JP4372320B2 - ローラの組合せ及びこの組合せを用いたローラねじ並びに転がり案内装置 - Google Patents

ローラの組合せ及びこの組合せを用いたローラねじ並びに転がり案内装置 Download PDF

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    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローラ循環路を転がり運動する複数のローラの組合せに関し、特にローラねじ又は転がり案内装置のローラ循環路を転がり運動するローラの組合せに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ねじ軸とナット部材との間にローラを介在したローラねじが知られている。ねじ軸をナット部材に対して相対的に回転すると、ナット部材がねじ軸の軸線方向に円滑に直線運動する。
【0003】
ねじ軸には螺旋状のローラ転走溝が形成される。一方、ナット部材にはローラ転走溝に対応する螺旋状の負荷転走溝を含むローラ循環路が形成される。ローラは、ねじ軸とナット部材との間を、ねじ溝の外周を回るように転がり運動し、ローラ循環路を循環する。このローラねじにおいて、複数のローラは、隣接するローラの軸線が略平行を保つようにローラ循環路にパラレル配列されることもあるし、隣接するローラの軸線が直交するようにクロス配列されることもある。
【0004】
ローラ循環路にローラのみを配列した総ローラのローラねじの場合、隣接するローラが互いに接触し、金属製のローラ間に生ずる摩擦によって、ローラが円滑に運動できなくなったり、ローラが損傷したりするという問題が生じる。
【0005】
この問題を解決するために、一連のローラを回転・摺動自在に保持し、隣接するローラが接触するのを防止するリテーナを設けたべアリング用ローラ連結構造(特開昭63−199919号公報)が知られている。図12はべアリング用ローラ連結構造の平面図を示し、図13はべアリング用ローラ連結構造の側面図を示す。
【0006】
このベアリング用ローラ連結構造では、ローラ1…は隣接するローラ1…の軸線が互いに直交するようにクロス配列され、複数のローラ1…それぞれの外周面に円周溝1a…が形成され、この円周溝1a…それぞれに2個の略C形状の連結輪2a,2bが互いに反対方向を向くように重ねて配置され、連結輪2a,2bの開放端に折り曲げられた折曲げ軸部3,3,3,3が形成され、隣接する一対のローラ1,1間に折曲げ軸部3…を軸支する軸受部4を十文字状に設けた連結体が配置されている。
【0007】
また、一連のローラ1…を回転・摺動自在に保持し、隣接するローラ1…が接触するのを防止するリテーナ5を設けたクロスローラ用ローラ(実開平6−40451号公報参照)も知られている。図14はリテーナ5のみの平面図を示し、図15はリテーナ5にローラ1…を組み込んだ断面図を示す。
【0008】
このクロスローラ用ローラでは、ローラ1…は隣接する一対のローラ1,1の軸線が直交するようにクロス配列され、複数のローラ1…それぞれの外周面の中央に円周溝1a…が形成され、この円周溝1a…にリテーナ5のC字状の嵌合部6…が嵌められている。リテーナ5は、ローラ1…の円周溝1a…に嵌合するC字状の嵌合部6…と、このC字状の嵌合部6…を直鎖状に連結する連結部7…とを有し、隣接するC字状の嵌合部6…は互いに直交している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一連のローラを回転・摺動自在に保持する従来のリテーナにあっては、リテーナがローラを包み込み、リテーナ内でローラが自転する構造になっているので、リテーナとローラとの間に僅かな隙間を開けなければならない。この僅かな隙間によって、ローラがローラの軸線および進行方向を含む平面で倒れ、所謂スキューを起こし、これにより、ローラ循環路でローラの整列循環が妨げられてしまうおそれがある。また、この僅かな隙間を形成するために、リテーナとローラとの間に潤滑油を含浸する等、様々な製造上の努力が必要になってしまう。
【0010】
そこで、本発明は、隣接するローラが接触するのを防止でき、かつローラのスキューも防止できるローラの組合せ及びこの組合せを用いたローラねじ並びに転がり案内装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものでない。上記課題を解決するために、本発明者は、外周面に円周溝が形成された溝付きローラと、外周面に環状リテーナを有するリテーナ付きローラとを交互に配置し、隣接するローラの外周面が接触するのを防止し、かつローラのスキューも防止した。
【0012】
すなわち、本発明は、ローラ循環路を循環する複数のローラ(20…)の組合せであって、外周面に円周溝(23…)が形成された溝付きローラ(20a…)と、外周面に環状リテーナ(21…)を有するリテーナ付きローラ(20b…)とが交互に配置され、前記環状リテーナ(21…)は、前記溝付きローラ(20a…)の前記円周溝(23…)に噛み合い、前記リテーナ付きローラ(20b…)の円筒面(27)と前記溝付きローラ(20a)の円筒面(26)との間に隙間(W)が開けられることを特徴とするローラの組合せにより、上述した課題を解決した。
【0013】
ここで、環状リテーナはリテーナ付きローラと別体に形成されてもよいし、ローラと一体に形成されてもよい。すなわち、例えば樹脂製の環状リテーナを金属製のローラに装着することで環状リテーナがローラと別体で形成されてもよいし、金属製のローラを加工することで環状リテーナがローラと一体に形成されてもよい。
【0014】
この発明によれば、隣接する溝付きローラの円筒面とリテーナ付きローラの円筒面との間には僅かな隙間が開けられるので、隣接するローラは円筒面で接触することなく、リテーナ付きローラの環状リテーナと溝付きローラの円周溝のみで接触する。したがって、隣接するローラの円筒面(金属面)が互いに接触するのを防止することができる。また、リテーナ付きローラの環状リテーナが隣の溝付きローラの円周溝に噛み合っているので、ローラがローラの軸線および進行方向を含む平面で倒れようとしても、倒れることができない。このため、所謂スキューを防止することができる。
【0015】
また、本発明は、前記リテーナ付きローラ(20b…)は、外周面に円周溝(23…)が形成されたリテーナ付きローラ本体(24…)を備え、前記環状リテーナ(21…)は、このリテーナ付きローラ本体(24…)の円周溝(23…)に組み込まれることを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、リテーナ付きローラ本体を溝付きローラと同一形状にすることができ、これらのローラの製造が容易になる。
【0017】
また、本発明は、前記環状リテーナ(21…)は、樹脂からなり、前記リテーナ付きローラ本体と共に回転するように前記リテーナ付きローラ本体(24…)と一体に成形されることを特徴とする。ここで、リテーナ付きローラは、例えばリテーナ付きローラ本体をインサートして環状リテーナとリテーナ付きローラ本体を一体に成形するインサート成形法等によって成形される。
【0018】
この発明によれば、環状リテーナとリテーナ付きローラ本体との間に隙間を形成する必要がないので、製造が容易になる。また、摩擦力は、環状リテーナと環状リテーナが巻かれたリテーナ付きローラ本体との間で生じることなく、接触面積の少ない、環状リテーナのと円周溝との間で生じる。したがって、全体の摩擦力を低減することができる。
【0019】
また、本発明は、螺旋状のローラ転走溝(11a)を有する軌道軸(11)と、前記ローラ転走溝(11a)に対応する螺旋状の負荷ローラ転走溝(12a)を含むローラ循環路を有して、該軌道軸(11)に相対運動自在に組みつけられたスライド部材(12)と、前記ローラ循環路内に配列・収容されて、前記軌道軸(11)に対する前記スライド部材(12)の相対運動に併せて循環する複数のローラ(20…)とを備えるローラねじにおいて、前記ローラ循環路には、外周面に円周溝(22…)が形成された溝付きローラ(20a…)と、外周面に環状リテーナ(21…)を有するリテーナ付きローラ(20b…)とが交互に配置され、前記環状リテーナ(21…)は、前記溝付きローラ(20a…)の前記円周溝(22…)に噛み合い、前記リテーナ付きローラ(20b…)の円筒面(27…)と前記溝付きローラ(20a…)の円筒面(26…)との間に隙間(W)が開けられ、前記ローラ転走溝(11a)及び前記負荷ローラ転走溝(12a)の少なくとも一方には、前記環状リテーナ(21…)を案内する案内溝(14,14,17,17)が形成されることを特徴とするローラねじにより、上述した課題を解決した。
【0020】
この発明によれば、隣接する溝付きローラの円筒面とリテーナ付きローラの円筒面との間には僅かな隙間が開けられるので、隣接するローラは円筒面で接触することなく、リテーナ付きローラの環状リテーナと溝付きローラの円周溝のみで接触する。したがって、隣接するローラの円筒面(金属面)が接触するのを防止することができる。また、リテーナ付きローラの環状リテーナが隣の溝付きローラの円周溝に噛み合っているので、ローラがローラの軸線および進行方向を含む平面で倒れようとしても、倒れることができない。このため、所謂スキューを防止することができる。さらに、環状リテーナが案内溝で案内されているので、ローラの倒れ、スキューをより防止することができる。
【0021】
また、本発明は、長手方向に延びるローラ転走面(31a,31a)を有する軌道軸(31)と、前記ローラ転走面(31a,31a)に対応する負荷ローラ転走面(34a,34a)を含むローラ循環路を有して、該軌道軸(31)に相対運動自在に組み付けられたスライド部材(32)と、前記ローラ循環路内に配列・収容されて、前記軌道軸(31)に対する前記スライド部材(32)の相対運動に併せて循環する複数のローラ(36…)と、を備える転がり案内装置において、前記ローラ循環路には、外周面に円周溝(38…)が形成された溝付きローラ(36b…)と、外周面に環状リテーナ(37…)を有するリテーナ付きローラ(36a…)とが交互に配置され、前記環状リテーナ(37…)は、前記溝付きローラ(36b…)の前記円周溝(38…)に噛み合い、前記リテーナ付きローラ(36a…)の円筒面と前記溝付きローラ(36b…)の円筒面との間に隙間が開けられ、前記ローラ転走面(31a,31a)及び前記負荷ローラ転走面(34a,34a)の少なくとも一方には、前記環状リテーナ(37…)を案内する案内溝(42…)が形成されることを特徴とする転がり案内装置により、上述した課題を解決した。
【0022】
この発明によれば、上述の理由により、隣接するローラが接触するのを防止でき、かつローラのスキューも防止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態におけるローラの組合せを適用したローラねじを示す。このローラねじは、外周面に螺旋状のローラ転走溝11aが形成されたねじ軸11(軌道軸)と、内周面に該ローラ転走溝11aに対応する螺旋状の負荷転走溝12aを含むローラ循環路が形成されて該ねじ軸11に相対運動自在に組みつけられたナット部材12(スライド部材)と、前記ローラ循環路内に配列・収容されて、前記ねじ軸11に対するナット部材12の相対運動に併せて循環する複数のローラとを備える。ねじ軸11のローラ転走溝11aとナット部材12の負荷転走溝12aとの間で上記ローラ循環路の負荷転走路が構成される。ナット部材12はリターンパイプ13を具備している。このリターンパイプ13によって、該負荷転走路の一端と他端とを連通する無負荷戻し通路が形成される。ねじ軸11のナット部材12に対する相対的な回転に伴なって、ローラがローラ転走溝11aと負荷転走溝12aとの間を転がり運動し、また、ナット部材12がねじ軸11に対して直線運動する。
【0026】
図2は、上記ローラねじを軸線方向で切断した断面を示す。ねじ軸11の外周面には、所定のリードを有するローラ転走溝11aが形成されている。ローラ転走溝11aは断面V字状で、その傾斜壁面のなす角度は略90度に設定される。このローラ転走溝11aの壁面13a又は13bをローラ20が転がり運動する。ローラ転走溝の壁面13a及び13bの少なくとも一方には、ローラ転走溝11aに沿ってリテーナ付きローラの環状リテーナ(詳細は後述する)を案内する断面円弧状の案内溝14,14が形成される。この案内溝14,14は、環状リテーナとの干渉を避けるように、環状リテーナの幅Wよりも僅かに広く、しかも環状リテーナの高さよりも僅かに深く形成される。
【0027】
ナット部材12は、ねじ軸11に隙間をもって嵌められる。ナット部材12は、略円筒状をなし、その端部に案内対象と結合するためのフランジ15を備える。ナット部材12の内周面には、ねじ軸11のリードと等しいリードを有する螺旋状の負荷転走溝12aが形成される。この負荷転走溝12aも断面V字状で、負荷転走溝12aの傾斜壁面のなす角度も略90度に設定される。負荷転走溝12aの壁面16aまたは壁面16bをローラが転がり運動する。対向する負荷転走溝12aとローラ転走溝11aとの間に、断面略正方形の負荷転走路が形成される。負荷転走溝12aの壁面16a及び16bの少なくとも一方には、負荷転走溝12aに沿ってリテーナ付きローラの環状リテーナを案内する断面円弧状の案内溝17,17が形成される。この案内溝17,17は、環状リテーナとの干渉を避けるように、環状リテーナの幅Wよりも僅かに広く、しかも環状リテーナの高さよりも僅かに深く形成される。図1に示すように、ナット部材12には、リターンパイプ13の両側が挿入されるリターンパイプ嵌合穴が開けられる。このリターンパイプ嵌合穴は、負荷転走溝12a内まで延びる。リターンパイプ13は、パイプ押さえ18によってナット部材12に固定されている。
【0028】
図3は、ローラ循環路の負荷転走路を転動するローラを示す。ナット部材12の負荷転走溝12aとねじ軸11のローラ転走溝11aとの間の負荷転走路には、複数のローラ20…が配列・収容される。ローラ20…は、円筒形でその側面形状が略正方形である。ローラ20…は、負荷転走路の対辺となる壁面13aと壁面16aの間、あるいは壁面13bと壁面16bとの間を転がり運動する。ローラ20…の外径は、壁面間の距離とほぼ同一寸法とされ、ローラ20の軸線方向の長さは壁面間の距離よりも若干小さい寸法とされる。なお、ローラ20には予圧をかけてもよいし、かけなくてもよい。複数のローラ20…は、隣接するローラ20…の軸線が略平行を保つようにパラレル配列されることもあるし、隣接するローラ20…の軸線が略直交するようにクロス配列されることもある。この実施形態では、複数のローラ20…は隣接するローラ20…の軸線が略平行を保つようにパラレル配列されている。
【0029】
また、複数のローラ20…は、外周面に円周溝22…が形成された溝付きローラ20a…と、外周面に環状リテーナ21…を設けたリテーナ付きローラ20b…とが交互に配置された構成となっていている。円周溝22…は、断面円弧状で溝付きローラ20aの外周面の高さ方向における略中央に1周形成される。環状リテーナ21…は、円周溝22…の断面形状に形状が合わせられた断面円弧状に形成される。断面円弧状のリテーナ付きローラ20b…の環状リテーナ21…は、隣り合う溝付きローラ20a…の円周溝22…に噛み合う。
【0030】
リテーナ付きローラ20b…それぞれは、外周面に円周溝23が形成されたリテーナ付きローラ本体24と、このリテーナ付きローラ本体24の円周溝23に組み込まれた環状リテーナ21とから構成される。環状リテーナ21は、リテーナ付きローラ本体24の外周面から突出する。そして、環状リテーナ21は、合成樹脂からなり、リテーナ付きローラ本体24と共に回転するようにリテーナ付きローラ本体24と一体に成形される。このリテーナ付きローラ20bは、リテーナ付きローラ本体24を金型内にインサートし、環状リテーナ21とリテーナ付きローラ本体24を一体に射出成形する所謂インサート成形法等によって成形される。
【0031】
図4及び図5は、ローラ循環路の負荷転走路を転動するローラの変形例を示す。この変形例では、ローラ25…にはテーパのついたテーパコロが用いられる。テーパコロの円錐の頂点Qは、ねじ軸11の中心線上に位置する。これにより、負荷転走溝12aとローラ転走溝11aとの間を、テーパコロがすべることなく転がり運動する。
【0032】
図6は、ローラ20,25を構成する溝付きローラ20a…の円筒面とリテーナ付きローラ20b…の円筒面との間に形成される隙間Wを示す。この図に示すように、溝付きローラ20a…の円筒面(外周面における円周溝22が形成された以外の部分)とリテーナ付きローラ20b…の円筒面(外周面における環状リテーナが形成された以外の部分)との間には隙間Wが開けられている。
【0033】
ねじ軸11が回転されると、ローラ20…は荷重を受けながら負荷転走路内をねじ軸11の周方向に転がる。ねじ軸11の外周を転がるローラ20…は、リターンパイプ13で掬い上げられる。掬い上げられたローラ20…は、リターンパイプ13内を通過する。そして、ローラ20…は、数ピッチ間隔を隔てて、再び負荷転走路に戻される。ねじ軸11の回転方向を反転すると、各ローラ20…はこの逆の経路を辿って循環する。なお、ねじ軸11を固定側として、ナット部材12を回転させる場合も同様に循環する。
【0034】
ローラ20…が荷重を受けながら負荷転走路内転がるとき、ローラ20…における、ねじ軸11の内周側と外周側とで速度差が生じ、ローラ20…がローラ20…の軸線と進行方向を含む平面で倒れようとし、ローラ20…のスキューが発生する。しかし、本発明によれば、図7に示すように、リテーナ付きローラ20b…の環状リテーナ21…が隣の溝付きローラ20a…の円周溝22…に噛み合っているので、ローラ20…がローラ20…の軸線および進行方向を含む平面で倒れようとしても、倒れることができない。このため、所謂スキューを防止することができる。さらに、環状リテーナ21…は案内溝14,14,17,17で案内されているので、ローラ20…の倒れ、スキューをより防止することができる。
【0035】
また、図6に示すように、隣接する溝付きローラ20a…の円筒面26…とリテーナ付きローラ20b…の円筒面27…との間には僅かな隙間Wが開けられているので、隣接するローラ20…は円筒面26…,27…で接触することなく、リテーナ付きローラ20b…の環状リテーナ21…と溝付きローラ20a…の円周溝22…のみで接触する。したがって、隣接するローラ20…の円筒面26…,27…(金属面)が互いに接触するのを防止することができる。
【0036】
ところで、本ローラねじの例では、ねじ軸11のローラ転走溝11aを転がるローラ20を、リターンパイプ13で掬い上げ数巻き分戻したが、他に、ローラ20を掬い上げるデフレクタをナット部材12に設ける構成が挙げられる。すなわち、ねじ軸11のローラ転走溝11a上を転走してきたローラ20をこのデフレクタによって該ローラ転走溝11aから離脱させ、ねじ軸11の外径部を飛び越えて1リード前のローラ転走溝11aに戻してもよい。また、図示はしないが、ナット部材12を、負荷転走溝が形成されたナット本体と、該ナット本体の両端に装着される側蓋とで構成し、このナット本体にローラの戻し通路を形成し、両側蓋に該負荷転走溝、及び該戻し通路を互いに連通する連通路を形成したいわゆる側蓋タイプのローラねじも採用し得る。
【0037】
図8ないし図10は、本発明の第1の実施形態におけるローラの組合せを適用した転がり案内装置としてのリニアガイドを示すものである。このリニアガイドは、ベッドまたはサドル等の固定部上でテーブル等の可動体を案内する周知のリニアガイドで、固定部上に配設されると共に長手方向に沿って転動体転走面としてのローラ転走面31aが形成された案内レール31(軌道軸)と、案内レール31のローラ転走面31aに対応する負荷転走面を含むローラ循環路(転動体循環路)が形成されて該案内レール31に相対運動自在に組みつけられた移動ブロック(スライド部材)32と、ローラ循環路内に配列収容されて、案内レール31に対する移動ブロック32の相対運動に併せて循環する複数のローラ36…とを備える。複数のローラ36…は、ローラ循環路内に隣り合うローラ36…の軸線が略平行を保つように配列収容されている。複数のローラ36…の無限循環に伴い、可動体を支持した移動ブロック32が案内レール31に沿って直線運動する。
【0038】
案内レール31は、細長く延ばされ、断面略四角形状をなす。案内レール31の左右両側面には、長手方向の全長にわたってローラ36…が転がる際の軌道になるローラ転走面31aが形成される。なお、図示の案内レール31は直線状であるが、曲線状のレールが使用されることもある。ローラ転走面31aの条数は左右で2条設けられているが、その条数はリニアガイドの用途等に応じて種々変更され得る。
【0039】
移動ブロック32は、移動体本体34とその両端に配置される一対の側蓋35とを相互に組み合わせて概略構成される。移動体本体34には、ローラ転走面31aにそれぞれ対向する2条の負荷転走面34aが設けられている。負荷転走面34a及びローラ転走面31aの組み合わせにより、案内レール31と移動ブロック32との間に左右2条の負荷転走路Cが形成される。さらに、移動体本体34には、各負荷転走路Cと平行して延びる2本の戻し通路Dと、各戻し通路Dと負荷転走路Cとを結ぶ方向転換路とが設けられている。負荷転走路C及び戻し通路Dと、それらを結ぶ一対の方向転換路との組み合わせによって1つのローラ循環路が構成される。
【0040】
図9に示すように、移動体本体34は、本体ブロック39と型成形体40…とを備えている。本体ブロック39は、移動ブロック32に対する荷重に耐えうるよう鋼等にて構成された高剛性の構造体であり、その上面には本装置による案内対象を固定するためのねじ穴が形成される。型成形体40…は、本体ブロック39が設置された金型内に溶融樹脂を射出する、いわゆるインサート成形法により本体ブロック39と一体に成形されたり、本体ブロック39とは別体で成形された後、本体ブロック39に組み込まれたりする。
【0041】
上述した負荷転走面34a…は本体ブロック39に形成されている。これに対して戻し通路Dは、型成形体40に形成されている。本体ブロック39には負荷転走面34aと平行に延びる2つの貫通孔が形成され、それらの貫通孔には型成形体40が組み込まれている。図10に示すように、型成形体40には、ローラ36…を戻す戻し通路D、及びその戻し通路Dにおいてリテーナ付きローラ36aの環状リテーナ37との干渉を避ける案内溝41が形成されている。また、本体ブロック39には、負荷転走面34aに沿って環状リテーナ37を案内する案内溝42が形成されている。この案内溝42は、環状リテーナ37…との干渉を避けるように、環状リテーナ37の幅よりも僅かに広く、しかも環状リテーナ37の突出面よりも僅かに深く形成される。この案内溝42がリテーナ付きローラ36aを案内する。
【0042】
ローラ転走面31aと負荷転走面34aとの間に配列・収容されるローラ36…は、円筒形でその側面形状が長方形である。複数のローラ36…は、隣接するローラ36…の軸線が略平行を保つようにパラレル配列される。
【0043】
複数のローラ36…は、外周面に円周溝38…が形成された溝付きローラ36a…と、外周面に環状リテーナ37…を設けたリテーナ付きローラ36b…とが交互に配置された構成となっていている。円周溝38…は、断面円弧状で溝付きローラ36aの外周面の高さ方向における略中央に1周形成される。環状リテーナ37…は、円周溝38…の断面形状に形状が合わせられた断面円弧状に形成される。断面円弧状のリテーナ付きローラ36b…の環状リテーナ37…は、隣り合う溝付きローラ36a…の円周溝38…に噛み合う。
【0044】
移動ブロック32が案内レール31に沿って移動するのに伴って、ローラ36…は、移動ブロック32からの負荷を受けつつ負荷転走路Cをその一端から他端まで転走し、その後、一方の方向転換路に掬い上げられて戻し通路Dへ導かれ、さらに反対側の方向転換路を介して負荷転走路Cの一端に戻される。ローラ36…の循環中にローラ36…がローラ36…の軸線と進行方向を含む平面で倒れようとし、ローラ36…のスキューが発生する。しかし、本発明によれば、リテーナ付きローラ36b…の環状リテーナ37…が隣の溝付きローラ36a…の円周溝38…に噛み合っているので、ローラ36…がローラ36…の軸線および進行方向を含む平面で倒れようとしても、倒れることができない。このため、所謂スキューを防止することができる。さらに、環状リテーナ37…は案内溝42…で案内されているので、ローラ36…の倒れ、スキューをより防止することができる。
【0045】
また、溝付きローラ36a…の円筒面(外周面における円周溝38が形成された以外の部分)とリテーナ付きローラ36b…の円筒面(外周面における環状リテーナ37が形成された以外の部分)との間には隙間Wが開けられている。このため、隣接するローラ36…は円筒面で接触することなく、リテーナ付きローラ36b…の環状リテーナ37…と溝付きローラ36a…の円周溝38…のみで接触する。したがって、隣接するローラ36…の円筒面(金属面)が互いに接触するのを防止することができる。
【0046】
なお、本実施例では、移動ブロック32と案内レール31との相対運動が直線的になされるが、相対運動が曲線的になされる構成の案内装置にも本発明は適用可能であり、且つ、好適である。
【0047】
また、本発明のローラ用リテーナは、転がり案内装置としてのローラスプラインにも適用することができ、また、ローラを使用するものであれば旋回軸受(クロスローラベアリング)等の軸受にも適用することができる。
【0048】
図11は、本発明の第2の実施形態におけるローラの組合せを示す。この実施形態では、複数のローラそれぞれは、第1の実施形態におけるローラと異なり、外周面に環状リテーナを設けたリテーナ付きローラ20b…から構成される。このリテーナ付きローラ20b…の構成は、上記第1の実施形態におけるリテーナ付きローラ20b…と同一なので同一の符号を附して詳しい説明は省略する。環状リテーナ21…は、樹脂からなり、リテーナ付きローラ20b…と共に回転するようにリテーナ付きローラ20b…と一体に成形される。また、隣り合う一対のリテーナ付きローラ20b,20bの円筒面27,27の間には、隙間Wが開けられる。ローラ循環路を構成する壁面28には、環状リテーナ21…を案内する案内溝29が形成されている。
【0049】
この第2の実施形態のローラの組合せによれば、隣接するリテーナ付きローラ21b…の間には僅かな隙間が開けられるので、隣接するリテーナ付きローラ21b,21bは円筒面27,27で接触することなく、環状リテーナ21…の外周面のみで接触する。したがって、隣接するリテーナ付きローラ20b,20bの円筒面27,27(金属面)が接触するのを防止することができる。また、環状リテーナ21…が案内溝29で案内されているので、リテーナ付きローラ21b…の倒れ、スキューを防止することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、外周面に円周溝が形成された溝付きローラと外周面に環状リテーナを設けたリテーナ付きローラとが交互に配置され、前記リテーナ付きローラの前記環状リテーナは、前記溝付きローラの前記円周溝に噛み合い、前記リテーナ付きローラの円筒面と前記溝付きローラの円筒面との間に隙間が開けられるので、隣接するローラは円筒面で接触することなく、リテーナ付きローラの環状リテーナと溝付きローラの円周溝のみで接触する。したがって、隣接するローラの円筒面(金属面)が互いに接触するのを防止することができる。また、リテーナ付きローラの環状リテーナが隣の溝付きローラの円周溝に噛み合っているので、ローラがローラの軸線および進行方向を含む平面で倒れようとしても、倒れることができない。このため、所謂スキューを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のローラの組合せを適用したローラねじを示す斜視図。
【図2】上記ローラねじの軸線方向の断面図。
【図3】上記ローラねじのローラ循環路中を循環するローラを示す図。
【図4】ローラ循環路に配列されるローラの他の例を示す断面図。
【図5】ローラ循環路中を循環する上記図4のローラを示す図。
【図6】ローラ間に開けられる隙間を示す図。
【図7】ローラのスキューの防止を示す概念図。
【図8】本発明の第1の実施形態におけるローラの組み合わせを適用した転がり案内装置を示す側面図。
【図9】上記転がり案内装置を示す正面図(一部断面図を含む)。
【図10】図9の負荷転走路及び無負荷戻し通路の拡大図。
【図11】本発明の第2の実施形態におけるローラの組合せを示す正面図。
【図12】従来のべアリング用ローラ連結構造を示す平面図。
【図13】図12における従来のべアリング用ローラ連結構造を示す側面図。
【図14】従来のクロスローラ用ローラのリテーナを示す平面図。
【図15】図14におけるリテーナにローラを組み込んだ従来のクロスローラ用ローラの断面図。
【符号の説明】
11a ローラ転走溝
11 ねじ軸
12 ナット部材
12a 負荷転走溝
14,17,29 案内溝
20,36 ローラ
20a 溝付きローラ
20b リテーナ付きローラ
21,37 環状リテーナ
22,23,38,41,42 円周溝
24 リテーナ付きローラ本体
26,27 円筒面
31 案内レール
31a ローラ転走面
32 移動ブロック
36a リテーナ付きローラ
36b 溝付きローラ

Claims (5)

  1. ローラ循環路を循環する複数のローラの組合せであって、
    外周面に円周溝が形成された溝付きローラと、外周面に環状リテーナを有するリテーナ付きローラとが交互に配置され、
    前記環状リテーナは、前記溝付きローラの前記円周溝に噛み合い、
    前記リテーナ付きローラの円筒面と前記溝付きローラの円筒面との間に隙間が開けられることを特徴とするローラの組合せ。
  2. 前記リテーナ付きローラは、外周面に円周溝が形成されたリテーナ付きローラ本体を備え、
    前記環状リテーナは、このリテーナ付きローラ本体の円周溝に組み込まれることを特徴とする請求項1に記載のローラの組合せ。
  3. 前記環状リテーナは、樹脂からなり、前記リテーナ付きローラ本体と共に回転するように前記リテーナ付きローラ本体と一体に成形されることを特徴とする請求項2に記載のローラの組合せ。
  4. 螺旋状のローラ転走溝を有する軌道軸と、前記ローラ転走溝に対応する螺旋状の負荷ローラ転走溝を含むローラ循環路を有して、該軌道軸に相対運動自在に組みつけられたスライド部材と、前記ローラ循環路内に配列・収容されて、前記軌道軸に対する前記スライド部材の相対運動に併せて循環する複数のローラとを備えるローラねじにおいて、
    前記ローラ循環路には、外周面に円周溝が形成された溝付きローラと、外周面に環状リテーナを有するリテーナ付きローラとが交互に配置され、
    前記環状リテーナは、前記溝付きローラの前記円周溝に噛み合い、
    前記リテーナ付きローラの円筒面と前記溝付きローラの円筒面との間に隙間が開けられ、
    前記ローラ転走溝及び前記負荷ローラ転走溝の少なくとも一方には、前記環状リテーナを案内する案内溝が形成されることを特徴とするローラねじ。
  5. 長手方向に延びるローラ転走面を有する軌道軸と、前記ローラ転走面に対応する負荷ローラ転走面を含むローラ循環路を有して、該軌道軸に相対運動自在に組み付けられたスライド部材と、前記ローラ循環路内に配列・収容されて、前記軌道軸に対する前記スライド部材の相対運動に併せて循環する複数のローラと、を備える転がり案内装置において、
    前記ローラ循環路には、外周面に円周溝が形成された溝付きローラと、外周面に環状リテーナを有するリテーナ付きローラとが交互に配置され、
    前記環状リテーナは、前記溝付きローラの前記円周溝に噛み合い、
    前記リテーナ付きローラの円筒面と前記溝付きローラの円筒面との間に隙間が開けられ、
    前記ローラ転走面及び前記負荷ローラ転走面の少なくとも一方には、前記環状リテーナを案内する案内溝が形成されることを特徴とする転がり案内装置。
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