JP3249014B2 - 簡易型内視鏡装置 - Google Patents
簡易型内視鏡装置Info
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Description
光を供給するための照明光供給ユニットが操作部に対し
て着脱自在に設けられた簡易型内視鏡装置に関する。
る簡易型の内視鏡装置は、豆電球とその電源である乾電
池を内蔵した照明光供給ユニットが内視鏡の操作部に取
り付けられる構造になっている。
して電池が用いられていると、内視鏡検査の途中で電池
に寿命がきて照明が暗くなり、内視鏡検査を続行するこ
とができなくなる場合がある。
のは医師にとっては非常に面倒であり、その間待たされ
る患者にとっては甚だ苦痛である。また、不運にも交換
用の電池が無ければ、検査を途中で止めてしまわなけれ
ばならないという重大な不都合が生じる。
池交換の必要がなくて、内視鏡検査を途中で中断される
恐れのない簡易型内視鏡装置を提供することを目的とす
る。
め、本発明の簡易型内視鏡装置は、被写体を照明するた
めのライトガイドの入射端部を操作部に配置すると共
に、上記ライトガイドに照明光を供給するための照明光
供給ユニットを上記操作部に対して着脱自在に設けた簡
易型内視鏡装置において、商用交流電源に接続すること
により所定の直流電圧を出力する交流/直流アダプタを
上記照明光供給ユニットに接続自在に設けたことを特徴
とする。
ーブルを介して上記照明光供給ユニットに接続し、上記
照明光供給ユニットは、上記接続ケーブルが接続された
状態では外部から内部に水が侵入しないように構成する
とよい。
いて、可撓管によって外装された挿入部1の基端側には
操作部2が連結されている。操作部2の下側約4分の3
の部分は握り部3であり、その握り部3と挿入部1との
間に、鉗子挿入部4が斜め前方に向けて突出して設けら
れている。
には、挿入部1内に挿通された鉗子チャンネル(図示せ
ず)を通しての吸引操作を行うための吸引操作弁6と、
挿入部1の先端部分に形成された湾曲部(図示せず)を
遠隔的に湾曲操作するための湾曲操作レバー7が前面と
後面に配置され、接眼部8が上面に突設されている。
イババンドル9は、入射端部が操作機構部5内に配置さ
れ、挿入部1内と操作部2の握り部3内を通って、射出
端部は挿入部1の先端に配置されている。
に対して照明光を供給するための照明光供給ユニット3
0が、操作機構部5の側面部分に着脱自在に取り付けら
れている。
イドファイババンドル9に供給する照明光を放射する光
源ランプとその電源となる電池を内蔵するものである
が、本発明においては、電池を取り外して、交流/直流
アダプタ60に接続された接続ケーブル61がそこに接
続されている。
30が取り外された状態の断面を拡大して示している。
操作部2の操作機構部5部分を外装する本体ケース11
は、プラスチック製である。湾曲操作レバー7を支持す
る軸受筒12と吸引操作弁6は、本体ケース11に穿設
された貫通孔に嵌挿されて、各々そこで水密にシールさ
れている。軸受筒12と吸引操作弁6の基部は各々操作
部2内のフレーム13に固定されている。
口には蓋体15が嵌め込まれ、その嵌合面にはシール用
のOリング16が装着されていて、隙間から内部に水が
侵入しないようになっている。なお、Oリング16は装
着されることによって潰されるが、図には潰される前の
自然状態の断面が図示されている(以下、同じ)。
軸位置には、基部が操作部2内のフレーム13に固定さ
れた支持筒17が配置されている。そして、支持筒17
にネジ止め連結されたライトガイド取付筒18が外方に
突出していて、そのライトガイド取付筒18の中心軸位
置に、ライトガイドファイババンドル9の入射端部がネ
ジ止め固定されている。
先端部分に凹凸レンズ20が水密に接合された筒状のレ
ンズ取付筒19が、キャップ状に被せられて螺合固定さ
れていて、それによって、凹凸レンズ20がライトガイ
ドファイババンドル9の入射端面に近接して対向する位
置に位置決めされている。
接続部においてその周りを囲んで配置されたOリング受
け枠22は、外面において蓋体15中央の孔と嵌合し、
内面においてレンズ取付筒19の外面と嵌合しており、
その嵌合部には各々シール用のOリング24,25が装
着されていて、隙間から内部に水が侵入しないようにな
っている。
において外部から水が侵入しない水密構造に構成されて
いる。挿入部1が同様に水密構造に形成されていること
は勿論である。したがって、照明光供給ユニット30が
取り付けられていない内視鏡だけの状態で消毒液等に浸
漬しても、浸水事故の恐れがない。
枠22にまたがる部分を囲んで配置された接続筒23
は、基部が蓋体15の孔の内面にネジ止め固定されてい
て、中間部分の外周面には雄ネジ23aが螺設され、そ
れより先側の外周面は次第に細くなるテーパ面に形成さ
れていて、そのテーパ面の途中にシール用のOリング2
6が装着されている。
字形の筒状に形成されており、その本体ケース31はプ
ラスチック製である。そして、その曲がり部に、光源ラ
ンプ32がランプソケット33に取り付けられて配置さ
れている。
上に配置されていて、光源ランプ32から放射された照
明光を短筒の軸線上に収束させるための反射鏡34が、
光源ランプ32を囲むようにランプソケット33に取り
付けられている。
ス31が開口形成されていて、その開口口元に底蓋35
が着脱自在に螺合している。底蓋35と本体ケース31
との嵌合面には、シール用のOリング36が装着されて
いて、隙間から内部に水が侵入しないようになってい
る。また、底蓋35とランプソケット33との間には圧
縮コイルスプリング37が介装されていて、ランプソケ
ット33と反射鏡34を弾力的に固定している。
は、操作部2に設けられた接続筒23のテーパ面に係合
する形状のテーパ状開口部を有する接続筒受け筒46
が、内側からナット47で締めつけ固定されている。
1との嵌合面には、シール用のOリング48が装着され
ていて、隙間から内部に水が侵入しないようになってお
り、接続筒受け筒46の内端部には、平行平面状の透明
板49が水密に接合されている。このようにして、照明
光供給ユニット30は、後述する他の部分も含め、全て
の部分において外部から水が侵入しない水密構造に構成
されている。
続筒23の雄ネジ23aに螺合する雌ネジ50aが形成
された締め付け輪50が軸方向に抜け出さないように取
り付けられている。
明光供給ユニット30を操作部2側に接近させて、接続
筒23と接続筒受け筒46のテーパ面どうしを密着さ
せ、締め付け輪50の雌ネジ50aを接続筒23の雄ネ
ジ23aに締め込めば、図1に示されるように、照明光
供給ユニット30が操作部2に接続された状態になる。
れたOリング26が接続筒受け筒46によって潰される
ので、接続部内には外部から水が侵入しない。したがっ
て、照明光供給ユニット30が操作部2に取り付けられ
た状態で消毒液等に浸漬しても、浸水事故の恐れがな
い。
操作部2に取り付けられると、光源ランプ32から放射
された照明光が、反射鏡34で反射されたあと、透明板
49及び凹凸レンズ20を通過してライトガイドファイ
ババンドル9の入射端面に集光し、ライトガイドファイ
ババンドル9に入射する。
面で密着するので、締め付け輪50を接続筒23に対し
てきつく締め込むことによって、照明光供給ユニット3
0は操作部2に対して全く動かないように固定される。
緩めれば、照明光供給ユニット30は照明光の光軸を中
心にして自由に回動させることができる。したがって、
図2にθで示される操作部2に対する照明光供給ユニッ
ト30の取り付け角度を任意に調整し、その状態で締め
付け輪50をきつく締め込むことによって、照明光供給
ユニット30を最も使いやすい状態にセットすることが
できる。
明光供給ユニット30の全体構成が示されており、図4
には、接続ケーブル61の両端接続部の接続を解除した
状態が示されている。
配電されている100ボルトの商用交流電源のコンセン
トに差し込まれる差し込みプラグ62が付いており、1
00ボルトの交流電圧を、光源ランプ32を点灯させる
のに適した例えば3ボルトの直流電圧に変換して、出力
端子部63の接点64に出力する。
ブ65内に二本の電線66を挿通して形成されており、
その両端部には、各々接続コネクタ68,69が取り付
けられている。
コネクタ68には、電線66を接点64に接続するため
の二本の接点ピン71が突設されていて、締め付け輪7
2を出力端子部63に螺合させることによって交流/直
流アダプタ60に連結され、その螺合を解くことによっ
て取り外される。
コネクタ69は、照明光供給ユニット30の長筒部内の
電池ケース74内に挿脱され、電気絶縁性の差し込み本
体75に取り付けられて電線66に接続された二つの接
点76が、本体ケース31内の電極42,43に接触す
るようになっている。電極42,43は、各々リード線
44によって光源ランプ32に接続されている。
への通電をオンオフ操作するためのスイッチが設けられ
ているが、その図示は省略されている。そのスイッチ部
分は、外部から内部に水が侵入しないように水密にシー
ルされている。
蓋部78は本体ケース31の端部開口部に螺合され、両
者の境界部にはシール用のOリング79が装着されてい
る。また、差し込み本体75と接続ケーブル61のチュ
ーブ65とを接続する接続筒81と蓋部78の内周面と
の間にもシール用のOリング82が装着されている。
て交流/直流アダプタ60と照明光供給ユニット30を
接続することにより、100ボルトの商用交流電源から
変換された直流電圧によって光源ランプ32が点灯し
て、照明光がライトガイドファイババンドル9に供給さ
れる。
ールされていないが、接続ケーブル61は単体で水密に
シールされており、また照明光供給ユニット30は接続
ケーブル61を接続することによって水密にシールされ
る。
ることにより所定の直流電圧を出力する交流/直流アダ
プタを照明光供給ユニットに接続自在に設けたので、照
明光供給ユニットの電池交換の必要がなくて、内視鏡検
査を、途中で中断される心配なく安心して行うことがで
きる。
ユニットに接続する接続ケーブルが接続された状態では
照明光供給ユニット内に外部から水が侵入しないように
構成することにより、照明光供給ユニットの洗浄、消毒
を確実に行うことができる。
ニットが取り付けられた状態の拡大平面断面図である。
ニットが取り付けられた状態の側面図である。
ニットを分離した状態の拡大平面断面図である。
直流アダプタの接続を解除した状態の拡大平面断面図で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】被写体を照明するためのライトガイドの入
射端部が操作部に配置されると共に、上記ライトガイド
に照明光を供給するための照明光供給ユニットが上記操
作部に対して着脱自在に設けられ、上記照明光供給ユニ
ットには光源電源となる電池を収容するための電池ケー
スが形成された簡易型内視鏡装置において、 上記電池ケースを、一端側が開放された筒状に形成し
て、 商用交流電源に接続されることにより所定の直流電
圧を出力する交流/直流アダプタから延出する接続ケー
ブルの先端に取り付けられた差し込み部材を、上記電池
ケースに対して挿脱自在に設けると共に、上記差し込み
部材に設けられた接点と接触する電極のうちの一つを上
記電池ケースの内周面に沿って長手方向に配置して、上
記差し込み部材を上記電池ケースに差し込むことによ
り、上記商用交流電源が上記光源電源になるようにした
ことを特徴とする簡易型内視鏡装置。 - 【請求項2】上記照明光供給ユニットは、上記電池ケー
スに上記差し込み部材が差し込まれた状態において外部
から内部に水が侵入しないように構成されている請求項
1記載の簡易型内視鏡装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15774894A JP3249014B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 簡易型内視鏡装置 |
US08/499,128 US5588950A (en) | 1994-07-11 | 1995-07-07 | Portable endoscope system |
DE19525228A DE19525228B4 (de) | 1994-07-11 | 1995-07-11 | Tragbares Endoskopsystem |
US08/976,494 US6001058A (en) | 1994-07-11 | 1997-11-24 | Portable endoscope system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15774894A JP3249014B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 簡易型内視鏡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0819515A JPH0819515A (ja) | 1996-01-23 |
JP3249014B2 true JP3249014B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=15656492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15774894A Expired - Fee Related JP3249014B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 簡易型内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3249014B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002165758A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-06-11 | Asahi Optical Co Ltd | 簡易型内視鏡の光源装置 |
JP6006355B2 (ja) * | 2015-02-26 | 2016-10-12 | オリンパス株式会社 | 広角光検出部材を用いた走査型観察装置 |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP15774894A patent/JP3249014B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0819515A (ja) | 1996-01-23 |
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