JP4373706B2 - 携帯内視鏡の光源装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、操作部に対して着脱自在に設けられた携帯内視鏡の光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯内視鏡の光源装置は一般に、操作部に配置された照明用ライトガイドの入射端部に照明光を供給するように操作部に対して着脱自在に取り付けられ、内視鏡検査後の洗浄消毒の際に水が浸入しない防水構造になっている。
【0003】
そして、発光源である光源ランプに電力を供給するための電源として例えば電池とAC/DCアダプタ等のように複数種類の電源を使用できるよう、光源ランプが配置されたランプ室ユニットと光源ランプに電力を供給するための電源を内蔵する電源ユニットとが接続/分離自在に構成されて、ランプ室ユニットと電源ユニットとが各々水密に構成されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−70385号、段落〔0023〕等
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のように構成された従来の携帯内視鏡の光源装置は、使用中に誤って床に落としてカバー部材に微細なひび割れ等が生じたような場合に、水密構造が維持されているかどうか検知することができない。
【0006】
そのため、そのまま薬液への浸漬消毒等を行って薬液が内部に浸入し、次の内視鏡検査中に回路の腐食や短絡等により光源ランプの点灯不良が発生して、内視鏡検査を打ち切らざるを得なくなってしまう場合がある。
【0007】
そこで本発明は、各々が水密構造に形成された電源ユニットとランプ室ユニットとが分離自在に連結された携帯内視鏡の光源装置において、電源ユニットとランプ室ユニットの双方の水密構造が維持されているかどうかを容易に検知して、水漏れに起因する点灯不良等の発生を防止することができる携帯内視鏡の光源装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の携帯内視鏡の光源装置は、携帯内視鏡の操作部に配置された照明用ライトガイドの入射端部に照明光を供給するように操作部に対して着脱自在に取り付けられる携帯内視鏡の光源装置であって、発光源である光源ランプが配置されたランプ室ユニットと光源ランプに電力を供給するための電源を内蔵する電源ユニットとが接続/分離自在に構成されたものにおいて、電源ユニットとランプ室ユニットを接続状態において全体として水密に構成すると共に、電源ユニット内とランプ室ユニット内とを連通させる通気孔を電源ユニットとランプ室ユニットとの接続部に形成し、外部から電源ユニット内に加圧気体を送り込むための加圧口を電源ユニットに設けたものである。
【0009】
なお、加圧口が、電源である電池を電源ユニット内に出し入れするための通常は着脱自在なキャップによって水密に塞がれた開口であり、その開口にキャップに代えて加圧部材を接続することにより電源ユニット内が加圧され、それと同時に、通気孔を介して電源ユニット内と連通するランプ室ユニット内も加圧されるようにしてもよい。
【0010】
また、電源ユニットとランプ室ユニットとの接続部に各々、電気絶縁材によって保持された電気接点が配置されていて、電源ユニットとランプ室ユニットの双方の電気絶縁材に通気孔が形成されていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図2において、携帯内視鏡の挿入部2の基端に連結された操作部1の上部側面には、光源装置10が着脱自在に接続される光源装置受け筒4が突設されており、その底面中央位置に照明用ライトガイド3の入射端部3aが配置されている。
【0012】
光源装置10のランプ室ユニット10Aには、光源装置受け筒4に螺合する締め環11が軸線周りに回転自在に配置されている。12は、発光源である例えば豆電球又は発光ダイオード等からなる光源ランプ、13は集光レンズ、10Sは手動スイッチである。
【0013】
そのような光源ランプ12に発光電力を供給するための電源として、電池14を内蔵する電源ユニット10Bがランプ室ユニット10Aに対して接続/分離自在に設けられている。ただし、電源ユニット10Bが交流商用電源からの入力を直流に変換するAC/DCアダプタ等であっても差し支えない。
【0014】
電源ユニット10Bの一端側には、ランプ室ユニット10Aに設けられた受けネジ(雄ネジ)16に対して螺脱自在な雌ネジが形成された手動回転リング17が回転自在に配置されている。
【0015】
電源ユニット10Bの他端側には、内蔵する電池14を出し入れするための電池取り出し口19oを気密に塞ぐキャップ15が、キャップ受けネジ(雄ネジ)19sに対して螺脱自在に回転自在に螺合している。
【0016】
また、例えば1.2気圧(絶対圧)程度の加圧空気を送り出すように設定された検査用送気ポンプ50の送気チューブ51の先端に送気口接続環52が取り付けられており、その送気口接続環52も、キャップ15に代えて、電源ユニット10Bのキャップ受けネジ19sに螺合接続することができるようになっている。
【0017】
図3と図4は、ランプ室ユニット10Aに対して電源ユニット10Bが連結された状態と分離された状態とを示しており、図3には、ランプ室ユニット10Aの締め環11と操作部1の光源装置受け筒4との螺合連結部も図示されている。
【0018】
ランプ室ユニット10Aの先端側の部分には集光レンズ13と光源ランプ12が内蔵されると共に、後端側の部分には手動スイッチ10Sが配置され、ランプ室ユニット10Aを囲むカバー部材の継ぎ目部分等が全てOリング30によってシールされて、ランプ室ユニット10Aは後述する通気孔24部分を除いて全体が単独で水密にシールされている。
【0019】
また、電池14を内蔵する電源ユニット10Bも、キャップ15の取り付け部を含めて、カバー部材の継ぎ目部分等が全てOリング30によってシールされて、後述する通気孔26部分を除いて、全体が単独で水密にシールされている。
【0020】
ランプ室ユニット10Aに電源ユニット10Bを連結するためのランプ室ユニット10A側の受けネジ16は、ランプ室ユニット10Aの側面から側方に突出形成された円筒状部の外周面に形成されている。
【0021】
そして、その内側位置に固定された電気絶縁材23に正負両極の接点ピン22a,22bが保持されると共に、ランプ室ユニット10A内と外部とを連通させる通気孔24が接点ピン22a,22bと並んで電気絶縁材23に貫通形成されている。
【0022】
電源ユニット10Bは、電池14を収容する導電性金属製の内筒19a,19bの外面に電気絶縁性の外筒19cを被覆して外装されており、内筒19bに対して螺脱自在なキャップ15も、導電性金属製の内キャップ15aの外面に電気絶縁性の外キャップ15bを被覆した構成になっている。
【0023】
電源ユニット10Bをランプ室ユニット10Aに連結するために電源ユニット10B側に設けられている手動回転リング17は、受けネジ16に対して螺脱自在な金属製の雌ネジ環17aをプラスチック製の操作環17bの内側に一体にインサート成形して構成されており、軸線周りに回転自在であるが、外筒19cに対して固定的に形成されている抜け止めストッパ20によって軸線方向の移動が規制されて、電源ユニット10Bから抜け出さないようになっている。
【0024】
電源ユニット10Bの手動回転リング17が設けられている側の突端部分には、正負両極の接点部材21a,21bが電気絶縁材25で保持された状態に配置され、電源ユニット10B内と外部とを連通させる通気孔26が接点部材21a,21bと並んで電気絶縁材25に貫通形成されている。
【0025】
そのような構成により、電源ユニット10Bに配置されている手動回転リング17をランプ室ユニット10Aに配置されている受けネジ16に螺合させて締め付けることによって、電源ユニット10Bとランプ室ユニット10Aとが全体として水密にシールされた状態に連結されて接点部材21a,21bと接点ピン22a,22bが導通し、受けネジ16に対する手動回転リング17の螺合を緩めれば、電源ユニット10Bがランプ室ユニット10Aから取り外される。
【0026】
図1は、電源ユニット10Bからキャップ15を取り外して内部の電池14を取り出し、キャップ15に代えて検査用送気ポンプ50の送気口接続環52を電源ユニット10Bのキャップ受けネジ19sに螺合させた状態を示している。
【0027】
この状態では、電源ユニット10Bに対する送気口接続環52の接続部はOリング30によってシールされ、電源ユニット10Bの通気孔26とランプ室ユニット10Aの通気孔24とが互いに連通する状態になる。
【0028】
そこで、検査用送気ポンプ50から加圧空気を送り出すことにより、通常はキャップ15で塞がれている電池取り出し口19oから電源ユニット10B内に加圧気体が送り込まれて電源ユニット10B内の圧力が上昇し、それと同時に、加圧空気が通気孔26,24を介してランプ室ユニット10A内に送り込まれ、ランプ室ユニット10A内の圧力が上昇する。
【0029】
したがって、ランプ室ユニット10Aと電源ユニット10Bのどこかに水密構造の破綻が発生していれば、上述のような加圧作業を水中で行うことにより、破綻部から泡が発生するのを視認することができるので、ランプ室ユニット10Aと電源ユニット10Bの双方の水密構造が維持されているかどうかを容易に検知して、水漏れに起因する点灯不良等を防止することができる。
【0030】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、加圧口は必ずしも電池取り出し口19oである必要はなく、通常は塞がれている他の開口等を利用してもよいし、加圧空気を送り込むための専用の開口を通常は塞がれているように設けても差し支えない。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、電源ユニット内とランプ室ユニット内とを連通させる通気孔を電源ユニットとランプ室ユニットとの接続部に形成し、外部から電源ユニット内に加圧気体を送り込むための加圧口を電源ユニットに設けたことにより、加圧口から加圧気体を電源ユニット内に送り込むだけで、電源ユニットとランプ室ユニットの双方の水密構造が維持されているかどうかを容易に検知して、水漏れに起因する点灯不良等の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の携帯内視鏡の光源装置の水漏れ試験の状態を示す側面断面図である。
【図2】本発明の実施例の携帯内視鏡の全体構成図である。
【図3】本発明の実施例の携帯内視鏡の光源装置のランプ室ユニットと電源ユニットとが連結された状態の側面断面図である。
【図4】本発明の実施例の携帯内視鏡の光源装置のランプ室ユニットと電源ユニットとが分離された状態の側面断面図である。
【符号の説明】
10 光源装置
10A ランプ室ユニット
10B 電源ユニット
12 光源ランプ
14 電池
15 キャップ
19o 電池取り出し口(加圧口)
23 電気絶縁材
24 通気孔
25 電気絶縁材
26 通気孔
30 Oリング
50 検査用送気ポンプ
51 送気チューブ
52 送気口接続環

Claims (3)

  1. 携帯内視鏡の操作部に配置された照明用ライトガイドの入射端部に照明光を供給するように上記操作部に対して着脱自在に取り付けられる携帯内視鏡の光源装置であって、発光源である光源ランプが配置されたランプ室ユニットと上記光源ランプに電力を供給するための電源を内蔵する電源ユニットとが接続/分離自在に構成されたものにおいて、
    上記電源ユニットと上記ランプ室ユニットを接続状態において全体として水密に構成すると共に、上記電源ユニット内と上記ランプ室ユニット内とを連通させる通気孔を上記電源ユニットと上記ランプ室ユニットとの接続部に形成し、外部から上記電源ユニット内に加圧気体を送り込むための加圧口を上記電源ユニットに設けたことを特徴とする携帯内視鏡の光源装置。
  2. 上記加圧口が、電源である電池を上記電源ユニット内に出し入れするための通常は着脱自在なキャップによって水密に塞がれた開口であり、その開口に上記キャップに代えて加圧部材を接続することにより上記電源ユニット内が加圧され、それと同時に、上記通気孔を介して上記電源ユニット内と連通する上記ランプ室ユニット内も加圧される請求項1記載の携帯内視鏡の光源装置。
  3. 上記電源ユニットと上記ランプ室ユニットとの接続部に各々、電気絶縁材によって保持された電気接点が配置されていて、上記電源ユニットと上記ランプ室ユニットの双方の電気絶縁材に上記通気孔が形成されている請求項1又は2記載の携帯内視鏡の光源装置。
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