JP4377362B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明はガスコンロ、特に、鍋を五徳に載置したとき、鍋底に圧接して前記鍋底の温度を検出する温度センサが設けられているガスコンロに関する。
鍋のこげつきや天ぷら油火災を防止するために、鍋底の温度を検知する温度センサが設けられたガスコンロが知られている。
図4は、この種温度センサ(1)を具備させたガスコンロの一例であり、天板(3)に設けた開口(30)内にガスバーナ(B)のバーナヘッド(2)が臨んでおり、その周縁には五徳(31)が設置されている。
前記バーナヘッド(2)は、混合管(25)に連通する環状のバーナボディ(21)の上に載置され且つ多数の炎孔(22)が形成された環状体であり、前記バーナヘッド(2)と前記バーナボディ(21)とでバーナ部(20)が構成されている。
このバーナ部(20)内の中央空間部に温度センサ(1)が配設されている。
前記温度センサ(1)は、前記バーナ部(20)で囲まれた空間内に立設された支持パイプ(10)と、前記支持パイプ(10)の上端に設けられた筒状の感熱ヘッド(11)とからなり、感熱ヘッド(11)の上端は、集熱板(12)で被覆されており、前記集熱板(12)の下面には、前記集熱板(12)を介して鍋底(40)の温度を検知するサーミスタ(13)が設けられている。
前記サーミスタ(13)からは、リード線(13a)(13b)が延長しており、これらリード線(13a)(13b)は、樹脂製のチューブ(18)で被覆されていると共に、前記支持パイプ(10)内を通って、その下方開放端から外方に引き出されて、前記サーミスタ(13)による検出温度に基づいてガスバーナ(B)の制御を行う制御装置(図示せず)に接続される。
又、前記支持パイプ(10)は支持板(15)に取付けたブラケット(16)と押え金具(17)により、前記バーナヘッド(2)の中央空間部の中心に直立するように固定されており、前記集熱板(12)の下面と支持パイプ(10)の上端との間には、ばね(14)が介在されている。
これにより、前記感熱ヘッド(11)の集熱板(12)は、前記ばね(14)の付勢力によって、同図の二点鎖線に示すように、五徳(31)よりも上方へ突出する状態に付勢されていると共に、前記感熱ヘッド(11)は、支持パイプ(10)に対して上下方向に摺動可能となっている。
前記五徳(31)に鍋(4)等の調理容器を載置すると、鍋底(40)によって、五徳(31)よりも上方へ突出している集熱板(12)の上面が下方へ押されて、感熱ヘッド(11)がばね(14)の付勢力に抗して押し下げられることにより、集熱板(12)は前記ばね(14)の弾性復帰力によって、鍋底(40)に圧接される。
これにより、サーミスタ(13)が、集熱板(12)を介して鍋底(40)の温度を検出可能となる。
この種温度センサ(1)付きのガスコンロにおいて、調理中に生じた煮こぼれが、バーナヘッド(2)の中央空間内に侵入し、前記感熱ヘッド(11)の下方開放端と支持パイプ(10)の外面との間に付着して固まったり、さらに、支持パイプ(10)の外面を下方に伝って、支持パイプ(10)の下方開放端とチューブ(18)との間に付着して固まったりすると、感熱ヘッド(11)の上下方向の摺動が阻止される。
前記感熱ヘッド(11)が降下した状態で固着してしまった場合、五徳(31)に鍋(4)を載置させても、鍋底(40)に集熱板(12)が強く圧接されないため、鍋底(40)の正確な温度検知ができず、天ぷら油等の過熱を防止できず、安全装置としての信頼性が損なわれるという問題がある。
そこで、煮こぼれによる温度センサ(1)の固着を防止するために、感熱ヘッド(11)と支持パイプ(10)の嵌合部の構造を工夫して、前記感熱ヘッド(11)と前記支持パイプ(10)との摺動部への煮こぼれの固着を防止したもの(特許文献1参照)や、図4のように、支持パイプ(10)の下方開放端に鍔部(19)を設けて、支持パイプ(10)とチューブ(18)との固着を防止したもの等が提案されている。
特開平08―159478号公報 特開平08―86445号公報 特開平11―83020号公報
温度センサ(1)の固着原因としては、煮こぼれの摺動部への付着だけではなく、他に、温度センサ(1)の異常加熱によって樹脂製のチューブ(18)が過熱されて溶融して、金属製の支持パイプ(10)の内面に溶着したり、支持パイプ(10)内の内部抵抗の増加による摺動性の悪化等が考えられる。
しかしながら、上記した従来の温度センサ(1)の固着防止のための発明は、煮こぼれによる摺動部の固着しか回避することはできないため、上記したような、チューブ(18)の溶融等を原因とする温度センサの固着には対応できない。
温度センサが降下した状態で固着してしまった場合、それに気付かずにコンロを継続して使用していくと、鍋底の異常過熱を検知することができず、鍋のこげつきや天ぷら油火災を生じさせる恐れがある。
又、鍋(4)の有無を検知する手段を具備するものも知られている(特許文献2)が、このものでは、感熱ヘッド(11)が下がった状態であることは検知できるが、それが通常の使用状態を意味するのか固着による昇降異常なのかを検知することができない。
本発明は、『環状のバーナ部の中央空間部から上方へ突出する方向に付勢され且つ、五徳上に載置される鍋の鍋底に押されて降下すると同時に前記鍋底に圧接してその温度を検出する温度センサを具備するガスコンロ』において、
煮こぼれの付着や過熱によるリード線の樹脂製被覆チューブの溶着等の固着原因にかかわらず、前記温度センサが降下した状態で固着される昇降異常を正確に検知できるようにすることを課題とする。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決するための本発明の第1番目の技術的手段は、『前記温度センサが降下状態にあることを検知する昇降検知手段と、
前記昇降検知手段で前記温度センサが降下状態にあることが検知された状態にて、点火された回数をカウントする点火回数計数手段と、
前記点火回数計数手段にてカウントされた点火回数が規定回数を超えたとき、異常処理を行う異常処理手段とを備えたこと』である。
上記技術的手段は次のように作用する。
調理開始時に、鍋が五徳に載置されると、上方へ突出状態に付勢されている温度センサが、鍋底に押されて降下すると共に前記鍋底に付勢力により圧接する。
その状態で点火され、前記温度センサによって異常過熱が検知されない限り、この点火状態が継続される。
そして、調理終了後には、消火され、鍋が五徳から降ろされる。
これにより、温度センサは五徳よりも上方に突出する初期位置に弾性復帰する。
上記した一連の流れの場合、調理開始時に鍋底に押されて温度センサが降下したこと及び調理終了後に鍋が五徳から移動されたことは前記昇降検知手段によって検知され、降下時における点火回数が1回であることが点火回数計数手段によってカウントされる。
これが温度センサが固着されていない正常な状態の場合である。
しかしながら、温度センサが降下した状態で固着して前記初期位置に復帰しない状態においては、前記昇降検知手段によって、温度センサが降下状態のままであることが検知される。
コンロの使用者は、温度センサが初期位置に復帰していないことに気付くことなく、コンロを使用し続けることとなり、使用の度に点火動作・消火動作が繰り返し実行される。 この回数は前記点火回数計数手段によってカウントされる。
この回数が規定回数以上となると、異常処理手段による異常処理が行われる。
この異常処理としては、請求項4のように、温度センサが固着していることを報知する、又は、請求項5のように、電磁安全弁を閉弁させる等の対策が考えられる。
異常処理が行われる点火の規定回数は、カレーや味噌汁等の調理においては温め直しのために点火動作が繰り返されることを考慮して、一般的な温め直しの回数よりも多く設定されているものとする。
[請求項2に係る発明]
上記課題と同様の解決するための本発明の第2番目の技術的手段は、『環状のバーナ部の中央空間部から上方へ突出する方向に付勢され且つ、五徳上に載置される鍋の鍋底に押されて降下すると同時に前記鍋底に圧接してその温度を検出する温度センサを具備するガスコンロにおいて、
前記温度センサが降下状態にあることを検知する昇降検知手段と、
前記昇降検知手段で検知された前記温度センサの降下状態が継続される時間を測定するタイマーと、
前記タイマーにて測定された経過時間が規定時間を超えると、異常処理を行う異常処理手段とを備えたこと』を特徴とするものである。
鍋が五徳に載置されると、前記温度センサが鍋底に押されて降下し、この状態を昇降検知手段が検知すると同時に、タイマーによって温度センサの降下状態での経過時間が測定される。
調理終了後に、鍋が五徳から降ろされた時点で、前記昇降検知手段が温度センサが初期位置に戻ったことを検知すると、前記タイマーによる測定時間は0にリセットされる。
しかしながら、温度センサが降下状態で固着されている場合には、タイマーは時間を測定し続ける。
そして、前記タイマーにより測定される経過時間が規定時間を超えると、異常処理手段により異常処理が行われる。
この異常処理として、請求項4のように、温度センサが固着していることを報知するようにしたものでは、コンロの使用、不使用にかかわらず、コンロの異常を家人に気付かせることができるように、例えば、ブザーを鳴らし続けたり、異常ランプを点灯又は点滅させ続けたりすることが考えられる。
尚、前記規定時間は、最初の調理開始時に点火動作してから、次の温め直しのために点火動作するまでの一般的な経過時間よりも長く設定されているものとする。
[請求項3に係る発明]
上記課題と同様の解決するための本発明の第3番目の技術的手段は、『環状のバーナ部の中央空間部から上方へ突出する方向に付勢され且つ、五徳上に載置される鍋の鍋底に押されて降下すると同時に前記鍋底に圧接してその温度を検出する温度センサを具備するガスコンロにおいて、
前記温度センサが降下状態にあることを検知する昇降検知手段と、
前記昇降検知手段で検知された前記温度センサの降下状態が継続される時間を測定するタイマーと、
前記タイマーにて測定された経過時間が規定時間を超えているときに、点火操作されると、異常処理を行う異常処理手段とを備えたこと』を特徴とするもので、請求項2と同様に、タイマーによって温度センサの降下状態での経過時間を測定するが、前記タイマーによる測定時間が規定時間を超えた時点ではなく、規定時間を超えた状態にて点火操作された時点で、異常処理手段による異常処理が行われるようにしたものである。
従って、コンロを使用しようとして点火操作した者は、確実にコンロの異常に気付くこととなる。
[請求項4に係る発明]
請求項4の発明は、上記請求項1から3のいずれかにおいて、『前記異常処理手段による異常処理は、異常状態を報知することである』としたもので、報知する手段としては、ブザーや音声、又は、異常ランプの点灯や点滅等が採用可能である。
[請求項5に係る発明]
請求項5の発明は、上記各請求項において、『前記バーナ部へ連通するガス回路を開閉制御する電磁安全弁が設けられ、
前記異常処理手段による前記異常処理は、前記電磁安全弁を閉弁させること』としたもので、例えば、前記電磁安全弁が開弁状態にあるコンロの使用中に、請求項2の発明のように、タイマーによる測定時間が規定時間を過ぎた場合、異常処理手段による異常処理として、電磁安全弁を閉弁させてガスの流れを停止させることができる。
本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
[請求項1に係る発明]
請求項1のものでは、温度センサが降下状態で固着された昇降異常状態であるということは、昇降検知手段と点火回数計数手段とによって検知できるようにしたから、煮こぼれの付着や樹脂部品の溶着等の様々な固着原因にかかわらず、温度センサが固着してしまった場合には、異常処理手段によって異常処理が行われ、温度センサによる鍋底の異常過熱が検知されないことによる鍋の焦げ付きや、天ぷら油火災の発生を未然に防止することができる。
[請求項2に係る発明]
請求項2のものでは、温度センサが降下状態で固着された昇降異常状態であるということは、昇降検知手段と降下継続時間を測定するタイマーとによって検知できるようにしたから、上記請求項1の効果と同様の効果が期待できる。
又、前記タイマーによる測定時間が一定の規定時間を過ぎた時点で、コンロの使用、不使用にかかわらず、異常処理手段を作用させて、逸早く、温度センサの昇降異常を処理することができるようにしたから、安全性を向上させることができる。
[請求項3に係る発明]
請求項3のものでは、前記タイマーによる測定時間が規定時間を超えた後に、使用者が点火操作した時に異常処理手段による異常処理が行われるようにしたものであるから、コンロの使用時に、その使用者にコンロの異常を確実に気付かせることができる。
よって、使用者がコンロの異常に気付かずに、コンロを継続して使用し、鍋底の異常過熱による事故を引き起こすといった不都合を確実に防止することが出来る。
[請求項4に係る発明]
前記異常処理として、例えば、ブザーを鳴らす、音声で知らせる、異常ランプを点灯又は点滅させる等によって使用者に温度センサの異常を報知させることにより、異常に気付かずに調理が続行される危険を防止することができる。
[請求項5に係る発明]
請求項5のものでは、温度センサの異常が検知されると、コンロが使用中である場合には電磁安全弁を閉弁させ、電磁安全弁が開弁前の状態では、閉弁状態を維持させることにより、コンロを使用不可とする。
これにより、温度センサが降下状態で固着したまま調理を続行したために正確に鍋底温度を検知できない危険を確実に防止することができ、安全性の高いガスコンロを提供することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態のガスコンロは、構造的には従来例で説明したものと同様な構成のものが採用可能であり、図1に示すように、ガスコンロの天板(3)に設けられた開口(30)の周辺に五徳(31)が設置されていると共に、ガスコンロ内にはガスバーナ(B)が収容されている。前記ガスバーナ(B)は、環状のバーナボディ(21)とその上方に載置されている環状のバーナヘッド(2)からなるバーナ部(20)を具備し、前記バーナ部(20)が、前記開口(30)内に略同心状に配設されている。
そして、前記バーナ部(20)の中央空間部から、温度センサ(1)の感熱ヘッド(11)を、前記五徳(31)の高さよりも高く突出させている。
感熱ヘッド(11)は、前記バーナ部(20)の中央空間内に立設される支持パイプ(10)の上端に、上方へ突出する方向に付勢されており、その上端には、鍋底に圧接してその温度を検知するサーミスタ(13)が設けられている。
前記サーミスタ(13)から延長しているリード線(13a)(13b)は樹脂製のチューブ(18)で被覆された状態で前記支持パイプ(10)内を挿通しており、前記リード線(13a)(13b)は前記チューブ(18)と共に、前記感熱ヘッド(11)の昇降に伴って、固定状態にある前記支持パイプ(10)内を上下に昇降移動可能となっている。
尚、この実施の形態のものでは、前記支持パイプ(10)の所定位置に、リードスイッチ(23)が配設されており、前記支持パイプ(10)内の、前記チューブ(18)の外面の所定位置には、磁石(24)が設けられている。前記磁石(24)は、同図に示すように、五徳(31)に鍋等の調理器が載置されておらず、前記感熱ヘッド(11)が最上昇位置に達している状態のときに、前記リードスイッチ(23)に最も近接し、五徳(31)に載置された鍋の鍋底に押されて感熱ヘッド(11)が降下し、それに伴って、支持パイプ(10)内をチューブ(18)が下方へ移動させられたときに、前記リードスイッチ(23)から離反する所定位置に設けられている。
これにより、五徳(31)に鍋等の調理器が載置されない状態がリードスイッチ(23)のON状態であり、五徳(31)に鍋等が載置されて感熱ヘッド(11)が降下状態にあるときが、リードスイッチ(23)はOFF状態となる。
このように、リードスイッチ(23)がON・OFF状態になることによって、感熱ヘッド(11)が最上昇位置にあるか、又は、降下状態にあるかが検知されることから、前記リードスイッチ(23)が昇降検知手段として機能することとなる。
又、天板(3)の前方に続く前面パネル(32)には、前記ガスバーナ(B)の点火・消火を操作する押し込みの点火・消火ボタン(330)に押されてON・OFFするコンロスイッチ(33)が前記ガスバーナ(B)の数に応じて配設されている。
前記点火・消火ボタン(330)は、ハートカムを具備するバルブユニット(図示せず)に組み込まれた押しボタン式に構成されており、前記点火・消火ボタン(330)を点火位置まで押し込む点火操作が行われると前記点火・消火ボタン(330)が点火操作状態になり、その状態から、点火・消火ボタン(330)を再度押し込むと、前記点火・消火ボタン(330)は元の位置に復帰して消火操作状態となる、所謂、プッシュプッシュ機構を備えたものとする。
ガスバーナ(B)にガスを送り込むガス回路(50)には、前記ガス回路(50)を開閉制御する電磁安全弁(51)が設けられている。
又、ガスバーナ(B)の前記バーナ部(20)の近傍には、点火電極(34)と、炎検知装置(35)とが配置されている。
上記した各種スイッチや弁、装置等は、マイコンを使用した制御装置(5)で監視又は制御されるように設定されていると共に、前記制御装置(5)内に、前記リードスイッチ(23)がOFF状態(温度センサ(1)の降下状態)にて、前記コンロスイッチ(33)のON操作によって点火状態となった回数をカウントするカウンター(36)と、同じく前記リードスイッチ(23)がOFF状態の時間を計測するタイマーとを備えている。
尚、前記カウンター(36)が点火回数計数手段として機能する。
そして、前記カウンター(36)によって、カウントされる点火回数が規定回数(例えば3回)を超えた時点で、又は、タイマーによって測定される温度センサ(1)の降下継続時間が規定時間(例えば、48時間)以上となった時点で報知すると共に、前記電磁安全弁(51)は、開弁状態にある場合は閉弁させ、閉弁状態にある場合は閉弁状態を維持されるように設定されている。
上記実施の形態のガスコンロの使用例について説明する。
コンロの使用時には、五徳(31)に鍋等の調理器が置かれる。
これにより、感熱ヘッド(11)が鍋底に押されて降下し、それに伴って、チューブ(18)に設けた磁石(24)が下方にずれることから、リードスイッチ(23)がOFF状態となる。
これにより、温度センサ(1)が降下した状態であることが検知され、タイマーが降下継続時間の測定を開始する。
そして、前記点火・消火ボタン(330)を押し込んでコンロスイッチ(33)をON状態にして点火操作すると、制御装置(5)からの指示により、電磁安全弁(51)に開弁保持電流が供給されて開弁保持されると共に、点火電極(34)のスパークによって、ガスバーナ(B)が点火する。
この状態で、点火・消火ボタン(330)から手を離して、押し込み操作を解除すると、前記点火・消火ボタン(330)は、前記ハートカムの中間位置で係止され、燃焼状態に保持される。
調理が終了すると、点火・消火ボタン(330)が再度押し込まれて消火操作が行われる。
これにより、点火・消火ボタン(330)は、前記中間位置での係止が解除されて、消火操作状態となって前面パネル(32)上の元の位置まで復帰する。
これと共に、制御装置(5)からの指示により、前記電磁安全弁(51)への開弁保持電流が供給停止されて電磁安全弁(51)が閉弁される。
そして、前記鍋が五徳(31)から降ろされることにより、感熱ヘッド(11)が弾性復帰することにより、磁石(24)がリードスイッチ(23)の近接位置にまで戻り、前記リードスイッチ(23)がON状態となる。
これが、調理1回分の正常な動作であり、前記カウンター(36)でカウントされる点火回数は1であり、リードスイッチ(23)がON状態となって、温度センサ(1)が元の突出位置まで復帰したことが検知されると、前記カウンター(36)及びタイマーによる測定は0にリセットされる。
調理終了後、鍋が五徳(31)から下ろされないまま温め直し等が行われる場合、リードスイッチ(23)がOFF状態のまま、すなわち、温度センサ(1)が降下状態のままであるから、温め直しのための点火回数だけ、前記カウンター(36)でカウントされると共に、タイマーで降下継続時間の測定が継続される。
煮こぼれの付着や樹脂製チューブ(18)の支持パイプ(10)への溶着等によって、温度センサ(1)が降下したまま元の突出状態に復帰しない固着状態となった場合には、リードスイッチ(23)のOFF状態が継続したままとなることから、前記温度センサ(1)が降下状態のままであることが検知され、タイマーが温度センサ(1)の降下継続時間を測定し続けると共に、温度センサ(1)の異常に気付くことなく、コンロの使用が繰り返されると、点火・消火ボタン(330)が点火操作状態に操作された回数を前記カウンター(36)でカウントし続ける。
前記カウンター(36)でカウントされる点火回数が、一般的な温め直し回数を超えた規定回数以上となるか、又は、タイマーで測定される温度センサ(1)の降下継続時間が規定時間以上となると、カウンター(36)又はタイマーからの信号により、電磁安全弁(51)が強制的に閉弁状態に保持されると共に、温度センサ(1)が固着していることを、ブザーや音声又は異常ランプの点滅等で使用者に報知する。
電磁安全弁(51)が閉弁状態に保持されることにより、ガスバーナ(B)へのガスの供給は行われず、安全状態が確保され、又、報知することにより使用者にコンロの異常を気付かせることができる。
このように、温度センサ(1)が降下したまま、すなわち、温度センサ(1)による鍋底の温度が検知されない状態では、ガスコンロの使用を不可とすることにより、鍋の異常過熱による焦げ付きや天ぷら油火災を確実に防止することができる。
上述した温度センサ(1)付きのガスコンロの制御動作の詳細について、図2及び図3のフローチャートに基づいて説明を加える。
尚、図2は請求項2の発明に対応させてあり、図3は請求項3の発明に対応させている。
又、両フローチャート中、「I」は、「コンロスイッチが点火操作される回数」を示している。
まず、図2のフローチャートについて説明する。
スタート時のS1のステップでは、マイクロコンピュータに内蔵されたタイマーの測定時間「T」の値及び「I」の値は0にセットされる。
そして、S2のステップでコンロスイッチ(33)からON信号が出力されて点火操作状態となったか否かが判別され、点火操作状態であることが判別されると、S3のステップで、リードスイッチ(23)がOFFか否かを判別する。
リードスイッチ(23)は、上記したように、温度センサ(1)が五徳(31)よりも上方に突出する最上昇位置にあるとき、すなわち、鍋が載置されていない場合に、磁石(24)がリードスイッチ(23)に近接してON状態となるように設定されているから、リードスイッチ(23)がOFFということは、五徳(31)に鍋が置かれて温度センサ(1)が磁石(24)と共に降下した状態にあることを示す。
このように、S3のステップは、請求項1及び2における昇降検知手段として機能する。
尚、前記S3のステップで、リードスイッチ(23)がOFF状態でない、すなわち、温度センサ(1)が降下していないと判別された場合は、S4のステップで、鍋が載置されていないことを報知し、電磁安全弁(51)は閉状態を維持する。
よって、五徳(31)に鍋が載置されない限り、ガスバーナ(B)は点火されない。
S3のステップで、リードスイッチ(23)がOFF状態である(鍋が載置されている=温度センサ(1)が降下状態にある)ことが判別されると、S5のステップで「I」の値を1増加させる。
すなわち、S5のステップが、上記したカウンター(36)を意味しており、次のS6のステップで「I」の値が3回に達していないかどうかを判別する。
S6のステップで「I」の値が規定回数の3回に達していないことが判別されると、S7のステップで、電磁安全弁(51)が開弁して、ガスバーナ(B)が点火される。
この点火状態は、S8のステップで、コンロスイッチ(33)がOFF状態となったことが判別されるまで継続される。
コンロスイッチ(33)がOFF状態になると、S9のステップで電磁安全弁(51)が閉弁される。
その後、S2のステップに戻って、コンロスイッチ(33)がONにされないことが判別されると、S10のステップで、リードスイッチ(23)のON/OFFを判別する。
リードスイッチ(23)がOFFでない(=ON状態)と判別された場合は、鍋が五徳から降ろされたことにより、温度センサ(1)が元の突出状態に復帰されたことを意味するため、S11のステップに進んで、「I」の値、及び、タイマーの測定時間「T」は0にリセットされる。
以上が温度センサ(1)に異常が認められない場合の、点火から消火までの一連の制御動作である。
その後、新たに鍋が載置される場合、又は、温度センサ(1)が降下したままである場合には、S10のステップで、リードスイッチ(23)がOFFと判別された後、S11のステップを通過しないため、実質的にこの時点で、タイマーによる降下継続時間の測定が開始される。
S12のステップで、タイマーによる前記測定時間「T」が48時間を越えていないことが判別された場合は異常とはみなされず、再度S2以下のステップが繰り返される。
しかしながら、前記S12のステップで前記経過時間が48時間を越えたことが検知されると、S12のステップから、S13のステップへ飛んで、温度センサ(1)が固着されていることを報知すると共に、電磁安全弁(51)に閉弁状態を維持する信号を送って閉弁状態を維持させる。
これにより、温度センサ(1)が降下状態のまま固着して、前記温度センサ(1)が鍋底の温度を正確に検知できない状態であることに気付かずに調理が継続して行われる危険を防止することができる。
又、前記S8のステップで、コンロスイッチ(33)がOFF状態となったことが判別されないまま、S14のステップで、タイマーによる測定時間「T」が48時間を越えたと判別された場合も、前記S13のステップへ飛んで、温度センサ(1)が固着されていることを報知すると共に、開弁状態にある電磁安全弁(51)を閉弁させる。
この実施の形態の場合、S8→S14のステップ、又は、S2→S10→S12のステップが実行された後に実行されるS13のステップが請求項2の異常処理手段として機能する。
温度センサ(1)の固着は、異常処理として、警報ブザーや、音声、又は、エラー表示ランプの点灯や点滅等によって使用者に報知される。
これら報知手段は、コンロの使用、不使用時にかかわりなく、測定時間「T」が48時間を越えた時点で報知されるものであるから、コンロの傍に人がいないことも想定して、ブザーならば鳴りっ放しにし、エラー表示ランプならば点滅させ続けることにより、家人に逸早く気付かせるように設定しておくことが望ましい。
S10のステップでリードスイッチ(23)がOFFと判別され、温度センサ(1)が降下したままであることが検知されても、S12のステップで、タイマーによる測定時間「T」が48時間を越えていないことが判別された場合は異常とはみなされないが、S11のステップを通過しないため、「I」の値は0にリセットされない。
よって、S2以下のステップが繰り返されるにつれて、S5のステップで、「I」の値が1つずつ増加されていく。
そして、S6のステップで、「I」の値が、3より大きい、すなわち、温度センサ(1)が降下状態のまま、点火操作が3回行われたと検知されたと判断された場合、S13のステップに移り、温度センサ(1)の固着を報知すると共に、閉弁状態にある電磁安全弁(51)にさらに閉弁信号を送ってその閉弁状態を維持させる。
又、誤動作等で電磁安全弁(51)が開弁している場合は、これを閉弁させることができるので一層安全性が向上する。
この場合、S5→S6のステップが実行された後に実行されるS13のステップが請求項1の異常処理手段として機能することとなる。
次に、図3に示すフローチャートについて説明する。
図3に示すフローチャートは、請求項3の発明に対応するものであり、図2に示したフローチャートの、S2のステップとS3のステップとの間に、S12のステップを介在させて、S2のステップでコンロスイッチ(33)からON信号が出力されて点火操作状態となったことが判別されると、S12のステップで、タイマーによる測定時間「T」が、48時間に達しているか否かを判別するようにしたものである。
前記測定時間「T」が48時間以内である場合は、上記した図2の説明と同様に、S3以下のステップに進み、S8のステップで、コンロスイッチ(33)がOFF状態になると、S9のステップで電磁安全弁(51)が閉弁されると共に、S2のステップに戻った後、コンロスイッチ(33)が再度ON状態とならない限り、S2→S10→(S11)→S2のステップを循環する。
S10のステップで、リードスイッチ(23)がOFFでない(温度センサ(1)に異常なし)と判別された場合は、S11のステップを通る度に、タイマーの測定時間「T」は0にリセットされるが、温度センサ(1)が降下状態で固着している場合には、リードスイッチ(23)がOFF状態のままであるから、前記S11のステップは通過せずに、タイマーによる降下継続時間の測定を継続し続ける。
そして、S2のステップでコンロスイッチ(33)が点火操作されたときに、S12のステップで、タイマーによる測定時間「T」が48時間を越えたと判別されると、S13のステップへ飛んで、温度センサ(1)が固着されていることを報知すると共に、電磁安全弁(51)を閉弁状態に維持させる。
すなわち、S10→S2→S12のステップが実行された後に実行されるS13のステップが請求項3の異常処理手段として機能することとなる。
この場合、コンロスイッチ(33)を点火操作した使用者に、温度センサ(1)の昇降異常を確実に気付かせることができるから、温度センサ(1)が機能していないことを知らずにそのまま調理が行われて、鍋の焦げ付きや、天ぷら油火災を起こしてしまう危険を確実に防止することができる。
本発明の実施の形態のガスコンロの構成図。 本発明の実施の形態のガスコンロの制御の一例を示すフローチャート図。 本発明の実施の形態のガスコンロの制御の他の例を示すフローチャート図。 従来のガスコンロの要部拡大断面図。
符号の説明
(1) ・・・・・・温度センサ
(10)・・・・・・支持パイプ
(2) ・・・・・・バーナヘッド
(23)・・・・・・昇降検知手段(リードスイッチ)
(31)・・・・・・五徳
(25)・・・・・・前方操作パネル(操作部)
(3) ・・・・・・ 天板
(36)・・・・・・燃焼部

Claims (5)

  1. 環状のバーナ部の中央空間部から上方へ突出する方向に付勢され且つ、五徳上に載置される鍋の鍋底に押されて降下すると同時に前記鍋底に圧接してその温度を検出する温度センサを具備するガスコンロにおいて、
    前記温度センサが降下状態にあることを検知する昇降検知手段と、
    前記昇降検知手段で前記温度センサが降下状態にあることが検知された状態にて、点火された回数をカウントする点火回数計数手段と、
    前記点火回数計数手段にてカウントされた点火回数が規定回数を超えたとき、異常処理を行う異常処理手段とを備えたことを特徴とするガスコンロ。
  2. 環状のバーナ部の中央空間部から上方へ突出する方向に付勢され且つ、五徳上に載置される鍋の鍋底に押されて降下すると同時に前記鍋底に圧接してその温度を検出する温度センサを具備するガスコンロにおいて、
    前記温度センサが降下状態にあることを検知する昇降検知手段と、
    前記昇降検知手段で検知された前記温度センサの降下状態が継続される時間を測定するタイマーと、
    前記タイマーにて測定された経過時間が規定時間を超えると、異常処理を行う異常処理手段とを備えたことを特徴とするガスコンロ。
  3. 環状のバーナ部の中央空間部から上方へ突出する方向に付勢され且つ、五徳上に載置される鍋の鍋底に押されて降下すると同時に前記鍋底に圧接してその温度を検出する温度センサを具備するガスコンロにおいて、
    前記温度センサが降下状態にあることを検知する昇降検知手段と、
    前記昇降検知手段で検知された前記温度センサの降下状態が継続される時間を測定するタイマーと、
    前記タイマーにて測定された経過時間が規定時間を超えているときに、点火操作されると、異常処理を行う異常処理手段とを備えたことを特徴とするガスコンロ。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のガスコンロにおいて、前記異常処理手段による前記異常処理は、異常状態を報知することであるガスコンロ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のガスコンロにおいて、前記バーナ部へ連通するガス回路を開閉制御する電磁安全弁が設けられ、
    前記異常処理手段による前記異常処理は、前記電磁安全弁を閉弁させることであるガスコンロ。
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