JP4375871B2 - フレキシブルチューブ用ワンタッチ継手 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はフレキシブルチューブ用ワンタッチ継手に関し、特にガス配管などに使用されるコルゲイト管にて構成されたフレキシブルチューブのための、フレキシブルチューブ用ワンタッチ継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
フレキシブルチューブを挿入するだけで接合できる、いわゆるワンタッチ継手として、たとえば特願平11−180980号には、継手の内部に、フレキシブルチューブを構成するコルゲイト管の外周に掛かり合うリテーナと、このリテーナよりも継手の奥部において継手の内周とコルゲイト管の外周との間をシールするシール材とが配されたものが記載されている。
【0003】
このような構成のワンタッチ継手においては、フレキシブルチューブに継手からの抜け出し力が作用したときに、このフレキシブルチューブのコルゲイト管に掛かり合ったリテーナが継手の内周のテーパ面に当たり、このテーパ面の作用によってリテーナが縮径されてコルゲイト管を強く押圧し、それによって継手からのフレキシブルチューブの抜け出しが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようにフレキシブルチューブに継手からの抜け出し力が作用した場合には、リテーナがテーパ面に当たるまでの範囲でフレキシブルチューブが継手から抜け出す。すると、それにつれてコルゲイト管がシール材から抜け出すことになり、特にシール材へのコルゲイト管の入り込みが浅かった場合には、シール材とコルゲイト管との間のシール状態が不良になることが皆無ではないという問題点がある。
【0005】
そこで本発明は、このような問題点を解決して、フレキシブルチューブに継手からの抜け出し力が作用した場合にも、このフレキシブルチューブに対して確実なシール状態を維持できるようにすることを目的とする。
【0006】
この目的を達成するため本発明のフレキシブルチューブ用ワンタッチ継手は、コルゲイト管にて形成されたフレキシブルチューブの先端部が内部に挿入されるように構成され、この継手の内周の収容部に環状のシール材が収容されるとともに、このシール材の内周にコルゲイト管の先端部が挿入されるように構成され、シール材は、その内周に突部が形成されて、コルゲイト管に継手からの引き抜き力が作用したときに突部がこのコルゲイト管に軸心方向に掛かり合うことで、収容部においてコルゲイト管とともにこのコルゲイト管の引き抜き方向に移動できるように構成され、シール材の周方向に沿った適当箇所の内面には、このシール材の端面にいたる軸心方向の切欠部が形成されているようにしたものである。
【0007】
また本発明のシール材は、コルゲイト管にて形成されたフレキシブルチューブの先端部が内部に挿入されるように構成されたワンタッチ継手のための環状のシール材が、継手の内周の収容部に収容されるとともに、その内周にコルゲイト管の先端部が挿入されるように構成され、また前記シール材は、その内周に突部が形成されて、コルゲイト管に継手からの引き抜き力が作用したときに突部がこのコルゲイト管に軸心方向に掛かり合うことで、収容部においてコルゲイト管とともにこのコルゲイト管の引き抜き方向に移動できるように構成され、シール材の周方向に沿った適当箇所の内面には、このシール材の端面にいたる軸心方向の切欠部が形成されているようにしたものである。
【0008】
このような構成によると、コルゲイト管に継手からの引き抜き力が作用したときに、シール材の突部がコルゲイト管に軸心方向に掛かり合うことで、シール材は収容部においてコルゲイト管とともにこのコルゲイト管の引き抜き方向に移動でき、したがってコルゲイト管がシール材から抜け出してシール不良が発生することが確実に防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】
図5において、1は本発明にもとづくワンタッチ継手で、金属製の筒状本体2と、先端部が筒状本体2の内部にねじ込まれる金属製の止輪3とを有し、筒状本体2の内部には、環状の金属製のリテーナ4と環状のゴム製のシール材5とが配置されている。止輪3の先端部には、その先端側に向かって拡径する内周テーパ面6が形成されている。シール材5は筒状本体2の内周の収容部7に装着され、リテーナ4は、止輪3の内周テーパ面6とシール材5の端面8との間において弾性的に拡径自在かつ軸心方向に移動自在な状態で設けられている。リテーナ4とシール材5の端面8との間には、樹脂製のワッシャ9が介装されている。
【0010】
図3および図4は、シール材5の全体構造を示す。このシール材は5は、筒状本体2の奥側に位置する耐火部11と、この耐火部11よりも筒状本体2の開口側に位置する普通ゴム部12とが軸心方向に一体化された構成となっている。またシール材5において、耐火部11の外周には、先端側が小径となるテーパ面13が形成されている。また耐火部11の外周縁と普通ゴム部12の内周縁とには、それぞれアール部14、15が形成されている。アール部14、15に代えて、同等の大きさの面取り部を形成することもできる。
【0011】
図5に示すように、継手1に接続されるフレキシブルチューブ20は、薄肉の金属製のコルゲイト管21が樹脂製の被覆体22によって被覆された構成である。23はコルゲイト管21の山部、24はその谷部である。
【0012】
シール材5の普通ゴム部12における奥側の部分、詳細には耐火部11と普通ゴム部12との境界またはその近傍におけるこの普通ゴム部12の部分に、内周突部16が一体に形成されている。この内周突部16は、図示のように普通ゴム部12の内周に沿った一定範囲に形成されている。またシール材5の周方向に沿った適当箇所の内面には、このシール材5の端面8にいたる軸心方向の切欠部26が形成されている。この切欠部26が形成された部分では、シール材5の軸心方向に沿って、このシール材5と、その内部に挿入されたコルゲイト管21との間のシールが不十分になるように構成されている。切欠部26の奥端の部分におけるシール材5の普通ゴム部12の内周には、内周突部27が形成されている。この内周突部27は、内周突部16よりも低い突部がシール材5の全周にわたって形成された構成とすることができる。
【0013】
このようなものにおいて、継手を構成する場合には、まず、止輪3が装着されていない状態の筒状本体2にシール材5をはめ込む。このとき、シール材5の先端にテーパ面13およびアール部14が形成されているため、容易にはめ込み作業を行うことができる。次にワッシャ8とリテーナ4とを筒状本体2の内部に挿入し、そのうえで止輪3を筒状本体2にねじ込んで装着する。
【0014】
次に、コルゲイト管21の先端の数山について被覆体22を取り除いた状態のフレキシブルチューブ20を、止輪3の端部から、この止輪3とリテーナ4とシール材5との内部に向けて挿通させる。
【0015】
すると、まずコルゲイト管21の先端の山部23がリテーナ4に当たり、このリテーナ4をワッシャ8を介してシール材5の端面7に押圧させる。そしてさらにコルゲイト管21に挿入力を作用させると、このコルゲイト管21の先端の山部23がリテーナ4を弾性的に押し広げることでこのリテーナ4を通過し、この山部23はワッシャ8の内部を通ってシール材5の内部に入り込む。このとき、シール材5の内周にアール部15が形成されているため、このシール材5の内部への入り込みが容易に行われる。山部23が通過すると、リテーナ4は、弾性力により元の状態に縮径してコルゲイト管21の谷部24に掛かり合う。
【0016】
このようにしてコルゲイト管21の山部23がリテーナ4を通過すると、その先端の山部23が内周突部27に当たる。しかし、この内周突部27は比較的低く形成されているため、コルゲイト管21の入り込みの際の大きな抵抗とはならず、このため先端の山部23はこの内周突部27の位置を比較的容易に通過する。そして先端の山部23は、シール材5の内周突部16に到達してこの内周突部16に当たる。
【0017】
これまでのコルゲイト管21の挿入作業は作業者の手作業によって行われるため、このように先端の山部23が内周突部16に当たると、作業者はそのときの手応えを受ける。その後さらに挿入力を付与すると、コルゲイト管21の先端の山部23は、内周突部16を弾性的に押しのけながらその内部を通過して、図5に示すように耐火部11の内周にはまり込む。これによって、上述の手応えがなくなり、コルゲイト管21が継手1における所要の位置まで挿入されたことが確認される。
【0018】
このようにコルゲイト管21が挿入された状態の継手の要部を図1に拡大して示す。この図1に示す状態においては、コルゲイト管21における先端の三つの山部23がシール材5の内周に入り込んでおり、そのうちの一番目の山部23は内周突部16よりも継手1の奥側に入り込んでおり、二番目の山部23は内周突部16よりも継手1の開口側かつ内周突部27よりも継手1の奥側に入り込んでおり、さらに三番目の山部23は切欠部26に対応して位置している。すなわち、この図1に示す状態では、コルゲイト管21の一番目の山部23が内周突部16を越えた正規の位置まで入り込んでいる。
【0019】
この状態において、図2に示すように、フレキシブルチューブ20に継手1からの抜け出し力が作用した場合には、このフレキシブルチューブ20のコルゲイト管21とともに、このコルゲイト管21に掛かり合ったリテーナ4も抜け出し方向に移動する。しかし、この移動によってリテーナ4が止輪3の内周テーパ面6に当たり、この内周テーパ面6の作用によってリテーナ4が強制的に縮径されてコルゲイト管21を強く押圧し、それによって継手1からのフレキシブルチューブ20の抜け出しが確実に防止される。
【0020】
そして、このようにフレキシブルチューブ20に継手1からの抜け出し力が作用すると、コルゲイト管21の山部23がシール材5の内周突部16、27に掛かり合って、図2に示すようにシール材5がコルゲイト管21とともに抜け出し方向に移動する。この図2に示した例では、内周突部16が一番目の山部23に掛かり合うことでシール材5もが移動され、それによってシール材5はその一部分が収容部7から抜け出した状態となっている。なお、内周突部16に代えて内周突部27が二番目の山部23に掛かり合うことでシール材5が移動することもある。また、一番目の山部23への内周突部16の掛かり合いと二番目の山部23への内周突部27の掛かり合いとが同時に生じることでシール材5が移動することもある。
【0021】
その結果、この図2の例では、コルゲイト管21の一番目の山部23および二番目の山部23に対応したシール材5の部分が収容部7に残っており、これらの部分によってシールが施されている。また一番目の山部23はシール材5における耐火部11の内周に接した状態を維持している。このため、コルゲイト管21がシール材5から抜け出してシール不良が発生することを確実に防止できる。
【0022】
図6は、コルゲイト管21が完全にシール材5の中に入り込まず、その先端の二つの山部23がシール材5の内部に入り込んでいるものの、一番目の山部23は内周突部16を越えておらず、したがって、この一番目の山部23が普通ゴム部12の内周には位置するものの耐火部11の内周には達していない状態を示す。この場合は、図示のように二番目の山部23が周方向の一部分において切欠部26に対応しており、したがってこの二番目の山部23ではシールは不完全になっている。しかし、一番目の山部23が普通ゴム部12の内周に密接しているので、実用上問題の無いシール状態が達成されている。よって、この状態で使用に供しても何ら問題は生じない。
【0023】
この図6の状態の継手においてフレキシブルチューブ20に抜け出し力が作用した場合には、図7に示すように、一番目の山部23が内周突部27に掛かり合うことで、シール材5がコルゲイト管21とともに抜け出し方向に移動する。その結果、この図7の例では、コルゲイト管21の一番目の山部23は切欠部26に到達しておらず、切欠部26よりも奥側のシール材5の部分がコルゲイト管21の一番目の山部23に対応して収容部7に残っており、それによってシールが施されている。なお一番目の山部23はシール材5における耐火部11の内周に接していないが、耐火部11として熱膨張性の材料を使用しておけば、火災などの際には一番目の山部23を包み込むように熱膨張するので問題はない。
【0024】
図8は、コルゲイト管21の先端の一山のみがシール材5の内部に入り込んだだけの状態を示す。この場合は、コルゲイト管21の一番目の山部23が内周突部27を越えておらず、またシール材5の切欠部26の作用によって一番目の山部23すなわちコルゲイト管21の外周が完全にはシールされず、したがって作業者がこの段階でコルゲイト管21の挿入が完了したと勘違いしてその挿入作業を停止すると、その後にガスを通したときにただちにガス漏れが発生する。このため、コルゲイト管21の挿入が不完全であることを、ただちに、しかも間違いなく、確認することができる。
【0025】
図9は、図8に示す状態からフレキシブルチューブ20に抜け出し力が作用したときの様子を示す。この場合は、上述のようにコルゲイト管21の一番目の山部23が内周突部27を越えておらず、したがってシール材5のいずれの内周突部16、27も山部23に掛かり合っておらず、よって図示のようにコルゲイト管21のみが抜け出し方向に移動して、シール材5は移動を行わない。このため、図示のようにシール材5とコルゲイト管21との間が完全に開き、上述の場合と同様にガス漏れが生じるため、同様にコルゲイト管21の挿入が不完全であることを間違いなく確認することができる。
【0026】
なお、図8に示す状態のときに、何らかの加減によってコルゲイト管21の一番目の山部23が内周突部27に接触してしまうと、この内周突部27と山部23との間が全周にわたってシールされてしまう。すると、上述のような切欠部26を介してのガス漏れが発生せず、したがってコルゲイト管21の挿入が不完全であることを確認できない事態が発生することが皆無とはいえなくなる。
【0027】
各部が所定の寸法通りに正しく形成されていれば、このような事態の発生はきわめて稀であると考えられるが、念のために対処した例を図10および図11に示す。ここでは、切欠部26に対応した部分で内周突部27が形成されていないように構成されている。すなわち、内周突部27は切欠部26に対応した位置で周方向に分断され、その部分は内周突部27の存在しない分断部28として構成されている。
【0028】
このような構成であると、図11に示すようにコルゲイト管21の先端の一山のみがシール材5の内部に入り込んだだけのときに、たとえコルゲイト管21の一番目の山部23が内周突部27に接触しても、分断部28ではコルゲイト管21の内部と切欠部26とが確実に連通する。したがって、分断部28と切欠部26との連通によって支障なくガス漏れを発生させることができ、コルゲイト管21の挿入が不完全であることを間違いなく確認することができる。
【0029】
以上において説明したように、コルゲイト管21の先端の3山あるいは2山がシール材5の内部に入り込んで内周突部16、27を越えている場合には、フレキシブルチューブ20に継手1からの引き抜き力が作用したときにシール材5がコルゲイト管21とともに引き抜き方向に移動することで、良好なシール状態を維持できて、シール不良の発生を防止することができる。
【0030】
特に図6に示すようにコルゲイト管21の先端の2山しかシール材5の内部に入り込んでいない場合には、上述のようにその入り込み状態が完全でないにもかかわらず、実用上は何ら問題がないものであるところ、フレキシブルチューブ20に引き抜き力が作用した際において、シール材5に特に内周突部27が形成されておらず、したがってシール材5が本来の位置にとどまっているときには、コルゲイト管21の先端の一番目の山部23が切欠部27の部分に位置することになって、ガス漏れの発生のおそれが高くなるが、上記のように内周突部27を形成することで、図7に示すようにシール材5がコルゲイト管21とともに移動することになって、この場合にもシール不良の発生を確実に防止することが可能となる点に、本発明の最大の利点がある。
【0031】
なお、たとえばフレキシブルチューブ20をさや管の内部に配管する場合には、このフレキシブルチューブ20の先端を引っ張って工事することが一般的である。しかし、さや管がカーブしたり急な角度で曲がったりしている場合には、大きな引張力を加えることが必要となり、その場合にはフレキシブルチューブ20すなわちコルゲイト管21の先端が規定の寸法よりも細くなってしまう可能性がある。コルゲイト管21の外径が小さくなると、このコルゲイト管21をシール材5の内部に挿入したときに十分なシールを行えなくなるおそれがある。
【0032】
図12および図13は、コルゲイト管21の先端の外径が規定の最小寸法よりも小さくなっていないか否かを検査するためのゲージを示す。すなわち、図12に示すゲージ31は、板材にて形成されるとともに、コルゲイト管21の外径の最小規定寸法をわずかに下回った幅の切込部32が形成されている。そして、上述のように引っ張って配管されたコルゲイト管21の先端の山部23が切込部32に入り込まなければ、そのコルゲイト管21は良品であると判定することができる。すなわち、ゲージ31は止まりゲージとして機能する。したがって、反対に山部23が切込部32に入り込んでしまう場合には、コルゲイト管21が細くなって、その山部23の外径が規定の最小寸法を下回っていると判断することができる。その場合には、コルゲイト管21における先端のそのように細くなった部分を切り落として、細くなっていない部分を継手すなわちシール材に挿入するようにする。
【0033】
図12に示すゲージ31は、一枚の板材の端縁部に、各コルゲイト管の口径に対応して異なる幅で形成された複数の切込部26がそれぞれ形成されたものである。33は吊り下げ紐である。
【0034】
図13はゲージ31の変形例を示す。ここでは、幅寸法の大きな切込部32の奥端縁34から、それよりも幅寸法の小さな別の切込部32が形成されている。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、コルゲイト管にて形成されたフレキシブルチューブの先端部が継手の内部に挿入されるように構成され、この継手の内周の収容部に環状のシール材が収容されるとともに、このシール材の内周にコルゲイト管の先端部が挿入されるように構成され、シール材は、その内周に突部が形成されて、コルゲイト管に継手からの引き抜き力が作用したときに突部がこのコルゲイト管に軸心方向に掛かり合うことで、収容部においてコルゲイト管とともにこのコルゲイト管の引き抜き方向に移動できるように構成されているようにしたため、コルゲイト管に継手からの引き抜き力が作用したときに、シール材の突部がコルゲイト管に軸心方向に掛かり合うことで、シール材は収容部においてコルゲイト管とともにこのコルゲイト管の引き抜き方向に移動でき、したがってコルゲイト管がシール材から抜け出すことによるシール不良の発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のフレキシブルチューブ用ワンタッチ継手の要部の断面図である。
【図2】図1の継手においてフレキシブルチューブに引き抜き力が作用したときの様子を示す図である。
【図3】図1におけるシール材の全体断面図である。
【図4】図3のシール材の側面図である。
【図5】図1のフレキシブルチューブ用ワンタッチ継手の全体図である。
【図6】図1の継手においてシール材へのコルゲイト管の挿入がやや不十分であるときの状態を示す図である。
【図7】図6の継手においてフレキシブルチューブに引き抜き力が作用したときの様子を示す図である。
【図8】シール材へのコルゲイト管の挿入が全く不十分であるときの状態を示す図である。
【図9】図8の継手においてフレキシブルチューブに引き抜き力が作用したときの様子を示す図である。
【図10】シール材の変形例の側面図である。
【図11】図10のシール材を用いた継手へのコルゲイト管の挿入が全く不十分であるときの状態を示す図である。
【図12】コルゲイト管の先端の径寸法の良否を検査するためのゲージの一例を示す図である。
【図13】同ゲージの他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 ワンタッチ継手
5 シール材
7 収容部
16 内周突部
20 フレキシブルチューブ
21 コルゲイト管
27 内周突部
Claims (2)
- コルゲイト管にて形成されたフレキシブルチューブの先端部が内部に挿入されるように構成されたワンタッチ継手であって、この継手の内周の収容部に環状のシール材が収容されるとともに、このシール材の内周にコルゲイト管の先端部が挿入されるように構成され、シール材は、その内周に突部が形成されて、コルゲイト管に継手からの引き抜き力が作用したときに突部がこのコルゲイト管に軸心方向に掛かり合うことで、収容部においてコルゲイト管とともにこのコルゲイト管の引き抜き方向に移動できるように構成され、シール材の周方向に沿った適当箇所の内面には、このシール材の端面にいたる軸心方向の切欠部が形成されていることを特徴とするフレキシブルチューブ用ワンタッチ継手。
- コルゲイト管にて形成されたフレキシブルチューブの先端部が内部に挿入されるように構成されたワンタッチ継手のための環状のシール材であって、このシール材は、継手の内周の収容部に収容されるとともに、その内周にコルゲイト管の先端部が挿入されるように構成され、また前記シール材は、その内周に突部が形成されて、コルゲイト管に継手からの引き抜き力が作用したときに突部がこのコルゲイト管に軸心方向に掛かり合うことで、収容部においてコルゲイト管とともにこのコルゲイト管の引き抜き方向に移動できるように構成され、シール材の周方向に沿った適当箇所の内面には、このシール材の端面にいたる軸心方向の切欠部が形成されていることを特徴とするフレキシブルチューブ用ワンタッチ継手のためのシール材。
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