JP4369276B2 - 円板形状部品の欠け検査装置及び欠け検査方法 - Google Patents

円板形状部品の欠け検査装置及び欠け検査方法 Download PDF

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この発明は、例えば円板形状をした回転羽根部品等の被検査物において、その被検査物上の欠けの有無を高速に自動検査する円板形状部品の欠け検査装置及び欠け検査方法に関するものである。
従来の画像処理による欠け不良等の検査に関して、例えば、特許文献1に記載のように、カメラと、射出成形品のような被検査物に対して被検査物の反射画像を得るための反射照明と、被検査物を介してカメラの撮像位置と相対向する位置に被検査物の透過画像を得るための透過照明とを設置して、反射照明と透過照明とを選択的に駆動制御しながら得られた反射画像と透過画像を画像処理することで被検査物の良否判定を行う方法がある。
特開平6−160065号公報(第2−4頁、図1−2)
上記特許文献1のような従来の技術では、被検査物への照明として反射用と透過用とが必要なことから検査装置の小型化が難しいという問題があった。
また、複数台の照明機器を制御しながら画像処理をしていくことから画像処理が複雑化してしまうという問題点があった。
また、被検査物の形状が板状の場合、反射照明の照射角度によっては欠け部分の反射光がうまく撮像できない場合もあった。
この発明は、上記従来技術における問題点を克服するためになされたものであり、円板形状の被検査物の欠け検査を高速に安定して行うことができ、かつ、比較的簡単な構成からなる円板形状部品の欠け検査装置及び欠け検査方法を得ることを目的とする。
この発明に係る円板形状部品の欠け検査装置は、円板形状をした被検査物の側面に対して垂直方向に照射する円板側面照明手段と、
上記被検査物の円板形状の中心軸方向から上記被検査物を撮像し、上記被検査物の濃淡画像データを出力する円板形状部品撮像手段と、
上記円板形状部品撮像手段より出力された濃淡画像データ上における外周の位置座標を周方向所定角度ピッチで求める側面位置検出手段と、
上記側面位置検出手段で求められた上記位置座標の全てから上記被検査物の欠けの有無を判定するための基準円を求める側面基準円算出手段と、
上記側面基準円算出手段で得られた基準円の座標と上記側面位置検出手段で求められた位置座標とに基づき上記被検査物の欠けの有無を判定する欠け不良判定手段と、
を備えたものである。
この発明に係る円板形状部品の欠け検査方法は、円板形状をした被検査物の側面に対して垂直方向に照射する円板側面照明ステップと、
上記被検査物の円板形状の中心軸方向から上記被検査物を撮像し、上記被検査物の濃淡画像データを出力する円板形状部品撮像ステップと、
上記円板形状部品撮像ステップで出力された濃淡画像データ上における外周の位置座標を周方向所定角度ピッチで求める側面位置検出ステップと、
上記側面位置検出ステップで求められた上記位置座標の全てから上記被検査物の欠けの有無を判定するための基準円を求める側面基準円算出ステップと、
上記側面基準円算出ステップで得られた基準円の座標と上記側面位置検出ステップで求められた位置座標とに基づき上記被検査物の欠けの有無を判定する欠け不良判定ステップと、
を備えたものである。
上記この発明の構成によれば、円板形状の被検査物の欠けの有無を高速で自動検査する円板形状部品の欠け検査装置を比較的簡単な装置構成にて実現することができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明に係る円板形状部品欠け検査装置における実施の形態1を示すブロック図である。同図に示したように、検査対象の円板形状をした被検査物1の側面に対して垂直、すなわち照射角0°で照射する円板側面照明手段2と、被検査物1の真上方向(中心軸方向)に配置され、被検査物1の側面から反射した照明光を受光して、被検査物1の濃淡画像データを出力する円板形状部品撮像手段3と、円板形状部品撮像手段3から出力された被検査物1の濃淡画像データを処理して欠け不良判定のための諸機能を実現する電子計算機4とを備えている。
円板側面照明手段2には、例えばLED照明などが用いられ、図示していない制御手段によって照明強度が制御される。
円板形状部品撮像手段3は、例えばCCD(電化結合デバイス;Charge Coupled Device)撮像素子によるテレビカメラなどを用い、被検査物1や円板側面照明手段2との距離を調整する駆動手段を含んだ構成とされる。
電子計算機4は、円板形状部品撮像手段3より出力された被検査物1の濃淡画像データを格納する画像データ記憶手段5と、濃淡画像データ上における外周の位置座標を外周方向の所定角度ピッチで求める側面位置検出手段6と、側面位置検出手段6で求めた位置座標から被検査物1の欠けの有無を判定するための基準円を求める側面基準円算出手段7と、側面基準円算出手段7で得られた基準円の座標と側面位置検出手段6で求めた位置座標とに基づいて被検査物1の欠けの有無を判定する欠け不良判定手段8とを備えている。
画像データ記憶手段5としては、例えば電子計算機4のハードディスク装置やCD−ROM、DVDなどの記憶媒体によって実現される。
側面位置検出手段6は、被検査物1の径方向における濃度値が明(白)から暗(黒)または暗(黒)から明(白)へと変化する被検査物1のエッジに対応する外周を求めるものである。
側面基準円算出手段7は、側面位置検出手段6によって検出された外周の全位置座標から基準円を求める。
図2は、この実施の形態1における円板形状部品欠け検査装置の動作を示すフロー図、図3は、円板形状部品の欠け検査装置の動作時における良品と不良品の状態を示す図、図4は、濃淡画像データの外周の位置座標を検出する処理の動作を説明する図、図5は、濃淡画像データの基準円を算出する処理の動作を説明する図、図6は、欠け不良判定処理の動作を説明する図である。以下に、図2、図3、図4、図5及び図6に従って円板形状の被検査物の欠け不良の判定処理を説明する。
先ず、円板形状部品撮像手段3を構成するCCDカメラ等の真下位置で、円板側面照明手段2の照明によって被検査物1の側面に対して垂直な方向から照明されるように、かつ、上方からCCDカメラの視野範囲内に被検査物1全体が入るように被検査物1を配置する(図1参照)。
図3(a)の側面図に示したように、被検査物1を取り囲む環形状照明32による照明光は、被検査物の側面33で上方へ反射する反射光がある。これに対して、図3(b)の側面図に示したように、欠け不良箇所34では、照明光の乱反射が発生しているために、通常の被検査物1の側面33の反射光に加え、欠け位置での乱反射光も上方へ反射する。そのため、図3(c)の平面図に示したように、円板形状部品撮像手段3によって得られる濃淡画像データ35における撮影画像31の形状は真円にならなくなる。このとき、円板形状部品撮像手段3に受光される反射光の強度が大きくなるように、図示していない位置調整手段を用いて被検査物1、円板側面照明手段2や円板形状部品撮像手段3のそれぞれの距離を調整するようにしてもよい。この後、図2に示したステップST1において、円板形状部品撮像手段3は、撮像した濃淡画像データ35を出力し、濃淡画像データ35は直ちに電子計算機4内の画像データ記憶手段5に格納される(画像データ入力ステップ)。
次に、ステップST2において、側面位置検出手段6により、画像データ記憶手段5に格納された濃淡画像データ35における外周の位置座標を検出する(側面位置検出ステップ)。
ステップST2においては、図4に示したように、画像データ記憶手段5から読み出した画像データ41(濃淡画像データ35と同一)から外周の位置座標を見つけるために、画像データ41の中心位置から放射状に延びるエッジ検出直線42上で1次元微分フィルタを用いて、濃度値が暗(黒)から明(白)または明(白)から暗(黒)へと変化するエッジ点43を求めて、このエッジ点43を外周の位置座標とする。同様の処理をエッジ検出直線42を所定角度ピッチ、例えば、1°ピッチで計360本設けて、総計360点の外周の位置座標を求める。
次に、ステップST3において、側面基準円算出手段7によって、側面位置検出手段6で検出された外周の位置座標全てから、欠けの有無を判定する基準となる基準円を求める(側面基準円算出ステップ)。
ステップST3においては、図5に示したように、側面位置検出手段6で検出された外周位置の座標群51(総計360点)(図5(a))をもとにして、LMedS(Least Median of Squares:最小2乗メディアン)ロバスト円回帰アルゴリズムを用いて、図5(b)に示した基準円52における下記式(1)中の定数a、b、rを求める。
Figure 0004369276
ここで、LMedSロバスト円回帰アルゴリズムについて説明する。LMedS基準はロバストな当てはめ基準の1つであり、Rousseeuwによって提案された参考文献として、Rousseeuw R.J.、Leroy A.M.:Robust Regression and Outlier Detection、John Wiley & Sons 1986などがある。
この当てはめ基準は、下記式(2)で表され、偏差riの2乗のメディアンを最小にする基準である。
Figure 0004369276
一方、最も一般的な当てはめ基準である最小2乗法(LMS:Least Minimum of Squares)は、下記式(3)で表される。
Figure 0004369276
LMedS基準の大きな特長は、はずれ値(Outlier)と呼ばれる、通常の測定値から飛びぬけてはずれている例外値を自動的に計算からはずし、常に安定な結果が得られるという点である。
最小2乗法の当てはめ基準では、データに1つでもはずれ値があると、推定した回帰パラメータ((x−a)+(y−b)−r=0)の円に当てはめる場合は、中心座標(a,b)と半径rが回帰パラメータとなるが、この中心座標(a,b)と半径rが本来の値と全く異なってしまうのに対して、LMedS基準を用いた場合は、理論的には、はずれ値が測定値の50%未満ならば、そのようなはずれ値が含まれていても正しい中心座標(a,b)と半径rの値を推定することができる。
次に、ステップST4において、欠け不良判定手段8によって、側面位置検出手段6で検出された外周位置の座標群51と側面基準円算出手段7で算出された基準円52の座標との距離誤差から円板形状部品の欠けの有無を判定する(欠け不良判定ステップ)。
ステップST4においては、図6に示したように、側面位置検出手段6で検出された外周位置の座標群51(座標位置:x(i),y(i))(総数360点)それぞれについて、下記式(4)を用いて基準円52の中心座標(a,b)からの距離dis(i)を求める。ただし、i=0、1、…、359である。
Figure 0004369276
続いて、外周位置の座標群51のそれぞれについて、外周位置の座標群51と基準円52の半径rとの半径誤差rdiff(i)を下記式(5)を用いて求める。
Figure 0004369276
次に、この半径誤差rdiff(i)からその標準偏差値stdevを求め、下記式(6)に示したように、この標準偏差値の基準円の半径rに対する割合(%)を判定値JudgeValとして求める。
Figure 0004369276
以上のようにして求めた判定値JudgeValが、予め設定しておいた閾値ThJudgeValに対して下記式(7)を満たしているか否かを調べる。
Figure 0004369276
判定値JudgeValが上記式(7)を満たしていない場合、基準円52と外周位置の座標群51とが大きくずれていることを示しており、図7に示すように、被検査物の一部分に欠け71が発生しており、外周位置(エッジ)が基準円52と大きくずれていることが考えられる。これによって、欠け不良判定手段8は、被検査物の欠けの有無を判定する。
以上のように、この実施の形態1によれば、円板形状をした被検査物1の側面に対して垂直方向に照射し、被検査物1の円板形状の中心軸方向から、被検査物1を撮像し、被検査物1の濃淡画像データを出力し、出力された濃淡画像データ上における外周の位置座標を周方向所定角度ピッチで求め、求められた位置座標から被検査物1の欠けの有無を判定するための基準円を求め、得られた基準円の座標と周方向所定角度ピッチで求められた各位置座標に基づき被検査物1の欠けの有無を判定するので、表面皮膜や加工仕上げの状態によって光の反射が変化しやすい金属などのような材質において、反射の影響を受けずに、安定して欠け状態の検査が高速で自動検査できる円板形状部品の欠け検査装置を比較的簡単な装置構成で実現することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、基準円52と外周位置の座標群51との半径誤差rdiff(i)からその標準偏差値stdevを求め、基準円52の半径rに対する標準偏差値の割合(%)を欠けの有無の判定値として求めていたが、他の方法を用いた判定値で欠けの有無を判定してもよい。
例えば、外周位置の座標群51(座標位置:x(i),y(i))(総数360点)について、上記式(4)を用いて基準円52の中心座標(a,b)からの距離dis(i)を求めた後、外周位置の座標群51の内の隣接するもの同士の距離差ddiff(i)を下記式(8)を用いて計算する。ただし、i=0、1、…、359である。
Figure 0004369276
この外周位置の座標群51の内の隣接するもの同士の距離差ddiff(i)からその標準偏差値stdev2を求め、下記式(9)に示すように、基準円52の半径r(dis(i))に対する標準偏差値の割合(%)を判定値JudgeVal2として求める。
Figure 0004369276
以上のようにして求めた判定値JudgeVal2が、予め設定しておいた閾値ThJudgeVal2に対して下記式(10)を満たしているか否かを調べる。
Figure 0004369276
判定値JudgeVal2が上記式(10)を満たしていない場合、外周が局所的な範囲で粗くなっていることを示しており、欠け不良判定手段8は、欠け状態を細かく観察して円板形状部品の欠けの有無を判定することができる効果がある。
この発明に係る円板形状部品の欠け検査装置及び欠け検査方法は、例えば、円板形状をした回転羽根部品等の円板形状部品において、その部品上の欠けの有無を高速に自動検査するのに利用することができる。
この発明に係る円板形状部品の欠け検査装置における実施の形態1を示すブロック図である。 円板形状部品の欠け検査装置の動作を示すフロー図である。 円板形状部品欠け検査装置の動作時における良品と不良品の状態を示す図である。 濃淡画像データの外周の位置座標を検出する処理の動作を説明する図である。 濃淡画像データの基準円を算出する処理の動作を説明する図である。 欠け不良判定処理の動作を説明図である。 この発明に係る円板形状部品の欠け検査装置において検出した不良品の例を示す図である。
符号の説明
1 被検査物、2 円板側面照明手段、3 円板形状部品撮像手段、4 電子計算機、5 画像データ記憶手段、6 側面位置検出手段、7 側面基準円算出手段、
8 欠け不良判定手段、31 撮影画像、32 環形状照明、33 被検査物の側面、
34 欠け不良箇所、35 濃淡画像データ、41 円板形状部品の画像、
42 エッジ検出直線、43 エッジ点、51 外周位置の位置座標群、52 基準円、71 欠け部分。

Claims (10)

  1. 円板形状をした被検査物の側面に対して垂直方向に照射する円板側面照明手段と、
    上記被検査物の円板形状の中心軸方向から上記被検査物を撮像し、上記被検査物の濃淡画像データを出力する円板形状部品撮像手段と、
    上記円板形状部品撮像手段より出力された濃淡画像データ上における外周の位置座標を周方向所定角度ピッチで求める側面位置検出手段と、
    上記側面位置検出手段で求められた上記位置座標の全てから上記被検査物の欠けの有無を判定するための基準円を求める側面基準円算出手段と、
    上記側面基準円算出手段で得られた基準円の座標と上記側面位置検出手段で求められた位置座標とに基づき上記被検査物の欠けの有無を判定する欠け不良判定手段と、
    を備えたことを特徴とする円板形状部品の欠け検査装置。
  2. 上記側面位置検出手段は、上記円板形状部品撮像手段が出力した濃淡画像データに対して、その中心より放射状に延ばした直線上において濃度値が暗(黒)から明(白)または明(白)から暗(黒)へと変化するエッジ点を求め、このエッジ点の位置を上記位置座標と判断することを特徴とする請求項1記載の円板形状部品の欠け検査装置。
  3. 上記側面基準円算出手段は、上記側面位置検出手段によって検出された上記位置座標からLMedS(最小2乗メディアン)ロバスト円回帰アルゴリズムを用いて上記基準円を求めることを特徴とする請求項1記載の円板形状部品の欠け検査装置。
  4. 上記欠け不良判定手段は、上記側面基準円算出手段で得られた基準円の半径と、上記基準円の中心座標から上記位置座標までの距離との差を上記位置座標それぞれについて求め、上記差の標準偏差値から上記被検査物の欠けの有無を判定することを特徴とする請求項1記載の円板形状部品の欠け検査装置。
  5. 上記欠け不良判定手段は、上記位置座標の内の隣り合う位置座標間の距離を求め、上記隣り合う位置座標間の距離の標準偏差値を求め、上記基準円の半径に対する上記隣り合う位置座標間の距離の標準偏差値の割合から上記被検査物の欠けの有無を判定することを特徴とする請求項1記載の円板形状部品の欠け検査装置。
  6. 円板形状をした被検査物の側面に対して垂直方向に照射する円板側面照明ステップと、
    上記被検査物の円板形状の中心軸方向から上記被検査物を撮像し、上記被検査物の濃淡画像データを出力する円板形状部品撮像ステップと、
    上記円板形状部品撮像ステップで出力された濃淡画像データ上における外周の位置座標を周方向所定角度ピッチで求める側面位置検出ステップと、
    上記側面位置検出ステップで求められた上記位置座標の全てから上記被検査物の欠けの有無を判定するための基準円を求める側面基準円算出ステップと、
    上記側面基準円算出ステップで得られた基準円の座標と上記側面位置検出ステップで求められた位置座標とに基づき上記被検査物の欠けの有無を判定する欠け不良判定ステップと、
    を備えたことを特徴とする円板形状部品の欠け検査方法。
  7. 上記側面位置検出ステップは、上記円板形状部品撮像ステップで撮像した画像情報に対して、その中心より放射状に延ばした直線上において濃度値が暗(黒)から明(白)または明(白)から暗(黒)へと変化するエッジ点を求め、このエッジ点の位置を上記位置座標と判断することを特徴とする請求項6記載の円板形状部品の欠け検査方法。
  8. 上記側面基準円算出ステップは、上記側面位置検出ステップによって検出された上記位置座標からLMedS(最小2乗メディアン)ロバスト円回帰アルゴリズムを用いて上記基準円を求めることを特徴とする請求項6記載の円板形状部品の欠け検査方法。
  9. 上記欠け不良判定ステップは、上記側面基準円算出ステップで得られた基準円の半径と、上記基準円の中心座標から上記位置座標までの距離との差を上記位置座標それぞれについて求め、上記差の標準偏差値から被検査物の欠けの有無を判定することを特徴とする請求項6記載の円板形状部品の欠け検査方法。
  10. 上記欠け不良判定ステップは、上記位置座標の内の隣り合う位置座標間の距離を求め、上記隣り合う位置座標間の距離の標準偏差値を求め、上記基準円の半径に対する上記隣り合う位置座標間の距離の標準偏差値の割合から上記被検査物の欠けの有無を判定することを特徴とする請求項6記載の円板形状部品の欠け検査方法。
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