JP4371079B2 - スイッチ機構及び電子機器 - Google Patents
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Description
これらの作業には、一般に多数のスイッチを配列した操作盤を使用する。配列されるスイッチの数は、多い場合には数百にも及ぶ。
このため、これらのスイッチには、操作の状態(オン/オフ)を容易に確認できる仕組みが実装されている。例えば、オン状態のとき、ボタン表面が点灯する仕組みが搭載されている。
この例の場合、駆動機構は、本体ケース1に収容されたボタントップ3とシャフト5で構成される。なお、駆動機構は、本体ケース1を通じて操作面7に取り付けられている。
一方、電気部は、配線基板9に実装されたフォトセンサー11で構成される。
この構成のスイッチでは、ボタントップ3が押し下げられるのに伴って、ボタントップ3の底部に取り付けられたシャフト5の先端がフォトセンサー11の光軸を遮る位置まで下がる。この状態の検出により、押しボタン操作が検出される。シャフト5が押し下げられた状態を図1(B)に示す。
また、ボタントップ3を押し下げていた指が離れると、不図示の圧縮コイルバネの反発力によりボタントップ3が元の位置に復帰される。このとき、フォトセンサー11は再び光を検出する状態になり、押しボタン操作の解除を検出する。シャフト5が元の位置に復帰した状態を図1(A)に示す。
特に、上下方向(駆動機構と配線基板上の検出センサーが離れる方向)にずれた場合には、ボタントップを押し下げてもシャフト5の先端が検出センサーに届かなかい場合がある。
図2に、この様子を示す。図2(A)は、本来の取付位置(破線で示す)よりもΔLだけ操作面7と配線基板9が離れた状態を示している。この場合、図2(B)に示すように、ボタントップ3を押し下げても、シャフト5の先端が検出センサー11の光を遮ることができない。ΔLは、例えば2mmである。
このような場合には、正確なオン/オフ動作が期待できなくなる。例えば、スイッチング動作が不安定になったり、操作感が悪くなる可能性がある。
従って、従来構造のスイッチの場合、構成部品の寸法精度や組立精度を非常に高く保つ必要がある。同時に、取付面や実装面に関しても高い取付精度や拘束条件が必要になる。
なお、ボタン操作に連動して可動する可動体を収容する収容体の取付面は、ボタン操作に伴う可動体の位置変化を電気的に検出する検出センサーの実装面とは異なるものとする。
更に、拡大機構は、ボタン操作に連動した直線運動を回転運動に変換するシーソー構造を有し、検出センサーの光路を遮光する部位と回転中心との間の距離を、押しボタン操作に伴う下向きの加重が加えられる点と回転中心との間の距離に比して長くする。
なお、本明細書で特に図示又は記載されない部分には、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。
また以下に説明する形態例は、発明の一つの形態例であって、これらに限定されるものではない。
図3に、ライブスイッチャのコントロールパネル例を示す。図3は、コントロールパネル21の操作面に対応する。コントロールパネル21上には、操作ボタン23が何段にも配列されている。これらの操作ボタン23を操作することにより、接続信号の切り替え、各種機能のオン/オフ、モードの切り替えその他を実行することができる。
図4は、操作ボタン23を取り除いた状態のコントロールパネル21の表面構造を示す。操作ボタン23は、コントロールパネル21のパネル表面に形成された開口25に表面側から挿入され、機械的に係止(ロック)される。
図5は、ある1つの操作ボタン23の取付部分を拡大した図である。なお、操作ボタン23は、複数個のプラスチック部品で構成されている。
操作ボタン23は、キートップ31と本体ケース33で構成される。
キートップ31は、本体ケース33の表面側の端部に着脱自在に取付られている。この形態例の場合、取付用の係止爪311は、キートップ31の2つの側面に対向するにように配置する。
キートップ31は、コントロールパネルの表面側21から見て、ほぼ正方形状の外観を有している。なお、キートップ31の操作面は、操作が容易なように窪みが設けられている。
この形態例の場合、操作ボタン23は駆動機構のみで構成され、電子部品(表面実装部品、配線パターン、抵抗等)はプリント配線基板27に全て実装される。すなわち、操作ボタン23は、電気回路とは完全に分離され、キートップ31を透かして確認される光はプリント配線基板27に実装された発光素子より導かれる。
各LED271から出力される光は、本体ケース33の内側に配置された導光管331を通じてキートップ31に導く手法を採用する。
図6に、導光管331の配置例を示す。導光管331は、透明樹脂で形成される。例えば、アクリル樹脂を使用する。導光管331は、操作ボタン23の構造上の制約から逆U字状の構造を採用する。制約とは、圧縮コイルバネ333を操作面の中央下部に配置する必要性をいう。
なお、照光ボタン(操作ボタンのうち操作面が光るもの)は、隣の照光ボタンとの距離が非常に近く配置されることがある。このため、LEDから放射された光が隣のスイッチの導光管を伝わって隣のキートップを照明しない工夫も採用されている。具体的には、プリント配線基板27のすぐ近くまで、本体ケース33で導光管331を被覆する構造を採用する。
なお、導光管331の上端面に導かれた光は、天面に形成されたシボや拡散材により天面表面からあらゆる角度に放射される。
更に、この形態例では、キートップ31に導かれる光の量を増やす工夫を採用する。具体的には、LED271の周辺(導光管331に対向するプリント配線基板27の表面)に、白色のシルク印刷面273を形成する。
なお、シルク印刷面273の形成には、プリント配線基板27で本来使用されるシルク印刷の工程を利用できる。従って、追加コストはほとんど不要である。
シルク印刷面273の配置により、照光スイッチのキートップ31が明るくなり、視認性が向上する。
フォトセンサー275は、回動遮光板335の動きを検出することで、キートップ31の押し下げ操作によるスイッチのオン/オフを検出する。なお、検出結果は、LED271の発光を制御する制御回路に与えられる。
一方、キートップ31が押し下げられたとき、発光部の光を受光部が検出する状態になる。検出素子には透過型のフォトセンサーだけでなく、反射型のフォトセンサー、電磁誘導型や静電型の非接触センサー、金属やゴムを接点に用いた接触型センサー等を用いることも可能である。
本体ケース33は、矩形型の筒形状に形成される。本体ケース33の外径寸法は、コントロールパネル21の開口25を基準に決められる。すなわち、本体ケース33の外径寸法は、開口25の内径寸法よりも一回り小さい値に定められている。一方、本体ケース33の上端外縁部337は、開口25よりも大きい値に形成する。この上端外縁部337は、本体ケース33がコントロールパネル21の内部に落ち込むのを防止するストッパーとして機能する。
各係止爪339は、一端において側面と固定される一方で、他端は、外周を囲むように形成された隙間341により本体ケース33とは完全に分離されている。
また、係止爪339は、固定端から自由端の方向に、側面に対する突出量が大きくなるように取り付けられている。すなわち、係止爪339は、本体ケース33の差し込み方向に対して斜め下向きに取り付けられている。
なお、本体ケース33が規定位置に達するまで挿入されると、係止爪339の外側斜面は開口25の内壁面との当接を外れる。このとき、係止爪339は、その弾性復元力によって挿入前の位置関係を復元する。すなわち、係止爪339は、復元力により本体ケース33の側面よりも外側に開く。
従って、この係止状態を解除するには、係止爪339を本体ケース33の内側に変形させ、コントロールパネル21の裏面と当接した状態を解除すれば良い。
図8と図9を用いて、この可動機構を簡単に説明する。なお、図8はキートップ31が押し下げられていない状態での可動機構の係り受け関係を示す。また、図9は、キートップ31が押し下げられた状態での可動機構の係り受け関係を示す。図8と図9には、キートップ31の内側に配置される拡散板313も示している。
スライダー343は、キートップ31に対する操作に応じて上下に移動する構成部品である。スライダー343は、本体ケース33から抜け落ちないように、側面に形成されたガイド突起343A1、343A2により本体ケース33のガイド溝33Aに沿って案内される。
ガイド突起343A1は、ガイド溝33Aの上端33A1に当たり、上方へのスライド動作を停止させるストッパーである。一方、ガイド突起343A2は、ガイド溝33Aの下端33A2に当たり、下方へのスライド動作を停止させるストッパーである。
回動遮光板335は、特許請求の範囲のシーソー構造に対応する。従って、シャフト343Bが端部335Aを押し下げるとき、回動遮光板335の他端335Cは反対に持ち上がるように移動する。この反対に、回動遮光板335の他端335Cが下がるとき、端部335Aは反対に持ち上がる。
この回動動作時、回動遮光板335の他方の端部335Cは、フォトセンサー275の光軸を横切るように移動する。
腕の長さを非対称とすることで、長い腕の変移量は短い腕の変移量に対して拡大される。従って、端部335Cの移動量は、押し下げ量の数倍に拡大される。
なお、端部335Cの移動量は、上下方向に拡大される。従って、部品精度や組み立て精度が低下して本来の位置関係に対して上下方向の距離が長くなったとしても、端部335Cはフォトセンサー275の光軸を横切ることができる。
なお、押し下げられたスライダー343は、スライダー343の下面に形成されたダボとホルダー349に形成されたダボの間に嵌め込まれた圧縮コイルバネ345が発生する反発力により押し下げ前の状態に戻される。
また、押し下げ操作に伴って持ち上げられた回動遮光板335の端部335Cは、ネジリコイルバネ347の復元力により逆方向に回動される。すなわち、回動遮光板335の端部335Cがフォトセンサー275の光軸を遮光する位置まで下がるように回動される。
まず、スライダー343のダボに圧縮コイルバネ345を取り付ける。この状態で、スライダー343を本体ケース33の上部開口側から挿入する。
この際、ガイド突起343A1、343A2を本体ケース内のガイド溝33Aに嵌め込む。また、スライダー343のシャフト343Bを本体ケース内に設けた穴に挿入する。
この後、導光管331を本体ケース33の下部開口側から挿入する。なお、導光管331は、先端の凸部が本体ケース33の底のツメに引っ掛かって抜けない構造になっている。
次に、回動遮光板335の回動軸335Bにネジリコイルバネ347を取付ける。この状態で、回動遮光板335の回動軸335Bをホルダー349の軸受け部に嵌め込む。この状態で、ホルダー349を本体ケース33の下部開口側から取り付ける。
次に、スイッチ機構をコントロールパネル21の表面側から開口25に取り付ける。スイッチ機構は、本体ケース33の側面につけられた係止爪339によって容易に抜けない構造となっている。
キートップ31と拡散板313の圧入部の溝は、スライダー343から工具を使ってキートップ31を取り外す時の引っ掛け部も兼ねる。
この後、キートップ31をコントロールパネル21に取付けた本体ケース33内のスライダー343に取り付ける。
このコントロールパネル21を、プリント配線基板27を収容する装置本体に取り付けることでライブスイッチャが完成する。
(a)基本動作
図8に示すように、キートップ31を押し下げていない状態では、回動遮光板335の先端部分335Cがフォトセンサー275の光軸を遮る位置にある。
この状態でキートップ31を押し下げると、スライダー343が下方に移動される。押し下げ量が一定量以上になると、スライダー343の下端に形成されたシャフト343Bの先端が回動遮光板335の一方の端部335Aを押し下げ始める。
この結果、回動遮光板335は回動軸335Bを中心として反時計回りに回転する。そして、図9に示すように、フォトセンサー275の光軸が開通する状態になる。
この状態で、キートップ31の押し下げをやめると、スライダー343(すなわち
、キートップ31)は、圧縮コイルバネ345の反発力により元の位置に復帰する。これに伴い、シャフト343Bによる押し下げ力を失った回動遮光板335は、ネジリコイルバネ347の復元力により時計回りに回転される。この結果、回動遮光板335は、元の位置に戻り、再びフォトセンサー275の光軸を遮る。
この光軸の遮蔽をフォトセンサー275に接続された制御回路が検出する。
また、ネジリコイルバネ347の反発力は、スライダー343が押し下げられていない場合に、回動遮光板335だけを元の位置まで回転させることができれば足りる非常に軽い復元力である。
このため、キートップ31のストロークの途中から急に反発力が大きくなって押し下げの感触が悪くなることもない。
図10及び図11を用いて、コントロールパネル21とプリント配線基板27との間に取付誤差が発生した場合のスイッチング動作の違いを説明する。
因みに、図10は、コントロールパネル21とプリント配線基板27との位置関係が設計センター値に一致する場合に対応する。一方、図11は、コントロールパネル21とプリント配線基板27との位置関係が設計センター値に対して2mm広がった場合に対応する。
ここでは、回動遮光板335のシャフト側の端部335Aと回動軸335Bとの間の距離をaとする。また、回動遮光板335のフォトセンサー側の端部335Cと回動軸335Bとの間の距離をbとする。
また、図10及び図11では、b=2.5aを満たすものとする。すなわち、距離bは、距離aの2.5倍であるものとする。
すなわち、上下方向の取付誤差の有無によらず、操作ボタン23を特定量だけストロークさせた時点で、スイッチをオン/オフさせることができる。このことは、スイッチの操作感触を安定させる上で効果的である。図10及び図11の場合にも、ストロークマージンはほぼ同じである。
なお、コントロールパネル21とプリント配線基板27が近づく方向に取付誤差が発生した場合には、回動遮光板335の端部335Cがフォトセンサー275の底部に干渉して衝突することになる。この場合は、部品の破損や無理な力が加わらないようにネジリコイルバネ等の逃げの機構を設ける。
複数の構成部品で構成されるスイッチ機構の場合、個々の部品のばらつき精度や組み立て誤差等を考慮する必要がある。部品間の寸法精度を常に確保するのは難しく、その精度を上げるためには部品コストや組立コストが高くなってしまう。
しかし、スイッチ機構にストロークを拡大する機構(フォトセンサー側の腕の長さをシャフト側の数倍に設定した回動遮光板335)を搭載することにより、精度低下や組み立て誤差を含む場合でも確実なスイッチング動作を保証できる。
この拡大機構の搭載のために、わずかながらスイッチ機構のコストがアップしても、そのコストに見合った信頼性を確保できる。
以上より、個々のスイッチ機構だけなく、装置全体についても動作の信頼性を確保できる。
勿論、キートップ31の輝度が向上するため、作業者の視認性を高めることができる。
また、このシルク印刷面273の形成には特別な部品や技術が不要であり、基板上の従来のシルク印刷をそのまま利用できる。このため、追加コストも発生せずに済む。
(a)前述の形態例では、緑色と赤色の2種類のLEDを配置したが、任意の一色を発光する1種類のLEDを配置しても良い。また、複数種類の色で発光できる1種類のLEDを配置しても良い。なお、1種類で複数種類の色を発光できるLEDを用いる場合には、発光色に応じた色むらを容易に抑制することができる。
(b)前述の形態例では、本体ケース33を矩形型の筒形状とする場合について説明した。しかし、本体ケースの基本形状が筒形状であれば、断面が円形でも多角形でも構わない。
(c)前述の形態例では、フォトセンサー側の腕の長さをシャフト側の2.5倍に設定した。しかし、これは一例であり、実装時に採り得る寸法に応じて適当な値を選択すれば良い。
しかし、キートップ31に光を導かない構成でも良い。
(e)前述の形態例では、キートップ31に対するストロークを拡大する機構としてシーソー構造を採用する場合について説明した。
拡大機構は、リンク機構、クランク機構、歯車やベルトを用いる機構その他で実現できる。
しかし、スイッチング動作の検出に静電誘導型の検出センサーや電磁誘導型の検出センサーを利用する場合には、回動遮光板335の端部335Cに各検出センサーに応じた検出子を配置すれば良い。
また、スイッチング動作の検出に接触型の検出センサーを利用する場合には、回動遮光板335の端部335Cに接触子を配置すれば良い。
しかし、検出センサーその他の電気回路と駆動機構を分離する方式のスイッチ機構であれば、スイッチャ以外のスイッチ機構や汎用のスイッチ機構に適用できる。
例えば編集装置、特殊効果装置に適用できる他、家庭用電子機器や電化製品にも適用できる。
(h)前述の形態例には、発明の趣旨の範囲内で様々な変形例が考えられる。また、本明細書の記載に基づいて創作される各種の変形例及び応用例も考えられる。
23 操作ボタン
25 開口
27 プリント配線基板
271 シルク印刷面
33 本体ケース
331 導光管
335 回動遮光板
335B 回動軸
343 スライダー
343B シャフト
Claims (7)
- ボタン操作に連動して可動する可動体を収容する収容体の取付面と、ボタン操作に伴う可動体の位置変化を電気的に検出する検出センサーの実装面とが異なるスイッチ機構において、
ボタン操作に伴う前記可動体の位置変化を拡大して伝達する拡大機構を搭載し、
前記拡大機構は、ボタン操作に連動した直線運動を回転運動に変換するシーソー構造を有し、
検出センサーの光路を遮光する部位と回転中心との間の距離を、押しボタン操作に伴う下向きの加重が加えられる点と回転中心との間の距離に比して長くする
ことを特徴とする検出センサー未搭載型のスイッチ機構。 - ボタン操作に連動して可動する可動体を収容する収容体の取付面と、ボタン操作に伴う可動体の位置変化を電気的に検出する検出センサーの実装面とが異なるスイッチ機構において、
ボタン操作に伴う前記可動体の位置変化を拡大して伝達する拡大機構を搭載し、
前記拡大機構は、ボタン操作に連動した直線運動を回転運動に変換するシーソー構造を有し、
検出センサーと静電誘導又は電磁誘導を通じて結合する部位と回転中心との間の距離を、押しボタン操作に伴う下向きの加重が加えられる点と回転中心との間の距離に比して長くする
ことを特徴とするスイッチ機構。 - ボタン操作に連動して可動する可動体を収容する収容体の取付面と、ボタン操作に伴う可動体の位置変化を電気的に検出する検出センサーの実装面とが異なるスイッチ機構において、
ボタン操作に伴う前記可動体の位置変化を拡大して伝達する拡大機構を搭載し、
前記拡大機構は、ボタン操作に連動した直線運動を回転運動に変換するシーソー構造を有し、
検出センサーに加重又は動きを伝達する部位と回転中心との間の距離を、押しボタン操作に伴う下向きの加重が加えられる点と回転中心との間の距離に比して長くする
ことを特徴とするスイッチ機構。 - 発光素子の光をボタン表面に導く導光体を内蔵した照光型スイッチの構成部品である請求項1に記載のスイッチ機構。
- 押しボタン式スイッチ用の開口を配置した操作面と、
ボタン操作に連動して可動する可動体の位置変化を電気的に検出する検出センサーを配置した配線基板と、
ボタン操作に連動して可動する可動体と、当該可動体の位置変化を拡大して伝達する拡大機構とを収容する収容体とを有し、前記操作面に配置した開口に取り付けられる検出センサー未搭載型のスイッチ機構と、
前記スイッチ機構に対し、着脱自在に取り付けられるボタントップ部品と、を有し、
前記拡大機構は、ボタン操作に連動した直線運動を回転運動に変換するシーソー構造を有し、
検出センサーの光路を遮光する部位と回転中心との間の距離を、押しボタン操作に伴う下向きの加重が加えられる点と回転中心との間の距離に比して長くする
ことを特徴とする電子機器。 - 放送局システムで使用される請求項5に記載の電子機器。
- 前記押しボタン式スイッチは照光型スイッチであり、
前記配線基板には発光素子が実装されると共に、当該発光素子の周囲の基板表面が白色シルク印刷により反射面を形成する
請求項5に記載の電子機器。
Priority Applications (4)
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