JP4363168B2 - 酸化チタン焼結体およびその製造方法 - Google Patents

酸化チタン焼結体およびその製造方法 Download PDF

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本発明は、反射防止膜などの光学薄膜に用いられる高屈折率薄膜を、スパッタリング法で作製する際のターゲットに使用される酸化チタン焼結体およびその製造方法に関する。
酸化チタン薄膜は、高い屈折率と高い可視光透過率とを有し、また、耐湿性および耐薬品性にも優れているため、反射防止膜をはじめとする各種光学薄膜や、光学特性を利用した保護膜に、広く利用されている。
ところで、酸化チタン薄膜の製造方法としては、スパッタリング法が良く用いられている。スパッタリング法は、蒸気圧の低い材料の成膜の際や、精密な膜厚制御を必要とする成膜の際に有効な手法であり、高い生産性で、大面積の成膜が実現できることから、工業的に広範に利用されている。
スパッタリング法は、一般に、約10Pa以下のガス圧のもとで、基板を陽極とし、薄膜の原料であるスパッタリングターゲットを陰極として、これらの間にグロー放電を起こしてアルゴンプラズマを発生させ、プラズマ中のアルゴン陽イオンを、陰極のスパッタリングターゲットに衝突させ、衝突によってはじきとばされるターゲット成分の粒子を、前記基板上に堆積させて、薄膜を形成するものである。
従来、酸化チタン薄膜を得る場合、スパッタリングターゲットに、酸化チタンではなく、チタン金属を用い、酸素導入下でスパッタリングを行う、反応スパッタリング法が一般に用いられている。その理由は、酸化チタンからなるスパッタリングターゲットは導電性がなく、DCマグネトロンスパッタリングを行うことができないとされていたためである。しかし、反応スパッタリング法では、対アルゴン比で10%以上の酸素ガスを導入する必要がある。導入する酸素ガス量が多い場合、成膜速度が極端に遅くなるので、反応スパッタリング法では、量産性に欠けるという問題があった。
この問題を解決する方法として、特開平7−233469号公報に記載されているように、二酸化チタン粉末を非酸化雰囲気中でホットプレスすることにより、該粉末から雰囲気へ酸素を移動させて、酸素欠陥を有する構造として、比抵抗が10Ωcm以下の導電性を有する酸化チタンを得て、これを利用する方法が提案されている。
しかし、比抵抗を10Ωcm以下とするためには、酸素欠陥量をかなり大きくする必要がある。このように酸素欠損量の大きなターゲットを用いてDCマグネトロンスパッタリングを行う場合、酸素欠損を補い化学量論組成にするため、アルゴンに対して5%以上の酸素ガスを導入しないと良質の酸化チタン薄膜を得ることができない。酸素ガスを5%以上導入する場合の成膜速度は、酸素を導入しない場合と比較して、1/2〜1/5程度まで低下してしまう。このように、DCマグネトロンスパッタリング法により、従来の酸化チタン焼結体から良質の酸化チタン薄膜を得ようとすると、成膜速度が遅く、生産性が悪いという問題があった。
特開平7−233469号公報
本発明は、DCマグネトロンスパッタリング法で成膜ができ、かつ、良質の酸化チタン薄膜を得るために必要な酸素導入量を、成膜速度が低下しない3%以下にすることができるスパッタリングターゲット用酸化チタン焼結体およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明のスパッタリングターゲット用酸化チタン焼結体は、酸化チタンからなり、密度が4.1g/cm3以上、比抵抗が30Ωcm以上、1000Ωcm以下であることを特徴とする。
前記比抵抗は500Ωcm以下であることが好ましく、さらに、50Ωcm以上であることが好ましい。
本発明のスパッタリングターゲット用酸化チタン焼結体は、平均粒径が5.0μm以下の酸化チタン粉末を、800℃以上、1000℃以下の温度で、ホットプレスにより加圧成形することにより得られる。該ホットプレスは、133Pa(1Torr)以下の雰囲気中、および、9.8MPa(100kg/cm2)以上の圧力で、行うことが好ましい。
本発明によれば、金属チタンを使用した反応スパッタリング法に比べ、5倍以上の速い成膜速度で、安定したDCマグネトロンスパッタリング法で成膜が可能な導電性スパッタリングターゲットを提供することが可能となった。
酸化チタン焼結体をスパッタリングターゲットに用いてDCマグネトロンスパッタリング法で成膜を行う場合、酸化チタン焼結体は導電性を示すことが必要である。一方、安定したスパッタリングを行うには、スパッタ中に蓄積される電荷を放出しやすくするため、酸化チタン焼結体の比抵抗は低い方がよい。
酸化チタンターゲットを用いてDCマグネトロンスパッタリングを実施するために酸化チタン焼結体に高い導電率を付与する場合、酸化チタン焼結体の酸素欠損量を大きくする必要がある。しかし、スパッタリングにより最終的に得られる薄膜は酸化チタンであるから、酸素欠損量の大きい酸化チタン焼結体をスパッタリングターゲットに用いる場合、スパッタリングにおけるガス中の酸素量を5%以上、導入する必要が生じる。しかし、酸化チタン焼結体の場合、導入するガス中に3%を超える酸素が含まれると、成膜速度が1/2〜1/5程度まで低下する。そのため、DCマグネトロンスパッタリングが実施できる限界に近い値までで、酸化チタン焼結体の比抵抗を高くする必要がある。また、DCマグネトロンスパッタリング法で、安定して成膜が継続可能な酸化チタン焼結体の比抵抗値は、スパッタリング装置にも依存するため、比抵抗値として特定される範囲には、若干の余裕を考慮すべきである
本発明者等により、様々な条件で作製された酸化チタン焼結体を用いて検討を行った結果、同じ酸素欠損量においては、高密度の酸化チタン焼結体の方が、比抵抗は低いとの知見を得た。これによれば、スパッタリングに必要な導電率を付与するための酸素欠損量を得ると共に、高密度化により比抵抗を下げてスパッタリングの安定化を図ることができる。
すなわち、酸化チタン焼結体の密度は4.1g/cm3以上と高密度であることが重要であり、酸化チタン焼結体の比抵抗は1000Ωcm以下であることが必須条件であることが明らかになった。酸化チタン焼結体の密度は4.1g/cm3以上とするのは、少量の酸素欠損量においても安定してDCスパッタリングを行うためであり、この値未満では、DCスパッタ可能な比抵抗を得るためには酸素欠損量を大きくしなくてはならず不十分である。また、酸化チタン焼結体の比抵抗は1000Ωcm以下とするのは、DCスパッタリングを安定して維持させるためであり、この値を超えると、DCスパッタリング中にアーク放電が発生し不安定となる。
なお、スパッタリング時におけるアークの発生を可能な限り抑え、より安定な成膜をなすためには、酸化チタン焼結体の比抵抗を500Ωcm以下とすることが好ましい。
一方、成膜時の酸素導入量を3%以下に抑え、良質な酸化チタン薄膜を得るためには、酸化チタン焼結体の比抵抗を低下させすぎてはならない。したがって、酸化チタン焼結体の比抵抗は30Ωcm以上であるが必要である。30Ωcm未満では、安定してスパッタリングを行うことができない。さらに、装置に依存せず、酸素導入量を低く抑制するためには、酸化チタン焼結体の比抵抗を50Ωcm以上とすることが好ましい。
このような特性を有する酸化チタン焼結体を得るために、種々の試験および検討を行った結果、原料酸化チタン粉末を、たとえば黒鉛製の型に入れ、133Pa(1Torr)以下の減圧雰囲気中、800℃以上、1000℃以下の温度、9.8MPa(100kg/cm2 )以上の圧力で、ホットプレスにより加圧成形することにより、得られることがわかった。
使用する酸化チタン粉末は、自由に選定することが可能であるが、高純度の酸化チタン薄膜を得るためには、99.99%以上の高純度の酸化チタン粉末を使用することが必要である。また、安定して4.1g/cm3 以上の高密度の酸化チタン焼結体を得るためには、粒度範囲が10μm以下で、平均粒径を5.0μm以下とすることがより好ましい。
ホットプレス温度については、800℃未満では、酸化チタン焼結体の表面と内部で、比抵抗の差が生じるので、好ましくない。一方、1000℃を超えると、酸素欠損量が多くなり、酸化チタン焼結体の比抵抗が30Ωcm以下となり、好ましくない。
雰囲気とホットプレス圧力は、温度に比較して大きな影響はないが、133Pa(1Torr)以下の減圧雰囲気中であれば十分であり、また、圧力は9.8MPa(100kg/cm2 )以上であれば十分である。
なお、ホットプレスのその他の条件については、上記特性の酸化チタン焼結体が得られる条件を適宜選択すればよい。
(実施例1〜14、比較例1〜8)
平均粒径が1μm以下の酸化チタン粉末を、直径127mmの黒鉛型に入れ、表1に示す温度、雰囲気および圧力でホットプレスを行った。得られた酸化チタン焼結体の表面および外周を研削し、密度および比抵抗を測定した。ホットプレス条件および焼結体特性を、表1に示す。
得られた酸化チタン焼結体を、銅製のバッキングプレートにボンディング加工で固定し、DCマグネトロンスパッタリング装置を用いて、成膜を行った。スパッタリング時のパワー密度は、4W/cm2で一定とし、酸素導入量は、対アルゴンに対する酸素比で0%〜10%の範囲で変化させた。成膜は、30分間の予備スパッタの後、3分間行い、得られた膜厚から成膜レート(nm/分)を算出した。その後、100nmの膜厚が得られる時間だけ、スパッタリングを行い、得られた薄膜の600nmにおける透過率を測定した。成膜条件および膜特性を、表1に示す。
Figure 0004363168
本発明による実施例1〜14では、安定してスパッタリングが可能で、120nm/分以上の成膜レート、および85%以上の透過率が得られた。特に、焼結体密度と、比抵抗と、スパッタリング安定性との関係については、強い相関があると観察される。
これに対して、比較例1、5、7では、放電が安定せず、安定したスパッタリングができなかった。比較例1は、ホットプレス温度が低いため、焼結体密度が低く、比抵抗が高い。比較例5および7は、ホットプレス真空度が低く、比抵抗が高い。これらが影響していると思われる。さらに、比較例3、4では、比抵抗が低く、成膜レートが低かった。原因は、導入酸素量が多かったためと考えられる。比較例2、3では、得られた薄膜の透過率が低かった。比較例6、8では、成膜率および成膜レート共に中途半端な値となるという問題があった。
具体的に対比してみると、実施例1と比較例1と比較すると、ホットプレス温度の差異が、焼結体密度の差異、ひいては比抵抗の大きな差異となっていることが分かる。実施例4と比較例6とを比較すると、ホットプレス圧力の差異が、焼結体密度及び比抵抗の差異、ひいては、成膜速度の差異となっていることが分かる。実施例13と比較例8とを比較すると、ホットプレス圧力の差異が、焼結体密度と比抵抗の差異、ひいては、成膜速度の差異となることが分かる。

Claims (4)

  1. 密度が4.1g/cm3以上、比抵抗が30Ωcm以上、1000Ωcm以下であることを特徴とするスパッタリングターゲット用酸化チタン焼結体。
  2. 比抵抗が500Ωcm以下であることを特徴とする請求項1に記載のスパッタリングターゲット用酸化チタン焼結体。
  3. 比抵抗が50Ωcm以上であることを特徴とする請求項1に記載のスパッタリングターゲット用酸化チタン焼結体。
  4. 粒度範囲が10μm以下であり、かつ、平均粒径が5.0μm以下である酸化チタン粉末を、133Pa(1Torr)以下、800℃以上、1000℃以下の温度の雰囲気中、9.8MPa(100kg/cm 2 )以上の圧力で、ホットプレスにより4.1g/cm3以上の密度に加圧成形することを特徴とするスパッタリングターゲット用酸化チタン焼結体の製造方法。
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