JP4372758B2 - 通信端末、通信方法および通信端末用プログラム - Google Patents

通信端末、通信方法および通信端末用プログラム Download PDF

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本発明は、プロバイダを経由して通信する通信端末、通信方法および通信端末用プログラムに関する。
従来の通信端末における電子メールの受信を説明する。通信端末は登録された複数のアクセスポイントの中から、プロバイダにアクセスするアクセスポイントを選択し、選択したアクセスポイントにダイヤルアップ接続してプロバイダへのアクセスを試行する。ここでプロバイダへのアクセスに失敗した場合、アクセスポイントを選択し直し、異なるアクセスポイントでプロバイダへのアクセスを試行するようになっている。このように特定のアクセスポイントでアクセスに失敗した場合、ビジー等が原因でこの特定のアクセスポイントではアクセスできないような場合にも、異なるアクセスポイントではアクセスすることができるようになっている。したがって、例えば、至急、電子メールを送信したいような場合において、特定のアクセスポイントでのビジーが解消するのを待つことなく、異なるアクセスポイントで電子メールを送信することができる。
また、特許文献1において記載されているように、時刻について接続良否情報を統計化し、アクセスポイント選択の参考にすることにより、より適切なアクセスポイントに接続するという方法もある。
特開平11−155030号公報
しかしながら、従来の通信端末においては、特定のアクセスポイントでプロバイダにアクセスすることに失敗した場合、失敗した理由に関わらず、順次異なるアクセスポイントでアクセスを試みるので、例えば、ユーザーID誤り、およびパスワード不一致等の端末側の不備が原因で失敗した場合、端末側で利用者がユーザーID、およびパスワードを修正しない限り、異なるアクセスポイントでアクセスしても同じ理由で失敗することになる。このような場合、登録したアクセスポイントの数が多いほどアクセスの試行に時間がかかるばかりか、一旦プロバイダに接続しているので無駄な課金をされてしまう、という問題がある。
また、電子メールを受信しようとする場合、プロバイダのメールサーバーにアクセスする際にログインネームとパスワードが必要であり、ここでも認証エラーが発生する可能性がある。このようなサーバーによる認証エラーにおいても、アクセスポイントを切り替えて試行しても再度認証エラーが生じるだけであるが、プロバイダには接続しているので、無駄な課金が発生してしまう、という問題がある。
また、既に認証エラーのあった後、何度も同じ理由でエラーが生じ、さらに課金が発生するという問題がある。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、無駄な課金を発生させないようにすることを目的とするものである。
本願請求項1の発明は、前記課題を解決するため、ネットワークに接続するための接続点を介して該ネットワークに接続可能な通信端末であって、複数の接続点と前記ネットワークへ接続する際の認証に用いる認証用情報と該認証の履歴を示す認証履歴とを記憶する情報記憶手段と、前記情報記憶手段に記憶されている接続点の中からいずれかを選択する選択手段と、該選択した接続点を介した前記ネットワークへの接続を実行する接続実行手段と、該接続実行手段による前記ネットワークへの接続の実行に伴ってエラーが発生したときにエラーの理由を判定し、該判定したエラーの理由が前記ネットワークへ接続する際の認証エラーである場合には前記ネットワークへの接続を中止し、該判定したエラーの理由が前記認証エラーでない場合には前記選択手段により前記情報記憶手段に記憶されている接続点の中から他の接続点を選択させるエラー時制御手段と、を備え、前記接続実行手段は、前記認証用情報と前記認証履歴とに基づいて、認証エラーが発生しており、かつ、認証エラーの発生後に認証用情報が更新されていないと判断されるときには、前記ネットワークへの接続を中止することを特徴とする。
また、本願請求項2の発明は、前記課題を解決するため、請求項1記載の通信端末において、前記認証用情報は、前記ネットワークへの接続後該ネットワークに接続された所定サーバーへログインする際の認証に用いる情報であり、前記認証履歴は、該サーバー認証の履歴であることを特徴とする。
また、本願請求項の発明は、前記課題を解決するため、ネットワークに接続するための接続点を介して該ネットワークに接続する通信方法であって、
(a)複数の接続点と前記ネットワークへ接続する際の認証に用いる認証用情報と該認証の履歴を示す認証履歴とを記憶しておき、
(b)前記記憶されている接続点の中からいずれかを選択し、
(c)該選択した接続点を介した前記ネットワークへの接続を実行し、
(d)前記ネットワークへの接続の実行に伴ってエラーが発生したときにエラーの理由を判定し、
(e)該判定したエラーの理由が前記ネットワークへ接続する際の認証エラーである場合には前記ネットワークへの接続を中止し、該判定したエラーの理由が前記認証エラーでない場合には前記記憶されている接続点の中から他の接続点を選択し、
(f)前記認証用情報と前記認証履歴とに基づいて、認証エラーが発生しており、かつ、認証エラーの発生後に認証用情報が更新されていないと判断されるときには、前記ネットワークへの接続を中止することを特徴とする。
また、本願請求項の発明は、前記課題を解決するため、ネットワークに接続するための複数の接続点を記憶する情報記憶手段を備えるコンピュータを、該接続点を介して該ネットワークに接続可能な通信端末として機能させるプログラムであって、前記情報記憶手段に記憶されている接続点の中からいずれかを選択する選択モジュールと、該選択した接続点を介した前記ネットワークへの接続を実行する接続実行モジュールと、該接続実行モジュールによる前記ネットワークへの接続の実行に伴ってエラーが発生したときにエラーの理由を判定し、該判定したエラーの理由が前記ネットワークへ接続する際の認証エラーである場合には前記ネットワークへの接続を中止し、該判定したエラーの理由が前記認証エラーでない場合には前記選択モジュールにより前記情報記憶手段に記憶されている接続点の中から他の接続点を選択させるエラー時制御モジュールと、を備え、前記情報記憶手段は、前記ネットワークへ接続する際の認証に用いる認証用情報と該認証の履歴を示す認証履歴とを記憶し、前記接続実行モジュールは、前記認証用情報と前記認証履歴とに基づいて、認証エラーが発生しており、かつ、認証エラーの発生後に認証用情報が更新されていないと判断されるときには、前記ネットワークへの接続を中止することを特徴とする。
本発明によれば、失敗することが明白なダイヤルアップ接続は試行せず、成功する可能性のある条件に限ってダイヤルアップ接続を行うことにより、無駄な課金を避けることができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1は本発明に係る通信端末1の一実施形態を示すブロック図である。図1において、11は通信端末1の全体の制御を行うCPU(制御手段)である。12はCPUが実行する制御プログラム、および制御プログラムが必要とする固定のデータを記憶するROM(Read Only Memory)である。このROM12には、G3規格に基づいてファクシミリ送信するために必要なT.30手順や、PSTN(公衆電話網)でダイヤルアップ接続して電子メールを送受信するために必要なPPP(Point-to-Point Protocol)、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)等のプロトコルについても記憶するようになっている。13は画データ、テキストデータ等の文書データを記憶するRAM(Random Access Memory)(記憶手段)である。このRAM13には、プロバイダが備える複数のアクセスポイント、ユーザーIDおよびユーザーパスワード等のプロバイダが認証する情報(以下、プロバイダ認証情報という)、メールを送受信する際にアクセスするサーバーのアドレス、ログイン名およびログインパスワード等のサーバーが認証する情報(以下、サーバー認証情報という)についても記憶するようになっている。14は利用者が操作するキーボードと利用者へのメッセージを表示する液晶画面とを有するオペポートである。15はファクシミリの送受信時、およびダイヤルアップ接続におけるデータの送受信時に信号の変調および復調を行うモデムである。16は公衆電話網と接続するNCU(Network Control Unit)である。17は送信するファクシミリおよび電子メールの原稿を読み込むスキャナである。18は画データ等を印字するプロッタである。19は大量のデータを記憶することができる外部メモリである。10はバスである。
このように構成した通信端末1において、記憶手段13に記憶した複数のアクセスポイントの中から特定のアクセスポイントを選択し、公衆電話網を介してダイヤルアップ接続してプロバイダにアクセスするとともに、選択したアクセスポイントでプロバイダにアクセスできないとき、アクセスの可否に応じてアクセスポイントを切り替え、異なるアクセスポイントでプロバイダにアクセスするようになっている。
また、本実施形態においては、CPU(制御手段)11は、選択したアクセスポイントでプロバイダにアクセスできないとき、アクセスできない理由がプロバイダの認証エラーである場合は異なるアクセスポイントでのダイヤルアップ接続は試行しないようにするとともに、アクセスできない理由がプロバイダの認証エラーでない場合は異なるアクセスポイントでのダイヤルアップ接続を試行するよう制御するようになっている。
また、本実施形態においては、CPU(制御手段)11は、サーバーにアクセスできないとき、アクセスできない理由がサーバーの認証エラーである場合は異なるアクセスポイントでのダイヤルアップ接続は試行しないようになっている。
また、本実施形態においては、RAM(記憶手段)13は、プロバイダによる認証エラーが発生したとき、そのプロバイダにおいて認証エラーが発生したことをプロバイダ認証エラー履歴として記憶するようになっている。また、CPU(制御手段)11は、RAM13にプロバイダによる認証エラーが発生したことが記憶されている場合、そのプロバイダの認証を必要するダイヤルアップ接続は行わないようになっている。また、プロバイダの認証エラーが発生していない場合、あるいはプロバイダの認証エラーが発生した後にプロバイダ認証情報が更新された場合は、そのプロバイダへのダイヤルアップ接続を試行するようになっている。
また、本実施形態においては、RAM(記憶手段)13は、サーバーによる認証エラーが発生したとき、そのサーバーにおいて認証エラーが発生したことをサーバー認証エラー履歴として記憶するようになっている。また、CPU(制御手段)11は、RAM13にサーバーによる認証エラーが発生したことが記憶されている場合、そのサーバーの認証を必要とするダイヤルアップ接続は行わないようになっている。また、サーバーの認証エラーが発生していない場合、あるいはサーバーの認証エラーが発生した後にサーバー認証情報が更新された場合は、そのサーバーの認証を必要とするダイヤルアップ接続を行うようになっている。
図2は本発明に関わる通信端末の使用環境例を示す図である。1は本発明に係る通信端末、2はPSTN(公衆電話網)8においてG3規格でファクシミリを送受信することができるG3ファクシミリ装置、3はインターネット9への接続サービスを行うプロバイダ、4はインターネット9上においてメールの集配を行うインターネットのメールサーバーである。このような使用環境において、通信端末1は、G3ファクシミリ装置2とファクシミリの送受信を行うことができるとともに、プロバイダ3に公衆電話網8でダイヤルアップ接続し、インターネットのメールサーバー4と電子メールの送受信を行うことができる。
図3および図4に基づいて、図1の通信端末1において実施する電子メール受信の処理を説明する。図3は電子メール受信方法を示すフローチャートであり、図4は図1に示す記憶手段13に登録された登録情報および認証エラー履歴の例を示す図である。
図4において、13tはプロバイダおよびサーバーにアクセスするために必要な情報を登録する登録情報であり、プロバイダにダイヤルアップ接続するときに選択されるべき複数のアクセスポイント(アクセスポイント1〜アクセスポイント4)、プロバイダが認証するプロバイダ認証情報13p、電子メール送信時にアクセスするSMTPサーバーのアドレス(SMTPサーバーアドレス)、電子メール受信時にアクセスするPOPサーバーのアドレス(POPサーバーアドレス)、およびPOPサーバーが認証するサーバー認証情報13mから構成されている。また、13nはプロバイダおよびサーバーの認証エラーの履歴を記録する認証エラー履歴である。図4においては、登録情報13tと認証エラー履歴13nとが組み合わされ、ひとつのテーブルを構成している。
また、図4においては、1つのプロバイダについて4つのアクセスポイントが登録されており、このアクセスポイントはアクセスポイント1、アクセスポイント2、アクセスポイント3、アクセスポイント4の順に選択されるようになっている。
また、図4においては、プロバイダ認証情報13pとして、ユーザーID(p1)とユーザーパスワード(p2)とが登録されている。プロバイダに接続した後、プロバイダからユーザーIDとユーザーパスワードを求められた際、このプロバイダ認証情報13pに登録されているユーザーIDとユーザーパスワードをプロバイダに通知するようになっている。
また、図4においては、サーバー認証情報13mとして、POPサーバーにアクセスする際に必要なログインネーム(m1)とログインパスワード(m2)とが登録されている。電子メールを受信する場合、POPサーバーからログインネームとログインパスワードを求められた際、このサーバー認証情報13mに登録されているログインネームとログインパスワードをサーバーに通知するようになっている。
また、図4の認証エラー履歴13nにおいて、n1はプロバイダの認証エラーが発生したか否かを示すプロバイダ認証エラー履歴であり、n3はPOPサーバーの認証エラーが発生したか否かを示すサーバー認証エラー履歴である。なお、メール送信時のプロトコルであるSMTPには、ログインのような認証はないので、n2にはSMTPサーバーの認証エラーが発生したか否かを示す履歴は記載されない。
図4の認証エラー履歴13nにおいては、プロバイダによる認証エラーは発生していないので、n1は“なし”となっており、また、電子メールを受信する際のPOPサーバーによる認証エラーも発生していないので、n3も“なし”となっている。これら認証エラー履歴は、実際の通信で認証エラーが発生した場合、“なし”から“あり”に切り替わる。また、利用者がその認証エラー履歴に対応する認証情報を登録し直した場合、“あり”から“なし”に切り替わる。なお、電源OFF/ONなどで履歴を初期化する場合には“なし”が設定される。
次に、図4に示す登録情報13tおよび認証エラー履歴13nがRAM13にあらかじめ記憶されているものとして、図3に示す電子メール受信方法を説明する。
まず、図4の登録情報13tに基づきプロバイダのアクセスポイントを選択する(S1)。具体的には、“アクセスポイント1”に登録された電話番号のアクセスポイントを選択する。図4においては、プロバイダの認証エラー履歴n1が“なし”となっているので、次のステップ(S2)に進む。なお、プロバイダの認証エラーが発生した後にプロバイダ認証情報13pが更新されていない等の理由により、プロバイダの認証エラー履歴n1が“あり”となっている場合には、どのアクセスポイントでプロバイダにアクセスしても再びそのプロバイダの認証で認証エラーが発生してしまうので、処理を終了する。また、アクセスポイントが全く登録されていない場合には、アクセスポイントに接続することができないので処理を終了する。
次にメールサーバーにログイン(login)できるか否か判定する(S2)。図4に示すテーブルにおいては、電子メール受信の際にアクセスするPOPサーバーの認証エラー履歴n3が“なし”となっているので、次のステップ(S3)に進む。なお、POPサーバーの認証エラーが発生した後にサーバー認証情報13mが更新されていない等の理由により、POPサーバーの認証エラー履歴n3が“あり”となっている場合には、どのアクセスポイントでPOPサーバーにアクセスしても再びそのPOPサーバーの認証で認証エラーが発生してしまうので処理を終了する。
次に、選択したアクセスポイントでプロバイダにダイヤルアップ接続してアクセスを試みる(S3)。成功した場合はS7のステップに進み、失敗した場合はS5のステップに進む(S4)。
プロバイダへのアクセスができない場合、その理由がプロバイダの認証エラーか否か判定する(S5)。プロバイダの認証エラーであればプロバイダの認証エラー履歴n1に“あり”を書き込んで認証エラー履歴を更新し(S6)、処理を終了する。プロバイダへのアクセスができない理由が認証エラーでない場合、例えば、プロバイダ側のビジー等が理由であれば、アクセスポイントを選択するステップ(S1)に戻り、異なるアクセスポイントでプロバイダにダイヤルアップ接続を試行する(S3)。なお、S3において、登録してある全てのアクセスポイントでアクセスが失敗し、S1でアクセスポイントを選択できなくなった場合は処理を終了する。
プロバイダにアクセスできた場合、POPサーバー(メールサーバー)にログイン(login)する(S7)。ログインが成功した場合はS11のステップに進み、ログインが失敗した場合はS9のステップに進む(S8)。
ログインが失敗した場合、その理由がPOPサーバーの認証エラーか否か判定する(S9)。POPサーバーの認証エラーが理由であればPOPサーバーの認証エラー履歴n3に“あり”を書き込んで認証エラー履歴を更新し(S10)、処理を終了する。POPサーバーの認証エラーでない場合、そのまま処理を終了する。
POPサーバーにログインできた場合、電子メールを受信し(S11)、POPサーバー(メールサーバー)からログアウト(logout)し(S12)、プロバイダとの接続を切断し(S13)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態においては、失敗することが明白なダイヤルアップ接続は試行せず、成功する可能性のある条件に限ってダイヤルアップ接続を行うことにより、無駄な課金を避けることができる。
なお、本実施形態においては、電子メール受信についてのみ説明したが、本発明はこれに限るものではなく、電子メール送信において実施してもよい。この場合、前述したように電子メール送信時にアクセスするSMTPサーバーは、ログインのような認証がないので、プロバイダの認証についてのみ本発明を実施すればよい。また、本発明は電子メール送受信に限るものではなく、サーバーの認証が必要な場合には、そのサーバーの認証について本発明を実施すればよい。
また、本実施形態においては、プロバイダを1つとして説明したが、本発明はこれに限るものではなく、複数のプロバイダにアクセスする場合において実施してもよい。この場合、プロバイダ認証情報およびプロバイダ認証エラー履歴はプロバイダ毎に記憶手段に設けるようにすればよい。また、アクセスを試行する際のダイヤルアップ接続を行うか否かの判断は、プロバイダ毎に行うようにすればよい。例えば、第1のプロバイダについて認証エラーが発生していても、第2のプロバイダについて認証エラーが発生していなければ、第2のプロバイダについてはアクセスを試行する際のダイヤルアップ接続を行うようにすればよい。
本発明に係る通信端末の一実施形態を示すブロック図。 本発明に係る通信端末の使用環境例を示す図。 電子メール受信方法の一実施形態を示すフローチャート。 登録情報および認証エラー履歴の例を示す図。
符号の説明
1 ファクシミリ装置(通信端末)
2 G3ファクシミリ装置
3 プロバイダ
4 インターネットのメールサーバー
8 PSTN(公衆電話網)
9 インターネット
10 バス
11 CPU(制御手段)
12 ROM
13 RAM(記憶手段)
14 オペポート
15 モデム
16 NCU
17 スキャナ
18 プロッタ
19 外部メモリ

Claims (4)

  1. ネットワークに接続するための接続点を介して該ネットワークに接続可能な通信端末であって、
    数の接続点と前記ネットワークへ接続する際の認証に用いる認証用情報と該認証の履歴を示す認証履歴とを記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段に記憶されている接続点の中からいずれかを選択する選択手段と、
    該選択した接続点を介した前記ネットワークへの接続を実行する接続実行手段と、
    該接続実行手段による前記ネットワークへの接続の実行に伴ってエラーが発生したときにエラーの理由を判定し、該判定したエラーの理由が前記ネットワークへ接続する際の認証エラーである場合には前記ネットワークへの接続を中止し、該判定したエラーの理由が前記認証エラーでない場合には前記選択手段により前記情報記憶手段に記憶されている接続点の中から他の接続点を選択させるエラー時制御手段と、を備え、
    前記接続実行手段は、前記認証用情報と前記認証履歴とに基づいて、認証エラーが発生しており、かつ、認証エラーの発生後に認証用情報が更新されていないと判断されるときには、前記ネットワークへの接続を中止することを特徴とする通信端末。
  2. 前記認証用情報は、前記ネットワークへの接続後該ネットワークに接続された所定サーバーへログインする際の認証に用いる情報であり、前記認証履歴は、該サーバー認証の履歴であることを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. ネットワークに接続するための接続点を介して該ネットワークに接続する通信方法であって、
    (a)複数の接続点と前記ネットワークへ接続する際の認証に用いる認証用情報と該認証の履歴を示す認証履歴とを記憶しておき、
    (b)前記記憶されている接続点の中からいずれかを選択し、
    (c)該選択した接続点を介した前記ネットワークへの接続を実行し、
    (d)前記ネットワークへの接続の実行に伴ってエラーが発生したときにエラーの理由を判定し、
    (e)該判定したエラーの理由が前記ネットワークへ接続する際の認証エラーである場合には前記ネットワークへの接続を中止し、該判定したエラーの理由が前記認証エラーでない場合には前記記憶されている接続点の中から他の接続点を選択し、
    (f)前記認証用情報と前記認証履歴とに基づいて、認証エラーが発生しており、かつ、認証エラーの発生後に認証用情報が更新されていないと判断されるときには、前記ネットワークへの接続を中止する、
    通信方法。
  4. ネットワークに接続するための複数の接続点を記憶する情報記憶手段を備えるコンピュータを、該接続点を介して該ネットワークに接続可能な通信端末として機能させるプログラムであって、
    前記情報記憶手段に記憶されている接続点の中からいずれかを選択する選択モジュールと、
    該選択した接続点を介した前記ネットワークへの接続を実行する接続実行モジュールと、
    該接続実行モジュールによる前記ネットワークへの接続の実行に伴ってエラーが発生したときにエラーの理由を判定し、該判定したエラーの理由が前記ネットワークへ接続する際の認証エラーである場合には前記ネットワークへの接続を中止し、該判定したエラーの理由が前記認証エラーでない場合には前記選択モジュールにより前記情報記憶手段に記憶されている接続点の中から他の接続点を選択させるエラー時制御モジュールと、を備え、
    前記情報記憶手段は、前記ネットワークへ接続する際の認証に用いる認証用情報と該認証の履歴を示す認証履歴とを記憶し、
    前記接続実行モジュールは、前記認証用情報と前記認証履歴とに基づいて、認証エラーが発生しており、かつ、認証エラーの発生後に認証用情報が更新されていないと判断されるときには、前記ネットワークへの接続を中止することを特徴とする通信端末用プログラム。
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