JP4377744B2 - ロボット制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットにタスクを実行させるためのロボット制御装置に関し、特に複数の自律移動ロボットに一以上のタスクを実行させるためのロボット制御装置に関する。
近年、自律移動可能なロボットを用いて、各種の作業(受付業務など、以下、「タスク」と記載する)を実行させるといった試みがなされている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のロボット装置は、「タスク、動作実行判断部」を備えており、通信部を介して受信したタスクを実行可能であるか否かを判断する。そして、実行不可能であると判断した場合には、そのタスクを実行可能な他のロボット装置を探し、他のロボット装置にタスクを実行させる、といった機能を有している。
特開2003−291083号公報(段落0016〜0045、図1〜5)
しかしながら、特許文献1に記載のロボット装置は、以下に示す問題を有している。
(1) ロボット装置が、タスクを実行可能であるか否かを判断するので、ロボット装置にかかる負荷が大きい。
(2) ロボット装置が、タスクを実行不可能と判断した場合には、実行可能な他のロボット装置を探すので、通信負荷が非常に大きくなる。
(3) 複数のロボット装置に複数のタスクを実行させる場合には、各ロボット装置が、どのタスクについての判断を行うのか、どのタスクを実行するのか、といったタスクの判断・実行に関する効率化が行われていない。そのため、全てのタスクを実行させた場合であっても、ロボットの移動量が非常に大きくなったり、タスクを終了する時間が遅くなったりするといった、非常に効率の悪い組み合せでタスクを実行させることになる。
本発明は、前記した問題を解決すべく創案されたものであり、複数のロボットに一以上のタスクを効率よく実行させることができるロボット制御装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明のロボット制御装置は、移動機能を備えた複数のロボットと通信を行い、一以上のタスクを実行させるためのロボット制御装置であって、ロボットに実行させるタスクに関するタスクデータが入力される入出力部と、入力された前記タスクデータを格納するタスクデータ記憶部と、格納された前記タスクデータの優先度に関するデータである優先度データを生成する優先度データ生成部と、生成された前記優先度データに基づいて、タスクを実行させるロボット及び当該ロボットにおける当該タスクの実行順位に関するデータであるスケジュールデータを生成するスケジュールデータ生成部と、前記スケジュールデータに基づいて、ロボットに少なくとも実行順位が最も高いタスクを実行させるための実行命令を生成する実行命令生成部と、を備え、生成された前記実行命令を、前記入出力部を介して前記ロボットに送信し、前記タスクデータは、タスク開始予定時刻を含み、前記優先度データ生成部は、優先度データ生成時の時刻とタスク開始予定時刻とが近づくほど優先度が高くなるように前記優先度データを生成し、前記スケジュールデータ生成部は、前記優先度データに基づいて前記タスクデータを複数のグループに分け、前記グループごとに前記スケジュールデータを生成し、前記スケジュールデータ生成部は、前記ロボットの台数及び前記タスクデータの数の少なくとも一つに基づいて、前記スケジュールデータの生成が早く完了するように前記グループの数を決めることを特徴とする。
また、本発明のロボット制御装置は、移動機能を備えた複数のロボットと通信を行い、一以上のタスクを実行させるためのロボット制御装置であって、ロボットに実行させるタスクに関するタスクデータが入力される入出力部と、入力された前記タスクデータを格納するタスクデータ記憶部と、格納された前記タスクデータの優先度に関するデータである優先度データを生成する優先度データ生成部と、生成された前記優先度データに基づいて、タスクを実行させるロボット及び当該ロボットにおける当該タスクの実行順位に関するデータであるスケジュールデータを生成するスケジュールデータ生成部と、前記スケジュールデータに基づいて、ロボットに少なくとも実行順位が最も高いタスクを実行させるための実行命令を生成する実行命令生成部と、を備え、生成された前記実行命令を、前記入出力部を介して前記ロボットに送信し、前記タスクデータは、タスクの重要度を含み、前記優先度データ生成部は、前記タスクの重要度が高いほど優先度が高くなるように前記優先度データを生成し、前記スケジュールデータ生成部は、前記優先度データに基づいて前記タスクデータを複数のグループに分け、前記グループごとに前記スケジュールデータを生成し、前記スケジュールデータ生成部は、前記ロボットの台数及び前記タスクデータの数の少なくとも一つに基づいて、前記スケジュールデータの生成が早く完了するように前記グループの数を決めることを特徴とする。
また、本発明のロボット制御装置は、移動機能を備えた複数のロボットと通信を行い、一以上のタスクを実行させるためのロボット制御装置であって、ロボットに実行させるタスクに関するタスクデータが入力される入出力部と、入力された前記タスクデータを格納するタスクデータ記憶部と、格納された前記タスクデータの優先度に関するデータである優先度データを生成する優先度データ生成部と、生成された前記優先度データに基づいて、タスクを実行させるロボット及び当該ロボットにおける当該タスクの実行順位に関するデータであるスケジュールデータを生成するスケジュールデータ生成部と、前記スケジュールデータに基づいて、ロボットに少なくとも実行順位が最も高いタスクを実行させるための実行命令を生成する実行命令生成部と、を備え、生成された前記実行命令を、前記入出力部を介して前記ロボットに送信し、さらに、前記ロボットから前記入出力部を介して入力された、前記ロボットの位置を含むロボットデータを格納するロボットデータ記憶部を備えており、前記タスクデータは、タスク開始位置を含み、前記優先度データ生成部は、前記ロボットの位置及び前記タスク開始位置に基づいて、前記タスク開始位置と最も近傍の前記ロボットの位置との距離が小さいほど優先度が高くなるように前記優先度データを生成し、前記スケジュールデータ生成部は、前記優先度データに基づいて前記タスクデータを複数のグループに分け、前記グループごとに前記スケジュールデータを生成し、前記スケジュールデータ生成部は、前記ロボットの台数及び前記タスクデータの数の少なくとも一つに基づいて、前記スケジュールデータの生成が早く完了するように前記グループの数を決めることを特徴とする。
また、本発明のロボット制御装置は、移動機能を備えた複数のロボットと通信を行い、一以上のタスクを実行させるためのロボット制御装置であって、ロボットに実行させるタスクに関するタスクデータが入力される入出力部と、入力された前記タスクデータを格納するタスクデータ記憶部と、格納された前記タスクデータの優先度に関するデータである優先度データを生成する優先度データ生成部と、生成された前記優先度データに基づいて、タスクを実行させるロボット及び当該ロボットにおける当該タスクの実行順位に関するデータであるスケジュールデータを生成するスケジュールデータ生成部と、前記スケジュールデータに基づいて、ロボットに少なくとも実行順位が最も高いタスクを実行させるための実行命令を生成する実行命令生成部と、を備え、生成された前記実行命令を、前記入出力部を介して前記ロボットに送信し、さらに、前記ロボットがコミュニケーションを行う人に関する個人IDを含む個人データを格納する個人データ記憶部を備えており、前記個人データに基づいて、前記ロボットにコミュニケーションを行わせており、前記タスクデータは、前記個人IDを含み、前記優先度データ生成部は、前記タスクデータに含まれる前記個人IDに基づいて、対応する前記個人IDを含む前記個人データを読み出し、読み出された前記個人データに基づいて前記タスクの重要度を決定し、前記タスクの重要度が高いほど優先度が高くなるように前記優先度データを生成し、前記スケジュールデータ生成部は、前記優先度データに基づいて前記タスクデータを複数のグループに分け、前記グループごとに前記スケジュールデータを生成し、前記スケジュールデータ生成部は、前記ロボットの台数及び前記タスクデータの数の少なくとも一つに基づいて、前記スケジュールデータの生成が早く完了するように前記グループの数を決めることを特徴とする。
また、前記スケジュールデータ生成部は、前記ロボットの台数及び前記タスクデータの数に基づいて、 グループの数 = タスクデータの数 ÷ ロボットの台数 (ただし、小数点以下繰上げ) によって、前記グループの数を決めることが望ましい。
また、前記タスクデータ記憶部において新規タスクデータが格納された場合、または未実行のタスクデータが消滅した場合に、前記優先度データ生成部が優先度データの再生成を行い、前記スケジュールデータ生成部が再生成された前記優先度データに基づいてスケジュールデータの再生成を行い、前記実行命令生成部が再生成された前記スケジュールデータに基づいて実行命令の再生成を行うことが望ましい。
また、前記タスクデータは、タスク終了位置を含み、前記スケジュールデータ生成部は、実行順位がn番目のタスクにおけるタスク終了位置を、実行順位がn+1番目のタスクにおけるロボットの位置として前記スケジュールデータを生成することが望ましい。さらには、前記スケジュールデータは、前記ロボットの移動距離が小さくなるように、あるいは、前記タスクが早く終了するように生成されることが望ましい。
また、ロボット制御装置は、入力された一つのタスクデータを分割するか否かを判断し、分割すると判断した場合に、前記一つのタスクデータから複数のタスクデータを生成するタスクデータ分割部を備え、前記タスクデータは、一つのタスク開始位置及び一つのタスク終了位置を含み、前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置及び前記タスク終了位置に基づいて、前記タスクデータを分割するか否かを判断し、前記ロボットは、建物の少なくとも一部の複数階にそれぞれ配置されており、前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置と前記タスク終了位置とが異なる階である場合に、前記建物の各階ごとのタスクデータを生成することが望ましい。
また、ロボット制御装置は、入力された一つのタスクデータを分割するか否かを判断し、分割すると判断した場合に、前記一つのタスクデータから複数のタスクデータを生成するタスクデータ分割部を備え、前記タスクデータは、一つのタスク開始位置及び一つのタスク終了位置を含み、前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置及び前記タスク終了位置に基づいて、前記タスクデータを分割するか否かを判断し、前記ロボットは、それぞれタスク担当エリアが設定されており、前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置と前記タスク終了位置とが、異なるロボットのタスク担当エリアに位置している場合には、前記担当エリアごとのタスクデータを生成することが望ましい。
また、ロボット制御装置は、入力された一つのタスクデータを分割するか否かを判断し、分割すると判断した場合に、前記一つのタスクデータから複数のタスクデータを生成するタスクデータ分割部と、前記ロボットから前記入出力部を介して入力された、前記ロボットの位置を含むロボットデータを格納するロボットデータ記憶部と、を備え、前記タスクデータは、一つのタスク開始位置及び一つのタスク終了位置を含み、前記タスクデータ分割部は、前記ロボットの位置、前記タスク開始位置及び前記タスク終了位置に基づいて、前記タスクデータを分割するか否かを判断し、前記ロボットは、建物の少なくとも一部の複数階にそれぞれ配置されており、前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置と前記タスク終了位置とが異なる階である場合に、前記建物の各階ごとのタスクデータを生成することが望ましい。
また、ロボット制御装置は、入力された一つのタスクデータを分割するか否かを判断し、分割すると判断した場合に、前記一つのタスクデータから複数のタスクデータを生成するタスクデータ分割部と、前記ロボットから前記入出力部を介して入力された、前記ロボットの位置を含むロボットデータを格納するロボットデータ記憶部と、を備え、前記タスクデータは、一つのタスク開始位置及び一つのタスク終了位置を含み、前記タスクデータ分割部は、前記ロボットの位置、前記タスク開始位置及び前記タスク終了位置に基づいて、前記タスクデータを分割するか否かを判断し、前記ロボットは、それぞれタスク担当エリアが設定されており、前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置と前記タスク終了位置とが、異なるロボットのタスク担当エリアに位置している場合には、前記担当エリアごとのタスクデータを生成することが望ましい。
また、ロボット制御装置は、さらに、前記ロボットが移動する場所に関する地図データを格納する地図データ記憶部を備えており、前記地図データに基づいて、前記ロボットを移動させることが望ましい。
また、ロボット制御装置は、前記ロボットから前記入出力部を介してタスクデータが入力され、前記タスクデータ記憶部に格納されることが望ましい。
本発明によれば、複数のロボットに一以上のタスクを効率よく実行させることができるロボット制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、企業の受付案内に適用した場合を例にとり、適宜図面を参照しながら説明する。同様の部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(ロボット制御システムAの構成)
はじめに、本発明の実施形態に係るロボット制御システムついて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るロボット制御システムのシステム構成図である。
このロボット制御システムAは、ロボット制御装置が優先度データに基づいてタスクのスケジューリングを行い、かかるスケジューリングに基づいてタスクの実行命令を送信し、実行命令を受信したロボットがタスクを実行するものである。
図1に示すように、ロボット制御システムAは、建物の各階に配置されたロボットRA,RB,RCと、これらロボットRA,RB,RCと無線通信によって接続された基地局(例えば、無線LAN)1A,1B,1Cと、これら基地局1A,1B,1Cとルーター2を介して接続されたロボット制御装置(例えば、サーバー)3と、ロボット制御装置3にネットワーク(LAN)4を介して接続された端末5と、を備えている。
ロボットRA,RB,RCは、それぞれ、建物の一階、二階、三階に配置されており、原則として、配置された階におけるタスクを実行するものである。ただし、ある階におけるタスク量が非常に多い場合などには、別の階のロボットがその階に移動して当該階のロボットと協働・分担してタスクを実行することも可能である。以下、ロボットRA,RB,RCを区別する必要がない場合には、ロボットRと記載することもある。
基地局1A,1B,1Cは、それぞれ、建物の一階、二階、三階に設けられており、各階においてロボットRと通信するためのものである。以下、基地局1A,1B,1Cを区別する必要がない場合には、基地局1と記載することもある。
以下、ロボットR及びロボット制御装置3の構成についてそれぞれ詳細に説明する。
[ロボットR]
本発明の実施形態に係るロボットRは、自律移動型の2足歩行ロボットである。
このロボットRは、ロボット制御装置3から送信された実行命令に基づき、タスクを実行するものである。
図1に示すように、このロボットRは、頭部R1、腕部R2、脚部R3を有しており、頭部R1、腕部R2、脚部R3は、それぞれアクチュエータにより駆動され、自律移動制御部50(図2参照)により2足歩行の制御がなされる。この2足歩行についての詳細は、例えば特開2001−62760号公報に開示されている。
図2は、ロボットRのブロック構成図である。
図2に示すように、ロボットRは、前記した頭部R1、腕部R2、脚部R3に加えて、カメラC,C、スピーカS、マイクMC、画像処理部10、音声処理部20、画像送信部30、制御部40、自律移動制御部50、無線通信部60を有している。
さらに、ロボットRは、ロボットR自身の向きを検出するためのジャイロセンサSR1を有している。
[カメラC,C]
カメラC,Cは、映像をデジタルデータとして取り込むことができるものであり、例えばカラーCCD(Charge-Coupled Device)カメラが使用される。カメラC,Cは、左右に平行に並んで配置され、撮影した画像は画像処理部10に出力される。このカメラC,Cと、スピーカS及びマイクMCは、いずれも頭部R1の内部に配設されている。
[画像処理部10]
画像処理部10は、カメラC,Cが撮影した画像を処理して、撮影された画像からロボットRの周囲の状況を把握するため、周囲の障害物や人物の認識を行う部分である。この画像処理部10は、ステレオ処理部11a、移動体抽出部11b、及び顔認識部11cを含んで構成される。
ステレオ処理部11aは、左右のカメラC,Cが撮影した2枚の画像の一方を基準としてパターンマッチングを行い、左右の画像中の対応する各画素の視差を計算して視差画像を生成し、生成した視差画像及び元の画像を移動体抽出部11bに出力する。なお、この視差は、ロボットRから撮影された物体までの距離を表すものである。
移動体抽出部11bは、ステレオ処理部11aから出力されたデータに基づき、撮影した画像中の移動体を抽出するものである。移動する物体(移動体)を抽出するのは、移動する物体は人物であると推定して、人物の認識をするためである。
移動体の抽出をするために、移動体抽出部11bは、過去の数フレーム(コマ)の画像を記憶しており、最も新しいフレーム(画像)と、過去のフレーム(画像)を比較して、パターンマッチングを行い、各画素の移動量を計算し、移動量画像を生成する。そして、視差画像と、移動量画像とから、カメラC,Cから所定の距離範囲内で、移動量の多い画素がある場合に、その位置に人物がいると推定し、その所定距離範囲のみの視差画像として、移動体を抽出し、顔認識部11cへ移動体の画像を出力する。
顔認識部11cは、抽出した移動体から肌色の部分を抽出して、その大きさ、形状などから顔の位置を認識する。なお、同様にして、肌色の領域と、大きさ、形状などから手の位置も認識される。
認識された顔の位置は、ロボットRが移動するときの情報として、また、その人とのコミュニケーションを取るため、制御部40に出力されると共に、無線通信部60に出力されて、基地局1を介して、ロボット制御装置3に送信される。
[音声処理部20]
音声処理部20は、音声合成部21aと、音声認識部21bとを有している。
音声合成部21aは、制御部40が決定し、出力してきた発話行動の指令に基づき、文字情報から音声データを生成し、スピーカSに音声を出力する部分である。音声データの生成には、予め記憶している文字情報と音声データとの対応関係を利用する。
音声認識部21bは、マイクMCから音声データが入力され、予め記憶している音声データと文字情報との対応関係に基づき、音声データから文字情報を生成し、制御部40に出力するものである。
[自律移動制御部50]
自律移動制御部50は、頭部制御部51a、腕部制御部51b、脚部制御部51cを有している。
頭部制御部51aは、制御部40の指示に従い頭部R1を駆動し、腕部制御部51bは、制御部40の指示に従い腕部R2を駆動し、脚部制御部51cは、制御部40の指示に従い脚部R3を駆動する。
また、ジャイロセンサSR1が検出したデータは、制御部40に出力され、ロボットRの行動を決定するのに利用されると共に、制御部40から無線通信部60を介してロボット制御装置3に送信される。
[無線通信部60]
無線通信部60は、ロボット制御装置3とデータの送受信を行う通信装置である。無線通信部60は、公衆回線通信装置61a及び無線通信装置61bを有している。
公衆回線通信装置61aは、携帯電話回線やPHS(Personal Handyphone System)回線などの公衆回線を利用した無線通信手段である。一方、無線通信装置61bは、IEEE802.11b規格に準拠する無線LANなどの、近距離無線通信による無線通信手段である。
無線通信部60は、ロボット制御装置3からの接続要求に従い、公衆回線通信装置61a又は無線通信装置61bを選択してロボット制御装置3とデータ通信を行う。
[ロボット制御装置3]
図3は、ロボット制御装置3のブロック構成図である。
図3に示すように、ロボット制御装置3は、入出力部3aと、優先度データ生成部3b1、スケジュールデータ生成部3b2、実行命令生成部3b3及びタスクデータ分割部3b4を備えた制御手段3bと、地図情報データベースDB1、個人情報データベースDB2、ロボット情報データベースDB3及びタスク情報データベースDB4を備えた記憶部3cと、を備えている。この記憶部3cのうち、地図情報データベースDB1が格納された部分が、特許請求の範囲における「地図データ記憶部」の一例である。また、記憶部3cのうち、個人情報データベースDB2が格納された部分が、特許請求の範囲における「個人データ記憶部」の一例である。また、記憶部3cのうち、ロボット情報データベースDB3が格納された部分が、特許請求の範囲における「ロボットデータ記憶部」の一例である。また、記憶部3cのうち、タスク情報データベースDB4が格納された部分が、「タスクデータ記憶部」の一例である。まず、各種データベースについて説明する。
[地図情報データベースDB1]
地図情報データベースDB1は、ロボットRが自律移動し、タスクを実行する位置に関する地図情報(グローバルマップ)を格納するためのデータベースである。地図情報は、ロボットRの自律移動範囲にある通路、階段、エレベータ、部屋などに関する情報を含むデータである。ロボットRは、地図情報によって歩行可能な範囲で自律移動可能である。すなわち、地図情報データベースDB1は、ロボットRの自律移動に用いられており、ロボットRは所望の位置(タスク開始位置など)に速やかに移動することができる。
地図情報は、オペレータによる端末5の操作によって更新可能である。
[個人情報データベースDB2]
個人情報データベースDB2は、個人(来訪者)に関する情報(個人データ)を格納するためのデータベースである。
個人データは、少なくとも個人IDを含み、その他、氏名、年齢、性別、所属名、役職名、顔画像などに関する情報(データ)を含んでいる。かかる個人データは、ロボットRが来訪者を識別し、来訪者に合わせたコミュニケーションを行うのに用いられるだけでなく、後記するタスクの重要度を得るためにも用いられている。
個人データは、オペレータによる端末5の操作によって更新可能であり、また、ロボットRが来訪者とコミュニケーションを行う際に取得されることによっても更新可能である。
[ロボット情報データベースDB3]
ロボット情報データベースDB3は、ロボットの状態に関するデータであるロボットデータを格納するためのデータベースである。
ロボットデータは、少なくともロボットID及び現在位置に関する情報(データ)を含み、その他、バッテリ残量、駆動系異常の有無、などに関する情報(データ)を含んでいる。
ロボットデータは、ロボットRの制御部40で生成されたものであり、無線通信部60及び基地局1を介してロボット情報データベースに格納される。
ロボットデータ送信のタイミングとしては、(1)定期的に送信する、(2)バッテリ残量が所定値以下となった場合、駆動系に異常が発生した場合など、ロボットRの状態に変化があった場合に送信する、(3)ロボット制御装置3からのロボットデータ要求信号を受信した場合に送信する、などが考えられ、これらを組み合わせたものが適用される。
[タスク情報データベースDB4]
タスク情報データベースDB4は、端末5やロボットRから入出力部3aを介して入力されたタスクに関する情報(タスクデータ)を格納するためのデータベースである。
タスクデータは、ロボットRに実行させるタスクに関するデータであり、タスクID、タスク開始予定時刻、タスク終了予定時刻、タスク開始位置、タスク終了位置、タスクの内容(受付、案内など)、個人ID、タスクの重要度などに関する情報(データ)を含んでいる。ここで、タスク終了予定時刻は、入力されるタスクデータに最初から含まれていてもよく、タスク開始予定時刻、タスク開始位置、タスク終了位置及びタスクの内容からタスクを実行するための時間を算出することによって得られる構成であってもよい。
タスクデータは、オペレータによる端末5の操作によって更新可能であり、また、ロボットRが来訪者とコミュニケーションを行う際に取得されることによっても更新可能である。
[入出力部3a]
入出力部3aは、基地局1やネットワーク4を介して、ロボットRや端末5との間でデータの送受信を行うためのインタフェースである。
[優先度データ生成部3b1]
優先度データ生成部3b1は、タスク情報データベースDB4に格納されている複数のタスクデータのうち、未実行のタスクデータについて、それぞれ優先度データを生成するものである。
タスクの優先度データ「P」は、以下の式(1)によって算出される。
Figure 0004377744
ここで、前記式(1)における「T’pri」は、以下の式(2)によって算出される。
Figure 0004377744
ここで、「Tpri」は、「タスクの重要度(調整前)」である。「Tpri」は、例えば、1.0(重要度低)から0.5間隔で5.0(重要度高)までの値であり、オペレータによる端末5の操作によって入力された値や、個人ID(役職など)などから算出された値が用いられる。本実施形態では、来訪者の個人情報(個人情報データベースDB2に格納された情報、ロボットRが来訪者とコミュニケーションをとることによって取得してロボット制御装置3に送られた情報など)により「Tpri」を決定する。
また、「Tsp」は、タスクの開始位置から最も近傍のロボットRまでの移動距離を、ロボットRの平均歩行速度で割った値、すなわち、「最も近傍のロボットRがタスクの開始位置まで移動するのにかかる時間」であり、「n(Tsp)」は、「ロボットRに近傍のタスクを優先して実行させるための重要度」である。「n(Tsp)」の値は、タスク開始位置と、最も近傍のロボットRの位置との距離が小さいほど大きくなる値である。すなわち、「n(Tsp)」は、タスク開始位置の近くにロボットRが位置するほど、タスクの重要度が大きくなるようにはたらく値である。本実施形態では、「Tsp」が所定値以下である場合にのみ、「n(Tsp)」が所定の正の値をとる(その他は0)ものとする。これらの値を算出するための値として、タスクの開始位置はタスク情報データベースDB4に格納されたものを用いる。また、ロボットRの現在位置は、ロボット情報データベースDB3に格納されたものを用いる。このようにして算出された「T’pri」は「調整済みタスク重要度」であり、以下、かかる「T’pri」のことを、単に「タスクの重要度」と呼ぶこととする。
また、前記式(1)における「f(Terr)」は、「重要度の時的変化係数」であり、以下の式(3)によって算出される。
Figure 0004377744
ここで、「Terr」は、「時間余裕」であり、「(現在の時刻)−(タスク開始予定時刻)」である。すなわち、時間余裕「Terr」は、タスク開始予定時刻よりも前では、正の値をとる。そして、時間の経過とともに小さくなり、タスク開始予定時刻を過ぎると、負の値をとる。
また、「Ttime」は、「タスクを実行するのに必要な時間」であり、「(タスク終了予定時刻)−(タスク開始予定時刻)」である。
また、「Cobli」は、「忘却係数」であり、「f(Terr)」の下り勾配、すなわち、優先度データ「P」の下り勾配を決める値である。
時間余裕「Terr」と重要度の時的変化係数「f(Terr)」との関係を表すグラフを、図4に示す。ここで、「f(Terr)」は、0から1までの間の値をとるものとする。
(Terr>Ttime
タスク開始予定時刻が迫ると(時間余裕「Terr」が正から0に近づくと)、「f(Terr)」が上昇する。そして、「時間余裕」が「タスクを実行するのに必要な時間」以下になると、「f(Terr)」は「1」となる。これは、以下の理由による。
タスクをタスク終了予定時刻までに実行完了するためには、タスク開始予定時刻よりも前にタスクを開始しなければならない。したがって、「f(Terr)」は、タスク開始予定時刻が近づくにつれて大きくなり、Terr=Ttime(すなわち、現在時刻がタスク開始予定時刻と一致したとき)で最大となるように設定されている。
また、式(1)の優先度データ「P」に対し、タスクの重要度「T’pri」よりも時間余裕「Terr」の項の方が重要であるため、f(Terr)として非線形な勾配を採用した(図4参照)。この勾配はTtimeに依存しており、Ttimeが大きいほど勾配が緩やかになるように設定されている。
(0≦Terr≦Ttime
現在時刻がタスク開始予定時刻とタスク終了予定時刻の間となる場合である。この時間内にタスクを開始しても、タスク終了予定時刻までに終了することはできず、できるだけ早くタスクを開始する必要がある時間帯である。そのため、「f(Terr)」は最大値「1」をとる。
(0>Terr>−Cobli・Ttime
そして、現在時刻がタスク終了予定時刻を過ぎると(時間余裕「Terr」が0より小さくなると)、「f(Terr)」が次第に下降して「0」となり、タスクを忘却する。
このように、タスク終了予定時刻を過ぎてもf(Terr)がすぐに0にならないのは、以下の理由による。
受付案内などのタスクは、一般的にソフトなリアルタイムスケジューリングである。例えば、来訪者がやや遅れてくる場合などもあり、時刻を厳守する必要が少なく、ある時刻付近でタスクを実行すればよい。したがって、タスク終了予定時刻を過ぎても、タスクの優先度を保持する必要がある。ここで、忘却係数「Cobli」は、 Terr=−Cobli・Ttime で f(Terr)=0 となるように設定されている。つまり、 Terr≦−Cobli・Ttime では f(Terr)=0 、すなわち P=0 となり、タスクを忘却するように設定されている。
また、タスクの重要度「T’pri」、時間余裕「Terr」及びタスクの優先度「P」の関係を表すグラフを、図5に示す。
このように、時間(時刻)に関するデータ、位置に関するデータ、重要度に関するデータに基づいて優先度データ「P」を生成するので、タスクの優先度として好適な値を得ることができ、かかる優先度データ「P」は、後記するスケジュールデータの生成に使用可能である。
[スケジュールデータ生成部3b2]
スケジュールデータ生成部3b2は、優先度データ生成部3b1で生成された優先度データに基づいて、タスクをロボットごとに割り当ててスケジュールデータを生成するものである。
ここでスケジュールデータとは、各タスクデータについて、「どのロボットRに、どの実行順位で実行させるか、」を決定するためのデータである。すなわち、スケジュールデータは、実行させるロボットRに関するロボットIDと、実行順位データと、を含んでいる。また、タスクを割り当てた際に、各タスクの開始予定時刻及び終了予定時刻が改めて生成されており、これらもスケジュールデータに含まれている。
以下、スケジュールデータ生成の手順について説明する。あるロボット(i)が、あるタスク(j)を実行したときにかかる時間「Cij」は、式(4)によって算出される。
Figure 0004377744
ここで、「Wr」は、「タスク開始位置までの歩行にかかる時間」である。この「Wr」は、ロボット情報データベースDB3に格納されたロボットRの現在位置と、タスク情報データベースDB4に格納されたタスク開始位置と、地図情報データベースDB1に格納された地図情報と、ロボットRの平均歩行速度と、に基づいて算出される。
また、「Wrh」は、「タスク実行中の歩行にかかる時間」である。この「Wrh」は、タスクデータベースDB4に格納されたタスク開始位置及びタスク終了位置と、地図情報データベースDB1に格納された地図情報と、ロボットRの平均歩行速度と、に基づいて算出される。
また、「G(task type)」は、「タスク実行中に、ロボットの来訪者とのコミュニケーション(ジェスチャー、会話など)にかかる時間」である。この「G(task type)」は、タスクの種類(挨拶、受付、案内など)によって予め定められた値が、記憶手段3cに格納されている。
また、m個のタスクをn台のロボットに割り当てる際のある組み合せを「k」、全ての組み合わせを表現する重複順列を「M(k) (1≦k≦nm)」とし、その要素を「xij」とすると、割り当てられたタスクによる各ロボットの動作量に関するコスト(主に移動距離に依存する)「Cr(i)」は、式(5)によって算出される。
Figure 0004377744
ロボット制御システムA全体の動作量に関する総コスト「Call」(以下、動作コストと呼ぶ)は、各ロボットのコスト「Cr(i)」の総和であり、式(6)によって算出される。
Figure 0004377744
また、全てのタスクを終了するまでの時間に関するコスト「Call complete」(以下、時間コストと呼ぶ)は、各ロボットに割り当てられた全タスクのうちの、最先の開始予定時刻から最後の終了予定時刻(これらの時刻は、スケジュールデータ生成部3b2で生成された値である)までの時間であり、式(7)によって算出される。
Figure 0004377744
そして、動作コスト「Call」及び時間コスト「Call complete」の両方を考慮することによって最適化されたコスト「Copt」は、式(8)によって算出される。
Figure 0004377744
ここで、「w」は、「ロボットの動作及びタスクを終了するまでの時間に関する重み」である。すなわち、「w」が大きいと、動作重視となり、「w」が小さいと、時間重視となる。この「Copt」が最小となる組み合わせ「k」が、複数のタスクを複数のロボットに実行させるための最適なスケジュールである。
ここでいう動作重視とは、ロボットRの動作量を抑えることを重視することを指す。また、時間重視とは、タスクを早く終了することを重視することを指す。例えば、ある狭い位置領域で実行するタスクが複数存在している場合について考える。かかる複数のタスクを、最も近傍に位置するロボットR一台に実行させると、全体としてのロボットRの動作量を抑えることができる(動作重視)が、一台で処理するため時間がかかる(時間軽視)。一方、複数のロボットに実行させると、タスクを早く終了することができる(時間重視)が、遠くのロボットRを移動させることになり、全体としてのロボットRの動作量が大きくなる(動作軽視)。すなわち、動作重視及び時間重視は両立するとは限らず、wの値を設定することで、どちらを重視するかを選択することができる。
続いて、タスクのスケジューリングの例について説明する。図6は、タスクのスケジューリングを説明するための図である。ここでは、7個のタスク(タスクT1〜タスクT7)を、2台のロボット(ロボットRA,RB)に実行させる場合におけるスケジューリングを例にとって説明する。
まず、図6(a)に示すように、タスクT1〜タスクT7がタスクデータベースDB4に格納されている場合に、これらタスクT1〜タスクT7について優先度データ「P」を生成する。ここでは、優先度データ「P」によって表される各タスクの優先度が、「タスクT1>タスクT2>タスクT3>タスクT4>タスクT5>タスクT6>タスクT7」となっているものとする。そして、生成された優先度データ「P」はそれぞれ、各タスクのタスクデータに付与される形でタスク情報データベースDB4に格納される。
続いて、図6(b)に示すように、各タスクを優先度データPに基づいてグループ分けする。ここでは、優先度が高い(優先度データ「P」の値が大きい)タスクT1〜タスクT4からなるグループG1と、優先度が低いタスクT5〜タスクT7からなるグループG2と、に分ける。かかるグループ分けにおいて、ロボットRの台数、タスクの数などに基づいて、グループの数を決めることが望ましい。例えば、タスクの数が多い場合には、「(タスクの数)÷(ロボットRの台数) (ただし、小数点以下繰上げ)」の数だけグループを生成することができる。その他、グループの数の決定は、スケジュールデータ生成部3b2の計算時間および計算時間の優先度に基づいて決定される。すなわち、スケジュールデータの生成が早く完了するようにグループの数を決定する。
続いて、図6(c)に示すように、優先度が高いグループG1について、前記した式(4)、式(5)及び式(6)によるスケジューリング(スケジュールデータの生成)を行う。ここでは、タスクT1のスケジュールデータは、「A−1」である。これは、「ロボットRAに、1番目に実行させる」との意味である。同様に、タスクT2、タスクT3及びタスクT4のスケジュールデータは、それぞれ「B−1」、「A−2」及び「A−3」である。これら生成されたスケジュールデータはそれぞれ、各タスクのタスクデータに付与される形でタスク情報データベースDB4に格納される。
続いて、図6(d)に示すように、優先度が低いグループG2について、前記した式(4)、式(5)及び式(6)によるスケジューリングを行う。この際に、既にスケジューリングされたタスクデータによる負荷を、ペナルティとして保持した状態でスケジューリングを行う。このように、後のグループをスケジューリングする際に、それより前のグループをスケジューリングした結果を考慮することで、スケジューリング全体における最適化を図ることができる。
ここでは、タスクT5、タスクT6及びタスクT7のスケジュールデータは、それぞれ「B−2」、「B−3」及び「A−4」である。これら生成されたスケジュールデータはそれぞれ、各タスクのタスクデータに付与される形でタスクデータベースDB4に格納される。
このように、タスクのグループ分けを行ってグループごとにスケジューリングを行うので、多数のタスクが存在する場合であっても、任意の数のタスクごとにスケジューリングを行うことができ、タスク数の増加によるスケジューリングの組み合わせの数の増加を抑え、スケジュールデータ生成部3b2にかかるスケジューリング負荷の増大を抑えることができる。
また、スケジュールデータを生成する際には、各ロボットRのバッテリ残量、駆動系の異常などのロボットの状態に関するデータも考慮されることが望ましい。
[実行命令生成部3b3]
実行命令生成部3b3は、スケジュールデータ生成部3b2によって生成されたスケジュールデータに基づいて、ロボットRにタスクを実行させるための実行命令(データ)を生成するものである。
本実施形態では、各ロボットRに、実行順位が高い、すなわち、1番目に実行させるタスクに関する実行命令を生成する。前記例において、ロボットRAへの実行命令は、ロボットIDと、タスクT1に関するタスクID、タスク開始予定時刻、タスク開始位置、タスク内容、タスク終了位置などを含むデータとして生成される。同様に、他のロボットへの実行命令も生成され、入出力部3a及び基地局1を介して、各ロボットRへ送信される。ロボットRの制御部40は、受信した実行命令に含まれるロボットIDと自身のロボットIDを比較し、一致した場合にその実行命令に係るタスクを実行する。また、実行命令は、タスクデータと関連付けてタスク情報データベースDB4に格納される。
なお、実行命令は、当該ロボットRに1番目に実行させるタスクだけでなく、当該ロボットRに実行させる全てのタスクに関するデータを含んでいてもよい。
[タスクデータ分割部3b4]
タスクデータ分割部3b4は、入力されたタスク情報データベースDB4に格納された一つのタスクデータが所定の条件を満たしているか否かを判断し、所定の条件を満たしている場合には、この一つのタスクデータから、複数のタスクデータを分割生成するものである。ここでいう所定の条件としては、当該タスクが、一台のロボットRに実行させるのが不利/困難である、といった条件であり、本実施形態では、タスクが複数階にまたがる作業内容である場合に、各階ごとのタスクデータを分割生成する。かかる条件は、ロボット制御システムAの仕様に応じて、適宜設定変更可能である。タスクデータ分割部3b4において判断処理が行われたタスクデータ(分割の有無を問わない)は、判断処理済みである旨のデータを付与され、タスク情報データベースDB4に更新格納される。
続いて、ロボット制御装置3の動作について説明する。図7は、ロボット制御装置3の動作を示すフローチャートである。
状態判定ステップS1では、ロボット装置3の状態が、「state1」、「state2」、「state3」及び「state4」のいずれであるかを判定し、その判定結果に基づいて次のステップを選択する。
ロボット装置3の状態が「state1」である場合には、タスクデータDB4に新規タスクが存在するか否かを検索する(ステップS11)。新規タスクが存在しない場合には、ステップS11を繰り返す。新規タスクが存在する場合には、制御手段3bは、ロボットデータ要求信号を、入出力部3aを介して各ロボットRに送信する。ロボットデータ要求信号を受信したロボットRは、制御部40においてロボットデータを生成し、ロボット装置3へ送信する。かかるロボットデータは、ロボット情報データベースDB3に格納される。そして、ロボット装置3の状態を「state2」に移行する。
次に、状態判定ステップS1において[state2]に入り、制御手段3bは、ロボットデータ及びタスクデータを読み込み(ステップS21,S22)、優先度データ生成部3b1において優先度データを生成し、スケジュールデータ生成部3b2においてスケジュールデータを生成する(ステップS23)。そして、制御手段3bは、通信状態確認信号を、入出力部3aを介してロボットRに送信する(ステップS24)。通信状態確認信号を受信したロボットRは、ロボットIDを含む通信可能信号をロボット制御装置3へ送信する。そして、ロボット装置3の状態を「state3」に移行する。
次に、状態判定ステップS1において[state3]に入り、制御手段3bは、各ロボットRからの通信可能信号を受信したか否かを判断する(ステップS31)。受信しなかったロボットRについては、再度通信確認信号を送信し、これらの動作を通信可能となるまで繰り返す。通信可能信号を受信したロボットRについては、実行命令生成部3b3が生成した実行命令を送信する。実行命令を受信したロボットRは、ロボットIDを含む受信確認信号をロボット制御装置3へ送信する。そして、ロボット装置3の状態を「state4」に移行する。
次に、状態判定ステップS1において[state4]に入り、制御手段3bは、各ロボットRからの受信確認信号を受信したか否かを判断する(ステップS41)。実行命令を送信し、かつ受信確認信号を受信しなかったロボットRについては、再度実行命令を送信し、これらの動作を受信確認がなされるまで繰り返す。実行命令を送信した全てのロボットRからの受信確認信号が受信された場合には、「state1」に移行する。
続いて、ロボット制御システムの動作例について説明する。図8は、ロボット制御システムの動作例を示すシーケンス図である。
まず、一階のロボットRAが、来訪者Aとコミュニケーションを行い、タスクT11に関するタスクデータを受注し、取得する(ステップS111)。タスクT11は、「来訪者Aを、一階の現地点から、三階の会議室まで案内する」といった内容である。取得されたタスクデータは、無線通信部60及び基地局1を介してロボット制御装置3に入力される。
入力されたタスクデータは、タスク情報データベースDB4に格納される。この際に、タスクデータ分割部3b4は、タスクT11のタスク開始位置(一階)とタスク終了位置(三階)とが異なる階であることを認識し、タスクT11を分割するといった判断を行う。そして、タスクT11を、「来訪者Aを、一階の現地点から、一階のエレベータ前まで案内する」といったタスクT11−1と、「来訪者Aを、三階のエレベータ前から、三階の会議室まで案内する」といったタスクT11−2とに分割し、これらのタスクT11−1及びタスクT11−2がタスク情報データベースDB4に格納される。
優先度データ生成部3b1は、タスク情報データベースDB4に新規タスクが格納されたことを認識し、タスクT11−1及びタスクT11−2に関して、優先度データPを生成する。生成された優先度データPは、タスク情報データベースDB4に格納される。続いて、スケジュールデータ生成部3b2が、優先度データPに基づいてスケジュールデータを生成する(S121)。
実行命令生成部3b3は、実行命令を生成する。ここでは、ロボットRAにタスクT11−1を実行させるための実行命令と、ロボットRCにタスクT11−2を実行させるための実行命令と、を生成する。また、ロボット制御装置3は、通信確認信号を送信し、各ロボットRとの通信状態を確認する。通信可能な状態が確認されると、ロボット制御装置3は実行命令を送信する(ステップS122)。ロボットRAは、実行命令に含まれるロボットIDを参照することで、受信した実行命令のうち、タスクT11−1の実行の準備(タスク開始位置への移動)を開始する(ステップS112)。同様に、ロボットRCは、タスクT11−2の実行の準備を開始する(ステップS141)。
タスクT11−1の実行の準備中または実行中に、ロボットRAは、来訪者Bとコミュニケーションを行い、タスクT12に関するタスクデータを受注し、取得する(ステップS113)。タスクT12は、「来訪者Bの受付を行う」といった内容である。取得されたタスクデータは、無線通信部60及び基地局1を介してロボット制御装置3に入力される。
入力されたタスクデータは、タスク情報データベースDB4に格納される。優先度データ生成手段3b1は、タスクデータベースDB4に新規タスクが格納されたことを認識し、タスクT11−1、タスクT11−2及びタスクT12に関して、優先度データPを生成する。生成された優先度データPは、タスク情報データベースDB4に格納される。続いて、スケジュールデータ生成手段3b2が、優先度データPに基づいてスケジュールデータを生成する(S123)。
実行命令生成手段3b3は、実行命令を生成する。ここでは、ロボットRAにタスクT12を実行させるための実行命令と、ロボットRBにタスクT11−1を実行させるための実行命令と、ロボットRCにタスクT11−2を実行させるための実行命令と、を生成する。また、ロボット制御装置3は、通信確認信号を送信し、各ロボットRとの通信状態を確認する。通信可能な状態が確認されると、ロボット制御装置3は実行命令を送信する(ステップS124)。ここで、ロボットRCのタスクはそのままであるため、送信を省略する。ロボットRAは、実行命令に含まれるロボットIDを参照することで、受信した実行命令のうち、タスクT12の実行の準備(タスク開始位置への移動)を開始する(ステップS114)。この際に、ロボットRAは、来訪者Aに対して、別のロボットが対応する旨を伝えた上で、タスクT12の実行の準備を開始することが望ましい。同様に、ロボットRBは、タスクT11−1の実行の準備を開始する(ステップS131)。
タスクの実行を終了した際に、各ロボットRは、タスクIDを含むタスク終了信号を生成し、ロボット制御装置3に送信してもよい。制御手段3bは、タスク終了信号を受け、当該タスクが終了した旨のデータを、タスク情報データベースDB4に格納する。この場合に、実行順位が2番目に高いタスクに関する実行命令を生成して送信する構成であってもよい。また、再度優先度データPを生成する際に、終了したタスクを除いて処理することができる。
このように、ロボット制御装置3がタスクの優先度データPを生成し、かかる優先度データPに基づいてスケジュールデータを生成する。そして、スケジュールデータに基づいて実行命令を生成し、各ロボットRへ実行命令を送信し、各ロボットRにタスクを実行させるので、効率よくタスクを実行させることができる。
また、優先度データPを生成するタイミングとしては、(1)タスク情報データベースDB4に新規タスクデータが格納された場合、(2)タスク終了信号によって、タスク情報データベースDB4内のタスクの終了が認識された場合、(3)タスク開始予定時刻を過ぎて、タスクの優先度データPの値が0となった場合、などが好適である。
また、あるロボットRのバッテリ残量が所定値以下になった場合や、駆動系に異常が発生した場合には、このロボットRは、かかるデータを含むロボットデータをロボット制御装置3に送信する。ロボット制御装置3は、かかるロボットR以外のロボットにタスクを実行させるように、スケジュールデータ及び実行命令の再生成及び送信を行う。また、バッテリ残量が所定値以下となったロボットRが、建物内の所定位置に設けられた充電装置まで自律移動し、自立的に充電を行うように設定されていてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。例えば、受付案内業務に限定されず、複数のロボットに複数のタスクを実行させる業務であれば、種々の業務に適用可能である。また、ロボット制御装置3が、タスクデータが入力される入力手段や、各種データベースのデータを出力する出力手段を備えている構成であってもよい。
本発明の実施形態に係るロボット制御システムのシステム構成図である。 ロボットRのブロック構成図である。 ロボット制御装置3のブロック構成図である。 時間余裕「Terr」と「f(Terr)」との関係を表すグラフである。 タスクの重要度「T’pri」、時間余裕「Terr」及びタスクの優先度「P」の関係を表すグラフである。 タスクのスケジューリングを説明するための図である。 ロボット制御装置3の動作を示すフローチャートである。 ロボット制御システムAの動作例を示すシーケンス図である。
符号の説明
3 ロボット制御装置
3a 入出力部
3b1 優先度データ生成部
3b2 スケジュールデータ生成部
3b3 実行命令生成部
3b4 タスクデータ分割部
3c 記憶部
DB1 地図情報データベース
DB2 個人情報データベース
DB3 ロボット情報データベース
DB4 タスク情報データベース
R ロボット

Claims (14)

  1. 移動機能を備えた複数のロボットと通信を行い、一以上のタスクを実行させるためのロボット制御装置であって、
    ロボットに実行させるタスクに関するタスクデータが入力される入出力部と、
    入力された前記タスクデータを格納するタスクデータ記憶部と、
    格納された前記タスクデータの優先度に関するデータである優先度データを生成する優先度データ生成部と、
    生成された前記優先度データに基づいて、タスクを実行させるロボット及び当該ロボットにおける当該タスクの実行順位に関するデータであるスケジュールデータを生成するスケジュールデータ生成部と、
    前記スケジュールデータに基づいて、ロボットに少なくとも実行順位が最も高いタスクを実行させるための実行命令を生成する実行命令生成部と、
    を備え、
    生成された前記実行命令を、前記入出力部を介して前記ロボットに送信し、
    前記タスクデータは、タスク開始予定時刻を含み、
    前記優先度データ生成部は、優先度データ生成時の時刻とタスク開始予定時刻とが近づくほど優先度が高くなるように前記優先度データを生成し、
    前記スケジュールデータ生成部は、前記優先度データに基づいて前記タスクデータを複数のグループに分け、前記グループごとに前記スケジュールデータを生成し、
    前記スケジュールデータ生成部は、前記ロボットの台数及び前記タスクデータの数の少なくとも一つに基づいて、前記スケジュールデータの生成が早く完了するように前記グループの数を決める
    ことを特徴とするロボット制御装置。
  2. 移動機能を備えた複数のロボットと通信を行い、一以上のタスクを実行させるためのロボット制御装置であって、
    ロボットに実行させるタスクに関するタスクデータが入力される入出力部と、
    入力された前記タスクデータを格納するタスクデータ記憶部と、
    格納された前記タスクデータの優先度に関するデータである優先度データを生成する優先度データ生成部と、
    生成された前記優先度データに基づいて、タスクを実行させるロボット及び当該ロボットにおける当該タスクの実行順位に関するデータであるスケジュールデータを生成するスケジュールデータ生成部と、
    前記スケジュールデータに基づいて、ロボットに少なくとも実行順位が最も高いタスクを実行させるための実行命令を生成する実行命令生成部と、
    を備え、
    生成された前記実行命令を、前記入出力部を介して前記ロボットに送信し、
    前記タスクデータは、タスクの重要度を含み、
    前記優先度データ生成部は、前記タスクの重要度が高いほど優先度が高くなるように前記優先度データを生成し、
    前記スケジュールデータ生成部は、前記優先度データに基づいて前記タスクデータを複数のグループに分け、前記グループごとに前記スケジュールデータを生成し、
    前記スケジュールデータ生成部は、前記ロボットの台数及び前記タスクデータの数の少なくとも一つに基づいて、前記スケジュールデータの生成が早く完了するように前記グループの数を決める
    ことを特徴とするロボット制御装置。
  3. 移動機能を備えた複数のロボットと通信を行い、一以上のタスクを実行させるためのロボット制御装置であって、
    ロボットに実行させるタスクに関するタスクデータが入力される入出力部と、
    入力された前記タスクデータを格納するタスクデータ記憶部と、
    格納された前記タスクデータの優先度に関するデータである優先度データを生成する優先度データ生成部と、
    生成された前記優先度データに基づいて、タスクを実行させるロボット及び当該ロボットにおける当該タスクの実行順位に関するデータであるスケジュールデータを生成するスケジュールデータ生成部と、
    前記スケジュールデータに基づいて、ロボットに少なくとも実行順位が最も高いタスクを実行させるための実行命令を生成する実行命令生成部と、
    を備え、
    生成された前記実行命令を、前記入出力部を介して前記ロボットに送信し、
    さらに、前記ロボットから前記入出力部を介して入力された、前記ロボットの位置を含むロボットデータを格納するロボットデータ記憶部を備えており、
    前記タスクデータは、タスク開始位置を含み、
    前記優先度データ生成部は、前記ロボットの位置及び前記タスク開始位置に基づいて、前記タスク開始位置と最も近傍の前記ロボットの位置との距離が小さいほど優先度が高くなるように前記優先度データを生成し、
    前記スケジュールデータ生成部は、前記優先度データに基づいて前記タスクデータを複数のグループに分け、前記グループごとに前記スケジュールデータを生成し、
    前記スケジュールデータ生成部は、前記ロボットの台数及び前記タスクデータの数の少なくとも一つに基づいて、前記スケジュールデータの生成が早く完了するように前記グループの数を決める
    ことを特徴とするロボット制御装置。
  4. 移動機能を備えた複数のロボットと通信を行い、一以上のタスクを実行させるためのロボット制御装置であって、
    ロボットに実行させるタスクに関するタスクデータが入力される入出力部と、
    入力された前記タスクデータを格納するタスクデータ記憶部と、
    格納された前記タスクデータの優先度に関するデータである優先度データを生成する優先度データ生成部と、
    生成された前記優先度データに基づいて、タスクを実行させるロボット及び当該ロボットにおける当該タスクの実行順位に関するデータであるスケジュールデータを生成するスケジュールデータ生成部と、
    前記スケジュールデータに基づいて、ロボットに少なくとも実行順位が最も高いタスクを実行させるための実行命令を生成する実行命令生成部と、
    を備え、
    生成された前記実行命令を、前記入出力部を介して前記ロボットに送信し、
    さらに、前記ロボットがコミュニケーションを行う人に関する個人IDを含む個人データを格納する個人データ記憶部を備えており、
    前記個人データに基づいて、前記ロボットにコミュニケーションを行わせており、
    前記タスクデータは、前記個人IDを含み、
    前記優先度データ生成部は、前記タスクデータに含まれる前記個人IDに基づいて、対応する前記個人IDを含む前記個人データを読み出し、読み出された前記個人データに基づいて前記タスクの重要度を決定し、前記タスクの重要度が高いほど優先度が高くなるように前記優先度データを生成し、
    前記スケジュールデータ生成部は、前記優先度データに基づいて前記タスクデータを複数のグループに分け、前記グループごとに前記スケジュールデータを生成し、
    前記スケジュールデータ生成部は、前記ロボットの台数及び前記タスクデータの数の少なくとも一つに基づいて、前記スケジュールデータの生成が早く完了するように前記グループの数を決める
    ことを特徴とするロボット制御装置。
  5. 前記スケジュールデータ生成部は、前記ロボットの台数及び前記タスクデータの数に基づいて、
    グループの数 = タスクデータの数 ÷ ロボットの台数 (ただし、小数点以下繰上げ)
    によって、前記グループの数を決める
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  6. 前記タスクデータ記憶部において新規タスクデータが格納された場合、または未実行のタスクデータが消滅した場合に、前記優先度データ生成部が優先度データの再生成を行い、前記スケジュールデータ生成部が再生成された前記優先度データに基づいてスケジュールデータの再生成を行い、前記実行命令生成部が再生成された前記スケジュールデータに基づいて実行命令の再生成を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  7. 前記タスクデータは、タスク終了位置を含み、
    前記スケジュールデータ生成部は、実行順位がn番目のタスクにおけるタスク終了位置を、実行順位がn+1番目のタスクにおけるロボットの位置として前記スケジュールデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  8. 前記スケジュールデータは、前記ロボットの移動距離が小さくなるように、あるいは、前記タスクが早く終了するように生成される
    ことを特徴とする請求項7に記載のロボット制御装置。
  9. 入力された一つのタスクデータを分割するか否かを判断し、分割すると判断した場合に、前記一つのタスクデータから複数のタスクデータを生成するタスクデータ分割部を備え、
    前記タスクデータは、一つのタスク開始位置及び一つのタスク終了位置を含み、
    前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置及び前記タスク終了位置に基づいて、前記タスクデータを分割するか否かを判断し、
    前記ロボットは、建物の少なくとも一部の複数階にそれぞれ配置されており、
    前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置と前記タスク終了位置とが異なる階である場合に、前記建物の各階ごとのタスクデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  10. 入力された一つのタスクデータを分割するか否かを判断し、分割すると判断した場合に、前記一つのタスクデータから複数のタスクデータを生成するタスクデータ分割部を備え、
    前記タスクデータは、一つのタスク開始位置及び一つのタスク終了位置を含み、
    前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置及び前記タスク終了位置に基づいて、前記タスクデータを分割するか否かを判断し、
    前記ロボットは、それぞれタスク担当エリアが設定されており、
    前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置と前記タスク終了位置とが、異なるロボットのタスク担当エリアに位置している場合には、前記担当エリアごとのタスクデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  11. 入力された一つのタスクデータを分割するか否かを判断し、分割すると判断した場合に、前記一つのタスクデータから複数のタスクデータを生成するタスクデータ分割部と、
    前記ロボットから前記入出力部を介して入力された、前記ロボットの位置を含むロボットデータを格納するロボットデータ記憶部と、
    を備え、
    前記タスクデータは、一つのタスク開始位置及び一つのタスク終了位置を含み、
    前記タスクデータ分割部は、前記ロボットの位置、前記タスク開始位置及び前記タスク終了位置に基づいて、前記タスクデータを分割するか否かを判断し、
    前記ロボットは、建物の少なくとも一部の複数階にそれぞれ配置されており、
    前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置と前記タスク終了位置とが異なる階である場合に、前記建物の各階ごとのタスクデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  12. 入力された一つのタスクデータを分割するか否かを判断し、分割すると判断した場合に、前記一つのタスクデータから複数のタスクデータを生成するタスクデータ分割部と、
    前記ロボットから前記入出力部を介して入力された、前記ロボットの位置を含むロボットデータを格納するロボットデータ記憶部と、
    を備え、
    前記タスクデータは、一つのタスク開始位置及び一つのタスク終了位置を含み、
    前記タスクデータ分割部は、前記ロボットの位置、前記タスク開始位置及び前記タスク終了位置に基づいて、前記タスクデータを分割するか否かを判断し、
    前記ロボットは、それぞれタスク担当エリアが設定されており、
    前記タスクデータ分割部は、前記タスク開始位置と前記タスク終了位置とが、異なるロボットのタスク担当エリアに位置している場合には、前記担当エリアごとのタスクデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  13. さらに、前記ロボットが移動する場所に関する地図データを格納する地図データ記憶部を備えており、
    前記地図データに基づいて、前記ロボットを移動させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  14. 前記ロボットから前記入出力部を介してタスクデータが入力され、前記タスクデータ記憶部に格納される
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
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