JP4363998B2 - クロック変換装置及びクロック発生装置 - Google Patents

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本発明は、クロックを所定のレベルのクロックに変換するクロック変換装置及び所定のレベルのクロックに基づいて内部クロックを発生するクロック発生装置関する。
クロックにしたがって動作する各種機器には、クロックの立ち上がり(ポジエッジ)を基準に動作する機器があり、これとは逆にクロックの立ち下がり(ネガエッジ)を基準に動作する機器もある。
フラッシュメモリなどの記録装置は、読出対象のデータのアドレス、クロック、チップイネーブル信号を例えばCPUなどの外部機器から入力する。
記録装置は、外部機器から入力したクロックを、記録装置に具備されている各種の内部機器で用いるクロックに変換する。
ところが、外部機器と内部機器との間において、ポジエッジを基準に動作するかネガエッジを基準に動作するか整合しない場合がある。
このような場合、記録装置は、切換回路によって外部機器から入力したクロックの切り換えを行う。
図26は、従来の切換回路の一例を示す回路図である。
切換回路37は、並列に接続されたクロックドインバータ37aとトランスファーゲート37bとを具備する。クロックドインバータ37aを有効にし、トランスファーゲート37bを無効にした場合、クロックのエッジが切り換えられる。これとは逆に、クロックドインバータ37aを無効にし、トランスファーゲート37bを有効にした場合、クロックのエッジは切り換えられない。
すなわち、外部機器がポジエッジを基準に動作し、内部機器がネガエッジを基準に動作する場合、記録装置は、外部機器から入力したクロックを切換回路37のクロックドインバータ37aによって変換する。外部機器がネガエッジを基準に動作し、内部機器がポジエッジを基準に動作する場合も同様である。
これに対し、外部機器と内部機器の双方がポジエッジを基準に動作する場合又は外部機器と内部機器の双方がネガエッジを基準に動作する場合、記録装置は、外部機器から入力したクロックを切換回路37のトランスファーゲート37bを通過させる。
特開平6−89080号公報 特開平10−28041号公報
従来のクロックのポジエッジとネガエッジの切換回路37は、記録装置においてクロックが所定の動作を実現する部分であるクロックのクリティカルパス上に備えられている。
したがって、クロックは、切換回路37を通過したゲート段数に応じて遅延する。
かかるクロックの遅延は、記録装置のデータ読み出し速度の高速化を阻害するという問題がある。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、クロックのレベルの変換を高速化し、クロックの遅延を防止し、記録装置の高速化を図るクロック変換装置及びクロック発生装置提供することを目的とする。
本発明を実現するにあたって講じた具体的手段について以下に説明する。
本発明の第1例は、クロックのレベルを変換する場合に、クロックのポジエッジに応じたクロックのレベル変換動作が、クロックのネガエッジに応じたクロックのレベル変換動作よりも速いレベルシフタと、クロックのポジエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、レベルシフタにクロックを提供する手段とを具備するクロック変換装置である。
この第1例により、ポジエッジに応じて行われるクロックのレベルの変換を高速化できる。
上記第1の例において、提供手段は、ソースが第1の電源端子と接続され、ゲートがクロックのポジエッジを用いる旨を示すLOW信号又はネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号を入力する第1のPMOSと、ソースが第1のPMOSのドレインと接続され、ゲートがクロックを入力する第2のPMOSと、ドレインが第2のPMOSのドレインと接続され、ゲートがクロックを入力する第1のNMOSと、ドレインが第1のNMOSのソースと接続され、ゲートがHIGH信号を入力し、ソースが第1の基準電源端子と接続される第2のNMOSと、ソースが第2の電源端子と接続され、ゲートがHIGH信号を入力し、ドレインが第2のPMOSのドレインと接続される第3のPMOSと、ドレインが第3のPMOSのドレインと接続され、ゲートがクロックのポジエッジを用いる旨を示すLOW信号又はネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号を入力し、ソースが第2の基準電源端子と接続される第3のNMOSと、入力側が第3のPMOSのドレインと接続される第1のインバータとを具備する。レベルシフタは、ソースが第3の電源端子と接続され、ゲートが出力端子と接続される第4のPMOSと、ソースが第4の電源端子と接続され、ドレインが出力端子と接続される第5のPMOSと、ドレインが第4のPMOSのドレイン及び第5のPMOSのゲートと接続され、ソースが第3の基準電源端子と接続される第4のNMOSと、ドレインが第4のPMOSのゲートと第5のPMOSのドレインと出力端子と接続され、ゲートが第1のインバータの出力側と接続され、ソースが第4の基準電源端子と接続される第5のNMOSと、入力側が第1のインバータの出力側と接続され、出力側が第4のNMOSのゲートと接続される第2のインバータとを具備する。
本発明の第例は、クロックのレベルを変換する場合に、クロックのネガエッジに応じたクロックのレベル変換動作が、クロックのポジエッジに応じたクロックのレベル変換動作よりも速いレベルシフタと、クロックのネガエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、レベルシフタにクロックを提供する手段とを具備するクロック変換装置である。
この第例により、ネガエッジに応じて行われるクロックのレベルの変換を高速化できる。
上記の例において、提供手段は、ソースが第1の電源端子と接続され、ゲートがLOW信号を入力する第1のPMOSと、ソースが第1のPMOSのドレインと接続され、ゲートがクロックを入力する第2のPMOSと、ドレインが第2のPMOSのドレインと接続され、ゲートがクロックを入力する第1のNMOSと、ドレインが第1のNMOSのソースと接続され、ゲートがクロックのネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号又はポジエッジを用いる旨を示すLOW信号を入力し、ソースが第1の基準電源端子と接続される第2のNMOSと、ソースが第2の電源端子と接続され、ゲートがクロックのネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号又はポジエッジを用いる旨を示すLOW信号を入力し、ドレインが第2のPMOSのドレインと接続される第3のPMOSと、ドレインが第3のPMOSのドレインと接続され、ゲートがLOW信号を入力し、ソースが第2の基準電源端子と接続される第3のNMOSと、入力側が第3のPMOSのドレインと接続される第1のインバータとを具備する。レベルシフタは、ソースが第3の電源端子と接続され、ゲートが出力端子と接続される第4のPMOSと、ソースが第4の電源端子と接続され、ドレインが出力端子と接続される第5のPMOSと、ドレインが第4のPMOSのドレイン及び第5のPMOSのゲートと接続され、ゲートが第1のインバータの出力側と接続され、ソースが第3の基準電源端子と接続される第4のNMOSと、ドレインが第4のPMOSのゲートと第5のPMOSのドレインと出力端子と接続され、ソースが第4の基準電源端子と接続される第5のNMOSと、入力側が第1のインバータの出力側と接続され、出力側が第5のNMOSのゲートと接続される第2のインバータとを具備する。
本発明の第の例は、クロックのレベルを変換する場合に、クロックのポジエッジに応じたクロックのレベル変換動作が、クロックのネガエッジに応じたクロックのレベル変換動作よりも速い第1のレベルシフタと、クロックのポジエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、第1のレベルシフタにクロックを提供する第1提供手段と、クロックのレベルを変換する場合に、クロックのネガエッジに応じたクロックのレベル変換動作が、クロックのポジエッジに応じたクロックのレベル変換動作よりも速い第2のレベルシフタと、クロックのネガエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、第2のレベルシフタに前記クロックを提供する第2提供手段と、第1提供手段にクロックのポジエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、第1のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力し、第2提供手段に前記クロックのネガエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、第2のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力する手段とを具備するクロック発生装置である。
この第の例により、ポジエッジに応じて行われるクロックのレベルの変換と、ネガエッジに応じて行われるクロックのレベルの変換の双方を、高速化できる。そして、この第6の例のクロック発生装置を記録装置に具備することにより、内部クロックの発生を高速化でき、記録装置のデータ読み出し動作を高速化できる。
上記第の例は、第1の入力側が第1のレベルシフタの出力側と接続され、第2の入力側が第2のレベルシフタの出力側と接続され、出力側が出力手段の入力側と接続されるNOR回路をさらに具備する
本発明の第の例は、上記第の例において、第1のレベルシフタからの出力の初期値はLOWであり、第2のレベルシフタからの出力の初期値はLOWであり、NOR回路からの出力の初期値はHIGHであるクロック発生装置である。
この第例では、上記第の例における初期設定を具体化に特定している。
本発明の第の例は、クロックのレベルを変換する場合に、クロックのポジエッジに応じたクロックのレベル変換動作が、クロックのネガエッジに応じたクロックのレベル変換動作よりも速い第1のレベルシフタと、クロックのポジエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、第1のレベルシフタにクロックを提供する第1提供手段と、クロックのレベルを変換する場合に、クロックのネガエッジに応じたクロックのレベル変換動作が、クロックのポジエッジに応じたクロックのレベル変換動作よりも速い第2のレベルシフタと、クロックのネガエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、第2のレベルシフタに前記クロックを提供する第2提供手段と、第1提供手段にクロックのポジエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、第1のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力し、第2提供手段に前記クロックのネガエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、第2のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力する手段とを具備し、入力側が第1のレベルシフタと接続されている第5のインバータと、入力側が第2のレベルシフタと接続されている第6のインバータと、第1の入力側が第5のインバータの出力側と接続され、第2の入力側が第6のインバータの出力側と接続されるNAND回路と、入力側がNAND回路と接続され、出力側が出力手段の入力側と接続される第7のインバータとをさらに具備するクロック発生装置である。
本発明の第の例は、クロックのレベルを変換する場合に、クロックのポジエッジに応じたクロックのレベル変換動作が、クロックのネガエッジに応じたクロックのレベル変換動作よりも速い第1のレベルシフタと、クロックのポジエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、第1のレベルシフタにクロックを提供する第1提供手段と、クロックのレベルを変換する場合に、クロックのネガエッジに応じたクロックのレベル変換動作が、クロックのポジエッジに応じたクロックのレベル変換動作よりも速い第2のレベルシフタと、クロックのネガエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、第2のレベルシフタに前記クロックを提供する第2提供手段と、第1提供手段にクロックのポジエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、第1のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力し、第2提供手段に前記クロックのネガエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、第2のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力する手段とを具備し、入力した設定信号が所定の設定を示す場合に、第1のレベルシフタと第2のレベルシフタとのうちいずれかによってレベルの変換されたクロックを、出力手段に提供する手段を具備したクロック発生装置である。
この第の例により、設定信号が所定の設定の場合にのみ、ポジエッジに応じて行われるクロックのレベルの変換と、ネガエッジに応じて行われるクロックのレベルの変換の双方を、高速化できる。そして、この第6の例のクロック発生装置を記録装置に具備することにより、内部クロックの発生を高速化でき、記録装置のデータ読み出し動作を高速化できる
本発明においては、クロックのレベルの変換を高速化でき、クロックに基づいて行われる動作を高速化できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の各図において、同一の要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、外部装置においてポジエッジが基準として用いられているクロックを入力した場合に、ポジエッジのクロックのレベルを高速に変換するポジエッジ用アドレスバッファについて説明する。
なお、本実施の形態に係るポジエッジ用アドレスバッファは、入力したクロックを所定のレベルのクロックに変換するクロック変換装置として機能する。
図1は、本実施の形態に係るポジエッジ用アドレスバッファの一例を示す回路図である。
ポジエッジ用アドレスバッファ1は、提供部2とレベルシフタ3とを具備する。
提供部2は、回路5、回路6、インバータ7を具備する。
入力端子CLKPADは、クロックを入力するクロックパッドと接続される。入力端子CLKPADは、回路5と接続される。クロックパッドから入力したクロックは、入力端子CLKPAD経由で回路5に入力される。
回路5は、PMOS5a,5b、NMOS5c,5dを具備する。また、回路6は、PMOS6aとNMOS6bを具備する。
PMOS5aのソースは、電源端子5eと接続される。PMOS5aのゲートは、入力端子CEB及びNMOS6bのゲートと接続される。PMOS5aのドレインは、PMOS5bのソースと接続される。
PMOS5bのソースは、PMOS5aのドレインと接続される。PMOS5bのゲートは、入力端子CLKPAD及びNMOS5cのゲートと接続される。PMOS5bのドレインは、NMOS5cのドレインとPMOS6aのドレインとNMOS6bのドレインとインバータ7の入力側と接続される。
NMOS5cのドレインは、PMOS5bのドレインとPMOS6aのドレインとNMOS6bのドレインとインバータ7の入力側と接続される。NMOS5cのゲートは、入力端子CLKPAD及びPMOS5bのゲートと接続される。NMOS5cのソースは、NMOS5dのドレインと接続される。
NMOS5dのドレインは、NMOS5cのソースと接続される。NMOS5dのゲートは、電源VDDQ及びPMOS6aのゲートと接続される。このNMOS5dのゲートは、電源VDDQと接続されているため、常にHIGH信号を入力する。NMOS5dのソースは、基準電源端子5fと接続される。
PMOS6aのソースは、電源端子6cと接続される。PMOS6aのゲートは、電源VDDQ及びNMOS5dのゲートと接続される。このPMOS6aのゲートは、電源VDDQと接続されているため、常にHIGH信号を入力する。PMOS6aのドレインは、PMOS5bのドレイン、NMOS5cのドレイン、NMOS6bのドレイン、インバータ7の入力側と接続される。
NMOS6bのドレインは、PMOS5bのドレイン、NMOS5cのドレイン、PMOS6aのドレイン、インバータ7の入力側と接続される。NMOS6bのゲートは、入力端子CEB及びPMOS5aのゲートと接続される。NMOS6bのソースは、基準電源端子6dと接続される。
インバータ7の入力側は、PMOS5bのドレイン、NMOS5cのドレイン、PMOS6aのドレイン、NMOS6bのドレインと接続される。インバータ7の出力側は、レベルシフタ3と接続される。
レベルシフタ3は、PMOS3a、PMOS3b、NMOS3c、NMOS3d、インバータ3eを具備する。
インバータ3eの入力側は、インバータ7の出力側及びNMOS3dのゲートと接続される。
PMOS3aのソースは、電源端子3fと接続される。PMOS3aのゲートは、PMOS3bのドレイン、NMOS3dのドレイン、出力端子8と接続される。PMOS3aのドレインは、PMOS3bのゲート及びNMOS3cのドレインと接続される。
PMOS3bのソースは、電源端子3gと接続される。PMOS3bのゲートは、PMOS3aのドレイン、NMOS3cのドレインと接続される。PMOS3bのドレインは、PMOS3aのゲートとNMOS3dのドレインと出力端子8と接続される。
NMOS3cのドレインは、PMOS3aのドレイン及びPMOS3bのゲートと接続される。NMOS3cのゲートは、インバータ3eの出力側と接続される。NMOS3cのソースは、基準電源端子3hと接続される。
NMOS3dのドレインは、PMOS3aのゲート、PMOS3bのドレイン、出力端子8と接続される。NMOS3dのゲートは、インバータ7の出力側及びインバータ3eの入力側と接続される。NMOS3dのソースは、基準電源端子3iと接続される。
レベルシフタ3は、図2に示すように、クロックのレベルを変換する場合に、クロックのポジエッジに応じた立ち下がりが、クロックのネガエッジに応じた立ち上がりよりも速い。
提供部2は、入力端子CEBからクロックのポジエッジを指定するLOW信号を入力した場合に、入力端子CLKPADから入力したクロックを次段のレベルシフタ3に出力する。
回路5において、NMOS5c,5dは、2段積みとされ、下のNMOS5dのゲートに対する入力はVDDQ固定される。
ポジエッジ用アドレスバッファ1の出力端子8から出力される信号は、LOWで初期化したい観点から、回路6からインバータ7に出力される信号はLOWで初期化する。
そして、インバータ7の次段のレベルシフタ3は、インバータ3eをNMOS3cのゲートの前段に備えている。このようにインバータ3eがNMOS3cのゲートの前段に備えられることにより、クロックのポジエッジに対してレベルシフタ3の立ち下がりが速く応答する。
以下に、外部装置でポジエッジが用いられる旨のLOW信号を入力した場合のポジエッジ用アドレスバッファ1の動作について説明する。
ポジエッジ用アドレスバッファ1の入力端子CEBから入力される信号がLOWの場合、ポジエッジ用アドレスバッファ1は、入力端子CLKPADからクロックを入力する状態となる。
入力端子CLKPADから入力したクロックがLOWの場合、インバータ7はHIGHを入力し、出力端子8から出力されるCLKB_P信号はHIGHとなる。
入力端子CLKPADから入力したクロックがHIGHの場合、インバータ7はLOWを入力し、出力端子8から出力されるCLKB_P信号はLOWとなる。
以上説明した本実施の形態においては、レベルシフタ3のインバータ3eがNMOS3cのゲートの前段に備えられているため、入力端子CLKPADから入力されたクロックがLOWからHIGHに変化するときに、回路6からインバータ7に出力される信号はHIGHからLOWに変化し、インバータ7からレベルシフタ3に出力される信号はLOWからHIGHに変化する。
この時、インバータ7から出力される信号を直接入力するレベルシフタ3のNMOS3dの反応速度は速くなるため、出力端子8から出力されるCLKB_P信号のHIGHからLOWへの立ち下がりが速くなる。
したがって、本実施の形態に係るポジエッジ用アドレスバッファ1を用いることにより、ポジエッジが用いられる旨のLOW信号を入力した場合に、ポジエッジに応じたクロックのレベルの変換を高速化できる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、ネガエッジが基準として用いられているクロックを入力した場合に、ネガエッジのクロックのレベルを高速に変換するネガエッジ用アドレスバッファについて説明する。
なお、本実施の形態に係るネガエッジ用アドレスバッファは、入力したクロックを所定のレベルのクロックに変換するクロック変換装置として機能する。
図3は、本実施の形態に係るネガエッジ用アドレスバッファの一例を示す回路図である。
ネガエッジ用アドレスバッファ9は、提供部10とレベルシフタ11とを具備する。
提供部10は、上記第1の実施の形態で説明した提供部2と同様であるが、入力端子CEBが接地される点、及びNMOS5dのゲート及びPMOS6aのゲートが入力端子CEに接続される点が異なる。
入力端子CEBが接地されているため、PMOS5aのゲート及びNMOS6bのゲートには常にLOWが入力されている状態に相当する。したがって、PMOS5aは、常にONであり、NMOS6bは常にOFFである。
レベルシフタ11は、提供部10の後段に備えられる。レベルシフタ11は、上記第1の実施の形態で説明した提供部2と同様であるが、提供部2のインバータ3eに代えてインバータ3jを具備し、NMOS3cのゲートをインバータ7の出力側及びインバータ3jの入力側に接続し、インバータ3jの出力側とNMOS3dのゲートとを接続する点が異なる。
レベルシフタ11は、図4に示すように、クロックのレベルを変換する場合に、クロックのネガエッジに応じた立ち下がりが、クロックのポジエッジに応じた立ち上がりよりも速い。
提供部10は、入力端子CEからクロックのネガエッジを指定するHIGH信号を入力した場合に、入力端子CLKPADから入力したクロックを次段のレベルシフタ11に出力する。
提供部10の回路5において、PMOS5a,5bは、2段積みとされ、上のPMOS5aのゲートに対する入力はGND固定される。
ネガエッジ用アドレスバッファ9の出力端子8から出力される信号は、LOWで初期化したい観点から、提供部10の回路6からインバータ7に出力される信号はHIGHで初期化する。
そして、インバータ7の次段のレベルシフタ11は、インバータ3jをNMOS3dのゲートの前段に備えている。このようにインバータ3jがNMOS3dのゲートの前段に備えられることにより、クロックのネガエッジに対してレベルシフタ11の立ち下がりが速く応答する。
以下に、ネガエッジが用いられる旨のHIGH信号を入力した場合のネガエッジ用アドレスバッファ9の動作について説明する。
ネガエッジ用アドレスバッファ9の入力端子CEから入力される信号がHIGHの場合、ネガエッジ用アドレスバッファ9は、入力端子CLKPADからクロックを入力する状態となる。
入力端子CLKPADから入力したクロックがLOWの場合、提供部10のインバータ7はHIGHを入力し、出力端子8から出力されるCLKB_N信号はLOWとなる。
入力端子CLKPADから入力したクロックがHIGHの場合、提供部10のインバータ7はLOWを入力し、出力端子8から出力されるCLKB_N信号はHIGHとなる。
以上説明した本実施の形態においては、レベルシフタ11のインバータ3jがNMOS3dのゲートの前段に備えられているため、入力端子CLKPADから入力されたクロックがHIGHからLOWに変化するときに、回路6からインバータ7に出力される信号はLOWからHIGHに変化し、インバータ7からレベルシフタ11に出力される信号はHIGHからLOWに変化する。
この時、インバータ3jからNMOS3dに出力される信号は、LOWからHIGHに変化し、NMOS3dはONになる。レベルシフタ11のNMOS3dの反応速度は速いため、出力端子8から出力されるCLKB_N信号のHIGHからLOWへの立ち下がりが速くなる。
したがって、本実施の形態に係るネガエッジ用アドレスバッファ9を用いることにより、ネガエッジが用いられる旨のHIGH信号を入力した場合に、ネガエッジに応じたクロックのレベルの変換を高速化できる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、入力されたクロックのポジエッジが基準として用いられている場合に、上記第1の実施の形態に係るポジエッジ用アドレスバッファ1を用い、入力されたクロックのネガエッジが基準として用いられている場合に、上記第2の実施の形態に係るネガエッジ用アドレスバッファ9を用いるアドレスバッファについて説明する。
図5は、本実施の形態に係るアドレスバッファの一例を示すブロック図である。なお、本実施の形態に係るアドレスバッファ12は、入力したクロックを所定のレベルのクロックに変換するクロック変換装置として機能する。
アドレスバッファ12は、上記第1の実施の形態に係るポジエッジ用アドレスバッファ1と上記第2の実施の形態に係るネガエッジ用アドレスバッファ9とを具備する
ポジエッジ用アドレスバッファ1の入力端子CLKPADとネガエッジ用アドレスバッファ9の入力端子CLKPADとは、クロックパッド13と接続され、クロックを入力する。
ポジエッジが基準に用いられているクロックがクロックパッド13から入力される場合、ポジエッジ用アドレスバッファ1の入力端子CEBに入力されるCEB_P信号は、HIGHからLOWになる。
すると、ポジエッジ用アドレスバッファ1は、入力端子CLKPADから入力されるクロックのポジエッジに基づいて立ち下がり、入力端子CLKPADから入力されるクロックのネガエッジに基づいて立ち上がるレベル変換後のCLKB_P信号を出力する。
なお、ポジエッジ用アドレスバッファ1を用いた場合、CLKB_P信号は、入力端子CLKPADから入力されるクロックのポジエッジに応じて高速に立ち下がる。
一方、ネガエッジが基準に用いられているクロックがクロックパッド13から入力される場合、ネガエッジ用アドレスバッファ9の入力端子CEに入力されるCE_N信号は、LOWからHIGHになる。
すると、ネガエッジ用アドレスバッファ9は、入力端子CLKPADから入力されるクロックのネガエッジに基づいて立ち下がり、入力端子CLKPADから入力されるクロックのポジエッジに基づいて立ち上がるレベル変換後のCLKB_N信号を出力する。
なお、ネガエッジ用アドレスバッファ9を用いた場合、CLKB_N信号は、入力端子CLKPADから入力されるクロックのネガエッジに応じて高速に立ち下がる。
以上説明した本実施の形態においては、入力されたクロックのポジエッジが基準に用いられている場合、入力されたクロックのポジエッジに応じて高速にHIGHからLOW、又はLOWからHIGHに切り換わるレベル変換後のクロックを出力することができる。
一方、入力されたクロックのネガエッジが基準に用いられている場合、入力されたクロックのネガエッジに応じて高速にHIGHからLOW、又はLOWからHIGHに切り換わるレベル変換後のクロックを出力することができる。
したがって、ポジエッジとネガエッジのうち基準に用いられているエッジが発生してから、このエッジに基づいてレベル変換後のクロックが出力されるまでの時間を短縮できる。
なお、上記各実施の形態に係るアドレスバッファにおいて、各構成要素は同様の動作を実現可能であれば配置を自由に変更可能であり、構成要素の追加、省略も可能である。上記各実施の形態については、上記の構成そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
(第4の実施の形態)
本実施の形態では、クロックパッド13から入力した外部クロックを上記第3の実施の形態に係るアドレスバッファ12で変換し、変換されたクロックに基づいてパルスを発生するパルス発生回路を用いて内部クロックを出力するクロック発生装置について説明する。
図6は、本実施の形態に係るクロック発生装置の一例を示す回路図である。
クロック発生装置14は、アドレスバッファ12、OR回路15、クロックドインバータ16、パルス発生回路17を具備する。
OR回路15の第1の入力端子は、ポジエッジ用アドレスバッファ1の出力端子8と接続される。OR回路15の第2の入力端子は、ネガエッジ用アドレスバッファ9の出力端子8と接続される。OR回路15の出力端子は、クロックドインバータ16の入力側と接続される。
クロックドインバータ16の入力側は、OR回路15の出力端子と接続される。クロックドインバータ16の出力側は、パルス発生回路17の入力端子と接続される。
パルス発生回路17の入力端子は、クロックドインバータ16の出力側と接続される。パルス発生回路17の出力端子からCLK信号が出力される。
パルス発生回路17は、入力したクロックのポジエッジ(クロックの立ち上がり)を検出した場合にパルスを発生させ、内部クロックを出力する。
クロック発生回路14において、CLKB_P信号とCLKB_N信号とをOR回路15で受けることとしたのは、クロックドインバータ16とパルス発生回路17との間を、HIGHで初期化するためである。なお、このOR回路15に代えてAND回路を備えた場合には、クロックドインバータ16とパルス発生回路17との間を、LOWで初期化することになり、CEB信号(チップイネーブルバー信号)がイネーブルになった時点で、CLK信号のパルスが出力され、不具合が生じることになる。
以下に、外部機器でポジエッジが基準として用いられる場合のクロック発生装置14の動作について説明する。
ポジエッジ用アドレスバッファ1の入力端子CEBから入力される信号がLOWの場合、ポジエッジ用アドレスバッファ1は、入力端子CLKPADから外部機器のクロックを入力する状態となる。
入力端子CLKPADから入力したクロックがLOWの場合、ポジエッジ用アドレスバッファ1のインバータ7はHIGHを入力し、ポジエッジ用アドレスバッファ1の出力端子8から出力されるCLKB_P信号はHIGHとなる。
すると、OR回路15にHIGHが入力され、OR回路15とクロックドインバータ16の間はHIGHとなり、クロックドインバータ16とパルス発生回路17との間はLOWとなる。
一方、入力端子CLKPADから入力したクロックがHIGHの場合、ポジエッジ用アドレスバッファ1のインバータ7はLOWを入力し、ポジエッジ用アドレスバッファ1の出力端子8から出力されるCLKB_P信号はLOWとなる。
すると、OR回路15にLOWが入力され、OR回路15とクロックドインバータ16の間はLOWとなり、クロックドインバータ16とパルス発生回路17との間はHIGHとなる。
入力端子CLKPADから入力したクロックがLOWからHIGHに変化した場合、上記動作より、パルス発生回路17への入力信号は、HIGH、LOW、HIGHと変化し、パルス発生条件であるLOWからHIGHに立ち上がるポジエッジがパルス発生回路17によって検出される。
ポジエッジがパルス発生回路17に検出されると、パルスが発生され、これにより得られるCLK信号が出力される。
パルス発生回路17から出力されたCLK信号は、クロック発生装置14から出力される。
ここで、上記第1の実施の形態で説明したように、ポジエッジ用アドレスバッファ1のNMOS3dの反応速度は速いため、CLKB_P信号のHIGHからLOWへの立ち下がりが速くなる。
そして、レベルシフタ3の立ち下がりが速いと、パルス発生回路17に対する立ち上がり入力が速くなり、この結果CLK信号の発生を速くすることができる。
以下に、外部機器でネガエッジが基準として用いられる場合のクロック発生装置14の動作について説明する。
ネガエッジ用アドレスバッファ9の入力端子CEから入力される信号がHIGHの場合、ネガエッジ用アドレスバッファ9は、入力端子CLKPADからクロックを入力する状態となる。
入力端子CLKPADから入力したクロックがLOWの場合、提供部10のインバータ7はHIGHを入力し、ネガエッジ用アドレスバッファ9の出力端子8から出力されるCLKB_N信号はLOWとなる。
すると、OR回路15にLOWが入力され、OR回路15とクロックドインバータ16の間はLOWとなり、クロックドインバータ16とパルス発生回路17との間はHIGHとなる。
入力端子CLKPADから入力したクロックがHIGHの場合、提供部10のインバータ7はLOWを入力し、ネガエッジ用アドレスバッファ9の出力端子8から出力されるCLKB_N信号はHIGHとなる。
すると、OR回路15にHIGHが入力され、OR回路15とクロックドインバータ16の間はHIGHとなり、クロックドインバータ16とパルス発生回路17との間はLOWとなる。
このように入力端子CLKPADから入力したクロックがHIGHからLOWに変化した場合、上記動作より、パルス発生回路17への入力信号は、LOWからHIGHに変化し、LOWからHIGHに立ち上がるポジエッジが発生する。
このポジエッジがパルス発生回路17に検出され、パルスが発生され、これによりCLK信号が出力される。
パルス発生回路17から出力されたCLK信号は、クロック発生装置14から出力される。
ここで、上記第2の実施の形態で説明したように、ネガエッジ用アドレスバッファ9のNMOS3dの反応速度は速いため、CLKB_N信号のHIGHからLOWへの立ち下がりが速くなる。
そして、レベルシフタ11の立ち下がりが速いと、パルス発生回路17に対する立ち上がり入力が速くなり、この結果CLK信号の発生を速くすることができる。
以上説明したように、本実施の形態では、外部機器から入力したクロックがポジエッジ、ネガエッジのいずれを基準としている場合であっても、内部機器に用いる内部クロックの発生を高速化できる。
(第5の実施の形態)
フラッシュメモリなどの記録装置には、TSOP品及びMCP品の2種類がある。例えば、図7に示すTSOP品の記録装置19と図8に示すMCP品の記録装置20とでは、同一の信号Aを入力するパッド19a,20aの位置、同一の信号Bを出力するパッド19b,20bの位置がそれぞれ異なる場合がある。
すなわち、TSOP品の記録装置19でクロックを入力するクロックパッド19cの配置されている位置に、MCP品の記録装置20でクロックではない他の信号Dを入力するパッド20dが配置されている場合がある。
記録装置の中には、TSOP品として利用するか、MCP品として利用するかを設定可能な装置がある。
本実施の形態では、記録装置がTSOP品として利用される場合に、TSOP用のアドレスバッファを用いて内部クロックを出力し、記録装置がMCP品として利用される場合に、MCP用のアドレスバッファを用いて内部クロックを出力するクロック発生装置について説明する。
図9は、本実施の形態に係るクロック発生装置の一例を示す回路図である。
クロック発生装置21は、TSOP側アドレスバッファ12a、MCP側アドレスバッファ12b、回路22,23、パルス発生回路17a,17bを具備する。
なお、本実施の形態にクロック発生装置21を具備する記録装置には、TSOP品として利用するかMCP品として利用するかの設定を記録する記録部が具備されているとする。この記録部は、記録装置がTSOP品として利用される場合、設定値ROMA=1(HIGH)を記録する。また、記録部は、記録装置がMCP品として利用される場合、設定値ROMA=0(LOW)を記録する。
TSOP側アドレスバッファ12aは、記録装置がTSOP品として利用される場合に、TSOPの場合にクロックを入力するクロックパッド13aから、外部クロックを入力する。
MCP側アドレスバッファ12bは、記録装置がMCP品として利用される場合に、MCPの場合にクロックを入力するクロックパッド13bから、外部クロックを入力する。
本実施の形態では、TSOP側アドレスバッファ12a、及びTSOP側アドレスバッファ12aに具備されるポジエッジ用アドレスバッファ1aとネガエッジ用アドレスバッファ9aの構成及び作用は、上記実施の形態で説明したアドレスバッファ12、ポジエッジ用アドレスバッファ1、ネガエッジ用アドレスバッファ9と同様であるため、説明を省略する。
また、MCP側アドレスバッファ12b、及びMCP側アドレスバッファ12bに具備されるポジエッジ用アドレスバッファ1bとネガエッジ用アドレスバッファ9bの構成及び作用は、上記実施の形態で説明したアドレスバッファ12、ポジエッジ用アドレスバッファ1、ネガエッジ用アドレスバッファ9と同様であるため、説明を省略する。
図9では、TSOP側アドレスバッファ12aとMCP側アドレスバッファ12bの入力端子CLKPADを除く他の入力端子については省略している
回路22は、OR回路15、クロックドインバータ16,22aを具備する。
インバータ22aは、記録部の設定値ROMAを入力する。インバータ22aによって反転された設定値ROMAは、クロックドインバータ16に出力される。
クロックドインバータ16は、記録部に記録されている設定値ROMA=1のとき、回路22を有効とする。
回路22の出力側は、パルス発生回路17a,17bに接続される。
回路23は、PMOS23a、NOR回路23b、NMOS23c、インバータ23dを具備する。
また、NOR回路23bは、PMOS24,25、NMOS26,27を具備する。
PMOS23aのソースは、電源端子23eと接続される。PMOS23aのゲートは、記録部に記録されている設定値ROMAを入力する。設定値ROMA=1の場合、PMOS23aはOFFとなり、設定値ROMA=0の場合、PMOS23aはONとなる。PMOS23aのドレインは、PMOS24のソースと接続される。
PMOS24のソースは、PMOS23aのドレインと接続される。PMOS24のゲートは、MCP側アドレスバッファ12bのネガエッジ用アドレスバッファ9bの出力端子8及びNMOS27のゲートと接続される。PMOS24のドレインは、PMOS25のソースと接続される。
PMOS25のソースは、PMOS24のドレインと接続される。PMOS25のゲートは、MCP側アドレスバッファ12bのポジエッジ用アドレスバッファ1bの出力端子8及びNMOS26のゲートと接続される。PMOS25のドレインは、NMOS26のドレイン、NMOS27のドレイン、回路23の出力端子と接続される。
NMOS26のドレインは、PMOS25のドレイン、NMOS27のドレイン、回路23の出力端子と接続される。NMOS26のゲートは、MCP側アドレスバッファ12bのポジエッジ用アドレスバッファ1bの出力端子8及びPMOS25のゲートと接続される。NMOS26のソースは、NMOS23cのドレイン及びNMOS27のソースと接続される。
NMOS27のドレインは、PMOS25のドレイン、NMOS26のドレイン、回路23の出力端子と接続される。NMOS27のゲートは、MCP側アドレスバッファ12bのネガエッジ用アドレスバッファ9bの出力端子8及びPMOS24のゲートと接続される。NMOS27のソースは、NMOS26のソース及びNMOS23cのドレインと接続される。
NMOS23cのドレインは、NMOS26のソース及びNMOS27のソースと接続される。NMOS23cのゲートは、インバータ23dの出力側と接続される。NMOS23cのソースは、基準電源端子23fと接続される。
インバータ23dは、記録部の設定値ROMAを入力し、反転された設定値ROMAをNMOS23cのゲートに出力する。
回路23は、記録部に記録されている設定値ROMA=0のときに有効となり、MCP側アドレスバッファ12bからの出力信号を入力する点で、設定値ROMA=0のときに有効となり、TSOP側アドレスバッファ12aからの出力信号を入力する上記回路22と相違するが、役割については回路22と同様である。
回路23の出力端子は、パルス発生回路17a,17bに接続される。
パルス発生回路17a,17bは、上記第4の実施の形態で説明したパルス発生回路17と同様の構成であり同様に作用する。
なお、本実施の形態では、パルス発生回路17aは、チップの中央部に具備され、チップ中央部にCLK信号を出力するとする。
また、パルス発生回路17bは、チップの下部に具備され、チップ下部にCLK信号を出力するとする。
パルス発生回路17a,17bは、エッジの立ち上がりを検出してパルスを発生させる。このため、回路22,23から出力される信号の初期状態をHIGHとする。
クロック発生装置21では、設定値ROMAを用いて回路22と回路23との切り換えを行う。
クロック発生装置21を具備する記録装置は、設定値ROMAにしたがってTSOP品として利用するかMCP品として利用するか定まる。
クロック発生装置21は、設定値ROMA=1のときに、TSOP用のクロックパッド13aからのクロックを有効とする。
回路22において、CLKB_P信号又はCLKB_N信号をOR回路15で入力する理由は、上述したように、パルス発生回路17a,17bの手前のノードをHIGHで初期化するためである。OR回路15に代えてAND回路を用いると、パルス発生回路17a,17bの手前のノードはLOWで初期化され、CEB信号がイネーブルになった時点で一つのCLK信号のパルスが発生していまい、不具合となる。
回路23において、CLKB_P信号又はCLKB_N信号をNOR回路23bで入力する理由も同様である。
以下に、クロック発生装置21の回路22,23によるTSOP品とMCP品の切換動作の一例について説明する。
クロック発生装置21は、回路22,23に設定値ROMAを入力する。設定値ROMA=1の場合に回路22を有効とし、回路23を無効とする。これにより、TSOP側のクロックパッド13aから入力されたクロックを有効とすることができる。
一方、設定値ROMA=0の場合に回路22を無効とし、回路23を有効とする。これにより、MCP側のクロックパッド13bから入力されたクロックを有効とすることができる。
本実施の形態では、パルス発生回路17a,17bにより有効なパッドから入力したクロックにしたがって内部クロックを発生させることができる。
なお、上記第4及び第5の実施の形態に係るクロック発生装置において、各構成要素は同様の動作を実現可能であれば配置を自由に変更可能であり、構成要素の追加、省略も可能である。上記各実施の形態については、上記の構成そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
(第6の実施の形態)
本実施の形態では、上記第5の実施の形態で説明したクロック発生装置21とその前段の回路とを具備する記録装置について説明する。
図10は、本実施の形態に係る記録装置の一例を示す回路図である。なお、この図10において、クロック発生装置21のTSOP側アドレスバッファ12aとMCP側アドレスバッファ12bの後段の回路については省略している。
本実施の形態に係る記録装置28の記録部28aは、設定値ROMAと設定値ROMBを記録しているとする。
記録装置の種別に、PAGE品とBURST品がある。
本実施の形態に係る記録装置28は、設定値ROMB=1の場合、PAGE品として動作し、設定値ROMB=0の場合、BURST品として動作する。
PAGE品の場合、記録装置28は、ページ読み出しを行うため、クロックを利用しない。PAGE品の場合、記録装置28においてクロックは利用されないため、クロック発生装置21は動作する必要がない。これに対し、BURST品の場合、記録装置28は、クロックを利用する。
記録装置28は、TSOP側設定判断回路29、TSOP側エッジ判断回路30、TSOP側チップイネーブルバッファ31,32、MCP側設定判断回路33、MCP側エッジ判断回路34、MCP側チップイネーブルバッファ35,36、クロック発生装置21を具備する。
TSOP側設定判断回路29は、記録装置28の設定がTSOP品であるとともにBURST品であるかを判断する。
TSOP側エッジ判断回路30は、EDG信号に基づいて、入力されるクロックについてポジエッジとネガエッジのいずれが基準として用いられているか判断する。
TSOP側チップイネーブルバッファ31は、記録装置28の設定がTSOP品であるとともにBURST品であり、入力されるクロックのポジエッジが基準として用いられている場合に、TSOP側アドレスバッファ12aのポジエッジ用アドレスバッファ1aを有効とし、他の場合に、TSOP側アドレスバッファ12aのポジエッジ用アドレスバッファ1aを無効とする。
TSOP側チップイネーブルバッファ32は、記録装置28の設定がTSOP品であるとともにBURST品であり、入力されるクロックのネガエッジが基準として用いられている場合に、TSOP側アドレスバッファ12aのネガエッジ用アドレスバッファ9aを有効とし、他の場合に、TSOP側アドレスバッファ12aのネガエッジ用アドレスバッファ9aを無効とする。
MCP側設定判断回路33は、記録装置28の設定がMCP品であるとともにBURST品であるかを判断する。
MCP側エッジ判断回路34は、上記TSOP側エッジ判断回路30と同様に、EDG信号に基づいて、入力されるクロックについてポジエッジとネガエッジのいずれが基準として用いられているか判断する。
MCP側チップイネーブルバッファ35は、記録装置28の設定がMCP品であるとともにBURST品であり、入力されるクロックのポジエッジが基準として用いられている場合に、MCP側アドレスバッファ12bのポジエッジ用アドレスバッファ1bを有効とし、他の場合に、MCP側アドレスバッファ12bのポジエッジ用アドレスバッファ1bを無効とする。
MCP側チップイネーブルバッファ36は、記録装置28の設定がTSOP品であるとともにBURST品であり、入力されるクロックのネガエッジが基準として用いられている場合に、MCP側アドレスバッファ12bのネガエッジ用アドレスバッファ9bを有効とし、他の場合に、MCP側アドレスバッファ12bのネガエッジ用アドレスバッファ9bを無効とする。
TSOP側設定判断回路29は、インバータ29a、AND回路29b、インバータ29c、OR回路29d、OR回路29eを具備する。
インバータ29aは、NODEB信号を入力し、反転したNODEB信号をAND回路29bの入力側に出力する。
AND回路29bは、反転したNODEB信号とNODEA信号とを入力し、論理積を求め、結果を示す信号をOR回路29eに出力する。
インバータ29cは、設定値ROMAを入力し、反転した設定値ROMをOR回路29dに出力する。
OR回路29dは、反転したROMAと設定値ROMBとを入力し、論理和を求め、結果を示す信号をOR回路29eに出力する。
OR回路29eは、AND回路29bとOR回路29dとから入力した信号の論理和を求め、結果を示す信号を後段のTSOP側エッジ判断回路30に出力する。
TSOP側エッジ判断回路30は、インバータ30aとOR回路30b,30cを具備する。
インバータ30aは、EDG信号を入力し、反転したEDG信号をOR回路30bに出力する。
OR回路30bは、反転したEDG信号とTSOP側設定判断回路29から出力された信号の論理和を求め、結果をTSOP側チップイネーブルバッファ31の入力端子DISABLEに出力する。
OR回路30bは、EDG信号とTSOP側設定判断回路29から出力された信号の論理和を求め、結果をTSOP側チップイネーブルバッファ32の入力端子DISABLEに出力する。
MCP側設定判断回路33は、上記TSOP側設定判断回路29からインバータ29cを除去した構成である。
MCP側エッジ判断回路34は、上記TSOP側エッジ判断回路30と同様の構成であり、MCP側設定判断回路33の後段に備えられ、MCP側チップイネーブルバッファ35,36の前段に備えられている。
以上のような構成を持つ記録装置28の動作について以下に説明する。
TSOP側設定判断回路29は、設定値ROMAを入力すると、TSOP品かMCP品か判断を行う。
設定値ROMA=1の場合、TSOP側設定判断回路29のインバータ29cは、設定値ROMA=1を反転し、設定値ROMA=0とする。OR回路29dは、設定値ROMA=0と設定値ROMBの論理和を求める。
設定値ROMB=0の場合、OR回路29dは0を次段のOR回路29eに出力する。
NODEB信号は、テストモードに使用する信号であり、通常は0に設定されている。非同期である旨を示すNODEA信号が0の場合、記録装置28はBURSTモードとなる。
NODEB信号=0、NODEA信号=0を入力した場合、AND回路29bは0を次段のOR回路29eに出力する。
OR回路29eは、OR回路29dとAND回路29bとから0を入力すると、0をTSOP側エッジ判断回路30の30b,30cに出力する。
TSOP側エッジ判断回路30の入力するEDG信号=1の場合、入力されるクロックのポジエッジが基準として用いられている。逆に、TSOP側エッジ判断回路30の入力するEDG信号が0の場合、入力されるクロックのネガエッジが基準として用いられている。
TSOP側エッジ判断回路30は、EDG信号の設定を判断し、EDG信号=0の
場合、ポジエッジ側のTSOP側チップイネーブルバッファ31を無効(ディスエーブル)にし、ネガエッジ側のTSOP側チップイネーブルバッファ32を有効(イネーブル)にする。
さらに、設定値ROMA=1の場合、MCP側設定判断回路33のOR回路33dは、設定値ROMA=1と設定値ROMBの論理和を求める。
設定値ROMB=0の場合、OR回路33dは1を次段のOR回路33eに出力する。
OR回路33eは、OR回路33dから1を入力すると、1をMCP側エッジ判断回路34の34b,34cに出力する。
MCP側エッジ判断回路34のOR回路34bは、MCP側設定判断回路33のOR回路33eから1を入力すると、ポジエッジ側のMCP側チップイネーブルバッファ35を無効(ディスエーブル)にする。
また、MCP側エッジ判断回路34のOR回路34cは、MCP側設定判断回路33のOR回路33eから1を入力すると、ネガエッジ側のMCP側チップイネーブルバッファ36を無効(ディスエーブル)にする。
この結果、設定値ROMB=0、設定値ROMA=1、EDG信号=0の場合、TSOP側チップイネーブルバッファ31,32とMCP側チップイネーブルバッファ35,36のうち動作するのは、TSOP側チップイネーブルバッファ32のみとなる。
なお、設定値ROMB=0、設定値ROMA=1、EDG信号=1の場合、TSOP側チップイネーブルバッファ31,32とMCP側チップイネーブルバッファ35,36のうち有効となるのはTSOP側チップイネーブルバッファ31のみとなる。
設定値ROMB=0、設定値ROMA=0、EDG信号=0の場合、TSOP側チップイネーブルバッファ31,32とMCP側チップイネーブルバッファ35,36のうち有効となるのはMCP側チップイネーブルバッファ36のみとなる。
設定値ROMB=0、設定値ROMA=0、EDG信号=1の場合、TSOP側チップイネーブルバッファ31,32とMCP側チップイネーブルバッファ35,36のうち有効となるのはMCP側チップイネーブルバッファ35のみとなる。
設定値ROMB=1の場合、TSOP側設定判断回路29からTSOP側エッジ判断回路30のOR回路30b,30cに出力される信号は1となる。この結果、TSOP側チップイネーブルバッファ31、TSOP側チップイネーブルバッファ32は双方とも無効となる。
また、設定値ROMB=1の場合、MCP側設定判断回路33からMCP側エッジ判断回路34のOR回路34b,34cに出力される信号も1となる。この結果、MCP側チップイネーブルバッファ35、MCP側チップイネーブルバッファ36は双方とも無効となる。
この結果、設定値ROMB=1の場合、全てのTSOP側チップイネーブルバッファ31,32とMCP側チップイネーブルバッファ35,36は、無効となり、クロック発生装置21は、TSOP側のクロックパッド13aから入力されるクロックとMCP側のクロックパッド13bから入力されるクロックの双方を入力しない状態となる。
このように、設定値ROMBを切り換えることにより、PAGE品とBURST品の切り換えが可能になる。
以下に、TSOP側チップイネーブルバッファ31,32とMCP側チップイネーブルバッファ35,36とクロック発生装置21の関係について説明する。
ここでは、記録装置28はMCP品であり、入力されるクロックはポジエッジが基準として用いられる場合について説明するが、TSOP品の場合やネガエッジが基準として用いられる場合も同様である。
記録装置28はMCP品であり、入力されるクロックはポジエッジが基準として用いられる場合、設定値ROMA=0、設定値ROMB=0、EDG信号=1となる。
この場合、上述したように、ポジエッジを扱うMCP側のチップイネーブルバッファ35は有効となり、他のチップイネーブルバッファ31,32,36は無効となる。
MCP側チップイネーブルバッファ35は有効であるので、CEB=0のとき、MCP側チップイネーブルバッファ35から出力されるMCP_CEB_P信号=0となり、CEB=1のとき、MCP側チップイネーブルバッファ35から出力されるMCP_CEB_P信号=1となる。
TSOP側チップイネーブルバッファ31は無効であるので、TSOP側チップイネーブルバッファ31から出力されるTSOP_CEB_P信号=1となる。
TSOP側チップイネーブルバッファ32は無効であるので、TSOP側チップイネーブルバッファ32から出力されるTSOP_CE_N信号=0となる。
MCP側チップイネーブルバッファ36は無効であるので、MCP側チップイネーブルバッファ36から出力されるMCP_CE_N信号=0となる。
この結果、TSOP側アドレスバッファ12aのポジエッジ用アドレスバッファ1aの入力端子CEBは、TSOP_CEB_P信号=1を入力し、無効となる。
TSOP側アドレスバッファ12aのネガエッジ用アドレスバッファ9aの入力端子CEは、TSOP_CE_N信号=0を入力し、無効となる。
MCP側アドレスバッファ12bのネガエッジ用アドレスバッファ9bの入力端子CEは、MCP_CE_N信号=0を入力し、無効となる。
クロック発生装置21の構成については、上記図1、図3、図9で詳細に表されている。
入力端子CEBに入力された信号が1のとき、TSOP側アドレスバッファ12aのポジエッジ用アドレスバッファ1aのインバータ7の手前は、LOWに固定される。
入力端子CEに入力された信号が0のとき、TSOP側アドレスバッファ12aのネガエッジ用アドレスバッファ9aのインバータ7の手前は、HIGHに固定される。
この結果、図9のOR回路15に入力される2つの信号は、LOWに初期化される。
なお、ポジエッジ用アドレスバッファ1a又はネガエッジ用アドレスバッファ9aを無効にした場合には、後段のOR回路15にLOWが入力されることが重要である。このため、本実施の形態では、無効にしたポジエッジ用アドレスバッファ1a又はネガエッジ用アドレスバッファ9aからの出力信号をLOWに初期化している。
なぜなら、無効にしたポジエッジ用アドレスバッファ1a又はネガエッジ用アドレスバッファ9aからの出力信号がHIGHであり、後段のOR回路15がHIGHを入力すると、有効な側のポジエッジ用アドレスバッファ1a又はネガエッジ用アドレスバッファ9aからの出力が変化しても、OR回路15からの出力がHIGHで固定され、変化しないためである。
以上説明した本実施の形態に係る記録装置28は、PAGE品としてもBURST品としても利用でき、TSOP品としてもMCP品としても利用できる。
また、記録装置28は、入力したクロックがポジエッジを基準に用いられている場合であってもネガエッジを基準に用いられている場合であっても、入力したクロックに基づいて高速に内部クロックを発生させることができる。この結果、記録装置28の高速化が図られる。
なお、本実施の形態に係る記録装置28において、各構成要素は同様の動作を実現可能であれば配置を自由に変更可能であり、構成要素の追加、省略も可能である。上記各実施の形態については、上記の構成そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
(第7の実施の形態)
本実施の形態では、レベルシフタ3、11からの出力信号をNOR回路が入力し、NOR回路からの出力信号をパルス発生回路17が入力する構成について詳細に説明する。
図11は、本実施の形態に係るクロック発生装置の一例を示す回路図である。
クロック発生装置38は、上記第4の実施の形態で説明した図6と同様であり、上記図6のOR回路15とクロックドインバータ16がNOR回路39に相当する。
クロック発生装置38は、外部クロックであるCLKP信号の立ち上がり、また外部クロックであるCLKN信号の立ち下がりによりCLKパルスを発生する。なお、CLKP信号とCLKN信号とは、共通の入力端子CLKPADから入力されるとしてもよい。
CEB=HIGH及びCE=LOWの時は、初期状態を示す。初期状態において、レベルシフタ3からの出力信号CLKB_Pとレベルシフタ11からの出力信号CLKB_Nとは、双方ともLOWに初期化される。また、初期状態において、NOR回路39からの出力信号であるNOR出力信号は、HIGHに初期化される。
図12は、CLKP信号がLOWの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
初期状態からCEB=LOWに変化すると、CLKB_P=HIGHとなり、NOR出力信号はLOWに変化する。
その後、CLKP信号の立ち上がりエッジにより、CLKB_P=LOWとなり、NOR出力信号はHIGHに変化する。
NOR出力信号の立ち上がりエッジにより、CLK信号は、1ショットのパルスとなる。その後は、同様にCLKP信号の立ち上がりエッジにしたがってCLK信号の1ショットパルスが発生する。
図13は、CLKP信号がHIGHの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
初期状態からCEB=LOWに変化すると、CLKB_P=LOWの状態が維持され、NOR出力信号はHIGHの状態を維持する。
その後、CLKP信号の立ち下がりエッジにより、CLKB_P=HIGHとなり、NOR出力信号はLOWに変化する。
その後、CLKP信号の立ち上がりエッジにより、CLKB_P=LOWとなり、NOR出力信号はHIGHに変化する。
NOR出力信号の立ち上がりエッジにより、CLK信号は、1ショットのパルスとなる。その後は、同様にCLKP信号の立ち上がりエッジにしたがってCLK信号の1ショットパルスが発生する。
図14は、CLKN信号がLOWの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
初期状態からCE=HIGHに変化すると、CLKB_N=LOWの状態が維持され、NOR出力信号はHIGHの状態を維持する。
その後、CLKN信号の立ち上がりエッジにより、CLKB_N=HIGHとなり、NOR出力信号はLOWに変化する。
その後、CLKN信号の立ち下がりエッジにより、CLKB_N=LOWとなり、NOR出力信号はHIGHに変化する。
NOR出力信号の立ち上がりエッジにより、CLK信号は、1ショットのパルスとなる。その後は、同様にCLKN信号の立ち下がりエッジにしたがってCLK信号の1ショットパルスが発生する。
図15は、CLKN信号がHIGHの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
初期状態からCE=HIGHに変化すると、CLKB_N=HIGHとなり、NOR出力信号はLOWに変化する。
その後、CLKN信号の立ち下がりエッジにより、CLKB_N=LOWとなり、NOR出力信号はHIGHに変化する。
NOR出力信号の立ち上がりエッジにより、CLK信号は、1ショットのパルスとなる。その後は、同様にCLKN信号の立ち下がりエッジにしたがってCLK信号の1ショットパルスが発生する。
このように、図12から図15のどの場合においても、CEB信号及びCE信号をイネーブルにした後は、入力端子CLKPADに入力される信号のエッジにしたがって、内部クロックであるCLK信号が発生する。
(第8の実施の形態)
本実施の形態では、上記図11のクロック発生装置38において、NOR回路39の代わりに、NAND回路を用いた場合について説明する。
図16は、レベルシフタ3から出力されるCLKB_P信号とレベルシフタ11から出力されるCLKB_N信号とをNAND回路41で受けるクロック発生装置の一例を示す回路図である。
この図16のクロック発生装置40では、NAND回路41への入力の初期値をHIGHとする必要がある。
このため、図16のクロック発生装置40では、上記図11のクロック発生装置38におけるCEB信号、VDDQ信号、GND信号、CE信号の入力に代えて、それぞれGND信号、CE信号、CEB信号、VDDQ信号が入力される。
クロック発生装置40において、CEB=HIGH及びCE=LOWの時は、初期状態を示す。初期状態において、レベルシフタ3からの出力信号CLKB_Pとレベルシフタ11からの出力信号CLKB_Nとは、双方ともHIGHに初期化される。また、初期状態において、NAND回路41からの出力信号であるNAND出力信号は、LOWに初期化される。
図17は、CLKP信号がLOWの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
初期状態からCE=HIGHに変化すると、CLKB_P=HIGHが維持され、NAND出力信号はLOWの状態を維持する。
その後、CLKP信号の立ち上がりエッジにより、CLKB_P=LOWとなり、NAND出力信号はHIGHに変化する。
NAND出力信号の立ち上がりエッジにより、CLK信号は、1ショットのパルスとなる。その後は、同様にCLKP信号の立ち上がりエッジにしたがってCLK信号の1ショットパルスが発生する。
図18は、CLKP信号がHIGHの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
初期状態からCE=HIGHに変化すると、CLKB_P=LOWとなり、NAND出力信号はHIGHに変化する。
NAND出力信号の立ち上がりエッジにより、CLK信号は、1ショットのパルスとなる。この場合、CLKP信号の立ち上がりエッジではなくCE信号の立ち上がりエッジによりCLK信号の1ショットパルスが発生するため、誤動作の原因となる。
図19は、CLKN信号がLOWの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
初期状態からCEB=LOWに変化すると、CLKB_N=LOWとなり、NAND出力信号はHIGHに変化する。
NAND出力信号の立ち上がりエッジにより、CLK信号は、1ショットのパルスとなる。この場合、CLKN信号の立ち下がりエッジではなくCEB信号の立ち下がりエッジによりCLK信号の1ショットパルスが発生するため、誤動作の原因となる。
図20は、CLKN信号がHIGHの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
初期状態からCEB=LOWに変化すると、CLKB_N=HIGHが維持され、NAND出力信号はLOWの状態を維持する。
その後、CLKN信号の立ち下がりエッジにより、CLKB_N=LOWとなり、NAND出力信号はHIGHに変化する。
NAND出力信号の立ち上がりエッジにより、CLK信号は、1ショットのパルスとなる。その後は、同様にCLKN信号の立ち下がりエッジにしたがってCLK信号の1ショットパルスが発生する。
(第9の実施の形態)
本実施の形態では、上記図11のクロック発生装置38(第7の実施の形態)におけるNOR回路39の代わりにNAND回路を用い、さらに、誤動作しないようにNAND回路の入力側及び出力側にインバータを具備する場合について説明する。
図21は、レベルシフタ3から出力されるCLKB_P信号とレベルシフタ11から出力されるCLKB_N信号とが、インバータ43a,43b経由でNAND回路41に入力され、NAND回路41からの出力信号がインバータ43c経由でパルス発生回路17に出力されるクロック発生装置の一例を示す回路図である。
この図21のクロック発生装置42は、CLKP信号の立ち上がり及びCLKN信号の立ち下がりに基づいて、CLK信号のパルスを発生させる。
上記図11のクロック発生装置38におけるNOR受けを論理的にNAND受けにするために、図21では、NAND回路41の入力側にインバータ43a,43bを備え、NAND回路41の出力側にインバータ43cを備える。
図22は、上記図21のクロック発生装置42において、CLKP信号がLOWの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
図23は、クロック発生装置42において、CLKP信号がHIGHの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
図24は、クロック発生装置42において、CLKN信号がLOWの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
図25は、クロック発生装置42において、CLKN信号がHIGHの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図である。
この図22から図25は、上記図12から図15に相当する。なお、図22から図25では、上記図12から図15のNOR出力信号に代えて、インバータ43cから出力され、パルス発生回路17に入力されるパルス発生回路入力信号を表している。
CEB=HIGH及びCE=LOWの時は、初期状態を示す。初期状態において、レベルシフタ3からの出力信号CLKB_Pとレベルシフタ11からの出力信号CLKB_Nとは、双方ともLOWに初期化される。また、初期状態において、パルス発生回路入力信号は、HIGHに初期化される。
CLKB_P信号とCLKB_N信号との初期状態は、NOR受けの場合に論理をあわせているため、動作自体はNOR受けの場合と同様である。ただし、クロック発生装置42では、上記図11のクロック発生装置38の場合よりもインバータの段数が2段増加する。
本発明は、クロックに基づいて動作する電子機器の分野に有効である。
本発明の第1の実施の形態に係るポジエッジ用アドレスバッファの一例を示す回路図。 同実施の形態に係るポジエッジ用アドレスバッファに具備されるレベルシフタの動作を示すタイミングチャート。 本発明の第2の実施の形態に係るネガエッジ用アドレスバッファの一例を示す回路図。 同実施の形態に係るネガエッジ用アドレスバッファに具備されるレベルシフタの動作を示すタイミングチャート。 本発明の第3の実施の形態に係るアドレスバッファの一例を示すブロック図。 本発明の第4の実施の形態に係るクロック発生装置の一例を示す回路図。 TSOPの記録装置の一例を示す図。 MCPの記録装置の一例を示す図。 本発明の第5の実施の形態に係るクロック発生装置の一例を示す回路図。 本発明の第6の実施の形態に係る記録装置の一例を示す回路図。 本発明の第7の実施の形態に係るクロック発生装置の一例を示す回路図。 同実施の形態において、CLKP信号がLOWの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 同実施の形態において、CLKP信号がHIGHの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 同実施の形態において、CLKN信号がLOWの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 同実施の形態において、CLKN信号がHIGHの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 本発明の第8の実施の形態に係るクロック発生装置の一例を示す回路図。 同実施の形態において、CLKP信号がLOWの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 同実施の形態において、CLKP信号がHIGHの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 同実施の形態において、CLKN信号がLOWの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 同実施の形態において、CLKN信号がHIGHの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 本発明の第9の実施の形態に係るクロック発生装置の一例を示す回路図。 同実施の形態において、CLKP信号がLOWの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 同実施の形態において、CLKP信号がHIGHの時にCEB信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 同実施の形態において、CLKN信号がLOWの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 同実施の形態において、CLKN信号がHIGHの時にCE信号をイネーブルにした場合の波形の一例を示す図。 従来の切換回路の一例を示す回路図。
符号の説明
1,1a,1b…ポジエッジ用アドレスバッファ、2,10…提供部、3,11…レベルシフタ、5,6,22,23…回路、9,9a,9b…ネガエッジ用アドレスバッファ、12…アドレスバッファ、13…クロックパッド、14,21,38,40,42…クロック発生装置、17,17a,17b…パルス発生回路、12a…TSOP側アドレスバッファ、12b…MCP側アドレスバッファ,29…TSOP側設定判断回路、30…TSOP側エッジ判断回路、31、32…TSOP側チップイネーブルバッファ、33…MCP側設定判断回路、34…MCP側エッジ判断回路、35,36…MCP側チップイネーブルバッファ

Claims (6)

  1. クロックのレベルを変換する場合に、前記クロックのポジエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作が、前記クロックのネガエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作よりも速いレベルシフタと、
    前記クロックのポジエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、前記レベルシフタに前記クロックを提供する手段と
    を具備し、
    前記提供手段は、
    ソースが第1の電源端子と接続され、ゲートが前記クロックのポジエッジを用いる旨を示すLOW信号又はネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号を入力する第1のPMOSと、
    ソースが前記第1のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第2のPMOSと、
    ドレインが前記第2のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第1のNMOSと、
    ドレインが前記第1のNMOSのソースと接続され、ゲートがHIGH信号を入力し、ソースが第1の基準電源端子と接続される第2のNMOSと、
    ソースが第2の電源端子と接続され、ゲートがHIGH信号を入力し、ドレインが前記第2のPMOSのドレインと接続される第3のPMOSと、
    ドレインが前記第3のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックのポジエッジを用いる旨を示すLOW信号又はネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号を入力し、ソースが第2の基準電源端子と接続される第3のNMOSと、
    入力側が前記第3のPMOSのドレインと接続される第1のインバータと
    を具備し、
    前記レベルシフタは、
    ソースが第3の電源端子と接続され、ゲートが出力端子と接続される第4のPMOSと、
    ソースが第4の電源端子と接続され、ドレインが前記出力端子と接続される第5のPMOSと、
    ドレインが前記第4のPMOSのドレイン及び前記第5のPMOSのゲートと接続され、ソースが第3の基準電源端子と接続される第4のNMOSと、
    ドレインが前記第4のPMOSのゲートと前記第5のPMOSのドレインと前記出力端子と接続され、ゲートが前記第1のインバータの出力側と接続され、ソースが第4の基準電源端子と接続される第5のNMOSと、
    入力側が前記第1のインバータの出力側と接続され、出力側が前記第4のNMOSのゲートと接続される第2のインバータと
    を具備する
    ことを特徴とするクロック変換装置。
  2. クロックのレベルを変換する場合に、前記クロックのネガエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作が、前記クロックのポジエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作よりも速いレベルシフタと、
    前記クロックのネガエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、前記レベルシフタに前記クロックを提供する手段と
    を具備し、
    前記提供手段は、
    ソースが第1の電源端子と接続され、ゲートがLOW信号を入力する第1のPMOSと、
    ソースが前記第1のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第2のPMOSと、
    ドレインが前記第2のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第1のNMOSと、
    ドレインが前記第1のNMOSのソースと接続され、ゲートが前記クロックのネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号又はポジエッジを用いる旨を示すLOW信号を入力し、ソースが第1の基準電源端子と接続される第2のNMOSと、
    ソースが第2の電源端子と接続され、ゲートが前記クロックのネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号又はポジエッジを用いる旨を示すLOW信号を入力し、ドレインが前記第2のPMOSのドレインと接続される第3のPMOSと、
    ドレインが前記第3のPMOSのドレインと接続され、ゲートがLOW信号を入力し、ソースが第2の基準電源端子と接続される第3のNMOSと、
    入力側が前記第3のPMOSのドレインと接続される第1のインバータと
    を具備し、
    前記レベルシフタは、
    ソースが第3の電源端子と接続され、ゲートが出力端子と接続される第4のPMOSと、
    ソースが第4の電源端子と接続され、ドレインが前記出力端子と接続される第5のPMOSと、
    ドレインが前記第4のPMOSのドレイン及び前記第5のPMOSのゲートと接続され、ゲートが前記第1のインバータの出力側と接続され、ソースが第3の基準電源端子と接続される第4のNMOSと、
    ドレインが前記第4のPMOSのゲートと前記第5のPMOSのドレインと前記出力端子と接続され、ソースが第4の基準電源端子と接続される第5のNMOSと、
    入力側が前記第1のインバータの出力側と接続され、出力側が前記第5のNMOSのゲートと接続される第2のインバータと
    を具備する
    ことを特徴とするクロック変換装置。
  3. クロックのレベルを変換する場合に、前記クロックのポジエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作が、前記クロックのネガエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作よりも速い第1のレベルシフタと、
    前記クロックのポジエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、前記第1のレベルシフタに前記クロックを提供する第1提供手段と、
    前記クロックのレベルを変換する場合に、前記クロックのネガエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作が、前記クロックのポジエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作よりも速い第2のレベルシフタと、
    前記クロックのネガエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、前記第2のレベルシフタに前記クロックを提供する第2提供手段と、
    前記第1提供手段に前記クロックのポジエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、前記第1のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力し、前記第2提供手段に前記クロックのネガエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、前記第2のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力する手段と、
    第1の入力側が前記第1のレベルシフタの出力側と接続され、第2の入力側が前記第2のレベルシフタの出力側と接続され、出力側が前記出力手段の入力側と接続されるNOR回路と
    を具備し、
    前記第1提供手段は、
    ソースが第1の電源端子と接続され、ゲートが前記クロックのポジエッジを用いる旨を示すLOW信号又はネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号を入力する第1のPMOSと、
    ソースが前記第1のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第2のPMOSと、
    ドレインが前記第2のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第1のNMOSと、
    ドレインが前記第1のNMOSのソースと接続され、ゲートがHIGH信号を入力し、ソースが第1の基準電源端子と接続される第2のNMOSと、
    ソースが第2の電源端子と接続され、ゲートがHIGH信号を入力し、ドレインが前記第2のPMOSのドレインと接続される第3のPMOSと、
    ドレインが前記第3のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックのポジエッジを用いる旨を示すLOW信号又はネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号を入力し、ソースが第2の基準電源端子と接続される第3のNMOSと、
    入力側が前記第3のPMOSのドレインと接続される第1のインバータと
    を具備し、
    前記第1のレベルシフタは、
    ソースが第3の電源端子と接続され、ゲートが出力端子と接続される第4のPMOSと、
    ソースが第4の電源端子と接続され、ドレインが前記出力端子と接続される第5のPMOSと、
    ドレインが前記第4のPMOSのドレイン及び前記第5のPMOSのゲートと接続され、ソースが第3の基準電源端子と接続される第4のNMOSと、
    ドレインが前記第4のPMOSのゲートと前記第5のPMOSのドレインと前記出力端子と接続され、ゲートが前記第1のインバータの出力側と接続され、ソースが第4の基準電源端子と接続される第5のNMOSと、
    入力側が前記第1のインバータの出力側と接続され、出力側が前記第4のNMOSのゲートと接続される第2のインバータと
    を具備し、
    前記第2提供手段は、
    ソースが第5の電源端子と接続され、ゲートがLOW信号を入力する第6のPMOSと、
    ソースが前記第6のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第7のPMOSと、
    ドレインが前記第7のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第6のNMOSと、
    ドレインが前記第6のNMOSのソースと接続され、ゲートが前記クロックのネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号又はポジエッジを用いる旨を示すLOW信号を入力し、ソースが第5の基準電源端子と接続される第7のNMOSと、
    ソースが第6の電源端子と接続され、ゲートが前記クロックのネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号又はポジエッジを用いる旨を示すLOW信号を入力し、ドレインが前記第7のPMOSのドレインと接続される第8のPMOSと、
    ドレインが前記第8のPMOSのドレインと接続され、ゲートがLOW信号を入力し、ソースが第6の基準電源端子と接続される第8のNMOSと、
    入力側が前記第8のPMOSのドレインと接続される第3のインバータと
    を具備し、
    前記第2のレベルシフタは、
    ソースが第7の電源端子と接続され、ゲートが出力端子と接続される第9のPMOSと、
    ソースが第8の電源端子と接続され、ドレインが前記出力端子と接続される第10のPMOSと、
    ドレインが前記第9のPMOSのドレイン及び前記第10のPMOSのゲートと接続され、ゲートが前記第3のインバータの出力側と接続され、ソースが第7の基準電源端子と接続される第9のNMOSと、
    ドレインが前記第9のPMOSのゲートと前記第10のPMOSのドレインと前記出力端子と接続され、ソースが第8の基準電源端子と接続される第10のNMOSと、
    入力側が前記第3のインバータの出力側と接続され、出力側が前記第10のNMOSのゲートと接続される第4のインバータと
    を具備する
    ことを特徴とするクロック発生装置
  4. 請求項3記載のクロック発生装置において、
    前記第1のレベルシフタからの出力の初期値はLOWであり、
    前記第2のレベルシフタからの出力の初期値はLOWであり、
    前記NOR回路からの出力の初期値はHIGHである
    ことを特徴とするクロック発生装置。
  5. クロックのレベルを変換する場合に、前記クロックのポジエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作が、前記クロックのネガエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作よりも速い第1のレベルシフタと、
    前記クロックのポジエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、前記第1のレベルシフタに前記クロックを提供する第1提供手段と、
    前記クロックのレベルを変換する場合に、前記クロックのネガエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作が、前記クロックのポジエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作よりも速い第2のレベルシフタと、
    前記クロックのネガエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、前記第2のレベルシフタに前記クロックを提供する第2提供手段と、
    前記第1提供手段に前記クロックのポジエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、前記第1のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力し、前記第2提供手段に前記クロックのネガエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、前記第2のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力する手段と
    を具備し、
    前記第1提供手段は、
    ソースが第1の電源端子と接続され、ゲートが前記クロックのポジエッジを用いる旨を示すLOW信号又はネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号を入力する第1のPMOSと、
    ソースが前記第1のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第2のPMOSと、
    ドレインが前記第2のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第1のNMOSと、
    ドレインが前記第1のNMOSのソースと接続され、ゲートがHIGH信号を入力し、ソースが第1の基準電源端子と接続される第2のNMOSと、
    ソースが第2の電源端子と接続され、ゲートがHIGH信号を入力し、ドレインが前記第2のPMOSのドレインと接続される第3のPMOSと、
    ドレインが前記第3のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックのポジエッジを用いる旨を示すLOW信号又はネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号を入力し、ソースが第2の基準電源端子と接続される第3のNMOSと、
    入力側が前記第3のPMOSのドレインと接続される第1のインバータと
    を具備し、
    前記第1のレベルシフタは、
    ソースが第3の電源端子と接続され、ゲートが出力端子と接続される第4のPMOSと、
    ソースが第4の電源端子と接続され、ドレインが前記出力端子と接続される第5のPMOSと、
    ドレインが前記第4のPMOSのドレイン及び前記第5のPMOSのゲートと接続され、ソースが第3の基準電源端子と接続される第4のNMOSと、
    ドレインが前記第4のPMOSのゲートと前記第5のPMOSのドレインと前記出力端子と接続され、ゲートが前記第1のインバータの出力側と接続され、ソースが第4の基準電源端子と接続される第5のNMOSと、
    入力側が前記第1のインバータの出力側と接続され、出力側が前記第4のNMOSのゲートと接続される第2のインバータと
    を具備し、
    前記第2提供手段は、
    ソースが第5の電源端子と接続され、ゲートがLOW信号を入力する第6のPMOSと、
    ソースが前記第6のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第7のPMOSと、
    ドレインが前記第7のPMOSのドレインと接続され、ゲートが前記クロックを入力する第6のNMOSと、
    ドレインが前記第6のNMOSのソースと接続され、ゲートが前記クロックのネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号又はポジエッジを用いる旨を示すLOW信号を入力し、ソースが第5の基準電源端子と接続される第7のNMOSと、
    ソースが第6の電源端子と接続され、ゲートが前記クロックのネガエッジを用いる旨を示すHIGH信号又はポジエッジを用いる旨を示すLOW信号を入力し、ドレインが前記第7のPMOSのドレインと接続される第8のPMOSと、
    ドレインが前記第8のPMOSのドレインと接続され、ゲートがLOW信号を入力し、ソースが第6の基準電源端子と接続される第8のNMOSと、
    入力側が前記第8のPMOSのドレインと接続される第3のインバータと
    を具備し、
    前記第2のレベルシフタは、
    ソースが第7の電源端子と接続され、ゲートが出力端子と接続される第9のPMOSと、
    ソースが第8の電源端子と接続され、ドレインが前記出力端子と接続される第10のPMOSと、
    ドレインが前記第9のPMOSのドレイン及び前記第10のPMOSのゲートと接続され、ゲートが前記第3のインバータの出力側と接続され、ソースが第7の基準電源端子と接続される第9のNMOSと、
    ドレインが前記第9のPMOSのゲートと前記第10のPMOSのドレインと前記出力端子と接続され、ソースが第8の基準電源端子と接続される第10のNMOSと、
    入力側が前記第3のインバータの出力側と接続され、出力側が前記第10のNMOSのゲートと接続される第4のインバータと
    を具備し、
    入力側が前記第1のレベルシフタと接続されている第5のインバータと、
    入力側が前記第2のレベルシフタと接続されている第6のインバータと、
    第1の入力側が前記第5のインバータの出力側と接続され、第2の入力側が前記第6のインバータの出力側と接続されるNAND回路と、
    入力側が前記NAND回路と接続され、出力側が前記出力手段の入力側と接続される第7のインバータと
    をさらに具備することを特徴とするクロック発生装置。
  6. クロックのレベルを変換する場合に、前記クロックのポジエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作が、前記クロックのネガエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作よりも速い第1のレベルシフタと、
    前記クロックのポジエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、前記第1のレベルシフタに前記クロックを提供する第1提供手段と、
    前記クロックのレベルを変換する場合に、前記クロックのネガエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作が、前記クロックのポジエッジに応じた前記クロックのレベル変換動作よりも速い第2のレベルシフタと、
    前記クロックのネガエッジを用いる旨の信号を入力した場合に、前記第2のレベルシフタに前記クロックを提供する第2提供手段と、
    前記第1提供手段に前記クロックのポジエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、前記第1のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力し、前記第2提供手段に前記クロックのネガエッジを用いる旨の信号が入力された場合に、前記第2のレベルシフタによってレベルの変換されたクロックに基づいて内部クロックを出力する手段と
    を具備し、
    入力した設定信号が所定の設定を示す場合に、前記第1のレベルシフタと前記第2のレベルシフタとのうちいずれかによってレベルの変換されたクロックを、前記出力手段に提供する手段を具備したことを特徴とするクロック発生装置。
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