JPH064091Y2 - 直線案内機構 - Google Patents

直線案内機構

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JPH064091Y2
JPH064091Y2 JP15854487U JP15854487U JPH064091Y2 JP H064091 Y2 JPH064091 Y2 JP H064091Y2 JP 15854487 U JP15854487 U JP 15854487U JP 15854487 U JP15854487 U JP 15854487U JP H064091 Y2 JPH064091 Y2 JP H064091Y2
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JP
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ball
groove
half tube
guide rail
rail member
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慎一 春日
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NSK Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、移動体を案内して直線移動させる直線案内
機構に関し、特にコンパクトで作動性の良いものであ
る。
[従来の技術] 従来の直線案内装置には、例えば実開昭58−1554
26号公報に示されるものがある。
このものは、軸方向の凹所の内面に軸方向のボール転動
溝を複数条有し、該ボール転動溝の後方にそれぞれボー
ル通路となる軸方向の貫通孔を形成した摺動台(スライ
ダ)と、該摺動台の両端部にそれぞれ固定され前記摺動
台のボール転動溝及び該ボール転動溝に対応する貫通孔
にまたがり半円弧状のボール通路(湾曲ボール溝)を凹
部として形成した側板(エンドキャップ)と、前記摺動
台のボール転動溝、貫通孔及び側板の半円弧状のボール
通路に転動自在に満たされた多数のボールと、前記摺動
台のボール転動溝に配されたボールに嵌合する軸方向の
ボール転動溝を有する長尺の軌道軸(案内レール)とを
備え、前記摺動台がボールの転動を介して軌道軸上を軸
方向に移動可能とされているものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、従来のものは、摺動台の移動時に転動循
環する無負荷ボールの通路となる摺動台のボール戻り通
路が摺動台を軸方向に貫いた貫通孔として形成されてい
るため、次のような問題点があった。
摺動台の軸方向の寸法が大きいと、孔径に対して長
さが極めて長い孔加工を行わねばならず、その孔加工の
限界がすなわち摺動台の長さの限界となり、摺動台長さ
が規制されてしまう。
細長い孔を加工する際は、孔内面の面粗さは良好で
はなく、したがってこの貫通孔を通路として通過するボ
ールの作動性に悪影響を与える。
摺動台を軌道軸に組付けた全体的な高さが高くなり
過ぎる傾向がある。
コンパクト化のため1列構造とした場合、負荷容量
を確保するためボール側の軸方向長さを例えば2倍程度
とすると、ボール列が長くなり、ボールの循環が重くな
り作動性が悪くなる。
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、貫通孔の加工を要しないボールの戻し通路を
備えた直線案内機構を提供して、上記問題点を解決する
ことを目的としている。
[問題点を解決するための手段] この考案は、側面にボール転動溝を有して軸方向に延長
された案内レール部材と、該案内レール部材を跨いで軸
方向に移動可能に遊嵌されると共にその両袖部の内面側
に前記案内レール部材のボール転動溝に対向するボール
転動溝を有し且つ両袖部の外面側に該ボール転動溝に平
行するボール通路溝を有するスライダ部と、湾曲ボール
溝を有してスライダ部の端部に接合されるエンドキャッ
プ部とを備え、該エンドキャップ部は湾曲ボール溝の外
側半円周の終端からその接線方向に延長された延長溝を
有して嵌合突出部が形成され、該嵌合突出部の延長溝に
軸方向に長い半割チューブが前記湾曲ボール溝の外側半
円周の終端より奥迄差し込んで嵌着され前記スライダ部
のボール通路溝とによりボール戻り通路が形成され、前
記嵌合突出部の延長溝外周には前記半割チューブを差し
込んだ際に該半割チューブを接合段差が生じないように
受け入れると共に該半割チューブの回転を阻止する半割
チューブ挿入溝が形成され、前記ボール戻り通路と前記
湾曲ボール溝とボール転動溝とで形成されるボール循環
経路に多数のボールが転動自在に装填されている。
[作用] スライダ部の移動に伴って、案内レール部材のボール転
動溝とこれに対向するスライダ部側のボール転動溝とに
嵌合してボールが転動する。ボールはスライダ部一端の
エンドキャップ部の湾曲ボール溝に導かれてUターン
し、スライダ部の外側面に設けられ半円ボール通路溝と
半割チューブとが対向してなる円形のボール戻り通路を
経てスライダ部他端のエンドキャップ部の湾曲ボール溝
に至り、再度Uターンして前記ボール転動溝に戻る循環
を繰り返す。
上記スライダ部の外側面に設けられたボール戻り通路
は、ボール通路溝と半割チューブとが対向して形成され
るから、従来のようにスライダに開通孔を加工する必要
はない。ボール通路溝と半割チューブは、例えば引き抜
き加工等を利用して、長さに制約されること無く簡単に
形成することが可能であり、従ってスライダ部材の長さ
は必要に応じて任意に選定できる。
また、上記ボール通路は貫通加工ではなく溝加工で形成
できるから、良好な加工面が得られて、ボールの作動性
が改善される。
更に、スライダ部は移動体の一側面側を僅かに延長する
のみで形成できるから、全体的にコンパクトになる。
また更に、嵌合突出部に差し込まれた半割チューブは半
割チューブ挿入溝に受け入れられて接合段差が生じない
ようになっており、しかも半割チューブの回転が半割チ
ューブ挿入溝によって阻止されているため、ボール戻り
通路内にボールの転動を妨げる段差が形成されるおそれ
がない。
[実施例] 以下,この考案の実施例を図面に基づいて説明する。な
お、各図中の同一符号は、同一または相当部分を表して
いる。
第1図ないし、第9図はこの考案の一実施例を示すもの
で、送りねじ装置に適用したものである。
外周面に螺旋溝1Aを有する送りねじ軸(この場合はボ
ールねじ軸)1に、角型ナット2とこれとほぼ同様の大
きさを有するサブブロック3とが、軸方向に移動可能に
挿通されている。角型ナット2とサブブロック3とは、
上面側にねじ4で固定された連結板5を介して一体的に
連動するように連結されて送りねじ装置が形成されてい
る。
角型ナット2は、その中心部に設けられボールねじ軸1
が挿通している軸方向の貫通孔の内周面の一部に、上記
送りねじ軸の螺旋溝1Aに対応させた螺旋溝1Bを有す
ると共に、その螺旋溝1Bに連通するよう外方から穿設
された孔にコ字形に湾曲されたボールチューブ7が挿着
され、転動体循環路を形成している。上記の両螺旋溝1
A,1Bには図示しない多数の転動体であるボールが転
動自在に嵌合されており、それらの転動体が両螺旋溝1
A,1Bの間を転がりながら進み、螺旋溝を例えば1回
半回ってから、転動体循環路のボールチューブ7の先端
で掬い上げられ、転動体循環路の中を通過して両螺旋溝
間に戻る循環を繰り返す周知の構成を有する。上記角型
ナット2の貫通孔の両端には、送りねじ軸の螺旋溝1A
を払拭するべく、防塵用の例えばゴム,プラスチックス
等のシール8が装着してある。
なお、9は角型ナット2とサブブロック3に被可動部材
を取付ける取付けボルト用のねじ穴である。
サブブロック3の中心部に設けられた送りねじ軸挿通孔
は、送りねじ軸1の径より大径とされ送りねじ軸と接触
しない径の貫通孔とされており、角型ナット2における
ような螺旋溝は有しない。
上記の送りねじ装置を構成する角型ナット2及びサブブ
ロック3には、それらの移動を送りねじ軸1に沿って直
線的に案内するための直線案内機構10がそれぞれに併
設されている。
両者の直線案内機構10は全く同様であるから、以下に
角型ナット2に併設されたものについてのみ説明し他方
は省略する。
直線案内機構10は、軸方向に延長された案内レール部
材20と、その案内レール部材20を跨いで軸方向に移
動可能に遊嵌されたスライダ部30と、そのスライダ部
30の軸方向の両端部に接合されるエンドキャップ部4
0とで構成されている。
案内レール部材20は両側面に1条のボール転動溝21
を有しており、送りねじ軸1と平行に僅かに間隔を隔て
て配設される。その取付けのため、上下に貫通してねじ
孔22が軸方向に適宜の間隔を置いて複数個設けられ、
これにボルトを螺合することにより、案内レール部材2
0は図示しない基台等に固定される。ボール転動溝21
は、その横断面が中心の異なる2つの円弧面をほぼV字
状に形成したいわゆるゴシックアーチ状の溝とされてい
る。
スライダ部30は、角型ナット2の一面側、すなわち案
内レール部材20に面した側の両端部を僅かに延長して
形成されている。その延長部の中央部分に、第4図に示
すような軸方向の凹部31を形成して、その凹部31に
前記案内レール部材20の上部が遊嵌される。その凹部
31の両側は、袖部32が設けられ、その袖部32の内
側面には、案内レール部材20のボール転動溝21に対
向させたゴシックアーチ状のボール転動溝33を有して
いる。また袖部32の外側面には、内側面のボール転動
溝33に平行する横断面半円状のボール通路溝34が形
成されている。両袖部32の外面間の幅は、角型ナット
2の両側面間の幅より小さく形成されて、角型ナット2
からスライダ部30へ移る部分は段部35になってい
る。
エンドキャップ部40は、スライダ部30の軸方向の端
面において凹部31を縁取りする正面形状を備えてい
る。且つその幅方向の両端には、前記段部35すなわち
スライダ部30の袖部32の外側に嵌合する嵌合突出部
41を有しており、全体の平面形状はコ字状に形成され
ている。(第6図〜第9図参照)。
このエンドキャップ部40には、湾曲ボール溝42が左
右一対をなして形成されており、これによって案内レー
ル部材20の側面のボール転動溝21とこれに対向する
スライダ部30の内側面のボール通路溝33とを、スラ
イダ部30の外側面のボール通路溝34側に連通させ
る。前記嵌合突出部41の内面側には、中心線湾曲半径
R1である湾曲ボール溝42における半径R2の外側半
円周43の終端44からその接線方向に延長された横断
面半円状の延長溝45が形成されている。更にこの延長
溝45外周に、軸方向に長い半割チューブ挿入溝46が
設けられており、その半割チューブ挿入溝46の奥行き
の終点は、前記湾曲ボール溝の外側半円周43の途中の
点47の接線で近似される直線48と交わる深い位置に
達するように設定されている。一方、湾曲ボール溝42
が案内レール部材20のボール転動溝21側に接続され
る外側円弧面の端部は、ボール転動溝21の底部に近接
するように鋭角をなして突出され、ボール掬い上げ端部
49が設けられている。
なお、スライダ部30の袖部32の端面には図示しない
ねじ穴が設けられ、一方エンドキャップ部40には、上
記スライダ部の袖部32の端面に当接する部分に、ねじ
挿通孔40Aと、その外周に環状に突出させた案内突起
40Bが形成されている。この案内突起40Bを上記袖
部32の図示しないねじ穴外周に設られた環状凹部に嵌
合させて位置決めし、ねじ挿通孔40Aに挿通したねじ
40Cを締め込むことで、エンドキャップ部40はスラ
イダ部30の端面に取りつけられる。
上記エンドキャップ部40の半割チューブ挿入溝46に
は、例えば金属製で断面半円状の半割チューブ50が、
前記湾曲ボール溝42の終端44より奥迄差し込んで嵌
着されている。これにより、半割チューブ50の回転を
阻止して支持することが可能であり、スライダ部の袖部
32の外側に設けた半円状のボール通路溝34と対向
し、両者によってボール戻り通路51が形成される。
そのボール戻り通路51と湾曲ボール溝42と案内レー
ル部材及びスライダ部30の対向ボール転動溝21,3
3からなるボール転動路とでボール循環経路が形成さ
れ、そのボール循環経路内に多数のボール52が転動自
在に装填されている。
次に作用を説明する。
送りねじ軸1を例えば図外のサーボモータで正又は逆回
転させると、送りねじ軸の外周螺旋溝1A及び角型ナッ
ト2の螺旋溝1Bとに嵌合している転動体の転動によ
り、角型ナット2は軸方向に前進又は後進する。この
時、転動体はボールチューブ7を経て循環する。連結板
5を介して連結されているサブブロック3も、角形ナッ
ト2と共に移動する。その場合、直線案内機構10が角
型ナット2,サブブロック3の送りねじ軸1回りの回転
を阻止し、案内レール部材20の軸方向に沿い、正確に
直線移動させる。すなわち、角型ナット2,サブブロッ
ク3は、案内レール部材20のボール転動溝21とスラ
イダ部30のボール転動溝33とに嵌合してボール循環
経路内を無限循環する多数のボールで支持され、ローリ
ング,ヨーイング,ピッチング等の揺動は完全に防止さ
れる。
その際、上記の直線案内機構10におけるボールの無限
循環は、次のようにして行われる。すなわち、案内レー
ル部材20上のスライダ部30が角型ナット2と共に軸
方向に移動すると、ボール転動溝21,33でなるボー
ル転動路に挿入されたボール52が転動し、スライダ部
30の移動方向と逆方向に移動する。そしてスライダ部
30の端部において、エンドキャップ部40に設けた湾
曲ボール溝42の突出端部49で掬い上げられて湾曲ボ
ール溝42に導かれ、方向を変更されてUターンする。
続いて、スライダ部30の袖部32の外側に設けた半円
状のボール通路溝34と、これに対向して設けられた半
割チューブ50とで一体に形成されたボール戻り通路5
1を通って反対側のエンドキャップ部40に至り、他方
の湾曲ボール42により再度Uターンされてボール転動
溝21,33でなるボール転動路に戻り、転動を続行し
つつ移動する循環を繰り返す。
その循環運動の際のボールの転動は極めて円滑に行われ
る。これは、エンドキャップ部40でUターンしたボー
ルを戻すボール通路51が、滑らかな表面に加工し易い
半円状のボール通路溝34と半割チューブ50とで構成
されているためである。このボール通路51を、従来の
直線案内装置と同様にドリル加工された貫通孔として形
成した場合は、特に長尺の深穴程内面が粗くなり、ボー
ルの転動が円滑に行われ難い。しかも小径の深穴程加工
困難でコスト高となるが、この考案によれば、長尺でも
容易な溝加工のみでよく、例えば引き抜き加工を利用す
るなどして、大幅なコスト低減を果たすことができる。
また、この考案の直線案内機構10のボール戻り通路5
1は、半割チューブ50を前記湾曲ボール溝42の終端
44より奥迄差し込んで嵌着するため、半割チューブ5
0が半割チューブ挿入溝46に受け入れられ湾曲ボール
溝42や延長溝45側に半割チューブ50がはみ出すこ
とがなく、ボール戻り通路51内にボールの円滑な転動
を妨げる接合段部が形成されるおそれもなく、更には、
差し込んだ半割チューブ50の回転も完全に阻止でき
る。
この半割チューブ50の回転を阻止した構造とすること
で、直線案内機構10へのローリング方向の負荷に対し
ても高い剛性が確保され、半割チューブ50が横方向に
(ボール戻り通路51が狭まる方向、即ち内側に寄る方
向に)移動し、ボール走行部に段差ができることがない
ため安定したボールの走行が実現できる。
また、この考案の直線案内機構10は、角型ナット2や
サブブロック3の如き移動体の一部に形成することがで
きるから、全体として非常にコンパクトであり、特に軽
量化が必要な向きに好適である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、案内レール部
材を跨いで軸方向に移動可能に遊嵌されるスライダ部
は、その内側面に案内レール部材のボール転動溝に対向
するボール転動溝が形成され且つその外側面にボール転
動溝に平行するボール通路溝が形成されたものとし、湾
曲ボール溝を有してスライダ部の端部に接合されるエン
ドキャップ部には、湾曲ボール溝の外側半円周の終端か
らその接線方向に延長された延長溝を有する嵌合突出部
が形成され、該嵌合突出部の延長溝に軸方向に長い半割
チューブが前記湾曲ボール溝の外側半円周の終端より奥
迄差し込んで嵌着され、この半割チューブと前記スライ
ダ部のボール通路溝とによりボール戻り通路が形成さ
れ、前記嵌合突出部の延長溝外周には前記半割チューブ
を差し込んだ際に該半割チューブを接合段差が生じない
ように受け入れると共に該半割チューブの回転を阻止す
る判割チューブ挿入溝が形成され、前記ボール戻り通路
と前記湾曲ボール溝とボール転動溝とで形成されるボー
ル循環経路に多数のボールか転動自在に装填されている
直線案内機構とした。そのため、ボール循環経路を構成
するボール通路の形成にドリル加工が不必要となり、次
のような効果が得られる。
スライダ部の軸方向寸法が異なっても、半割チュー
ブの長さを変更すれば良く、スライダ部のボール通路溝
の加工は簡単であり、高剛性且つ低コストで容易に製作
可能である。
ボール通路の面粗さが良好で、ボールが円滑に転動
できて、作動性が極めて良好である。
移動体の一部を僅かに延長するのみで形成すること
が可能となり、全体的な高さを極めて低くできて、コン
パクトである。
ボール戻り通路を形成する半割チューブは半円形で
あるので剛性が高く、薄い板材が使用でき軽量化でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の側面図、第2図は第1図
に示すものの平面図、第3図は第1図の矢視IIIで示す
一部切欠き正面図、第4図は第1図のVI-VI線断面図、
第5図は半割チューブの側面図、第6図は第2図のVI-V
I線断面で示すエンドキャップ部の背面図、第7図はエ
ンドキャップ部の平面図、第8図は、第6図の部分拡大
図、第9図は第8図のIX-IX線断面図である。 1は送りねじ軸、2は角型ナット、10は直線案内機
構、20は案内レール部材、21,33はボール転動
溝、30はスライダ部、32は袖部、34はボール通路
溝、40はエンドキャップ部、41は嵌合突出部、42
は湾曲ボール溝、43は外側半円周、44はその終端、
45は延長溝、50は半割チューブ、51はボール戻り
通路、52はボールである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面にボール転動溝を有して軸方向に延長
    された案内レール部材と、該案内レール部材を跨いで軸
    方向に移動可能に遊嵌されると共にその両袖部の内面側
    に前記案内レール部材のボール転動溝に対向するボール
    転動溝を有し且つ両袖部の外面側に該ボール転動溝に平
    行するボール通路溝を有するスライダ部と、湾曲ボール
    溝を有してスライダ部の端部に接合されるエンドキャッ
    プ部とを備え、該エンドキャップ部は湾曲ボール溝の外
    側半円周の終端からその接線方向に延長された延長溝を
    有して嵌合突出部が形成され、該嵌合突出部の延長溝に
    軸方向に長い半割チューブが前記湾曲ボール溝の外側半
    円周の終端より奥迄差し込んで嵌着され前記スライダ部
    のボール通路溝とによりボール戻り通路が形成され、前
    記嵌合突出部の延長溝外周には前記半割チューブを差し
    込んだ際に該半割チューブを接合段差が生じないように
    受け入れると共に該半割チューブの回転を阻止する半割
    チューブ挿入溝が形成され、前記ボール戻り通路と前記
    湾曲ボール溝とボール転動溝とで形成されるボール循環
    経路に多数のボールが転動自在に装填されていることを
    特徴とする直線案内機構。
JP15854487U 1987-10-16 1987-10-16 直線案内機構 Expired - Lifetime JPH064091Y2 (ja)

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JPH0165422U JPH0165422U (ja) 1989-04-26
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