JP2003274104A - 画像データ送信プログラム、画像データ送信システム及びインターネットファクシミリ装置 - Google Patents

画像データ送信プログラム、画像データ送信システム及びインターネットファクシミリ装置

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JP2003274104A
JP2003274104A JP2002074703A JP2002074703A JP2003274104A JP 2003274104 A JP2003274104 A JP 2003274104A JP 2002074703 A JP2002074703 A JP 2002074703A JP 2002074703 A JP2002074703 A JP 2002074703A JP 2003274104 A JP2003274104 A JP 2003274104A
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image
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JP2002074703A
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Kazuhiro Itagaki
和浩 板垣
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットファクシミリの規格に準拠し
つつ、画像データの宛先に応じて、最適な解像度の画像
データを送り届けることができる画像データ送信プログ
ラム、画像データ送信システム及び画像データ送信装置
を提供する。 【解決手段】 インターネットファクシミリの送信装置
は、イメージリーダにて原稿を読み取った後、自機にお
ける最高解像度で画像データを生成し(S101)、当
該画像データを電子メールに添付する(S102)。そ
して、当該電子メールをインターネットファクシミリ方
式のフルモードに従って、指定された宛先に送信する
(S103)。その後、所定時間毎に(S104〜S1
06)、メール・サーバをチェックして(S107)、
入着した電子メールをダウンロードし(S108、S1
09)、前記画像データに対応するMDNかDSNを受
信したら、その内容に応じた処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は読み取った画像デー
タをインターネットファクシミリ方式にて送信するため
の画像データ送信プログラム、画像データ送信システム
及びインターネットファクシミリ装置に関し、特に、画
像データの解像度の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】過去、アナログ回線網を利用するG3フ
ァクシミリからISDN等のディジタル回線網を利用す
るG4ファクシミリへと、通信基盤の発展に追随して進
歩を遂げてきたファクシミリ装置は、近年のインターネ
ットの発達と普及に呼応して、IPネットワークへもそ
の適用範囲を拡大させつつある。IPネットワークを利
用するファクシミリ装置やファクシミリ方式はインター
ネットファクシミリと呼ばれ、特に、電子メールを利用
して画像データを送受信する方式について、IETF
(Internet Engineering Task Force)およびITU−
T(International Telecommunication Union−Telecom
munication standardization sector)により標準化作
業が進められている。
【0003】このインターネットファクシミリが伝送す
る画像データのデータ形式は、当初、プロファイルSの
TIFF(Tag Image File Format)ファイルに限定さ
れていた(シンプルモード:RFC2305)。すなわち、M
H方式で符号化された2値画像であって、解像度が10
0dpiまたは200dpi、画像の幅が1728画素
(A4相当)と規定されていた。一方、旧来のファクシ
ミリ、例えば、G3ファクシミリでは、送信機が受信機
から処理可能な画像データ形式の通知を受け付け、適当
な形式で画像データを送信することにより通信の円滑を
図っている。
【0004】受信機が処理可能な画像データ形式は、受
信機に付属する画像形成装置の仕様に依存するところが
あり、インターネットファクシミリにおいても斯かる事
情は旧来のファクシミリと同様である。そこで、(社)
電信電話技術委員会では、G3ファクシミリの上記機能
と同様の機能をインターネットファクシミリも果たすこ
とができるように、その通信手順にフルモードを追加し
た(TTC標準JT−T37:蓄積交換型のインターネ
ットファクシミリデータ伝送手順)。
【0005】フルモードにおいては、メッセージ処理通
知(MDN:Message Disposition Notification、RFC229
8)や配信状態通知(DSN:Delivery Status Notific
ation、RFC1894)を用いて、通信の状態や送信結果を確
認することができる。すなわち、送信側のファクシミリ
装置は、(1)画像データが送信側のメール・サーバに
到達したか、(2)画像データが受信側のメール・サー
バに到達したか、(3)画像データを添付された電子メ
ールを受信側のファクシミリ装置が開封、印刷したか、
を確認することができる。
【0006】また、受信側のファクシミリ装置が返信す
るメッセージ処理通知を利用して、受信側のファクシミ
リ装置の処理能力(処理可能な画像データ形式など)を
送信側のファクシミリ装置へ通知させることによって、
送信側のファクシミリ装置が適切なデータ形式の画像デ
ータを送信することが可能となる。この他、フルモード
においては、1の電子メールに相異なるデータ形式の複
数の画像データを添付することが許容される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】インターネットファク
シミリには、更に、Scan-to-Emailなる手順が規定され
ている。このScan-to-Emailは、インターネットファク
シミリ送信機から、スキャナで読み取った画像データを
メール端末に対して画像データを送信する手順である。
パーソナル・コンピュータ等のメール端末は、通常、デ
ータ形式に依らず画像データを受信することができるの
で、Scan-to-Emailでは、フルモードのような処理能力
の通知手順は設けられていない。
【0008】以上のようにインターネットファクシミリ
においては、種々の手順が併存しており、かつ、これら
の手順は専ら受信側の都合によって使い分けられなけれ
ばならず、送信された画像データが最適な解像度である
かどうかは標準規格の範囲では保証されないという問題
がある。本発明は、上記のような問題に鑑みてなされた
ものであって、インターネットファクシミリの規格に準
拠しつつ、画像データの宛先に応じて、最適な解像度の
画像データを送り届けることができる画像データ送信プ
ログラム、画像データ送信システム及び画像データ送信
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る画像データ送信プログラムは、2種類
以上の画質で画像データを生成して送信するインターネ
ットファクシミリ装置にて実行される画像データ送信プ
ログラムであって、前記2種類以上の画質のうちの最も
高い画質で画像データを生成する画像データ生成ステッ
プと、前記画像データ生成ステップにて生成された画像
データを送付する宛先を受け付ける宛先受付ステップ
と、前記画像データ生成ステップにて生成された画像デ
ータを前記宛先に送信する画像データ送信ステップと、
前記画像データ送信ステップにて送信された画像データ
に応じて、前記宛先から返信された能力情報を受信する
能力情報受信ステップと、前記2種類以上の画質のう
ち、前記能力情報にて示される画質よりも低い画質であ
って、かつ、前記能力情報にて示される画質に最も近い
画質を選択する画質選択ステップと、前記画質選択ステ
ップにて選択された画質にて画像データを生成する画像
データ再生成ステップと、前記画像データ再生成ステッ
プにて生成された画像データを前記宛先に送信する画像
データ再送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0010】このようにすれば、インターネットファク
シミリの規格に準拠しつつ、画像データの宛先に応じ
て、最適な解像度の画像データを送り届けることができ
る。なお、前記宛先に対して前記能力情報を問い合わせ
る問い合わせステップを含むこととするのが望ましい。
また、本発明に係る画像データ送信システムは、2種類
以上の画質で画像データを生成して送信するインターネ
ットファクシミリ装置と、当該画像データを受信する画
像データ受信装置とがネットワークを介して接続されて
成る画像データ送信システムであって、前記インターネ
ットファクシミリ装置は、前記2種類以上の画質のうち
の最も高い画質で画像データを生成する画像データ生成
手段と、前記画像データ生成手段にて生成された画像デ
ータを送付する宛先を受け付ける宛先受付手段と、前記
画像データ生成手段にて生成された画像データを前記宛
先に送信する画像データ送信手段と、前記画像データ送
信手段にて送信された画像データに応じて、前記宛先か
ら返信された能力情報を受信する能力情報受信手段と、
前記2種類以上の画質のうち、前記能力情報にて示され
る画質よりも低い画質であって、かつ、前記能力情報に
て示される画質に最も近い画質を選択する画質選択手段
と、前記画質選択手段にて選択された画質にて画像デー
タを生成する画像データ再生成手段と、前記画像データ
再生成手段にて生成された画像データを前記宛先に送信
する画像データ再送信手段とを備え、前記画像データ受
信装置は、前記インターネットファクシミリ装置が送信
した画像データを受信する画像データ受信手段と、前記
画像データ受信手段にて受信された画像データが、所定
の画質よりも高い画質を有していたら、前記インターネ
ットファクシミリ装置に所定の能力情報を送信する能力
情報送信ステップとを備えることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係るインターネットファク
シミリ装置は、2種類以上の画質で画像データを生成し
て送信するインターネットファクシミリ装置であって、
前記2種類以上の画質のうちの最も高い画質で画像デー
タを生成する画像データ生成手段と、前記画像データ生
成手段にて生成された画像データを送付する宛先を受け
付ける宛先受付手段と、前記画像データ生成手段にて生
成された画像データを前記宛先に送信する画像データ送
信手段と、前記画像データ送信手段にて送信された画像
データに応じて、前記宛先から返信された能力情報を受
信する能力情報受信手段と、前記2種類以上の画質のう
ち、前記能力情報にて示される画質よりも低い画質であ
って、かつ、前記能力情報にて示される画質に最も近い
画質を選択する画質選択手段と、前記画質選択手段にて
選択された画質にて画像データを生成する画像データ再
生成手段と、前記画像データ再生成手段にて生成された
画像データを前記宛先に送信する画像データ再送信手段
とを備えることを特徴とする。
【0012】更に、所定の原稿から画像を読み取る画像
読み取り手段を備え、前記画像データ生成手段は、前記
画像読み取り手段にて読み取られた画像に基づいて前記
画像データを生成し、前記画像データ再生成手段は、前
記画像読み取り手段にて読み取られた画像に基づいて前
記画像データを生成すれば好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、画像データ送信システムを例にとり、図面を参照し
ながら説明する。 (実施の形態)図1は、本実施の形態に係る画像データ
送信システムの全体構成を例示した図である。図1に示
すように、画像データ送信システム1は、インターネッ
ト13に接続された3つのサイト10〜12からなって
おり、それぞれファイア・ウォール103、113、1
23やルータ102、112、122を介してインター
ネット13に接続されたLAN101、111、12
1、及びメール・サーバ104、114、124を備え
ている。
【0014】ファイア・ウォール103、113、12
3はいずれもSMTP(Simple Mail Transfer Protoco
l:RFC821)に係るパケット、すなわち、電子メールの
通過を許可するように設定されている。また、各サイト
のLAN101、111、121に接続されている機器
は同じLANに接続されているメール・サーバを介し
て、電子メールを送受信する。なお、画像データを電子
メールに添付するにあたってはRFC2301〜RFC
2306及びITU−T勧告T.37に準拠する。
【0015】また、メール・サーバ104、114、1
24および、これらのメール・サーバの間で電子メール
が遣り取りされる際に経由するメール・サーバは、いず
れもSMTP拡張機能(RFC1891:STMP Service Extens
ion for Delivery Status Notifications)、拡張状態
コード(RFC1893:Enhanced Mail System Status Code
s)、MIMEメディアタイプ(RFC1892:The Multipar
t/Report Content Typefor the Reporting of Mail Sy
stem Administrative Messages、RFC1894:An Extensiv
e Message Format for Delivery Status Notification
s)をサポートしている。
【0016】第1のサイト10と第2のサイト11とに
はインターネットファクシミリ装置としてMFP(Mult
ifunction Peripheral)100、110が各サイトのL
AN101、111に接続されている。また、第2のサ
イトにはメール端末としてパーソナル・コンピュータ1
20がLAN121に接続されている。これらの機器は
インターネット13を経由して互いに電子メールを送受
信することができる。なお、1のサイトのLANには2
以上の機器が接続されていても良く、また、サイト間で
LANに接続されている機器の台数が異なっていても良
い。
【0017】[1] MFPの構成 MFP100、110はインターネットファクシミリと
して動作することができる。図2は、MFP100のハ
ードウェア構成を例示する図である。図2に示すよう
に、MFP100は、原稿を読み取るイメージリーダ部
20と、記録紙に画像を形成するプリンタ部21とに大
きく分けられる。
【0018】イメージリーダ部20の自動原稿搬送装置
201は原稿を原稿トレイ202から原稿台ガラス20
4上に搬送する。スキャナ203は原稿を走査し、原稿
面からの反射光はCCDセンサ205にて電気信号に変
換される。信号処理部206は当該信号を画像データに
変換して画像メモリに格納する。画像メモリに格納され
た画像データは、電子メールに添付された後、操作パネ
ル(図示省略)にて受け付けた宛先に向けて、後述のよ
うな手順により送信される。また、MFP100は、所
定の時間が経過する度にメール・サーバ104にアクセ
スして、電子メールを送受信する。受信した電子メール
に画像データが添付されている場合、MFP100は当
該画像データを画像メモリ上に展開する。
【0019】展開された画像データに基づいてレーザ制
御部211がレーザダイオード212に放出させたレー
ザ光は感光体ドラム214上に静電潜像を形成する。静
電潜像はトナー現像器215にてトナー像とされる。こ
れに並行して、給紙カセット216から記録紙が搬送さ
れ、転写ドラム213に巻き付けられる。記録紙は前記
トナー像を転写された後、転写ドラム213から分離さ
れ、定着装置217にて定着処理されてトレイ218に
排出される。
【0020】[2] 制御モジュールの構成 MFP100は各種の処理を実行するために、4つの制
御モジュールを内蔵している。図3は、制御モジュール
30〜33のハードウェア構成を示したブロック図であ
る。図3に示すように、制御モジュール30〜33はシ
リアルケーブルを介して相互に通信し、協調動作する。
【0021】制御モジュール30は制御モジュール31
〜33に制御命令、制御情報を送信してMFP100全
体の動作を統合的に制御する。制御モジュール31はイ
メージリーダ部20に係る読取走査、画像処理を制御す
る。制御モジュール32はプリンタ部21に係るプリン
ト処理を制御する。また、制御モジュール33は画像デ
ータに対して画質補正等の処理を施す。制御モジュール
30、32はレーザ制御部211に、また、制御モジュ
ール31、33は信号処理部206に内蔵されている。
【0022】制御モジュール30〜33は、それぞれ内
部バスにて接続されたCPU300、310、320、
330、フラッシュROM301、311、321、3
31、SRAM302、312、322、332、及び
NVRAM(Non-Volatile RAM)303、313、32
3、333を備えている。CPU300、310、32
0、330はそれぞれフラッシュROM301、31
1、321、331からプログラムを読み出す。そし
て、CPU300、310、320、330は、NVR
AM303、313、323、333から読み出した動
作パラメータ等に従って、SRAM302、312、3
22、332を作業用メモリとして、処理を実行する。
【0023】制御モジュール30〜33は必要に応じて
シリアルインタフェースにより他の制御モジュールとシ
リアル通信をして、相互に協調動作するための制御コマ
ンド等、小容量のデータを送受信する。また、制御モジ
ュール30、31、33はビデオインタフェースを用い
ることによって、大容量の画像データを相互に高速転送
する。
【0024】[2−1] 制御モジュール30 制御モジュール30は、LANに接続するためのインタ
フェース(以下、「LAN I/F」という。)307
を備えており、当該LAN I/F307により、LA
N101を介して、電子メールの送受信を実行する。ま
た、制御モジュール30は、操作パネル308にて画像
データを添付された電子メールの送信先等を受け付け
る。
【0025】[2−2] 制御モジュール31 制御モジュール31の画像入力部316は、前記CCD
センサ205等を駆動制御して光電変換された画像デー
タを画像処理ASIC(Application SpecificIntegrat
ed Circuit)315に入力する。画像処理ASIC31
5はシェーディング補正・反射率−濃度変換・MTF補
正・濃度補正・誤差拡散等の2値化処理等の各種画像処
理を実行し、得られた画像データを制御モジュール30
や制御モジュール33に出力する。IR(Image Reade
r)負荷制御I/OGA(InputOutput Gate Array)3
14は走査モータ・走査ランプ等の各種駆動負荷を制御
する。
【0026】[2−3] 制御モジュール32 制御モジュール32のCPU320は、プリント負荷制
御I/OGA324を介してプリント部21が備えてい
るモータやヒータ、或いはスイッチ等の各種駆動負荷の
駆動制御をする。 [2−4] 制御モジュール33 制御モジュール33の画質補正制御GA336は、CP
U330の制御の下、スムージング、中間調階調再現処
理、或いは画質補正等の画質制御に供されるGAであ
る。また、画像出力部335は画質補正制御GA336
からの出力された画像データに応じてLD等を駆動制御
して画像出力する。
【0027】[3] パーソナル・コンピュータ120
の構成 図4は、パーソナル・コンピュータ120のハードウェ
ア構成を示したブロック図である。パーソナル・コンピ
ュータ120はCPU404、ROM405、RAM4
06等を内部バス408で接続した本体部40と、本体
部40に接続された周辺機器、すなわち、ディスプレイ
41、キーボード42、およびマウス43から成ってい
る。
【0028】CPU404は、表示制御部401を介し
てディスプレイ41を制御し、また、入力制御部402
を介してキーボード42やマウス43からの入力を受け
付ける。CPU404は、NIC403を介してLAN
121に接続し、電子メールの送受信等を実行する。固
定記憶装置407には、メーラや画像表示ソフト等のプ
ログラムが格納されており、CPU404がユーザの要
求に応じてこれらのプログラムを実行することによっ
て、MFPからの電子メールがメール・サーバ124か
らダウンロードされ、当該電子メールに添付された画像
データがディスプレイ41上に表示される。
【0029】[4] 画像データ送信システムの通信手
順 次に、画像データ送信システム1の動作に関し、装置間
の通信手順について、図5を用いて説明する。図5は、
画像データ送信システム1にて実行される画像データの
送信手順を示すシーケンス図であって、図5(a)はM
FP間の通信手順を表している。また、図5(b)は、
受信側MFPが受け取った画像データを処理できない場
合の通信手順を示し、図5(c)はMFPとパーソナル
・コンピュータ(PC)との間の通信手順を示してい
る。なお、図5においては、電子メールの遣り取りに必
要な下位プロトコル(POP、TCP/IP等)につい
ては図示が省略されている。
【0030】[4−1] MFP間の通信手順 本発明に係るMFPはフルモードの通信手順に従って画
像データを送付する。図5(a)に示すように、送信側
MFPは、受信側MFPに向けて、画像データを添付さ
れた電子メールを送付する。この送付に際して、送信側
MFPは、可能な範囲で最も高い解像度の画像データを
作成して、これを電子メールに添付する。
【0031】受信側MFPは、送信側MFPから受け取
った画像データの解像度を参照して、自機で処理可能な
範囲にあれば、所定の処理(例えば、画像形成処理。)
を実行する。受信側MFPは、受け取った画像データの
解像度が自機で処理可能な範囲にない場合、次のような
手順を実行する。図5(b)に示すように、受信側MF
Pは、送信側MFPから受け取った画像データの解像度
が自機で処理可能な範囲にない場合、自機にて処理可能
な解像度のうち最も高い解像度を示す符号をメッセージ
処理通知に格納して送信側MFPに送信する。
【0032】なお、この解像度を示す符号については、
前記TTC標準JT−T37に準拠する。送信側MFP
は、受信側MFPから前記メッセージ処理通知を受け付
けると、その内容を参照して、前回送付した画像データ
が受信側MFPにて正しく処理されなかった旨、およ
び、受信側MFPが処理することのできる解像度のうち
最も高い解像度を知る。
【0033】そして、送信側MFPは、前記メッセージ
処理通知にて通知された解像度以下の解像度であって、
自機が前記画像データをその解像度とすることができる
最も高い解像度にて新たに画像データを生成し(解像度
変換)、当該画像データを受信側MFPに送信する。例
えば、送信側MFPが画像データを生成することができ
る解像度が100dpi、200dpi、400dp
i、800dpi、1600dpiであって、かつ、前
記メッセージ処理通知にて通知された解像度が1000
dpiであるような場合には、送信側MFPは800d
piにて画像データを生成して、当該画像データを受信
側MFPに送信する。
【0034】[4−2] MFPとパーソナル・コンピ
ュータとの間の通信手順 次に、MFPからパーソナル・コンピュータに画像デー
タを送信する場合の通信手順について説明する。図5
(c)に示すように、MFPは、パーソナル・コンピュ
ータに向けて、画像データを添付された電子メールを送
付する。この送付に際して、送信側MFPは、他のMF
Pに画像データを送信する場合と同様に、可能な範囲で
最も高い解像度の画像データを作成して、これを電子メ
ールに添付する。
【0035】パーソナル・コンピュータは、MFPから
受け取った画像データの解像度に関わらず処理すること
ができるので、このようにすれば、常に、MFPが生成
することができる画像データのうちで、最も高解像が高
い画像データをMFPから受け取ることができる。 [5] 画像データ送信システムを構成する各装置の処
理フロー 画像データ送信システム1の動作に関し、画像データ送
信システム1を構成する各装置の処理フローについて説
明する。
【0036】[5−1] MFPの送信処理フロー 図6は、MFP100が実行する画像データの送信処理
の流れを示すフローチャートである。なお、MFP10
1が画像データを送信する場合も同様の処理が実行され
る。さて、図6において、MFP100は、イメージリ
ーダ部20にて原稿を読み取った後、自機における最高
解像度で画像データを生成して、画像メモリ、すなわち
SRAM301に格納する(ステップS101)。
【0037】そして、MFP100は、操作パネル30
8にて受け付けた宛先への電子メールを作成する。この
際、MFP100は、電子メールのヘッダ部分にDispos
ition-Notification-toフィールドを付加し、当該フィ
ールドのフィールド・ボディに自己のメール・アドレス
を記載する。このようにすれば、画像データの宛先がフ
ルモード対応のインターネットファクシミリ装置の場
合、次のようなフォーマットのメッセージ処理通知が返
信される。
【0038】即ち、メッセージ処理通知はMIME形式
をとり、最上位レベルのcontent-typeはmultipart/repo
rtである。そして、このmultipart/reportに含まれるデ
ータであって、MIMEタイプ名がmessageで、MIM
Eサブタイプ名がdisposition-notificationであり、そ
のボディ部には後述のようなフォーマットに従って、電
子メールを受信したインターネットファクシミリ装置の
能力情報が記述される。
【0039】さて、MFP100は、当該電子メールに
前記画像データを添付すると(ステップS102)、L
AN I/F307により、LAN101を介して、メ
ール・サーバ124に当該電子メールを送付する(ステ
ップS103)。電子メールをメール・サーバ124に
送付するにあたっては、SMTPにて規定された手順に
従う。
【0040】この際、MFP100は、通常の手順に従
ってメールの送信を行うのに加えて、配信状態通知を得
るために、メール・サーバ124との間で次のような手
順を実行する。即ち、MFP100はメール・サーバ1
24との間でポート番号25(SMTPの標準ポート)
を指定してTCP(Transmission Control Protocol)
コネクションを確立する。
【0041】その後、MFP100はメール・サーバ1
24から初期メッセージ(greeting)を受信すると、こ
れに応えて、ehloコマンドを返信する。MFP100
は、ehloコマンドに対するメール・サーバ124からの
応答として、メール・サーバ124がサポートしている
SMTPサービス拡張のリストを受信する。メール・サ
ーバ124は、SMTPサービス拡張として配信状態通
知サービスをサポートしているので、そのSMTPサー
ビス拡張リストには文字列“dsn”が含まれている。
【0042】MFP100は、メール・サーバ124が
返信したSMTPサービス拡張リストにて配信状態通知
サービスがサポートされていることを確認すると、メー
ル・サーバ124に対してrcptコマンドを発行し
て、画像データを添付された電子メールが送信されるべ
き宛先のメール・アドレスを指定する。MFP100
は、このとき併せて配信状態通知を要求するためのオプ
ションパラメータを指定する。
【0043】RFC1891にはオプションパラメー
タ、即ち、esmtp-keywordとして、NOTIFY、ORCP
T、RET及びENVIDが規定されており、このうち
のNOTIFYを指定する。また、esmtp-keyword としてNOTI
FYを指定した場合には、esmtp-valueとして、NEVER、SU
CCESS、FAILURE及びDELAYのいずれかを指定することが
できる。例えば、 rcpt to:abcde@fghij.com notify=never と指定すれば、配送状態の如何に関わらず、配送状態通
知は返信されない。また、 rcpt to:abcde@fghij.com notify=success とすれば、電子メールの配送が成功した場合に、その旨
を知らせる配送状態通知がMFP100に対して返信さ
れる。これとは反対に、 rcpt to:abcde@fghij.com notify=failure とすれば、電子メールの配送が失敗した場合に、その旨
が通知される。
【0044】rcpt to:abcde@fghij.com notify=delay ならば、電子メールの配送が遅延した場合に、その旨を
知らせる配送状態通知が返信される。なお、電子メール
の配送が遅延したと判定するための条件はメール・サー
バ毎に必ずしも一定ではない。また、上記の電子メール
・アドレスabcde@fghij.comは飽くまで一例であって、
MFP100が常に当該電子メール・アドレスを指定し
て上記の手順を実行することを意味するのではない。
【0045】インターネットファクシミリにおいては、
上記のesmtp-valueのうち、SUCCESSを指定すべきことが
規定されているので(RFC2532:Extended Facsimile Us
ingInternet Mail)、MFP100はこの規定に準拠し
てesmtp-valueをSUCCESSとする。DSN方式では、電子メ
ールの配送経路にあるメール・サーバであって、DSN
方式をサポートする一連のメール・サーバのうち、当該
電子メールを最後に受け取ったメール・サーバ又はメー
ル端末が配送状態通知を返信する。
【0046】当該メール端末が、フルモード対応のイン
ターネットファクシミリ装置であって、MFP100に
能力情報が通知される場合には、次のようなフォーマッ
トの配送状態通知が返信される。即ち、メッセージ処理
通知はMIME形式をとり、最上位レベルのcontent-ty
peはmultipart/reportである。そして、このmultipart/
reportに含まれるデータであって、MIMEタイプ名は
messageで、MIMEサブタイプ名はdelivery-statusで
ある。
【0047】また、ボディ部にはヘッダ・フィールドと
して、Media-Accept-Featuresが指定され、コロンに引
き続いて能力情報を表すタグと当該タグに対応する値が
記述される。このようなタグは、例えば、RFC253
4(Media Features for Display, Print, and FAX)に
規定されており、画像の大きさについてはpix-x、pix-y
というタグ名が規定され、また、解像度についてはdpi
というタグ名が規定されている。
【0048】なお、フルモードに対応するインターネッ
トファクシミリ装置はメッセージ処理通知または配送状
態通知のいずれか一方で能力情報を通知すれば良いと規
定されているので、いずれによって能力情報の通知がな
されるかは予め分からないので、MFP100は画像デ
ータを添付された電子メールの送信に際して、メッセー
ジ処理通知と配送状態通知の両方を要求する。こうする
ことによって、前記の宛先に対して能力情報を問い合わ
せることができる。
【0049】さて、MFP100は、前記電子メールを
送付すると、メッセージ処理通知の返信を待つ。すなわ
ち、タイマをセットした後(ステップS104)、所定
時間を経過したかどうかを検査して(ステップS10
5)、経過していなければ(ステップS106:N
o)、検査を続行する。そして、所定時間を経過したら
(ステップS106:Yes)、メール・サーバ124
にアクセスする(ステップS107)。
【0050】メール・サーバ124に電子メールが入着
していなければ(ステップS108:No)、ステップ
S105に進んで、経過時間を検査しながら、次にメー
ル・サーバ124にアクセスすべきタイミングが到来す
るのを待つ。メール・サーバ124に電子メールが入着
していたら(ステップS108:Yes)、メール・サ
ーバ124から電子メールをダウンロードする(ステッ
プS109)。電子メールをメール・サーバ124から
ダウンロードする手順については、例えば、POP3
(Post Office Protocol version 3:RFC1725)に従え
ば良い。
【0051】MFP100は、メール・サーバ124か
らダウンロードした電子メールの中に、前記画像データ
を添付して送信した電子メールに対して返信された電子
メールに含まれているメッセージ処理通知(MDN)や
配信状態通知(DSN)を参照する(ステップS11
0)。そして、前記画像データ添付して送信した電子メ
ールが、受信側MFPであるMFP110に正しく受信
されなかったことが確認されたら(ステップS111:
No)、ステップS103に進んで当該電子メールを再
度送信する。
【0052】MFP100は、前記電子メールが、受信
側MFPに正しく受信されたことが確認されたら(ステ
ップS111:Yes)、更に、メッセージ処理通知に
解像度の指定が含まれているかどうかを検査する。当該
解像度の通知は、受信側MFPが処理することができる
最も高い解像度を通知するものであって、受信側MFP
は受信した画像データの解像度が、自機が処理できる最
も高い解像度を越えている場合にメッセージ処理通知に
て前記解像度を通知する。
【0053】さて、メッセージ処理通知に解像度の通知
が含まれていたら(ステップS112:Yes)、MF
P100は、自機にて画像データを生成することができ
る解像度のうち、前記メッセージ処理通知にて通知され
た解像度よりも低い解像度であって、かつ、前記メッセ
ージ処理通知にて通知された解像度に最も近い解像度を
選択する。
【0054】そして、MFP100は、選択した解像度
にて画像データを生成し、生成した画像データを添付し
た電子メールをステップS102におけるのと同様にし
て作成する(ステップS113)。その後、MFP10
0は、ステップS103に進んで、ステップS113に
て作成した電子メールを前記受信側MFPに宛てて送信
する。
【0055】MFP100は、メッセージ処理通知に解
像度の通知が含まれていなければ(ステップS112:
No)、前記電子メールに添付された画像データは、受
信側MFPに正しく処理されたと判定して、画像データ
の送信処理を終了する。 [5−2] MFPの受信処理フロー 図7は、MFP100が実行する画像データの受信処理
の流れを示すフローチャートである。なお、MFP10
1が画像データを送信する場合も同様の処理が実行され
る。さて、図7において、MFP100は、一定周期で
メール・サーバ124にアクセスして、電子メールをダ
ウンロードすることができるように、タイマをセットす
る(ステップS201)。
【0056】MFP100は、タイマを繰り返し参照し
て経過時間をチェックし(ステップS202)、所定時
間を経過していなければ(ステップS203:No)、
ステップS202に進み、更に、経過時間のチェックを
繰り返す。所定時間を経過したら(ステップS203:
Yes)、MFP100はメール・サーバ124にアク
セスして、自機宛てに電子メールが入着したかどうかを
チェックする。
【0057】自機宛ての電子メールが入着していなけれ
ば(ステップS205:No)、ステップS201に進
んでタイマをセットし、次にメール・サーバ124にア
クセスするタイミングが到来するまで、経過時間を繰り
返しチェックする(ステップS202)。メール・サー
バ124に自機宛ての電子メールが入着していたら(ス
テップS205:Yes)、MFP100は入着した電
子メールをメール・サーバ124からダウンロードする
(ステップS206)。
【0058】次いで、MFPは、ダウンロードした電子
メールに添付された画像データについて、その解像度を
チェックする(ステップS207)。当該画像データの
解像度が、自機が処理することができる解像度でなけれ
ば(ステップS208:No)、自機が処理することが
できる最も高い解像度を通知するメッセージ処理通知を
含む電子メールを作成する(ステップS210)。
【0059】この際、MFP100は、当該電子メール
をMIME形式とし、最上位レベルのcontent-typeをmu
ltipart/report、次位のcontent-typeをmessage/ deliv
ery-statusとする。そして、MFP100は、ボディ部
にヘッダ・フィールドとしてMedia-Accept-Featuresを
指定し、コロンに引き続いて解像度を表すタグ名dpiを
記載する。MFP100は、このタグ名dpiに引き続い
て、自機が処理することができる最も高い解像度をイン
チ当たりのドット数で表現した値を記述する。
【0060】逆に、前記画像データの解像度が、自機に
て処理できる範囲にあれば(ステップS208:Ye
s)、受信した画像データを用いて所定の画像形成処理
を実行すると共に、処理が正しく終了した旨のメッセー
ジ処理通知を含む電子メールを作成する(ステップS2
09)。そして、ステップS209又はS210の後、
作成した電子メールを、前記画像データを添付された電
子メールの送信元に宛てて送信し(ステップS21
1)、ステップS201に進んで上記の処理を繰り返
す。
【0061】[5−3] パーソナル・コンピュータの
受信処理フロー 図8は、パーソナル・コンピュータ120が実行する画
像データの受信処理の流れを示すフローチャートであ
る。図8に示すように、パーソナル・コンピュータ12
0は、キーボード42やマウス43によりユーザからの
リクエストを受け付ける(ステップS301)。パーソ
ナル・コンピュータ120は、ユーザから受け付けたリ
クエストがメール・サーバ124へのアクセス要求であ
れば(ステップS302:Yes)、メール・サーバ1
24にアクセスして(ステップS303)、予め指定さ
れたのメール・アドレスに宛てた電子メールが入着して
いるかどうかチェックする。
【0062】メール・サーバ124に電子メールが入着
していなかったら(ステップS304:No)、ステッ
プS301に進んで、再びユーザのリクエストを待つ。
メール・サーバ124に電子メールが入着していたら
(ステップS304:Yes)、メール・サーバ124
から当該電子メールをダウンロードし、固定記憶装置4
07に格納する(ステップS305)。
【0063】さて、パーソナル・コンピュータ120
は、ユーザから受け付けたリクエストがメール・サーバ
124へのアクセス要求ではなくて(ステップS30
2:No)、固定記憶装置407に格納されている電子
メールに添付された画像データの表示であれば(ステッ
プS306:Yes)、指定された画像データを固定記
憶装置407から読み出して、ディスプレイ41に表示
する(ステップS307)。
【0064】ステップS305、S307の処理の後、
またはステップS306でNoの場合、パーソナル・コ
ンピュータ120はステップ301に進んで、ユーザの
リクエストを待つ。 (変形例)以上、本発明を実施の形態に基づいて説明し
てきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないの
は勿論であり、以下のような変形例を実施することがで
きる。
【0065】(1) 画像データ送信システム1はイン
ターネットに接続した2つ以上のサイトからなっている
としても良く、また、インターネットに代えてLANに
接続された機器間で画像データを送信するとしても良
い。 (2) 上記実施の形態においては、能力情報として解
像度のみを考慮する場合について説明したが、解像度の
他にも、用紙サイズなどを能力情報として通知するとし
ても良い。
【0066】(3) 上記実施の形態においては、MF
P100は、画像データを添付された電子メールの送信
にあたって、メッセージ処理通知と配送状態通知の両方
を要求するとしたが、インターネットファクシミリの標
準方式ではメッセージ処理通知のサポートのみが必須と
され、配送状態通知についてはオプション実装と規定さ
れているので、画像データを添付された電子メールの送
信にあたっては、メッセージ処理通知のみを要求すると
しても構わない。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インターネットファクシミリ方式にて画像データを送信
する際に、自機において最も高い画質(解像度、用紙サ
イズなど)にて生成した画像データを電子メールに添付
して送信するので、当該電子メールの宛先がパーソナル
・コンピュータなど、インターネットファクシミリ方式
におけるフルモードをサポートしていないメール端末で
あっても高画質の画像データを受け取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る画像データ送信システ
ムの全体構成を例示した図である。
【図2】画像データ送信システム1を構成するMFP1
00のハードウェア構成を例示する図である。
【図3】MFP100が備えている制御モジュール30
〜33のハードウェア構成を示したブロック図である。
【図4】画像データ送信システム1を構成するパーソナ
ル・コンピュータ120のハードウェア構成を示したブ
ロック図である。
【図5】画像データ送信システム1にて実行される画像
データの送信手順を示すシーケンス図であって、図5
(a)はMFP間の通信手順を表している。また、図5
(b)は、受信側MFPが受け取った画像データを処理
できない場合の通信手順を示し、図5(c)はMFPと
パーソナル・コンピュータ(PC)との間の通信手順を
示している。
【図6】MFP100が実行する画像データの送信処理
の流れを示すフローチャートである。
【図7】MFP100が実行する画像データの受信処理
の流れを示すフローチャートである。
【図8】パーソナル・コンピュータ120が実行する画
像データの受信処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 画像データ送信システム 100、110 MFP(Multifunctional Pe
ripheral) 104、114、124 メール・サーバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2種類以上の画質で画像データを生成し
    て送信するインターネットファクシミリ装置にて実行さ
    れる画像データ送信プログラムであって、 前記2種類以上の画質のうちの最も高い画質で画像デー
    タを生成する画像データ生成ステップと、 前記画像データ生成ステップにて生成された画像データ
    を送付する宛先を受け付ける宛先受付ステップと、 前記画像データ生成ステップにて生成された画像データ
    を前記宛先に送信する画像データ送信ステップと、 前記画像データ送信ステップにて送信された画像データ
    に応じて、前記宛先から返信された能力情報を受信する
    能力情報受信ステップと、 前記2種類以上の画質のうち、前記能力情報にて示され
    る画質よりも低い画質であって、かつ、前記能力情報に
    て示される画質に最も近い画質を選択する画質選択ステ
    ップと、 前記画質選択ステップにて選択された画質にて画像デー
    タを生成する画像データ再生成ステップと、 前記画像データ再生成ステップにて生成された画像デー
    タを前記宛先に送信する画像データ再送信ステップとを
    含むことを特徴とする画像データ送信プログラム。
  2. 【請求項2】 前記宛先に対して前記能力情報を問い合
    わせる問い合わせステップを含むことを特徴とする請求
    項1に記載の画像データ送信プログラム。
  3. 【請求項3】 2種類以上の画質で画像データを生成し
    て送信するインターネットファクシミリ装置と、当該画
    像データを受信する画像データ受信装置とがネットワー
    クを介して接続されて成る画像データ送信システムであ
    って、 前記インターネットファクシミリ装置は、 前記2種類以上の画質のうちの最も高い画質で画像デー
    タを生成する画像データ生成手段と、 前記画像データ生成手段にて生成された画像データを送
    付する宛先を受け付ける宛先受付手段と、 前記画像データ生成手段にて生成された画像データを前
    記宛先に送信する画像データ送信手段と、 前記画像データ送信手段にて送信された画像データに応
    じて、前記宛先から返信された能力情報を受信する能力
    情報受信手段と、 前記2種類以上の画質のうち、前記能力情報にて示され
    る画質よりも低い画質であって、かつ、前記能力情報に
    て示される画質に最も近い画質を選択する画質選択手段
    と、 前記画質選択手段にて選択された画質にて画像データを
    生成する画像データ再生成手段と、 前記画像データ再生成手段にて生成された画像データを
    前記宛先に送信する画像データ再送信手段とを備え、 前記画像データ受信装置は、 前記インターネットファクシミリ装置が送信した画像デ
    ータを受信する画像データ受信手段と、 前記画像データ受信手段にて受信された画像データが、
    所定の画質よりも高い画質を有していたら、前記インタ
    ーネットファクシミリ装置に所定の能力情報を送信する
    能力情報送信ステップとを備えることを特徴とする画像
    データ送信システム。
  4. 【請求項4】 2種類以上の画質で画像データを生成し
    て送信するインターネットファクシミリ装置であって、 前記2種類以上の画質のうちの最も高い画質で画像デー
    タを生成する画像データ生成手段と、 前記画像データ生成手段にて生成された画像データを送
    付する宛先を受け付ける宛先受付手段と、 前記画像データ生成手段にて生成された画像データを前
    記宛先に送信する画像データ送信手段と、 前記画像データ送信手段にて送信された画像データに応
    じて、前記宛先から返信された能力情報を受信する能力
    情報受信手段と、 前記2種類以上の画質のうち、前記能力情報にて示され
    る画質よりも低い画質であって、かつ、前記能力情報に
    て示される画質に最も近い画質を選択する画質選択手段
    と、 前記画質選択手段にて選択された画質にて画像データを
    生成する画像データ再生成手段と、 前記画像データ再生成手段にて生成された画像データを
    前記宛先に送信する画像データ再送信手段とを備えるこ
    とを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 所定の原稿から画像を読み取る画像読み
    取り手段を備え、 前記画像データ生成手段は、前記画像読み取り手段にて
    読み取られた画像に基づいて前記画像データを生成し、 前記画像データ再生成手段は、前記画像読み取り手段に
    て読み取られた画像に基づいて前記画像データを生成す
    ることを特徴とする請求項4に記載のインターネットフ
    ァクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006238240A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
US7570396B2 (en) 2005-09-14 2009-08-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Image communication apparatus and image communication control method
KR100956708B1 (ko) 2007-03-22 2010-05-06 가부시끼가이샤 도시바 팩스 기능을 갖는 화상 형성 장치 및 화상 형성 방법

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