JP4370192B2 - 基板搬送機 - Google Patents
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Description
この駆動プーリ901は駆動モータに接続され、駆動モータを回転させることにより駆動プーリ901に掛け渡されている搬送ベルト1002を回転させる。ここで、搬送ベルト902は駆動プーリ901の外周部に設けられている凹部903に掛け渡されているが、この凹部903の形状は搬送ベルト902の形状に合わせて形成されている。
搬送レール1003には、搬送ベルト1002が配設され、搬送ベルト1002の径に合わせた搬送プーリ1005が設けられている。そして、搬送ベルト1002に基板1004の一端が載置され、搬送ベルト1002が駆動し、基板1004は搬送レール上に搬送される。また、ガイドレール1003aが設けられているために、搬送過程において基板1004が搬送方向からずれないように構成されている。ここで搬送プーリ1005の径は、例えば搬送ベルト1002の径の0.9倍となる。
従って、搬送ベルトと搬送プーリや駆動プーリとの外周部接触部において、搬送ベルトが接触して削られ、玉形状の解れ等が生じ搬送ベルトの寿命が短いという問題がある。また、搬送ベルトと搬送プーリ及び駆動プーリとの間に摩擦等の摺動負荷が生じ、解れが生じやすく、搬送ベルトの寿命が長くないという問題がある。具体的には搬送ベルトの寿命は連続的に使用する場合においては、約2時間である。特に、基板搬送機において、複数の基板を短期間で搬送する必要がある場合においては、この問題は顕著となる。
また、基板搬送機においては、基板が200度以上の高温に加熱されるために、使用される搬送ベルトは、耐久性が要求されると共に耐熱性が要求され、搬送ベルトの種類が限定されるという問題もある。
従って、搬送ベルトは、駆動プーリの外周の溝部に隣接して配設された2つのリング部材間に当接して駆動プーリに係合されるために、搬送ベルトと駆動プーリとの接触面積を低減して、搬送ベルトと駆動プーリとの間の摺動負荷を軽減して、搬送ベルトの寿命を向上させることができる。
従って、基板のガイド手段に斜め方向に形成された切欠き部を設けることにより、基板とガイド手段との間の不要な接触、干渉を完全に排除することにより、搬送ベルトと基板との間の不要な干渉を低減して、搬送ベルトにかかる摺動負荷を軽減して搬送ベルトの寿命を向上させることができる。
図1は、本発明に係る基板搬送機200を備える部品実装部100の拡大図である。
ステージ101は、基板207に半導体チップ等の部品を実装する処理を行うためのステージである。また、ステージ101はXYテーブルを用いて基板搬送用レールと実装ヘッド104側の間を矢印で示す方向に移動を繰り返すことにより基板207に部品を実装する。
基板搬送機200は、搬送ベルト201、テンションローラ202、駆動プーリ203、駆動モータ204、室内ローラ205、及び搬送レール206を備える。
搬送レール206には、搬送ベルト201が配設される搬送プーリ301が形成されている。そして、搬送ベルト201の上には基板207が載置されている。この搬送プーリ301の径は、搬送ベルト201の径より大きく形成されている。
基板207は、その両端部が搬送レール206の搬送プーリに配設されている搬送ベルト201上に載置され、搬送ベルト201が駆動することにより基板207が矢印で示す搬送方向に搬送される。
搬送レール206には搬送ベルト201が配設される搬送プーリ301が形成されている。この搬送プーリ301の径は、搬送ベルト201の径と比較して大きくとられている。本実施の形態においては、搬送ベルト201の径は、搬送プーリ301の径の約1.2倍となっている。
駆動プーリ203は、その外周部に凹部が形成され、この凹部内の底面には隣接して2つのOリング601が配設され、搬送ベルト201はこれらの2つのOリング601間に当接して駆動プーリ203に係合される。
本実施の形態においては、Oリング601の径と搬送ベルト201の径の比は例えば10:9である。また、Oリング601の径は、駆動プーリ203の凹部の径の大きさに合わせて形成されている。
200 基板搬送機
201 搬送ベルト
202 テンションローラ
203 駆動プーリ
204 駆動モータ
205 室内ローラ
206 搬送レール
207 基板
301 搬送プーリ
302 ガイド部分
302a 切欠き部
601 Oリング
Claims (4)
- 搬送ベルト上に基板が載置され、前記搬送ベルトの側方に立設された搬送レールに形成されるガイド部分にて前記基板の両側面がガイドされて基板を搬送する基板搬送機であって、
前記搬送ベルトを係合する溝部を外周に備えた駆動プーリと、
前記搬送ベルト上に載置される前記基板を、前記駆動プーリの回転に伴う前記搬送ベル
トの移動により搬送するために、前記駆動プーリを駆動させる駆動手段とを備え、
前記駆動プーリの外周の前記溝部には、前記外周の形状に沿った2つのリング部材が互いに隣接して配設され、
前記搬送ベルトは前記駆動手段における駆動に伴って、前記リング部材間に当接して前記駆動プーリに係合される
ことを特徴とする基板搬送機。 - 前記ガイド部分の前記基板側の側面には、前記基板の側面に対して斜め方向に切欠いてなる切欠き部が形成される
ことを特徴とする請求項1記載の基板搬送機。 - 搬送ベルト上に基板が載置され、前記搬送ベルトの側方に立設された搬送レールに形成されるガイド部分にて前記基板の両側面がガイドされて基板を搬送する基板搬送機を備える部品実装機であって、
前記基板搬送機は、
前記搬送ベルトを係合する溝部を外周に備えた駆動プーリと、
前記搬送ベルト上に載置される前記基板を、前記駆動プーリの回転に伴う前記搬送ベルトの移動により搬送するために、前記駆動プーリを駆動させる駆動手段とを備え、
前記駆動プーリの外周の前記溝部には、前記外周の形状に沿った2つのリング部材が互いに隣接して配設され、
前記搬送ベルトは前記駆動手段における駆動に伴って、前記リング部材間に当接して前記駆動プーリに係合される
ことを特徴とする部品実装機。 - 搬送ベルト上に基板が載置され、前記搬送ベルトの側方に立設された搬送レールに形成されるガイド部分にて前記基板の両側面がガイドされて基板を搬送する基板搬送機を用いる基板搬送方法であって、
前記基板搬送機は、
前記搬送ベルトを係合する溝部を外周に備えた駆動プーリを備え、
前記搬送ベルト上に載置される前記基板を、前記駆動プーリの回転に伴う前記搬送ベル
トの移動により搬送するために、前記駆動プーリを駆動させる駆動ステップを含み、
前記駆動プーリの外周の前記溝部には、前記外周の形状に沿った2つのリング部材が互いに隣接して配設され、
前記搬送ベルトは前記駆動ステップにおける駆動に伴って、前記リング部材間に当接し
て前記駆動プーリに係合される
ことを特徴とする基板搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004089682A JP4370192B2 (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | 基板搬送機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004089682A JP4370192B2 (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | 基板搬送機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005277188A JP2005277188A (ja) | 2005-10-06 |
JP4370192B2 true JP4370192B2 (ja) | 2009-11-25 |
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ID=35176497
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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US8616195B2 (en) | 2003-07-18 | 2013-12-31 | Novartis Ag | Nebuliser for the production of aerosolized medication |
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2004
- 2004-03-25 JP JP2004089682A patent/JP4370192B2/ja not_active Expired - Fee Related
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