JP4373877B2 - プロセス管理方法、モニターマーク形成方法及びプロセス管理用のマスク - Google Patents

プロセス管理方法、モニターマーク形成方法及びプロセス管理用のマスク Download PDF

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Description

本発明は、半導体デバイスの製造に関し、特にリソグラフィー工程に用いられるプロセス管理方法、モニターマーク形成方法及びプロセス管理用のマスクに関する。
半導体装置製造工程のリソグラフィーは、まず露光光学系を用いて、ウェハ上に形成されたレジスト上にマスクパターンを投影する。そして、マスクパターンが露光されたレジストを現像処理することによって、レジストパターンが形成される。
近年、半導体デバイスの設計ルールの微細化に伴い、リソグラフィーにおける解像度の向上が求められている。しかし、リソグラフィーの解像度には限界があり、昨今の要求される線幅を満たすことは難しくなっている。そこで、形成されたレジストパターンを加熱することにより、レジストパターンの形状が変化(フロー)させて線間隔を狭め所望の線幅を有するレジストパターンを得ている(例えば、非特許文献1参照。)。
レジストをフローさせて所望の線幅を有するレジストパターンを得るためには、フローによるレジストパターン線幅の変化量のウェハ面内等におけるばらつきを管理しなければならない。フローによるレジスト線幅の増加量のばらつきの管理は、光学的検査装置では解像度が足りないため、測長走査型電子顕微鏡(CD−SEM)によって行われている。しかしながら、CD−SEMによる管理は、スループットの低下等の問題がある。
ケー.アラマキ(K. Aramaki),ティ.ハマダ(T. Hamada),ディ.ケー.リー(D. K. Lee),エイチ.オカザキ(H. Okazaki),エヌ.ツガマ(N. Tsugama),ジー.パウロウスキー(G. Pawlowski),「0.2μm以下のコンタクトホールプリント技術(Techniques to Print sub-0.2 micron Contact Holes)」,プロシーディング.オブ.エスピーアイイー(Proceedings of SPIE),第3999巻,2000年,p.738−749
本発明は、ウェハ上に形成されたレジストをフローさせて得られるレジストパターンの線幅のばらつきの管理を光学的検査装置を用いて高い測定精度、且つ高スループットに行うことができるプロセス管理方法、モニターマーク形成方法及びプロセス管理用のマスクを提供する。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、(イ)半導体基板上に第1ラインと第1ラインと平行に配置され、第1ラインより細い複数の第2ラインを有する検査用パターン、及び第1ラインの延伸する方向に対して直交する方向に基準パターンをそれぞれレジストにより形成するステップと、(ロ)レジストを加熱して、検査用パターン及び基準パターンをそれぞれフローさせるステップと、(ハ)フロー後の検査用パターンと基準パターンの中心間距離を測定するステップと、(ニ)中心間距離の測定に基づいて、フロー後の検査用パターン及び基準パターンの線幅の増加量のばらつきを調べるステップとを含むプロセス管理方法であることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、(イ)半導体基板上に第1ラインと第1ラインと平行に配置され、第1ラインより細い複数の第2ラインを有し、第1ラインと第2ラインがそれぞれ対向する二組を四方に配置したアウターマーク、及び四方に配置したアウターマークの内側にアウターマークのそれぞれと平行なインナーマークをそれぞれレジストにより形成するステップと、(ロ)レジストを加熱して、アウターマーク及びインナーマークをそれぞれフローさせるステップと、(ハ)フロー後のアウターマーク及びインナーマークの中心位置をそれぞれ測定するステップと、(ニ)中心位置の測定に基づいて、フロー後のアウターマーク及びインナーマークの線幅の増加量のばらつきを調べるステップとを含むプロセス管理方法であることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、(イ)半導体基板上に第1ラインと第1ラインと平行に配置され、第1ラインより細い複数の第2ラインを有する検査用パターン、及び第1ラインの延伸する方向に対して直交する方向に基準パターンをそれぞれレジストにより形成するステップと、(ロ)レジストを加熱して、検査用パターン及び基準パターンをそれぞれフローさせるステップとを含む、フロー後の検査用パターン及び基準パターンの中心間距離を測定するためのモニターマーク形成方法であることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、(イ)半導体基板上に第1ラインと第1ラインと平行に配置され、第1ラインより細い複数の第2ラインを有し、第1ラインと第2ラインがそれぞれ対向する二組を四方に配置したアウターマーク、及び四方に配置したアウターマークの内側にアウターマークのそれぞれと平行なインナーマークをそれぞれレジストにより形成するステップと、(ロ)レジストを加熱して、アウターマーク及びインナーマークをそれぞれフローさせるステップとを含む、フロー後のアウターマーク及びインナーマークの中心位置を測定するためのモニターマーク形成方法であることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、(イ)第1ラインを被露光対象に投影するための第1ラインパターン、及び第1ラインパターンと平行に配置され、第1ラインより細い複数の第2ラインを被露光対象に投影するための第2ラインパターンを有する第1マスクパターンと、(ロ)第1ラインパターンの延伸する方向に対して直交する方向に、基準パターンを被露光対象に投影するための第3ラインパターンを有する第2マスクパターンとを備え、被露光対象を加熱して、投影された第1ライン及び第2ラインを有する検査用パターン及び基準パターンをフローさせ、フロー後の検査用パターン及び基準パターンの中心間距離を測定するためのプロセス管理用のマスクであることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、(イ)第1ラインを被露光対象に投影するための第1ラインパターン、及び第1ラインパターンと平行に配置され、第1ラインより細い複数の第2ラインを被露光対象に投影するための第2ラインパターンを有する第1マスクパターンを、第1ラインパターンと第2ラインパターンがそれぞれ平行に対向する二組を四方に配置し、被露光対象にアウターマークを投影するためアウターマスクパターンと、(ロ)四方に配置したアウターマスクパターンの内側に、アウターマスクパターンのそれぞれと平行に配置され、被露光対象にインナーマークを投影するためのインナーマスクパターンとを備え、被露光対象を加熱して、投影されたアウターマーク及びインナーマークをフローさせ、フロー後のアウターマーク及びインナーマークの中心位置を測定するためのプロセス管理用のマスクであることを要旨とする。
本発明によれば、ウェハ上に塗布されたレジストをフローさせて所望のレジストパターンを得るときのフローによるレジスト線幅の増加量の管理を光学的検査装置を用いて高い測定精度、且つ高スループットに行うことができるプロセス管理方法、モニターマーク形成方法及びプロセス管理用のマスクを提供することができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号で表している。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なる。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を照らし合わせて判断するべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係るプロセス管理用のマスクは、図1に示すように、ガラス等の透光性のマスク基板10と、マスク基板10上の遮光層12に設けられた第1マスクパターン20及び第2マスクパターン30を備える。第1マスクパターン20及び第2マスクパターン30は、光や電子線(EB)等を透過させるために設けられた透過部である。図1では、第1マスクパターン20及び第2マスクパターン30はそれぞれ1つずつ描かれているが、実際はマスク基板10上に複数個点在する。
第1マスクパターン20は、線幅W1の第1ラインパターン2aと、第1ラインパターン2aと平行に隣接して配置され、第1ラインパターン2aより細い線幅W2の複数の第2ラインパターン3aを有する。第1ラインパターン2aは、第1マスクパターン20の左右端のいずれかに配置される。
第2マスクパターン30は、第1マスクパターン20の伸延する方向に対して直交する方向に、第1マスクパターン20と並んで配置される。第2マスクパターン30は、単一の線幅(例えば、図1では線幅W2)の複数の第3ラインパターン9aが配置されている。ここでは第3ラインパターン9aは複数であるとしたが、単線であっても構わない。
第1の実施の形態に係るプロセス管理用のマスクの作製方法を説明する。まず、半導体集積回路の設計パターン、第1マスクパターン20、及び第2マスクパターン30を含むレイアウトデータ(設計データ)を生成する。次に、EB描画装置(パターンジェネレータ)において、生成したレイアウトデータを変換して描画データを生成する。CADシステムを用いて、マスクのパターンデータ(描画マスクデータ)がそれぞれ決定される。更に、EB描画装置において、パターンデータを用いてマスク基板10上に描画してプロセス管理用のマスクを作製する。
以下に、第1の実施の形態に係るプロセス管理用のマスクを用いてレジスト上にモニターマークを形成する方法を図2のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)図2に示すステップS101において、図3に示すように、ウェハ40に形成された反射防止膜42上にレジスト44を塗布した半導体基板4をエキシマレーザ露光装置(図示せず)のステージに搭載する。レジスト44には、ネガレジストを用いる。
(ロ)ステップS102において、半導体基板4のレジスト44は、図1に示したプロセス管理用のマスクを設置した、例えば開口数(NA)0.68のフッ化クリプトン(KrF)エキシマレーザ露光装置によって露光される。レジスト44への露光は、図3に示した第1マスクパターン20及び第2マスクパターン30を透過した光によって行われる。
(ハ)ステップS103において、露光された半導体基板4は現像処理される。この結果、図4に示すように、レジスト44には第1マスクパターン20が転写された検査用パターン50、及び第2マスクパターン30が転写された基準パターン60が形成される。ここで検査用パターン50は、線幅W1の第1ライン52と複数の線幅W2の第2ライン54を含む。また基準パターン60は、複数の単一の線幅W2の第3ライン62を含む。
(ニ)次に、ステップS104において、半導体基板4はホットプレート及びオーブン等の加熱装置により加熱される。加熱条件としては、レジストの種類及びパターンの線幅により適宜選択することが可能であり、例えば164℃で60秒間加熱する。半導体基板4が加熱されることで、検査用パターン50及び基準パターン60がフローして、図5に示すように、変形検査用パターン50x及び変形基準パターン60xを有するモニターマークが形成される。変形検査用パターン50xは、第1変形ライン53と複数の第2変形ライン55を含む。また、変形基準パターン60xは、複数の第3変形ライン63を含む。
フローする前後のモニターマークの差異について図6(a)及び図6(b)を用いて説明する。図6(a)は上記方法によって形成されたフローする前の検査用パターン50の断面図であり、図6(b)はフローした後の変形検査用パターン50xの断面図である。図6(a)に示すフロー前の検査用パターン50の中心は、検査用パターン50の両側から距離lに位置する中心線Lで示す。次に、図6(b)に示すフロー後の変形検査用パターン50xの中心は、変形検査用パターン50xの両側から距離lに位置する中心線Lで示す。また、図6(b)には、図6(a)における検査用パターン50の中心線Lも示す。図6(b)の矢印で示すように、レジストをフローすることによって検査用パターン50の中心が第1ライン52の配置されている側に移動幅ΔWだけ移動する。フローすることによって検査用パターン50の中心線Lが移動するのは、パターンの線幅が細い場合はフローさせても線幅があまり変わらないが、パターンの線幅がある程度の太さの場合はフローすることによって線幅が増加することに起因する。一方、基準パターン60は、第3ライン62が単一の線幅であるのでフローさせても中心が移動することはない。つまり、両側で配置されているパターンの線幅が異なるとき、フローすることによって両側のパターンの変形量が異なり、検査用パターン50全体の中心位置が移動するとみなすことができる。
パターンの線幅とフローによる線幅の増加量の関係の一例である図7のグラフは、フローによる線幅の増加量はパターンの線幅が500nm程度までは増加する。しかしながら、フローによる線幅の増加量はパターンの線幅が500nm程度を超えると減少していくことを示す。つまり、検査用パターン50のようにフローによる線幅の増加量が最大となる線幅のパターンをマークの左右端のいずれかに配置することで、マークの中心がずれる。第1ライン52がフローによる線幅の増加量が最大となるパターンの線幅程度で、第2ライン54がフローしても線幅が変化しない程度の場合、マークの中心の移動幅ΔWは大きくなる。フローによる線幅の増加量が最大となるパターンの線幅の値は、使用するレジストの厚さ及び種類等によって異なる。
以下に、第1の実施の形態に係るプロセス管理用のマスクにより形成したモニターマークを用いたプロセス管理方法を図8のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)図8に示すステップS111において、第1の実施の形態に係るプロセス管理用のマスクをウェハ40に形成された反射防止膜42上にレジスト44を塗布した半導体基板4のレジスト44に転写して、図9に示すように、フローする前の半導体チップのレジストパターン(詳細省略)46及びモニターマーク(斜線部にて示す)を形成する。モニターマークは、レジストパターン46の半導体チップとして使用されないスペースやダイシングラインに分散して配置される。1つのウェハに配置されるモニターマークの数は、例えば30個とする。各モニターマークは、図4に示すように、検査用パターン50と基準パターン60を少なくともそれぞれ1つ有する。図10に示すように、検査用パターン50と基準パターン60の中心間距離はD1である。
(ロ)次に、ステップS112において、半導体基板4は、ホットプレート及びオーブン等の加熱装置で加熱される。加熱された半導体基板4のレジストパターン46及びモニターマークは、図5に示したようにフローする。レジストパターン46及びモニターマークをフローさせることで、半導体チップの線幅を変動させて所望の線幅を有するレジストパターンにする。
(ハ)次に、ステップS113において、半導体基板4は、光学式の合わせずれ検査装置等の測定装置(図示せず)に移される。そして、光学式の測定装置によって、分散して配置したモニターマークのそれぞれのフローした後の変形検査用パターン50xと変形基準パターン60xの中心間距離を測定する。
(ニ)ステップS114において、分散して配置した変形検査用パターン50xと変形基準パターン60xを有するモニターマークのフロー後の中心間距離を測定した結果に基づいて、半導体基板4上におけるフローによる線幅の増加量のばらつきの大きさを調べる。フローした後の中心間距離の適正値は、図11に示すように、例えば検査用パターン50の中心が基準パターン60側に移動するときはD1より距離の短いD2に規定する。そして、規定したD2を基に各モニターマークのフローによる線幅の増加量のばらつきを評価し、フローによる線幅の増加量のばらつきが大きいエリアのチップは廃棄される。
第1の実施の形態に係るプロセス管理方法によれば、変形検査用パターン50xと変形基準パターン60xを有するモニターマークのフロー後の中心間距離を測定することで、半導体基板4におけるフローのばらつきの大きさを管理することができる。また、フローによる線幅の増加量は加熱温度や加熱時間に依存しているため、加熱装置の温度ムラ等でウェハ内またはウェハ間のフローによる線幅の増加量がばらつく。半導体基板4におけるフローによる線幅の増加量のばらつきの大きさの測定をCD−SEM等の電子式測定装置を用いずに合わせずれ検査装置等の光学式測定装置で高精度に行えることで、高スループットにフローによるレジスト線幅の増加量のばらつきを管理することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るプロセス管理用のマスクは、図12に示すように、第1の実施の形態に係る第1マスクパターン20を4個用意し、この4個の第1マスクパターン20を組み合わせてアウターマスクパターン70a〜70dとして用いる点が図1に示したプロセス管理用のマスクと異なる。更に、アウターマスクパターン70a〜70dの内側に、アウターマスクパターン70a〜70dとそれぞれ平行に配置されたインナーマスクパターン72a〜72dを備える点が異なる。他は図1に示したプロセス管理用のマスクと実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
アウターマスクパターン70aとアウターマスクパターン70cの組、及びアウターマスクパターン70bとアウターマスクパターン70dの組は、図12に示すように、それぞれ平行に対向する二組である。アウターマスクパターン70aとアウターマスクパターン70cの組及びアウターマスクパターン70bとアウターマスクパターン70dの組の二組は、四方に配置される。アウターマスクパターン70a〜70dは、フローすることで中心位置が移動するレジストパターンを形成するためのマスクパターンである。アウターマスクパターン70a〜70dは、互いに平行に配置されているものはフローした後に中心位置が同一方向に移動するようにする。つまり、アウターマスクパターン70a,70dは、四方に配置されたアウターマスクパターン70a〜70dの外側に第1ラインパターン2aを配置する。一方、アウターマスクパターン70b,70cは、四方に配置されたアウターマスクパターン70a〜70dの内側に第1ラインパターン2aを配置する。
インナーマスクパターン72aとインナーマスクパターン72c、及びインナーマスクパターン72bとインナーマスクパターン72dは、それぞれ平行に対向して配置される。また、インナーマスクパターン72a,72cの延伸する方向とインナーマスクパターン72b,72d延伸する方向は、直交するように配置される。インナーマスクパターン72a〜72dは、フローしても中心位置が移動しないレジストパターンを形成するためのマスクパターンである。インナーマスクパターン72a〜72dには、単線のパターン及び複数の同一線幅を有する線からなるパターン等を用いることができる。
以下に、第2の実施の形態に係るプロセス管理用のマスクにより形成したモニターマークを用いたプロセス管理方法を図13のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)図13に示すステップS211において、第2の実施の形態に係るプロセス管理用のマスクをウェハ40に形成された反射防止膜42上にレジスト44を塗布した半導体基板4のレジスト44に転写して、図9に示すように、フローする前の半導体チップのレジストパターン(詳細省略)46及びモニターマーク(斜線部にて示す)を形成する。モニターマークは、レジストパターン46の半導体チップとして使用されないスペースやダイシングラインに分散して配置される。1つのウェハに配置されるモニターマークの数は、例えば30個とする。フローする前のモニターマークは、図14及び図15に示すように、アウターマーク50a〜50dとインナーマーク80a〜80dを有する。アウターマーク50a〜50dの中心位置とインナーマーク80a〜80dの中心位置Cは、図14に示すように一致する。アウターマーク50a〜50dの第1ライン52及び第2ライン54は、それぞれが共通の線幅を有する。第1ライン52の線幅は、例えば400nmとする。第2ライン54は、例えば150nmラインアンドスペース(L/S)をする。インナーマーク80a〜80dの線幅は、例えば150nmとする。
(ロ)次に、ステップS212において、半導体基板4は、ホットプレート及びオーブン等の加熱装置で加熱される。加熱された半導体基板4のレジストパターン46及びモニターマークは、図16に示したようにフローする。図16に示すように、レジストパターン及びモニターマークをフローさせることで、半導体チップの線幅を変動させて所望の線幅を有するレジストパターンにする。
(ハ)次に、ステップS213において、半導体基板4は、光学式の合わせずれ検査装置等の測定装置(図示せず)に移される。そして、光学式の合わせずれ検査装置を用いると微細なL/Sは解像しないので、モニターマークは図17に示すように微細な線が解像しない状態で観察される。アウターマーク50a〜50dはフローすることで、パターン線幅の大きい第1ライン52が配置されていた方向にそれぞれ移動する。つまり、変形アウターマーク501a〜501dは、図17の太矢印が示す方向に移動するので、変形アウターマーク501a〜501dの中心位置Cは細矢印の示す方向に移動する。変形インナーマーク801a〜801dは、単線のパターンであるのでフローしても中心位置Cは移動しない。そして、光学式の測定装置によって、分散して配置したモニターマークのそれぞれのフローによる線幅の増加量を測定する。モニターマーク毎のフローによる線幅の増加量は、移動した変形アウターマーク501a〜501dの中心位置Cと、移動しない変形インナーマーク801a〜801dの中心位置Cを、太矢印の示す2方向それぞれで測定し、平均することによって求める。
(ニ)ステップS214において、変形アウターマーク501a〜501dの中心位置Cと変形インナーマーク801a〜801dの中心位置Cの測定結果に基づき、ウェハ上に分散して配置したモニターマーク毎に測定したフローによる線幅の増加量のばらつきを比較する。設定された規定値よりフローによる線幅の増加量のばらつきが大きいエリアのチップは廃棄される。
第2の実施の形態に係るプロセス管理方法によれば、アウターマーク50a〜50dとインナーマーク80a〜80dを有するモニターマークのフロー後のそれぞれの中心位置を測定することで、半導体基板4におけるフローによる線幅の増加量のばらつきの大きさを管理することができる。また、フローによる線幅の増加量は加熱温度や加熱時間に依存しているため、加熱装置の温度ムラ等でウェハ内またはウェハ間のフローによる線幅の増加量がばらつく。半導体基板4におけるフローによる線幅の増加量のばらつきの大きさの測定をCD−SEM等の電子式測定装置を用いずに合わせずれ検査装置等の光学式測定装置で高精度に行えることで、高スループットでフローによるレジスト線幅の増加量のばらつきを管理することができる。具体的にCD−SEMによる30個のモニターマークの測定にかかる時間は、図18に示すように、モニターマーク1つあたりの測定時間は7秒であり、フローによるレジスト線幅の増加量のばらつきを管理するためには加熱前後の測定が必要であるので420秒かかる。一方、合わせずれ検査装置による30個のモニターマークの測定にかかる時間は、モニターマーク1つあたりの測定時間は2秒であり、加熱後のみの測定で良いために60秒しかかからない。また、インナーマーク80a〜80dがフローしても中心位置が移動しないので、通常の合わせ検査と同じ方法でモニターマークを検査することができる。
(第2の実施の形態の変形例)
本発明の第2の実施の形態の変形例にかかるプロセス管理用のマスクは、図19に示すように、インナーマスクパターン72a〜72dに変えて、第1の実施の形態に係る第1マスクパターン20を4個用意し、この4個の第1マスクパターン20を組み合わせてインナーマスクパターン72e〜72hとして用いる点が図12に示したプロセス管理用のマスクと異なる。他は図12に示したプロセス管理用のマスクと実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
インナーマスクパターン72eとインナーマスクパターン72gの組、及びインナーマスクパターン72fとインナーマスクパターン72hの組は、図18に示すように、それぞれ平行に対向する二組である。インナーマスクパターン72eとインナーマスクパターン72gの組、及びインナーマスクパターン72fとインナーマスクパターン72hの組の二組は、四方に配置される。インナーマスクパターン72e〜72hは、フローした後に中心位置が移動するレジストパターンを形成するためのマスクパターンである。インナーマスクパターン72e〜72hは、互いに平行に配置されているものはフローした後にレジストパターンの中心位置が同一方向に移動するようにする。尚、インナーマスクパターン72e〜72hによって形成されるレジストパターンは、互いに平行に配置されているアウターマーク50a〜50dとフローした後に中心位置が逆方向に移動するようにする。つまり、インナーマスクパターン72e,72hは、四方に配置されたインナーマスクパターン72e〜72hの外側に第1ラインパターン2aを配置する。一方、インナーマスクパターン72f,72gは、四方に配置されたインナーマスクパターン72e〜72hの内側に第1ラインパターン2aを配置する。
第2の実施の形態の変形例に係るプロセス管理用のマスクを用いることで半導体基板4上に形成されるモニターマークは、ホットプレート及びオーブン等の加熱装置で加熱されることでフローする。半導体基板4は、光学式の合わせずれ検査装置等の測定装置に移されて観察する。光学式の合わせずれ検査装置を用いると微細なL/Sは解像しないので、モニターマークは図20に示すように観察される。アウターマーク50a〜50d及びインナーマーク82e〜82hはフローすることで、パターン線幅の大きい第1ライン52が配置されていた方にそれぞれ移動する。つまり、変形アウターマーク501a〜501dは太白抜き矢印が示す方向に移動するので、変形アウターマーク501a〜501dの中心位置Cは細い実線矢印の示す方向に移動する。一方、変形インナーマーク821e〜821hは太黒矢印が示す方向に移動するので、変形インナーマーク821e〜821hの中心位置Cは細い点線矢印の示す方向に移動する。そして、変形アウターマーク501a〜501dの中心位置Cと変形インナーマーク821e〜821hの中心位置Cはそれぞれ、光学式の測定装置によって測定可能である。変形アウターマーク501a〜501dの中心位置Cと変形インナーマーク821e〜821hの中心位置Cは、それぞれ逆方向にずれるので測定感度が相対値で2倍になる。
第2の実施の形態の変形例によれば、アウターマーク50a〜50dとインナーマーク80e〜80hを有するモニターマークのフロー後のそれぞれの中心位置を測定することで、半導体基板4におけるフローによる線幅の増加量のばらつきの大きさを管理することができる。また、フローによる線幅の増加量は加熱温度や加熱時間に依存しているため、加熱装置の温度ムラ等でウェハ内またはウェハ間のフローによる線幅の増加量がばらつく。半導体基板4におけるフローによる線幅の増加量のばらつきの大きさの測定をCD−SEM等の電子式測定装置を用いずに合わせずれ検査装置等の光学式測定装置で高精度に行えることで、高スループットでフローによるレジスト線幅の増加量のばらつきを管理することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかになるはずである。
例えば、実施の形態では、プロセス管理用のマスクを用いてモニターマークを形成すると記載したが、プロセス管理用のマスクを用いずにEBを使って直接モニターマークを描画しても良い。
第1の実施の形態において、レジスト44はネガレジストを用いると記載したが、適宜工程を変化させることでポジレジストを用いることも可能である。
この様に、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の第1の実施の形態に係るプロセス管理用のマスクの平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るモニターマークをレジスト上に形成する方法を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るプロセス管理用のマスク形成の工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るプロセス管理用のマスク形成の図3の次の段階を示す工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るプロセス管理用のマスク形成の図4の次の段階を示す工程断面図である。 図6(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るモニターマークをフローする前の断面図であり、図6(b)は、本発明の第1の実施の形態に係るモニターマークをフローした後の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るモニターマークのパターンの線幅とフローによる線幅の増加量の関係を示すグラフである。 本発明の第1の実施の形態に係るプロセス管理方法を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るプロセス管理用のマスクを用いてレジストに転写されたウェハの一部を拡大した平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るモニターマークをフローする前の第1のパターンと第2のパターンの平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るモニターマークをフローした後の第1のパターンと第2のパターンの平面図である。第2の実施の形態に係るレチクルを用いたときに得られるレジストパターンである。 本発明の第2の実施の形態に係るプロセス管理用のマスクの平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るプロセス管理方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るモニターマークの平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るモニターマークをフローする前の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るモニターマークをフローした後の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るモニターマークを観察したときの平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るモニターマークを用いたときに測定にかかる時間と従来のモニターマークを用いたときに測定にかかる時間を比較したグラフである。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係るマスクの平面図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係るモニターマークを観察したときの平面図である。
符号の説明
2a,2b…第1ラインパターン
3a…第2ラインパターン
4…半導体基板
9a…第3ラインパターン
10…マスク基板
12…遮光層
20…第1マスクパターン
30…第2マスクパターン
40…ウェハ
42…反射防止膜
44…レジスト
46…レジストパターン
50…検査用パターン
50a〜50d…アウターマーク
50x…変形検査用パターン
52…第1ライン
53…第1変形ライン
54…第2ライン
55…第2変形ライン
60…基準パターン
60x…変形基準パターン
62…第3ライン
63…第3変形ライン
70a〜70d…アウターマスクパターン
72a〜72d,72e〜72h…インナーマスクパターン
80e〜80h,82e〜82h…インナーマーク
501a〜501d…変形アウターマーク
801a〜801d,821e〜821h…変形インナーマーク

Claims (10)

  1. 半導体基板上に第1ラインと前記第1ラインと平行に配置され、前記第1ラインより細い複数の第2ラインを有する検査用パターン、及び前記第1ラインの延伸する方向に対して直交する方向に基準パターンをそれぞれレジストにより形成するステップと、
    前記レジストを加熱して、前記検査用パターン及び前記基準パターンをそれぞれフローさせるステップと、
    フロー後の前記検査用パターンと前記基準パターンの中心間距離を測定するステップと、
    前記中心間距離の測定に基づいて、前記フロー後の前記検査用パターン及び前記基準パターンの線幅の増加量のばらつきを調べるステップ
    とを含むことを特徴とするプロセス管理方法。
  2. 前記基準パターンは、単一の線幅の複数のラインを含むことを特徴とする請求項1に記載のプロセス管理方法。
  3. 半導体基板上に第1ラインと前記第1ラインと平行に配置され、前記第1ラインより細い複数の第2ラインを有し、前記第1ラインと前記第2ラインがそれぞれ対向する二組を四方に配置したアウターマーク、及び四方に配置した前記アウターマークの内側に前記アウターマークのそれぞれと平行なインナーマークをそれぞれレジストにより形成するステップと、
    前記レジストを加熱して、前記アウターマーク及び前記インナーマークをそれぞれフローさせるステップと、
    フロー後の前記アウターマーク及び前記インナーマークの中心位置をそれぞれ測定するステップと、
    前記中心位置の測定に基づいて、前記フロー後の前記アウターマーク及び前記インナーマークの線幅の増加量のばらつきを調べるステップ
    とを含むことを特徴とするプロセス管理方法。
  4. 半導体基板上に第1ラインと前記第1ラインと平行に配置され、前記第1ラインより細い複数の第2ラインを有する検査用パターン、及び前記第1ラインの延伸する方向に対して直交する方向に基準パターンをそれぞれレジストにより形成するステップと、
    前記レジストを加熱して、前記検査用パターン及び前記基準パターンをそれぞれフローさせるステップ
    とを含む、フロー後の前記検査用パターン及び前記基準パターンの中心間距離を測定するためのモニターマーク形成方法。
  5. 前記基準パターンは、単一の線幅の複数のラインを含むことを特徴とする請求項4に記載のモニターマーク形成方法。
  6. 半導体基板上に第1ラインと前記第1ラインと平行に配置され、前記第1ラインより細い複数の第2ラインを有し、前記第1ラインと前記第2ラインがそれぞれ対向する二組を四方に配置したアウターマーク、及び四方に配置した前記アウターマークの内側に前記アウターマークのそれぞれと平行なインナーマークをそれぞれレジストにより形成するステップと、
    前記レジストを加熱して、前記アウターマーク及び前記インナーマークをそれぞれフローさせるステップ
    とを含む、フロー後の前記アウターマーク及び前記インナーマークの中心位置を測定するためのモニターマーク形成方法。
  7. 第1ラインを被露光対象に投影するための第1ラインパターン、及び前記第1ラインパターンと平行に配置され、前記第1ラインより細い複数の複数の第2ラインを前記被露光対象に投影するための第2ラインパターンを有する第1マスクパターンと、
    前記第1ラインパターンの延伸する方向に対して直交する方向に、基準パターンを前記被露光対象に投影するための第3ラインパターンを有する第2マスクパターン
    とを備え、前記被露光対象を加熱して、投影された前記第1ライン及び前記第2ラインを有する検査用パターン及び前記基準パターンをフローさせ、フロー後の前記検査用パターン及び前記基準パターンの中心間距離を測定するためのプロセス管理用のマスク。
  8. 前記第3ラインパターンは、複数であることを特徴とする請求項7に記載のプロセス管理用のマスク。
  9. 第1ラインを被露光対象に投影するための第1ラインパターン、及び前記第1ラインパターンと平行に配置され、前記第1ラインより細い複数の第2ラインを前記被露光対象に投影するための第2ラインパターンを有する第1マスクパターンを、前記第1ラインパターンと前記第2ラインパターンがそれぞれ平行に対向する二組を四方に配置し、前記被露光対象にアウターマークを投影するためアウターマスクパターンと、
    四方に配置した前記アウターマスクパターンの内側に、前記アウターマスクパターンのそれぞれと平行に配置され、前記被露光対象にインナーマークを投影するためのインナーマスクパターン
    とを備え、前記被露光対象を加熱して、投影された前記アウターマーク及び前記インナーマークをフローさせ、フロー後の前記アウターマーク及び前記インナーマークの中心位置を測定するためのプロセス管理用のマスク。
  10. 前記インナーマスクパターンは、それぞれ平行に配置されている前記アウターマスクパターンの前記第1ラインパターンと前記第2ラインパターンと対称に前記第1ラインパターンと前記第2ラインパターンを配置した前記第1マスクパターンであることを特徴とする請求項9に記載のプロセス管理用のマスク。
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