JP4371917B2 - 床暖房パネル - Google Patents

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本発明は、加熱用長尺体が配設された一対の矩形状または略矩形状のパネル体が並べて設けられ、前記パネル体どうしの隣接する縁部が、その長手方向の一端側の折り畳み用の接続部を除いて分離されている床暖房パネルに関する。
上記のような床暖房パネルは、パネル体に熱媒流通管や電気ヒータ線などの加熱用長尺体が配設され、暖房対象の床面の大きさなどに応じて並べるパネル体の枚数を変更して構成されており、このように構成された床暖房パネルを、暖房対象の床面に対して、パネル体どうしを隣接する状態で並べて敷設して設置するようにしている。
そして、パネル体どうしの隣接する縁部を接続部を除いて分離させているので、床暖房パネルを運搬する場合や保管する場合に、一対のパネル体を折り畳むことにより、床暖房パネルの大きさを小さくして、梱包作業や運搬作業の簡素化を図るようにしているものである。
このような床暖房パネルとして、従来、パネル体が単位パネルの複数を折り畳み可能な状態で並べて構成され、加熱用長尺体が接続部を通して隣接する一対のパネル体にわたる状態で配設され、一対のパネル体を折り畳んだ状態で単位パネルどうしを折り畳むことにより、単位パネルを重ね合わせる状態で折り畳むようにしているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来、床暖房パネルとして、一対のパネル体どうしが隣接する方向に沿う状態で小根太が設けられた小根太付きの床暖房パネルがあり、この小根太付きの床暖房パネルとして、一対のパネル体の夫々がその長手方向に丸め込み可能に構成され、加熱用長尺体が接続部を通して隣接する一対のパネル体にわたる状態で配設され、一対のパネル体を折り畳んだ状態でパネル体をその長手方向に丸め込むようにしているものがある(例えば、特許文献2参照。)。
実用新案登録公報第2520952号公報 特開2003−97814号公報
上記従来の床暖房パネルでは、パネル体どうしの隣接する縁部が、その長手方向の一端側の折り畳み用の接続部を除いて分離されているので、図9に示すように、パネル体2どうしの隣接する縁部のうちで、接続部3を除く分離状態である分離部分7どうしが離間してしまう虞がある。
また、パネル体2どうしの隣接する縁部の長手方向において、接続部3とは反対側の他端側ほど分離部分7どうしが離間してしまう傾向が強く、接続部3とは反対側の他端側ほど分離部分どうしの離間距離が大きくなる虞がある。
そして、分離部分どうしが離間してしまう要因としては、例えば、床暖房パネルを運搬する場合や保管する場合に、一対のパネル体を折り畳んで分離部分どうしが離間した状態に保持することによる変形などが考えられる。
このようにして、パネル体どうしの隣接する縁部のうちで、分離部分どうしが離間すると、暖房対象の床面に対して床暖房パネルを設置する場合に、一対のパネル体を隣接する状態で並べて敷設するために、分離部分どうしが離間しないように押える作業を行いながら、設置作業を行わなければならず、作業の複雑化を招くことになる。
また、小根太付きの床暖房パネルにおいては、床暖房パネルの上面に床仕上げ材を固定するために小根太に釘打ちするなどの理由から、暖房対象の床面に対して床暖房パネルを設置する場合に、パネル体どうしが隣接する方向に一連に小根太が存在するように、パネル体どうしの隣接する縁部の長手方向での小根太の位置合わせを行うことが求められる。
このような場合に、上述の如く、パネル体どうしの隣接する縁部のうちで、分離部分どうしが離間すると、分離部分どうしが離間しないように押える作業を行いながら、小根太の位置合わせを行わなければならず、小根太を位置合わせするための作業が複雑になり、この点からも作業の複雑化を招くものとなっている。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、パネル体どうしの隣接する縁部のうちで、分離状態である分離部分どうしが離間するのを抑制することができる床暖房パネルを提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる床暖房パネルの第1特徴構成は、加熱用長尺体が配設された一対の矩形状または略矩形状のパネル体が並べて設けられ、前記パネル体どうしの隣接する縁部が、その長手方向の一端側の折り畳み用の接続部を除いて分離されている床暖房パネルにおいて、
前記パネル体どうしの隣接する縁部のうちで、分離状態である分離部分どうしを離間しないように接続する接続手段が設けられ
前記パネル体どうしが隣接する方向に沿う状態で小根太が設けられ、
前記接続手段が、前記小根太のうち、隣接する一対の前記パネル体にわたる状態に嵌め込み装着自在な嵌め込み用の小根太にて構成されている点にある。
すなわち、接続手段が、パネル体どうしの隣接する縁部のうちで、分離状態である分離部分どうしを離間しないように接続するので、接続手段の接続により、分離状態である分離部分どうしが離間するのを抑制することができることになる。
そして、暖房対象の床面に対して床暖房パネルを設置する場合には、接続手段にて分離部分どうしを接続し、その分離部分どうしが接続されている床暖房パネルを、単に、暖房対象の床面に敷設することにより、一対のパネル体を隣接する状態で並べて敷設することができることになる。
また、暖房対象の床面に対して小根太付きの床暖房パネルを設置する場合には、接続手段にて分離部分どうしが接続されているので、パネル体どうしの隣接する縁部の長手方向でパネル体どうしの位置を調整するだけで、パネル体どうしの隣接する縁部の長手方向での小根太の位置合わせを行うことができることになり、あるいは、パネル体どうしの隣接する縁部の長手方向において、接続手段にて接続する位置を合わせることにより、パネル体どうしの隣接する縁部の長手方向での小根太の位置合わせを行うことも可能となって、簡易な作業により小根太の位置合わせを行うことができることになる。
以上のことから、パネル体どうしの隣接する縁部のうちで、分離状態である分離部分どうしが離間するのを抑制することができ、暖房対象の床面に対して床暖房パネルを設置する場合に、その作業の簡素化を図ることができる床暖房パネルを提供できるに至った。
また、本発明にかかる床暖房パネルの第1特徴構成によれば、接続手段を、嵌め込み用の小根太にて構成することにより、その嵌め込み用の小根太を、小根太本来の目的のために用いることができるとともに、分離部分どうしが離間しないように接続する目的のためにも用いることができることになる。
しかも、嵌め込み用の小根太を予め決められている位置に装着することにより、パネル体どうしの隣接する縁部の長手方向での位置合わせを行う状態で、分離部分どうしを接続できるので、床暖房対象の床面に対して小根太付きの床暖房パネルを設置する場合に、嵌め込み用の小根太を装着するだけで、パネル体どうしの隣接する縁部の長手方向での小根太の位置合わせを行うことができることになる。
したがって、接続手段としての専用の部材を設けなくても、嵌め込み用の小根太の兼用化により、床暖房パネル全体として構成の簡素化を図ることができるとともに、床暖房対象の床面に対して小根太付きの床暖房パネルを設置する際の作業の簡素化を図ることができることになる。
本発明にかかる床暖房パネルの第2特徴構成は、前記接続手段が、前記分離部分どうしを接続していない接続解除状態においては、平面視において、前記パネル体から外側に突出する部分が存在しないように構成されている点にある。
すなわち、接続解除状態においては、平面視において、接続手段がパネル体から外側に突出する部分がないので、接続解除状態としたときの平面視での大きさを小さくすることができることになる。
したがって、床暖房パネルの運搬を行う場合には、接続手段を接続解除状態とすることにより、床暖房パネルの大きさを極力小さくして、床暖房パネルを扱い易くでき、梱包作業や運搬作業などの作業の簡素化を図ることができることになる。
本発明にかかる床暖房パネルの実施形態について、図面に基づいて説明する。
参考の実施形態〕
まず、参考の実施形態における床暖房パネルについて説明すると、この床暖房パネルは、図1に示すように、加熱用長尺体としての熱媒流通管1が配設された一対の矩形状または略矩形状のパネル体2が並べて設けられ、パネル体2どうしの隣接する縁部が、その長手方向の一端側(図1中左側)の折り畳み用の接続部3を除いて分離され、パネル体2どうしが隣接する方向に沿う状態で小根太4が設けられている。
ちなみに、パネル体2は、例えば、断熱作用を有して軽量化が可能な樹脂製(例えば、発泡ポリスチレンなど)の板状基材にて構成され、小根太4は、例えば、釘打ち可能な木製のものや樹脂製のものから構成されている。
前記一対のパネル体2の夫々は、矩形状または略矩形状の単位パネル5の複数を隣接状態で並べて構成され、図2に示すように、隣接する単位パネル5どうしが、山折り状または谷折り状に折り曲げ自在に構成されている。
そして、隣接する一対のパネル体2は、谷折り状に折り曲げ自在に構成されており、一対のパネル体2を谷折り状に折り畳んだ状態で、隣接する単位パネル5を山折り状または谷折り状に折り畳むことにより、図3に示すように、単位パネル5どうしを重ね合わせる状態で折り畳み可能に構成されている。
隣接する一対のパネル体2の夫々において、熱媒流通管1は、パネル体2の短手方向の両端部で折り返してパネル体2の長手方向に沿って蛇行状となるように、複数の単位パネル5に対して連続する状態で配設されている。
そして、熱媒流通管1は、接続部3を通して一対のパネル体2にわたる状態で配設されており、隣接する一対のパネル体2に対して接続部3を通して連続する状態で一対のパネル体2の全体にわたって配設されている。
ちなみに、熱媒流通管1の配設について説明を加えると、図示はしないが、単位パネル5の夫々に、パネル表面側を開口している上向き凹状の溝部が形成されており、その溝部に熱媒流通管1を配管させることにより、熱媒流通管1をパネル体2の短手方向の両端部で折り返す状態でパネル体2の長手方向に沿って蛇行状となるように配設するように構成されている。
隣接する一対のパネル体2の夫々において、小根太4は、パネル体2の短手方向の両端部において折り返しのための熱媒流通管1を配設することを許容すべく、小根太4が存在しない不連続部分を設ける状態で、パネル体2の長手方向の設定間隔を隔ててパネル体2どうしが隣接する方向に沿って一連に配設されている。
前記熱媒流通管1を配設した状態で、一対のパネル体2の表面側には、その全体にわたってアルミ箔などの均熱体6が設けられており、この均熱体6については、パネル体2どうしの隣接する縁部において、その長手方向の接続部3を除いて分離されている。
前記一対のパネル体2のうち、一方側には、熱媒流通管1に対して温水などの熱媒を供給するとともに、熱媒流通管1を通流した熱媒を受け入れるヘッダHが設けられており、そのヘッダHに熱媒流通管1の端部が接続されている。
そして、図外の熱源機からの熱媒を、ヘッダHを介して、熱媒流通管1に供給し、熱媒流通管1を通流した熱媒を、ヘッダHを介して、図外の熱源機に戻すように構成されている。
前記パネル体2どうしの隣接する縁部において、その長手方向の接続部3とは反対側の他端側には、パネル体2どうしの隣接する縁部のうちで、分離状態である分離部分7どうしを離間しないように接続する接続手段8が設けられている。
そして、接続手段8は、分離部分7どうしを接続していない接続解除状態においては、平面視において、パネル体2から外側に突出する部分が存在しないように構成されており、その接続手段8が、隣接する一対のパネル体2の夫々に設けられた磁石体9にて構成されている。
説明を加えると、磁石体9は、パネル体2の長手方向において、同じまたは略同じ位置となるように、隣接する一対のパネル体2の夫々に2個ずつ設けられ、磁石体9どうしが接触する面を隣接する一対のパネル体2の縁部に露出する状態で、その全体をパネル体2に埋入させように設けられている。
そして、磁石体9どうしが接近するように一対のパネル体2を近づけることにより、磁石体9どうしを吸着させて、分離部分7どうしを離間しないように接続するように構成されている。
このように構成されている床暖房パネルは、一対のパネル体2を谷折り状に折り畳んだ状態で、隣接する単位パネル5を山折り状または谷折り状に折り畳むことにより、図3に示すように、単位パネル5どうしを重ね合わせる状態で折り畳み、その折り畳まれた床暖房パネルをダンボールなどに梱包して、運搬や保管するように構成されている。
暖房対象の床面に対して床暖房パネルを設置する場合には、まず、図4の(イ)に示すように、折り畳みを解いて床暖房パネルを暖房対象の床面上などに広げ、磁石体9どうしが接近するように一対のパネル体2を近づけることにより、図4の(ロ)に示すように、磁石体9どうしを吸着させて分離部分7どうしを離間しないように接続するように構成されている。
ちなみに、一対のパネル体2の夫々に、2個ずつ磁石体9を設けているので、磁石体9どうしを吸着させることにより、パネル体2どうしの隣接する縁部の長手方向での小根太4の位置合わせもある程度行うことができるので、磁石体9どうしを吸着させた状態で、微調整するなどにより、パネル体2どうしの隣接する縁部の長手方向での小根太4の位置合わせを行うことができることになる。
そして、分離部分7どうしを離間しないように接続させた床暖房パネルを暖房対象の床面に対して置くことにより、一対のパネル体を隣接する状態で並べて敷設し、その敷設した床暖房パネルを固定するなどの設置作業を行うように構成されている。
本発明の実施形態〕
次に本発明の実施形態における床暖房パネルについて説明するが、この本発明の実施形態は、接続手段8の構成についての別実施形態であり、接続手段8の構成について詳細に説明し、その他の構成については詳細な説明を省略する。
前記接続手段8が、図に示すように、パネル体2どうしの隣接する縁部におけるその長手方向の接続部3とは反対側の他端側に設けられ、小根太4のうち、隣接する一対のパネル体2にわたる状態に嵌め込み装着自在な嵌め込み用の小根太11にて構成されている。
説明を加えると、嵌め込み用の小根太11は、その長手方向の両端部の幅を幅広とした平面視がH状に形成されており、隣接する一対のパネル体2の夫々には、嵌め込み用の小根太11の半分を嵌め込み可能なT状の嵌め込み溝12が形成されている。
そして、嵌め込み用の小根太11を嵌め込み溝12に嵌め込んで装着することにより、パネル体2どうしの隣接する縁部の長手方向での小根太4の位置合わせをも行う状態で、分離部分7どうしを離間しないように接続し、その嵌め込み用の小根太11を取り外すことにより、分離部分7どうしを接続していない接続解除状態とするように構成されている。
ちなみに、嵌め込み用の小根太11の両端部を幅広とすることにより、嵌め込み用の小根太11を嵌め込んだ状態においては、その嵌め込み用の小根太11の両端部における幅広部分の係止作用により、パネル体2どうしが離間することを的確に抑制することができるものであり、このように幅広部分の係止作用によりパネル体2どうしが離間することを的確に抑制することができる嵌め込み用の小根太11の形態としては、図に示すように、嵌め込み用の小根太11の両端部を両側方に突出させる形態だけでなく、例えば、嵌め込み用の小根太11の両端部を片側方に突出させる形態など、各種の形態に変更することができる。
また、嵌め込み用の小根太11の両端部を幅広としなくても、嵌め込み用の小根太11を、同幅または略同幅でその長手方向の長さを十分長いものとして、その嵌め込み用の小根太11を嵌め込み装着し、その嵌め込み用の小根太11とその嵌め込み用の小根太11を嵌め込まれた部分との摩擦により、パネル体2どうしが離間することを的確に抑制することもできる。
なお、この本発明の実施形態では、図に示すように、パネル体2どうしの隣接する縁部におけるその長手方向の接続部3とは反対側の端部から2番目に位置する小根太4の一部を嵌め込み用の小根太11として構成している。
また、図では、小根太4について、パネル体2どうしの隣接する縁部におけるその長手方向の接続部3とは反対側の他端側のみ示しており、その他の小根太4については図示を省略している。
暖房対象の床面に対して床暖房パネルを設置する場合には、まず、図の(イ)に示すように、折り畳みを解いて床暖房パネルを暖房対象の床面上などに広げ、嵌め込み用の小根太11を一対のパネル体2に形成されている嵌め込み溝12の夫々に嵌め込んで装着することにより、図の(ロ)に示すように、パネル体2どうしの隣接する縁部の長手方向での小根太4の位置合わせを行う状態で、分離部分7どうしを離間しないように接続するように構成されている。
そして、分離部分7どうしを離間しないように接続させた床暖房パネルを暖房対象の床面に対して置くことにより、一対のパネル体を隣接する状態で並べて敷設し、その敷設した床暖房パネルを固定するなどの設置作業を行うように構成されている。
ちなみに、この本発明の実施形態では、一対のパネル体2の表面のうち、嵌め込み溝12の上面に相当する部分には、均熱体6が設けられておらず、嵌め込み溝12が露出するように構成されており、暖房対象の床面に対する設置作業を行ったのちなどに、嵌め込み溝12の上面に相当する部分にも均熱体6を設けることにより、一対のパネル体2の全体にわたって均熱体6を配設するように構成されている。
また、床暖房パネルを運搬する場合には、嵌め込み用の小根太11を嵌め込み溝12から外しているので、例えば、嵌め込み用の小根太11を折り畳まれている床暖房パネルと一緒にダンボールなどに梱包するように構成されている。
〔別実施形態〕
(1)上記参考の実施形態及び本発明の実施形態では、4つの単位パネル5を並べて1つのパネル体2を構成しているが、例えば、1つの単位パネル5にて1つのパネル体2を構成したり、あるいは、2つや5つ以上の単位パネル5を並べて1つのパネル体2を構成して実施することも可能であり、パネル体2を構成する単位パネルの数については適宜変更可能である。
(2)上記参考の実施形態及び本発明の実施形態では、隣接する一対のパネル体2の夫々において、小根太4を、パネル体2の短手方向の両端部において折り返しのための熱媒流通管1を配設することを許容すべく、小根太4が存在しない不連続部分を設ける状態で、パネル体2の長手方向の設定間隔を隔ててパネル体2どうしが隣接する方向に沿って一連に配設しているが、小根太4の配設箇所については、適宜変更が可能であり、パネル体どうしが隣接する方向に沿う状態で配設するものであればよい。
(3)上記参考の実施形態及び本発明の実施形態では、床暖房パネルを隣接する一対のパネル体2にて構成しているが、隣接する一対のパネル体2を2組設けて構成するなど、床暖房パネルを構成するパネル体2の枚数については適宜変更が可能である。
(4)上記参考の実施形態及び本発明の実施形態では、隣接する一対のパネル体2の夫々において、熱媒流通管1は、パネル体2の短手方向の両端部で折り返してパネル体2の長手方向に沿って蛇行状となるように、複数の単位パネル5に対して連続する状態で配設しているが、熱媒流通管1をどのように配設するかについては適宜変更が可能である。
(5)上記参考の実施形態及び本発明の実施形態では、加熱用長尺体として、熱媒流通管1が配管された熱媒通流式の床暖房パネルを例示したが、加熱用長尺体として、例えば、電気ヒータ線を配設して、電気式の床暖房パネルに適応して実施することも可能である。
(6)上記参考の実施形態及び本発明の実施形態では、一対のパネル体2の夫々を単位パネル5単位で折り畳み自在に構成し、床暖房パネルを単位パネル5どうしを重ね合わせる状態で折り畳むようにしているが、例えば、一対のパネル体2の夫々をその長手方向に丸め込み可能に構成し、一対のパネル体2を折り畳んだ状態において、パネル体2をその長手方向に丸め込むようにすることも可能である。
)上記参考の実施形態及び本発明の実施形態では、パネル体2どうしの隣接する縁部におけるその長手方向の接続部3とは反対側の他端側に、接続手段8を設けるようにしているが、パネル体2どうしの隣接する縁部の長手方向において、どの箇所に設けるか、また、いくつ設けるかについては適宜変更が可能である。
例えば、本発明の実施形態において、嵌め込み用の小根太11や接続用の小根太13をパネル体2どうしの隣接する縁部の長手方向に間隔を隔てて複数設けて実施することも可能である。
参考の実施形態における床暖房パネルの平面図 床暖房パネルの折り畳みを示す斜視図 床暖房パネルを折り畳んだ状態を示す斜視図 参考の実施形態における床暖房パネルの平面図 本発明の実施形態における床暖房パネルの斜視図および平面図 従来技術における床暖房パネルの平面図
符号の説明
1 加熱用長尺体
2 パネル体
3 接続部
4 小根太
8 接続手段
9 磁石体
10 係止具
11 嵌め込み用の小根

Claims (2)

  1. 加熱用長尺体が配設された一対の矩形状または略矩形状のパネル体が並べて設けられ、
    前記パネル体どうしの隣接する縁部が、その長手方向の一端側の折り畳み用の接続部を除いて分離されている床暖房パネルであって、
    前記パネル体どうしの隣接する縁部のうちで、分離状態である分離部分どうしを離間しないように接続する接続手段が設けられ
    前記パネル体どうしが隣接する方向に沿う状態で小根太が設けられ、
    前記接続手段が、前記小根太のうち、隣接する一対の前記パネル体にわたる状態に嵌め込み装着自在な嵌め込み用の小根太にて構成されている床暖房パネル。
  2. 前記接続手段が、前記分離部分どうしを接続していない接続解除状態においては、平面視において、前記パネル体から外側に突出する部分が存在しないように構成されている請求項1に記載の床暖房パネル
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