JP4370548B2 - Rvrに伴う既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法、特に、既存の原子力発電所における原子炉圧力容器の交換(この明細書ではRVRという)のために、原子力発電所の既存の建屋の屋根に原子炉圧力容器の出入用の仮開口を設ける場合の該仮開口の開設復旧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の原子力発電所に関する建築技術には、原子力発電所の鉄骨鉄筋コンクリート(SRCという)造の使用済燃料プール及び機器仮置ピットの側壁及び底部の構築において、鉄骨として鉄骨トラスを用い、この鉄骨トラスにプレロードを導入した後、コンクリートを打設して、鉄骨トラスをコンクリート中に埋め込み、鉄骨の負担を軽減するSRC造の構造物の構築方法(例えば、特公昭63−62719号公報参照)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
既存の原子力発電所における資材及び機材の搬出入は、建屋の予め設計された本設開口を通して行なわれる場合が殆どであり、一部に建屋の壁に設けた仮開口を通して行なわれた例があるが、建屋の屋根やその支持鉄骨トラスを解体して資材及び機材の搬出入を行なった例はない。
原子力発電所において、鉄骨の解体、復旧を伴う仮開口の開設を行なって資材及び機材の搬出入を行ない、その後、建屋を再使用する場合には、解体部材をそのまま復旧するか、若しくは解体部材と同一の材質、寸法、接合方法及び接合位置を有する部材で復旧し、なおかつ、原設計の許容範囲内の応力、変形の状態とするか、あるいは、これが実現できない場合には、復旧された屋根トラスを含めた屋根全体を再設計し、使用条件を満足することを構造的に検証する必要がある。建屋全体を再設計することは、膨大な設計作業が伴い、極めて不合理である。従来の技術のSRC造の構造物の構築方法は、原子力発電所の使用済燃料プール及び機器仮置ピットの側壁及び底部をSRC造にて新たに構築する場合に適用できる方法であり、この従来の方法においては、鉄骨トラス自体にプレロードを導入するから、鉄骨トラスを構成する多数の部材にプレロードが導入される(特公昭63−62719号公報には、鉄骨トラスの特定部分の部材のみにプレロードを導入することは記載されていない)。そのため、従来の技術の構築方法は、既設の鉄骨造の構造物の一部の部材を解体して仮開口を開設した後、その仮開口を解体した部材又は該部材と同じ復旧鉄骨部材にて解体した部分を復旧させる場合に、適用できないものである。
この発明の解決しようとする課題は、上記の従来技術が有していた欠点を有していない既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法を提供すること、換言すると、解体部材をそのまま用いて復旧するか、若しくは解体部材と同一の材質、寸法、接合方法及び接合位置の部材を用いて復旧し、原設計の許容範囲内の応力、変形の状態を復元することにより、合理的に建屋の使用条件を満足させる既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明の既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法は、既存の原子力発電所における原子炉圧力容器の交換のために、既存の原子力発電所建屋の屋根に仮開口を設け、該仮開口を通して前記建屋内から既存の原子炉圧力容器を取り出し、かつ前記仮開口を通して前記建屋外から建屋内に新規の原子炉圧力容器を納入する場合の既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法において、前記建屋の屋根が多数の鉄骨部材の組み付けからなる支持体で支持され、前記仮開口の開設の邪魔になる屋根をこれを支持する前記支持体上から撤去し、前記支持体の仮開口の開設部の多数の鉄骨部材を分解撤去して、屋根の所定位置に仮開口を開設し、分解撤去した多数の鉄骨部材に対応する多数の復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、原子炉圧力容器の出入れ後に各復旧用鉄骨部材を前記仮開口の開設部に対応する前記支持体の部分に組み付けて前記支持体を復旧し、かつ前記支持体上の屋根が撤去された部分に屋根を設けて屋根を復旧し、各復旧用鉄骨部材の組み付け完了後に復旧用鉄骨部材に導入したプレロードを開放して、プレロードの開放後の各復旧用鉄骨部材の仮開口の開設前の仮開口の開設部の支持体を構成する鉄骨部材の応力、変形の状態への復元性を高めることを特徴とするものである。
復旧用鉄骨部材に導入したプレロードの開放は、各復旧用鉄骨部材の組み付け完了後である屋根の支持体の復旧後、又は前記支持体及び屋根の復旧後に行なう。
この発明の好ましい形態においては、屋根を支持する多数の鉄骨部材の組み付けからなる支持体として鉄骨造の屋根トラスが用いられる。鉄骨造の屋根トラスは、例えば、メイントラス、サブトラス、水平ブレース、母屋等で構成されている。屋根トラスの仮開口の開設部の多数の鉄骨部材を分解撤去し、分解撤去した全ての鉄骨部材の復旧用鉄骨部材に、それらに応じたプレロードを導入するのが最も好ましいが、分解撤去した全ての部材の復旧用鉄骨部材にプレロードを導入することが煩わしく、その必要もない場合には、少なくともメイントラスの復旧用鉄骨部材にはプレロードを導入するようにする。
【0005】
この発明の最適の形態の既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法は、既存の原子力発電所における原子炉圧力容器の交換のために、既存の原子力発電所建屋の屋根に仮開口を設け、該仮開口を通して前記建屋内から既存の原子炉圧力容器を取り出し、かつ前記仮開口を通して前記建屋外から建屋内に新規の原子炉圧力容器を納入する場合の既存建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法において、前記建屋の屋根が多数の鉄骨部材の組み付けからなる支持体で支持され、前記建屋の屋根の上側に解体用トラス支持架構を仮設し、前記仮開口の開設の邪魔になる屋根をこれを支持する前記支持体上から撤去し、仮開口を開設する前記支持体の部分の周囲の非開設部と解体用トラス支持架構とを間隔をおいた複数の個所において吊り支持材にてそれぞれ連結し、各吊り支持材にプレロードを導入して前記支持体を吊り、前記支持体の仮開口の開設部の多数の鉄骨部材を分解撤去して、屋根の所定位置に仮開口を開設し、分解撤去した多数の鉄骨部材に対応する多数の復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、原子炉圧力容器の出入れ後に各復旧用鉄骨部材を前記仮開口の開設部に対応する前記支持体の部分に組み付けて前記支持体を復旧して、前記支持体と前記解体用トラス支持架構とを連結する前記吊り支持材を外し、かつ前記支持体上の屋根が撤去された部分に屋根を設けて屋根を復旧し、各復旧用鉄骨部材の組み付け完了後に復旧用鉄骨部材に導入したプレロードを開放し、プレロードの開放後の各復旧用鉄骨部材の仮開口の開設前の屋根の前記支持体の多数の鉄骨部材の応力、変形の状態への復元性を高めることを特徴とするものである。
【0006】
この発明の好適な形態においては、例えば、復旧用鉄骨部材として、仮開口の開設のために解体撤去した鉄骨部材、又は解体撤去した鉄骨部材と同一の材質、寸法、接合方法及び接合位置を有する部材を用いる。
また、この発明の好適な形態においては、復旧用鉄骨部材を、例えば、復旧用鉄骨部材の両端に近い部分の両側に、取付治具をそれぞれ取外自在に固着し、対向する取付治具間にプレロード導入機器を配して、このプレロード導入機器の両端をこれに対面する取付治具に取外自在に連結し、復旧用鉄骨部材の中間部の両側に歪みゲージ等の測定用器具を取り付け、前記プレロード導入機器を操作して復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、導入したプレロードを歪みゲージ等の測定用器具にて測定して望む設定値になるように調節し得るようにする。
【0007】
【実施例】
実施例の原子力発電所の既存の建屋の屋根に仮開口を開設する場合の仮開口の開設復旧方法を、図1〜図7を使って説明する。
原子力発電所の既存の建屋10は、図1に示すように、周囲壁、柱等と、該周囲壁、柱等にて支持された屋根トラス11と、該屋根トラス11上に設けられた屋根12等で構成されている。
屋根トラス11は、メイントラス11A、サブトラス、水平ブレース、母屋等で構成されている。メイントラス11Aは、上側の弦材11a、下側の弦材11b、束材11c、斜材11d等を結合して構成されている。
メイントラス11Aは、建屋の梁間方向に向け且つ桁行方向に間隔をおいて配置される。サブトラスは、メイントラス11Aとメイントラス11Aとを連結するために、桁行方向に向け且つ梁間方向に間隔をおいて配置される。水平ブレースは、メイントラス11A及びサブトラスにより形成される四辺形の対角線上に配置される。母屋は、梁間方向に向けて配置されたメイントラス11A上に桁行方向に向け且つ梁間方向に間隔をおいて配置される。
屋根12は、例えば、デッキプレート、コンクリート層、防水層及び防水保護層、又は屋根鉄板、防水層及び防水保護層等で構成されている。
【0008】
仮開口の開設及び復旧の工事の施工手順を図3〜図7を使って説明する。
まず、図3に示すように、屋根トラス11の下側の仮開口13の開設部よりも充分に広い範囲にわたつて気密養生床21を配し、この気密養生床21(鉄骨解体、復旧のための作業ステージを兼ねる)をメイントラス11Aの下側の弦材11bにボルトbにて取外自在に固定する。この気密養生床21の周囲部の近傍の屋根12の下端と気密養生床21の上端との間の空間を画成するための気密養生壁22を屋根トラス11中に設ける。気密養生床21と気密養生壁22とにより囲まれる空間を、オペレーティングフロアの空間、仮開口を開設するために必要となる屋根トラス11の解体、復旧工事のトラス鉄骨の作業スペース等として使用する。
また、建屋10の上側に屋根12との間に隙間をあけかつ屋根12と平行に仮設の解体用トラス支持架構23を設ける。解体用トラス支持架構23は、鉄骨造のトラスで構成され、建屋10を梁間方向に跨いで配置され、その上側の水平部分の両端が鉛直方向に向けて構築された鉄骨造等の支持体にて支持されている。なお、解体用トラス支持架構23の水平部分には、仮開口13に対応する開口が設けられている。この開口の上側には必要に応じて雨水養生幕が張設される。解体用トラス支持架構23は、この支持架構23にて一部の部材が外されて仮開口が形成される屋根トラスの仮開口の開設部の周囲部を支持し得るように構成する。
さらに、仮開口の開設のために屋根トラス11の解体する鉄骨部材11a1,11b1,11c1,11d1…及び仮開口の周囲の屋根トラスの鉄骨部材に、歪みゲージ等の測定用器具を取り付け、仮開口13の開設、復旧の工事に伴う応力及び変形を調べる。これが最初の測定である。
【0009】
次に、図4に示すように、仮開口よりも充分に広い範囲にわたつて、屋根12の防水保護層、防水層、コンクリート層及びデッキプレート(または屋根12の防水保護層、防水層及び屋根鉄板)を解体撤去する。それから、仮開口13の開設部の周囲に対応する屋根トラスの多数の部分とこの部分に対応する解体用トラス支持架構23の水平部分との間に吊り支持材24を配し、吊り支持材24の上端を解体用トラス支持架構23に連結し、吊り支持材24の下端を屋根トラス11のメイントラス11Aに連結する。メイントラス11Aを吊り上げるようにするために、吊り支持材24にはプレロードを導入する。吊り支持材24にプレロードを導入することにより、緩み、ガタ等による一部が取り外された後のメイントラス11Aの垂れ下がりが防止され、また、屋根トラスの解体する鉄骨部材11a1,11b1,11c1,11d1…の解体時の応力低減を実現することができる。吊り支持材24にプレロードを導入した後、仮開口の開設のために解体撤去する屋根トラスの鉄骨部材及び仮開口の開設部の周囲の屋根トラスの鉄骨部材に、歪みゲージ等の計測用器具を取り付け、屋根トラスの解体前の各鉄骨部材の応力、変形の状態を調べるための測定を行なう。
なお、屋根12の解体範囲は、仮開口13を開設するために必要とする屋根トラスの解体範囲と吊り支持材24を設置するために必要な範囲とをカバーできる範囲とする。
【0010】
次に、図5に示すように、仮開口13を開設するために設定した範囲の屋根トラス11の鉄骨部材11a1,11b1,11c1,11d1,…の解体を行なう。この解体は、「母屋」→「水平ブレース」→「サブトラス」→「メイントラス11A」の順序で行なう。
解体完了後に、屋根トラス11から解体した鉄骨部材及び屋根トラス11として残された鉄骨部材の解体前後の応力、変形の状態の変化を調べるための測定を行なう。
仮開口の使用する際には、気密養生床21の仮開口13に対応する部分を撤去する。また、解体用トラス支持架構23の仮開口13に対応する開口部上に雨水養生幕を張設しておいた場合には、この雨水養生幕も撤去する。そして、仮開口13を通して建屋10内と建屋10外とを連通させる。
建屋10内と建屋10外とを連通させた仮開口13から、適宜の吊揚手段を用いて古い原子炉圧力容器を吊揚げて建屋外に取り出し、それから、仮開口13から適宜の吊下手段を用いて新規の原子炉圧力容器を吊下げて建屋内に設置する。
【0011】
仮開口13の使用完了(原子炉圧力容器の交換完了)後に、屋根トラス11の下側の仮開口13に対応する部分に気密養生床21を再び設ける。また、必要に応じて、解体用トラス支持架構23の仮開口13に対応する開口部上に雨水養生幕を張設する。
そして、復旧用鉄骨部材となる解体した屋根トラスの鉄骨部材、若しくは解体した屋根トラスの鉄骨部材と同一の材質、寸法、接合方法及び接合位置を有する部材を、順次、解体時とは逆の順序で、すなわち、「メイントラス11A」→「サブトラス」→「水平ブレース」→「母屋」の順序で組み付け、図5に示す状態にする。
組み付ける復旧用鉄骨部材11a2,11b2,11c2,11d2,…には、組み付け完了後に、組み付けた鉄骨部材の応力、変形の状態が解体前の応力、変形の状態に近い状況(すなわち、原設計の許容範囲内)になるように、予め、前記測定により把握された屋根トラスの鉄骨部材の解体前後の応力、変形の状態等から設定したプレロードを導入しておき、全ての組み付けが完了した時点で、組み付ける復旧用鉄骨部材11a2,11b2,11c2,11d2,…に導入したプレロードを開放し、組み付けた復旧用鉄骨部材11a2,11b2,11c2,11d2,…からプレロード導入器具25等を撤去する。
なお、屋根トラス11の仮開口13の個所へ各復旧用鉄骨部材を組み付ける場合の復旧用鉄骨部材相互の接合及び復旧用鉄骨部材と既存の屋根トラス11の分解撤去しなかった鉄骨部材との接合は、分解撤去する以前の屋根トラス11の各鉄骨部材の接合方法及び接合位置と同じにする。
【0012】
復旧用鉄骨部材11a2,11b2,11c2,11d2,…にプレロードを導入しておくには、図2に示すように、鉄骨部材11a2〜11d2,…の両端に近い部分の両側に、取付治具26をそれぞれ取外自在に固着し、対向する取付治具26間にプレロード導入機器25を配し、プレロード導入機器25の両端をこれに対面する取付治具26に取外自在に連結し、鉄骨部材11a2〜11d2,…の中央部の両側に歪みゲージ等の測定用器具27をそれぞれ取り付ける。プレロード導入機器25を操作した鉄骨部材11a2〜11d2,…にプレロード(例えば、部材の長手方向の引張荷重又は圧縮荷重)を導入し、歪みゲージ等の測定用器具27にて導入したプレロードを測定し、プレロードが所望の値になるように調節する。
なお、プレロード導入機器25としては、例えば、ねじジャッキ、油圧ジャッキ等を用いる。
【0013】
屋根トラス11が復旧したら、吊り支持材24の下端を屋根トラス11のメイントラス11Aから外し、その上端を解体用トラス支持架構23から外して、吊り支持材24を撤去し、復旧した屋根トラス11上に屋根12を復旧する。解体時とは逆の順序で、すなわち、デッキプレート、コンクリート層、防水層、防水保護層の順で(又は屋根鉄板、防水層、防水保護層の順で)復旧し、図7に示す状態にする。
屋根復旧後の各部材の応力、変形の状態を調べ、原設計の許容範囲内に納まっていることを確認するための測定を行なう。
そして、気密養生床21及び気密養生壁22を屋根トラス11から撤去し、最後に、解体用トラス支持架構23を撤去する。
【0014】
【発明の効果】
この発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載した構成を備えることにより、次の(イ)〜(ヘ)の効果を奏する。
(イ)請求項1に係る発明の既存の屋根の仮開口の開設復旧方法は、既存の原子力発電所における原子炉圧力容器の交換のために、既存の原子力発電所建屋の屋根に仮開口を設け、該仮開口を通して前記建屋内から既存の原子炉圧力容器を取り出し、かつ前記仮開口を通して前記建屋外から建屋内に新規の原子炉圧力容器を納入する場合の既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法において、前記建屋の屋根が多数の鉄骨部材の組み付けからなる支持体で支持され、前記仮開口の開設の邪魔になる屋根をこれを支持する前記支持体上から撤去し、前記支持体の仮開口の開設部の多数の鉄骨部材を分解撤去して、屋根の所定位置に仮開口を開設し、分解撤去した多数の鉄骨部材に対応する多数の復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、原子炉圧力容器の出入れ後に各復旧用鉄骨部材を前記仮開口の開設部に対応する前記支持体の部分に組み付けて前記支持体を復旧し、かつ前記支持体上の屋根が撤去された部分に屋根を設けて屋根を復旧し、各復旧用鉄骨部材の組み付け完了後に復旧用鉄骨部材に導入したプレロードを開放して、プレロードの開放後の各復旧用鉄骨部材の仮開口の開設前の仮開口の開設部の支持体を構成する鉄骨部材の応力、変形の状態への復元性を高めるから、次ぎの▲1▼及び▲2▼の効果を奏する。
▲1▼ 復旧された多数の鉄骨部材の組み付けからなる支持体の応力、変形の状態を既設の屋根の原設計の許容範囲におさめることができ、原子力発電所の使用条件の変更なしに仮開口の開設及びその復旧を行なうことができるため、建屋全体の再設計が不要となる。
▲2▼ プレロード無しに復旧する場合には、復旧後の応力の再配分により、復旧エリアの周囲の多数の鉄骨部材の組み付けよりなる支持体の応力の発生が予想され、構造上の弱点となるが、復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、プレロードを導入した多数の復旧用鉄骨部材を仮開口の開設部に対応する前記支持体の部分に組み付けて支持体を復旧し、かつ前記支持体上の屋根が撤去された部分に屋根を設けて屋根を復旧し、前記支持体の復旧完了後又は前記支持体及び屋根の復旧完了後に復旧用鉄骨部材に導入したプレロードを開放するから、復旧エリアの周囲の多数の鉄骨部材の組み付けからなる支持体における過度の応力の発生を防止することができる。
【0015】
(ロ)請求項2に係る発明の既存の屋根の仮開口の開設復旧方法は、既存の原子力発電所における原子炉圧力容器の交換のために、既存の原子力発電所建屋の屋根に仮開口を設け、該仮開口を通して前記建屋内から既存の原子炉圧力容器を取り出し、かつ前記仮開口を通して前記建屋外から建屋内に新規の原子炉圧力容器を納入する場合の既存建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法において、前記建屋の屋根が鉄骨造の屋根トラスで支持され、前記仮開口の開設の邪魔になる屋根をこれを支持する前記屋根トラス上から撤去し、前記屋根トラスの仮開口の開設部の多数の鉄骨部材を分解撤去し、分解撤去した多数の鉄骨部材に対応する復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、原子炉圧力容器の出入れ後に各復旧用鉄骨部材を前記仮開口の開設部に対応する屋根トラスの部分に組み付けて屋根トラスを復旧し、かつ前記屋根トラス上の屋根が撤去された部分に屋根を設けて屋根を復旧し、各復旧用鉄骨部材の組み付け完了後に復旧用鉄骨部材に導入したプレロードを開放して、プレロードの開放後の各復旧用鉄骨部材の仮開口の開設前の屋根の支持体である屋根トラスの多数の鉄骨部材の応力、変形の状態への復元性を高めるようになっているから、前記(イ)の▲1▼及び▲2▼の効果と同様の効果を奏することができる。
【0016】
(ハ)請求項3に係る発明の既存の屋根の仮開口の開設復旧方法のようにしても、前記(イ)の▲1▼及び▲2▼の効果と同様の効果を奏することができるだけでなく、分解撤去した全ての部材の復旧用鉄骨部材にプレロードを導入することの煩わしさを除くことができる。
(ニ)請求項4に係る発明の既存の屋根の仮開口の開設復旧方法は、既存の原子力発電所における原子炉圧力容器の交換のために、既存の原子力発電所建屋の屋根に仮開口を設け、該仮開口を通して前記建屋内から既存の原子炉圧力容器を取り出し、かつ前記仮開口を通して前記建屋外から建屋内に新規の原子炉圧力容器を納入する場合の既存建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法において、前記建屋の屋根が多数の鉄骨部材の組み付けからなる支持体で支持され、前記建屋の屋根の上側に解体用トラス支持架構を仮設し、前記仮開口の開設の邪魔になる屋根をこれを支持する前記支持体上から撤去し、仮開口を開設する前記支持体の部分の周囲の非開設部と解体用トラス支持架構とを間隔をおいた複数の個所において吊り支持材にてそれぞれ連結し、各吊り支持材にプレロードを導入して前記支持体を吊り、前記支持体の仮開口の開設部の多数の鉄骨部材を分解撤去して、屋根の所定位置に仮開口を開設し、分解撤去した多数の鉄骨部材に対応する多数の復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、原子炉圧力容器の出入れ後に各復旧用鉄骨部材を前記仮開口の開設部に対応する前記支持体の部分に組み付けて前記支持体を復旧して、前記支持体と前記解体用トラス支持架構とを連結する前記吊り支持材を外し、かつ前記支持体上の屋根が撤去された部分に屋根を設けて屋根を復旧し、各復旧用鉄骨部材の組み付け完了後に復旧用鉄骨部材に導入したプレロードを開放し、プレロードの開放後の各復旧用鉄骨部材の仮開口の開設前の屋根の前記支持体の多数の鉄骨部材の応力、変形の状態への復元性を高めるから、前記(イ)の▲1▼及び▲2▼の効果と同じ効果を奏することができるだけでなく、次ぎの▲3▼及び▲4▼の効果を奏する。
▲3▼ 吊り支持材にプレロードを導入することにより、屋根を支持する多数の鉄骨部材の組み付けからなる支持体を吊り上げることができるから、一部が取り外された前記支持体の緩み、ガタ等による仮開口の開設部の周りの非開設部の垂れ下がりを防止することができる。
▲4▼ 各吊り支持材により、多数の鉄骨部材の組み付けからなる支持体の仮開口を開設しようとする部分の周囲が吊り上げられるから、解体する鉄骨部材の解体時の応力低減を実現することができ、解体作業が容易になる。
【0017】
(ホ)請求項5に係る発明の既存の屋根の仮開口の開設復旧方法は、復旧用鉄骨部材として、解体した鉄骨部材、又は解体した鉄骨部材と同一の材質、寸法、接合方法及び接合位置を有する部材を用いるから、復旧後の屋根及びその支持体の部材の応力、変形の状態を原設計の許容範囲内に納め得る復旧用鉄骨部材を容易にうることができる。
(ヘ)請求項6に係る発明の既存の屋根の仮開口の開設復旧方法は、復旧用鉄骨部材が、復旧用鉄骨部材の両端に近い部分の両側に、取付治具をそれぞれ取外自在に固着し、対向する取付治具間にプレロード導入機器を配して、このプレロード導入機器の両端をこれに対面する取付治具に取外自在に連結し、復旧用鉄骨部材の中間部の両側に歪みゲージ等の測定用器具を取り付け、前記プレロード導入機器を操作して復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、導入したプレロードを歪みゲージ等の測定用器具にて測定して、プレロードが望む設定値になるように調節できるようになっているから、設定されたプレロードを導入した復旧用鉄骨部材を容易に得られるだけでなく、プレロード導入機器及び取付治具は、復旧用鉄骨部材から容易に外せるから、幾度も使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の原子力発電所のRVRに伴う既存の建屋の屋根等の平面図
【図2】実施例の仮開口の開設復旧方法の第1の過程における既存の屋根、屋根トラス及び解体用トラス支持架構を図1のA−A線に沿って縦断した立面図
【図3】実施例の仮開口の開設復旧方法の第2の過程における既存の屋根、屋根トラス及び解体用トラス支持架構を図1のA−A線に沿って縦断した立面図
【図4】実施例の仮開口の開設復旧方法の第3の過程における既存の屋根、屋根トラス及び解体用トラス支持架構を図1のA−A線に沿って縦断した立面図
【図5】実施例の仮開口の開設復旧方法の第4の過程における既存の屋根、屋根トラス及び解体用トラス支持架構を図1のA−A線に沿って縦断した立面図
【図6】実施例の仮開口の開設復旧方法の第5の過程における既存の屋根、屋根トラス及び解体用トラス支持架構を図1のA−A線に沿って縦断した立面図
【図7】実施例の仮開口の開設復旧方法の第6の過程における既存の屋根、屋根トラス及び解体用トラス支持架構を図1のA−A線に沿って縦断した立面図
【符号の説明】
10 既存の建屋
11 屋根トラス
11A メイントラス
11a 上側の弦材
11b 下側の弦材
11c 束材
11d 斜材
11a1 撤去する上側の弦材
11b1 撤去する下側の弦材
11c1 撤去する束材
11d1 撤去する斜材
11a2 上側の弦材の復旧用鉄骨部材
11b2 下側の弦材の復旧用鉄骨部材
11c2 束材の復旧用鉄骨部材
11d2 斜材の復旧用鉄骨部材
12 屋根
13 仮開口
21 気密養生床
22 気密養生壁
23 解体用トラス支持架構
24 吊り支持材
25 プレロード導入機器
26 取付治具
27 歪みゲージ等の測定用器具
Claims (6)
- 既存の原子力発電所における原子炉圧力容器の交換のために、既存の原子力発電所建屋の屋根に仮開口を設け、該仮開口を通して前記建屋内から既存の原子炉圧力容器を取り出し、かつ前記仮開口を通して前記建屋外から建屋内に新規の原子炉圧力容器を納入する場合の既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法において、前記建屋の屋根が多数の鉄骨部材の組み付けからなる支持体で支持され、前記仮開口の開設の邪魔になる屋根をこれを支持する前記支持体上から撤去し、前記支持体の仮開口の開設部の多数の鉄骨部材を分解撤去して、屋根の所定位置に仮開口を開設し、分解撤去した多数の鉄骨部材に対応する多数の復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、原子炉圧力容器の出入れ後に各復旧用鉄骨部材を前記仮開口の開設部に対応する前記支持体の部分に組み付けて前記支持体を復旧し、かつ前記支持体上の屋根が撤去された部分に屋根を設けて屋根を復旧し、各復旧用鉄骨部材の組み付け完了後に復旧用鉄骨部材に導入したプレロードを開放して、プレロードの開放後の各復旧用鉄骨部材の仮開口の開設前の仮開口の開設部の支持体を構成する鉄骨部材の応力、変形の状態への復元性を高めることを特徴とする既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法。
- 既存の原子力発電所における原子炉圧力容器の交換のために、既存の原子力発電所建屋の屋根に仮開口を設け、該仮開口を通して前記建屋内から既存の原子炉圧力容器を取り出し、かつ前記仮開口を通して前記建屋外から建屋内に新規の原子炉圧力容器を納入する場合の既存建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法において、前記建屋の屋根が鉄骨造の屋根トラスで支持され、前記仮開口の開設の邪魔になる屋根をこれを支持する前記屋根トラス上から撤去し、前記屋根トラスの仮開口の開設部の多数の鉄骨部材を分解撤去し、分解撤去した多数の鉄骨部材に対応する復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、原子炉圧力容器の出入れ後に各復旧用鉄骨部材を前記仮開口の開設部に対応する屋根トラスの部分に組み付けて屋根トラスを復旧し、かつ前記屋根トラス上の屋根が撤去された部分に屋根を設けて屋根を復旧し、各復旧用鉄骨部材の組み付け完了後に復旧用鉄骨部材に導入したプレロードを開放して、プレロードの開放後の各復旧用鉄骨部材の仮開口の開設前の屋根の支持体である屋根トラスの多数の鉄骨部材の応力、変形の状態への復元性を高めることを特徴とする既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法。
- 既存の原子力発電所における原子炉圧力容器の交換のために、既存の原子力発電所建屋の屋根に仮開口を設け、該仮開口を通して前記建屋内から既存の原子炉圧力容器を取り出し、かつ前記仮開口を通して前記建屋外から建屋内に新規の原子炉圧力容器を納入する場合の既存建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法において、前記建屋の屋根が鉄骨造のメイントラス、サブトラス、水平ブレース等からなる屋根トラスで支持され、前記仮開口の開設の邪魔になる屋根を前記屋根トラス上から撤去し、前記屋根トラスの仮開口の開設部の多数の鉄骨部材を分解撤去して、屋根の所定位置に仮開口を開設し、分解撤去した屋根トラスの多数の鉄骨部材に対応する多数の復旧用鉄骨部材のうち少なくともメイントラスを構成する多数の復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、原子炉圧力容器の出入れ後に分解撤去した屋根トラスの多数の鉄骨部材に対応する各復旧用鉄骨部材を前記仮開口の開設部に対応する屋根トラスの部分に組み付けて屋根トラスを復旧し、かつ前記屋根トラス上の屋根が撤去された部分に屋根を設けて屋根を復旧し、各復旧用鉄骨部材の組み付け完了後に復旧用鉄骨部材に導入したプレロードを開放して、プレロードの開放後の各復旧用鉄骨部材の仮開口の開設前の屋根の支持体である屋根トラスの多数の鉄骨部材の応力、変形の状態への復元性を高めることを特徴とする既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法。
- 既存の原子力発電所における原子炉圧力容器の交換のために、既存の原子力発電所建屋の屋根に仮開口を設け、該仮開口を通して前記建屋内から既存の原子炉圧力容器を取り出し、かつ前記仮開口を通して前記建屋外から建屋内に新規の原子炉圧力容器を納入する場合の既存建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法において、前記建屋の屋根が多数の鉄骨部材の組み付けからなる支持体で支持され、前記建屋の屋根の上側に解体用トラス支持架構を仮設し、前記仮開口の開設の邪魔になる屋根をこれを支持する前記支持体上から撤去し、仮開口を開設する前記支持体の部分の周囲の非開設部と解体用トラス支持架構とを間隔をおいた複数の個所において吊り支持材にてそれぞれ連結し、各吊り支持材にプレロードを導入して前記支持体を吊り、前記支持体の仮開口の開設部の多数の鉄骨部材を分解撤去して、屋根の所定位置に仮開口を開設し、分解撤去した多数の鉄骨部材に対応する多数の復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、原子炉圧力容器の出入れ後に各復旧用鉄骨部材を前記仮開口の開設部に対応する前記支持体の部分に組み付けて前記支持体を復旧して、前記支持体と前記解体用トラス支持架構とを連結する前記吊り支持材を外し、かつ前記支持体上の屋根が撤去された部分に屋根を設けて屋根を復旧し、各復旧用鉄骨部材の組み付け完了後に復旧用鉄骨部材に導入したプレロードを開放し、プレロードの開放後の各復旧用鉄骨部材の仮開口の開設前の屋根の前記支持体の多数の鉄骨部材の応力、変形の状態への復元性を高めることを特徴とする既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法。
- 復旧用鉄骨部材として、解体した鉄骨部材、又は解体した鉄骨部材と同一の材質、寸法、接合方法及び接合位置を有する部材を用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つの項記載の既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法。
- 復旧用鉄骨部材が、復旧用鉄骨部材の両端に近い部分の両側に、取付治具をそれぞれ取外自在に固着し、対向する取付治具間にプレロード導入機器を配して、このプレロード導入機器の両端をこれに対面する取付治具に取外自在に連結し、復旧用鉄骨部材の中間部の両側に歪みゲージ等の測定用器具を取り付け、前記プレロード導入機器を操作して復旧用鉄骨部材にプレロードを導入し、導入したプレロードを歪みゲージ等の測定用器具にて測定して、プレロードが望む設定値になるように調節できるようになっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つの項記載の既存の建屋の屋根の仮開口の開設復旧方法。
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