JP4376254B2 - 半導体搭載用基板と半導体装置および製造方法 - Google Patents

半導体搭載用基板と半導体装置および製造方法 Download PDF

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Description

本発明は半導体搭載用基板と半導体装置および製造方法に関するものであり、特にBGA(Ball Grid Array)等の半導体パッケージに用いる基板の構成および半導体装置、ならびに半導体パッケージの製造方法の技術に係るものである。
近年、半導体パッケージは、多ピン、高密度化が急速に進んでいる。従来、これらのパッケージでは、リードフレーム型のQFP(Quad Flat Package)等が主流であったが、端子密度がより有利な基板を用いたBGAパッケージが主流になってきている。
このBGAパッケージの製造方法は、一般に複数のパッケージを一つの基板に形成して後に個々のパッケージに分割する方法が主流である。近年ではより生産性を上げるために、基板に複数のパッケージを2列化して形成するマルチアレイ型のものが増えている。
以下に、パッケージを2列化して形成するBGAパッケージ技術について図13を用いて説明する。図13(a)は従来の基板におけるBGAパッケージの封止状態を示し、図13(b)はその分割後のパッケージを示すものであり、後述する封止樹脂部におけるチップおよびワイヤを透過的に表現している。
図13(a)において、1は基板のフレーム部(連結部)、2は基板の第1列の個片部(パッケージ毎の個別に分割する領域)、3は第1列のタイバー、4は第1列のランナー、5は基板の第2列の個片部(パッケージ毎の個別に分離する領域)、6は第2列のタイバー、7は第2列のランナー、8は開口部、9は位置決めピン穴、11はチップ(半導体素子)、12はワイヤ、13は樹脂封止部、14はゲート口、15は分岐前のランナーを示しており、図13(b)において、10は分割後のBGAパッケージを示している。
図13(a)に示すように、BGAパッケージは、基板のフレーム部1に連結した状態で各個片部2、5にチップ11を搭載し、チップ11をワイヤ12で基板電極に接続し、両者を封止樹脂で封止して樹脂封止部13を形成してなる。
樹脂封止部13は、基板の個片部2、5から外部へ樹脂が漏れ出ることを防ぐために、基板の個片部サイズよりもひと回り小さく形成しており、樹脂封止部13の各辺は基板の個片部2、5の各辺と平行に形成されている。
各個片部2、5および樹脂封止部13は行列を組んで規則正しく配列しており、各個片部2、5に隣接するフレーム部1には樹脂封止部13を形成するための樹脂供給路をなすランナ−4、7、15を配置している。各個片部2、5の周囲はコーナー部を除いて開口部8で囲んでおり、樹脂封止部13の一つのコーナーがゲート口14をなす。
樹脂封止時に樹脂は外部から基板のフレーム部1の外周辺に対して垂直な方向にランナー15として基板内領域へ進入し、各個片部2、5のコーナー部で45度の角度で屈折して第1列のランナー4および第2列のランナー7として樹脂封止部13のゲート口14へ進入する。そして、ランナー4、7から同時に第1列と第2列の個片部2、5の樹脂封止部13へ封止樹脂を供給し、BGAパッケージを生産する。
先行技術文献としては特許文献1および2がある。
特開昭60−137049号公報 特開昭62−152130号公報
上記の構成において、樹脂封止部13からランナー4、7、15を離間させるゲートブレーク時には、ランナー15の軸心に対して直交する軸心廻りのモーメント、もしくはランナー15の軸心と平行な軸心廻りのモーメントがランナー4、7、15に作用し、ゲート口14においてランナー4、7を折り曲げる。
しかしながら、従来のBGAパッケージ及びそのパッケージ用の基板においては、ランナー4、7が個片部2、5の樹脂封止部13へ進入する角度と、ランナー15が基板のフレーム部1へ侵入する角度との間に45度のずれがある。
このため、ゲートブレーク時にランナー4、7にかかる応力がゲート口14において45度ずれて斜めに働くことで、ランナー4、7の一部がゲート口14に残留することや、樹脂封止部13に欠が生じたり、あるいは樹脂封止部13の剥離が発生し易いという課題がある。
この課題を解決する方法として、外部から基板のフレーム部1へ進入するランナー15を途中で屈折させることなく、ランナー4、7として直線的に個片部2、5の中央位置へ進入させるものがある。この場合には、樹脂封止部13をなす金型のキャビティの内部において樹脂が十分に拡散して流れず、樹脂の流れが中央位置に偏在し易くなる問題がある。このため、樹脂封止部13のサイズが大きい場合には、ゲート口14に近い二つのコーナー部にボイド(樹脂未充填)が残り易くなる。
この事象を緩和するためには、樹脂封止部13へ到達する以前にランナー4、7の流路を拡幅してゲート口14を広く形成し、樹脂封止部13をなす金型のキャビティの内部において樹脂が十分に拡散して流れる状態を確保することが必要である。
しかし、ゲートブレーク時におけるランナー4、7の円滑な剥離を確保するためにランナー4、7の下方領域の基板面上にはメッキ部が形成してあり、ゲート口14を広く形成するためにはメッキ部も広げる必要がある。この結果、基板における配線領域が減るという欠点があり、実用的ではない。
一方、リードフレーム型のパッケージにおいては、例えば特許文献1に開示するものがあり、ダイボンド角度を45度傾けることで、ワイヤやチップへの流れの抵抗を下げたり、硬化後の応力を低減する方法が提案されている。また、特許文献2では、個片部をランナー方向に対して45度傾けることで、ランナーの樹脂流れをスムースにする方法が提案されている。
これらの提案は、樹脂流れを考慮すると従来のものよりは有効ではあるが、上述したゲートブレーク性の課題や、樹脂封止部のコーナー部におけるボイド(樹脂未充填)等の課題に対する最適な解決方法ではない。また、基板に個片部を2列化して形成する場合に、従来の配列ではランナーの配置の問題が発生する。
本発明は上記した課題を解決するものであり、最もシンプルな方法によって実現でき、ゲートブレーク性に優れ、ボイドが発生せず、かつマルチアレイ化に適した半導体搭載用基板と半導体装置および製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の半導体搭載用基板は、BGAパッケージに用いられ、複数の個片部を等間隔で直線状に配列してなる第1の個片群と、前記第1の個片群と平行に複数の個片部を等間隔で直線状に配列してなる第2の個片群と、前記第1の個片群と前記第2の個片群の外周に配置する連結部からなり、各個片部に半導体搭載領域と内部端子と外部端子を有するものであって、前記第1の個片群と前記第2の個片群とにおける個片部の配列間隔を半個ずらして互いに千鳥の関係になるように個片部を配列し、前記第1の個片群における個片部間に前記第2の個片群と前記連結部を連結するタイバーを配置し、前記第2の個片群における個片部間に前記第1の個片群と前記連結部を連結するタイバーを配置し、前記タイバーに前記連結部から前記第1および第2の個片群の各個片部にまで直線的に到達する複数のメッキ領域を配置し、前記第1および第2の個片群の各個片部にまで伸びる前記複数のメッキ領域はいずれも、前記連結部の一辺から前記第1および第2の個片群の各個片部にまで伸びており、前記第1の個片群における個片部と前記第2の個片群におけるタイバーに配置された前記メッキ領域との間、および前記第1の個片群におけるタイバーと第2の個片群における個片部との間は、開口部により分離されていることを特徴とする。
上記した構成により、個片部に形成する樹脂封止部のゲートに対して直線状にランナーを接続することができるので封止後のゲートブレーク性が向上する。
また、第1の個片群と第2の個片群を千鳥配置とすることにより、タイバースペースや開口部を有効に活用できるので基板の使用効率が向上する。更に、各個片部に分割するための個片化カット部(タイバー)を従来の半分に集約できるので、個片化カット工程の効率が向上する。
また、前記個片部の外周辺が基板外周辺に対して平行であることを特徴とする。
また、前記個片部の外周辺が基板外周辺に対して45度傾いていることを特徴とする。
また、前記第1の個片群と前記第2の個片群の外周に配置する前記連結部より内側に位置決めピン穴を配置したことを特徴とする。
本発明の半導体装置は、上記の半導体搭載用基板の個片部の外周辺を基板外周辺に対して平行に形成し、各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部の外周辺の各辺が対応する個片部の外周辺の各辺に対して45度傾いていることを特徴とする。
上記した構成により、樹脂封止部の外周辺の各辺が対応する個片部の外周辺の各辺に対して45度傾いていることによって、樹脂封止部の頂部に対して直線状にランナーを配置することが可能となり、ゲート口からの樹脂の流れがスムースとなり、ボイドを低減できる。
本発明の半導体装置は、上記の半導体搭載用基板の個片部の外周辺を基板外周辺に対して45度傾けて形成し、各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部の外周辺の各辺が対応する個片部の外周辺の各辺に対して平行であることを特徴とする。
上記した構成により、樹脂封止部の頂部に対して直線状にランナーを配置することが可能となり、ゲート口からの樹脂の流れがスムースとなり、ボイドを低減できる。また、個片部の外周辺を基板外周辺に対して45度傾けて形成し、樹脂封止部の外周辺の各辺がその相対する個片部の外周辺の各辺に対して平行であることで、樹脂封止部のサイズを個片部に対して最大化できる。
本発明の半導体装置は、上記の半導体搭載用基板の個片部の外周辺を基板外周辺に対して平行に形成し、各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部が正八角形状の外形をなし、前記樹脂封止部の外周辺の辺とこれに対応する個片部の外周辺の辺とが平行であることを特徴とする。
上記した構成により、樹脂封止部を八角形にすることで、各個片部の各辺と基板外周辺との角度に関係なく、樹脂封止部のサイズを個片部に対して最適化できる。
また、上記の半導体搭載用基板の個片部の外周辺を基板外周辺に対して45度傾けて形成し、各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部が正八角形状の外形をなし、前記樹脂封止部の外周辺の辺とこれに対応する個片部の外周辺の辺とが平行であることを特徴とする。
本発明の半導体装置は、上記の半導体搭載用基板の各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部が五角形状の外形をなして第1の頂部がタイバーの軸線上に位置することを特徴とする。
上記した構成により、樹脂封止部を五角形とし、五角形の第1の頂部を樹脂注入口とすることで、ゲート口からの樹脂の流れがスムースとなり、また樹脂封止部では五角形の頂部から対向する第1の辺に向かって真直に樹脂が流れるため、樹脂流れ速度が安定し、ワイヤ流れや、ボイドが発生し難くなる。
また、前記樹脂封止部は、前記第1の頂部に樹脂注入口を有し、前記第1の頂部に対向して基板外周辺と平行をなす第1の辺にエアベントを形成してなることを特徴とする。
また、前記樹脂封止部は、前記第1の辺と垂直に交差する第2の辺と第3の辺が平行をなすことを特徴とする。
本発明の半導体装置は、上記の半導体搭載用基板の各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部が樹脂注入口を有する流入調整領域と前記半導体素子を含む充填領域とを溝部を介して区画してなり、前記溝部が基板外周辺と平行をなして前記充填領域の全幅にわたって存在することを特徴とする。
また、前記樹脂封止部の前記流入調整領域が三角形状をなしてタイバーの軸線上に位置する第1の頂部に前記樹脂注入口を形成してなり、前記樹脂封止部の前記充填領域が四角形状をなして前記溝部および基板外周辺と平行な第1の辺および第4の辺を有するとともに、第1の辺および第4の辺と垂直に交差する第2の辺と第3の辺が平行をなすことを特徴とする。
また、前記樹脂封止部がエアベントを有するベント領域と前記半導体素子を含む前記充填領域とを第2の溝部を介して区画してなり、第2の溝部が基板外周辺と平行をなして前記充填領域の全幅にわたって存在し、前記ベント領域が三角形状をなしてタイバーの軸線上に位置する第2の頂部に前記エアベントを有することを特徴とする。
本発明の半導体パッケージの製造方法は、上記の半導体搭載用基板を使用し、各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記メッキ領域に対応する直線状のランナーを有した封止金型を用いて前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成し、前記個片部および樹脂封止部からランナーを切り離し、各個片部を基板から切り離すことを特徴とする。
また、前記封止金型に一対の半導体搭載用基板を双方の第1の個片群を内側にして平行に配置し、双方の半導体搭載用基板の間に設ける複数のポッド・プランジャーを等間隔で直線状に配列してポッド・プランジャー群を形成し、前記ポッド・プランジャー群の一対を平行に、かつ双方のポッド・プランジャーの配列間隔を相互に半ピッチずらして千鳥の関係に配置し、第1のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第1の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部と第2の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部とを直線上に配置し、双方の前記半導体搭載用基板の個片部に形成する前記樹脂封止部へ各ポッド・プランジャーから等しいランナー距離のランナーを形成し、第2のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第2の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部と第1の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部とを直線上に配置し、双方の前記半導体搭載用基板の個片部に形成する前記樹脂封止部へ各ポッド・プランジャーから等しいランナー距離のランナーを形成することを特徴とする。
また、前記封止金型に一対の半導体搭載用基板を双方の第1の個片群を内側にして平行に配置し、双方の半導体搭載用基板の間に設ける複数のポッド・プランジャーを等間隔で直線状に配列してポッド・プランジャー群を形成し、前記ポッド・プランジャー群の一対を平行に、かつ双方のポッド・プランジャーの配列間隔を相互に半ピッチずらして千鳥の関係に配置し、第1のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第1の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部と第2の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部とを直線上に配置するとともに、第2のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第1の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部と第2の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部とを直線上に配置し、第1のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーから第1の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部の前記樹脂封止部へ直線状にランナーを形成するとともに、第1の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部の前記樹脂封止部へ屈曲した形状にランナーを形成し、第2のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーから第2の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部の前記樹脂封止部へ直線状にランナーを形成するとともに、第2の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部の前記樹脂封止部へ屈曲した形状にランナーを形成することを特徴とする。
また、前記封止金型に一対の半導体搭載用基板を双方の第1の個片群を内側にして平行に配置し、双方の半導体搭載用基板の間に設ける複数のポッド・プランジャーを等間隔で直線状に配列してポッド・プランジャー群を形成し、ポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと双方の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部とを直線上に配置するとともに、双方の前記半導体搭載用基板のそれぞれの第2の個片群の各個片部に形成する前記樹脂封止部へ各ポッド・プランジャーから等しいランナー距離のランナーを直線状に形成し、双方の前記半導体搭載用基板のそれぞれの第1の個片群の各個片部に形成する前記樹脂封止部に対して同ポッド・プランジャーからランナーを屈曲した形状に、かつ同ポッド・プランジャーを中心として点対称の形状に形成したことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、ゲートブレーク性に優れ、ボイドの発生の防止、かつマルチアレイ化に適したBGAパッケージとその基板を提供することが可能になる。
なお、本発明ではいずれも直線的な構成要素を提示したが、本発明の目的とする効果を得られる範囲内であれば、必ずしも各構成要素は直線的である必要は無く、一部に曲線的な要素を取り入れることで、応力の緩和や樹脂流れの改善を図ることもできる。
本発明基板型パッケージはBGAパッケージであり、以BGAパッケージの実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置であるBGAパッケージと、その半導体搭載用基板としての構造と、その機能について図面を参照しながら説明する。
図1(a)は本発明の第1の実施形態に係るBGAパッケージの封止状態を示し、図1(b)は個片化後のBGAパッケージを示している。図2(a)から(e)は本発明の第1の実施形態に係る半導体搭載用基板を用いたBGAパッケージの製造工程を示している。
図1、2において、1は半導体搭載用基板Sのフレーム部(連結部)、2は半導体搭載用基板Sの第1列の個片部(パッケージ毎の個別に分割する領域)、3は第1列のタイバー、4は第1列のランナー、5は半導体搭載用基板Sの第2列の個片部(パッケージ毎の個別に分離する領域)、6は第2列のタイバー、7は第2列のランナー、8は溝、9は位置決めピン穴、10は分割後のBGAパッケージ、11はチップ(半導体素子)、12はワイヤ、13は樹脂封止部、14はゲート口(樹脂注入口)を示している。
図1(a)に示すように、第1列の個片部2は等間隔で直線状に配列して第1の個片群を形成し、第2列の個片部5は第1の個片群と平行に等間隔で直線状に配列して第2の個片群を形成しており、第1の個片群と第2の個片群とにおける個片部2、5の配列間隔を半ピッチずらして互いに千鳥の関係になるように個片部2、5を配列している。
各個片部2、5は半導体搭載領域と内部端子と外部端子を有し、第1の個片群と第2の個片群の外周に連結部をなす基板のフレーム部1を配置している。
第1の個片群における個片部2の間には、第2の個片群の各個片部5と半導体搭載用基板Sのフレーム部1とを連結する第2列のタイバー6を配置しており、第2の個片群における個片部5の間には、第1の個片群の各個片部2と半導体搭載用基板Sのフレーム部1とを連結する第1列のタイバー3を配置している。
各タイバー3、6にはフレーム部1から第1および第2の個片群の各個片部2、5にまで到達するメッキ領域(図示省略)を配置しており、メッキ領域は経路の途中で屈曲せずに直線的に各個片部2、5にまで到達する。また、第1の個片群における個片部2と第2の個片群におけるタイバー6との間、および第1の個片群におけるタイバー3と第2の個片群における個片部5との間が開口部8により分離されている。そして、個片部2、5はその外周辺が半導体搭載用基板Sのフレーム部1の外周辺に対して平行である。
この半導体搭載用基板Sを用いるBGAパッケージは以下の工程で製造する。まず、図1(b)に示すように、チップ11を第1列の個片部2および第2列の個片部5にそれぞれダイボンドする。
次いで、図1(c)に示すように、ワイヤ12によってチップ11と各個片部2、5の電極をそれぞれ接続する。そして、図1(d)に示すように、封止樹脂で樹脂封止部13を形成する。この樹脂封止部13の形成は、タイバー3、6のメッキ領域に対応する直線状のランナー経路を有した封止金型を用いて行う。次いで、図1(e)に示すように、ゲートブレイクによりランナー4、7をフレーム部1から除去する。
上述した工程において、本実施の形態の基板において第1列の個片部2と第2列の個片部5は間隔を半ピッチずらして互いに千鳥の関係になるように配列し、第1列の個片部2の間に第2列のタイバー6を配置し、第2列の個片部5の間に第1列のタイバー3を配置し、更に樹脂封止部13の外周辺の中央にゲート口14を配置したことにより、タイバー3、6を通る第1列のランナー4および第2列のランナー7が経路の途中で屈折することなしに、直線的に各個片部2、5の樹脂封止部(モールド部)13の中央に到達できる。
また、ゲートブレイク時に個片部2、5および樹脂封止部13よりなるパッケージからランナー4、7を切り離す際には、ランナー4、7が樹脂封止部13に対して直線的に入っているので、ゲートブレイク時に応力がランナー4、7と直交する方向において均等に働く。このため、ランナー4、7の一部がゲート口14に残留することや、樹脂封止部13に欠が生じることや、あるいは樹脂封止部13の剥離が発生することを抑制できる。ゲートブレイク後は、個片部2、5および樹脂封止部13からなる各パッケージをフレーム部1から切り離し、BGAパッケージ10を形成する。
(第2の実施形態)
図3は本発明の第2の実施形態を示し、半導体搭載用基板SにおけるBGAパッケージの封止状態を示すものである。図3において、半導体搭載用基板Sは図2に示すものと同様であり、個片部2、5の外周辺をフレーム部1の外周辺に対して平行に形成しており、半導体搭載領域にチップ11を搭載し、各個片部2、5にチップ11を封止する樹脂封止部13を形成してなる。
樹脂封止部13は外周辺の各辺がその対応する個片部2、5の外周辺の各辺に対して45度傾いており、ゲート口14は個片部2、5の外周辺の中央に位置するとともに、樹脂封止部13の一つの頂部に設けている。
この構成により、第1の実施形態と同様にランナー4、7のゲートブレーク性を保ちつつ、樹脂封止時には、封止樹脂を樹脂封止部13にスムースに注入することができ、樹脂封止部13のコーナーにボイドが発生し難くなる。
(第3の実施形態)
図4は本発明の第3の実施形態を示し、半導体搭載用基板SにおけるBGAパッケージの封止状態を示すものである。図4において、半導体搭載用基板Sは、基本的に図2に示すものと同様であるが、個片部2、5の外周辺をフレーム部1の外周辺に対して45度傾いて形成しており、半導体搭載領域にチップ11を搭載し、各個片部2、5にチップ11を封止する樹脂封止部13を形成してなる。
樹脂封止部13はその外周辺の各辺がフレーム部1の外周辺に対して45度傾くとともに、対応する個片部2、5の外周辺の各辺に対して平行であり、ゲート口14は個片部2、5の一つの角部に位置するとともに、樹脂封止部13の一つの頂部に設けている。
上記した構成により、第1の実施形態と同様にランナー4、7のゲートブレーク性を保って、かつ封止樹脂を樹脂封止部13にスムースに注入することができ、さらに個片部2、5のサイズぎりぎりにまで樹脂封止部13のサイズを大きくすることが可能となる。
また、本実施形態おいて位置決めピン穴9は第1の個片群と第2の個片群の外周に配置するフレーム部1より内側で、第1列、第2列の個片部2、5の間の余剰スペースに配置できるので、フレーム部1の外周部を最小化でき、スペースを有効活用できる。
(第4の実施形態)
図5は本発明の第4の実施形態を示し、半導体搭載用基板SにおけるBGAパッケージの封止状態を示すものである。図5において、半導体搭載用基板Sは図2に示すものと同様であり、個片部2、5の外周辺をフレーム部1の外周辺に対して平行に形成しており、半導体搭載領域にチップ11を搭載し、各個片部2、5にチップ11を封止する樹脂封止部13を形成してなる。樹脂封止部13は正八角形の外形をなす。ゲート口14は個片部2、5の外周辺の中央に位置するとともに、樹脂封止部13の外周辺の中央に設けている。
上記した構成により、第1の実施形態と同様にランナー4、7のゲートブレーク性を保ちつつ、樹脂封止部13を八角形にすることで、各個片部2、5の各辺とフレーム部1の外周辺との角度に関係なく、樹脂封止部13のサイズを個片部2、5に対して最適化することが可能となる。また、この樹脂封止部13の形状は、個片部2、5の中央から端部までの距離が全外周でほぼ一定になるため、成型圧力が封止部全域に均等にかかり、ボイドが発生し難くなる。
(第5の実施形態)
図6は本発明の第5の実施形態を示し、半導体搭載用基板SにおけるBGAパッケージの封止状態を示すものである。図5において、半導体搭載用基板Sは基本的に図2に示すものと同様であるが、個片部2、5の外周辺がフレーム部1の外周辺に対して45度傾いて形成しており、半導体搭載領域にチップ11を搭載し、各個片部2、5にチップ11を封止する樹脂封止部13を形成してなる。
樹脂封止部13は正八角形の外形をなし、樹脂封止部13の外周辺のうちの4辺とこれに対応する個片部2、5の外周辺の辺とが平行である。ゲート口14は個片部2、5の外周辺の中央に位置するとともに、樹脂封止部13の外周辺の中央に設けている。
上記した構成により、第1の実施形態と同様にランナー4、7のゲートブレーク性を保ちつつ、樹脂封止部13を八角形にすることで、樹脂封止部13のサイズを個片部2、5に対して最大化することが可能となる。また、この樹脂封止部13の形状は、個片部2、5の中央から端部までの距離が全外周でほぼ一定になるため、成型圧力が封止部全域に均等にかかり、ボイドが発生し難くなる。
(第6の実施形態)
図7は本発明の第6の実施形態を示し、半導体搭載用基板SにおけるBGAパッケージの封止状態を示すものである。図7において、半導体搭載用基板Sは図2に示すものと同様であり、個片部2、5の外周辺をフレーム部1の外周辺に対して平行に形成しており、半導体搭載領域にチップ11を搭載し、各個片部2、5にチップ11を封止する樹脂封止部13を形成してなる。樹脂封止部13は五角形の外形をなし、第1の頂部に封止樹脂注入時のゲート口14を配置し、第1の頂部に対向してフレーム部1の外周辺と平行をなす第1の辺にエアベント(図示省略)を形成しており、第2の辺と第3の辺に第1の辺が垂直に交差し、第2の辺と前記第3の辺が平行に配置されている。
上記した構成により、ゲート口14から注入された封止樹脂は、樹脂封止部13の内部で経路を狭められることなく、真直ぐにエアベント(図示省略)まで向かうことができる。よって、樹脂の流速が安定し、かつ流速を制御しやすくなる。
これにより、本実施形態では、第1の実施形態と同様にランナー4、7のゲートブレーク性を保ちつつ、ボイド、ワイヤ流れを最小化することが可能となる。また、本実施形態では、ランナー形状はゲート口まで直線状であるので、ゲート口直前でランナーを広げる方法に比べて、ランナーのメッキ領域を広げる必要が無く、個片の配線領域を有効に使うことができる。
(第7の実施形態)
図8は本発明の第7の実施形態を示し、半導体搭載用基板SにおけるBGAパッケージの封止状態を示すものである。図8(a)(b)において、半導体搭載用基板Sは図2に示すものと同様であり、個片部2、5の外周辺をフレーム部1の外周辺に対して平行に形成しており、半導体搭載領域にチップ11を搭載し、各個片部2、5にチップ11を封止する樹脂封止部13を形成してなる。
樹脂封止部13は、ゲート口(樹脂注入口)14を有する流入調整領域13aとチップ11を含む充填領域13bとを溝部13cを介して区画してなる。この溝部13cは半導体搭載用基板Sのフレーム部1の外周辺と平行をなしており、充填領域13bの全幅にわたって存在する。
流入調整領域13aは三角形状をなしてタイバー3、6の軸線上に位置する第1の頂部にゲート口14を形成している。充填領域13bは四角形状をなしており、第1の頂部に対向するとともに溝部13cに接する第4の辺がフレーム部1の外周辺と平行をなし、第4の辺と平行をなす第1の辺にエアベント(図示省略)を形成している。また、第1の辺および第4の辺と垂直に交差する第2の辺と第3の辺が平行をなす。
上記の構成により、溝部13cに対応する樹脂封止部13の内部位置において経路が狭まって絞り口13dをなすことで、ゲート口14から注入された封止樹脂は一旦流入調整領域13aに滞留した後に、絞り口13dから充填領域13bへその全幅にわたって分散しつつ均一な流速で充填領域13bに流入し、エアベント(図示省略)に向かう。
これにより、本実施形態では、第1の実施形態と同様にランナー4、7のゲートブレーク性を保ちつつ、充填領域13bにおける樹脂の流速を均一化することでボイドの発生や、ワイヤ流れの発生を最小化することが可能となる。
(第8の実施形態)
図9は本発明の第8の実施形態を示し、半導体搭載用基板SにおけるBGAパッケージの封止状態を示すものである。図9(a)(b)において、半導体搭載用基板Sは図2に示すものと同様であり、個片部2、5の外周辺をフレーム部1の外周辺に対して平行に形成しており、半導体搭載領域にチップ11を搭載し、各個片部2、5にチップ11を封止する樹脂封止部13を形成してなる。
樹脂封止部13は、ゲート口(樹脂注入口)14を有する流入調整領域13aとチップ11を含む充填領域13bとを溝部13cを介して区画してなり、充填領域13bとエアベント(図示省略)を有するベント領域13eとを第2の溝部13fを介して区画してなる。
この溝部13cおよび第2の溝部13fは半導体搭載用基板Sのフレーム部1の外周辺と平行をなしており、充填領域13bの全幅にわたって存在する。
流入調整領域13aおよびベント領域13eは三角形状をなしており、それぞれの第1の頂部がタイバー3、6の軸線上に位置する。そして、流入調整領域13aの第1の頂部にゲート口14を有し、ベント領域13eの第1の頂部にエアベント(図示省略)を有している。
充填領域13bは四角形状をなしており、第1の頂部に対向するとともに溝部13cに接する第4の辺がフレーム部1の外周辺と平行をなし、第2の溝部13fに接する第1の辺が第4の辺と平行をなす。また、第1の辺および第4の辺と垂直に交差する第2の辺と第3の辺が平行をなす。
上記の構成により、溝部13cに対応する樹脂封止部13の内部位置において経路が狭まって絞り口13dをなすことで、ゲート口14から注入された封止樹脂は一旦流入調整領域13aに滞留した後に、絞り口13dから充填領域13bの全幅にわたって分散しつつ均一な流速で充填領域13bに流入し、ベント領域13eに向かう。充填領域13bのエアは、第2の溝部13fに対応する樹脂封止部13の内部位置において経路が狭まって第2の絞り口13gをなすことで、第2の絞り口13gから充填領域13bへその全幅にわたって分散しつつ均一な流速でベント領域13eに流出し、エアベント(図示省略)に向かう。
これにより、本実施形態では、第1の実施形態と同様にランナー4、7のゲートブレーク性を保ちつつ、充填領域13bにおける樹脂の流速を均一化することでボイドの発生や、ワイヤ流れの発生を最小化することが可能となる。また、充填領域13bにおいてエアの均一な流出を確保しつつ、最終的に一つのエアベントにおいてエアを排出でき、従来において複数のエアベントを形成するのに要していた費用の削減を図ることができる。
(第9の実施形態)
図10は本発明の第9の実施形態を示し、半導体搭載用基板SにおけるBGAパッケージの封止状態を示すものである。図10において、半導体搭載用基板Sは図2に示すものと同様であり、個片部2、5の外周辺をフレーム部1の外周辺に対して平行に形成しており、半導体搭載領域にチップ11を搭載し、各個片部2、5にチップ11を封止する樹脂封止部13を形成してなる。この樹脂封止部13は図8において説明したものと同様であり、同符号を付して説明を省略する。
一対の半導体搭載用基板Sの間には複数のカル16を等間隔で半導体搭載用基板Sの外周辺に沿って直線状に配列しており、各カル16から双方の半導体搭載用基板Sへランナー4、7が直線状に等しいランナー距離で延びている。カル16は2列状に配列してあり、カル16の配列間隔が列間において相互に半ピッチずれている。
このBGAパッケージの製造方法を以下に説明する。封止金型(図示省略)に一対の半導体搭載用基板Sを双方の第1列の個片部2を内側にして平行に配置する。封止金型には双方の半導体搭載用基板Sの間に設ける複数のポッド・プランジャー(図10においてはカル16として示している)を等間隔で直線状に配列してポッド・プランジャー群を形成してあり、ポッド・プランジャー群の一対を平行に、かつ双方のポッド・プランジャーの配列間隔を相互に半ピッチずらして千鳥の関係に配置してある。
このとき、第1のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第1の半導体搭載用基板Sの第2列の各個片部5と第2の半導体搭載用基板Sの第1列の各個片部2とが直線上に位置する。この状態で、双方の半導体搭載用基板Sの個片部2、5に形成する樹脂封止部13へ各ポッド・プランジャーから等しいランナー距離のランナー4、7が形成される。
また、第2のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第2の半導体搭載用基板Sの第2列の各個片部5と第1の半導体搭載用基板Sの第1列の各個片部2とが直線上に位置する。この状態で、双方の半導体搭載用基板Sの個片部2、5に形成する樹脂封止部13へ各ポッド・プランジャーから等しいランナー距離のランナー4、7が形成される。
したがって、半導体搭載用基板Sに2列の個片群を形成する場合にあっても、樹脂封止時に各ポッド・プランジャーから異なる列の樹脂封止部13へ樹脂が到達する時間が等しくなる。さらに、一つのポッド・プランジャーから一対の半導体搭載用基板Sのそれぞれの樹脂封止部13へ同時に樹脂を供給することができる。
(第10の実施形態)
図11は本発明の第10の実施形態を示し、半導体搭載用基板SにおけるBGAパッケージの封止状態を示すものである。図11において、半導体搭載用基板Sは図2に示すものと同様であり、個片部2、5の外周辺をフレーム部1の外周辺に対して平行に形成しており、半導体搭載領域にチップ11を搭載し、各個片部2、5にチップ11を封止する樹脂封止部13を形成してなる。この樹脂封止部13は図8において説明したものと同様であり、同符号を付して説明を省略する。
一対の半導体搭載用基板Sの間には複数のカル16を等間隔で半導体搭載用基板Sの外周辺に沿って直線状に配列しており、各カル16から各半導体搭載用基板Sへランナー4、7が延びている。カル16は2列状に配列してあり、カル16の配列間隔が列間において相互に半ピッチずれている。
このBGAパッケージの製造方法を以下に説明する。封止金型(図示省略)に一対の半導体搭載用基板Sを双方の第1列の個片部2を内側にして平行に配置する。封止金型には双方の半導体搭載用基板Sの間に設ける複数のポッド・プランジャー(図11においてはカル16として示している)を等間隔で直線状に配列してポッド・プランジャー群を形成してあり、ポッド・プランジャー群の一対を平行に、かつ双方のポッド・プランジャーの配列間隔を相互に半ピッチずらして千鳥の関係に配置してある。
このとき、第1のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第1の半導体搭載用基板Sの第2列の各個片部5と第2の半導体搭載用基板Sの第1列の各個片部2とが直線上に位置する。また、第2のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第2の半導体搭載用基板Sの第2列の各個片部5と第1の半導体搭載用基板Sの第1列の各個片部2とが直線上に位置する。
この状態で、第1のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーから第1の半導体搭載用基板Sの第2列の各個片部5の樹脂封止部13へ直線状にランナー7が形成されるとともに、第1の半導体搭載用基板Sの第1列の各個片部2の樹脂封止部13へ屈曲した形状にランナー4が形成される。また、第2のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーから第2の半導体搭載用基板Sの第2列の各個片部5の樹脂封止部13へ直線状にランナー7が形成されるとともに、第2の半導体搭載用基板Sの第1列の各個片部2の樹脂封止部13へ屈曲した形状にランナー4が形成される。
したがって、半導体搭載用基板Sに2列の個片群を形成する場合にあっても、直線の形状のランナー7と屈曲した形状のランナー4とにおける樹脂の流れ速度の違いと、ランナー距離の違いを組み合わせることによって、樹脂封止時に各ポッド・プランジャーから異なる列の樹脂封止部13へ樹脂が到達する時間が等しくなる。さらに、一つのポッド・プランジャーから各半導体搭載用基板Sの異なる列の樹脂封止部13へ同時に樹脂を供給することができる。
(第11の実施形態)
図12は本発明の第11の実施形態を示し、半導体搭載用基板SにおけるBGAパッケージの封止状態を示すものである。図12において、半導体搭載用基板Sは図2に示すものと同様であり、個片部2、5の外周辺をフレーム部1の外周辺に対して平行に形成しており、半導体搭載領域にチップ11を搭載し、各個片部2、5にチップ11を封止する樹脂封止部13を形成してなる。この樹脂封止部13は図8において説明したものと同様であり、同符号を付して説明を省略する。
一対の半導体搭載用基板Sの間には複数のカル16を等間隔で半導体搭載用基板Sの外周辺に沿って直線状に配列しており、各カル16から各半導体搭載用基板Sへランナー4、7が延びている。
このBGAパッケージの製造方法を以下に説明する。封止金型(図示省略)に一対の半導体搭載用基板Sを双方の第1列の個片部2を内側にして平行に配置する。封止金型には双方の半導体搭載用基板Sの間に設ける複数のポッド・プランジャー(図12においてはカル16として示している)を等間隔で直線状に配列してポッド・プランジャー群を形成してある。
このとき、ポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第1の半導体搭載用基板Sの第2列の各個片部5と第2の半導体搭載用基板Sの第2列の各個片部5とが直線上に位置する。また、ポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第1の半導体搭載用基板Sの第1列の各個片部2と第2の半導体搭載用基板Sの第1列の各個片部2とが直線上に位置する。
この状態で、双方の半導体搭載用基板Sのそれぞれの第2列の各個片部5に形成する樹脂封止部13へ各ポッド・プランジャーから等しいランナー距離のランナー7が直線状に形成される。また、双方の半導体搭載用基板Sのそれぞれの第1列の各個片部2に形成する樹脂封止部13に対して同ポッド・プランジャーからランナー4が屈曲した形状に、かつ同ポッド・プランジャーを中心として点対称の形状に形成される。
したがって、半導体搭載用基板Sに2列の個片群を形成する場合にあっても、直線の形状のランナー7と屈曲した形状のランナー4とにおける樹脂の流れ速度の違いと、ランナー距離の違いを組み合わせることによって、樹脂封止時に各ポッド・プランジャーから異なる列の樹脂封止部13へ樹脂が到達する時間が等しくなる。さらに、一つのポッド・プランジャーから一対の半導体搭載用基板Sの異なる列の樹脂封止部13、ここでは4箇所の樹脂封止部13へ同時に樹脂を供給することができ、ポッド・プランジャーの数の削減を図ることができる。
以上説明したように、本発明は半導体装置製造の分野において、BGAパッケージとその半導体搭載用基板の構造として、中でも量産性に優れた多列フレームの構成として有用である。
本発明の第1の実施形態を示し、(a)は半導体搭載用基板におけるBGAパッケージの封止状態を示す図、(b)は個片化後の状態を示す図 (a)〜(e)は同実施形態におけるBGAパッケージの製造工程を示す図 本発明の第2の実施形態におけるBGAパッケージの封止状態を示す図 本発明の第3の実施形態におけるBGAパッケージの封止状態を示す図 本発明の第4の実施形態におけるBGAパッケージの封止状態を示す図 本発明の第5の実施形態におけるBGAパッケージの封止状態を示す図 本発明の第6の実施形態におけるBGAパッケージの封止状態を示す図 本発明の第7の実施形態を示し、(a)は半導体搭載用基板におけるBGAパッケージの封止状態を示す図、(b)は(a)におけるA−A断面図 本発明の第8の実施形態を示し、(a)は半導体搭載用基板におけるBGAパッケージの封止状態を示す図、(b)は(a)におけるA−A断面図 本発明の第9の実施形態におけるBGAパッケージの封止状態を示す図 本発明の第10の実施形態におけるBGAパッケージの封止状態を示す図 本発明の第11の実施形態におけるBGAパッケージの封止状態を示す図 従来の構成を示し、(a)は基板におけるBGAパッケージの封止状態を示す図、(b)は個片化後の状態を示す図
符号の説明
S 半導体搭載用基板
1 フレーム部
2 第1列の個片部
3 第1列のタイバー
4 第1列のランナー
5 第2列の個片部
6 第2列のタイバー
7 第2列のランナー
8 開口部
9 位置決めピン穴
10 分割後のパッケージ
11 チップ
12 ワイヤ
13 樹脂封止部
13a 流入調整領域
13b 充填領域
13c 溝部
13d 絞り口
13e ベント領域
13f 第2の溝部
13g 第2の絞り口
14 ゲート口
15 分岐前のランナー
16 カル

Claims (18)

  1. BGAパッケージに用いられ、
    複数の個片部を等間隔で直線状に配列してなる第1の個片群と、前記第1の個片群と平行に複数の個片部を等間隔で直線状に配列してなる第2の個片群と、前記第1の個片群と前記第2の個片群の外周に配置する連結部からなり、各個片部に半導体搭載領域と内部端子と外部端子を有するものであって、
    前記第1の個片群と前記第2の個片群とにおける個片部の配列間隔を半個ずらして互いに千鳥の関係になるように個片部を配列し、前記第1の個片群における個片部間に前記第2の個片群と前記連結部を連結するタイバーを配置し、前記第2の個片群における個片部間に前記第1の個片群と前記連結部を連結するタイバーを配置し、
    前記タイバーに前記連結部から前記第1および第2の個片群の各個片部にまで直線的に到達する複数のメッキ領域を配置し、
    前記第1および第2の個片群の各個片部にまで伸びる前記複数のメッキ領域はいずれも、前記連結部の一辺から前記第1および第2の個片群の各個片部にまで伸びており、
    前記第1の個片群における個片部と前記第2の個片群におけるタイバーに配置された前記メッキ領域との間、および前記第1の個片群におけるタイバーと第2の個片群における個片部との間は、開口部により分離されている
    ことを特徴とする半導体搭載用基板。
  2. 前記個片部の外周辺が基板外周辺に対して平行であることを特徴とする請求項1に記載の半導体搭載用基板。
  3. 前記個片部の外周辺が基板外周辺に対して45度傾いていることを特徴とする請求項1に記載の半導体搭載用基板。
  4. 前記第1の個片群と前記第2の個片群の外周に配置する前記連結部より内側に位置決めピン穴を配置したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体搭載用基板。
  5. 請求項1に記載の半導体搭載用基板の個片部の外周辺を基板外周辺に対して平行に形成し、各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部の外周辺の各辺が対応する個片部の外周辺の各辺に対して45度傾いていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1に記載の半導体搭載用基板の個片部の外周辺を基板外周辺に対して45度傾けて形成し、各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部の外周辺の各辺が対応する個片部の外周辺の各辺に対して平行であることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1に記載の半導体搭載用基板の個片部の外周辺を基板外周辺に対して平行に形成し、各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部が正八角形状の外形をなし、前記樹脂封止部の外周辺の辺とこれに対応する個片部の外周辺の辺とが平行であることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1に記載の半導体搭載用基板の個片部の外周辺を基板外周辺に対して45度傾けて形成し、各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部が正八角形状の外形をなし、前記樹脂封止部の外周辺の辺とこれに対応する個片部の外周辺の辺とが平行であることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項1に記載の半導体搭載用基板の各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部が五角形状の外形をなして第1の頂部がタイバーの軸線上に位置することを特徴とする半導体装置。
  10. 前記樹脂封止部は、前記第1の頂部に樹脂注入口を有し、前記第1の頂部に対向して基板外周辺と平行をなす第1の辺にエアベントを形成してなることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  11. 前記樹脂封止部は、前記第1の辺と垂直に交差する第2の辺と第3の辺が平行をなすことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  12. 請求項1に記載の半導体搭載用基板の各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成してなり、前記樹脂封止部が樹脂注入口を有する流入調整領域と前記半導体素子を含む充填領域とを溝部を介して区画してなり、前記溝部が基板外周辺と平行をなして前記充填領域の全幅にわたって存在することを特徴とする半導体装置。
  13. 前記樹脂封止部の前記流入調整領域が三角形状をなしてタイバーの軸線上に位置する第1の頂部に前記樹脂注入口を形成してなり、前記樹脂封止部の前記充填領域が四角形状をなして前記溝部および基板外周辺と平行な第1の辺および第4の辺を有するとともに、第1の辺および第4の辺と垂直に交差する第2の辺と第3の辺が平行をなすことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  14. 前記樹脂封止部がエアベントを有するベント領域と前記半導体素子を含む前記充填領域とを第2の溝部を介して区画してなり、第2の溝部が基板外周辺と平行をなして前記充填領域の全幅にわたって存在し、前記ベント領域が三角形状をなしてタイバーの軸線上に位置する第2の頂部に前記エアベントを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  15. 請求項1に記載の半導体搭載用基板を使用し、各個片部の半導体搭載領域に半導体素子を搭載し、前記メッキ領域に対応する直線状のランナーを有した封止金型を用いて前記個片部に前記半導体素子を封止する樹脂封止部を形成し、前記個片部および樹脂封止部からランナーを切り離し、各個片部を基板から切り離すことを特徴とする半導体パッケージの製造方法。
  16. 前記封止金型に一対の半導体搭載用基板を双方の第1の個片群を内側にして平行に配置し、双方の半導体搭載用基板の間に設ける複数のポッド・プランジャーを等間隔で直線状に配列してポッド・プランジャー群を形成し、前記ポッド・プランジャー群の一対を平行に、かつ双方のポッド・プランジャーの配列間隔を相互に半ピッチずらして千鳥の関係に配置し、
    第1のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第1の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部と第2の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部とを直線上に配置し、双方の前記半導体搭載用基板の個片部に形成する前記樹脂封止部へ各ポッド・プランジャーから等しいランナー距離のランナーを形成し、
    第2のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第2の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部と第1の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部とを直線上に配置し、双方の前記半導体搭載用基板の個片部に形成する前記樹脂封止部へ各ポッド・プランジャーから等しいランナー距離のランナーを形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージの製造方法。
  17. 前記封止金型に一対の半導体搭載用基板を双方の第1の個片群を内側にして平行に配置し、双方の半導体搭載用基板の間に設ける複数のポッド・プランジャーを等間隔で直線状に配列してポッド・プランジャー群を形成し、前記ポッド・プランジャー群の一対を平行に、かつ双方のポッド・プランジャーの配列間隔を相互に半ピッチずらして千鳥の関係に配置し、
    第1のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第1の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部と第2の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部とを直線上に配置するとともに、第2のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと第1の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部と第2の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部とを直線上に配置し、
    第1のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーから第1の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部の前記樹脂封止部へ直線状にランナーを形成するとともに、第1の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部の前記樹脂封止部へ屈曲した形状にランナーを形成し、第2のポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーから第2の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部の前記樹脂封止部へ直線状にランナーを形成するとともに、第2の前記半導体搭載用基板の第1の個片群の各個片部の前記樹脂封止部へ屈曲した形状にランナーを形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージの製造方法。
  18. 前記封止金型に一対の半導体搭載用基板を双方の第1の個片群を内側にして平行に配置し
    、双方の半導体搭載用基板の間に設ける複数のポッド・プランジャーを等間隔で直線状に配列してポッド・プランジャー群を形成し、 ポッド・プランジャー群の各ポッド・プランジャーと双方の前記半導体搭載用基板の第2の個片群の各個片部とを直線上に配置するとともに、双方の前記半導体搭載用基板のそれぞれの第2の個片群の各個片部に形成する前記樹脂封止部へ各ポッド・プランジャーから等しいランナー距離のランナーを直線状に形成し、双方の前記半導体搭載用基板のそれぞれの第1の個片群の各個片部に形成する前記樹脂封止部に対して同ポッド・プランジャーからランナーを屈曲した形状に、かつ同ポッド・プランジャーを中心として点対称の形状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージの製造方法。
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