JP4367043B2 - 除湿機および乾燥機 - Google Patents

除湿機および乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP4367043B2
JP4367043B2 JP2003277375A JP2003277375A JP4367043B2 JP 4367043 B2 JP4367043 B2 JP 4367043B2 JP 2003277375 A JP2003277375 A JP 2003277375A JP 2003277375 A JP2003277375 A JP 2003277375A JP 4367043 B2 JP4367043 B2 JP 4367043B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
heat
air
ventilation path
drive circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003277375A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005042975A (ja
Inventor
和彦 麻田
重陽 中本
元 野嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2003277375A priority Critical patent/JP4367043B2/ja
Publication of JP2005042975A publication Critical patent/JP2005042975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4367043B2 publication Critical patent/JP4367043B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B31/00Compressor arrangements
    • F25B31/006Cooling of compressor or motor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/153Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with subsequent heating, i.e. with the air, given the required humidity in the central station, passing a heating element to achieve the required temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/021Inverters therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Description

本発明は、業務用や一般家庭用として使用され、室内の湿度を低下させる除湿機、および衣類をはじめ様々な品物を乾燥させる乾燥機に関するものである。
従来、この種の除湿機、およびその除湿機を用いた衣類用の乾燥機としては、図9に示されるように、本体1内に、回転ドラム2、モータ3、送風機22、循環ダクト18、蒸発器23、凝縮器24、圧縮機25、絞り装置26、インバータ回路32を設け、インバータ回路32によって圧縮機25を駆動しつつ、回転ドラム2内に入れられた洗濯物などの被乾燥物21に送風機22により矢印で示したような風を当て、蒸発器23で除湿された空気を、凝縮器24へ導き、乾燥空気として再び回転ドラム2内に循環させ、乾燥空気の一部は排気口28から外部に排出する構成が示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−178289号公報
しかしながら、前記従来の構成の除湿機および乾燥機においては、圧縮機25を駆動するインバータ回路32すなわち圧縮機25の駆動回路の電力損失を逃がして、温度上昇を抑える方法が特に述べられておらず、通常の電子回路と同様に、アルミニウム製の放熱器(ヒートシンク)などによる自然空冷などにより、本体1内の空気中に放熱させるものと考えられる。
ここで、本体1が密閉された空間であることから、インバータ回路32の熱を効果的に放熱させることが難しく、そのため例えばインバータ回路32の構成部品としてよく用いられるパワー半導体素子などの温度を、安定に動作が可能な値に抑えるためには、放熱器の大きさおよび重量が大なるものとなり、また価格も高いものとなってしまうという課題を有しているものであった。
本発明は上記課題を解決するもので、小形軽量でありながら駆動回路が生み出す電力損失による発熱を効果的に逃がし、安定して動作する除湿機および乾燥機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の除湿機および乾燥機は、通風路に設けた第1の熱交換器と、前記第1の熱交換器に低温の物質を供給する冷媒ポンプを駆動する電動機と、前記電動機に可変の交流電力を出力するインバータ回路を有する駆動回路を有し、前記第1の熱交換器は前記通風路を通過する空気を冷却して除湿した後、前記駆動回路が発生する熱を前記通風路に放熱する第2の熱交換器、および第1の熱交換器により熱を吸収した物質からの熱を再び通風路内の空気に戻す第4の熱交換器を有し、前記駆動回路から発せられる熱は、前記第4の熱交換器による再加熱と併せて再加熱のパワーとして作用する除湿機とするとともに、被乾燥物を収納する乾燥室を有し、前記乾燥室内の空気を除湿することにより前記被乾燥物を乾燥させる乾燥機とするものである。
これにより、駆動回路の電力損失によって発生する熱を効果的に放熱するとともに、駆動回路から発せられる熱は、第4の熱交換器による再加熱と併せて再加熱のパワーとして作用させることによって、駆動回路での電力損失によって発生する熱を有効に活用し、小形軽量でありながら安定に動作する除湿機および乾燥性能の高い乾燥機を実現するものである。
以上説明したように、本発明の除湿機は、駆動回路が発生する熱が通風路に設けた第2の熱交換器から前記通風路に放熱する構成とすることにより、前記駆動回路の電力損失に
よって発生する熱を効果的に放熱し、小形軽量でありながら安定に動作するものとなる。
請求項1に記載の発明は、通風路に設けた第1の熱交換器と、前記第1の熱交換器に低温の物質を供給する冷媒ポンプを駆動する電動機と、前記電動機に可変の交流電力を出力するインバータ回路を有する駆動回路を有し、前記第1の熱交換器は前記通風路を通過する空気を冷却して除湿した後、前記駆動回路が発生する熱を前記通風路に放熱する第2の熱交換器、および第1の熱交換器により熱を吸収した物質からの熱を再び通風路内の空気に戻す第4の熱交換器を有し、前記駆動回路から発せられる熱は、前記第4の熱交換器による再加熱と併せて再加熱のパワーとして作用する除湿機と、被乾燥物を収納する乾燥室を有し、前記乾燥室内の空気を除湿することにより前記被乾燥物を乾燥させる乾燥機とすることにより、駆動回路の電力損失によって発生する熱を効果的に放熱するとともに、駆動回路から発せられる熱は、第4の熱交換器による再加熱と併せて再加熱のパワーとして作用させることによって、駆動回路での電力損失によって発生する熱を有効に活用し、小形軽量でありながら安定に動作する除湿機および乾燥性能の高い乾燥機を実現することができる。
請求項2に記載の発明は、通風路に設け、空気から水に熱を移す第1の熱交換器と、前記第1の熱交換器で加熱された水から低温の物質に熱を移す第3の熱交換器と、前記低温の物質を供給する冷媒ポンプを駆動する電動機と、前記電動機に可変の交流電力を出力するインバータ回路を有する駆動回路を有し、前記第1の熱交換器は前記通風路を通過する空気を冷却して除湿した後、前記駆動回路が発生する熱を前記通風路に放熱する第2の熱交換器、および第1の熱交換器により熱を吸収した物質からの熱を再び通風路内の空気に戻す第4の熱交換器を有し、前記駆動回路から発せられる熱は、前記第4の熱交換器による再加熱と併せて再加熱のパワーとして作用する除湿機と、被乾燥物を収納する乾燥室を有し、前記乾燥室内の空気を除湿することにより前記被乾燥物を乾燥させる乾燥機とすることにより、駆動回路の電力損失によって発生する熱を効果的に放熱するとともに、駆動回路から発せられる熱は、第4の熱交換器による再加熱と併せて再加熱のパワーとして作用させることによって、駆動回路での電力損失によって発生する熱を有効に活用し、安定に動作する除湿機および乾燥性能の高い乾燥機を実現することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の第1の実施例における除湿機の構成図である。図1において、通風路100に設けた第1の熱交換器101、第1の熱交換器101に低温の物質102として、本実施例では冷媒R134aを銅製の冷媒配管103内に用いている。圧縮機104は、電動機105と冷媒ポンプ106からなり、物質102を冷媒配管103内を循環させることにより、第1の熱交換器101に供給するものとなっている。
電動機105は駆動回路107によって起動と停止、また可変周波数の3相の交流電力を電動機105に出力することにより、その時々に応じて回転速度を可変しながら駆動されるものである。ちなみに電動機105は、永久磁石を用いたもので回転速度は入力される交流電力の周波数に比例して定まるものとなっており、商用電源である100V50Hzまたは60Hzの一定周波数の交流電源を受けながら、可変速の電動機105の駆動が可能な構成となっている。
アルミニウム製でヒダを多数有する第2の熱交換器108は、通風路100の第1の熱交換器101の下流に設けている。また、通風路100には第2の熱交換器108のさら
に下流に第4の熱交換器109、絞り弁110を有しており、第4の熱交換器109は、第1の熱交換器101により熱を吸収し、さらに圧縮機104で圧縮されて高温高圧となった物質102から、熱を再び通風路100内の空気に戻すものとなっている。なお、送風ファン111は通風路100内の気流を発生させるものである。
以上の構成により、本実施例の除湿機は、第1の熱交換器101が、通風路100を通過する空気を一旦冷却して、結露を生じさせて除湿し、駆動回路107が発生する熱は通風路100に設けた第2の熱交換器108から通風路100に放熱し、最後に第4の熱交換器109によって、通風路100内の空気が更に加熱されて右側の出口から吹き出すものとなっている。
図2は、本実施例の駆動回路107の詳細回路図を示している。駆動回路107は、100V50Hzまたは60Hzの交流電源120を受け、チョークコイル121、全波の整流ブリッジ122、電解コンデンサ123、124によって、無負荷時の電圧が約280Vの直流電圧VDCを作り出している。その上で、直流電圧VDCを再び交流に変換し、電動機105に可変周波数、かつ電圧も可変とするための6石構成のインバータ回路128が設けられている。
本実施例においては、インバータ回路128は、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)131、132、133、134、135、136により構成されており、これらはすべてコレクタ・エミッタ間に逆並列ダイオード素子を内蔵したものとなっている。
なお、IGBT131、132、133、134、135、136のゲート端子・エミッタ端子はそれぞれオンオフを制御する制御回路に接続され、電動機105の回転子位置に応じてオンオフの信号が入力されるものとなっているが、図2においては省略している。
本実施例においては、整流ブリッジ122、インバータ回路128においては、リレーやトライアックを用いてコンデンサラン型の誘導電動機をオンオフ制御する場合などと比較して、大きな電力損失が発生するものとなる。
そして、交流電源120からの入力パワーが600Wの動作時における駆動回路107の損失パワー30Wのほとんどは、整流ブリッジ122、インバータ回路128において発生するものとなる。
本実施例では、整流ブリッジ122、IGBT131、132、133、134、135、136が第2の熱交換器108に取り付けられている。
よって通風路100を通過する風量が、毎分2.4立方メートルとかなり大きいことから、比較的小さいアルミニウム製の放熱器で第2の熱交換器108を構成することができるものとなり、小形・軽量の装置を実現することができるものとなる。
特に本実施例においては、第2の熱交換器108を第1の熱交換器101に対して、通風路100で下流に当たる部分に設けていることから、第1の熱交換器101によって冷却され温度が低下した空気が、第2の熱交換器108に当たるので、第2の熱交換器108からの放熱が非常に良く行われ、小形のものでも十分に駆動回路107の構成部品の温度を抑え、信頼性が確保できる構成とすることができるものとなる。
これに対し、通風路100の第1の熱交換器101よりも上流の部分に第2の熱交換器
108を設けた場合には、装置の入り口から入った空気がそのまま第2の熱交換器108に当たるものとなるので、冷却を十分行うという面では不利となるが、それでも風量が十分であるなどの場合には、効果が期待できるものとなり、またあまりにも低温である場合に発生するおそれのある、半導体素子の耐電圧の低下などの問題を起こす心配は無くなるものとなる。
(実施例2)
図3は、本発明の第2の実施例における除湿機の構成図である。図3においては、実施例1の場合と同等の圧縮機104の構成要素である電動機105は、駆動回路140によって駆動されるものとなっており、物質102の通路の第1の熱交換器101の上流に、銅製の冷媒配管103に接触させて構成した第2の熱交換器141を設けている。
よって駆動回路140の電力損失により発する熱は、第2の熱交換器141から、物質102に放熱される構成となっている。なお、駆動回路140は実施例1の駆動回路107と同様であり、上記以外の構成についても、実施例1と同じものである。
本実施例では、特に温度が低くなる部分である絞り弁110から第1の熱交換器101の入り口の間に第2の熱交換器141を設けたことにより、とりわけ体積、重量の小さい構造で駆動回路140の電力損失により発せられる熱を物質102に逃がすことができるという効果がある。
(実施例3)
図4は、本発明の第3の実施例における除湿機の構成図である。図4においても、実施例2の場合と同等の回路構成である駆動回路140、および第2の熱交換器141を備えているが、設ける位置は物質102の通路の第1の熱交換器101の下流側にある点が実施例2と異なるものとなっている。その他の構成については、実施例2と同等である。
本実施例においては、第2の熱交換器141を通過する物質の温度は、実施例2よりは高いものとなるが、それでも通風路100の第1の熱交換器101の出口部分と比べると若干低めの温度となることから、駆動回路140の電力損失による発熱は、有効に物質に放熱されるものとなる。
また、本実施例では絞り弁110から出てきた低温の物質102は、実施例2とは異なり、そのまま第1の熱交換器101に入っていくものとなるため、除湿性能の面では有利に設計が行えるという効果がある。
(実施例4)
図5は、本発明の第4の実施例における除湿機の構成図である。図5においては、第1の熱交換器150と第3の熱交換器151が設けられており、第1の熱交換器150は、通風路100内の空気から水152に熱を移す作用をする。水152は、管153内を流れてポンプ154の力で循環するものとなっており、第1の熱交換器150で加熱された水152については、第3の熱交換器151において、水152から低温の物質102に熱が移されるものとなっている。
空気から直接物質102に熱を移す実施例1の構成に比べ、構成要素が若干多くなり、複雑となるが、第1の熱交換器150の構成は簡単なもので実現することもでき、例えば通風路100内に、水しぶきを上げさせる噴水、あるいはシャワー状の飛沫を起こして、空気中の熱を水152に吸収させ、その水をといのような構造で集めてくるというような構成も可能となるため、例えば通風路100に流入する空気に奮迅や糸くずなどの異物が混ざっている場合などにおいては、それらを浄化して後段の構成に送ることもできるもの
となる。
なお、汚れた水152については、適宜捨てるなどして新しい水に入れ替えても良いし、例えば衣類用の洗濯兼乾燥機などのように、水道から水を使用する装置に使用する場合には、自動的にきれいな水が供給されるようにすることもできる。
これに対して、実施例1の構成は、一般にフロンなどの冷媒によって物質102が実現される場合には、熱交換器101としては銅パイプに例えば15FPIなどのピッチで金属板を多数設けた構成が必要となるが、空気内に異物が混じっている雰囲気では、目詰まりを引き起こす原因となり、長期間の使用には適さないものとなる。
物質102は電動機105を内蔵した圧縮機104によって循環されて絶えず第3の熱交換器151に供給されるものとなっている。
電動機105を駆動する駆動回路107が設けられており、駆動回路107が発生する熱は通風路100に設けた第2の熱交換器108から通風路100内の空気に放熱されるものとなっている。
特に本実施例では、第2の熱交換器108は、通風路100の第1の熱交換器150の下流側に設けていることから、第1の熱交換器150によって冷やされた空気が第2の熱交換器108に当たる構成となり、比較的小さい形状・重量のものでも駆動回路107から発せられる熱が十分放熱されるという効果が上げられるものとなっているものである。
なお、その他の構成要素については、実施例1と同等のものが用いられて構成されているものとなっている。
(実施例5)
図6は、本発明の第5の実施例における除湿機の構成図である。図6においても、第4の実施例と同様に、第1の熱交換器150と第3の熱交換器151が設けられており、第1の熱交換器150は、通風路100内の空気から水152に熱を移す作用をする。
水152は、管153内を流れてポンプ154の力で循環するものとなっており、第1の熱交換器150で加熱された水152については、第3の熱交換器151において、水152から低温の物質102に熱が移されるものとなっている。本実施例においては、電動機105を駆動する駆動回路140が発生する熱は、物質102の通路に設けた第2の熱交換器141から物質102に放熱する構成となっている。
特に、本実施例においては、第2の熱交換器141が、絞り弁110から第3の熱交換器151に達する間に設けられていることから、物質102の循環路内では最も温度が低い部分に駆動回路140から発せられる熱が放熱されるものとなることから、非常に小形の第2の熱交換器141にあっても十分な放熱効果が得られるものとなり、装置の小形化・軽量化に効果が上げられるものとなる。
(実施例6)
図7は、本発明の第6の実施例における除湿機の構成図である。図7においても、第4の実施例と同様に、第1の熱交換器150と第3の熱交換器151が設けられており、第1の熱交換器150は、通風路100内の空気から水152に熱を移す作用をする。
本実施例においては、電動機105を駆動する駆動回路158が発生する熱は、水152の通路に設けた第2の熱交換器159から水152に放熱する構成となっている。
なお、駆動回路158の構成は、実施例1と同等のもの、すなわち図2に示し回路構成のものを使用しているものであり、第2の熱交換器159は銅製の管153の外側にやはり銅製の板を密着して設けた構成のもので、この銅板に整流ブリッジ122、IGBT131、132、133、134、135、136がビス止めして取り付けられたものとなっている。
(実施例7)
図8は、本発明の第7の実施例における乾燥機の構成図である。本体160内には、回転ドラムにより構成した乾燥室161、これを回転駆動するモータ162を設けており、収納された被乾燥物163は加熱室161の中で、回転しながら周りの空気と接する構成となっている。
なお、本実施例は衣類用の乾燥機であり、被乾燥物163は洗濯したシャツなどの衣類となる。乾燥室161の後方に設けたフィルタ164を通して、乾燥室161内の空気は送風ファン165に導かれる。
なお、本実施例においては、送風ファン165については乾燥室161の回転と同様にモータ162によって回転駆動されるものとなっている。送風ファン165から循環ダクト166を経て、除湿機170に入る。
そして除湿機170の出口から、乾燥空気が再び乾燥室161へと、循環される構成となっている。以上の構成により、乾燥室161内の空気が除湿され、被乾燥物163は乾燥されるものとなっている。
本実施例においては、除湿機170は、実施例1で述べた構成のものが使用されており、第1の熱交換器101、圧縮機104、絞り弁110、第4の熱交換器109を配置し、さらに圧縮機104内の電動機を駆動するための駆動回路107が通風路100内に設けた第2の熱交換器108に取り付けられている。したがって、駆動回路107の電力損失によって発せられる熱は、第2の熱交換器108によって、通風路100内の空気に効果的に放熱されるものとなる。
特に衣類用の乾燥機においては、除湿機170の出口の空気の温度は、例えば70℃程度の高温であると、効果的な被乾燥物163の乾燥速度を得ることが可能となり、乾燥に要する時間が短くできるなど効果的な乾燥動作ができる傾向がある。
本実施例では、駆動回路107から発せられる熱は、除湿されて温度が低下した空気に対して再加熱のパワーとして作用することから、第4の熱交換器109による再加熱と併せて除湿機170の出口での空気温度をさらに若干ではあるが高めるという作用も行うものとなる。
ただし、乾燥が進んでいった段階で、熱交換器109の出口での温度があまりにも高くなりすぎた場合には、例えば第4の熱交換器109の温度が一定内に収まるように、乾燥空気の一部を排気口171から外部に排出することも必要となる場合もある。
本実施例の構成は、駆動回路107から発せられる熱が、結局除湿機170の出口から排出されることから、排気口171から外部排出する空気の量はさらに駆動回路107が発する熱の分だけ増加する傾向にはあるが、発明者らによる実験によれば、装置の入力電力が600Wに対して、駆動回路107の発熱量は30W程度であり、排気口171からの空気の排気量の違いは微々たるものであった。
また、除湿機170内の第1の熱交換器101で結露し、除湿された水については、排水口172から外部に排出されるものとなる。
なお、本実施例では除湿機170を実施例1の構成としたが、他の構成でもよく、例えば実施例4などのように、第1の熱交換器150で一旦水152に熱を移す構成のものなどでもかまわない。
物質102については一般にフロンなどの冷媒が良く使用されるが、これに対して水152の場合には、第1の熱交換器150は開放であっても蒸発などで逃げていくことが少なく、また逃げていって減少しても補充が簡単に行えるので、特に洗濯兼乾燥機の場合には水道も来ているので、例えば最終の濯ぎで使用された比較的きれいな水を利用するなども可能となり好都合となる。
加えて、衣類用の乾燥機においては、被乾燥物163から出る糸くず(リント)が発生するものとなるが、第3の熱交換器150を用いることにより、例えばシャワー状の水の飛沫が通風路100内に生じさせるような構成でも第1の熱交換器101の実現が可能であることから、第1の熱交換器150の詰まりを防止することもでき、長期間の使用においても糸くずによる通風路100の圧損増大による循環風量の低下などが発生することもなくすることができるものとなる。
なお、各実施例においては駆動回路はいわゆるIGBTを6石用いた構成のものを使用しているが、特にこの構成に限定されるものではなく、MOSFETなどのスイッチング素子を使用したもの、さらに3相以外の出力、例えば単相出力のインバータ回路や、インバータを用いず例えばトライアックにより、単に電動機をオンオフ制御するもの、あるいは位相制御により速度を可変とするものなど様々な回路構成の駆動回路が考えられるが、いずれについても電動機を駆動している際に発生する熱を効果的に逃がすという効果は期待できるものとなる。
また、整流ブリッジ122の他にも、例えば各IGBTのゲート信号を発生する回路からの熱、あるいは例えば5Vや15Vなどの補助的な直流電源を用いるものについては、その電源を作り出すための回路からの熱も、第2の熱交換器108などから効果的に放熱させることも可能である。
乾燥機としては、本実施例では衣類用で水平軸で回転する回転ドラムを乾燥室として有している構成を述べているが、必ずしもこのような構成であることは必要とはならず、たとえば同じ衣類用であっても、垂直軸で回転する回転ドラムを持つもの、斜めの回転軸で回転する回転ドラムを持つものなどであってもよく、さらに衣類用としての他、例えばワカメなどの乾燥を行うものとしてもよく、要は、乾燥空気を被乾燥物に当てて液分を奪うものは何でも使用できる。
除湿機あるいは乾燥機としては、通風路100内の空気を移動させるファン111、送風機165も用いられるが、これらに用いられる電動機についても駆動回路から発生する熱は、それらの構成要素を第2の熱交換器に一緒に取り付けておけば、放熱させることも可能である。
また、各実施例においては、物質102としてR134aという冷媒を使用しているが、特にこの物質であることも必要ではなく、他の種類のフロンや、COなどの自然冷媒などであっても良く、気体であるか液体であるかも限定するものではなく、超臨界流体や固体などでもかまわないものであり、要は熱を出し入れすることができるものであれば良
い。
また、各実施例においては、いわゆる冷凍サイクルを構成しているが、この構成についても限定されるものではなく、例えば第1の熱交換器で一旦熱を蓄えた後、再び熱を放出することなく、そのまま廃棄されるようなものであってもよい。
本発明の第1の実施例における除湿機の構成図 同除湿機の駆動回路の詳細回路図 本発明の第2の実施例における除湿機の構成図 本発明の第3の実施例における除湿機の構成図 本発明の第4の実施例における除湿機の構成図 本発明の第5の実施例における除湿機の構成図 本発明の第6の実施例における除湿機の構成図 本発明の第7の実施例における乾燥機の構成図 従来の乾燥機の構成図
100 通風路
101、150 第1の熱交換器
102 物質
105 電動機
107、140、158 駆動回路
108、141、159 第2の熱交換器
109 第4の熱交換器
128 インバータ回路
150 第3の熱交換器
152 水
161 乾燥室
163 被乾燥物
170 除湿機

Claims (2)

  1. 通風路に設けた第1の熱交換器と、前記第1の熱交換器に低温の物質を供給する冷媒ポンプを駆動する電動機と、前記電動機に可変の交流電力を出力するインバータ回路を有する駆動回路を有し、前記第1の熱交換器は前記通風路を通過する空気を冷却して除湿した後、前記駆動回路が発生する熱を前記通風路に放熱する第2の熱交換器、および第1の熱交換器により熱を吸収した物質からの熱を再び通風路内の空気に戻す第4の熱交換器を有し、前記駆動回路から発せられる熱は、前記第4の熱交換器による再加熱と併せて再加熱のパワーとして作用する除湿機と、被乾燥物を収納する乾燥室を有し、前記乾燥室内の空気を除湿することにより前記被乾燥物を乾燥させる乾燥機。
  2. 通風路に設け、空気から水に熱を移す第1の熱交換器と、前記第1の熱交換器で加熱された水から低温の物質に熱を移す第3の熱交換器と、前記低温の物質を供給する冷媒ポンプを駆動する電動機と、前記電動機に可変の交流電力を出力するインバータ回路を有する駆動回路を有し、前記第1の熱交換器は前記通風路を通過する空気を冷却して除湿した後、前記駆動回路が発生する熱を前記通風路に放熱する第2の熱交換器、および第1の熱交換器により熱を吸収した物質からの熱を再び通風路内の空気に戻す第4の熱交換器を有し、前記駆動回路から発せられる熱は、前記第4の熱交換器による再加熱と併せて再加熱のパワーとして作用する除湿機と、被乾燥物を収納する乾燥室を有し、前記乾燥室内の空気を除湿することにより前記被乾燥物を乾燥させる乾燥機。
JP2003277375A 2003-07-22 2003-07-22 除湿機および乾燥機 Expired - Fee Related JP4367043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277375A JP4367043B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 除湿機および乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277375A JP4367043B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 除湿機および乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005042975A JP2005042975A (ja) 2005-02-17
JP4367043B2 true JP4367043B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=34264113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003277375A Expired - Fee Related JP4367043B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 除湿機および乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4367043B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101502009B1 (ko) * 2008-09-16 2015-03-12 엘지전자 주식회사 열교환기의 동파방지수단을 구비한 의류 건조기 및 그 운전방법
JP6501510B2 (ja) * 2014-12-15 2019-04-17 日東工業株式会社 盤用電子除湿器
CN116334889A (zh) * 2017-11-28 2023-06-27 伊莱克斯商用电器公共有限公司 滚筒式烘干机
CN108106405A (zh) * 2018-01-15 2018-06-01 张家港炬弘板业有限公司 一种用于生产钢卷的循环烘箱

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6269066A (ja) * 1985-09-24 1987-03-30 株式会社東芝 冷凍サイクル装置
JPS63184513A (ja) * 1987-01-28 1988-07-30 Nippon Denso Co Ltd 自動車用空気調和装置
JPH0242384A (ja) * 1988-08-03 1990-02-13 Nec Corp 電子機器の冷却装置
JPH0526476A (ja) * 1991-07-19 1993-02-02 Daikin Ind Ltd 空気調和機のインバータ冷却装置
JP3321945B2 (ja) * 1993-12-24 2002-09-09 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機
JP3726541B2 (ja) * 1999-03-25 2005-12-14 三菱電機株式会社 冷凍空調装置
JP2002243246A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Sanden Corp 空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005042975A (ja) 2005-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4399006B2 (ja) 空冷冷凍機用の電子構成部品冷却システム
US7330011B2 (en) Motor driving apparatus
CN106968079B (zh) 具有冷却水回路的洗涤-烘干机
EP1961853A1 (en) Clothes dryer
US20090293301A1 (en) Device and Method for Drying Laundry
JP5098346B2 (ja) 換気空調装置
JP2005318917A (ja) 衣類乾燥機
KR100640787B1 (ko) 열전모듈형 응축장치를 구비한 건조겸용 드럼세탁기
JP2007209526A (ja) 衣類乾燥機
JP2011194035A (ja) 洗濯乾燥機
JP2008141089A (ja) ペルチェ式盤用冷却装置
JP4367043B2 (ja) 除湿機および乾燥機
JP2008264165A (ja) 洗濯乾燥機
JP4026469B2 (ja) 衣類乾燥装置
JP4777218B2 (ja) 衣類乾燥機
JP4026451B2 (ja) 衣類乾燥装置
JP2006296449A (ja) 洗濯乾燥機
JP2007117169A (ja) 洗濯乾燥機
JP2015039465A (ja) 洗濯機の制御装置
JP2000111216A (ja) 空気調和機
JP6021474B2 (ja) 空気調和装置
JP2010194027A (ja) 衣類乾燥機
JP2006187394A (ja) 洗濯乾燥機
JP6173716B2 (ja) 衣類乾燥機のコンプレッサ駆動装置
JP4862935B2 (ja) 洗濯乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060620

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090804

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090817

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4367043

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees