JP4363545B2 - 法面植生装置の肥料帯設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば盛土法面に設置した植生装置に配置される肥料帯の設置構造に関するものである。
従来、例えば傾斜をなす法面については、そのままの状態ではなかなか植物等が生育しにくいものであった。そして、その殆どが岩等が露出したままの景観で、非常に殺風景なものであった。
このため、近年では、このような傾斜法面に各種の樹木や草木等を植栽し、植物の「緑」によって美しい景観を形成すると共に、法面の崩落防止手段とすることが要望されてきている。
しかしながら、傾斜法面は、植栽のための手段をとることが困難なのが実情である。
何故なら、この種の傾斜法面は、高所に存在していたり、山間部のような車や機械が入りにくい箇所に存在していることもあって、傾斜法面上でたえず人が作業を行うことが困難だからである。
また、多くの傾斜法面では、硬岩、軟岩あるいは硬質土等によって成り立っていることが多くそのため乾燥が激しく、仮に植栽を施したとしても早期にそれが枯死してしまうことがあった。
従来では、まず土留柵や吹付による法枠を形成しておき、この柵や枠内に植物の植生基盤材となる客土材を詰め、これに植栽を行うか、あるいは柵等の内側部分に植生基盤材を詰めた土のうを載せて、この土のうの表面側を切り開いて植栽用の穴を開け、これに植栽を行うといった方法が採用されていた。
ところが、これらの柵や枠を傾斜法面に形成することは、困難な作業であるため、これらの施工方法は、災害が発生する可能性が高いといった限られた箇所にしか適用しないものであった。
また、仮に施工されたとしても、柵や枠内の客土表面、あるいは切り開かれたままの土のうの植生基盤材表面は、外部に露出したままの状態におかれているため、客土や植生基盤材が非常に乾燥し易く、しかも雨水によって流される可能性があった。
さらに従来、傾斜法面上に、苗木を植え付けた薄い植生マットを釘やアンカー等で固定する、といった方法が採用されているが、植生マットは、対象である法面が傾斜がありまた凹凸の激しい場合があることから、法面に対する密着性が比較的悪く、苗木等の生育が不良となることが多かった。
さらに、従来より法面植生工法は多数提案されているものの、竹材により肥料帯を形成し、該肥料帯を植生ネット上に配置するとの提案は全く開示されてはいなかった。
特開2003−105766号公報
かくして、本発明は上記従来の課題に対処すべく創案されたものであって、例えば硬岩、軟岩あるいは硬質土等からなる硬質で傾斜のある法面に対する植栽を、安全で施工性に優れ、しかも効果的に各種肥料を施すことの出来る法面植生装置の肥料帯設置構造を提供することを目的とするものである。
本発明による法面植生装置の肥料帯設置構造は、法面に植生ネットを貼付し、貼付した植生ネット上に植生基材を吹き付けて形成した法面植生装置において、
竹材を一定の長さに切断して複数本用意し、
前記切断した竹材の外周面所定箇所に、径が略20ミリメートル程度の肥料挿入用透孔を複数個竹材長手方向に穿設し、かつ該肥料挿入用透孔に対向する反対箇所には前記肥料挿入用透孔より小径をなす肥料流出用小穴を複数個穿設してなり、
前記肥料挿入用透孔からは各種の肥料を節で区分けされた各内部スペースに収納すると共に、前記肥料挿入用透孔の開口を通水性を有するシートからなる塞ぎ部材で蓋をして肥料帯となし、
前記肥料帯を複数本用意し、前記法面上に上部から下方に向けて階段状に前記肥料挿入用透孔を上方に向け、前記肥料流出用小穴植生ネット側に向け、前記肥料挿入用透孔を集水孔とし、前記塞ぎ部材に雨水を吸収して集水する機能をもたせて配置した、
ことを特徴とし、
または、
前記節で区分けされた竹材の各内部スペースには、法面の植栽目的に応じた速効性肥料、緩効性肥料あるいは遅効性肥料が収納された、
ことを特徴とし、
または、
前記節で区分けされた竹材の各内部スペースには、速効性肥料、緩効性肥料あるいは遅効性肥料の各肥料についてそれぞれ混ぜ合わせて法面の植栽目的に応じた混ぜ合わせ肥料とし、該混ぜ合わせ肥料が収納されている、
ことを特徴とするものである。
本発明による法面植生装置の肥料帯設置構造であれば、例えば硬岩、軟岩あるいは硬質土等からなる硬質で傾斜のある法面に対する植栽肥料対策であったとしても、安全で施工性に優れ、しかも効果的に各種肥料を施すことが出来て法面植生をスムーズに行えるとの優れた効果を奏する。
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
ところで、いわゆる孟宗竹に代表される竹林の拡大繁殖が近年話題となっている。特に静岡県においては竹林面積が1988年には3,860haだったものが2000年には5,180haとなり拡大の一途を辿っている。
竹林はかって竹の子や竹材を生産するために維持、管理されてきたが、プラスチック部材の登場により竹材の利用は激減した。
近年、竹の子も安価な中国産が大量に入荷するようになり、日本での生産も減少している。その結果、竹林が放置され、周辺の森林や農地にまでその勢力が拡大してきている。
(竹林拡大の仕組み)
いわゆる孟宗竹は毎年、地下茎を伸ばして竹の子を出す。この竹の子はわずか3ケ月ほどで10mから20mの竹に成長する。
そして竹林内の地上に生育する植物は日が当らず、生育空間がなくなって枯れてしまう。
ここで、竹林は竹の子や竹材の生産に利用されている間は、毎年刈り取られるため本数が調整されるが、放置されれば人も入り込めないほどの薮状態となり、しかも竹林の外に地下茎を伸ばして広がってゆく。
ある研究によれば竹林の拡大速度は年間約2〜3mで、場所によっては年間6mを超えるスピードで広がっているところもみられる。
特に静岡県には、茶畑やみかん畑として耕作された柔らかく養分のある土地が多いため、いわゆる孟宗竹の地下茎が侵入しやすく、これらの場所では竹林拡大のスピードがより早まるおそれがあると言われている。
(放置竹林の問題点)
竹林は過去雑木林や田畑と一体となって美しい里山の景観をつくってきたが、竹林だけが拡大し一面が竹林になってしまい景観が見るも無残な姿になってしまった。竹林は背を高くして密生するため、竹林の中では光や空間が不足し、他の植物が育たない。そのためそこに生息する動物の数も減ってしまう。
杉、桧の人工林に孟宗竹が侵入するとその勢いに負けて杉、桧は枯れてしまう。果樹園や茶畑、野菜畑にも地下茎が伸びて、放っておくと竹林に変ってしまう。
そして、孟宗竹は最大50cmまでの深さでしか根を張らないため、他の樹木に比べて比較的地盤の強度を保持しにくく、ひとたび降雨災害等にあった場合土砂崩壊を起こす可能性が大きいものとなる。
(竹材の利用)
よって、放置竹林がこのまま拡大すると里山の崩壊に繋がるばかりでなく、動植物の生態系に大きな影響を与え、災害による被害が広範囲に広がる恐れがあることから、竹材の有効利用が急務となっている。
一部に、竹細工や竹炭焼きを行い、楽しみながら里山の保全に取り組む団体もあるが、竹林の拡大に追いついていけないのが現状である。
また、竹林のほとんどが私有地であり地主の意識改革がなければその整備はほとんど困難である。
竹材の価値が上がり労働の対価が得られれば、地主は必ず竹林の整備を行なう。
さらに、竹材の利用を考えるうえで最も大事なことは大量に使用できる方法を考えることである。また、竹材の一部だけでなく一本全て使い切る使い方が望ましく、その太さに応じた利用方法を考えることも大切である。
本発明では、胴部が比較的大径をなす孟宗竹等の竹材を使用する。図から理解されるように胴部が大径をなし、直線状のものを選択して所定の長さに切断する。
この切断した竹材1の外周面所定箇所には竹材1の長手方向に向かって延出する肥料挿入用透孔2・・・が複数穿設されている。
該肥料挿入用透孔2の径の大きさは略20ミリメートル程度とするのが好ましい(図3参照)。
次に図4に示すように前記穿設された肥料挿入用透孔2の反対側箇所には前記肥料挿入用透孔2の径より小さい径の肥料流出用小穴3・・・が複数個穿設されている。
しかして、竹材1の節4で区分けされた内部スペース5には、前記肥料挿入用透孔2から速効性肥料、緩効性肥料あるいは遅効性肥料等の各肥料6が挿入される。
ここで、各区分けされた内部スペース5には、法面を植裁する目的に応じて、速効性肥料、緩効性肥料あるいは遅効性肥料等の各肥料6をそれぞれ分けて収納しても構わないし、前記速効性肥料、緩効性肥料あるいは遅効性肥料等の各肥料6をそれぞれ混ぜてしまい、その混ぜ合わした肥料6を各内部スペース5に収納しても構わないものである。
しかして、各肥料6を収納した後、肥料挿入用透孔2を不織布等の布や紙等通水性の良好な塞ぎ部材7で塞ぎ、内部の肥料6が外に飛び出さないようにしてあると共に、設置したときに雨水等の水が容易に内部スペース5に流入しやすいように構成してある。
この様に肥料6を詰め、所定の長さに切断された竹材1・・・は肥料帯8としてあらかじめ製作され、ストックされる。
そしてこれら複数本の肥料帯8が法面まで運搬されて設置されるものとなる。
図1は本発明による傾斜した法面10を示し、その表面には植生ネット11が貼付され、該植生ネット11上には複数の植裁用種子が混入された植生基材12が吹き付けられて法面の植生装置が構成されている。
この様に構成された法面の植生装置上に本発明による肥料帯8を設置する。
その設置は図1から理解されるように、上方から下方に向かって略水平方向に1本の肥料帯8を配置させる。しかしてその配置には複数本の竹串で形成された係止具13を植生装置上に打ち込み、この複数本の係止具13に肥料帯8を係止させればよい(図2参照)。
この際、肥料挿入用透孔2をなるべく上方位置に向けて設置するのが好ましい。なぜならこの肥料挿入用透孔が雨水等水の集水孔となるからである。そして、通水性の高い塞ぎ部材7は周りの雨水等を吸収して集水する機能を果たすことになる。
そして、水分を含んだ肥料6は下側に位置する肥料流出用小穴3により徐々に植生装置上に流出することになる。
そして、長い年月がたち、法面が充分に植生されたときには、竹材で形成された肥料帯8及び竹串で形成された複数本の係止具13は朽ち果てて土に戻っている。
よって、本発明の肥料帯設置構造は地球環境にも充分に配慮していると言うことが出来る。
法面に限らず、肥料をスムーズに植生箇所に送出して植生する全ての箇所に適用できる。
本発明の概略構成を説明する平面図である。
本発明の概略構成を説明する一部破断した概略構成説明図である。
本発明による竹材を使用した肥料帯の構成を説明する構成説明図(その1)である。
本発明による竹材を使用した肥料帯の構成を説明する構成説明図(その2)である。
符号の説明
1 竹材
2 肥料挿入用透孔
3 肥料流出用小穴
4 節
5 内部スペース
6 肥料
7 塞ぎ部材
8 肥料帯
10 法面
11 植生ネット
12 植生基材
13 係止具

Claims (3)

  1. 法面に植生ネットを貼付し、貼付した植生ネット上に植生基材を吹き付けて形成した法面植生装置において、
    竹材を一定の長さに切断して複数本用意し、
    前記切断した竹材の外周面所定箇所に、径が略20ミリメートル程度の肥料挿入用透孔を複数個竹材長手方向に穿設し、かつ該肥料挿入用透孔に対向する反対箇所には前記肥料挿入用透孔より小径をなす肥料流出用小穴を複数個穿設してなり、
    前記肥料挿入用透孔からは各種の肥料を節で区分けされた各内部スペースに収納すると共に、前記肥料挿入用透孔の開口を通水性を有するシートからなる塞ぎ部材で蓋をして肥料帯となし、
    前記肥料帯を複数本用意し、前記法面上に上部から下方に向けて階段状に前記肥料挿入用透孔を上方に向け、前記肥料流出用小穴植生ネット側に向け、前記肥料挿入用透孔を集水孔とし、前記塞ぎ部材に雨水を吸収して集水する機能をもたせて配置した、
    ことを特徴とする法面植生装置の肥料帯設置構造。
  2. 前記節で区分けされた竹材の各内部スペースには、法面の植栽目的に応じた速効性肥料、緩効性肥料あるいは遅効性肥料が収納された、
    ことを特徴とする請求項1記載の法面植生装置の肥料帯設置構造。
  3. 前記節で区分けされた竹材の各内部スペースには、速効性肥料、緩効性肥料あるいは遅効性肥料の各肥料についてそれぞれ混ぜ合わせて法面の植栽目的に応じた混ぜ合わせ肥料とし、該混ぜ合わせ肥料が収納されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の法面植生装置の肥料帯設置構造。
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