JP4377572B2 - 食品原木スライス装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばハムやベーコン等の食品原木をスライスして、スライスハム等のスライス食品とするための、食品原木スライス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スライスハムやベーコン等のスライス食品を製造するにあたっては、柱状の食品原木(ハム原木,ベーコン原木等)をスライス装置で所定の厚さにスライスしている。
図9は、そうした用途に使用されている従来の食品原木スライス装置を概略的に示している。このスライス装置は、傾斜した受け台101と、受け台101の上面に沿って進退するグリッパ102と、受け台101の傾斜下端側に設けられて回転駆動される切断刃103とを備えている。詳細な図示を省略するが、切断刃103は円盤状をなし、モータの駆動力により自転しながら公転するように構成されている。符号104は公転の中心となる回転軸を示している。また、グリッパ102は開閉する爪により食品原木Fの端部を把持するようになっている。このグリッパ102は、グリッパ駆動用のモータ及びねじ軸等(不図示)とともに、受け台101上の食品原木Fを切断刃103に向けて送給する送給機構を構成している。
【0003】
次いで、動作を説明する。受け台101上に食品原木Fを載せると、グリッパ102が前進し、爪で食品原木Fの後端部(傾斜上端部)を把持する。そして、グリッパ102はさらに前進して食品原木Fを切断刃103に向けて送給し、食品原木Fは、その前端部(傾斜下端部)から順次切断刃103によりスライスされる(図9(a)参照)。
図9(b)に示すようにスライスが完了すると、グリッパ102は食品原木Fの切り残し端部を把持したまま後退し(図9(c)参照)、受け台101傾斜上端側の所定位置まで戻ると、爪を開き食品原木Fの端部を落下させて待機する。そして、新たな食品原木Fが受け台101に載せられると、グリッパ102は再び前進し、図9(d)のように食品原木Fの後端部を把持した後、この食品原木Fを切断刃103に向けて送給する。以上のような動作を繰り返すことにより、複数の食品原木を順次スライスしてゆくのである。
【0004】
ハム工場等で一般的に用いられている食品原木スライス装置は、以上に説明したように、1枚の切断刃103で食品原木Fを1本ずつスライスするように構成されている。これに対し、例えば特開平8−118288号公報には、左右一対のグリッパを備え、各グリッパに1本ずつ把持された計2本の食品原木を同時に切断刃に向けて送給し、回転する1枚の切断刃により同時にスライスする装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の食品原木スライス装置には以下のような問題点があった。すなわち、図9に示したものでは、実際にスライスが行なわれるのは図9(a)のように食品原木Fの前端が切断刃103に到達した時点から、グリッパ102が図9(b)に示した位置まで前進する間のみであって、グリッパ102が所定位置まで後退してから作業者が次の食品原木Fを受け台101へ供給する工程に時間がかかった。そのため、1本の食品原木のスライスを終えてから次の食品原木のスライスを開始するまでのインターバル時間が長くなり、生産効率が悪いという問題があった。
【0006】
一方、前記特開平8−118288号公報に開示されたスライス装置では、2本の原木を同時にスライスするので、スライス速度それ自体は図9に示した装置の2倍となる反面、原木供給に係るインターバル時間はかえって長くなるため、スライス食品の生産効率は、さほど向上するとは言えなかった。また、同時にスライスされる2本の食品原木は、切断刃に対する相対的な位置関係が互いに異なるため、同一の条件でスライスすることができなかった。そのため、食品原木から切り離されて落下する際のスライス食品の落下方向が食品原木ごとに異なり、切断刃の下方に設けられる受け取り手段(例えば受け取りコンベヤ)の上面における積み重なり状態も異なる結果となって、複数枚が一定の条件で積み重なったスライス食品が得られないという問題もあった。
【0007】
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたものであって、1本の食品原木のスライスを終えてから次の食品原木のスライスを開始するまでのインターバル時間を短縮して、スライス食品の生産効率を向上させるとともに、食品原木から切り離されたスライス食品の積み重なり状態を安定させることも可能な食品原木スライス装置の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、所定の切断経路に沿って回転駆動される切断刃と、この切断刃でスライスされる食品原木をそれぞれの上面に載置する一対の受け台と、各受け台に対応して設けられ受け台上の食品原木を切断刃に向けて送給する一対の送給機構とを備え、送給機構により送給される食品原木を切断刃で順次スライスする食品原木スライス装置において、前記切断刃の回転軸方向とほぼ直角な方向に移動する移動台を設け、この移動台に前記一対の受け台及び前記一対の送給機構を搭載するとともに、一対の送給機構を互いに独立して動作させることにより、一方の受け台からの食品原木と他方の受け台からの食品原木とを、切断刃の切断経路内における所定の切断位置へ交互に送給するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る食品原木スライス装置を図面に基づいて説明する。
図1に全体を符号1で示される食品原木スライス装置は、基台2と、この基台2上に設けられた切断刃3とを備えている。図1において、符号4は切断刃3を回転駆動するためのモータ、5は第1回転軸、6は第1回転軸5により回転自在に支持された切断刃取付用回転体、7は切断刃取付用回転体6の一側に第1回転軸5から所定距離離して設けられた第2回転軸を示している。切断刃3は円盤状に形成され、第2回転軸7により回転自在に支持されていて、モータ4の駆動力により、図6に示すように第2回転軸7を中心として自転しながら、第1回転軸5を中心として公転するように構成されている。図中の矢印R1は切断刃3の自転方向、矢印R2は切断刃3の公転方向を示している。また、符号8は、前記のように自転しながら公転駆動される切断刃3の切断経路(すなわち切断刃3の外周縁の軌跡)を示している。なお、このように円盤状の切断刃3を自転させながら公転させる機構は、この種のスライス装置に一般的に採用されている公知の構成であるので、詳細な説明を省略する。
【0010】
基台2の中央部上面には箱状の移動台10が設けられており、この移動台10の上面に立設された支柱11,12により、フレーム体13が支持されている。図5に示すように、フレーム体13は左右一対の側板14a,14bと、これらの側板14a,14b同士を連結する横桟材(不図示)とから、長方形の枠状に形成されている。フレーム体13の内側には、それぞれの上面に食品原木Fを載置可能な左右一対の受け台15a,15bが設けられている。受け台15a,15bの前端側は、フレーム体13に設けられた支持軸16により上下回動自在に枢支されている。また、図1に示すように、受け台15bの後端側は支柱12から後方へ延設された支持杆17の後端部に、ロッドレスエアシリンダ18(昇降駆動手段)を介して連結されている。そして、ロッドレスエアシリンダ18の作動により、受け台15bはその上面がほぼ水平となる原木供給位置(図1に二点鎖線で示した状態)と、その上面が切断刃3の回転軸(第1回転軸5及び第2回転軸7)の軸方向とほぼ平行となるように傾斜した作業位置(図1に破線(一部実線)で示した状態)との間を起伏揺動するように構成されている。なお、図示を省略するが、受け台15aの後端側も同様にロッドレスエアシリンダで支持されており、受け台15bと独立して、前記原木供給位置と作業位置との間を起伏揺動するように構成されている。
【0011】
図5の符号20a,20bは、受け台15a,15bの前端側にそれぞれ設けられたシャッタを示している。シャッタ20a,20bは互いに独立して昇降可能であり、上昇位置では受け台15a,15bに載せられた食品原木Fの送給経路内に進入し、食品原木Fの前端部に当接して、食品原木Fが切断刃3側へ移動するのを防止し、他方、下降位置では食品原木Fの送給経路から退避して、食品原木Fの切断刃3側への移動を許容するようになっている。
なお、シャッタ20aは受け台15aに、シャッタ20bは受け台15bに、それぞれリンク機構等を介して支持されるとともに、個別に設けられたエアシリンダ等の駆動手段により昇降させられるようになっているが、その昇降機構の具体的構成は特に限定されず、この種のスライス装置における公知の機構を採用できるため、図示及び詳細な説明は省略する。
【0012】
図5の符号21a,21bは左右一対の送給機構を示している。受け台15aに対応して設けられた送給機構21aは、フレーム体13の側板14a外面に沿って延設されたねじ軸22aと、このねじ軸22aを回転駆動するモータ23aと、ねじ軸22aと螺合した雌ねじ体を有する送り台24aと、この送り台24aに取り付けられたグリッパ25a(把持手段)とを備えている。グリッパ25aは、開閉して食品原木Fの端部を把持する爪を備えている。また、図示を省略するが、側板14aの外面にはねじ軸22aと平行なガイド杆が固設されるとともに、このガイド杆と摺動自在に係合する係合部材が送り台24aに設けられている。以上のような構成により、モータ23aでねじ軸22aを正逆方向に回転させると、送り台24a及びグリッパ25aは、前記作業位置にある受け台15aの上面に沿って前進(下降)もしくは後退(上昇)するようになっている。
なお、受け台15bに対応する送給機構21bも、前記送給機構21aと対称に形成されている以外は同様の構成を有しているので、各構成要素に末尾の文字を“b”に変更した符号を付して、重複する説明を省略する。
【0013】
図1〜図4の符号30は、移動台10を移動させるための移動機構を示している。移動機構30は、切断刃3の回転軸方向(第1回転軸5及び第2回転軸7の軸方向)と直角な水平方向に延在するねじ軸31を備えており、このねじ軸31は基台2の上面に立設された支柱32,33の上端に取り付けられた軸受34,35により回転自在に枢支されている。また、基台2内に設けられたモータ36の回転軸に取り付けられたプーリ37とねじ軸31の一端に取り付けられたプーリ38との間に伝動ベルト39が架け渡されており、さらに、移動台10の天板下面にはねじ軸31と螺合した雌ねじ体40が固設されている。また、ねじ軸31と平行な方向に延在する一対のレール部材41,42が移動台10の天板下面に固設されるとともに、これらのレール部材41,42と摺動自在に係合する複数の支持部材43がそれぞれ支柱44を介して基台2の上面に固設されている。
【0014】
以上のような構成により、モータ36の駆動力でねじ軸31を正逆方向に回転させると、雌ねじ体40がねじ軸31に沿って左右方向に移動し、これに伴い移動台10もレール部材41,42を介して支持部材43に支持・案内されつつ左右方向(すなわち切断刃3の回転軸方向と直角な水平方向)に往復移動する。さらに、移動台10に搭載されている全ての構成要素、すなわちフレーム体13、受け台15a,15b、シャッタ20a,20b、及び送給機構21a,21b等も、移動台10と一体に往復移動するようになっている。
【0015】
なお、移動台10が移動できる距離は、一対の受け台15a,15bに載せられて送給される両食品原木Fの中心線間の距離L(図5参照)以上であることが必要である。すなわち、図6の符号aは、切断刃3の切断経路8内に設定された所定の切断位置を示している。また、受け台15aからの食品原木Fが所定の切断位置aへ送給されるように移動台10を移動させた状態で、受け台15bに載置される食品原木Fに対応する位置を符号bで示し、受け台15bからの食品原木Fが所定の切断位置aへ送給されるように移動台10を移動させた状態で、受け台15aに載置される食品原木Fに対応する位置を符号cで示している。ここで、符号b及び符号cで示される位置は、それぞれ所定の切断位置aから前記距離Lだけ左右に離れている。したがって、受け台15aからの食品原木Fが所定の切断位置aへ送給される状態と、受け台15bからの食品原木Fが所定の切断位置aへ送給される状態とを交互に切り替えるためには、移動台10が少なくとも前記距離Lだけ左右に往復移動できる必要があることになる。
【0016】
図1及び図6の符号45は、切断刃3の下方に設けられて、落下してくるスライス食品を受け止める受け取りコンベヤ(受け取り手段)を示している。また、図示は省略するが、食品原木スライス装置1には、送給機構21a,21b及び移動機構30等を制御して、後述する切断動作を実行するための制御手段が設けられている。
【0017】
次いで、主に図7及び図8を参照しつつ、食品原木スライス装置1の動作を説明する。
スライス作業を開始する前の段階では、受け台15a,15bは両方とも前記原木供給位置まで下降している。また、送給機構21a,21bのグリッパ25a,25bは、両方とも移動範囲後端(モータ23a,23b近傍)の所定位置で待機している。そして、作業者が一方の受け台15aに食品原木Fを供給すると、ロッドレスエアシリンダ18が動作して、受け台15a後端側の持ち上げが開始される。この際、シャッタ20aは上昇位置にあるので、受け台15aの傾きにより食品原木Fが滑り始めても、シャッタ20aを越えて切断刃3側に移動することはない。
【0018】
受け台15aが前記作業位置まで上昇すると、グリッパ25aが前進し、図7(a)のように食品原木Fの後端部を把持する。続いて、シャッタ20aが下降し、グリッパ25aがさらに前進して食品原木Fを切断刃3に向けて送給する。このとき、移動台10の位置は、受け台15aからの食品原木Fが前記所定の切断位置aへ送給される位置に設定されている。切断刃3の切断経路8に到達した食品原木Fは、その前端側から切断刃3によってスライスされる。
【0019】
また、作業者は他方の受け台15bに食品原木Fを供給する。すると、受け台15aからの食品原木Fがスライスされている間に、前記と同様に受け台15bが作業位置まで上昇する(図7(b)参照)とともに、グリッパ25bが前進して食品原木Fの後端部を把持し、その状態で待機する。
【0020】
そして、図7(c)のように受け台15aからの食品原木Fのスライスが完了した後は、先ず図7(d)のようにグリッパ25aが所定距離だけ後退し、次いで移動台10が、図8(e)のように受け台15bからの食品原木Fが所定の切断位置aへ送給される位置まで移動する。続いて、シャッタ20bが下降し、待機していたグリッパ25bが前進を再開して食品原木Fを切断刃3に向けて送給する。これにより受け台15bからの食品原木Fのスライスが開始される。これと同時にグリッパ25aが後退を再開し、シャッタ20aを通過した時点で、シャッタ20aが上昇し、その後グリッパ25aは後退しながら爪を開いて食品原木Fの切り残し端部を落下させ、図8(f)のように移動範囲後端の所定位置まで戻る。なお、グリッパ25aから落下した食品原木Fの切り残し端部は、受け台15aとシャッタ20aとの隙間から下方に排出される。
【0021】
続いて、受け台15aが原木供給位置まで下降するので、作業者は別の食品原木Fを受け台15a上に供給する。すると、受け台15aは再び作業位置まで上昇し(図8(g)参照)、次いでグリッパ25aが前進して食品原木Fの後端部を把持し(図8(h)参照)、その状態で待機する。そして、受け台15bからの食品原木Fのスライスが完了すると、前記した場合と同様にグリッパ25bを所定距離だけ後退させ、移動台10を移動させて、受け台15aからの食品原木Fのスライスに移行する。
以上のような動作の繰り返しにより、受け台15aからの食品原木Fと受け台15bからの食品原木Fとを、切断刃3の切断経路8内における所定の切断位置aへ交互に送給して、順次スライスしてゆく。
【0022】
この食品原木スライス装置1においては、前記図8(f)〜(h)からわかるように、1本の食品原木をスライスしている間に、作業者が次の食品原木を受け台に供給し、その後端部をグリッパに把持させた状態で待機させておくことができる。したがって、1本の食品原木のスライスを終えた後は、前進しているグリッパを僅かに後退させ、移動台を移動させるだけで、次の食品原木のスライスに取り掛かることができ、スライスを終えてから次の食品原木のスライスを開始するまでのインターバル時間を3秒以内にまで短縮することも可能となる。そのため、スライス食品の生産効率を、従来に比べて大幅に向上させることができる。
【0023】
また、一対の受け台15a,15bが独立して起伏揺動するので、作業者は受け台をほぼ水平にして楽な姿勢で食品原木を供給することができて、労働負荷の軽減が図れる。
【0024】
さらに、一対の受け台15a,15bのいずれからの食品原木も、所定の切断位置へ送給して、同じ条件で切断することができる。したがって、従来のスライス装置で2本の食品原木を同時にスライスする場合とは異なり、落下したスライス食品の受け取りコンベヤ45上面における積み重なり状態を安定させることも可能となる。
【0025】
なお、本発明の技術的範囲が以上の実施形態により限定されないことは言うまでもなく、例えば前記では所定の切断位置aを第1回転軸5(切断刃3の公転中心)の下方に配したが、本発明にいう所定の切断位置はそれに限られず、切断経路8内の任意の位置に設定することができる。
また、前記では各グリッパ25a,25bをそれぞれ受け台15a,15bの幅方向の中央付近に配したが、切断対象とする食品原木の直径が小さい場合などには、グリッパ25a,25b同士が接近するように、内側に寄せて配設してもよく、これにより、切断作業中の移動台10の左右への移動距離を短くして、インターバル時間のより一層の短縮を図ることができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る食品スライス装置によれば、1本の食品原木のスライスを終えてから次の食品原木のスライスを開始するまでのインターバル時間を短縮して、スライス食品の生産効率を向上させるとともに、食品原木から切り離されたスライス食品の積み重なり状態を安定させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る食品原木スライス装置の側面図である。
【図2】図1のA−A矢視拡大断面図である。
【図3】図1のB−B矢視拡大断面図である。
【図4】図2のC−C矢視断面図である。
【図5】受け台及び送給機構を斜め上方から見た状態を示す概略平面図である。
【図6】図1のD−D矢視拡大説明図である。
【図7】食品原木スライス装置の動作説明図である。
【図8】図7に続く、食品原木スライス装置の動作説明図である。
【図9】従来の食品原木スライス装置の構成及び動作を説明する概略説明図である。
【符号の説明】
1 食品原木スライス装置
3 切断刃
5 第1回転軸
7 第2回転軸
8 切断経路
10 移動台
15a,15b 受け台
21a,21b 送給機構
Claims (1)
- 所定の切断経路に沿って回転駆動される切断刃と、この切断刃でスライスされる食品原木をそれぞれの上面に載置する一対の受け台と、各受け台に対応して設けられ受け台上の食品原木を切断刃に向けて送給する一対の送給機構とを備え、送給機構により送給される食品原木を切断刃で順次スライスする食品原木スライス装置において、
前記切断刃の回転軸方向と直交する方向に移動する移動台を設け、この移動台に、前記一対の受け台と、該受け台に対応して設けられて各独立に動作する前記一対の送給機構と、を搭載し、かつ、受け台の上面が水平となる原木供給位置と、受け台の上面が前記切断刃の回転軸方向と平行となるように傾斜した作業位置と、に各受け台がそれぞれ独立に起伏揺動可能となるように構成すると共に、前記移動台を移動させることにより、各受け台をそれぞれ前記切断刃の所定の切断位置に対応する作業位置に交互に移動させることができるように構成し、一方の受け台上の食品原木と他方の受け台上の食品原木とを、同一の前記切断位置で交互にスライスすることを特徴とする食品原木スライス装置。
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