JP4375873B2 - 3層構造体 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、撥水性を有する滑り止め層、透湿及び防水層、保護層の3層からなり施工性に優れたシート材に関するもので屋根下地材として適するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、透湿防水性を有したシートを貼って室内への風雨の侵入を防止し、室内の水蒸気を外に逃がして壁構造内での結露を防止する高気密工法が実施されてきている。しかしながら、屋根面のみは透湿性のない、例えば、アスファルトフェルトを設け雨水の進入を防止してきた。
【0003】
特開平2−269277号公報には、布帛の表面に伸縮性と粘着性の樹脂を塗布し、さらに、その上に粘着性の少ない樹脂を塗布した防水性に優れる屋根下葺材を開示しているが、この屋根下葺材は複数の樹脂層から形成されている為、透湿性に欠ける上に、釘を打ったときの水密性にも改善の余地を残していた。
【0004】
上記のような下地材を改良したものとして、特開平4−309649号公報には、不織布や微多孔膜の表面に伸縮性と粘着性の樹脂を塗布し、水密性に優れる建築用下地材を開示しているが、そのような下地材で覆われた場合、野地板の状態により破損したり、雨天の作業の時など下地材が濡れている場合、滑ったりすることがあり、問題点として指摘されてきた。
【0005】
更に、特開平9−291657号公報には、撥水性と透湿性のあるフイルムの両側に、通気孔を有する水不透過性の塩素を含有する高分子膜と、他方の面に通気性及び緩衝性を有する建築・土木用複合防水シートを開示しているが、下地材として用いた場合、覆われる野地板などの面の状態によりフィルムが破損することはなくなるが、雨天の作業の時など下地材が濡れている時の防滑性には欠けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
アスファルトフェルトに代表される下地材においては、透湿性がないために、屋根の小屋裏部分に湿気がこもり、特に冬には屋根下地板の裏側に水滴が発生して野地板の含水率が80%以上になったり、また梅雨時には高湿度下に長時間、曝された屋根下地材(木材又は合板)の含水率が20%以上になったりして腐りやすい環境になってしまう。
また上記のような屋根下地材でなく透湿性のある屋根下地材でも、従来の屋根下地材は、高所の作業とくに雨天には安全性に欠けているものであった。
【0007】
従って、屋根下地材の用件として、▲1▼透湿防水性がある。▲2▼釘を打ち込んでも水密性が保持される。▲3▼屋根下地材としてハンドリング性がよく作業性がよい。▲4▼施工時にシートの損傷がない。▲5▼晴天の時は勿論、雨天時でも安全に作業が出来る屋根下地材である。▲6▼下地材としてのシート材の生産性がよいこと。▲7▼下地材として製造原価の低減が期待される。が挙げられる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達したものでありその構成は次の通りである。
【0009】
即ち、本発明は、(1)滑り止め層、透湿防水水密層、保護層の3層からなる構造体において、構造体の片方の表面の滑り抵抗係数は0.1以上でかつ撥水度が60点以上あり、構造体としての透湿度が1,000〜15,000g/m2/24hrでかつ、JIS L1092に基づいて測定した防水性が500〜10,000mmであることを特徴とする3層構造体であって、
保護層が透湿防水水密層を挟んで滑り止め層の反対側にあり、透湿防水水密層が、中央の層にあり、
滑り止め層が、ポリアクリル系の合成樹脂と、フッ素系の撥水性樹脂と、目付10〜100g/m 2 のポリエステル不織布から構成され、透湿防水水密層が厚みが50〜300μm、ヤング率が1〜30kg/mm 2 であるポリエチレンフィルムであり、保護層が目付10〜100g/m 2 のポリエステル不織布から構成されたことを特徴とする3層構造体である。
【0012】
そしてまた、(2)滑り止め層が、透湿性を損なうことなく、3層構造体の片側の最外側全面にあることを特徴とする上記(1)の3層構造体に存する。
【0013】
そしてまた、(3)滑り止め層が、3層構造体の片側の最外側に偏在することを特徴とする上記(1)の3層構造体に存する。
【0016】
以上により、透湿防水水密層が滑り止め層と保護層によって守られた本発明の3層構造体において、透湿防水性があり、水密性があり、しかも撥水性があるので、屋根下地材として用いた場合、雨天の場合でも防滑性が損なわれることなく高所での作業でも、安全に行うことが出来るわけである。
【0017】
【発明実施の形態】
次に3層構造体の主要構成について説明する。
先ず滑り止め層について説明する。
滑り止め層の基礎物質としては、通気性があり、目付が10〜100g/m2の布帛であれば、スパンボンドやニードルパンチからなる不織布やまたは織物や編み物でよい。素材的にも天然繊維でも合成繊維でもよくその制限はない。
【0018】
滑り止め剤としては、滑り防止性を有するものであればよく、ゴム状のものや樹脂等が挙げられる。具体的には、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリオレフィン系、合成ゴム系、アクリル系、ウレタン系、エポキシ系あるいはアスファルト類等がある。
【0019】
滑り止め剤の付与方法としては、コーティング法、グラビアロール法、凸版印刷法、スクリーン捺染法等が挙げられる。滑り止め剤の塗布面積は、通気性を損なわなければ、全面でもよく、滑り止め効果が発揮される最小面積でも良い。
【0020】
また、滑り止め層の表面に付与する撥水剤としては、撥水度が60点以上発揮できるものであればよく、フッ素系、シリコン系、ワックス系等がある。
付与方法としては、パッディング法、グラビアロール法、スプレー法等が挙げられる。
【0021】
次に透湿防水水密層について説明する。
透湿防水水密層の目的は、内壁材や屋根下地材とした場合、外部からの雨水の侵入防止と家屋内外の湿度の調整を行うことにある。
【0022】
透湿防水水密層の基礎物質のフイルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリビニルアルコール等の合成高分子や、ウレタン系の熱可塑性エラストマーを挙げることができるが、加工性が良好で、透湿性の大きい微多孔質ポリエチレンが好ましく用いられる。
透湿性としては、2,000g/m2/24hr以上、好ましくは6,000g/m2/24hr以上であればよい。
フイルムの防水性としては、どんなに防風雨に曝されたとしても耐水圧が500mm以上あれば問題がなく、3層構造体に組み込むことで、更に、耐水性は向上する。
また厚みは、水密性の点から、50μm以上のものが必要で、50〜300μmのものが使用される。好ましくは、80〜150μmのが使用される。
更にヤング率としては1〜30kg/mm2のものが、水密性と取扱い性の点から、好ましくは、20〜30kg/mm2のものが使用される。
【0023】
滑り止め層、透湿防水水密層、保護層の三層の積層方法、即ちラミネートの方法としては、ドライラミネート、ウェットラミネート、熱ラミネート等がある。接着剤には、溶剤系、エマルジョン系その他何れの樹脂でも問題ないが、接着強度が0.5Kg/inch以上になるように選ぶ必要がある。
【0024】
三つの層の積層品である3層構造体全体の透湿性は、屋根下地板に対する冬の水滴防止や梅雨時の環境改善のために、1,000g/m2/24hr以上、好ましくは2,000g/m2/24hr以上必要である。又、積層品の厚みとしては、作業性から0.5〜1.5mmが適正である。
【0025】
【実施例】
次に本発明を実施例、比較例により更に詳細に説明するが、本発明は必ずしも以下の実施例に限定されるものではない。
【0026】
本発明に記載した諸特性の測定方法は次の通りである。
【0027】
[接着強度防水性]JIS L 1089の5.10.2(剥離強さ)により求めた。単位 Kg。
【0028】
[ヤング率]JIS L 1096の 6.12(引っ張り強さ及び伸び率)に準じて求めた。
【0029】
[防水性]JIS L 1092の5.1.1 B法(繊維製品の防水性試験方法)により求めた。単位 mm。
【0030】
[透湿性]JIS L 1099の4.1 A法(繊維製品の透湿度試験方法)により求めた。単位 g/m2/24hr。
【0031】
[防滑性]JIS A 1454
6.12(滑り性試験)に準じて測定した。尚、滑り片はユニチカ製ポリエステルスパンボンド不織布(20557FLV)目付55g/m2を使用した。
【0032】
[撥水性]JIS L 1092
5.2(撥水度試験)に準じて測定した。
【0033】
[水密性]9mmのボード(合板)に、鉄丸釘N38を各種構造体を通して打ち込み、JIS A 5430
5.6(透水試験)に於ける、水柱の初期の高さ250mmの24時間放置後の高さの変化で、釘穴防水性を評価した。
【0034】
【実施例1】
滑り止め層である第一層は、目付け25g/m2のポリエステル不織布(ユニチカ(株))に、防滑剤としてアクリル系樹脂(東亜合成(株))トアアクロンXE−3491を、全面コーティング法により固形分で40g/m2付与し、乾燥した後、フッ素系撥水剤であるアサヒガードAG−710(旭硝子(株))の5%水溶液をグラビアロールにて10g/m2付与して、滑り止め層面を作成した。
透湿防水水密である第二層は、透湿防水機能を付与する事ができるトクヤマ製の50μのポリエチレンフイルム(商品名:PH50、透湿性 7,000g/m2/24hr)を用いた。
保護層である第三層は、目付け25g/m2のポリエステル不織布(ユニチカ(株))を使用した。
第一層から第三層までの積層は、フタル酸系ポリエステル樹脂を用いた所謂ドライラミネート法により実施し、非接着部を60%に調整した。この時のフタル酸系ポリエステル樹脂塗工量は、固形分で3g/m2であった。
図1には、上記の構成により得られた三層構造体の断面図を示した。表2に示したように、本発明で得られた三層構造体を屋根下地材として評価して、良好な結果が得られた。
【0035】
【実施例2】
第一層は、目付け25g/m2のポリエステル不織布(ユニチカ(株))に、防滑剤としてアクリル系樹脂(東亜合成(株))トアアクロンXE−3491を、ドット状に付与する事が出来るローラー印捺法により、固形分で10g/m2付与して、作成された。
第二層及び第三層は実施例1と同様に作成した。また、第一層から第三層までの積層も、実施例1と同様にドライラミネート法により実施した。
図2には、上記の構成により得られた三層構造体の断面図を示した。表2に示したように屋根下地材として良好な結果が得られた。
【0036】
【比較例1】
第一層及び第三層は、目付け25g/m2のポリエステル不織布(ユニチカ(株))のみとした。第二層は、透湿防水機能を付与する事ができるトクヤマ製の50μのポリエチレンフイルムのみとした。第一層と第三層までの積層は、実施例1と同様に実施した。
図3には、上記の構成により得られた三層構造体の断面図を示した。
【0037】
【比較例2】
第一層は、実施例2と同様な構成により作成し、これのみのシートとした。
図4には、上記の構成の断面図を示した。
【0038】
実施例1から2及び比較例1と2の組成を表−1に、また、それぞれの性能評価と屋根下地材としての総合評価を表−2に示した。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【発明の効果】
本発明による三層構造体を屋根下地材として使用することにより、構造体表面の撥水性と滑り止めにより、晴天の日は勿論のこと、雨天の日でも雨水が溜まることなく、高所屋根上でも安全に施工が出来るようになった。
また、施工後、数年を経過しても、構造体の透湿性により、家屋内の湿気を外に逃がして結露を防止し、防水性と釘穴シーリング性により、屋外からの雨水の浸入を防止し、屋根の野地板やたる木等の腐蝕を防止し、雨水の漏水事故も防止する事が出来、屋根下地材として、好適に使用できた。
更に、これらの効果の中で、釘穴シーリング性の発揮できる理由としては、釘と三層構造体との間に生ずる隙間を、透湿防水層に使用する合成樹脂シートの弾性力により矯正されることが考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通気性を保持しながら防滑剤を全面塗布した一実施形態を示す断面図である。
【図2】防滑剤をドット状に塗布した一実施形態を示す断面図である。
【図3】滑り止め層のない三層品の形態を示す断面図である。
【図4】不織布に防滑剤のみをドット状に塗布した形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1.ポリエステル不織布
2.防滑剤
3.ホットメルト接着剤
4.透湿防水フイルム
Claims (3)
- 滑り止め層、透湿防水水密層、保護層の3層からなる構造体において、構造体の片方の表面の滑り抵抗係数は0.1以上でかつ撥水度が60点以上あり、構造体としての透湿度が1,000〜15,000g/m2/24hrでかつ、JIS L1092に基づいて測定した防水性が500〜10,000mmであることを特徴とする3層構造体であって、
保護層が透湿防水水密層を挟んで滑り止め層の反対側にあり、透湿防水水密層が、中央の層にあり、
滑り止め層が、ポリアクリル系の合成樹脂と、フッ素系の撥水性樹脂と、目付10〜100g/m 2 のポリエステル不織布から構成され、透湿防水水密層が厚みが50〜300μm、ヤング率が1〜30kg/mm 2 であるポリエチレンフィルムであり、保護層が目付10〜100g/m 2 のポリエステル不織布から構成されたことを特徴とする3層構造体。 - 滑り止め層が、透湿性を損なうことなく、3層構造体の片側の最外側全面にあることを特徴とする請求項1記載の3層構造体。
- 滑り止め層が、3層構造体の片側の最外層に偏在することを特徴とする請求項1記載の3層構造体。
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