JP4368675B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の通信方式を使用する通信装置に関し、特に構成の簡易な、低コストで小型の車載用通信装置に関するものである。
近年、通信方式の多様化に伴い、各種の異なる変調方式が利用されている。異なる方式で変調された情報を受信して復調する際には、変調方式にそれぞれ対応する復調方式を用いる必要があるが、単一の装置で複数の通信方式を用いる場合、それぞれの変調方式に対して専用の復調器を備えることとすると、装置構成が複雑化して大型化し、コストの上昇を招く。さらに、複数の復調器の出力をデコーダに接続するので、切り換え過渡状態および同様の異常を減衰させるため、復調器の出力のインピーダンスを高くする必要が生じ、また、異なる復調器間の混変調をなくす必要が生じる。
そのため、特許文献1に示されたユニバーサルモデムでは、様々な変調方式に適応するソフトウェア構成可能な変調器/復調器を採用することで、復調器および変調器の数を増やすことなく複数の異なる変調方式を用いた通信を実現している。
特開平10−243409号公報
ところで、上述した従来技術のように複数の変調方式を切り換えて用いることとすると、ソフトウェア構成可能な変調器/復調器をどの変調方式にどのように割り当てるが通信の効率に重要となる。
例えば、車載用の通信装置では、GPS(Global Positioning System)、ETC(Electronic Toll Collection)、VICS(Vehicle Information and Communication System)、LAN(Local Area Network)などの通信の通信機能が搭載されており、これらの変調方式はそれぞれ異なるが、それぞれの通信は、並行して実行可能である必要がある。
これは、ユーザが音楽や動画などの情報を即時に利用する場合であれば、同時に使用する通信は一系統で良いが、GPSによる位置情報の取得やナビゲーション処理、ETCによる有料道路の料金決済などは、他の通信と並行して必要となる場合があるためである。
また、音楽や動画についても、ユーザが一つの通信を視聴しつつ、他の通信方式によって得られる情報を記録する、などのように複数の通信方式を並行して利用する場合も考えられる。
一方で、GPSの通信によって得られる位置情報は車両が停止中である場合は必要性が低く、また、ETCの通信についても有料道路を走行していなければ必要性が低い。したがって、このように必要性の低い通信方式については、共用化された変調器/復調器の使用を抑制し、他の通信方式における通信効率を向上させることが望ましい。
しかしながら、従来の技術では、複数の通信方式が単一の変調器/復調器を共用するので、複数の通信を並行して行うことができないという問題点があった。さらに、通信の必要性を自動的に考慮することができないので、変調器/復調器がどの変調方式を実行するかは、ユーザの判断に委ねるか、あらかじめ設定された優先順位に基づいて決定され、通信効率が低下するという問題点があった。
この発明は、上述した従来技術における問題点を解消し、課題を解決するためになされたものであり、複数の通信方式の並行処理を実現し、さらに通信の効率化を実現する通信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る通信装置は、互いに異なる変調方式を用いる複数の通信手段と、変調と復調との少なくともいずれか一つを実行し、かつ該変調および/または復調に使用する方式を変更可能な、2以上前記通信手段の数未満の変復調手段と、前記変復調手段のそれぞれついて、前記使用する方式を割り当てる割り当て手段とを備え、前記変復調手段の一つは、前記複数の通信手段による受信結果を順次復調するモニタ用復調手段であり、前記割り当て手段は、前記モニタ用復調手段による復調結果をもとに、前記モニタ用復調手段以外の変復調手段が使用する方式の割り当てを決定することを特徴とする。
この請求項1の発明によれば通信装置は、互いに異なる変調方式を用いる複数の通信手段を備え、変調と復調との少なくともいずれか一つを実行し、かつ該変調および/または復調に使用する方式を変更可能な、2以上通信手段の数未満の変復調手段を通信手段に割り当てて使用し、複数の変復調手段の一つをモニタ用に割り当てて複数の通信手段による受信結果を順次復調し、このモニタ結果をもとに他の通信手段に対して割り当てる通信方式を決定する。
また、請求項の発明に係る通信装置は、請求項の発明において、移動体に搭載された場合に、該移動体の速度情報を取得する速度取得手段をさらに備え、前記割り当て手段は、前記速度取得手段が取得した速度情報に基づいて前記変復調手段のそれぞれついて前記使用する方式を割り当てることを特徴とする。
この請求項の発明によれば通信装置は、移動体に搭載された場合にその移動速度を取得し、取得した移動速度に基づいて変復調手段に割り当てる方式を決定する。
また、請求項の発明に係る通信装置は、請求項1または2の発明において、移動体に搭載された場合に、該移動体の位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、前記割り当て手段は、前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて前記変復調手段に割り当てる方式を決定することを特徴とする。
この請求項の発明によれば通信装置は、移動体に搭載された場合にその位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて変復調手段に割り当てる方式を決定する。
また、請求項の発明に係る通信装置は、請求項の発明において、前記位置情報取得手段は、前記複数の通信手段のいずれかを用いて前記位置情報を取得することを特徴とする。
この請求項の発明によれば通信装置は、複数の通信手段のいずれかを用いて移動体の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて変復調手段に割り当てる方式を決定する。
また、請求項の発明に係る通信装置は、請求項の発明において、前記位置情報取得手段が使用する通信手段は、GPS受信手段であることを特徴とする。
この請求項の発明によれば通信装置は、車両搭載用の通信装置であり、車両の位置情報をGPS通信によって取得し、取得した位置情報に基づいて変復調手段に割り当てる方式を決定する。
また、請求項の発明に係る通信装置は、請求項またはの発明において、前記移動体は車両であって、前記割り当て手段は、前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて前記車両が走行する走行道路を特定し、当該特定した走行道路に基づいて前記変復調手段に割り当てる方式を決定することを特徴とする。
この請求項の発明によれば通信装置は、車両に搭載された場合にその位置情報を取得し、取得した位置情報から走行道路を特定し、特定した走行道路基づいて変復調手段に割り当てる方式を決定する。
請求項1の発明によれば通信装置は、互いに異なる変調方式を用いる複数の通信手段を備え、変調と復調との少なくともいずれか一つを実行し、かつ該変調および/または復調に使用する方式を変更可能な、2以上通信手段の数未満の変復調手段を通信手段に割り当てて使用するので、変復調部の数を低減することによる構成の簡易化、低コスト化、小型化に加え、複数の通信方式の並行処理の実現、さらに通信効率の向上を実現可能な通信装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば通信装置は、複数の変復調手段の一つをモニタ用に割り当てて複数の通信手段による受信結果を順次復調し、このモニタ結果をもとに他の通信手段に対して割り当てる通信方式を決定するので、複数の通信手段の使用状況をもとに変復調手段の割り当てを決定し、通信効率を向上可能な通信装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば通信装置は、移動体に搭載された場合にその移動速度を取得し、取得した移動速度に基づいて変復調手段に割り当てる方式を決定するので、移動状況に対応して通信の効率化を実現する通信装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば通信装置は、移動体に搭載された場合にその位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて変復調手段に割り当てる方式を決定するので、移動体の位置に対応して通信の効率化を実現する通信装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば通信装置は、複数の通信手段のいずれかを用いて移動体の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて変復調手段に割り当てる方式を決定するので、簡易に位置情報を取得して通信の効率化を実現する通信装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば通信装置は、車両搭載用の通信装置であり、車両の位置情報をGPS通信によって取得し、取得した位置情報に基づいて変復調手段に割り当てる方式を決定するので、GPSによって取得した位置情報に対応して通信の効率化を実現する通信装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば通信装置は、車両に搭載された場合にその位置情報を取得し、取得した位置情報から走行道路を特定し、特定した走行道路基づいて変復調手段に割り当てる方式を決定するので、走行道路に対応して通信の効率化を実現する通信装置を得ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る通信装置の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例である通信装置の概要構成を示す概要構成図である。同図に示す通信装置1は、車載用の通信装置であり、ETCユニット2、LANユニット3、ナビゲーションユニット4と接続している。
また、通信装置1は、その内部にGPS受信部11、ETC送受信部12、VICS受信部13、LAN送受信部14、変復調部21〜23、コード処理部31、通信処理部32、走行位置取得部33および車速取得部34を有する。
GPS受信部11は、GPS人工衛星からの通信を受信する処理部であり、その内部にRF−IFおよびアナログデジタル変換器を備えている。GPS受信部11は、受信した電波をIF検波増幅し、アナログ信号からデジタル信号に変換して出力する。この出力は、変復調部21〜23のいずれにも出力可能である。
ETC送受信部12は、料金所などに設置されたETC端末と通信する処理部であり、その内部にRF−IF、アナログデジタル変換器およびデジタルアナログ変換器を備えている。ETC送受信部12は、ETC端末から受信した電波をIF検波増幅し、アナログ信号からデジタル信号に変換して出力する。この出力は、変復調器21〜23のいずれにも出力可能である。
また、ETC送受信部13は、変復調器21〜23から送信すべきデータの入力を受けた場合に、そのデータをデジタル信号からアナログ信号に変換してETC端末に送信する。
VICS受信部13は、FM多重放送や道路上の発信機との通信によって、渋滞の有無などの交通情報を取得、提供する処理部であり、その内部にRF−IF、アナログデジタル変換器、およびデジタルアナログ変換器を備えている。VICS受信部13は、受信した電波をIF検波増幅し、アナログ信号からデジタル信号に変換して出力する。この出力は変復調器21〜23のいずれにも出力可能である。
LAN送受信部14は、インターネットなどのネットワークと無線通信を介して接続する処理部であり、その内部にRF−IF、アナログデジタル変換器、デジタルアナログ変換器を備えている。LAN送受信部14は、受信した電波をIF検波増幅し、アナログ信号からデジタル信号に変換して出力する。この出力は、変復調器21〜23のいずれにも出力可能である。
また、LAN送受信部14は、変復調器21〜23から送信すべきデータの入力を受けた場合に、そのデータをデジタル信号からアナログ信号に変換して送信する。
変復調器21〜23は、プログラム構成可能な変調部/復調部であり、任意の復調方式に従ってデータの復調を行い、コード処理部31に出力する。また、コード処理部31からの出力に対し、任意の変調方式に従ってデータの変調を行い、GPS受信部11、ETC送受信部12、VICS受信部13およびLAN送受信部14のいずれかに出力する。
変復調部21〜23は、それぞれがGPS受信部11、ETC送受信部12、VICS受信部13およびLAN送受信部14と接続され、また、その変調方式、復調方式を切り換えることができる。
そのため、変復調部21〜23は、GPS、ETC、VICS、LANのいずれについても変調、復調可能である。ここで、変復調部21〜23と通信方式(変調方式)との対応関係は、通信制御部32によって制御する。
コード処理部31は、変復調部21〜23の出力をそれぞれデコード(復号化)し、対応する出力先に送出する。すなわち、変復調器21〜23からの出力がETC受信部12によって受信されたデータであるならば、デコード結果をETCユニット2に出力する。同様に、変復調器21〜23からの出力がLAN送受信部14によって受信されたデータであるならば、デコード結果をLANユニット3に出力する。
さらに、変復調器21〜23からの出力がGPS受信部11によって受信されたデータであるならば、コード処理部31はデコード結果をナビゲーションユニット4内部の位置情報取得部42に出力する。同様に、変復調器21〜23からの出力がVICS受信部13によって受信されたデータであるならば、コード処理部31はデコード結果をナビゲーションユニット4内部の位置情報取得部42に出力する。
ETCユニットは、ETC送受信部12が受信したデータをもとに有料道路などの料金の自動決済を実行するユニットであり、LANユニット3は、LAN送受信部14が受信したデータをユーザに提供する機能を有するユニットである。
また、ナビゲーションユニット4は、ユーザによって設定された予定経路と車両の現在位置をもとに、運転者に対して経路の誘導を行うユニットである。ナビゲーションユニット4は、その内部にVICS情報取得部41、位置情報取得部42、ガイド処理部43および地図データ44を有する。
位置情報取得部42は、GPS受信部11が受信したデータをもとに、自車両の現在位置を算出し、ガイド処理部43に供給する処理を行う。また、VICS情報取得部41は、VICS受信部13が受信したデータ、すなわち交通情報をガイド処理部43に供給する。
ガイド処理部43は、位置情報取得部42が取得した現在位置と地図データ44とを用いて自車両が走行している道路を特定し、自車両の走行道路および交通情報に基づいて運転者に対する経路誘導を実行する。また、ガイド処理部43は、特定した自車両の走行道路および現在位置を通信装置1内部の走行位置取得部33に送信する。
さらに、ETCユニット2、LANユニット3、ナビゲーションユニット4は、送信すべきデータが存在する場合に、そのデータを通信装置1内部のコード処理部31に出力する。コード処理部31は、ETCユニット2、LANユニット3、ナビゲーションユニット4が出力したデータをエンコードし、エンコード結果を変復調部21〜23のいずれかに出力する。ここで、エンコード結果を変復調部21〜23のいずれに出力するかは、通信制御部32による割り当てに従って決定される。
通信制御部32は、通信装置1の動作を全体制御する制御部である。また、通信制御部32は、その内部に割当処理部32aを有する。割当処理部32aは、変復調部21〜23と通信方式(変調方式)との対応関係を決定し、変復調部21〜23の回路構成を書き換える処理をおこなう。
ここで、割当処理部32aは、走行位置取得部33が取得した自車両の走行道路や現在位置と、車速取得部34が取得した自車両の速度などを用いて変復調部21〜23における変調方式の割り当てを決定する。
すなわち、通信装置1は、ETCユニット2、LANユニット3およびナビゲーションユニット4における通信機能を統合管理する機能を有する。さらに変調方式の異なる4つの通信(GPS、ETC、VICSおよびLAN)に対し、プログラマブルな変復調器3つを割り当てて使用する。
つぎに、割当処理部32aによる変調方式の割り当ての具体例について説明する。具体的な割り当て方法は、任意に定めることができる。例えば、変復調部の一つを復調専用に割り当ててGPS、ETC、VICS、LANについて順次復調して通信の必要性を判定し、必要性のある通信に要する変調方式、復調方式を他の変復調部に割り当てればよい。
すなわち変復調部の一つをモニタ用に割り当てて他の変復調部にたいする割り当てを決定することにより、通信の効率化を実現することができる。図2では、変復調部21をモニタ用復調部21aとし、GPS,ETC、VICS、LANにおける通信を順次復調してモニタし、そのモニタ結果によって変復調部22の変調方式、復調方式を決定している。なお、ここでは説明を簡明にするため、まずモニタ用復調部1系統、変復調部1系統の場合について説明する。
この図2に示した構成での動作を、図3を用いて説明する。同図に示すように、モニタ用復調部21aは、まず、時刻T10から時刻T11までの間はETC通信を受信し、時刻T11から時刻T12までの間はGPS通信を受信する。その後、時刻T12から時刻T13までの間はVICS通信を受信し、時刻T13から時刻T14までの間はLAN通信を受信する。
また、時刻T14から時刻T15までの間は再度ETC通信を受信し、時刻T15から時刻T16までの間は再度GPS通信を受信する。その後、時刻T16から時刻T17までの間は再度VICS通信を受信し、時刻T17から時刻T18までの間はLAN通信を受信する。さらに、時刻T18から時刻T19までの間はETC通信を受信する。
このように、モニタ用復調部21aは、ETC,GPS,VICS,LANを順次時系列で受信する。その復調結果において、通信の必要性を検出したならば、割当処理部32aは変復調部22に必要性の生じた通信に対応する変調方式および復調方式を割り当てる。
図3においては、時刻T12から時刻T13における復調で、VICS通信の必要性が検出されており、時刻T13から変復調部22にVICS通信を割り当てている。その後、時刻T14から時刻T15における復調で、ETC通信の必要性が検出されている。その為、変復調部22の構成を変更し、ETC通信に対応させる。
さらに、時刻T17から時刻T18における復調で、LAN通信の必要性が検出されているので、変復調部22の構成を再度変更し、LAN通信に対応させる。
なお、LAN通信など、自車両側で通信の必要性が生ずる場合、自車両側で能動的に変復調部22に対する通信の割り当てを実行する。図4は、自車両側で通信の必要が生じた場合における通信装置1の動作を説明する説明図である。同図においても、モニタ用復調部21aは、ETC,GPS、VICS、LANを順次モニタしている。
ここで、LAN通信に関してユーザからの入力があり、通信の必要性が生じた場合には、モニタ結果に関わらず変復調部22の構成を変更し、LAN通信に対応させて通信を開始する。
さらに、LAN通信継続中において、VICSやETCの通信要求が発生した場合には、LAN通信を中断し、変復調部22の構成をVICSやETCにそれぞれ対応させ、通信をおこなう。なお、VICSによる交通情報の取得と、ETCによる料金決済は、LAN通信に対して優先度が高く、かつVICSやETCによる通信はLAN通信に対して所要時間が短いと考えられるため、図4に示した例ではLAN通信を中断してVICS通信、ETC通信を実行しているが、通信の優先順位は任意に設定することができる。
さらに、この優先順位は通信の種別のみならず、通信の内容を参照して設定しても良いし、通信の所要時間を予測して決定しても良い。また、複数の通信方式でそれぞれ長時間の通信を行う場合、それぞれの通信を交互に切り換えて実行することにより、複数の通信を略並行して実行することとしてもよい。
ところで、GPS通信など、受信のみが必要であり、また、受信にかかる負荷が小さい場合にはモニタ用復調部21aによる復号のみで所望の通信が完了する。そのため、変復調部22を使用した通信は不要である。しかしながら、復調のみであっても通信負荷が大きい場合であれば、変復調部22に対する割り当てを行うことが望ましい。
つぎに、車両の速度に基づいた通信方式の割り当てについて説明する。GPSによる通信は、自車両の位置を取得するために行うものであり、自車両が停止中には必要が無い。同様に、ETCによる通信は、主に有料道路の走行時における料金決済に用いるものであり、自車両が停止中には必要性が低い。
そこで、車速取得部34によって自車両の速度を取得し、自車両が停止中である場合にはモニタ用復調部21aによるGPS通信およびETC通信の復調を休止することによって、他の通信方式、すなわちVICSやLANなどの通信をより効率化することができる。
図5は、車両速度に基づいた通信方式の割り当てについて説明する説明図である。同図に示すように時刻T30から時刻T34までの間、自車両の速度は「0」、すなわち自車両は停止中であり、時刻T34以降では自車両は移動中である。
そこで、モニタ用復調部21aは、停止中である時刻T30から時刻T34までの間はVICS通信とLAN通信とを交互にモニタする。その後、移動中である時刻T34以降は、割当処理部32aは、ETC,GPS,VICS、LANを順次モニタする。
このように、車両速度に基づいて変復調部への割り当てを決定することで、自車両の状態に即して不要な通信を排し、必要性の高い他の通信方式における通信効率を向上することが可能となる。
また、自車両の状態の取得に関しては、車両速度に限らず、他の情報を用いてもよい。例えば、ETCによる通信は主に有料道路の走行時における料金決済に用いるものであるので、自車両が有料道路を走行している場合にのみETC通信のモニタを行い、一般道を走行中の間は休止するようにしてもよい。
具体的には、自車両の走行道路は、ナビゲーションユニット4によって特定され、走行位置取得部33に供給されている。そこで、割当処理部32aは、走行位置取得部33に供給された走行道路に基づいて変復調器への通信方式の割り当てを行う。
図6は、特定した走行道路に基づいた通信方式の割り当てについて説明する説明図である。同図に示すように、時刻T40から時刻T44までの間、自車両は一般道路を走行中であり、時刻T44以降は、有料道路を走行中である。
そこで、モニタ用復調部21aは、一般道路を走行中である時刻T40から時刻T44までの間はGPS,VICS,LANを順次モニタする。その後、有料道路を走行中である時刻T44以降は、割当処理部32aは、ETC,GPS,VICS、LANを順次モニタする。
このように、通信の必要性の判定は、各種情報を利用して実行することができ、通信効率の向上が可能である。また、ここでは複数の変復調器を有する場合について例示したが、複数の通信方式に対して単一の変復調器を有する構成であっても、車両速度や走行道路などの情報をもとに通信方式の割り当てを実行することで、通信効率を向上することができる。
つぎに、モニタ用復調部1系統、変復調部2系統の場合について説明する。モニタ用復調部21aによるモニタ結果をもとに割り当てが行われる変復調部が複数系統存在する場合であっても、それぞれの変復調器の動作は同一であり、割当処理部32aはモニタ用復調部21aや車速情報、走行道路などに基づいてそれぞれの変調器への割り当てを決定する。
図7は、モニタ用復調部1系統、変復調部2系統の場合における動作例を説明する図である。同図では、モニタ用復調部21aは、ETC、GPS、VICS、LANにおける通信を順次復調してモニタしている。
ここで、時刻T52から時刻T53における復調で、VICS通信の必要性が検出されているので、割当処理部32aは、変復調部22にVICS通信を割り当てる。さらに、時刻T54から時刻T55における復調で、ETC通信の必要性が検出され、かつ変復調部22がVICS通信を継続中であるので、割当処理部32aは、変復調部23にETC通信を割り当てる。
その後、時刻T57から時刻T58における復調で、LAN通信の必要性が検出されており、かつ、変復調部22によるVICS通信が終了しているので、割当処理部32aは、変復調部22の構成を変更してLAN通信を割り当てる。
このように、変復調部21をモニタ用に割り当てて複数の通信を順次復調し、その復調結果に基づいて他の変復調部22,23に通信方式の割り当てを行うことで、通信方式の数に満たない変復調部で全ての通信を効率的に実行することができる。
また、変復調部が3系統以上、すなわち、モニタ用に割り当てられた変復調部以外に2系統以上の変復調部を有しているならば、複数の通信を並行して同時に実行することが可能となる。
ところで、複数の変復調部に対する通信方式の割り当ては、必ずしもその一つをモニタ用に用いる必要はない。例えば、全ての通信を時分割で順次行うこととしても良いし、車速情報や走行道路などによってモニタ用復調部を用いることなく通信方式の割り当てを行ってもよい。
図8は、車速情報を用いて2つの変復調部21,22に対する通信方式の割り当てを行う場合の動作例を示す図である。同図では、時刻T60から時刻T61までの間、自車両は停止中であり、時刻T61以降は自車両が移動中である。
自車両が停止中の間は、GPS通信およびETC通信の必要性が低く、必要性の高い通信はVICS通信およびLAN通信の2種である。そこで、割当処理部32aは、変復調部21にVICS通信を専用に割り当て、変復調部23にLAN通信を専用に割り当てている。
その後、時刻T61において自車両が移動を開始した後は、割当処理部32aは、変復調部21,22に対してGPS,ETC,VICS,LANを順次割り当てている。具体的には、時刻T61から時刻T62の間は、変復調部21にGPSを、変復調部22にETCを割り当て、時刻T62から時刻T63の間は変復調部21にVICSを、変復調部22にLANを割り当てている。
さらに、時刻T63から時刻T64の間は、変復調部21にGPSを、変復調部22にETCを割り当て、時刻T64から時刻T65の間は変復調部21にVICSを、変復調部22にLANを割り当てている。
したがって、自車両の停止中にはVICS通信とLAN通信とを選択的に実行し、自車両の走行中にGPS通信、ETC通信、VICS通信、LAN通信の全てを実行することができる。
また、図9は、走行道路に基づいて2つの変復調部21,22に対する通信方式の割り当てを行う場合の動作例を示す図である。同図では、時刻T70から時刻T75までの間、自車両は一般道路を走行しており、時刻T75以降は有料道路を走行している。
自車両が一般道路を走行中の間は、ETC通信の必要性が低く、必要性の高い通信はGPS通信、VICS通信およびLAN通信の3種である。そこで、割当処理部32aは、変復調部21,22にGPS通信、VICS通信およびLAN通信を順次割り当てている。
具体的には、時刻T70から時刻T75の間において、変復調部21に対しては時刻T70から時刻T72までGPS通信を、時刻T72から時刻T74まではLAN通信を、時刻T74から時刻T75までVICS通信を割り当てており、変復調部22に対しては時刻T70から時刻T71までLAN通信を、時刻T71から時刻T73まではVICS通信を、時刻T73から時刻T75まではGPS通信を割り当てている。
その後、時刻T75において自車両が有料道路の走行を開始した後は、割当処理部32aは、変復調部21,22に対してGPS,ETC,VICS,LANを順次割り当てている。具体的には、時刻T75から時刻T76の間は、変復調部21にLANを、変復調部22にETCを割り当て、時刻T76から時刻T77の間は変復調部21にVICSを、変復調部22にGPSを割り当てている。
さらに、時刻T77から時刻T78の間は、変復調部21にLANを、変復調部22にETCを割り当て、時刻T78から時刻T79の間は変復調部21にVICSを、変復調部22にGPSを割り当てている。
したがって、一般道路の走行中にはGPS通信、VICS通信およびLAN通信を選択的に実行し、有料道路の走行中にはGPS通信、ETC通信、VICS通信、LAN通信の全てを実行することができる。
上述してきたように、本実施例にかかる通信装置1は、3つの変復調部21〜23を切り換えて使用することで、GPS通信、ETC通信、VICS通信、LAN通信の4方式の通信全てを効率的に実行することができる。
そのため、変復調部の数を低減することによる構成の簡易化、低コスト化、小型化という効果に加え、複数の通信方式の並行処理の実現、さらに通信効率の向上という効果を得ることができる。
なお、本実施例では、車両の速度や走行道路に基づいて通信方式の割り当て、切り替えを行う場合を例に説明したが、通信方式の割り当てには任意の情報を用いることができる。例えば、それぞれの通信の受信強度を検出し、検出結果に基づいて変復調部の割り当てを行う構成としても良い。
また、本実施例では、車載用の通信装置を挙げ、GPS,ETC、VICS,LANの4つの通信方式を示して説明を行ったが、本発明の利用はこれに限定されるものではなく、変調方式や復調方式の異なる複数の通信を実行する通信装置に広く利用可能である。
以上のように、本発明にかかる通信装置は、複数の通信方式に対応した通信装置に有用であり、特に通信装置の小型化、低コスト化に適している。
本発明の実施例にかかる通信装置の概要構成を示す概要構成図である。 変復調部の一つをモニタ用に割り当てて他の変復調部にたいする割当を決定する場合の構成を説明する説明図である。 図2に示した構成における動作を説明する説明図である。 自車両側で通信の必要が生じた場合の動作を説明する説明図である。 車両速度に基づいた通信方式の割り当てについて説明する説明図である。 走行道路に基づいた通信方式の割り当てについて説明する説明図である。 モニタ用復調部1系統、変復調部2系統の場合における動作例を説明する図である。 車速情報を用いて2つの変復調部に対する通信方式の割り当てを行う場合の動作例を示す図である。 走行道路に基づいて2つの変復調部21,22に対する通信方式の割り当てを行う場合の動作例を示す図である。
符号の説明
1 通信装置
2 ETCユニット
3 LANユニット
4 ナビゲーションユニット
11 GPS受信部
12 ETC送受信部
13 VICS受信部
14 LAN送受信部
21〜23 変復調部
21a モニタ用復調部
31 コード処理部
32 通信制御部
32a 割当処理部
33 走行位置取得部
34 車速取得部
41 VICS情報取得部
42 位置情報取得部
43 ガイド処理部
44 地図データ

Claims (6)

  1. 互いに異なる変調方式を用いる複数の通信手段と、
    変調と復調との少なくともいずれか一つを実行し、かつ該変調および/または復調に使用する方式を変更可能な、2以上前記通信手段の数未満の変復調手段と、
    前記変復調手段のそれぞれついて、前記使用する方式を割り当てる割り当て手段と、
    を備え
    前記変復調手段の一つは、前記複数の通信手段による受信結果を順次復調するモニタ用復調手段であり、前記割り当て手段は、前記モニタ用復調手段による復調結果をもとに、前記モニタ用復調手段以外の変復調手段が使用する方式の割り当てを決定することを特徴とする通信装置。
  2. 移動体に搭載された場合に、該移動体の速度情報を取得する速度取得手段をさらに備え、前記割り当て手段は、前記速度取得手段が取得した速度情報に基づいて前記変復調手段のそれぞれついて前記使用する方式を割り当てることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 移動体に搭載された場合に、該移動体の位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、前記割り当て手段は、前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて前記変復調手段に割り当てる方式を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記位置情報取得手段は、前記複数の通信手段のいずれかを用いて前記位置情報を取得することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  5. 前記位置情報取得手段が使用する通信手段は、GPS受信手段であることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  6. 前記移動体は車両であって、前記割り当て手段は、前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて前記車両が走行する走行道路を特定し、当該特定した走行道路に基づいて前記変復調手段に割り当てる方式を決定することを特徴とする請求項またはに記載の通信装置。
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