JP4373962B2 - 音声と映像信号から判定した映像信号の区切り情報設定方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、映像構造化を得るために、音声と映像信号から判定した映像信号の区切り情報設定を行う方法及び装置に関するものである。つまり音声信号及び映像信号のそれぞれの特徴を捕らえて、例えばチャプター分割して映像を構造化する場合に利用される方法及び装置である。
テレビジョン放送信号では、通常は、プログラムの境界、あるいはプログラムの途中においてコマーシャル(CM)タイムが設けられている。このCM部の候補区間を、音声モードから検出する装置がある(例えば特許文献1)。また、音声モードとは関係なく、無音期間を検出し、この無音期間中の所定位置に区切り情報を設定する装置がある(例えば特許文献2)。無音期間が例えば15秒離れて存在したときは、CM期間と判定するのである。また映像情報の変化点を検出してチャプター分割点を設定する技術もある。
特開2000−354225公報 特開2003−047031公報
上記従来の技術おいて、映像信号のみの解析情報からチャプター分割点を設定すると、CM区間、とくに複数のスポンサーのCMが連続して放送されるような区間では、CM区間の中にチャプター分割点を生じてしまうことがある。
また、音声モード(ステレオモード)のときをCM期間であると判定した場合、CM期間以外の本編にもステレオモードの音声がある場合、またステレオとモノラルが混在したような場合、正確にCM期間のみを識別できなくなる。また、上記の無音期間を検出して、区切り情報を生成する装置では、無音の検出精度に左右される。
そこでこの発明は、任意(CM)区間の中に複数のシーン変化があった場合、および番組の中に複数の音声モードが混在したとしても、任意(CM)区間にチャプター分割をつけることがなく、また本編に対する適切な区切り情報を得ることができる、音声と映像信号から判定した映像信号の区切り情報設定方法及び装置を提供することを目的とする。
この発明では、 映像信号の連続するフレーム間の類似度を解析して映像信号の意味内容に応じて区切った第1の区切り情報を得る装置において、音声信号を解析する制御部を有し、この制御部が、音声信号の無音部を検出するとともに、無音部と次の無音部との時間間隔と検出した無音部のカウント数とが所定条件を満足する区間を検出し、最初と最後の無音部に対して第2の区切り情報を生成し、前記第1と第2の区切り情報を合わせた和集合の第3の区切り情報を得るとともに、前記最初と最後の無音部に対して与えた第2の区切り情報の間に、前記第1の区切り情報が存在する場合には、この第1の区切り情報は非採用とするようにしている。
上記のように、区切り情報(チャプター分割点)を映像信号に設定するに際して、複数の解析情報(音声信号と映像信号の解析情報)から最終的な区切り情報を得ることにより、番組の中に複数の類似シーンが混在したとしても、本編に対する適切な区切り情報を設定することができる。
以下、図面を参照してこの発明に係る実施の形態を説明する。図1はこの発明が適用された信号処理装置の構成例である。この信号処理装置は、例えばデジタルテレビジョン受信装置、あるいは情報記録再生装置などに適用可能である。
チューナ1は、例えばデジタル放送信号を受信し、受信信号を復調し、復調出力をトランスポートデコーダ2に供給する。トランスポートデコーダ2で選択された番組の映像信号・音声信号はパケット毎オーディオビデオ(AV)デコーダ3に入力されて復調される。AVデコーダ3で復調された音声出力は、出力端子4Aに出力され、映像出力は、出力端子4Pに出力される。出力端子4Pの映像信号には、合成回路5にて、オンスクリーンディスプレイ(OSD)コントローラ6からの映像信号が合成される場合もある。
ダイレクトRDRAM7は、AVデコーダ3、或いはOSDコントローラ6からのデータを一時的に格納するために利用される。SDRAM8は、例えば受信信号のエラー訂正処理などを行うときに、一時的にデータを格納する場合に利用される。例えば、EEPROM9は、装置の機能を実行するプログラムあるいはパラメータなどを保存しておくために利用される。
10は、メインバスであり、上記のトランスポートデコーダ2、AVデコーダ3、OSDコントローラ6、SDRAM8、EEPROM9などに接続されている。そしてメインバス10には、装置を統括する制御部であるCPU11が接続されている。さらにこの装置は、バス10を介して外部機器と接続することが可能である。このためにメインバス10には、モデムインターフェース12a,LAN端子12b、ブルーツースインターフェース12c、リモコンインターフェース12d、ATAPIインターフェース12eが接続されている。インターフェース12eを介してハードディスクドライブ13を接続することも可能である。またメインバス10には、AVエンコーダ14が接続されており、映像信号を記録媒体に記録する所定のフォーマット(例えばDVD規格)に変換することができる。
ここでCPU11内部には、映像構造化処理部11p(マジックチャプター分割機能と称してもよい)と、任意区間検出処理部11q(本編自動チャプター分割機能と称してもよい)およびチャプター境界設定処理部11rが設けられている。
映像構造化処理部11pは、後述するように、映像信号の連続するフレーム間の類似度を解析して映像信号の意味内容に応じて区切った第1の区切り情報を得ることができる。この第1の区切り情報(チャプター分割点)は、チャプター境界設定処理部11rに入力される。また任意区間検出処理部11qは、音声信号の無音部を検出し、無音部と次の無音部との時間間隔が一定時間(A)の倍数であるかどうかを判定する。そして、時間間隔が一定時間(A)の倍数であれば、無音部の検出をカウントし、前記無音部のカウント数が閾値(B)個以上あれば、最初と最後の無音部に対して第2の区切り情報(任意区間情報又は音声区間情報又はCM区間情報)を取得することができる。この第2の区切り情報も、チャプター境界設定処理部11rに入力される。チャプター境界設定処理部11rは、第2の区切り情報で設定された任意区間内に、第1の区切り情報が存在する場合には、この第1の区切り情報を非採用とする。
任意区間検出処理部11qは、無音検出装置25を含む。無音検出装置25は、所定時間音声レベルが閾値以下の部分を無音部として検出する。このとき無音検出装置25は、無音情報を出力し、無音時刻記録装置26に供給する。つまり無音部時刻記録装置26は、番組における無音部情報(無音部が判定された時刻の情報)を蓄積している。無音時刻記録装置26に記録された無音時刻情報は、無音部間隔計算装置27にて処理される。無音部間隔計算装置27は、さらにブロック化すると無音部と次の無音部との時間間隔が一定時間(A)の倍数であるかどうかを判定する無音部時間間隔計測部27aと、時間間隔が一定時間(A)の倍数であれば、無音部の検出をカウントする無音部カウント処理部27bと、無音部のカウント数が閾値(B)個以上あれば、最初と最後に現れた無音部に対して、区切り情報を設定する無音部の条件判定部27cとを含む。
図2には、説明を分かりやすくするために、上記の装置の特徴部の代表的な構成要素を取り出して示している。したがって、図1の構成要素に対応する部分には、同一符号を付して示している。チューナ11で受信され復調された映像信号(ここでは音声信号も含む)は、映像構造化処理部11p、任意区間検出処理部11qに入力される。そしてそれぞれの処理部で得られた第1の区切り情報(構造化情報と称してよい)と、第2の区切り情報(任意区間情報と称してもよい)は、チャプター境界設定処理部11rに入力される。ここでチャプター境界設定部11rは、第1と第2の区切り情報を重ねた第3の区切り情報を得る。但し、所定の条件に当てはまるチャプター分割点は、不採用とし、採用されたチャプター分割点を記録装置13の管理情報に挿入する。
図3は上記の装置の要部の動作例を説明するために示している。今番組の時間方向に対して、映像構造化処理部11pにより、c1、c2、…、c5のようにチャプター分割点(第1の区切り情報)が検出されたとする。一方、同じ番組の時間方向に対して、任意区間検出処理部11qは、第2の区切り情報m1、m2、m3、m4を検出し、任意区間をm1とm2の間、とm3とm4の間に設定しているものとする。
すると任意区間(m1−m2)に、映像構造化処理部11pにより検出された区切り情報c3が存在する。このような場合、本装置では、この区切り情報c3を否採用とするのである。これにより、チャプター分割点が、任意区間内(例えばステレオを音声が連続するような区間)に付加されることがない。任意の区間とは、例えば音声モードが変化せず連続している区間、あるいは、ステレオモードが連続している区間などである。さらには、所定帯域内の音声周波数が連続しているような区間である。
図4は、さらにこの発明の別の実施の形態である。図3の例と異なる部分は、任意区間検出処理部11qがCM区間検出用として用いられたときの例である。この場合も例えばm1−m2の区間と、m3−m4の区間がCM区間として検出されたものとする。そして、CM区間(m1−m2)に、映像構造化処理部11pにより検出された区切り情報c3が存在するものとする。このような場合、本装置では、この区切り情報c3を否採用とするのである。これにより、CM区間内にチャプター分割点が設定されることがない。
図5は、さらにこの発明の別の実施の形態である。図3、図4の例と異なる部分は、第1の区切り情報を一旦保存する保存装置11r1と、第2の区切り情報を一旦保存する保存装置11r2が設けられている。そして、チャプター境界設定処理部11rは、保存装置11r1と、11r2からの第1の区切り情報(例えばチャプター分割点となる転換点情報)と、第2の区切り情報(例えばCM区間情報)を用いて、チャプター分割点を生成している。この場合もCM区間(m1−m2)に存在する区切り情報c3は、否採用とする。
このように保存装置11r1、11r2を有した場合、映像情報が記録媒体から再生されたときにチャプター分割点を設定できる。図3、図4の例であると、リアルタイムで区切り情報を検出して、番組ごとにチャプター分割点を設定する必要があった。しかし、図5の例であると、番組を一旦記録媒体に記録したのち、その後、所望の番組に対してチャプター分割点を設定できるという操作も可能となる。
図6には、この発明の装置のさらに他の実施の形態を示している。図3、図4の例と異なる部分は、任意区間検出処理部11qが音楽区間検出用として用いられたときの例である。この場合も例えばm1−m2の区間と、m3−m4の区間が音楽区間として検出されたものとする。そして、音楽区間(m1−m2)に、映像構造化処理部11pにより検出された区切り情報c3が存在するものとする。このような場合、本装置では、この区切り情報c3を否採用とするのである。これにより、音楽区間内にチャプター分割点が設定されることがない。
図7には、この発明の装置の要部の動作を説明するためのフローチャートを示している。処理がスタートすると、映像構造化処理部11pにより、映像信号の解析を行い、例えば場面の変換点を検出し、チャプター分割点として一旦メモリに登録する(ステップSE1)。次に、任意区間検出処理部1111qにより、音声信号を解析して任意区間を検出し、任意区間情報を一旦メモリに登録する(ステップSE2)。次に、チャプター分割点(例えば場面の転換点)が検出されているかどうかを判定する(ステップSE3)。チャプター分割点(例えば場面の転換点)が検出されていない場合には、終了するが、チャプター分割点が検出されているときは、次のステップに移行する。次に、図3−図6で各種例を説明したように、任意区間内に、分割点が存在した場合は、この分割点を無視して、他の分割点をチャプター境界として設定する(ステップSE4、SE5)。
図8、図9は、上記した映像構造化処理部11pの代表的な動作例を説明するために示している。ここでの処理は、例えば「マジックチャプター分割」による処理と称される。この機能は、主として映像データを分析し、フィールド或いはフレーム画像の類似度を判定する。そして、カット検出、類似ショットの判定、対話度数の算出などを行い、チャプター境界を決定する方法である。ここではカット点とカット点との間をショットと称している。
上記の「カット検出」とは、IピクチャフレームとIピクチャフレーム(もしくは0.5秒ごとのフレーム)を比較し、画面全体の色相が大きく異なるか、輝度変化が大きい領域が予め設定しているパラメータより多い場合は、フレームは非類似と判定する。この非類似と定めた点を転換点と称してもよい。
そして、0.5秒離れたフレーム同士を順次比較しで、非類似のフレームの組の数が、閾値以上の区間があった場合には、この区間の任意の点にカット点を設定する方法である。図8には、矢印で示すフレーム相互間の類似性を判定している様子を示している。そして、非類似のフレームの組が多数存在している部分で、カット点を設定した様子を示している。fn、fn−1,fn−2,…、fe、fe−1,fe−2,…、は、フレームである。
上記の「類似ショット検出」とは、過去のカット点からさかもどった数フレームと、直近のカット点から後の数フレームとの総当りでフレーム間の類似判定を行う。図9は、総当りの様子を示している。そして、「類似」と判断したフレームの組の数が閾値以上の場合、双方のショットは、類似であると判定するものである。つまり、図9に示すように、カット点の前のショットAとカット点の後のショットD間のフレームが類似しているかどうかを判定する。図の例であると、類似判定は、例えば丸印の数分得られることになる。
「対話検出」と「対話度数」は、次のように定義されている。(a)類似ショットが集中的に登場する区間(部分)は、意味のある区間である。(b)類似ショットがどれくらいの密度で出現するかを数値化するために「対話度数」という指標を導入している。「対話度数」は、以下の条件を満たすほど大きくなる。(b1)ショットが多くふくまれている(=カット点が頻繁に現れる)。(b2)対話に貢献している(=類似している)ショットの個数が多い。(b3)対話に貢献している(=類似している)ショットの合計時間が長い。
上記の(c)対話度数をもとに、対話区間を算出する。そして(d)近接した対話区間は接続する。
「マジックチャプター分割」機能は、基本的に上記の処理により実行される。カット点を設定し、類似ショットを検出する場合は、上記の処理で足りる場合がある。しかし、複数の番組構造を再構築する機能を追加するには、さらに以下のような機能を含んでもよい。
即ち、「ニュース番組固有処理」機能、「その他の番組処理」機能である。「ニュース番組固有処理」機能、話題先頭ショット検出を行うもので、番組内にある程度分布し、ある程度長く、ある回数以上出現する類似ショットを「話題の先頭ショット」と仮定する。そして「話題の先頭ショット」が連続している場合、連続の最後のショットを真の「話題の先頭ショット」、それ以外を「前の話題のフォローアップ」と判定するのである。「その他の番組処理」機能は、「コーナータイトル検出」機能を設定している。この機能は番組内に広く分布し、対話区間に属さず、ある回数以上出現する類似ショットを「コーナータイトル」であると判定する。また、番組開始後しばらくたってもコーナータイトルが現れない場合は、「コーナータイトルを持たない番組」とみなすのである。
上記のように、番組のカット点の情報、類似ショットの情報、ニュース番組の話題先頭の情報、その他の番組のコーナータイトルの情報が得られると、番組を編集する場合、あるいは、番組のチャプターを構築する場合に、有効な情報として利用可能となる。
図10−図14は、上述した任意区間検出処理部11qの具体例を説明するために示した図である。
図10において、放送信号は、チューナ21にて受信される。チューナ21からは、選局されたチャンネルの番組の映像・音声信号が出力される。音声信号は、音声信号処理部22にて復調・復号処理される。音声信号処理部22の出力は、エンコーダ部23及び後述する無音検出装置25に供給される。
エンコーダ部23は、DVD規格に基づき映像信号、音声信号を所定のフォーマットにエンコードし、その出力をデータ処理部24に供給する。データ処理部24は、ハードディスク或いはDVD−R,あるいはDVD−RW,あるいはDVD−RAMに対して、情報を変調して記録することができる。また上記のディスクから読み出した情報を復調処理することができる。またエラー訂正コード(ECC)に関する処理機能も含む。
音声信号処理部22の出力は、さらに無音検出装置25にも供給される。無音検出装置25は、所定時間音声レベルが閾値以下の部分を無音部として検出する。このとき無音検出装置25は、無音情報を出力し、無音時刻記録装置26に供給する。つまり無音部時刻記録装置26は、番組における無音部情報(無音部が判定された時刻の情報)を蓄積している。
無音時刻記録装置26に記録された無音時刻情報は、無音部間隔計算装置27にて利用される。ここでは無音部と次の無音部との時間間隔が一定時間(A)の倍数であるかどうかを判定している。そして、時間間隔が一定時間(A)の倍数であれば、無音部をカウントし、無音部のカウント数が閾値(B)個以上あれば、最初と最後に現れた無音部に対して、チャプター区切り情報を設定するために、最初をCM開始情報、最後をCM終了情報として、チャプター境界設定装置28に供給する。
これにより、チャプター境界設定装置28は、チャプター情報を生成して、データ処理部24に供給する。データ処理部24は、チャプター情報をDVD規格のマネジメント情報内のエントリーポイントに変換して管理する。
なお、映像情報に関しては、映像信号処理部29にて処理され、エンコーダ部23に入力され、所定のDVD規格のデータに変換されている。そして、エンコーダ部23の出力が、データ処理部24を介して、光ディスク101に記録される。
ここで、上記の無音部間隔計算装置27は、さらにブロック化すると無音部と次の無音部との時間間隔が一定時間(A)の倍数であるかどうかを判定する無音部時間間隔計測部27aと、時間間隔が一定時間(A)の倍数であれば、無音部の検出をカウントする無音部カウント処理部27bと、無音部のカウント数が閾値(B)個以上あれば、最初と最後に現れた無音部に対して、区切り情報を設定する無音部の条件判定部27cとを含む。
図11には、上記の無音検出装置25、無音時刻記憶装置26、無音部間隔計算装置27、チャプター境界設定装置28により、無音部が検出された時間、チャプター境界設定のためにチャプター情報が得られた時刻を時間軸上で示している。説明を分かりやすくするために、単純化して説明する。この図は、例えば1つの番組中(例えば録画予約した番組)の中で、2回のコマーシャル期間があった例である。
そして、第1回目のコマーシャル期間にCM1,CM2,CM3,CM4の4つのコマーシャルが放送され、第2回目のコマーシャル期間にCM5、CM2,CM3の3つのコマーシャルが放送された例を示している。
例えば第1回目のコマーシャル期間を見ると、各コマーシャルの区切り部では、無音期間があるために、無音部検出フラグが得られる。しかしCM4の後は、後述する条件を満足していないために、CM4の終了がチャプター境界位置として判定されている。また最初のCM1のスタート直前の無音部検出フラグの位置がチャプター境界として設定されている。つまり、コマーシャル期間の前後にチャプター境界を示すフラグが得られることになる。同様に、第2回目のコマーシャル期間においても無音部の全てにチャプター境界が設定されるのではなく、所定条件を満足する(連続して放送される)複数のCMをグループ化し、グループを1つの単位として、チャプター境界を設定している。
図12には、上述した処理を行うステップを大きなブロックで示している。1つの番組に対するチャプター設定処理が終了しているかどうかを判定し(ステップSA1)、終了していなければ、無音部を検出するために無音検出処理を行う(ステップSA2)。無音部が検出されると、先の説明のように無音部を検出した時間が記憶される(ステップSA3)。番組の終わりに管理情報を処理するとき、図2で説明したように、チャプター境界が管理情報内のエントリーポイントとして設定される。
図13は、コマーシャル期間にて、無音部が次々と検出されたときに、CM開始点のチャプター境界と、CM終了点のチャプター境界を決定するときの様子を示すフローチャートである。処理がスタートすると、まず、無音部を検出したときに、無音部の順番を示す情報としてiを用いる。最初の無音部が検出されると、i←1とし、CMカウント値(cm_count)は、cm_count←0とし、最後の無音部の時刻(last_silent)をlast_silent←0とし、検出した無音部の時刻(silent)もsilent←0とする(ステップSB1)。
無音部を検出したとき、無音部の個数がiよりも小さい場合には、前回の時刻(silent)を、last_silent←silentとし、今回の時刻(silent)を、i番目の無音部の時刻とする(ステップSB2、SB3)。次に(silent)−(last_silent)の計算を行い、この値が15秒の倍数であるかどうかを判定する。コマーシャルは15秒単位あるいはその倍数の単位で放送されることが多いからである。
15秒(値A)もしくはその倍数であれば、cm_count=0かどうかを判定する(ステップSB5)。0のときは、コマーシャルカウントが開始された直後である。i−1がコマーシャルの開始時刻に相当するため、ステップSB6にて、start←i−1とする。
ステップSB5でcm_count≠0の場合は、すでにコマーシャル期間がスタートしていることであり、ステップSB7に進みcm_countに+1を行う。ステップSB7の後は、(i+1)の処理を行い(ステップSB8)、ステップSB2に戻る。
先のステップSB4において、(silent)−(last_silent)の計算結果が、15秒(値A)の倍数でない場合には、コマーシャル期間でないものと見なす。このときはステップSB9に進み、これまで蓄積しているcm_countがcm_count>閾値(B)を満足するかどうかを判断する。満足する場合には、複数のコマーシャルグループが放送されたものと判断し、このときのスタート(strat)と累積加算された現在のiが得られた時点をCM開始点、CM終了点として、チャプター境界設定装置に報告される(ステップSB10)。この後は、cm_count=0、i=0にセットする。
なお、一定時間(値A)は、可変可能としてもよい。値Aを可変するには、特殊設定用のユーザ案内メニューを用意して可変できるようにする。また閾値(B)は、一定のマージンを持たせてもよい。
図14は、チャプター境界設定装置28における動作である。CMの開始点の情報、及び終了点の情報を取得して(ステップSC1)、チャプター境界を設定(ステップSC2)する手順を示している。
上記したようにこの発明の方法及び装置によると、コマーシャル放送期間において、無音部を検出し、全ての位置をチャプター境界とするのではなく、連続した複数のコマーシャル(連続コマーシャルグループ)の開始位置と終了位置を検出している。
ユーザは、選択により上記の機能の動作オン、動作オフを設定することができる。この場合、ユーザは、番組予約時の画面で詳細設定ボタンを選択し、詳細設定画面を見ながら、動作オン、オフを選択することができる。
図15は、1つの番組を録画予約するときに、予約画面の「詳細設定」ボタンを選択し、クリックしたときに現れる詳細設定画面60の例である。図に示すように、「本編自動チャプター分割」の項目60aが「入」になっている。この状態であると、先に説明したチャプター分割動作が得られることを意味する。リモコン操作によりカーソルを項目60aに合わせて、決定キーを押すことで、「入」、「切」をサイクリックに切り替えることができる。
さらにこの画面60には、映像信号の構造解析チャプター分割である「マジックチャプター分割」という項目60bが設けられている。この「構造解析チャプター分割」による機能と、上述した「本編自動チャプター分割」による機能(CM期間検出が正確)とは、チャプター分割処理が異なる。
先に説明した(図8、図9)ように「構造解析チャプター分割」による機能は、主として映像データを分析し、フィールド或いはフレーム画像の類似度を判定する。方法である。本編自動チャプター分割機能では、録画予約画面から詳細設定ボタンをクリックしたときに現れる画面60−1上で、「構造解析チャプター分割」という項目60bが現れた例を示した。しかし、「構造解析チャプター分割」を設定するための項目60bは、メニュー画面から録画機器を選択し、次に、録画機能を設定する画面上でも現れる。
図16には、「構造解析チャプター分割」という項目60bが録画機能を設定する画面60−2上で現れた例を示している。この画面でも「構造解析チャプター分割」を行うのか否かを設定するための項目60bが現れている。
上述した画面60−1,60−2において、リモートコントローラの操作部のマークが表示されている。つまり上下方向、左右方向へカーソル移動するためのカーソルキーのマークと、決定キーのマークとが表示されている。これは、ユーザの操作を案内するのに有効なマークである。
上記した任意区間検出処理部11qの処理方法は、上記の実施形態に限定されるものではない。さらに音声モードを検出し、音声モード情報を追加して利用するようにしてもよい。例えば音声モードの変化点を検出して、この変化点の検出情報も利用するのである。
例えば本編の大半がステレオモードであると判定した場合には、図10から図14で説明した方式を採用し、本編には、ステレオモードとモノラルモードが混在していることが判定された場合には、音声モード変化点の情報も利用し、モード変化点をチャプター分割点に加えるようにしてもよい。但し、上記した任意区間内のチャプター分割点は無視される。
図17はこの発明が適用された記録再生装置の全体構成を示す図である。この記録再生装置は、2種類のディスクドライブ部を有する。光ディスク101は、ビデオファイルを構築できる情報記録媒体である。ディスクドライブ部102は、光ディスク101を回転駆動し、情報の読み書きを実行する。104はハードディスクを駆動するハードディスクドライブ(HDD)部である。
データプロセッサ部103は、ディスクドライブ部102及びハードディスクドライブ部104に記録データを供給することができ、また、再生された信号を受け取ることができる。ディスクドライブ部102は、光ディスク101に対する回転制御系、レーザ駆動系、光学系などを有する。
データプロセッサ部103は、記録または再生単位のデータを取り扱うもので、バッファ回路、変調・復調回路、エラー訂正部などを含む。
この記録再生装置は、録画側を構成するエンコーダ部200と、再生側を構成するデコーダ部300と、装置本体の動作を統括して制御するマイクロコンピュータブロック400とを主たる構成要素としている。エンコーダ部200は、入力されたアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号をデジタル化するビデオ用及びオーディオ用のアナログデジタルコンバータと、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダとを有する。さらに、映画の字幕などを圧縮する副映像エンコーダも含む。
エンコーダ部200の出力は、バッファメモリ203を含むフォーマッタ204にて所定のDVD(DVD−R,DVD−RW,DVD−RAM、など)フォーマットに変換され、先のデータプロセッサ部103に供給される。エンコーダ部200には、AV入力部211から外部アナログビデオ信号と外部アナログオーディオ信号、あるいはTVチューナ212からアナログビデオ信号とアナログオーディオ信号が入力される。なお、エンコーダ部200は、圧縮されたデジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号が直接入力されるときは、圧縮デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号を直接フォーマッタ204に供給することもできる。またエンコーダ部200は、アナログデジタル変換されたデジタルビデオ信号及びオーディオ信号を、ビデオミキシング部305及びオーディオセレクタ301にそれぞれ直接供給することもできる。
エンコーダ部200に含まれるビデオエンコーダでは、デジタルビデオ信号はMPEG2またはMPEG1規格に基づいた可変ビットレートで圧縮されたデジタルビデオ信号に変換される。オーディオ信号は、MPEGまたはAC−3規格に基づいて固定ビットレートで圧縮されたデジタルオーディオ信号、あるいはリニアPCMのデジタルオーディオ信号に変換される。
副映像信号がAV入力部211から入力された場合(例えば副映像信号の独立出力端子付DVDビデオプレーヤからの信号など)、あるいはこのようなデータ構成のDVDビデオ信号が放送されてそれがTVチューナ212で受信された場合は、DVDビデオ信号中の副映像信号が副映像エンコーダでエンコード(ランレングス符号化)されて副映像のビットマップとなる。
エンコードされたデジタルビデオ信号、デジタルオーディオ信号、副映像データは、フォーマッタ204にてパック化され、ビデオパック、オーディオパック、副映像パックとなり、さらにこれらが集合されてDVD−レコーディング規格(例えばDVD−RAM、DVD−R、DVD−RWなどに記録する規格)で規定されたフォーマットに変換される。
ここでこの装置は、フォーマッタ204でフォーマット化された情報(ビデオ、オーディオ、副映像データなどのパック)及び作成された管理情報を、データプロセッサ部103を介してハードディスクドライブ部104あるいはデータディスクドライブ部102に供給し、ハードディスクあるいは光ディスク101に記録することができる。またハードディスクあるいは光ディスクに記録された情報を、データプロセッサ部103、ディスクドライブ部102を介して光ディスク101あるいはハードディスクに記録することもできる。
またハードディスクあるいは光ディスク101に記録されている複数番組のビデオオブジェクトを、一部削除したり、異なる番組のオブジェクトをつなげたり、といった編集処理を行うこともできる。これは、DVDフォーマットが取り扱うデータ単位を定義し、このデータ単位で信号処理することで編集を容易にしているからである。
マイクロコンピュータブロック400は、MPU(マイクロプロセッシングユニット)、またはCPU(セントラルプロセッシングユニット)と、制御プログラム等が書きこまれたROMと、プログラム実行に必要なワークエリアを提供するためのRAMとを含んでいる。
マイクロコンピュータブロック400のMPUは、そのROMに格納された制御プログラムに従い、RAMをワークエリアとして用いて、欠陥場所検出、未記録領域検出、録画情報記録位置設定、UDF記録、AVアドレス設定などを実行する。
またマイクロコンピュータブロック400は、システム全体を制御するために必要な情報処理部を有するもので、ワークRAM、ディレクトリ検出部、VMG(全体のビデオ管理情報)情報作成部、コピー関連情報検知部、コピー及びスクランブリング情報処理部(RDI処理部)、パケットヘッダ処理部、シーケンスヘッダ処理部、アスペクト比情報処理部などを備える。
MPUの実行結果のうち、ユーザに通知すべき内容は、映像データ記録再生装置の表示部402に表示されるか、またはモニターディスプレイにOSD(オンスクリーンディスプレイ)表示される。またマイクロコンピュータブロック400は、この装置を操作するための操作信号を与えるキー入力部401を有する。マイクロコンピュータブロック400が、ディスクドライブ部102、ハードディスクドライブ部104、データプロセッサ部103、エンコーダ部200及び/またはデコーダ部300などを制御するタイミングは、STC(システムタイムクロック)403からの時間データに基づいて実行することができる。
録画や再生の動作は、通常はSTC403からのタイムクロックに同期して実行されるが、それ以外の処理はSTC403とは独立したタイミングで実行されてもよい。
デコーダ部300は、パック構造を持つDVDフォーマットの信号から各パックを分離して取り出すセパレータと、パック分離やその他の信号処理実行時に使用するメモリと、セパレータで分離された主映像データ(ビデオパックの内容)をデコードするVデコーダと、セパレータで分離された副映像データ(副映像パックの内容)をデコードするSPデコーダと、セパレータで分離されたオーディオデータ(オーディオパックの内容)をデコードするAデコーダとを有する。またデコードされた主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像にメニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像を重ねて出力するビデオプロセッサを備えている。
デコーダ部300の出力ビデオ信号は、ビデオミキシング部305に入力される。ビデオミキシング部305では、テキストデータの合成が行われる。またビデオミキシング部305には、TVチューナ212やA/V入力部211からの信号を直接取り込むラインもまた接続されている。ビデオミキシング部305には、バッファとして用いるフレームメモリ306が接続されている。ビデオミキシング部305の出力がアナログ出力の場合はI/F(インターフェース)307を介して外部出力され、デジタル出力の場合はデジタルアナログ変換器308を介して外部へ出力される。
また、ビデオミキシング部305は、GUIとしての案内画面(図6、図9にて説明した画面)を作るための画像信号を出力することができる。この画像信号は、マイクロコンピュータブロック400内の案内画面処理制御部により制御されている。さらに、操作入力判定部40a,録画予約制御部40b、編集処理制御部40c、案内画面処理制御部40dなども設けられており、制御部400は、装置の全体を統括することができる。
またマイクロコンピュータブロック400では、上記した「本編自動チャプター分割」を行うための制御ブロック40e、「マジックチャプター分割」行うための制御ブロック40fが設けられている。
また、図1、図10および図17の対応関係において、チューナ1、チューナ21、チューナ212は対応関係にある。また図1、図17のチューナ1、チューナ212は、図10の音声信号処理部22を含む。また、図1のCPU11と、図10の無音検出装置25、無音時刻記録装置26、無音部間隔計算装置27、チャプター境界設定装置28と、図17の制御部400とが対応関係にある。
図17において、デコーダ部300の出力オーディオ信号は、セレクタ301を介してデジタルアナログ変換器302でアナログ変換され外部に出力される。セレクタ301は、マイクロコンピュータブロック400からのセレクト信号により制御される。これによりセレクタ301は、TVチューナ212やA/V入力部211からのデジタル信号を直接モニタする時、エンコーダ部200をスルーした信号を直接選択することも可能である。
なお、エンコーダ部200のフォーマッタでは、録画中、各切り分け情報を作成し、定期的にマイクロコンピュータブロック400のMPUへ送る(GOP先頭割り込み時などの情報)。切り分け情報としては、VOBU(ビデオオブジェクトユニット)のパック数、VOBU先頭からのIピクチャのエンドアドレス、VOBUの再生時間などである。
同時に、アスペクト情報処理部からの情報を録画開始時にMPUへ送り、MPUはVOBストリーム情報(STI)を作成する。ここでSTIは、解像度データ、アスペクトデータなどを保存し、再生時、各デコーダ部ではこの情報を元に初期設定が行われる。
また本装置では、ビデオファイルは1ディスクに1ファイルとしている。またデータをアクセス(シーク)している間に、途切れないで再生を続けるために、最低限連続する情報単位(サイズ)を決めている。この単位をCDA(コンティギュアス・データ・エリア)という。CDAサイズは、ECC(エラー訂正コード)ブロック(16セクタ)の倍数であり、ファイルシステムではこのCDA単位で記録を行っている。
データプロセッサ部103は、エンコーダ部200のフォーマッタからVOBU単位のデータを受け取り、CDA単位のデータをディスクドライブ部102あるいはハードディスクドライブ部104に供給している。またマイクロコンピュータブロック400のMPUは、記録したデータを再生するのに必要な管理情報を作成し、データ記録終了のコマンドを認識すると、作成した管理情報をデータプロセッサ部103に送る。これにより、管理情報がディスクに記録される。従って、エンコードが行われているとき、エンコーダ部200からマイクロコンピュータブロック400のMPUは、データ単位の情報(切り分け情報など)を受け取る。また、マイクロコンピュータブロック400のMPUは、記録開始時には光ディスク及びハードディスクから読み取った管理情報(ファイルシステム)を認識し、各ディスクの未記録エリアを認識し、データ上の記録エリアをデータプロセッサ部103を介してディスクに設定している。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の一実施の形態を説明するために示した信号処理装置の全体的構成例を示す図である。 この発明の一実施の形態の基本的構成例を示す図である。 この発明の装置の一実施の形態における基本動作例を示す図である。 この発明の装置の他の実施の形態における基本動作例を示す図である。 この発明の装置のさらに他の実施の形態における基本動作例を示す図である。 この発明の装置のまた他の実施の形態における基本動作例を示す図である。 この発明の装置の一実施の形態における基本動作例を説明するために示したフローチャートである。 この発明の装置の一実施の形態に係わる映像構造化処理の基本的な処理構造を説明するために示した説明図である。 この発明の装置の一実施の形態に係わる映像構造化処理の基本的な処理を説明するために示し、図8の続きを示す説明図である。 この発明の装置の一実施の形態に係わる任意区間検出処理の基本的な処理構造を説明するために示した説明図である。 図10の装置で実行される動作の一例を説明するために示したタイミングチャートである。 図10の装置で実行される動作の基本的な動作例を説明するために示したフローチャートである。 図10の装置で実行される動作の基本的な動作例をさらに詳しく説明するために示したフローチャートである。 図10の装置で実行される動作の基本的な動作例を説明するために示したフローチャートである。 この発明に係る本編自動チャプター分割動作を設定するための画面の例を示す図である。 図8、図9で説明したチャプター分割処理を設定するための画面の例を示す図である。 この発明が適用された記録再生装置の構成ブロックを示す説明図である。
符号の説明
1…チューナ、2…トランスポートデコーダ、3…AVデコーダ、6…OSDコントローラ、7…ダイレクトRDRAM、8…SCRAM、9…EEPROM、11…制御部、21…チューナ、22…音声信号処理部、23…エンコーダぶ、24…データ処理部、25…無音検出装置、26…無音時刻記録装置、27…無音部間隔計算装置、28…チャプター境界設定装置。

Claims (6)

  1. 映像信号の連続するフレーム間の類似度を解析して映像信号の意味内容に応じて区切った第1の区切り情報を得る装置において、
    音声信号を解析する制御部を有し、この制御部が、
    音声信号の無音部を検出するとともに、無音部と次の無音部との時間間隔と検出した無音部のカウント数とが所定条件を満足する区間を検出し、最初と最後の無音部に対して第2の区切り情報を生成し、
    前記第1と第2の区切り情報を合わせた和集合の第3の区切り情報を得るとともに、
    前記最初と最後の無音部に対して与えた第2の区切り情報の間に、前記第1の区切り情報が存在する場合には、この第1の区切り情報は非採用とする
    ことを特徴とする音声と映像信号から判定した映像信号の区切り情報設定方法。
  2. 前記所定条件は、
    音声信号の無音部を検出し、無音部と次の無音部との時間間隔と、が一定時間(A)の倍数であるかどうかを判定すること、
    前記時間間隔が一定時間(A)の倍数であれば、無音部の検出をカウントし、前記無音部のカウント数が閾値(B)個以上あれば、最初と最後の無音部に対して第2の区切り情報を取得すること、である請求項1記載の音声と映像信号から判定した映像信号の区切り情報設定方法。
  3. 前記第2の区切り情報により設定された区間は、前記制御部がコマーシャル区間として判定した区間であることを特徴とする請求項2記載の音声と映像信号から判定した映像信号の区切り情報設定方法。
  4. 前記最初と最後の無音部に対して与えた第2の区切り情報の間は、前記制御部が音楽の部分として判定した区間であることを特徴とする請求項1記載の音声と映像信号から判定した映像信号の区切り情報設定方法。
  5. 映像信号の連続するフレーム間の類似度を解析して映像信号の意味内容に応じて区切った第1の区切り情報を得る映像構造化処理部を有する装置において、
    音声信号を解析する任意区間検出処理部を有し、前記任意区間検出処理部は、
    無音検出部と、
    無音部を検出したときの無音検出時刻を記憶する記憶部と、
    無音部と次の無音部との時間間隔を計測する無音部時間間隔計測部と、
    無音部の時間間隔が所定の時間(A)の倍数であって、かつ所定個数(B)連続した無音部を特定し、その最初と最後の無音部に第2の区切り情報を設定する無音部のカウントおよび条件判定部と、
    前記第1の区切り情報および前記条件判定部からの第2の区切り情報が入力され、前記第1と第2の区切り情報を合わせた和集合の第3の区切り情報を生成し、前記最初と最後の無音部に対して与えた第2の区切り情報の間に、前記第1の区切り情報が存在する場合には、この第1の区切り情報は非採用とする境界設定処理部と
    を有することを特徴とする音声と映像信号から判定した映像信号の区切り情報設定装置。
  6. 前記第1の区切り情報を保存する第1の保存部と、前記第2の区切り情報を保存する第2の保存部を有し、
    前記境界設定処理部は、前記第1と第2の保存部からの第1、第2の区切り情報を用いて前記第3の区切り情報を生成していることを特徴とする請求項5記載の音声と映像信号から判定した映像信号の区切り情報設定装置。
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