JPH11184070A - 収差測定方法および収差測定用フォトマスク - Google Patents

収差測定方法および収差測定用フォトマスク

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JPH11184070A
JPH11184070A JP35574797A JP35574797A JPH11184070A JP H11184070 A JPH11184070 A JP H11184070A JP 35574797 A JP35574797 A JP 35574797A JP 35574797 A JP35574797 A JP 35574797A JP H11184070 A JPH11184070 A JP H11184070A
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pattern
photomask
periodic
aberration
optical system
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Satoshi Tanaka
聡 田中
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70591Testing optical components
    • G03F7/706Aberration measurement

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】パターン転写位置ずれを伴う収差成分に対して
その影響を簡便かつ高精度に直接測定することを可能と
する。 【解決手段】近接する位置に基本周期パターン42と2
倍周期パターン43が配置され、かつこれら周期パター
ン42,43の周期方向が同一方向を向いたパターンブ
ロック41が複数設けられ、複数のパターンブロック4
1の周期方向がそれぞれ直交するように配置されてい
る。投影光学系の開口数NA、露光波長λ、投影光学系
の縮小率の逆数M(>1)としたとき、基本周期パター
ンの周期Pがλ/NA<P/M<1.5×λ/NAで与
えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収差測定方法及び
収差測定用フォトマスクに関し、特に縮小投影露光装置
に用いられている投影光学系における収差成分のうち、
転写パターン位置ずれを引き起こす収差量測定に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フォトリソグラフィ技術の発展は
めざましく、露光光源として、水銀ランプのi線(波長
365nm)やKrFエキシマレーザ(248nm)の
ようなより短波長な光源が用いられ、また投影露光装置
についても、スキャン型露光機の開発が進む中で、従来
よりいっそう大口径(開口数:NA)を有する投影光学
系を使用することが可能となってきており、より微細な
パターンをウェハ上に形成することが可能となってきて
いる。
【0003】しかしながら、より微細なパターンをレジ
ストに転写する上で、実際の露光装置においてはいわゆ
る収差の影響が問題になってきている。投影光学系を構
成するレンズ群に収差が存在すると、転写像のベストフ
ォーカス位置ずれやパターンサイズによる転写位置ずれ
を引き起こすことが知られている。後者の代表的な収差
成分としてはコマ収差が知られている。このように光学
系が収差を有する結果、光リソグラフィによるウェハ上
へのパターン転写の裕度(フォーカス裕度、露光量裕度
等)が小さくなり、収率が低下するという問題が生じ
る。
【0004】実際のレンズ系では収差を全て0に押さえ
た理想光学系からは外れていることが多く、実際にどの
程度の収差が残存しているのかを定量的に測定し、それ
により転写パターンにどの程度の影響が生じるかを見積
もり、その装置で求められる転写能力を満たすかどうか
を評価していくことが重要となってきている。
【0005】ここで、レンズ系の収差を測定する方法と
して、干渉縞法、Kirk法、重ね露光法がある。以下にこ
れら収差測定方法について説明する。まず、レンズ系の
収差を測定する手法として従来からよく行われている干
渉縞法を図7を用いて説明する。図8に示すように干渉
縞法は、照射されるコヒーレント光87のうち、ハーフ
ミラー84,ミラー85を介する参照波81(平面波)
とレンズ系及び被測定光学系86を通過した後の被測定
波面82との干渉により形成される干渉縞パターンを検
出器83にて測定することで、瞳面での波面収差量を求
めるものである。本測定方法では、レンズ系を通らない
別の平面波が必要となる。従って、露光装置を用いて収
差を測定する場合、その光路中にハーフミラー84等を
設置する必要があるため、現実的には装置として組みあ
がった状態での測定が困難であることが問題点としてあ
げられる。
【0006】次に、このような露光装置に設置されたレ
ンズ系の収差測定手法として、J.P.KirKによりAstigmat
ism and field curvature form pin-bars,(SPIE Vol.14
63 pl.282) にて開示された手法が知られている。この
Kirk法を図9を用いて説明する。図9(a)は、Kirk法
用マスクパターンの一例を示す図であり、図9(b)
は、図9(a)に示したマスクパターンにより形成した
レジストパターンの横断面図を示す。
【0007】図9(a)に示すようなマスクパターン9
1を薄膜レジストに露光すると、図9(b)に示すよう
に、ある像コントラスト以上が得られる線幅よりレジス
トパターン92に細かな形状が転写されるようになる。
微細な構造があるものについては暗視野顕微鏡による観
察で明部として見ることが可能なため、転写像をある一
定コントラストにより分離することが可能となる。この
原理を用いて、解像しているパターンのベストフォーカ
ス位置をモニタしていく手法である。
【0008】すなわち、レジストパターンの転写された
ウェハを上下方向に移動することによりベストフォーカ
ス位置を求め、得られた結果を解析することにより、球
面収差、非点収差、像面湾曲等は評価することができ
る。しかし、波面収差量としては定量的には測定不可能
であること、またコマ収差に代表されるパターン転写位
置ずれを主に起こす収差成分については原理的に測定不
可能であることが問題である。
【0009】最後に、斉藤らにより“Effect of Variab
le Sigma Aperture on Lens Distortion and its Patte
rn Size Dependence,(SPIE Vol.2725 pl.414) にて開示
されている手法を図10を用いて説明する。まず1回目
の露光によってピッチの大きなL&Sパターンを転写、
反応性イオンエッチング(RIE)により基板上に蝕刻
されたウェハ101を用い、2回目の露光において微細
ピッチのL&Sパターンを重ね露光し、転写レジストパ
ターン102と基板上蝕刻パターンとの間の位置ずれを
モニタする手法である。これによりコマ収差等、転写パ
ターン位置がパターンピッチに依存する収差成分の測定
が可能となる。
【0010】しかしながら、測定のためにはレジストパ
ターンの形成、基板上蝕刻パターンの形成等の基板の加
工を行う必要があり、露光工程の増大、エッチングプロ
セスによる基板ひずみの問題、1回目と2回目の間での
露光合わせずれの問題などが残存する。また、露光及び
エッチングプロセスの増大により、これらプロセス中の
影響も測定値に関わってくるため、収差を高精度に測定
することは困難である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の収差測定方
法のうち、干渉縞法では、装置として組み上がった状態
での測定が困難である。また、Kirk法では、波面収差量
としては定量的には測定不可能であり、またコマ収差に
代表されるパターン転写位置ずれを主に起こす収差成分
については原理的に測定不可能である。また、重ね露光
法では測定のために基板を加工する必要があり、露光工
程の増大、エッチングプロセスによる基板歪みの問題、
1回目と2回目の間での露光合わせずれの問題などが残
存する。従って、パターン転写位置ずれを主に引き起こ
す収差成分、特にコマ収差についての高精度かつ簡便な
測定はできなかった。
【0012】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、パターン転写位置
ずれを伴う収差成分に対してその影響を簡便かつ高精度
に直接測定することを可能とする収差測定方法及び収差
測定用フォトマスクを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
収差測定方法は、光源からの露光光をフォトマスクに照
射し、該フォトマスクの縮小投影像を投影光学系を介し
てウェハ上に転写する投影露光装置に対し、前記投影光
学系の収差を測定する収差測定方法において、前記フォ
トマスクに、異なる周期からなる複数の周期パターンを
配置し、かつこれら複数の周期パターンの周期方向をそ
れぞれ同一方向を向けて配置しておき、該フォトマスク
を用いてウェハ上に転写を行って得られた転写パターン
の異なる周期パターン間の相対位置ずれ量を測定するこ
とにより収差を算出することを特徴とする。
【0014】本発明の望ましい形態は、以下に示す通り
である。 (1)前記収差測定は、異なる複数の周期パターンをウ
ェハ上に転写し、該転写パターンの異なる周期パターン
間の相対位置ずれ量を測定し、該測定結果より予め算出
した相対位置ずれ量と収差との関係に基づいて収差を算
出する。 (2)転写パターンの相対位置ずれ量を測定する手段と
して、SEM(走査電子顕微鏡)による測定が含まれ
る。 (3)転写パターンの相対位置ずれ量を測定する手段と
して、レーザ顕微鏡による測定が含まれる。 (4)転写パターンの相対位置ずれ量を測定する手段と
して、それぞれ異なる周期パターン状にコヒーレント光
を照射し、反射光同士を干渉させ得られるモワレ縞を元
に相対位置ずれ量を求める手法を用いる。
【0015】また、本発明の請求項2に係る収差測定用
フォトマスクは、光源からの露光光をフォトマスクに照
射し、該フォトマスクの縮小投影像を投影光学系を介し
てウェハ上に転写する投影露光装置に対する前記投影光
学系の収差測定に用いられる収差測定用フォトマスクに
おいて、異なる周期からなる複数の周期パターンが近接
する位置に配置され、かつこれら複数の周期パターンの
周期方向が同一方向を向いて配置されていることを特徴
とする。
【0016】本発明の望ましい形態としては、異なる周
期からなる複数の周期パターンを、それぞれ周期パター
ンのライン方向に連続して隣接配置する。また、本発明
の請求項3に係る収差測定用フォトマスクは、光源から
の露光光をフォトマスクに照射し、該フォトマスクの縮
小投影像を投影光学系を介してウェハ上に転写する投影
露光装置に対する前記投影光学系の収差測定に用いられ
る収差測定用フォトマスクにおいて、異なる周期からな
る複数の周期パターンを、該周期パターンの周期方向を
それぞれ同一にして近接する位置に配置したパターンブ
ロックが複数設けられ、該複数のパターンブロックの周
期方向がそれぞれ直交するように配置されていることを
特徴とする。
【0017】本発明の望ましい形態としては、パターン
ブロックとして、周期方向が直交したものと、これら直
交したパターンブロックの周期方向に対して45°ずれ
たものを用いる。
【0018】また、本発明の請求項4に係る収差測定用
フォトマスクは、前記フォトマスク上に描かれている複
数の周期パターンは、少なくとも2以上の第一の周期パ
ターンと、該第一の周期パターンとは異なり、少なくと
も2以上の第二の周期パターンとを具備し、前記第一の
周期パターンがその第二の周期パターンを挟んで該パタ
ーンのライン方向に交互に配置され、かつ第二の周期パ
ターンが第一の周期パターンを挟んでライン方向に交互
に配置されたものであり、同一の周期からなる周期パタ
ーン同士は180°位相を変えたものが含まれているこ
とを特徴とする。
【0019】また、本発明の請求項5に係る収差測定用
フォトマスクは、前記フォトマスク上に描かれているあ
る周期パターンの周期は、他の周期パターンの周期の整
数倍となっていることを特徴とする。
【0020】また、本発明の請求項6に係る収差測定用
フォトマスクは、前記投影光学系の開口数NA、露光波
長λ、投影光学系の縮小率の逆数M(>1)としたと
き、前記周期パターンの周期Pが λ/NA<P/M<1.5×λ/NA で与えられるものであることを特徴とする。
【0021】また、本発明の請求項7に係る収差測定用
フォトマスクは、前記フォトマスク上に描かれている周
期パターンのうち、周期の短い方の周期をPとし、用い
る投影露光装置の開口数NA、露光波長λ、縮小率の逆
数をM(>1)としたとき、 λ/(2NA)<P/M<λ/NA の関係を満たし、かつ前記フォトマスクは位相シフトマ
スクであることを特徴とする。 (作用)本発明では、周期方向が同一で周期の異なる複
数の周期パターンを近接して配置したフォトマスクを用
い、光源からの露光光を照明光学系を介してこのフォト
マスクに照射する。このフォトマスクに照射されたこと
により形成された縮小投影像をウェハ上に転写し、転写
されたパターンの周期方向の相対位置ずれ量を測定す
る。そして、この相対位置ずれ量の測定結果に基づい
て、投影光学系の収差を算出する。
【0022】これにより、パターン転写位置ずれを伴う
収差成分に対してその影響を直接露光装置を用いて測定
することが可能となる。また、2回以上の露光を必要と
せず、複雑なプロセスを踏まないため、測定の際に考慮
すべき誤差要因を減らすことができ、高精度の測定が可
能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の収差測定方法に用い
られる縮小投影露光装置の全体構成を示す模式図であ
る。この縮小投影露光装置は、光源1と、第一集光光学
系2と、均一化光学系3と、光源フィルタ8と、第二集
光光学系4と、フォトマスク5と、投影光学系6と、ウ
ェハ7とが、これらの順に露光光の光路に沿って配列さ
れている。
【0024】第一集光光学系2は、楕円反射鏡及びイン
プットレンズに相当する要素である。この第一集光光学
系2は、楕円鏡の他に球面鏡、平面鏡、レンズ等を適宜
配置している。この第一集光光学系2は、光源1から出
る光束をできるだけ効率よく均一化光学系3に入射する
役割を担っている。
【0025】また、均一化光学系3は、蠅の目レンズに
相当する要素である。均一化光学系3では、蠅の目レン
ズに代えて光ファイバ束や多面体プリズム等を使用する
ことも可能である。
【0026】第二集光光学系4は、アウトプットレンズ
及びコリメーションレンズに相当する要素である。この
第二集光光学系4は、均一化光学系3の複数の出射光を
重畳させ、さらに該重畳した出射光の像面でのテレセン
トリック性を確保する。また第二集光光学系4は、収差
補正がされている波長のみを選択透過するフィルタとコ
ールドミラーとを含むことがある。このフィルタは、光
束が光軸平行に近い第二集光光学系4内の所定位置に挿
入され、またコールドミラーは第二集光光学系4内の適
当な位置に挿入される。
【0027】このように構成された縮小投影露光装置に
おいて、フォトマスク5の位置から光源1側を見た堤
合、入射光の性質は、第二集光光学系4を通して均一化
光学系3から出てくる光が持つ特性(波長、コヒーレン
シー等)を示す。またフォトマスク5の位置から光源側
を見た湯合、均一化光学系3の出射側光強度分布が見か
け上の光源強度分布に見える。
【0028】このため、上記のように構成された縮小投
影露光装置においては、一般に均一化光学系3の出射側
に配置された光源フィルタ8を、2次光源又は有効光源
(effective source)と称している。有効光源像は投影
光学系の瞳位置に結像されるようになっており、投影光
学系の瞳の大きさ(NA)に対する光源像の大きさの比
は一般にコヒーレンスファクタ(σ)と呼ばれ、このσ
の値の大きさにより解像特性等が大きく変わってくるこ
とがよく知られている。
【0029】フォトマスク5がウェハ7上に投影される
時、投影露光パターンの形成特性である解像度、焦点深
度(DOF:Depth Of Focus)及びレジスト図に示すよ
うにパターン形状等は、露光量や、使用するレジストの
種類の他、投影光学系6の開口数NA、フォトマスク5
を照射する2次光源8、ウェハ7上のレジストを含む多
層膜の屈折率やその厚さ等によって定まる。
【0030】一方、本発明に適用されるフォトマスク5
については、図2に示すように、従来用いられてきた遮
光部21と透過部22により構成される種類のもの(C
OG:Cr On Glass )の他に、遮光部21を半透明膜2
3で透過部を通過する光との位相差が180度となるよ
うに構成された種類のもの(HT:HalfTone)や、隣合
う透過部の位相差を180度となるようにシフタ部24
をフォトマスク上に形成した種類のもの(Levenson-typ
e )等が、上記解像力や焦点深度等の特性向上の為に用
いられる。これらフォトマスク5の種類に応じて最適な
周期パターンが定まるが、詳しくは後述する。
【0031】収差の分類として、M.Born and E.wolf ,
Principles of Optics”にて示されているように、Seid
el5収差(球面(Spherical )、コマ(Coma)、非点
(Astigmatism )、像面湾曲(Field Curvature )、歪
曲(Distortion))による表現方法や、Zernike Polyno
mialによる表現方法がとられることが多い。また、K.H.
Toh el al によりIdentifying and Monitoring Effects
of Lens Aberrations in Project ion Printing-(SPIE
vol.772,1987) において、コマ収差や非点収差が存在
した場合の像強度分布のシミュレーション結果が示され
ている。該論文に於いてそれぞれの収差成分は以下のよ
うに与えられている。
【0032】波面収差量=exp(-iφ(f,g,x,y))、:投影
光学系の瞳関数に乗算される。 φ(f,g,x,y) = C lmn (x 2 +y2l (xf+yg )m
(f 2 +g2n f,g :瞳面での規格化座標、x ,y :像面での規格化座
標、C 002 :球面収差、C 011 :コマ収差、C 020 :非
点収差、C 101 :像面湾曲、C 110 :像面歪曲 上記収差成分を与える式に基づいて、L&Sパターンの
サイズと転写パターン位置ずれ量のコマ収差量依存性に
ついてのシミュレーション結果を図3に示す。なお、こ
のシミュレーションにおける計算条件は以下に示す通り
である。
【0033】 ・NA=0.6、λ=248nm、σ=0.75 ・L&Sパターン(duty比=1:1) また、照明条件として、通常照明(σ=0.75)及
び、輪帯照明(σ=0.75、輪帯遮蔽率ε=2/3)
でCOGフォトマスクを転写した際のシミュレーション
結果であり、横軸はパターンサイズを、縦軸はパターン
位置を示す。
【0034】パターン転写位置はベストフォーカス位置
での空間像計算より一定しきい値にて求めたエッジ位置
から決定している。実際の転写パターンにおいては、ウ
ェハ上の絶対位置を求めるのは非常に困難であるため、
コマ収差などにより発生するパターンの絶対シフト量に
ついては通常は測定不可能である。ここで、ピッチ及び
幅の異なるパターンを所望のパターン寸法に仕上げるた
めの露光量は、必ずしも同じではなく、パターンサイズ
により転写位置ずれ量が異なる。従って、この転写位置
ずれ量のパターンサイズ依存性を利用し、転写位置ずれ
量が最大になるパターンサイズの組み合わせを用いるこ
とで、コマ収差量を感度よく求める。
【0035】次に、本実施形態に係る収差測定用フォト
マスクの詳細な構成を図4に示す。図4(a)は図2
(a)のCOGマスクに用いられるパターンブロックの
詳細な構成を示す図であり、図4(b)は本収差測定用
フォトマスクの全体構成を示す図で、図4(a)に示す
パターンブロックが複数配置されている。
【0036】図4(a)に示すように、COGマスクを
用いて、基本周期パターン42とそのn倍周期パターン
(nは2以上の整数)とを交互に並べたパターンブロッ
ク41を有するフォトマスクを使用する。図4(a)で
はn=2の場合、すなわち基本周期パターン42とその
2倍周期パターン43が交互に並べられている場合を示
している。
【0037】また、両周期パターン42,43のパター
ンエッジを共有させ、パターンのライン方向に対して交
互に並べる。さらに、1/2周期ずらした同一周期パタ
ーンを隣接させる。すなわち、基本周期パターン42同
士はその2倍周期パターン43を挟んで1/2周期ずら
して配置され、逆に2倍周期パターン43は基本周期パ
ターン42を挟んで1/2周期ずらして配置される。こ
のような配置をとることにより、露光量のばらつきによ
る相対位置ずれのばらつきを補正することができる。
【0038】なお、感度の高い基本周期パターン42の
幅Pは、開口数をNA、露光波長をλ、投影光学系の縮
小率の逆数をM(>1)とした場合、Mλ/NA<P<
1.5Mλ/NAに設定したものである。この範囲の周
期Pを有する基本周期パターン42とその整数倍の周期
で形成したものを使用することで、パターン間の転写位
置ずれ量がほぼ最大、即ち測定の感度を最大とすること
が可能となる。
【0039】また、具体的な転写位置ずれ量が最大とな
る周期パターンの組み合わせは、図3に示すシミュレー
ション結果より明らかである。縦軸のパターン位置は、
収差=0のときに5.0μm(点線に示す)の位置とな
るように設定している。すなわち、0.6μmよりも大
きなパターンサイズにおいてはパターン位置は輪帯照明
で収差量が2λの場合、4.94μm程度を示している
が、これに対して最もパターン位置が離れているのは、
0.25μm程度のパターンサイズの場合である。従っ
て、コマ収差量を求める際にはこれらのパターンサイズ
を有したフォトマスクを用いて測定するのが感度が最も
高いこととなり、基本周期パターン42としては0.2
5μmL&Sパターンを用いる。
【0040】また、整数倍の周期で形成したものを用い
るのは、マスクパターン上のいかなる位置においてもパ
ターンエッジが共有しているため、これにより容易に測
定を行えることを考慮したものである。この相対位置ず
れ量を測定することにより、コマ収差量を推定すること
が可能となる。
【0041】また、図4(b)に示すように、パターン
周期の異なる周期パターンを周期方向が同一となるよう
に近接して形成したパターンブロック41を、例えば0
°,45°,90°方向に回転させたまとまりとして配
置し、フォトマスク面内の適当な箇所に複数個配置す
る。このフォトマスクを縮小投影露光装置を用いてウェ
ハ上に露光し、得られた転写パターンの周期方向に関す
る相対位置ずれを測長SEM等で測定する。
【0042】上記実施形態に係る収差測定方法の動作を
説明する。図1に示すように、光源1から照射された露
光光は第一集光光学系2に入射し、集光されて効率よく
均一化光学系3に出射される。均一化光学系3では集光
された露光光が均一化され、この集光された露光光は光
源フィルタ8を介して第二集光光学系4に入射される。
第二集光光学系4で再び集光された露光光はフォトマス
ク5に出射され、所望のマスクパターンを有する光学像
が形成される。この光学像は投影露光光学系6を介して
ウェハ7上に転写される。
【0043】上記動作においてフォトマスク5から転写
されたウェハ7上のレジスト転写パターンのうちの一つ
のパターンブロックを図5に示す。図5に示すように転
写パターン像は図4に示したマスクパターンと同じパタ
ーンとなるが、収差の影響により転写位置ずれが生じ
る。この転写位置ずれは、図5においてパターンエッジ
位置のずれとなって顕在化する。従って、転写位置ずれ
は、例えば図5においてほぼ一直線上に位置するパター
ンエッジ位置であるA点とB点のx軸方向の相対位置ず
れを測長SEM等により測定することにより知ることが
できる。
【0044】なお、露光量のばらつきにより転写パター
ンの幅もばらつくこととなるが、この露光量のばらつき
を補正するためにC点とD点を併せて用いる。すなわ
ち、A点とC点は、例えば露光量が多くなることにより
左右に同一の幅ずれることとなる。同様に、B点とD点
も左右に同一の幅ずれる。ここで、これらA点とC点の
x軸方向のパターンエッジ位置の平均値をとり、かつB
点とD点のx軸方向のエッジ位置の平均値をとり、この
両者平均値から相対位置ずれを測定することにより、露
光量のばらつきを補正することができる。
【0045】さらに、ウェハ7上のレジスト転写パター
ンにおいて、図4(b)に示すマスクパターンと同様に
図5に示した転写パターンブロック41が複数あるた
め、これら複数の転写パターンブロック41についてそ
れぞれ上記相対位置ずれを測定する。これにより、収差
の周期方向依存性を知ることができる。
【0046】これら相対位置ずれ量の測定結果に基づい
て、コマ収差量を図3を用いて算出する。この結果パタ
ーン転写位置ずれ量はコマ収差0.2λに対して、約1
0〜20nm程度が得られることがシミュレーションに
より見積もられているため、上記周期パターンを含むフ
ォトマスクを用いることで最も感度のよい測定が可能と
なる。
【0047】以上説明したように、一度の露光工程にて
コマ収差量を測定・評価することが可能となり、従来必
要とされてきた重ね合わせ露光を用いる必要がなく、測
定が容易となる。また収差測定用フォトマスクを製作す
るまでに必要とされた露光工程、エッチングプロセス等
による影響を考慮する必要がない。従って、測定の信頼
性が向上する。
【0048】なお、本実施形態ではCOGマスクを用い
た場合を示したが、図2(b)に示したハーフトーンマ
スクを適用することも可能である。また、望ましい基本
周期パターンの周期は、測定条件に応じて種々変更可能
である。
【0049】(第2実施形態)図6は、本発明の第2実
施形態に係る収差測定用フォトフォトマスクの全体構成
を示す図であり、このフォトマスクはレベンソン型位相
シフトマスクに適用した場合について示す。なお、本実
施形態において第1実施形態と重複する部分については
説明を省略する。
【0050】図6(a)は図2(c)に示すレベンソン
型マスクに用いられるパターンブロックの詳細な構成を
示す図であり、図6(b)は本収差測定用フォトマスク
の全体構成を示す図で、図6(a)に示すパターンブロ
ックが複数配置されている。
【0051】図6(a)に示すように、レベンソン型マ
スクを用いて、基本周期パターン62とそのn倍周期パ
ターン(nは2以上の整数)とを交互に並べたパターン
ブロック61を有するフォトマスクを使用する。図6
(a)ではn=2の場合、すなわち基本周期パターン6
2とその2倍周期パターン63が交互に並べられている
場合を示している。また、両周期パターン62,63の
パターンエッジを共有させ、さらに1/2周期ずらした
同一周期パターンを隣接させる。
【0052】また、上記第1実施形態に示した収差成分
を与える式に基づいて、レベンソン型マスクとCOGマ
スクについて、それぞれ低σ照明(σ=0.3)にて転
写した際のL&Sパターンのサイズと転写パターン位置
ずれ量のコマ収差量依存性についてのシミュレーション
結果を図7に示す。横軸はパターンサイズ、縦軸はパタ
ーン位置である。なお、このシミュレーションにおける
計算条件は以下に示す通りである。
【0053】 ・NA=0.6、λ=248nm、σ=0.3 ・L&Sパターン(duty比=1:1) また、感度の高い基本周期パターン62の幅Pは、開口
数をNA、露光波長をλ、投影光学系の縮小率の逆数を
M(>1)とした場合、Mλ/2NA<P<λ/NAに
設定したものである。この範囲の周期Pを有する基本周
期パターン62とその整数倍の周期で形成したものを使
用することで、パターン間の転写位置ずれ量がほぼ最
大、すなわち測定の感度を最大とすることができる。
【0054】また、具体的な転写位置ずれ量が最大とな
る周期パターンの組み合わせは、図7に基づいて定めら
れる。すなわち、このマスクにおけるパターンサイズ依
存性は、図3に示したCOGマスクを用いたσ=0.7
5の場合とはその特性が異なる。具体的には、特に解像
限界付近のものとその倍周期パターンとを比較する場合
が最も感度がよいことがわかる。すなわち、基本周期パ
ターンとして解像限界付近である0.12μmL&Sを
用いる。このパターンサイズにおいては、最もパターン
位置が小さくなっており、この2倍周期のパターンサイ
ズにおいては、パターン位置が最も大きくなっている。
従って、これら両パターンサイズにおける転写位置ずれ
量は最も最大となり、感度が最も良くなる。
【0055】従って、この0.12μmと0.24μm
L&Sを用いて転写位置ずれ量を求める。具体的な転写
位置ずれ量の測定は、第1実施形態で示したのと同様の
手法による。この測定の結果、パターン転写位置ずれ量
はコマ収差0.2λに対して、約30〜40nm程度が
得られることがシミュレーションにより見積もられてい
る。本発明において上記パターンを含むフォトマスクを
用いることで最も感度のよい測定が可能となる。
【0056】また、パターン周期の異なる周期パターン
を周期方向が同一となるように近接して形成したパター
ンブロック61を、例えば0°,45°,90°方向に
回転させたまとまりとして配置し、フォトマスク面内の
適当な箇所に複数個配置する。測定の際には、これら複
数のパターンブロック61についてそれぞれ相対位置ず
れ量を測定することにより、収差の周期方向依存性を知
ることができる。
【0057】このように、周期パターンの周期を、投影
露光装置の解像限界とその2倍の周期で形成したものを
使用することで、パターン間の転写位置ずれ量がほぼ最
大、即ち感度が最大とすることが可能となる。よって、
この位置ずれ量を測定することにより、コマ収差量を推
定することが可能となる。
【0058】これら実施形態で示した収差測定方法及び
収差測定用フォトマスクは、LSIの微細加工技術であ
る光リソグラフィ技術において、特に用いる露光装置の
評価において有効であり、この発明に基づいて得られた
収差量を一定レベル以下に押さえるような仕様を露光装
置に適用していくことで、LSI製造においてより大き
な収率を得ることが可能となり、その工業的価値は極め
て高いと考えられる。
【0059】なお、上記第1,2実施形態においてはパ
ターンのduty比が1:1のL&Sパターンについて
説明を行ってきたが、duty比は必ずしも1:1であ
る必要はない。また露光条件についても、上記に示した
条件である必要はなく、例えばi線、ArF等、別の露
光波長や、異なるNA値、σ値、σ形状であってもなん
ら差し支えない。またフォトマスクについても、CO
G、レベンソン型マスク以外についても、例えばハーフ
トーンマスク等を用いることについてはなんら問題を生
じるものではない。
【0060】また、異なる周期のパターンをフォトマス
ク上に配置する手法については図4,図6に示した以外
の配置であっても、相対的な転写パターン位置ずれが測
定できるようになっていればなんら差し支えるものでは
ない。すなわち、基本周期パターンに対して整数倍周期
のパターンでなくても、パターン周期が異なれば測定可
能である。また、複数のパターンブロックの回転角度は
上記実施形態に示したものに限定されるものではない。
【0061】また、1次元方向の周期パターンを用いて
いたが、2次元的な周期パターンのある周期方向の相対
位置ずれを測定することにしても、なんら本発明の骨子
からはずれるものとはならない。また、基本周期パター
ン及びその整数倍周期パターンの配置される数及びパタ
ーンブロックの配置される数は上記実施形態には限定さ
れない。
【0062】また、測長SEMを用いて相対位置ずれ量
を測定する場合を示したが、例えばレーザ顕微鏡により
測定する場合や、本収差測定用フォトマスクにコヒーレ
ント光を照射し、反射光同士を干渉させて得られるモワ
レ縞に基づいて測定する場合等、何でも良い。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る収差
測定方法及び収差測定用フォトマスクによれば、パター
ンサイズに応じた転写パターンのウェハ上での位置ずれ
量の差を周期方向が一致したフォトマスクを用いて測定
することで、1回の露光のみでコマ収差量を容易に算出
することができる。また、複雑なプロセスを踏まないた
め、測定の際に考慮すべき誤差要因を減らすことがで
き、高精度かつ容易な測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる縮小投影露光装置の概略図。
【図2】投影露光装置に用いるフォトマスクの種類につ
いての概略図
【図3】コマ収差量を変化させた場合のパターン転写位
置のパターンサイズ依存性を示す図。
【図4】本発明の第1実施形態に係る収差測定用フォト
マスクのマスクパターンの全体構成を示す図。
【図5】本発明の第1実施形態に係るウェハ上の転写パ
ターンのパターンブロックを示す図。
【図6】本発明の第2実施形態に係る収差測定用フォト
マスクのマスクパターンの全体構成を示す図。
【図7】コマ収差量を変化させた場合のパターン転写位
置のパターンサイズ依存性を示す図。
【図8】従来の収差測定手法である干渉縞法を説明する
ための模式図。
【図9】従来の収差測定手法であるKirk法を説明するた
めの模式図。
【図10】従来の収差測定手法である重ね露光法を説明
するための模式図。
【符号の説明】
1 光源 2 第一集光光学系 3 均一化光学系 4 第二集光光学系 5 フォトマスク 6 投影光学系 7 ウェハ 8 光源フィルタ 21 遮光部 22 透過部 23 半透明膜 24 シフタ部 25 非シフタ部 41,61 パターンブロック 42,62 基本周期パターン 43,63 2倍周期パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/30 528

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの露光光をフォトマスクに照射
    し、該フォトマスクの縮小投影像を投影光学系を介して
    ウェハ上に転写する投影露光装置に対し、前記投影光学
    系の収差を測定する収差測定方法において、 前記フォトマスクに、異なる周期からなる複数の周期パ
    ターンを配置し、かつこれら複数の周期パターンの周期
    方向をそれぞれ同一方向を向けて配置しておき、該フォ
    トマスクを用いてウェハ上に転写を行って得られた転写
    パターンの異なる周期パターン間の相対位置ずれ量を測
    定することにより収差を算出することを特徴とする収差
    測定方法。
  2. 【請求項2】 光源からの露光光をフォトマスクに照射
    し、該フォトマスクの縮小投影像を投影光学系を介して
    ウェハ上に転写する投影露光装置に対する前記投影光学
    系の収差測定に用いられる収差測定用フォトマスクにお
    いて、 異なる周期からなる複数の周期パターンが近接する位置
    に配置され、かつこれら複数の周期パターンの周期方向
    が同一方向を向いて配置されていることを特徴とする収
    差測定用フォトマスク。
  3. 【請求項3】 光源からの露光光をフォトマスクに照射
    し、該フォトマスクの縮小投影像を投影光学系を介して
    ウェハ上に転写する投影露光装置に対する前記投影光学
    系の収差測定に用いられる収差測定用フォトマスクにお
    いて、 異なる周期からなる複数の周期パターンを、該周期パタ
    ーンの周期方向をそれぞれ同一にして近接する位置に配
    置したパターンブロックが複数設けられ、該複数のパタ
    ーンブロックの周期方向がそれぞれ直交するように配置
    されていることを特徴とする収差測定用フォトマスク。
  4. 【請求項4】 前記フォトマスク上に描かれている複数
    の周期パターンは、少なくとも2以上の第一の周期パタ
    ーンと、該第一の周期パターンとは異なり、少なくとも
    2以上の第二の周期パターンとを具備し、 前記第一の周期パターンがその第二の周期パターンを挟
    んで該パターンのライン方向に交互に配置され、かつ第
    二の周期パターンが第一の周期パターンを挟んでライン
    方向に交互に配置されたものであり、同一の周期からな
    る周期パターン同士は180°位相を変えたものが含ま
    れていることを特徴とする請求項2又は3記載の収差測
    定用フォトマスク。
  5. 【請求項5】 前記フォトマスク上に描かれているある
    周期パターンの周期は、他の周期パターンの周期の整数
    倍となっていることを特徴とする請求項2又は3記載の
    収差測定用フォトマスク。
  6. 【請求項6】 前記投影光学系の開口数NA、露光波長
    λ、投影光学系の縮小率の逆数M(>1)としたとき、
    前記周期パターンの周期Pが λ/NA<P/M<1.5×λ/NA で与えられるものであることを特徴とする請求項2又は
    3記載の収差測定用フォトマスク。
  7. 【請求項7】 前記フォトマスク上に描かれている周期
    パターンのうち、周期の短い方の周期をPとし、用いる
    投影露光装置の開口数NA、露光波長λ、縮小率の逆数
    をM(>1)としたとき、 λ/(2NA)<P/M<λ/NA の関係を満たし、 かつ前記フォトマスクは位相シフトマスクであることを
    特徴とする請求項2又は3記載の収差測定用フォトマス
    ク。
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