JP4364596B2 - ポジ型ホトレジスト組成物およびレジストパターンの形成方法 - Google Patents

ポジ型ホトレジスト組成物およびレジストパターンの形成方法 Download PDF

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Description

本発明はポジ型ホトレジスト組成物およびレジストパターンの形成方法に関する。
従来のノボラック−ナフトキンンジアジド系レジストにおいては、高耐熱性のレジストを調整しようとした場合、高分子量のアルカリ可溶性樹脂(ノボラック樹脂)を用いる手法が一般的にとられていた。また、高感度化をする場合には、低分子量の樹脂を用いる手法がとられていた。
特開2000-131835号公報 特開2001-75272号公報 特開2000-181055号公報 特開2000-112120号公報
しかしながら、感度と耐熱性の両立は困難で、高分子量の樹脂を用いると感度劣化を生じる傾向があり、高感度化が求められるTFT用レジストへの応用は困難であった。
また、1.5〜3.0μm程度の厚膜レジストの分野や低温ポリシリコンを基板に用いるいわゆるシステムLCD(本明細書において、システムLCDとは、「1つの基板上に集積回路と液晶ディスプレイ部分が形成されたLCD」を指すものとする。)の分野では、いわゆる「インプランテーション工程」における耐熱性が厳しく求められるため、感度を損なうことなく(むしろ高感度で)、さらに耐熱性に優れたレジスト材料が求められるが、この点でも不十分であった。
また、ポジ型ホトレジスト組成物においては、焦点深度幅特性が良好であることが求められるが、この点でも不十分であった。特に種類の異なるレジストパターンを形成する分野、例えばロジック系ICを製造する分野においては、焦点深度幅特性に優れ、特にラインアンドスペースレジストパターンと孤立レジストパターンとを、同一露光量で焦点深度幅特性良く形成できる能力(トータル焦点深度幅特性)に優れた材料が求められるが、そのような材料の開発は困難であった。
したがって、本発明においては、高耐熱性と高感度化の両立を図ることができ、かつ焦点深度幅特性(特にはトータル焦点深度幅特性)が良好なポジ型ホトレジスト組成物およびレジストパターンの形成方法を提供することを課題とする。
本発明は以下の手段により前記課題を解決した。
第1の発明は、
(A)アルカリ可溶性樹脂、
(B)下記一般式(i)
Figure 0004364596
(式中、Rは、それぞれ独立に炭素数1〜5のアルキル基を示す。)
で表される化合物を、固形分((A)成分、(B)成分、(C)成分、及び必要に応じて加えられる(D)成分、その他の固形状の成分の合計)に対して0.1〜5質量%
(C)非ベンゾフェノン系の1,2−ナフトキノンジアジドエステル化物、
有機溶剤、を含むことを特徴とするポジ型ホトレジスト組成物である。
第2の発明は、さらに(D)分子量1000以下のフェノール性水酸基含有化合物を含むことを特徴とする第1の発明のポジ型ホトレジスト組成物である。
の発明は、前記Rがエチル基であることを特徴とする前記第1または第2の発明のポジ型ホトレジスト組成物である。
の発明は、システムLCD用であることを特徴とする前記第1〜のいずれかの発明のポジ型ホトレジスト組成物である。
の発明は、i線露光用であることを特徴とする前記第1〜のいずれかの発明のポジ型ホトレジスト組成物である。
本発明においては、高耐熱性と高感度化の両立を図ることができ、かつ焦点深度幅特性(特にはトータル焦点深度幅特性)が良好なポジ型ホトレジスト組成物およびレジストパターンの形成方法を提供できる。
<(A)成分>
(A)成分はアルカリ可溶性樹脂である。
(A)成分は、特に制限されるものでなく、ポジ型ホトレジスト組成物において被膜形成物質として通常用いられ得るものの中から、任意に1種または2種以上選択して用いることができる。
例えば、フェノール類(フェノール、m−クレゾール、p−クレゾール、キシレノール、トリメチルフェノールなど)と、アルデヒド類(ホルムアルデヒド、ホルムアルデヒド前駆体、プロピオンアルデヒド、2−ヒドロキシベンズアルデヒド(サリチルアルデヒド)、3−ヒドロキシベンズアルデヒド、4−ヒドロキシベンズアルデヒドなど)および/またはケトン類(メチルエチルケトン、アセトンなど)とを、酸性触媒存在下に縮合させて得られるノボラック樹脂;
ヒドロキシスチレンの単独重合体や、ヒドロキシスチレンと他のスチレン系単量体との共重合体、ヒドロキシスチレンとアクリル酸またはメタクリル酸あるいはその誘導体との共重合体などのヒドロキシスチレン系樹脂;
アクリル酸またはメタクリル酸とその誘導体との共重合体であるアクリル酸またはメタクリル酸系樹脂などが挙げられる。
特にm−クレゾール、p−クレゾール、3,4−キシレノールおよび2,3,5−トリメチルフェノールの中から選ばれる少なくとも2種を含有するフェノール類とホルムアルデヒドを含有するアルデヒド類とを縮合反応させて得られるノボラック樹脂が、高感度で解像性に優れたレジスト材料の調整に好適である。
(A)成分は、常法にしたがって製造することができる。
(A)成分のゲルパーミエーションクロマトグラフィによるポリスチレン換算質量平均分子量はその種類にもよるが、感度やパターン形成の点から2000〜100000、好ましくは3000〜30000とされる。
<(B)成分>
(B)成分は前記一般式(i)で表される化合物である。
Rは、それぞれ独立に炭素数1〜5の直鎖又は分岐状アルキル基であり、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert-ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基などが挙げられる。アルカリ水溶液に対する溶解性や、効果の点から、エチル基が好ましい。Rは相互に同じでも異なっていてもよいが、同じであることが好ましい。
(B)成分は、固形分に対して0.1〜5質量%、好ましくは1〜4質量%であると好ましい。0.1質量%以上とすることにより、本発明の効果を向上させることができ、5質量%以下とすることにより、そもそも(B)成分はアルカリ水溶液への溶解性が良好で、スカムの発生を抑制することができるが、この配合量以下とすることにより、特に溶解性が良好となり、レジストパターン形成後のスカムの発生を防ぐことができる。また、効果の飽和の点からも好ましい。
<(C)成分>
(C)成分は非ベンゾフェノン系の1,2−ナフトキノンジアジドエステル化物である。
(C)成分は、一般にポジ型ホトレジスト組成物において、感光性成分として用いられているものであれば特に制限なく、1種または2種以上任意に選択して用いることができる。
例えば、下記一般式(I)
Figure 0004364596
〔式中、R〜Rはそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、または炭素原子数3〜6のシクロアルキル基を表し;R10、R11はそれぞれ独立に水素原子または炭素原子数1〜6のアルキル基を表し;Rが水素原子または炭素数1〜6のアルキル基の場合は、Qは水素原子、炭素数1〜6のアルキル基または下記化学式(II)で表される残基
Figure 0004364596
(式中、R12およびR13はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、または炭素原子数3〜6のシクロアルキル基を表し;cは1〜3の整数を示す)であり、QがRの末端と結合する場合は、QはRおよび、QとRとの間の炭素原子とともに、炭素鎖3〜6のシクロアルキル基を表し;a、bは1〜3の整数を表し;dは0〜3の整数を表し;nは0〜3の整数を表す〕
で表されるフェノール化合物と、1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸化合物とのエステル化物が、i線を用いたホトリソグラフィに適し、また低NA条件下の2.0μm以下の微細なレジストパターンを形状良く形成しようとする場合に好適である。すなわち、高解像度の点で好ましく、リニアリティ[同一露光条件(レチクル上のマスク寸法は異なるが露光量が同じ条件)で露光した場合にレチクル上の異なるマスク寸法に対応したレジストパターンを精度良く再現する特性]の点でも好ましい。
なお、QとRおよび、QとRとの間の炭素原子とともに、炭素鎖3〜6のシクロアルキル基を形成する場合には、QとRは結合して、炭素数2〜5のアルキレン基を形成している。
当該一般式に該当するフェノール化合物としては、トリス(4−ヒドロシキフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−3−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−2,4−ジヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(5−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−4−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(5−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(5−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(5−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタンなどのトリスフェノール型化合物;
2,4−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−5−ヒドロキシフェノール、2,6−ビス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェノール等のリニア型3核体フェノール化合物;1,1−ビス〔3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル〕イソプロパン、ビス[2,5−ジメチル−3−(4−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシフェニル]メタン、ビス[2,5−ジメチル−3−(4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシフェニル]メタン、ビス[3−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル]メタン、ビス[3−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−エチルフェニル]メタン、ビス[3−(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル]メタン、ビス[3−(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−エチルフェニル]メタン、ビス[2−ヒドロキシ−3−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−5−メチルフェニル]メタン、ビス[2−ヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−5−メチルフェニル]メタン、ビス[4−ヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−5−メチルフェニル]メタン、ビス[2,5−ジメチル−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシフェニル]メタン等のリニア型4核体フェノール化合物;2,4−ビス[2−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシベンジル)−5−メチルベンジル]−6−シクロヘキシルフェノール、2,4−ビス[4−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシベンジル)−5−メチルベンジル]−6−シクロヘキシルフェノール、2,6−ビス[2,5−ジメチル−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシベンジル]−4−メチルフェノール等のリニア型5核体フェノール化合物等のリニア型ポリフェノール化合物;
ビス(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)メタン、ビス(2,4−ジヒドロキシフェニル)メタン、2,3,4−トリヒドロキシフェニル−4'−ヒドロキシフェニルメタン、2−(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)−2−(2',3',4'−トリヒドロキシフェニル)プロパン、2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−2−(2',4'−ジヒドロキシフェニル)プロパン、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−(4'−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−2−(3'−フルオロ−4'−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−2−(4'−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)−2−(4'−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)−2−(4'−ヒドロキシ−3',5'−ジメチルフェニル)プロパンなどのビスフェノール型化合物;1−[1−(4−ヒドロキシフェニル)イソプロピル]−4−[1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、1−[1−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)イソプロピル]−4−[1,1−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、などの多核枝分かれ型化合物;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンなどの縮合型フェノール化合物などが挙げられる。
これらは1種または2種以上組み合わせて用いることができる。
中でも、トリスフェノール型化合物、リニア型ポリフェノール化合物を主成分とすることが、高感度化と解像性の点において好ましく、特にビス(5−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、2,6−ビス[2,5−ジメチル−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシベンジル]−4−メチルフェノールは好ましい。
また解像性、感度、耐熱性、DOF特性、リニアリティ等、レジスト特性のトータルバランスに優れたレジスト組成物を調整する目的においては、ビスフェノール型化合物、多核枝分かれ型化合物、および縮合型フェノール化合物等を、上記トリスフェノール型化合物、リニア型ポリフェノール化合物と併用して用いることが好ましく、特にビスフェノール型化合物、中でも、ビス(2,4−ジヒドロキシフェニル)メタンを併用すると、トータルバランスに優れたレジスト組成物を調整できる。
上記一般式(I)で表される化合物のフェノール性水酸基の全部または一部をナフトキノンジアジドスルホン酸エステル化する方法は、常法により行うことができる。
例えば、ナフトキノンジアジドスルホニルクロライドを上記一般式(I)で表される化合物と縮合させることにより得ることができる。
具体的には、例えば上記一般式(I)で表される化合物と、ナフトキノン−1,2−ジアジド−4(または5)−スルホニルクロライドとを、ジオキサン、n−メチルピロリドン、ジメチルアセトアミド、テトラヒドロフラン等の有機溶媒に所定量溶解し、ここにトリエチルアミン、トリエタノールアミン、ピリジン、炭酸アルカリ、炭酸水素アルカリ等の塩基性触媒を1種以上を加えて反応させ、得られた生成物を水洗、乾燥して調製することができる。
ホトレジスト組成物中の(C)成分の配合量は、(A)成分と下記(D)成分との合計量に対し20〜70質量%、好ましくは25〜60質量%とされる。
(C)成分の配合量を上記下限値以上とすることにより、本発明の効果が向上し、特にはパターンに忠実な画像が得られ、転写性が向上する。上記上限値以下とすることにより、感度の劣化を防ぐことができ、形成されるレジスト膜の均質性が向上し、解像性が向上するという効果が得られる。
<(D)成分>
(D)成分は、フェノール性水酸基含有化合物である。この(D)成分を用いることにより、さらに、感度向上効果に優れ、低NA条件でのi線露光プロセスにおいても、高感度、高解像度であり、LCDの製造に適した材料、さらに好ましくはリニアリティに優れたシステムLCDに適した材料が得られるという効果が得られる。
(D)成分の分子量は1000以下、好ましくは700以下、実質的には200以上、好ましくは300以上であることが、上記効果の点から好ましい。
(D)成分としては、感度向上材、あるいは増感剤として一般にホトレジスト組成物に用いられるフェノール性水酸基含有化合物であって、好ましくは上記分子量の条件を満足するものであれば、特に制限はなく、1種または2種以上を任意に選択して用いることができる。そして、中でも、下記一般式(III)
Figure 0004364596
〔式中、R21〜R28はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、または炭素原子数3〜6のシクロアルキル基を表し;R30、R31はそれぞれ独立に水素原子または炭素原子数1〜6のアルキル基を表し;R29が水素原子または炭素数1〜6のアルキル基の場合は、Qは水素原子、炭素数1〜6のアルキル基または下記化学式(IV)で表される残基
Figure 0004364596
(式中、R32およびR33はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、または炭素原子数3〜6のシクロアルキル基を表し;gは0〜3の整数を示す)であり、QがR29の末端と結合する場合は、QがR29および、QとR29との間の炭素原子とともに、炭素鎖3〜6のシクロアルキル基を表し;e、fは1〜3の整数を表し;hは0〜3の整数を表し;mは0〜3の整数を表す〕
で表されるフェノール化合物が、上記の特性を良く示し、好ましい。
具体的には、例えば上記(C)成分において例示した、フェノール化合物のナフトキノンジアジドエステル化物において用いられる、フェノール化合物の他、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−4−イソプロピルフェニルメタン、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、ビス(2−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、ビス(3−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、ビス(3−エチル−4−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、ビス(2−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、ビス(2−tert−ブチル−4,5−ジヒドロキシフェニル)−フェニルメタン等のトリスフェニル型化合物を好適に用いることができる。中でもビス(2−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、1−[1−(4−ヒロドキシフェニル)イソプロピル]−4−[1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼンが好ましい。
(D)成分の配合量は、効果の点から、(A)成分に対し10〜70質量%、好ましくは20〜60質量%の範囲とされる。
<有機溶剤>
有機溶剤は、ホトレジスト組成物に用いられる一般的なものであれば特に制限なく1種または2種以上を選択して用いることができるが、カルボン酸エステル系溶剤、ケトン系溶剤、多価アルコール系溶剤を用いることが好ましく、特に乳酸エチル、酢酸ブチル、2−ヘプタノン、プロピレングリコールモノアルキルエーテルアセテート等は、使用環境上好ましく、塗布特性にも優れた溶剤であるので好ましい。
なお、本発明のホトレジスト組成物を液晶表示素子製造用として用いる場合には、特にプロピレングリコールモノアルキルエーテルアセテート、及び/または2−ヘプタノンを含有するものが、塗布性に優れ、大型ガラス基板上でのレジスト被膜の膜厚均一性に優れている点で好ましい。
また、これらの好ましい溶媒に、他の溶媒を混合して用いることもできる。
その他に配合可能な有機溶剤としては、例えばジオキサンのような環式エーテル類が挙げられる。
他の溶剤を用いる場合、有機溶剤中、50質量%以下であることが望ましい。
本発明のポジ型ホトレジスト組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、必要に応じて相容性のある添加物、例えばレジスト膜の性能などを改良するための付加的樹脂、可塑剤、保存安定剤、界面活性剤、現像した像をより一層可視的にするための着色料、より増感効果を向上させるための増感剤やハレーション防止用染料、密着性向上剤、などの慣用の添加物を含有させることができる。
ハレーション防止用染料としては、紫外線吸収剤(例えば2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、4−ジメチルアミノ−2’,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、5−アミノ−3−メチル−1−フェニル−4−(4−ヒドロキシフェニルアゾ)ピラゾール、4−ジメチルアミノ−4’−ヒドロキシアゾベンゼン、4−ジエチルアミノ−4’−エトキシアゾベンゼン、4−ジエチルアミノアゾベンゼン、クルクミン等)等を用いることができる。
界面活性剤は、例えばストリエーション防止等のために添加することができ、例えばフロラードFC−430、FC431(商品名、住友3M(株)製)、エフトップEF122A、EF122B、EF122C、EF126(商品名、トーケムプロダクツ(株)製)等のフッ素系界面活性剤、XR−104、メガファックR−08(商品名、大日本インキ化学工業(株)製)などを用いることができる。
本発明のポジ型ホトレジスト組成物は、好ましくは、(A)〜(C)成分及び必要に応じて(D)成分やその他の成分を、有機溶剤に溶解することにより調製することができる。
なお、有機溶剤の使用量は、好ましくは(A)〜(C)成分及び必要に応じて用いられる(D)成分やその他の成分を溶解し、均一なポジ型ホトレジスト組成物が得られる様に適宜調整し得る。好ましくは固形分濃度[(A)〜(D)成分及び必要に応じて用いられるその他の成分]が10〜50質量%、さらに好ましくは20〜35質量%となる様に用いられる。
[レジストパターンの形成方法]
以下に、レジストパターンの好適な形成方法の一例を示す。
まず、上述の本発明のポジ型ホトレジスト組成物を、スピンナー等で基板に塗布して塗膜を形成する。基板としてはシリコンウェーハやガラス基板が好ましい。ガラス基板としては、通常アモルファスシリカが用いられるがシステムLCDの分野においては、低温ポリシリコン等が好ましいとされている。
ついで、この塗膜が形成された基板を例えば100〜140℃で加熱処理(プリベーク)して残存溶媒を除去し、レジスト被膜を形成する。ガラス基板を用いた場合(液晶表示素子製造の場合)には、プリベーク方法としては、ホットプレートと基板の間に隙間を持たせるプロキシミティーベークを行うことが好ましい。
さらに、上記レジスト被膜に対し、マスクパターンが描かれたマスクを用いて選択的露光を行う。
光源としては、微細なパターンを形成するためにi線(365nm)を用いることが好ましい。また、この露光で採用する露光プロセスは、液晶表示素子製造の場合には、NAが0.3以下、好ましくは0.2以下、より好ましくは0.15以下の低NA条件の露光プロセスであることが好ましい。
次いで、選択的露光後のレジスト被膜に対し、加熱処理(ポストエクスポージャーベーク:PEB)を施す。PEB方法としては、ガラス基板を用いた場合(液晶表示素子製造の場合)には、ホットプレートと基板の間に隙間を持たせるプロキシミティーベークを行うことが好ましい。
上記PEB後のレジスト被膜に対し、現像液、例えば1〜10質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液のようなアルカリ水溶液を用いた現像処理を施すと、露光部分が溶解除去されて、レジストパターンが形成される。
さらに、レジストパターン表面に残った現像液を純水などのリンス液で洗い落とすことによりレジストパターンを形成できる。
このレジストパターンの形成方法において、システムLCDを製造する場合には、上記選択的露光を行う工程において、上記マスクとして、2.0μm以下のレジストパターン形成用マスクパターンと、2.0μm超のレジストパターン形成用マスクパターンの双方が描かれたマスクを用いることが好ましい。
そして、本発明のポジ型ホトレジスト組成物は、解像性に優れているので、マスクパターンの微細なパターンを忠実に再現したレジストパターンが得られる。よって、上記レジストパターンを同時に形成する工程において、上記基板上に、パターン寸法2.0μm以下の集積回路用のレジストパターンと、2.0μm超の液晶ディスプレイ部分用のレジストパターンを同時に形成することができる。
なお、例えば低温ポリシリコンからなるTFTを製造するには、ガラス基板上に低温プロセスでポリシリコン膜を形成した後、該低温ポリシリコン膜にPやB等を打ち込む、「インプランテーション工程」において、非常に高濃度の不純物を打ち込むことが必要とされている。
このインプランテーション工程は、ガラス基板上に低温ポリシリコン膜が形成された低温ポリシリコンガラス基板上にレジストパターンが形成された状態で、真空度の高い条件下で行われるが、不純物の打ち込みによる発熱作用により、基板上のレジストパターンが加熱されると、レジストパターン中のある成分がガス化して処理室内の真空度を下げるという問題が報告されている。
そこで、この問題を解決する手段として、インプランテーション工程前に「ポストベーク」と呼ばれる加熱処理工程を入れることが有効な手段として知られている。
また、いわゆる厚膜(例えば1.5〜3μm)のレジスト層を形成してインプンテーションを行う厚膜インプランテーション工程に供するレジストパターンにおいても、同様にポストベークの工程が行われる。
すなわち、基板がインプランテーション工程に供される場合には、現像処理後のレジストパターンに対して、高温ポストベークを行った後に、インプランテーション工程を行う。
本発明のポジ型ホトレジスト組成物は、例えば110℃以上の加熱に耐えうる。
この様に、本発明のポジ型ホトレジスト組成物は耐熱性が良好であるため、この様にポストベークを行う場合にも形状の劣化等がなく、インプランテーションに供するレジストパターンを形成するためのものとして好適である。
以上説明したように、本発明のポジ型ホトレジスト組成物は、高耐熱性、高感度で、焦点深度幅特性(特にはトータル焦点深度幅特性)に優れたポジ型ホトレジスト組成物およびレジストパターン形成方法を提供することができるので、かかる特性が求められる特定の分野(インプランテーション工程に供する分野、システムLCD用)に対しても有効である。
さらにリニアリティも良好な点からも、システムLCD用として好適である。
また、トータル焦点深度幅特性が良好であるので、ロジックIC等の異なるラインアンドスペースや孤立パターン、ホールパターン等種種のパターンを同時に形成する用途に適用可能である。
以下、本発明を実施例を示して詳しく説明する。
(評価方法)
(1)感度評価:試料をスピンナーを用いてシリコンウェーハ上に塗布し、これをホットプレート上で90℃、90秒間乾燥(プリベーク)して膜厚1.5μmのレジスト膜を得た。この膜にラインアンドスペースが1:1の0.6μmレジストパターン対応のマスク(レチクル)を介してi線ステッパー(縮小投影露光装置:NSR−2205i14E(ニコン社製、NA=0.57))を用いて選択的露光を行った。110℃、90秒間のPEB(露光後加熱)処理を行い、2.38質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で23℃にて60秒間現像し、30秒間水洗して乾燥したとき、0.6μmラインアンドスペースパターンを忠実に再現できる露光時間を感度としてミリs(ms)単位で表した(Eop露光量)。
(2)焦点深度幅特性:前記(1)で得られたEop露光量において、焦点を適宜上下にずらし、露光、現像を行って得られたパターンについて、断面SEM(走査型電子顕微鏡)にて観察を行った。そのSEM写真より0.6μmラインアンドスペースと、0.6μmの孤立パターンの両者が、設定寸法の±10%の範囲で得られる焦点のずれの最大値(μm)をトータル焦点深度幅とした。
(4)耐熱性試験:
1.5μm幅のラインアンドスペースレジストパターンを形成し、これに対し、110、120、130℃の条件で、それぞれ5分間の加熱処理を行い、断面形状を観察した。レジストパターンの変形がほとんど見られなかったものを○、やや変形が見られたものを△、シュリンクしたものを×として表した。
(5)リニアリティ:
前記Eop露光量を用い、0.3μm〜1.6μmの1:1ラインアンドスペースパターン用のマスクを用い、レジストパターンサイズの再現性を調べた。
(実施例1、2)
下記組成からなるレジスト組成物を製造し、前記の方法で評価した。
(A)成分:(下記記載) 100質量部
a1:m−クレゾール/p−クレゾール=42.5/57.5(モル比)の混合フェノール類と、ホルムアルデヒドとを用いて常法により合成した、Mw=3100のノボラック樹脂
a2:m−クレゾール/p−クレゾール/2,3,5−トリメチルフェノール=35/40/25(モル比)の混合フェノール類と、サリチルアルデヒド/ホルムアルデヒド=1/9(モル比)の混合アルデヒド類とを用いて常法により合成した、Mw=2500のノボラック樹脂
上記a1とa2との1:1(質量比)混合物を、分別処理し、Mw=6000としたものを(A)成分として用いた。
(B)成分:前記一般式(i)において、Rがエチル基の化合物。固形分に対して、それぞれ1.5質量部(実施例1)、3.0質量部(実施例2)
(C)成分:(下記記載) 29質量部
2,6−ビス[2,5−ジメチル−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシベンジル]−4−メチルフェノール1モルと1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライド2モルとのエステル化反応生成物を(C)成分として用いた。
(D)成分(下記記載) 28質量部
1−[1−(4−ヒロドキシフェニル)イソプロピル]−4−[1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼンを(D)成分として用いた。
有機溶剤(下記記載) 350質量部
乳酸エチルと酢酸ブチルとの9/1(質量比)混合物を有機溶剤成分として用いた。
上記(A)〜(D)成分の合計質量に対して450ppmに相当する量の界面活性剤(製品名「メガファックR−08」;大日本インキ化学工業(株)製)を使用し、これらを上記有機溶媒に溶解し、さらに孔径0.2μmのメンブランフィルターを用いてろ過して、ポジ型ホトレジスト組成物を調製した。
(比較例1)
実施例1において、(B)成分を用いない以外は同様とした。
実施例、比較例の結果を表1に示した。
トータル深度幅特性については図1〜3にそれぞれ実施例1、2、比較例1の結果をグラフで示した。
リニアリティの結果は図4にグラフで示した。
Figure 0004364596
この様に本発明に係る実施例においては感度、耐熱性、焦点深度幅特性(特にはトータル焦点深度幅特性)が良好である。
さらに、リニアリティも良好である点からもシステムLCD用として適している。
また、高温加熱にも耐えるため、インプランテーションに基板を供する場合にも適用可能である。
また、トータル焦点深度幅特性が良好であるので、ロジックIC等の異なるラインアンドスペースや孤立パターン、ホールパターン等種種のパターンを同時に形成する用途に適用可能である。
実施例の結果を示したグラフである。 実施例の結果を示したグラフである。 実施例の結果を示したグラフである。 実施例の結果を示したグラフである。

Claims (5)

  1. (A)アルカリ可溶性樹脂、
    (B)下記一般式(i)
    Figure 0004364596
    (式中、Rは、それぞれ独立に炭素数1〜5のアルキル基を示す。)
    で表される化合物を、固形分に対して0.1〜5質量%
    (C)非ベンゾフェノン系の1,2−ナフトキノンジアジドエステル化物、
    有機溶剤、を含むことを特徴とするポジ型ホトレジスト組成物。
  2. さらに(D)分子量1000以下のフェノール性水酸基含有化合物を含むことを特徴とする請求項1に記載のポジ型ホトレジスト組成物。
  3. 前記Rがエチル基であることを特徴とする請求項1または2に記載のポジ型ホトレジスト組成物。
  4. 1つの基板上に集積回路と液晶ディスプレイ部分が形成されたLCD用であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のポジ型ホトレジスト組成物。
  5. i線露光用であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のポジ型ホトレジスト組成物。
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