JP4363772B2 - ビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザー溶接等に用いられるビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、図7に示すように、ワークW1とワークW2とをYAG溶接により突合せ溶接する場合に、YAGレーザーのビーム径が0.6〜0.8mm程度と極めて細いため、ロボットでのティーチングミスや、あるいは溶接線ずれが僅かでも生じると、溶接不良を起こすという問題がある。また、ワークW1とワークW2との間の隙間Gの幅が狭く限定されるとともに、隙間Gの寸法誤差の精度管理を厳しくする必要があるという問題がある。
【0003】
この問題に対処するため、図8に示すように、加工点(突合せ部)でビームを回転させることによりビーム幅を拡大して加工を行うビームウィービング加工が行われている。
このビームを回転させるビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッドとしては、従来、例えば、図9に示すものが知られている。
このレーザー加工ヘッド1は、ロボット2にショックセンサー3を介して連結されたブラケット4に取り付けられており、レーザー加工ヘッド1の上部には、光ファイバ5が挿入され、該光ファイバ5の出射部5Aの直下には、外周部にギヤ6を有する円筒状のギヤホルダ7がベアリング8により回転可能に取り付けられている。ギヤホルダ7のギヤ6には、サーボモータ9の出力軸に固定された駆動ギヤ10が歯合されている。ギヤホルダ7内には、オプチカルフラット11がレーザービームLBの光軸12に対して所定角度傾斜されて固定されている。
【0004】
このレーザー加工ヘッド1においては、光ファイバ5の出射部5Aから出射されたレーザービームLBがオプチカルフラット11によってレーザービームLBの光軸12から微小距離δだけ偏心した位置に集光される。したがって、サーボモータ9を駆動してオプチカルフラット11が固定されているギヤホルダ7を回転させると、レーザービームLBはレーザービームLBの光軸12を中心に半径r=δの円運動をする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッド1にあっては、オプチカルフラット11を回転させないで加工を行う場合に、レーザービームLBがオプチカルフラット11によってレーザービームLBの光軸12から微小距離δだけ偏心した位置に集光されるので、狙ったポイントにビーム中心がこないため、ビード幅の狭い製品加工には不都合であり、またプログラミングによる加工中での切換えには補正が必要となるため、使い勝手が悪いという問題がある。
【0006】
この問題に対処するため、特開2000−158170号公報には、シリンダの側面にラックを形成し、このラックに歯合するピニオンをモータにより回転駆動することにより、シリンダを直線移動させて、シリンダをレーザー加工ヘッドに対して出入り可能とし、該シリンダの両端部に、異なる角度に設定されたガラス板(オプチカルフラット)を有する2つの筐体(ギヤホルダ)を取り付けるとともに、シリンダの中間部は筐体が配置されていない空間としたものが提案されている。
このレーザー加工ヘッドにおいては、シリンダを移動させてギヤホルダ(筐体)の位置を移動させることにより、ギヤホルダ内のオプチカルフラット(ガラス板)をレーザービームが通過するビームウィービング加工位置と、ギヤホルダ(筐体)が設置されていないシリンダの中間部をレーザービームが通過し、ビームウィービングを行わない通常の加工位置とに切り替え可能とされている。
【0007】
しかしながら、このレーザー加工ヘッドにおいては、シリンダを移動させるためのモータ、すなわちピニオンを回転させるためのモータが別個に必要となるため、重量が重くなるとともに、設置スペースを必要とするため大型化するという問題がある。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、ギヤホルダが、レーザービームが通過するビームウィービング加工位置と、該ビームウィービング加工位置から離間され、レーザービームが通過しない通常加工位置とに移動可能とされているレーザー加工ヘッドにおいて、この切り替えを容易に行うことができるとともに、この切り替え装置の簡素化を図ることができるビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載のビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッドは、内部にオプチカルフラットを有するとともに、外周部にギヤを有するギヤホルダと、該ギヤホルダの前記ギヤに歯合される駆動ギヤと、該駆動ギヤを回転させるモータとを含むビームウィービング装置を備え、前記ギヤホルダが、レーザービームの通過するビームウィービング加工位置と、該ビームウィービング加工位置から離間され、レーザービームの通過しない通常加工位置とに移動可能とされているレーザー加工ヘッドであって、
前記ギヤホルダの前記ギヤが歯合されるとともに、前記ギヤホルダを前記ビームウィービング加工位置と前記通常加工位置とに案内可能に延在するガイドギヤが設けられ、
該ガイドギヤと前記駆動ギヤとの間に前記ギヤホルダの前記ギヤが挟まれ、前記駆動ギヤの正回転および逆回転により、前記ギヤホルダが前記ガイドギヤに案内されて前記ビームウィービング加工位置および前記通常加工位置にそれぞれ移動可能とされ、
前記ギヤホルダが前記ビームウィービング加工位置にあるときに、前記ガイドギヤを前記ギヤホルダから離間させるガイドギヤ離間手段が設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項1の発明においては、ビームウィービングを行わない通常の加工を行う場合には、モータを逆回転させて駆動ギヤを逆回転させる。これにより、ギヤホルダが駆動ギヤおよびガイドギヤに挟まれた状態で回転し、ガイドギヤに案内されて通常加工位置に移動する。この状態で溶接等の加工を行うと、レーザービームがギヤホルダ内のオプチカルフラットを通過しないので、レーザービームがレーザービームの光軸から偏心せずに集光され、通常の加工を行うことができる。
【0011】
他方、ビームウィービングを行うビームウィービング加工を行う場合には、モータを正回転させて駆動ギヤを正回転させる。これにより、ギヤホルダが駆動ギヤおよびガイドギヤに挟まれた状態で回転し、ガイドギヤに案内されてビームウィービング加工位置に移動する。その後、ガイドギヤ離間手段により、ガイドギヤをギヤホルダから離間させてギヤホルダのギヤから外す。この状態で、モータの回転によってギヤホルダを回転させつつ溶接等の加工を行うと、ギヤホルダ内のオプチカルフラットを通過するレーザービームがビームウィービングし、ビームウィービング加工を行うことができる。
【0012】
請求項1の発明においては、モータの正回転および逆回転により、ギヤホルダをビームウィービング加工位置および通常加工位置に移動させることができるので、切り替えを容易に行うことができるとともに、切り替え装置の簡素化を図ることができる。また、ビームウィービングに用いるモータをギヤホルダの位置移動に用いているので、モータを別個に設ける必要がないため、設置スペースを省くことができるとともに、重量の軽減を図ることができる。
【0013】
ここで、駆動ギヤは、モータの出力軸に設置して直接回転するようにしてもよいし、ギヤあるいはベルト、チェーン等を介してモータの回転を間接的に伝達するようにしてもよい。また、ガイドギヤ離間手段は、ガイドギヤをギヤホルダから離間させ、ガイドギヤをギヤホルダのギヤから外す手段であれば良く、例えば、エアシリンダ、油圧シリンダあるいは電動シリンダ等のアクチュエーターのほか、回転式のアクチュエーターであっても良い。
【0014】
請求項2に記載のビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッドは、請求項1において、前記ギヤホルダが前記ビームウィービング加工位置および前記通常加工位置に移動したことを検知するセンサが設けられていることを特徴とする。
【0015】
請求項2の発明においては、モータを逆回転させてギヤホルダを通常加工位置に移動させると、そのギヤホルダをセンサが検知する。したがって、この検知信号に基づいて、モータの回転を停止することができる。
また、モータを正回転させてギヤホルダをビームウィービング加工位置に移動させると、そのギヤホルダをセンサが検知する。したがって、この検知信号に基づいて、ガイドギヤ離間手段により、ガイドギヤをギヤホルダから離間させてギヤホルダのギヤから外すことができる。
【0016】
請求項3に記載のビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッドは、請求項1において、前記ギヤホルダが前記ビームウィービング加工位置にあるときに、前記ギヤホルダを位置固定する位置固定手段が設けられていることを特徴とする。
【0017】
請求項3の発明においては、ギヤホルダが回転するビームウィービング加工時に、ギヤホルダがビームウィービング加工位置から不用意に動くことを防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、各図において、図9と同一構成要素には同一符号を付してその説明を簡略化する。
図1乃至図3は、本発明の実施の形態に係るビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッドを示す図であって、図1は一部を切り欠いて示す正面図、図2は側面図、図3は図2のA−A線矢視図である。
このレーザー加工ヘッド20は、筒状の加工ヘッド本体21と、この加工ヘッド本体21の内部に先端側に向かって順に配設されたギヤホルダケース22と、コリメートレンズ23と、集光レンズ24と、加工ヘッド本体21の先端部に設けられたレーザーノズル25とを備えている。加工ヘッド本体21は、ロボット2にショックセンサー3を介して連結されたブラケット4に取り付けられており、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向の三軸方向に移動可能となっている。加工ヘッド本体21の上部には、光ファイバ5が挿入され、該光ファイバ5の出射部5Aの直下に、ギヤホルダケース22が設置されている。
【0019】
ギヤホルダケース22内には、円筒状のギヤホルダ7が配設されている。このギヤホルダ7は、図4に示すように、外周部にギヤ6が形成され、また内部にガラス板からなるオプチカルフラット(傾斜ウインド)11がレーザービームLBの光軸12に対して角度θ(光軸12と直交する平面に対する角度)傾斜されて取り付けられている。オプチカルフラット11は、上下の2つの円筒状の支持部材26A,26Bに挟持され、これらの支持部材26A,26Bがギヤホルダ7の内部に固定されている。ギヤホルダ7のギヤ6には、図1に示すように、サーボモータ(モータ)9の出力軸に固定された駆動ギヤ10が歯合されている。
【0020】
ギヤホルダケース22には、図5に示すように、サーボモータ9の駆動ギヤ10の反対側においてギヤホルダ7のギヤ6に歯合されるガイドギヤ30が設置されている。このガイドギヤ30は、ギヤホルダ7を、レーザービームLBのギヤホルダ7内のオプチカルフラット11を通過するビームウィービング加工位置と、該ビームウィービング加工位置から離間され、オプチカルフラット11をレーザービームLBが通過しない通常加工位置とに案内(ガイド)できるように、駆動ギヤ10を中心とする円弧状に延びている。ギヤホルダ7は、該ギヤホルダ7のギヤ6がガイドギヤ30と駆動ギヤ10との間に挟まれ、駆動ギヤ10の正回転および逆回転により、ギヤホルダ7がガイドギヤ30に案内されてビームウィービング加工位置および通常加工位置にそれぞれ移動するようになっている。
【0021】
また、ギヤホルダケース22の上下面にはそれぞれ、エアシリンダ(ガイドギヤ離間手段)31が設置されており、その伸縮ロッド31aの先端部は、ガイドギヤ30の通常加工位置側端部に連結されている。ガイドギヤ30の中央部は、ギヤホルダケース22に固定されたピン32に回動自在に取り付けられており、エアシリンダ31の伸縮ロッド31aを縮めることによって、ピン32を中心に回動して、ギヤホルダ7から離間し、ガイドギヤ7のギヤ6から外れるようになっている。
【0022】
また、ギヤホルダケース22の通常加工位置側の側端部には、ギヤホルダ7が通常加工位置に移動したことを検知する位置検出用の近接スイッチ(センサ)35が設置されている。また、ギヤホルダケース22のビームウィービング加工位置側の側端部には、ギヤホルダ7が通ビームウィービング加工位置に移動したことを検知する位置検出用の近接スイッチ(センサ)36が設置されている。
【0023】
また、ギヤホルダケース22の上面には、エアシリンダ(ショットピンシリンダ)37が設置されており、このエアシリンダ37のショットピン(伸縮ロッド)37aがギヤホルダケース22の開口部からギヤホルダケース22の内部に突出(伸張)して(図6参照)、ビームウィービング加工位置でギヤホルダ7が回転したときや、ロボット2がレーザー加工ヘッド20を傾斜させたときなどに、ギヤホルダ7が不用意に動かないように、ギヤホルダ7の側端部を押さえて、ギヤホルダ7をビームウィービング位置に位置固定するようになっている。
【0024】
このように構成されたレーザー加工ヘッド20においては、ビームウィービングを行わない通常の加工を行う場合には、図5(a)に示すように、サーボモータ9を逆回転させて駆動ギヤ10を逆回転させる。このようにすると、ギヤホルダ7が駆動ギヤ10およびガイドギヤ30に挟まれた状態で回転し、ガイドギヤ30に案内されて通常加工位置に移動する。ギヤホルダ7を通常加工位置に移動すると、これを近接スイッチ35が検知し、この検知信号に基づいて、サーボモータ9の回転が停止される。この状態で溶接等の加工を行うと、レーザービームがギヤホルダ7内のオプチカルフラット11を通過しないので、レーザービームがレーザービームの光軸から偏心せずに集光され、通常の加工を行うことができる。
【0025】
一方、ビームウィービングを行うビームウィービング加工を行う場合には、図5(b)に示すように、サーボモータ9を正回転させて駆動ギヤ10を正回転させる。このようにすると、ギヤホルダ7が駆動ギヤ10およびガイドギヤ30に挟まれた状態で回転し、ガイドギヤ30に案内されてビームウィービング加工位置に移動する。ギヤホルダ7がビームウィービング加工位置に移動すると、これを近接スイッチ36が検知し、この検知信号に基づいて、エアシリンダ31が作動してその伸縮ロッド31aが縮まり、ガイドギヤ30がピン32を中心に回動して、ギヤホルダ7から離間し、ガイドギヤ7のギヤ6から外れる。また、上記近接スイッチ36からの検知信号に基づいて、エアシリンダ37が作動してそのショットピン37aがギヤホルダケース22の開口部からギヤホルダケース22の内部に突出し、ギヤホルダ7が回転したときなどに、ギヤホルダ7が不用意に動かないように、ギヤホルダ7の側端部を押さえる。この状態で、サーボモータ97の回転によってギヤホルダ7を回転させつつ溶接等の加工を行うと、ギヤホルダ内のオプチカルフラット11を通過するレーザービームがビームウィービングし、ビームウィービング加工を行うことができる。
【0026】
このレーザー加工ヘッド20にあっては、サーボモータ9の正回転および逆回転により、ギヤホルダ7をビームウィービング加工位置および通常加工位置に移動させることができるため、切り替えを容易に行うことができ、また切り替え装置を簡素化することができる。さらに、ギヤホルダ7の回転用サーボモータ9をギヤホルダ7の位置移動に兼用しているため、ギヤホルダ7の位置移動用にモータを別個に設ける必要がないので、設置スペースを省くことができるとともに、重量を軽減することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ギヤホルダが、レーザービームが通過するビームウィービング加工位置と、該ビームウィービング加工位置から離間され、レーザービームが通過しない通常加工位置とに移動可能とされているレーザー加工ヘッドにおいて、この切り替えを容易に行うことができるとともに、この切り替え装置の簡素化を図ることができるビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッドを示す図であって、一部を切り欠いて示す正面図である。
【図2】同、側面図である。
【図3】図2のA−A線矢視図である。
【図4】ギヤホルダを示す縦断面図である。
【図5】図1のB−B線矢視図であって、(a)はギヤホルダが通常加工位置に移動した状態を示す図、(b)はギヤホルダがビームウィービング位置に移動した状態を示す図、(c)はギヤホルダがビームウィービング位置で回転している状態を示す図である。
【図6】図3のC矢視図である。
【図7】従来の突合せ溶接方法を説明するために図である。
【図8】ビームウィービング加工を説明するための図である。
【図9】従来のビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッドを示す図であって、一部を切り欠いて示す正面図である。
【符号の説明】
5 光ファイバ
5A 光ファイバの出射部
7 ギヤホルダ
9 サーボモータ(モータ)
10 駆動ギヤ
11 オプチカルフラット
LB レーザービーム
12 レーザービームの光軸
20 レーザー加工ヘッド
21 加工ヘッド本体
22 ギヤホルダケース
23 コリメートレンズ
24 集光レンズ
25 レーザーノズル
30 ガイドギヤ
31 エアシリンダ(ガイドギヤ離間手段)
31a 伸縮ロッド
32 ピン
35 近接スイッチ(センサ)
36 近接スイッチ(センサ)
37 エアシリンダ
37a ショットピン
Claims (3)
- 内部にオプチカルフラットを有するとともに、外周部にギヤを有するギヤホルダと、該ギヤホルダの前記ギヤに歯合される駆動ギヤと、該駆動ギヤを回転させるモータとを含むビームウィービング装置を備え、前記ギヤホルダが、レーザービームの通過するビームウィービング加工位置と、該ビームウィービング加工位置から離間され、レーザービームの通過しない通常加工位置とに移動可能とされているレーザー加工ヘッドであって、
前記ギヤホルダの前記ギヤが歯合されるとともに、前記ギヤホルダを前記ビームウィービング加工位置と前記通常加工位置とに案内可能に延在するガイドギヤが設けられ、
該ガイドギヤと前記駆動ギヤとの間に前記ギヤホルダの前記ギヤが挟まれ、前記駆動ギヤの正回転および逆回転により、前記ギヤホルダが前記ガイドギヤに案内されて前記ビームウィービング加工位置および前記通常加工位置にそれぞれ移動可能とされ、
前記ギヤホルダが前記ビームウィービング加工位置にあるときに、前記ガイドギヤを前記ギヤホルダから離間させるガイドギヤ離間手段が設けられていることを特徴とするビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッド。 - 前記ギヤホルダが前記ビームウィービング加工位置および前記通常加工位置に移動したことを検知するセンサが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッド。
- 前記ギヤホルダが前記ビームウィービング加工位置にあるときに、前記ギヤホルダを位置固定する位置固定手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のビームウィービング装置を備えたレーザー加工ヘッド。
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