JP4363673B2 - 棒状化粧料の成形装置及びその成形方法 - Google Patents

棒状化粧料の成形装置及びその成形方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棒状化粧料の成形装置及び棒状化粧料の成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、棒状化粧料の成形及び収納ケースへの装着は、図7に示すように、左型51及び右型52からなり棒状化粧料の成形部53を所定数有する成形型50を使用し、図8の工程図に示すように、まず化粧剤の溶解を行い、溶解した化粧剤を前記成形部53に充填し冷却させる。
【0003】
次に、前記成形部53において成形され冷却状態となった棒状化粧料の成形品を作業者が一個ずつ取り出し、表面が結露している成形品を一夜ストックして結露を除去し常温に戻した後、作業者が一個ずつ収納ケースに差し込む。
【0004】
そして、作業者の収納ケースへの収納作業により生じた成形品表面の傷等をガスバーナー等の熱源から熱を加えつつフレーミングして消滅させ、製品とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の棒状化粧料の成形工程及び収納ケースへの装着工程を採用した場合においては、特に棒状化粧料の成形品を作業者が一個ずつ取り出す工程や、作業者が棒状化粧料の成形品を一個ずつ収納ケースに差し込む工程について熟練を要し、成形品の不良率が高く、品質保持、生産コストの点で看過できない課題が残存していた。
【0006】
また、上述した従来の棒状化粧料の成形工程を採用した場合、前記成形部53が左型51及び右型52により形成されるものであるため、成形品に左型51及び右型52の合わせ目54のライン(パーティングライン)が残存し、外観体裁を損ねるという課題、作業者が成形品を一個ずつ収納ケースにことによる衛生面の課題が残存していた。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、格別の熟練を不要とし、且つ、パーティングラインが残存しない品質の優れた成形品を少ない工程で得ることができ、生産コストの低減を図れる棒状化粧料の成形装置及び成形方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、棒状化粧料の成形において用いる棒状化粧料の成形型と棒状化粧料のケース装着装置とを具備する棒状化粧料の成形装置であって、前記棒状化粧料の成形型は、棒状化粧料の形状に対応した形状の成形部をその一部が突出する状態で列設した製品部金型と、この製品部金型に前記成形部の突出部分が嵌入可能な前記棒状化粧料の原料を充填する前記各成形部に対する充填孔を列設した充填用金型と、前記製品部金型の各成形部と前記充填用金型の各充填孔とを位置決めする前記製品部金型の隅部を貫通させたリニアベアリング及びこのリニアベアリングに挿入される位置決めピンを用いた位置決め機構部とを有し、この位置決め機構部により前記製品部金型と充填用金型との位置決めを行いつつ前記各充填孔に棒状化粧料の原料を充填して前記製品部金型の成形部により棒状化粧料を成形可能とした構成であることを特徴とし、前記捧状化粧料のケース装着装置は、位置決め用のリニアベアリングを備えるとともに、成形された棒状化粧料を収納した列設状態の各成形部の一部を各々下方に突出させた状態の製品部金型から、前記成形された各棒状化粧料を抜き取りケースに各々装着するようにした構成のものであって、位置決め用のガイド部材を立設した基台と、この基台上に配置されるとともに、棒状化粧料の装着用の所要数のケースを前記製品部金型の各成形部の各棒状化粧料の配列に対応する列設状態で、且つ、着脱可能に備えるケースホルダーを載置し、前記ガイド部材の長さ方向にガイド可能なケース基台と、このケース基台上において前記位置決め用のガイド部材により昇降可能にガイドされる状態に配置されるとともに前記製品部金型の各成形部の配列に対応する列設状態の各ケースの上端を位置決めする上端位置決め孔を備えたガイド治具と、前記ガイド治具及び前記リニアベアリングを備える製品部金型を前記ガイド部材に沿って昇降駆動する駆動部とを有する構成であることを特徴とし、前記各特徴構成をもって棒状化粧料を成形するようにした棒状化粧料の成形装置である。
【0009】
請求項2記載の発明は、成形された各棒状化粧料を抜き取りケースに各々装着する棒状化粧料のケース装着方法を具備する棒状化粧料の成形方法であって、前記棒状化粧料の成形方法は、棒状化粧料の形状に対応した形状の成形部をその一部が突出する状態で列設した製品部金型と、前記棒状化粧料の原料を充填する前記各成形部に対する充填孔を列設した充填用金型とを、前記各成形部と各充填孔とを位置決めする前記製品部金型の隅部を貫通させたリニアベアリング及びこのリニアベアリングに挿入される位置決めピンを用いた位置決め機構部を用いて重合する工程と、重合された充填用金型の各充填孔に原料を充填し、前記製品部金型の成形部により棒状化粧料を成形する工程とを含むことを特徴とし、前記棒状化粧料のケース装着方法は、前記位置決め機構部における位置決め用のリニアベアリングを備えるとともに、成形された棒状化粧料を収納した列設状態の各成形部の一部を各々下方に突出させた状態の製品部金型から、前記成形された各棒状化粧料を抜き取りケースに各々装着するようにしたもので、棒状化粧料の装着用の所要数のケースを前記製品部金型の各成形部の各棒状化粧料の配列に対応する列設状態で、且つ、着脱可能に備えるケースホルダーを載置し、前記ガイド部材の長さ方向にガイド可能なケース基台を位置決め用のガイド部材を立設した基台上に配置する工程と、前記製品部金型の各成形部の配列に対応する列設状態の各ケースの上端を位置決めする上端位置決め孔を備えたガイド治具を前記ガイド部材に挿入する工程と、前記基台から立設した位置決め用のガイド部材に前記製品部金型に設けたリニアベアリングを挿入し前記各成形部を前記上端位置決め孔に対峙する工程と、駆動部により前記ガイド治具及び製品部金型を下降させて前記各ケースのガイド治具の上端位置決め孔に対する位置決めを行うとともに、前記製品部金型の各成形部を前記各ケースに挿入して棒状化粧料の前記各ケースに対する装着を行う工程と、駆動部により前記製品部金型及びガイド治具を上昇させて前記各棒状化粧料から各成形部を抜き取る工程とを含むことを特徴とし、前記各特徴工程をもって棒状化粧料を成形するようにした棒状化粧料の成形方法である。
【0010】
上述した構成からなる請求項1及び2記載の発明によれば、格別の熟練を不要とし、且つ、パーティングラインが残存せず品質の優れた成形品を少ない工程で得ることができ、生産コストの低減を図ることができ、また、格別の熟練がなくても成形された棒状化粧料の各ケースに対する装着を不良品の発生が極めて低い状態で行うことができ、棒状化粧料がケースに装着された製品を生産性良く得ることができる棒状化粧料の成形装置と成形方法を提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
図1は本発明の実施例に係る成形装置の棒状化粧料の成形型の斜視図であり、図2は本発明の実施例に係る成形装置の棒状化粧料の成形型の分解斜視図である。
【0013】
この棒状化粧料の成形型は、図2に分解して示すように、棒状化粧料の形状に対応した形状で上部に開口を有する一体構成の成形部2をその一部が上方に突出する状態で、且つ、一定のピッチpで列設した略直方体状の製品部金型1と、この製品部金型1に重合されるとともに前記棒状化粧料の原料を充填する前記各成形部2に対する充填孔4を一定のピッチpで列設した略直方体状の充填用金型3と、これら製品部金型1、充填用金型3の位置決めを行う位置決め機構部5とを有している。
【0014】
この位置決め機構部5は、前記製品部金型1の両隅部を貫通する状態に配置した一対のリニアベアリング6と、前記充填用金型3の両隅部から前記一対のリニアベアリング6に対応する配置で下方に突出させた一対の位置決めピン7とにより構成されている。
【0015】
前記成形部2のピッチpは、例えば直径で2mm以上程度とし、このピッチpの設定により製品部金型1の外形寸法L及び棒状化粧料の取り数が定まるものである。
【0016】
この成形型を使用して棒状化粧料を成形するには、前記成形部2をその一部が上方に突出する状態で、且つ、一定のピッチpで列設した略直方体状の製品部金型1に対して、前記充填用金型3を、一対の位置決めピン7が一対のリニアベアリング6に対応するように配置して、一対の位置決めピン7を一対のリニアベアリング6に各々挿入し、製品部金型1の上に充填用金型3を重合する。
【0017】
この状態で、化粧剤の溶解を行い、溶解した化粧剤を前記充填用金型3の各充填孔4に充填し冷却させる。
【0018】
これにより、前記各成形部2をもって各々棒状化粧料が成形される。
【0019】
このような棒状化粧料の成形型を使用する成形方法によれば、リニアベアリング6及びこのリニアベアリング6に挿入される位置決めピン7を用いた位置決め機構部5により製品部金型1と充填用金型3とを正確に位置決めしつつ一体構成の成形部2により各棒状化粧料を成形でき、格別の熟練を不要とし、且つ、パーティングラインが残存せず品質の優れた美しい成形品を少ない工程で得ることができ、生産コストの低減を図ることができる。
【0020】
次に、上述のようにして製品部金型1の各成形部2により得られる棒状化粧料の成形におけるケース装着方法について、図3乃至図5を参照して説明する。
【0021】
図3に示す棒状化粧料のケース装着方法は、位置決め用で丸棒状のガイド部材12を垂直方向に立設した平坦な基台11と、この基台11上にガイド部材12が貫通する状態で配置されるとともに、棒状化粧料の装着用の所要数の円筒状のケース13を前記製品部金型1の各成形部2の各棒状化粧料の配列に対応する列設状態で、且つ、着脱可能に備える図4に示すケースホルダー14を載置するケース基台15と、このケース基台15上において前記位置決め用のガイド部材12により昇降可能にガイドされる状態に配置されるとともに、図3に示すように、成形された棒状化粧料を収納した列設状態の各成形部2の一部が各々下方に突出した状態で前記ガイド部材12の上方に配置される前記製品部金型1の各成形部2の配列に対応する列設状態の各ケース13の上端を位置決めする上端位置決め孔16を備えた略直方体状のガイド治具17と、このガイド治具17を前記ガイド部材12に沿って昇降駆動する駆動部25とを具備している。
【0022】
前記ケース基台15は、その両端部中央に配置したケース基台ガイド体19により前記ガイド部材12の長さ方向にガイド可能になっている。
【0023】
前記駆動部25は、前記ガイド治具17に上端部が連結され、シリンダーロッド21により前記ガイド治具17をガイド部材12によりガイドさせつつ昇降させるエアーシリンダ20と、このエアーシリンダ20によるシリンダーロッド21の駆動方向を上昇方向又は下降方向に切り替える切り替え弁22とを具備している。
【0024】
なお、図3においては、前記製品部金型1、ケース13、ケースホルダー14、ケース基台15、ガイド治具17の略右半分を各々切欠した状態で示している。
【0025】
図5は、前記ガイド治具17の上端位置決め孔16と、ケース13との位置決め(センタリング)状態を示すものであり、ケース13の上端小径部13aが僅かに上端位置決め孔16から上方に突出するように、この上端位置決め孔16は上端が他の部分より小径の段付き孔となっている。また、上端位置決め孔16の下側にはケース13が挿入しやすいようにテーパー部16aを設けている。
【0026】
前記ケース13としては、抜け防止リブの大きいものを使用することが好適である。
【0027】
なお、図3中の符号18は前記基台11の下面に設けた脚である。
【0028】
次に、上述した構成のケース装着方法を使用した装着方法について説明する。
【0029】
前記ケースホルダー14に各ケース13を列設し、このケースホルダー14を前記ケース基台15上に載せる。
【0030】
次に、前記切り替え弁22を操作し、エアーシリンダ20を駆動して、前記ガイド治具17を下降させ、前記ガイド治具17の各上端位置決め孔16と前記各ケース13との位置決めを行う。即ち、ケース13の上端小径部13aが僅かに上端位置決め孔16から上方に突出するように位置決めを行う。
【0031】
このようにすることで、ケース13の周囲におけるバリの発生を無くすことができる。
【0032】
次に、製品部金型1を図3に示すように、成形された棒状化粧料を収納した列設状態の各成形部2の一部を各々下方に突出させた状態、即ち、図2に示す状態とは上下反転した状態とし、リニアベアリング6を前記ガイド部材12に挿入し、手又は前記駆動部25を構成するエアーシリンダ20にて前記ガイド部材12によりガイドさせつつ製品部金型1を下降させて各成形部2を各ケース13に押しつけ、更に各成形部2を各ケース13に装着(差込)する。
【0033】
次に、前記切り替え弁22を操作し、エアーシリンダ20を駆動して、前記ガイド治具17、製品部金型1を上昇させて前記各棒状化粧料から各成形部2を抜き取る。
【0034】
これにより、各ケース13は各々棒状化粧料が多数個同時に方向性を以て装着された状態となる。
【0035】
この後、前記ケースホルダー14を取り出し、棒状化粧料が装着された各ケース13を取り外して製品の検査を行う。
【0036】
図6は、本実施の形態の全体の製造工程の概要を示すものであり、上述したように、化粧剤の溶解を行い、前記充填用金型3に化粧剤を充填し冷却することにより、棒状化粧料を成形でき、次に、前記ケース装着方法による各ケース13に対する棒状化粧料の多数個(例えば10乃至10数個)同時差し込みを行い、必要であればフレーミングをおこなって製品とするものである。
【0037】
以上詳述した本実施の形態によれば、格別の熟練がなくても小人数で効率良く成形された棒状化粧料の各ケース13に対する装着を不良品の発生が極めて低い状態で行うことができ、棒状化粧料がケース13に方向性を揃えて装着された製品を生産性良く得ることができる。
【0038】
また、上述したケース装着方法は、簡略な構成であるため安価に製造でき、高価なケース装着のための方法、装置を使用する必要がなくなる。
【0039】
更に、従来の化粧剤の溶解設備、充填冷却の設備を利用して上述した工程を実施でき、この点からも設備コストの低減を図ることができる。
【0040】
更に、上述した本実施の形態の製造工程によれば、棒状化粧料の表面に結露が障子ことがなく、直ちにフレーミング工程を実行でき、製造工程の時間を削減でき生産性の向上を図ることができる。
【0041】
更に、上述した本実施の形態の製造工程によれば、作業者が直接棒状化粧料に接触することが無く製品を得ることができ、極めて衛生的である。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、格別の熟練を不要とし、且つ、パーティングラインが残存せず品質の優れた成形品を少ない工程で得ることができ、生産コストの低減を図ることができ、また、格別の熟練がなくても成形された棒状化粧料の各ケースに対する装着を不良品の発生が極めて低い状態で行うことができ、棒状化粧料がケースに装着された製品を生産性良く得ることができる棒状化粧料の成形装置と成形方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の棒状化粧料の成形型の斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態の棒状化粧料の成形型の分解斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態の棒状化粧料のケース装着方法を示す概略斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態における一部切欠したケースの列設状態を示す説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態におけるケースと成形部との位置決め状態を示す部分断面図である。
【図6】 本実施の形態の全体の製造工程の概要を示す工程図である。
【図7】 従来の棒状化粧料の成形型の斜視図である。
【図8】 従来の棒状化粧料の全体の製造工程の概要を示す工程図である。
【符号の説明】
1 製品部金型
2 成形部
3 充填用金型
4 充填孔
5 位置決め機構部
6 リニアベアリング
7 位置決めピン
11 基台
12 ガイド部材
13 ケース
14 ケースホルダー
15 ケース基台
16 上端位置決め孔
17 ガイド収具
20 エアーシリンダ
21 シリンダーロッド
22 切り替え弁
25 駆動部

Claims (2)

  1. 棒状化粧料の成形において用いる棒状化粧料の成形型と棒状化粧料のケース装着装置とを具備する棒状化粧料の成形装置であって、
    前記棒状化粧料の成形型は、
    棒状化粧料の形状に対応した形状の成形部をその一部が突出する状態で列設した製品部金型と、この製品部金型に前記成形部の突出部分が嵌入可能な前記棒状化粧料の原料を充填する前記各成形部に対する充填孔を列設した充填用金型と、前記製品部金型の各成形部と前記充填用金型の各充填孔とを位置決めする前記製品部金型の隅部を貫通させたリニアベアリング及びこのリニアベアリングに挿入される位置決めピンを用いた位置決め機構部とを有し、
    この位置決め機構部により前記製品部金型と充填用金型との位置決めを行いつつ前記各充填孔に棒状化粧料の原料を充填して前記製品部金型の成形部により棒状化粧料を成形可能とした構成であることを特徴とし、
    前記捧状化粧料のケース装着装置は、
    位置決め用のリニアベアリングを備えるとともに、成形された棒状化粧料を収納した列設状態の各成形部の一部を各々下方に突出させた状態の製品部金型から、前記成形された各棒状化粧料を抜き取りケースに各々装着するようにした構成のものであって、
    位置決め用のガイド部材を立設した基台と、
    この基台上に配置されるとともに、棒状化粧料の装着用の所要数のケースを前記製品部金型の各成形部の各棒状化粧料の配列に対応する列設状態で、且つ、着脱可能に備えるケースホルダーを載置し、前記ガイド部材の長さ方向にガイド可能なケース基台と、
    このケース基台上において前記位置決め用のガイド部材により昇降可能にガイドされる状態に配置されるとともに前記製品部金型の各成形部の配列に対応する列設状態の各ケースの上端を位置決めする上端位置決め孔を備えたガイド治具と、
    前記ガイド治具及び前記リニアベアリングを備える製品部金型を前記ガイド部材に沿って昇降駆動する駆動部とを有する構成であることを特徴とし、
    前記各特徴構成をもって棒状化粧料を成形するようにした棒状化粧料の成形装置。
  2. 成形された各棒状化粧料を抜き取りケースに各々装着する棒状化粧料のケース装着方法を具備する棒状化粧料の成形方法であって、
    前記棒状化粧料の成形方法は、
    棒状化粧料の形状に対応した形状の成形部をその一部が突出する状態で列設した製品部金型と、前記棒状化粧料の原料を充填する前記各成形部に対する充填孔を列設した充填用金型とを、前記各成形部と各充填孔とを位置決めする前記製品部金型の隅部を貫通させたリニアベアリング及びこのリニアベアリングに挿入される位置決めピンを用いた位置決め機構部を用いて重合する工程と、
    重合された充填用金型の各充填孔に原料を充填し、前記製品部金型の成形部により棒状化粧料を成形する工程とを含むことを特徴とし、
    前記棒状化粧料のケース装着方法は、
    前記位置決め機構部における位置決め用のリニアベアリングを備えるとともに、成形された棒状化粧料を収納した列設状態の各成形部の一部を各々下方に突出させた状態の製品部金型から、前記成形された各棒状化粧料を抜き取りケースに各々装着するようにしたもので、
    棒状化粧料の装着用の所要数のケースを前記製品部金型の各成形部の各棒状化粧料の配列に対応する列設状態で、且つ、着脱可能に備えるケースホルダーを載置し、前記ガイド部材の長さ方向にガイド可能なケース基台を位置決め用のガイド部材を立設した基台上に配置する工程と、
    前記製品部金型の各成形部の配列に対応する列設状態の各ケースの上端を位置決めする上端位置決め孔を備えたガイド治具を前記ガイド部材に挿入する工程と、
    前記基台から立設した位置決め用のガイド部材に前記製品部金型に設けたリニアベアリングを挿入し前記各成形部を前記上端位置決め孔に対峙する工程と、
    駆動部により前記ガイド治具及び製品部金型を下降させて前記各ケースのガイド治具の上端位置決め孔に対する位置決めを行うとともに、前記製品部金型の各成形部を前記各ケースに挿入して棒状化粧料の前記各ケースに対する装着を行う工程と、
    駆動部により前記製品部金型及びガイド治具を上昇させて前記各棒状化粧料から各成形部を抜き取る工程とを含むことを特徴とし、
    前記各特徴工程をもって棒状化粧料を成形するようにした棒状化粧料の成形方法。
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