JP4367890B2 - 地盤の掘削装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地盤を溝状に掘削する場合や、地中連続壁を造成する場合などに使用する地盤の掘削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、地盤を溝状に掘削するために、あるいは地中連続壁を造成するために、例えば、特開平5−17946号公報、特開平5−280043号公報、特開平5−280044号公報、特開平7−173835号公報、特許第2554451号公報、特開平10−72844号公報等が開示する掘削装置が使用されている。
【0003】
これら従来の装置は、図1にその概略を示すように、ベースマシン101に対して水平方向に移動可能に保持されたカッターポスト105と、このカッターポスト105の上端に取り付けられ図示しない駆動モータによって回転させられるドライブホイール106と、カッターポスト105の下端に取り付けられたチェーンスプロケット107と、このチェーンスプロケット107とドライブホイール106とに架け渡された状態でカッターポスト105に保持されドライブホイール106の回転にともなって回転させられるリンクチェーン102と、このリンクチェーン102に取り付けられたビット部材103(拡大図参照)とを主に有する。また、図1中に拡大して示すように、リンクチェーン102は、複数のリンク102A,102A…及びこれらのリンク102A,102A…相互を連結する連結ピン102B,102B…を構成要素として連なり無端化され、ビット部材103は、リンク102Aに連結されたベースプレート103A及びこのベースプレート103Aから突出したカッタービット103Bからなる。この掘削装置においては、リンクチェーン102の回転とともにベースマシン101に対するカッターポスト105の移動によって装置全体が地盤L内を水平方向に移動することにより、カッタービット103B,103B…が地盤Lを削り上げ、これにより、地盤Lが水平方向に掘削されていく。
【0004】
以上のようにして地盤を掘削する掘削装置は、地盤を掘削するとともに、掘削土とソイルセメントなどの固化剤とを攪拌・混合して連続壁Cを造成することが可能であり、大変有用なものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の掘削装置は、▲1▼硬い地盤に対する掘削効率が必ずしも十分とはいえず、また▲2▼粘性地盤の掘削に際しては、粘性土がカッタービット103Bにまとわりつき、掘削効率が極端に下がるとの問題があった。さらに、カッタービット103Bが地盤Lから受ける衝撃により、▲3▼リンクチェーン102がカッターポスト105上をばたつき掘削効率が下がる他、▲4▼リンク102A,102A…がカッターポスト105との擦れにより磨耗し、ときには切れてしまうとの問題があった。
【0006】
そこで、本発明の課題は、処理対象となる地盤が、硬い地盤であるか粘性地盤であるかなどに関わらず掘削効率を維持することのできる地盤の掘削装置を提供することにある。また、本発明の課題は、リンクチェーンのばたつきが抑えられ、しかもリンクチェーンを構成するリンクの磨耗が減少される地盤の掘削装置を提供することにもある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本発明は、次記の通りである。
<請求項1記載の発明>
カッターポストに保持されたリンクチェーンにベースプレートが取り付けられ、かつベースプレートにカッタービットが一体化され、前記リンクチェーンの回転とともに装置全体が地盤内を水平方向に移動することにより地盤を掘削する地盤の掘削装置であって、
一つのベースプレートに複数のカッタービットが突出され、その複数のカッタービットのうち少なくとも一つのカッタービットの突出高さが、前記リンクチェーンの回転方向の位置が異なる他のカッタービットの突出高さより高いことを特徴とする地盤の掘削装置。
【0009】
<請求項記載の発明>
カッターポストに保持されたリンクチェーンに、カッタービットが一体化されたビット部材がベースプレートを介して取り付けられ、かつ、前記リンクチェーンの回転とともに装置全体が地盤内を水平方向に移動することにより地盤を掘削する地盤の掘削装置であって、
前記リンクチェーンは、リンク及びリンク相互を連結する連結ピンを構成要素として連なり無端化され、
前記ベースプレートは複数のリンクの連なりに渡って固定され
一つのベースプレートに複数のカッタービットが突出され、その複数のカッタービットのうち少なくとも一つのカッタービットの突出高さが、前記リンクチェーンの回転方向の位置が異なる他のカッタービットの突出高さより高いことを特徴とする地盤の掘削装置。
【0010】
<請求項記載の発明>
前記ビット部材は前記リンクチェーンの回転方向に隣接して複数設けられている請求項記載の地盤の掘削装置。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳説する。
<掘削装置全体>
図2に、本実施の形態に係る掘削装置の全体図を示した。この掘削装置は地盤L上を移動可能なベースマシン1を構成するガイドフレーム8に対して油圧シリンダーやラック及びピニオンなどの手段によって水平方向に移動可能に保持されたカッターポスト5と、このカッターポスト5の上端に取り付けられた図示しない駆動モータによって回転させられるドライブホイール6と、カッターポスト5の下端に取り付けられたチェーンスプロケット7と、このチェーンスプロケット7とドライブホイール6とに架け渡された状態でカッターポスト5に保持されドライブホイール6の回転にともなって回転させられるリンクチェーン2と、このリンクチェーン2に取り付けられた(取り付ける数及び取り付け方法については、後述する。)複数のビット部材3(拡大図参照)とを主に有する。また、図2中の拡大図及び図9に示すように、リンクチェーン2は複数のリンク2A,2A…及びこれらのリンク2A,2A…相互を連結する連結ピン2B,2B…を構成要素として連なり無端化され、ビット部材3はリンク2Aに対してその表面に沿った状態で連結された平板状のベースプレート3A及びこのベースプレート3Aから一体的に突出したカッタービット3Bからなる。このようにしてなる掘削装置を使用して、例えば連続壁Cを造成するについては、リンクチェーン2を掘削方向側のリンク2A,2A…が上方に移動するように(紙面反時計回り)回転させるとともに、カッターポスト5を掘削方向(紙面右方)に向かって移動させる。これにより、カッタービット3Bが地盤Lを削り上げ、この削り上げ(掘削)によって生じた掘削土N,N…がカッターポスト5の側面を通って掘削方向後方に送られる。したがって、この際、カッターポスト5の側面に設けた図示しない固化剤吐出口からソイルセメントなどの固化剤を吐出することにより、掘削土N,N…と固化剤とが攪拌混合され、カッターポスト5の掘削方向後方において、連続壁Cが造成される。もちろん、連続壁Cの造成は、この方法に限られるものではない。例えば、リンクチェーン2にバケットを取り付け、このバケットによって掘削土N,N…を一端地上に排出し、その後、掘削溝内に芯材などを適宜挿入してから、固化剤のみを、あるいは固化剤と先に排出した掘削土N,N…とを攪拌混合したものを、掘削溝内に供給する方法によることもできる。
【0013】
<ビット部材>
次に、ビット部材について、説明する。
本発明の掘削装置において、ビット部材はリンクチェーンに対してベースプレートを介して取り付けられており、ベースプレートは複数のリンクの連なりに渡って固定されている。本実施の形態では、図3に本発明例として示すように、ベースプレート3Aはリンクチェーン2の構成要素であるリンク2A1に連結された状態において、連結関係にあるリンク2A1と隣接するリンク2A2,2A2とを連結する連結ピン2B,2Bを超えて延在するようになっている。図3に従来例として示すように、従来のベースプレート103Aは連結関係にあるリンク102A1の連結ピン102B,102Bを超えることなく、連結ピン102B,102Bの間においてのみ延在するようになっていた。したがって、掘削に際して、カッタービット103Bに地盤Lからの力Xが作用すると、連結関係にあるリンク102A1の下端部がカッターポスト105に押し付けられる。この結果、リンクチェーン102の回転にともない、図中に拡大して磨耗部分として示した部分がカッターポスト105と擦れて磨耗し、場合によっては、この他の部分より肉薄の磨耗部分が擦り切れることにより連結ピン102Bが外れ、リンクチェーン102が切断されることになる。しかしながら、本実施の形態に係るベースプレート3Aは連結関係にあるリンク2A1の連結ピン2B,2Bを超えて隣接するリンク2A2,2A2の表面にまで延在するようになっているので、カッタービット3Bに地盤Lからの力Xが作用した場合、連結関係にあるリンク2A1の下端部がカッターポスト5に押し付けられる他、ベースプレート3Aの下端部によって隣接するリンク2A2もカッターポスト5に押し付けられ、さらに地盤Lからの力Xが作用したビット部材3の下側にもビット部材3が取り付けられている場合は、このビット部材3の存在によって隣接するリンク2A2の下側のリンク2Aも同時にカッターポスト5に押し付けられる。つまり、従来のビット部材103によれば、Y1の範囲(図3の従来例参照)で摩擦が生じたが、本実施の形態のビット部材3によればY2の範囲(図3の本発明例参照)に分散されて摩擦が生じるので、局所的に磨耗の生じる部分がなくなる。また、ベースプレート3Aを連結関係にあるリンク2A1の連結ピン2B,2Bを超えて隣接するリンク2A2,2A2の表面にまで延在するようにしたことにより、リンクチェーン2が連結ピン2B,2Bの部分において、くの字に折れ曲がることが防止されるので、リンクチェーン2のばたつきが抑えられ、掘削効率の低下が防止される。
【0014】
ベースプレート3Aの隣接するリンク2A2までの延在は、上側又は下側の一方のみとすることもできるが、磨耗減少効果を得るためには、少なくともベースプレート3Aの下端部が隣接するリンク2A2まで延在する構成とするのが好ましい。
【0015】
また、ベースプレート3Aの形状は、さまざまな形状にすることができ、例えば、図4の(A)に示すように長方形にすることや、図4の(B)に示すように十字形にすることもできるが、図4の(C)に示すように楕円形、あるいは図4の(D)に示すように八角形にするのが好ましい。楕円形又は八角形にすることにより、掘削土などに対する抵抗が減少するとともに、ねじれモーメントに対する抵抗力が強いものとなる。なお、ベースプレート3A中の3C,3Cは、隣接するリンクへの延在部分である。
【0016】
以上のようにしてなるベースプレートは複数のカッタービットが一体化されており、少なくとも一つのカッタービットの突出高さが他のカッタービットの突出高さより高く、好ましくは、少なくとも一つのカッタービットの突出高さがリンクチェーンの回転方向の位置が異なる他のカッタービットの突出高さより高くされる。カッタービットの突出高さの違いは、20〜50mmとするのが好ましく、30〜40mmとするのがより好ましく、本実施の形態では、図5の(A)に示すように、1つの突出ビット3BTの突出高さが回転方向前後方向に位置する通常ビット3BN,3BNの突出高さより高くそれぞれ155mm、120mmとされたもの、及び、図5の(B)及び(C)に示すように、2つの突出ビット3BT,3BTの突出高さが回転方向前後方向に位置する通常ビット3BN,3BNの突出高さより高く、それぞれ145mm、110mmとされたものとを用意した。
【0017】
このように、少なくとも一つのカッタービットの突出高さが他のカッタービットの突出高さより高くなるように構成することにより、地盤との接触に時間差が生じるようになるため、1つ1つのカッタービットが大きな力を地盤Lに対して与えることができるようになり、結果、硬い地盤を対象とする場合においても、掘削効率が低下することがなくなる。この効果は、少なくとも一つのカッタービットの突出高さがリンクチェーンの回転方向の位置が異なる他のカッタービットの突出高さより高くなるように構成することによってより大きなものとなる。一つのカッタービットの突出高さをリンクチェーンの回転方向の位置が同一のカッタービットの突出高さより高くなるように構成すると、地盤の不規則性による影響を除いて平均的に突出高さの高いカッタービットが地盤と多く接触するようになるため、時間差効果を十分に得ることができない(なお、地盤は通常不規則なものであるため、同構成によっても従来の構成に比すれば著しい効果を奏する。)これに対し、一つのカッタービットの突出高さがリンクチェーンの回転方向の位置が異なる他のカッタービットの突出高さより高くなるように構成した場合は、ベースプレートがリンクチェーンの幅方向を軸に若干回転するので、平均的に突出高さの高いカッタービットが地盤と多く接触するようになるものではなく、接触の時間差効果が十分に発揮される。この観点からみた場合、本実施の形態のように、突出高さの高いカッタービットをベースプレートのリンクチェーンの回転方向中央部に設け、その他のカッタービットをベースプレートのリンクチェーンの回転方向前後部に設けるのがより好ましい。
【0018】
また、少なくとも一つのカッタービットの突出高さが他のカッタービットの突出高さより高くなるように構成することにより、粘性地盤を対象とする場合においても、粘性地盤を素早く切り裂くことができる。特に、本実施の形態のように、隣接するカッタービット3B,3Bどうしの回転方向の位置を異ならせるとともに、突出高さに違いを設けることにより、カッタービット3B,3B間への粘性土のつまりが減少するので、カッタービット3B,3B…に対する粘性土のからみつきも減少し、掘削効率の著しい低下が防止される。なお、カッタービット3Bの突出高さを高くすると、リンクチェーン2に作用する幅方向を軸とする回転モーメントが大きくなるが、本実施の形態では、先述したように、ビットプレート3Aの形状に工夫をこらしてあるので、回転モーメントは抑さえられ、リンク2Aの磨耗、リンクチェーン2のばたつきが生じる虞はない。
【0019】
<ビット部材の取り付け>
次に、以上で説明したビット部材3のリンクチェーン2への取り付けについて説明する。
本実施の形態では、図5の(A)〜(C)に示した3種類のビット部材3a,3b及び3cを、図6に示すように、リンクチェーン2の回転方向に隣接して5つ備えて1組のユニットUとし、このユニットUをリンクチェーン2に複数箇所備えた。ただし、たとえば地盤からの反力が小さい軟らかい地盤を対象とする場合であれば、上から順にビット部材3a,3b,3cを備え3つで1組のユニットにするなど、適宜、ユニットを構成するビット部材の数を修正することもできる。また、ビット部材の順番も3a,3b,3cの順に限ることなく、適宜変更することもできる。もっとも、3つのビット部材で1組のユニットとする場合であれば、回転方向前側(図6及び図7における上側)から順に突出ビットが幅方向中央に位置するビット部材、突出ビットが幅方向中央より外方に位置するビット部材、突出ビットがさらに幅方向中央より外方に位置するビット部材の順で、つまり、本実施の形態のビット部材であれば、3a,3b,3cの順で備えるのが好ましい。
【0020】
これに対して、1組のユニットを4つ以上のビット部材で構成する場合は、図7に示されるように、一番上側及び一番下側に突出ビット3BTが幅方向中央に位置するビット部材を備え、その間は上下方向(チェーン回転方向)中央にかけて順に突出ビット3BT,3BTが幅方向中央より外方にずれていくようにビット部材を備え、上下方向中央に突出ビット3BT,3BTが幅方向中央より最も外方に位置するビット部材を備えるのが好ましい。このように、1組のユニットUにおいて、回転方向前側がすぼまるV字状に配列された突出ビット3BT,3BT…の組を回転方向前側に、及び回転方向後側がすぼまるV字状に配列された突出ビット3BT,3BT…の組を回転方向後側にそれぞれ備えた前後対称配置とすると、正回転時においてもまた逆回転時においても良好に掘削を行えるようになる。
【0021】
各ビット部材3a、3b及び3cに備わるカッタービット3B(3BT及び3BN),3B…は、図8に示すように、幅方向(リンクチェーン2の回転方向に直交する方向)に相違した位置から突出しているので、図8の上側に網点で示す位置において地盤Lと接触する。したがって、ユニットUごとに地盤Lが幅方向にわたって均一に掘削されることになる。
【0022】
各ユニットUを構成するビット部材3a、3b及び3cは、図9に示すように、ベースプレート3Aに形成されたボルト孔VT,VT…とリンク2Aに形成されたボルト孔VH,VH…とを重ね合わせて、図7に示すように、ボルトV,V…で4点止めした。また、ユニットUの回転方向上方及び下方には、幅方向中央部分に回転方向に沿って延在する凸部4Aを有する押え込み部材4,4をボルトV,V…で4点止めして取り付けた。押え込み部材4,4は、リンクチェーン2のばたつきを抑える効果を有する他、カッタービット3B,3B…に地盤Lからの力が作用した場合における隣接するビット部材3,3…による作用効果(先述)と同様の作用効果を有する。なお、本実施の形態においては、リンクチェーン2の幅方向へのずれを防止するために、カッターポスト5の外周面に、回転方向に沿って延在する凸部5A,5Aを設け、この凸部5A,5A間にリンクチェーン2が入り込む構成とした。
【0023】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明の掘削装置によれば、処理対象となる地盤が硬い地盤であるか粘性地盤であるかなどに関わらず掘削効率を維持することができる。また、本発明の掘削装置によれば、リンクチェーンのばたつきが抑えられ、しかもリンクチェーンを構成するリンクの磨耗が減少される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の掘削装置の全体図である。
【図2】本実施の形態の掘削装置の全体図である。
【図3】リンクチェーン及びビット部材に作用する力の関係を示した説明図である。
【図4】ベースプレートの変形例である。
【図5】ビット部材の平面図及び側面図である。
【図6】リンクチェーンに対するビット部材の取り付け例である。
【図7】リンクチェーンに対するビット部材の取り付け例の一部拡大図である。
【図8】カッタービットと地盤との接触関係を示した説明図である。
【図9】リンクに対するベースプレートの取り付け形態を示した図である。
【符号の説明】
1…ベースマシン、2…リンクチェーン、2A…リンク、2A1…連結関係にあるリンク、2A2…隣接するリンク、2B…連結ピン、3,3a,3b,3c…ビット部材、3A…ベースプレート、3B…カッタービット、3BN…通常ビット、3BT…突出ビット、3C…延在部分、4…押え込み部材、5…カッターポスト、6…ドライブホイール、7…チェーンスプロケット、8…ガイドフレーム、101…ベースマシン、102…リンクチェーン、102A…リンク、102A1…連結関係にあるリンク、102B…連結ピン、103…ビット部材、103A…ベースプレート、103B…カッタービット、105…カッターポスト、106…ドライブホイール、107…チェーンスプロケット、C…連続壁、L…地盤、N…掘削土、U…ユニット、V…ボルト。

Claims (3)

  1. カッターポストに保持されたリンクチェーンにベースプレートが取り付けられ、かつベースプレートにカッタービットが一体化され、前記リンクチェーンの回転とともに装置全体が地盤内を水平方向に移動することにより地盤を掘削する地盤の掘削装置であって、
    一つのベースプレートに複数のカッタービットが突出され、その複数のカッタービットのうち少なくとも一つのカッタービットの突出高さが、前記リンクチェーンの回転方向の位置が異なる他のカッタービットの突出高さより高いことを特徴とする地盤の掘削装置。
  2. カッターポストに保持されたリンクチェーンに、カッタービットが一体化されたビット部材がベースプレートを介して取り付けられ、かつ、前記リンクチェーンの回転とともに装置全体が地盤内を水平方向に移動することにより地盤を掘削する地盤の掘削装置であって、
    前記リンクチェーンは、リンク及びリンク相互を連結する連結ピンを構成要素として連なり無端化され、
    前記ベースプレートは複数のリンクの連なりに渡って固定され
    一つのベースプレートに複数のカッタービットが突出され、その複数のカッタービットのうち少なくとも一つのカッタービットの突出高さが、前記リンクチェーンの回転方向の位置が異なる他のカッタービットの突出高さより高いことを特徴とする地盤の掘削装置。
  3. 前記ビット部材は前記リンクチェーンの回転方向に隣接して複数設けられている請求項記載の地盤の掘削装置。
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