。
映像IF信号=A(t)cos(ωt)
+B(t)cos{(ω+δ)t+Φ}
と記述でき、直交検波後のI信号及びQ信号は、それぞれ、
I信号=A(t)+B(t)cos(δt+Φ)
Q信号=B(t)sin(δt+Φ)
となることから、デジタル処理部34では、Q信号をデジタル処理することにより、I信号に含まれる妨害波信号成分である「B(t)cos(δt+Φ)」を生成し、この妨害波信号成分をI信号から除去するのである。
搬送波再生部77は、増幅回路90,分配回路91,第1フィルタ92,第2フィルタ93,第3フィルタ94,分配回路95〜97,検波回路98〜100,増幅回路101〜103,スイッチ104〜106,PLL回路107,発振器108などで構成される。
分配回路91は、増幅回路90により増幅された映像IF信号を3分配し、それぞれ第1フィルタ92,第2フィルタ93,第3フィルタ94に出力する。
検波回路98,99,100は夫々、分配回路95,96,97からの出力信号を検波する。
スイッチ104,105,106は夫々、分配回路95,96,97からPLL107へ至る経路を開閉する。尚、スイッチ104,105,106の開閉は制御部50により制御される。
そして、制御部50は、CPU51,ROM52,RAM53を中心とした周知のマイクロコンピュータにより構成されており、上記増幅回路101〜103からの信号はA/D変換器54の第1A/D入力ポート54a,第2A/D入力ポート54b,第3A/D入力ポート54cに入力される。またCPU51は予めROM51に記憶されている制御プログラムを実行することにより、A/D変換器54に入力された信号のレベルを検出し、そのレベルに基づいて、スイッチ104〜106の1つを第1〜第3入出力ポート55a〜55cを介して、ON側に切り換えることにより、希望波の映像搬送波が含まれる信号をPLL回路107に入力させる。
このフィルタ選択処理はオフセットビートキャンセラ20aが起動(電源ON)している間に繰り返し実行される処理である。
そして、S80において、第2A/D入力ポート54bに入力した信号の出力レベルが所定値以上であるか否か判断する。ここで、出力レベルが所定値以上であると判断すると(S80:YES)、S90に移行し、RAM53内に設けられた第2カウンタCNT2の値をインクリメントする。
そして、S160において、第3A/D入力ポート54cに入力した信号の出力レベルが所定値以上であるか否か判断する。ここで、出力レベルが所定値以上であると判断すると(S160:YES)、S170に移行し、RAM53内に設けられた第3カウンタCNT3の値をインクリメントする。
この加算・減算選択処理はオフセットビートキャンセラ20aが起動(電源ON)している間に繰り返し実行される処理である。
以下、本発明の実施の形態2について図面と共に説明する。
実施の形態1における図6のフィルタ選択処理および図7の加算・減算選択処理は、実施の形態2と同様である。つまり、実施の形態2におけるオフセットビートキャンセラ20bが実施の形態1のオフセットビートキャンセラ20aと異なる点は、テレビ放送受信システムとオフセットビートキャンセラ20bの構成である。
実施例1で詳述したテレビ放送受信システムでは、オフセットビートキャンセラ20aをブースタ8と分配器10の間に配置したが(図1参照)、本実施例(実施例2)のオフセットビートキャンセラ20bは、図8に示すように、直列ユニット12と受信端末13との間の受信端末13の近傍に配置している。
ここでは、本実施例(実施例2)のオフセットビートキャンセラ20bが実施例1のオフセットビートキャンセラ20aと同様の箇所については、同一の符号を付して説明を省略し、異なる箇所のみについて詳述する。
分配回路37は、デジタル処理部34から出力される映像信号を2分配する。そして、分配回路37にて分配された一方の映像信号はUHF変調部36に入力し、他方の映像信号は映像信号用の通過経路を介して映像出力端子Tvまで伝送される。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
Claims (5)
- 受信アンテナから入力される受信信号の中から、希望波に対して送信周波数が所定周波数オフセットされた妨害波を含む所定放送チャンネルのテレビ放送信号を選局して、該テレビ放送信号の映像中間周波信号を出力する選局手段と、
該選局手段から出力される映像中間周波信号から前記希望波の映像搬送波を生成する搬送波生成手段と、
該生成した映像搬送波を用いて前記映像中間周波信号を直交検波することにより、I信号およびQ信号を生成する直交検波手段と、
該Q信号から、該I信号に含まれる妨害波信号成分を抽出し、該妨害波信号成分を前記I信号から除去する妨害波除去手段と、
を備えたオフセットビートキャンセラであって、
前記搬送波生成手段は、前記映像中間周波信号の中から、映像搬送波の基準周波数の信号成分と該基準周波数から前記所定周波数オフセットされた周波数の信号成分とをそれぞれ選択的に通過させて出力する3つのバンドパスフィルタを備えると共に、該3つのバンドパスフィルタからの出力信号のレベルを検出し、該検出結果に基づき、該3つの出力信号の中で最もレベルが大きい出力信号を選択して、該選択した出力信号から前記映像搬送波を生成する、
ことを特徴とするオフセットビートキャンセラ。 - 前記搬送波生成手段は、当該オフセットビートキャンセラが起動した後に、前記映像搬送波を生成するための前記出力信号を選択した場合には、それ以降、前記3つのバンドパスフィルタからの出力信号のレベルの検出を中止することを特徴とする請求項1に記載のオフセットビートキャンセラ。
- 前記妨害波除去手段は、前記搬送波生成手段が前記映像搬送波を生成するための前記出力信号の周波数に応じて、前記妨害波信号成分と前記妨害波信号成分を含むI信号とを加算させるか、前記妨害波信号成分を含むI信号から前記妨害波信号成分を減算させるかを選択し、該選択結果に基づき、前記妨害波信号成分を前記I信号から除去する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオフセットビートキャンセラ。 - 前記選局手段は、前記映像中間周波信号に加えて、音声信号を出力し、
当該オフセットビートキャンセラは、前記妨害波除去手段により妨害波信号成分を除去した映像信号と、前記音声信号とを出力する、
ことを特徴とする請求項1〜請求項3何れかに記載のオフセットビートキャンセラ。 - 前記選局手段は、前記映像中間周波信号に加えて、音声中間周波信号を出力し、
当該オフセットビートキャンセラは、前記妨害波除去手段にて生成された映像信号と、前記選局手段から出力される音声中間周波信号とに基づき、所定放送チャンネルのテレビ放送信号を生成するテレビ放送信号生成手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1〜請求項3何れかに記載のオフセットビートキャンセラ。
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JP2003279220A JP4378129B2 (ja) | 2003-07-24 | 2003-07-24 | オフセットビートキャンセラ |
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JP2003279220A JP4378129B2 (ja) | 2003-07-24 | 2003-07-24 | オフセットビートキャンセラ |
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JP2005045665A JP2005045665A (ja) | 2005-02-17 |
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2003
- 2003-07-24 JP JP2003279220A patent/JP4378129B2/ja not_active Expired - Lifetime
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