JP4362092B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4362092B2
JP4362092B2 JP2004220642A JP2004220642A JP4362092B2 JP 4362092 B2 JP4362092 B2 JP 4362092B2 JP 2004220642 A JP2004220642 A JP 2004220642A JP 2004220642 A JP2004220642 A JP 2004220642A JP 4362092 B2 JP4362092 B2 JP 4362092B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
physical condition
image display
analysis
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004220642A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006040056A (ja
Inventor
浩行 濱田
晋 茨木
明宏 森本
雅和 大塚
崇 桑原
誠一 中川
一将 長嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2004220642A priority Critical patent/JP4362092B2/ja
Publication of JP2006040056A publication Critical patent/JP2006040056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4362092B2 publication Critical patent/JP4362092B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

本発明は、例えば、車両、航空機、あるいは船舶に乗っている時などでも、利用者が画像を見ることができるようにした画像表示装置に関する。
表示画像を見ている場合に、その利用者が体調悪化状態になることがある。そのような場合に利用者の体調悪化を軽減する方法としては、バーチャルリアリティ(以下、VRという)システムの画像表示装置において、利用者によるVR酔いの主観申告入力、又は生理指標計測による利用者のVR酔い判定に応じ、VRシステムによって提示される仮想空間の映像の刺激強度を低下させる酔い対応過程を備えた方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−339490号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、従来の画像表示装置におけるVR酔いの低減方法にあっては、乗車中などに再生されるコンテンツが利用者が酔い等といった体調悪化原因を有するものであるか否かに関係なく再生され、利用者からの申告や計測判定があった場合に、映像の刺激強度を低下させるだけの対策であったため、コンテンツ内容が体調悪化させるおそれの少ないものであっても明度やシャープネスなどを機械的に低下させたまま再生することとなって質の悪い不満足な画像を見つづけねばならなくなったり、逆に体調悪化させるおそれが非常に強いものに対しては画像の刺激強度低下が十分でなかったりするという問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、画像の質低下をできるだけ抑えながら利用者の体調悪化病状を軽減できるようにして画像を表示することが可能な画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明の画像表示装置は、コンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、体調悪化状態を推定する体調悪化状態推定手段と、前記体調悪化状態推定手段で推定した体調悪化状態の履歴を格納する体調悪化履歴格納手段と、環境条件を検出する環境条件検出手段と、コンテンツ格納手段よりコンテンツを取り出し、コンテンツの内容を解析するコンテンツ解析手段と、コンテンツ解析手段の解析結果を基に体調に関連した特定条件のコンテンツを選択するコンテンツ選択手段と、前記コンテンツを再生するコンテンツ再生手段とを備え、前記コンテンツ選択手段は、前記コンテンツ解析手段の解析結果と、前記体調悪化状態推定手段により推定された体調悪化状態と、前記体調悪化履歴格納手段より読み出した体調悪化の履歴と、前記環境条件検出手段により検出された環境条件とを基に体調に関連した特定条件のコンテンツを選択することを特徴としている。
この構成により、乗車中などに画像質の低下をできるだけ抑えながら利用者の体調悪化病状を軽減できるようにして体調悪化状態になりにくい画像を表示することが可能であり、利用者の表情や視点あるいは、脈拍、呼吸、体温、発汗、心拍などの生体情報を基に体調悪化状態を推定し、利用者の体調悪化状態が推定された場合には自覚症状がなくとも体調悪化の状態をより正確に、また早めに予測することができ、利用者の特性、個性に合わせて体調悪化状態になりにくいコンテンツを選択することが可能となるので、利用者が体調悪化状態の申告を自ら行わなくても、利用者が体調悪化状態にある時には体調悪化状態を軽減することが可能なコンテンツの画像だけを見ることで体調が悪化するのを軽減し、体調悪化状態にない時にはすべてのコンテンツを見ることができる。さらに、体調悪化状態にない時にはすべてのコンテンツを見ることができるとともに、体調悪化推定手段により推定された利用者の体調悪化状態と、体調悪化履歴格納手段より読み出した利用者の体調悪化の履歴と、環境条件検出手段により検出された環境条件とを基に体調悪化状態になりにくいコンテンツを選択することが可能になるので、利用者の酔い特性に合わせてより的確に体調悪化状態を判断し、搭乗中に画像を見ることにより利用者の体調が悪化するのを軽減することができる。
本発明の画像表示装置は、コンテンツ解析手段が、コンテンツに含まれる画像の動きベクトル、明度、シャープネス、コントラスト、彩度のうちの少なくとも一つを算出して、コンテンツの内容を解析する構成を有している。
この構成により、動きベクトル、明度、シャープネス、コントラスト、および彩度のうちの少なくとも一つを用いてコンテンツの内容の解析を行うことが可能となり、画面中の動きの少ない画像、明度の差や変化の少ない画像、シャープネスの差や変化の少ない画像、コントラストの差や変化の少ない画像、彩度の差や変化の少ない画像のうちの少なくとも一つからなるコンテンツを利用者に提供できることとなって、利用者の体調悪化を軽減したり予防したりすることができるようになる。
本発明の画像表示装置は、コンテンツ解析手段で解析したコンテンツの解析結果を解析したコンテンツと対応付けて格納するコンテンツ格納手段を備え、コンテンツ解析手段が、解析したコンテンツを再度解析する場合は、コンテンツ格納手段から解析結果を読み出す構成を有する。
この構成により、一度解析したコンテンツをその後に解析結果を取得したい場合でも、再度同一コンテンツを解析する必要がなく、その分、解析時間を短縮でき、また画像表示装置のCPU等の演算負荷も低下させることができる。
本発明の画像表示装置は、体調悪化状態であるか否かを申告する体調悪化状態申告手段を備え、コンテンツ選択手段が、体調悪化状態申告手段により体調悪化状態であると申告された時、コンテンツ解析手段の解析結果を基に体調に関連した特定条件のコンテンツを選択する構成を有している。
この構成により、体調悪化状態申告手段により利用者が体調悪化状態であるとの申告があった時、コンテンツの内容の解析結果を基に体調悪化状態になりにくいコンテンツを選択することが可能となるので、利用者が体調悪化状態にある時には体調の悪化を軽減することが可能なコンテンツの画像のみを見ることで体調の悪化を軽減し、体調悪化状態にない時にはすべてのコンテンツを見るようにすることができる。
本発明の画像表示装置は、移動体が将来進行する前方状況を検出する移動体前方状況検出手段を備え、コンテンツ選択手段が、コンテンツ解析手段の解析結果と移動体前方状況検出手段の検出結果とを基に体調に関連した特定条件のコンテンツを選択する構成を有している。
この構成により、例えば、車両が現在走行している所から、カーブの少ない高速道路を進むのか、あるいは急なカーブが多く舗装の悪い山道を進むのかなどの車両進行方向の道路状態を把握することにより、今後、利用者が体調悪化状態になりやすいかどうか、また、体調悪化の状態はどうかなどを予測し、体調悪化発生以前であっても体調悪化発生を予想して体調悪化状態になりにくいコンテンツを選択することが可能になるので、乗車中に画像を見ることによる利用者の体調悪化を軽減することができる。
本発明の画像表示装置は、移動体前方状況検出手段が、移動体前方の画像を撮像する撮像部を有し、撮像部で撮像した画像に基づき移動体前方の状況を解析する構成を有している。
この構成により、移動体前方の状況を撮像部で撮像した画像を解析することで得ることができるようになる。
本発明の画像表示装置は、ナビゲーションシステムで検出した移動体の現在位置とナビゲーションシステムの地図情報とを基に移動体前方の状況を検出する構成を有している。
この構成により、特別な装置を追加することなく、移動体前方の状況を得ることができるようになる。
本発明の画像表示装置は、コンテンツ再生手段が、移動体に搭載された構成を有している。
この構成により、車両等に乗車中でもコンテンツをみることが可能となり、その場合、乗り物酔いを軽減又は予防することが可能な画像からなるコンテンツを提供することができる。
本発明は、この構成により、乗車中などに画像質の低下をできるだけ抑えながら利用者の体調悪化病状を軽減できるようにして画像を表示することが可能であるという効果を有する画像表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る画像表示装置について、図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置を図1に示す。
まず、構成を説明する。図1において、画像表示装置1は、図示しない車両、鉄道、航空機、船舶などの移動体に搭載されており、コンテンツを格納するコンテンツ格納手段2と、コンテンツ格納手段2からコンテンツを取り出し、コンテンツの内容を解析するコンテンツ解析手段3と、コンテンツ解析手段3による解析結果を基にコンテンツ格納手段2に格納したコンテンツのうちから乗り物酔いになりにくいコンテンツを選択するコンテンツ選択手段4と、コンテンツ選択手段4により選択されたコンテンツを再生するコンテンツ再生手段5とで構成される。
コンテンツ格納手段2は、ハードディスク、不揮発性メモリ、DVD(DegitalVersatile Disc)やCD(Compact Disc)やブルーレイディスクなどの光ディスク、DV(Digital Video)やVHS(Video Home System)やS−VHS(S−Video Home System)やD−VHS(Data Video Home System)などのテープメディアのうちいずれか1つ以上により構成される。コンテンツ格納手段2は、移動体内に設置されるように構成、又は有線か無線通信経由でコンテンツを取得可能な移動体外に設置されたコンテンツサーバやホームサーバで構成してもよい。
コンテンツ解析手段3及びコンテンツ選択手段4は、図示しない半導体メモリに格納されるソフトウエアとして実装され、CPU(Central Processing Unit)にて、その処理が実行されるもので、後で詳しく説明する。なお、このようにソフトウエア処理を利用するものではなく、PGA(Pin Grid Array)などのハードウエア実装による処理やDSP(Desital Signal Processor)による処理を利用する構成をとってもよい。また、これらのコンテンツ解析手段3及びコンテンツ選択手段4は、移動体に設置するが、移動体外に設置されたコンテンツサーバやホームサーバで構成してもよい。
コンテンツ再生手段5は、液晶やCRT(Cathod Ray Tube)や有機EL、やプラズマなどのディスプレイ、スクリーンに映像を映すプロジェクタ、ヘッドマウントディスプレイ、ヘッドアップディスプレイなどのうち、いずれか1つ以上により構成される。コンテンツ再生手段5は、移動体に搭載する。
図2及び図3は、利用者の体調悪化の病状を軽減できるようなコンテンツを選択して表示する処理を、画像表示装置1のCPUにて実行するためのフローチャートである。なお、図2に示すメインフローチャートは、利用者が体調悪化状態にある時に体調の悪化を軽減可能な画像を選択して表示するための主な処理を行うものであり、図3のフローチャートは、メインフローチャートのうち、コンテンツの内容を解析して利用者の体調悪化を軽減可能なコンテンツであるか否かを判別する処理を行うためのフローチャートである。
まず、はじめに利用者が画像表示装置1の電源を入れたものとする。
電源が入れられると、図2に示すように、コンテンツ格納手段2に格納したコンテンツの内容を解析するために、コンテンツ選択手段4がコンテンツ解析手段3にコンテンツ内容の解析を依頼する(ステップS1)。
解析依頼を受けたコンテンツ解析手段3は、コンテンツ格納手段2から順にコンテンツを読み出してコンテンツ内容の解析処理を行う(ステップS2)。この解析処理は、図3に示すフローチャートにしたがって実行される。
すなわち、図3に示すように、コンテンツ解析手段3は、コンテンツ格納手段2に格納されているコンテンツを順に読み出していくが、まずその読み出したコンテンツの現在フレームとして、コンテンツに含まれている最初のフレームの画像を取得し(ステップS11)、続いて次のフレームの画像を取得する(ステップS12)。
これら取得したフレームの各画像に基づき、動きベクトルを算出する(ステップS13)。すなわち、両フレームの画像をそれぞれ一定の大きさの複数ブロックに分割し、各画像間で各ブロックの差が最小となるブロック同士の相対的な空間位置の差を求める。これが動きベクトルである。
動きベクトルを算出したら、取得したフレームがそのコンテンツの最終フレームであるか否かを判断し(ステップS14)、この判断結果が最終フレームでなければまた次のフレームを取得して現在のフレームとし(ステップS11)、動きベクトルをさらに求め続けていき、判断結果が最終フレームであれば、その解析しているコンテンツの中で、それまで算出してきた動きベクトルが有する値のうち最大値を求める(ステップS15)。以上で、1つのコンテンツの内容解析処理を終える。
続いて、解析を終えたコンテンツがコンテンツ格納手段2に格納されているコンテンツのうち最後のコンテンツであるか否かを判断する(ステップS16)。判断結果が最後のコンテンツでなければ、コンテンツ格納手段2に格納されているもののまだ解析処理を行っていないコンテンツを読み出し、上記同様の内容解析処理を実行していき、判断結果が最後のコンテンツであれば内容解析処理を終了する。このようにして、コンテンツ解析手段3は、コンテンツ格納手段2に格納されているすべてのコンテンツについて内容解析処理を行う。このようにしてコンテンツ解析手段3は、各コンテンツで得た動きベクトルの最大値をコンテンツ選択手段4に送る。
なお、コンテンツ内容の解析を行うにあたっては、動きベクトルは、上記とは異なる方法で求めてもよく、また動きベクトルの最大値を求める代わりに、例えば、動きベクトルの平均値や動きベクトルの変化度合いを求めるようにしてもよい。このようにして求めた動きベクトルの特徴量は、1つの特徴量だけでなく、例えば、最大値と変化度合いといった複数の特徴量をコンテンツ選択手段4に送るようにしてもよい。また、コンテンツ選択手段4に動きベクトルの複数の特徴量が送られてきた場合、コンテンツ選択手段4では、例えば各特徴量に重みをつけ、それらを平均した値を動きベクトルの最大値の代わりに用いるようにすることもできる。
ここで、図2のステップS2、及び図3のステップS11からステップS16の各ステップは、半導体メモリにコンテンツ解析手段3を構成するソフトウェアとして実装されるものである。
図2に戻り、コンテンツ選択手段4は、コンテンツ解析手段3から各コンテンツの動きベクトルの最大値に関する情報を受け取ったら、体調に関連した特定条件、例えばこれらのうちから動きベクトルの最大値が一定値以下となるコンテンツを選択し(ステップS3)、これらのコンテンツのリストをコンテンツ再生手段5に送る。
コンテンツ再生手段5は、コンテンツ選択手段4から送られてきたコンテンツのリストを画面上に表示する(ステップS4)。
利用者は、コンテンツ再生手段5の画面上に表示されたリストの中から所望のコンテンツを選択する(ステップS5)。コンテンツ選択手段4は、利用者から選択指示されたコンテンツをコンテンツ再生手段5に送る。
コンテンツ再生手段5は、コンテンツ選択手段4から送られたコンテンツを再生する(ステップS6)。
なお、コンテンツ内容の解析の結果は、コンテンツごとに対応付けて、別途設けたコンテンツ格納手段2に格納しておき、コンテンツ選択手段4から再度同じコンテンツにつき内容の解析の依頼を受けたときは、コンテンツ解析手段3はコンテンツ格納手段2に格納されている解析結果を読み出すようにしてもよい。このようにすると、同一コンテンツを再度解析する必要がなく、コンテンツ内容の解析処理の時間を短縮することができる。
また、コンテンツ解析は、コンテンツの選択処理時に行うのではなく、コンテンツ格納手段2に新しいコンテンツを格納するときにコンテンツ内容の解析を行い、その解析結果をコンテンツと対応付けてコンテンツ格納手段2に格納しておき、コンテンツ選択処理時に、コンテンツ格納手段2に格納された解析結果を読み出すようにしてもよい。
このように、本発明の第1の実施の形態に係る画面表示装置1では、コンテンツ解析手段3がコンテンツ内容を解析し、コンテンツ選択手段4が、その解析結果を基に乗り物酔いしにくいコンテンツを選択することにより、乗車中に画像を見ることによる利用者の乗り物酔いを低減することができる。またその場合でも、再生される画像の質は、低下しないか、ほとんど低下しないようにすることが可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像表示装置につき、図を用いて説明する。本実施の形態に係る画像表示装置は、図1のものと同じ構成を有し、そのCPUで図2のメインフローチャートと同様のフローチャートにしたがった処理を行うものの、コンテンツの内容の解析処理を行うフローチャートが図3に示した第1の実施の形態に係る画像表示装置でのフローチャートと異なる。したがって、ここでは、その構成やメインフローチャートについての説明は省略し、異なる部分のみ説明する。
図4は、第2の実施の形態に係る画像表示装置で実行されるコンテンツ内容の解析処理の流れを示すフローチャートである。
画像表示装置に電源が入れられると、コンテンツ選択手段4がコンテンツ解析手段3にコンテンツ内容の解析を依頼する。この依頼により、コンテンツ解析手段3は、コンテンツ格納手段2に格納されているコンテンツを順に読み出し、解析しようとするコンテンツの現在フレームとしてそのコンテンツの最初のフレームの画像を取得し(ステップS21)、以下の処理を行う。
コンテンツ解析手段3は、取得したフレームの画像の各ピクセルの値からそれぞれ明度を求め、それらの平均値をとることで、そのフレームの明度を算出する(ステップS22)。
次いで、明度を求めたフレームがそのコンテンツの最終フレームであるか否かを判断する(ステップS23)。判断結果が最終フレームでなければ次のフレームを取得してその明度を算出し、判断結果が最終フレームであれば各フレームで得た明度に基づきそのコンテンツにおける明度の最大値と最小値とを算出する(ステップS24)。
コンテンツにおける明度の最大値と最小値との算出を終えたら、そのコンテンツがコンテンツ格納手段2に格納されているコンテンツのうち最終コンテンツであるか否かを判断する(ステップS25)。判断結果が最終コンテンツでなければ、コンテンツ格納手段2からまだ内容の解析を終えていないコンテンツを新たに読み出してコンテンツ内容の解析をさらに行い、判断結果が最終コンテンツであれば、コンテンツ内容の解析を終了する。このように、コンテンツ解析手段3では、コンテンツ格納手段2に格納されているすべてのコンテンツに関してコンテンツごとに平均明度の最大値、最小値を求め、各コンテンツの明度の最大値、最小値をコンテンツ選択手段4に送る。
なお、上記の明度の算出方法は、一例であり、明度が算出できる方法であれば、どのような方法であってもよい。例えば、アンシャープフィルタあるいはノイズ除去フィルタを画像にかけた後に明度を算出することにより、ノイズの影響を排除するなどしてもよい。また、明度の最大値、最小値だけではなく、明度の変化度合いなどを求めるようにしてもよい。これらの明度に関する特徴量は、1つの特徴量だけではなく、複数個を求め、これらをコンテンツ選択手段4に送るようにしてもよい。コンテンツ選択手段4に明度に関する複数個の特徴量が送られてきた場合、コンテンツ選択手段4では、各特徴量に重みをつけ平均した値を使用することができる。
ここで、図2のステップS2、及び図4のステップS21からステップS25は、半導体メモリにコンテンツ解析手段3を構成するソフトウェアとして実装されるものである。
また、コンテンツ選択手段4は、コンテンツ解析手段3から情報を受け取り、明度の最大値、最小値の差が一定値以下となるコンテンツを選択する。
以上のように、本実施の形態に係る画像表示装置では、コンテンツに含まれる各フレームの画像の明度を解析することにより、体調悪化状態にある、あるいは体調悪化状態になりそうな利用者に、明暗差の小さいコンテンツを選択して提供することができる。したがって、乗車中に、特に画面の明暗差や明度変化が激しい画像を見ることによる利用者の体調悪化を軽減することができるようになる。またその場合でも、再生される画像の質は、低下しないか、ほとんど低下しないようにすることが可能となる。
なお、本実施の態様の画像表示装置にあっては、上記明度によるコンテンツの内容の解析に加え、第1の実施の形態に係る画像表示装置の場合のように動きベクトルをも併せて解析し、明度と動きベクトルとをコンテンツの選択に用いるようにすることもできる。その場合のコンテンツ選択の方法としては、動きベクトル解析によって得られたパラメータと明度解析によって得られたパラメータとを重み付けして平均値を得るなどの方法が考えられる。
また、本実施の形態の画像表示装置では、明度を乗り物酔いしにくいコンテンツの指標として用いたため、コンテンツの明度を解析したが、他に彩度、シャープネスなどといった画像の特徴を現すパラメータを明度の代わりに用い、あるいは明度に加えて用いることもできる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る画像表示装置を図を用いて説明する。
図5は、本実施の形態に係る画像表示装置11は、利用者が自身の体調悪化状態を申告する体調悪化状態申告手段6が追加された以外は、図1の画像表示装置1の構成と同じである。体調悪化状態申告手段6は、例えば、入力ボタンで構成され、利用者がこの入力ボタンを押すことにより、コンテンツ選択手段4で利用者が乗り物酔い状態にあるか、または乗り物酔いになりそうな状態にあることを把握するようにしてある。
次に、本実施の形態に係る画像表示装置11の動作を説明する。
車両が発進直後、利用者が乗り物酔い状態ではないとする。この場合、利用者は、体調悪化状態申告手段6により体調悪化状態にある旨の申告を行わないので、コンテンツ選択手段4は、利用者が乗り物酔いではないと判断し、コンテンツ解析手段3にコンテンツ内容の解析を依頼せず、コンテンツ格納手段2に格納されているすべてのコンテンツのリストを作成し、コンテンツ再生手段5にリストの表示を依頼する。コンテンツ再生手段5は、コンテンツ選択手段4の依頼を受けて、コンテンツ格納手段2に格納されているコンテンツすべてのリストを表示する。利用者は、表示されたリスト中より希望のコンテンツを選択し、コンテンツの視聴を行うことができる。
車両が発進した後、利用者が乗り物酔いになったとする。この場合、利用者が入力ボタンを操作して体調悪化状態にある旨を入力すると、体調悪化状態申告手段6はコンテンツ選択手段4に利用者が乗り物酔い状態にあることを通知する。コンテンツ選択手段4は、本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置1の場合と同様に、コンテンツ解析手段3にコンテンツ解析を依頼し、コンテンツ解析手段3でコンテンツ内容の解析を行い、コンテンツ選択手段4で体調悪化状態になりにくいコンテンツを選択しそのリストをコンテンツ再生手段5に表示して利用者に選択させる。これにより、コンテンツ再生手段5で体調悪化になりにくい画像のコンテンツを再生することができるようになる。
なお、入力ボタンは、1個を操作することにより乗り物酔いであるか否かを識別するようにしてもよいし、あるいは複数個の入力ボタンを用いて、乗り物酔いの程度などさらに詳細な体調情報を入力できるように構成にしてもよい。この場合、コンテンツ選択手段4は、乗り物酔いの程度に応じて、選択するコンテンツを変化させるような仕組みにするとよい。例えば、乗り物酔いの程度に応じて、コンテンツ選択時のパラメータの閾値を変化させる方法がある。
本実施の形態に係る画像表示装置11では、体調悪化状態申告手段6により、利用者自身が乗り物酔いであるかどうか申告することが可能となり、確実かつ容易に利用者の体調悪化状態を把握することができるとともに、利用者の体調悪化状態に応じた適切なコンテンツを提供することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る画像表示装置につき、図を用いて説明する。
図6に示すように、本実施の形態に係る画像表示装置20は、利用者の体調悪化状態を推定する体調悪化状態推定手段7を追加した以外は、図1の画像表示装置1の構成と同じである。体調悪化状態推定手段7は、心拍、呼吸、体温、発汗、脳波などのうち少なくとも1つ以上を検出する検出センサと、検出センサからの信号を処理するCPUあるいはDSPにより処理されるプログラム、又はPGAなどのハードウエア回路により構成する。
なお、乗り物酔いを検出するセンサとしては、上記検出センサに代えて、あるいは、上記検出センサに加えて、CCD(Carge−Coupled Device)カメラ、視線検出センサ、赤外線センサ、磁気センサなどを用い、利用者の表情、視点、頭、手足、体の動きなどを読み取るようにしてもよい。
本実施の形態に係る画像表示装置20の動作を説明する。
車両が発進直後、利用者が乗り物酔い状態ではないとする。この場合、体調悪化状態推定手段7は、上記各種センサを用い、利用者が乗り物酔いではないことを検出し、コンテンツ選択手段4に通知する。コンテンツ選択手段4は、体調悪化状態推定手段7からの通知を受けて、コンテンツ格納手段2に格納されているすべてのコンテンツのリストを作成する。コンテンツ再生手段5は、コンテンツ選択手段4の依頼を受けて、コンテンツ格納手段2に格納されているコンテンツすべてのリストを表示する。利用者は、表示されたリスト中より希望のコンテンツを選択し、コンテンツの視聴を行うことができる。
車両が発進した後、利用者が乗り物酔い状態になったとする。この場合、体調悪化状態推定手段7は、上記各種センサからの検出信号に基づき、利用者が乗り物酔いであることを推定し、コンテンツ選択手段4に通知する。コンテンツ選択手段4は、体調悪化状態推定手段7からの通知を受けて、コンテンツ解析手段3にコンテンツの解析を依頼する。コンテンツ解析手段3ではコンテンツ内容の解析を行い、コンテンツ選択手段4で体調悪化状態になりにくいコンテンツを選択しそのリストをコンテンツ再生手段5に表示して利用者に選択させる。これにより、コンテンツ再生手段5で体調悪化になりにくい画像のコンテンツを再生することができるようになる。
なお、体調悪化状態推定手段7が、利用者が乗り物酔いであるか否かの検出を行うが、これだけでなく乗り物酔いの程度まで検出するようにするようにして、乗り物酔いの程度に応じて選択するコンテンツを変化させ、例えば、乗り物酔いの程度に応じてコンテンツ選択時のパラメータの閾値を変化させるようにしてもよい。
本実施の形態に係る画像表示装置20では、体調悪化状態推定手段7により、利用者自身が乗り物酔いであるか否か申告を行わずとも、利用者の体調悪化状態を推定することができ、体調悪化状態であると推定された場合には体調悪化状態になりにくい適切なコンテンツを提供することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態に係る画像表示装置につき、図を用いて説明する。
図7に示すように、本実施の形態に係る画像表示装置30は、利用者のそれまでの体調悪化状態の履歴を格納する体調悪化履歴格納手段8と、コンテンツ再生手段5周辺の環境条件を検出する環境条件検出手段9とを追加した以外は、図6に記載した第4の実施の形態に係る画像表示装置20の構成と同じである。
体調悪化履歴格納手段8は、ハードディスク、メモリ、書き込み可能光ディスクなどの記憶媒体で構成されるが、物理的には、コンテンツ格納手段2と共用することもできる。
環境条件検出手段9は、車両の走行道路状態、走行時刻、発進後の経過時間、車両あるいは利用者に作用する加速度などといった環境条件を検出するもので、例えば走行道路状態は、CCDカメラや光センサを用いて路面が乾いているかぬれているなどの状態を検出したり、ナビゲーションシステムからの情報を利用して、道路がまっすぐか山道などの曲がりくねった道路かなどを検出したり、走行時刻は時計で、また発進後の経過時間はタイマーでそれぞれ計時し、加速度は、加速度センサで検出するなどする。
なお、体調悪化状態推定手段7あるいは、コンテンツ選択手段4の指示により、利用者の過去の乗り物酔い状態とその時の環境条件検出手段9により検出された上記環境条件とを対応付けて体調悪化履歴格納手段8に格納するように構成している。
本実施の形態に係る画像表示装置30の動作について説明する。
車両の走行中、コンテンツ選択手段4は、逐次、例えば、一定時間ごとに、利用者の乗り物酔いの状態を体調悪化状態推定手段7に、また車両の走行道路状態、走行時刻、発進後の経過時間、車両あるいは利用者にかかる加速度などといった環境条件を環境条件検出手段9に、それぞれ検出するように依頼する。体調悪化状態推定手段7では、第4の実施の形態に係る画像表示装置20の場合と同様の処理を行い、利用者の乗り物酔いを検出し、コンテンツ選択手段4に通知する。
一方、環境条件検出手段9は、コンテンツ選択手段4の依頼を受けて、例えばタイマーにて発進後の経過時間を算出するとともに、加速度センサを用いて車両にかかる加速度を検出して、これらの情報をコンテンツ選択手段4に通知する。
コンテンツ選択手段4は、体調悪化状態推定手段7と環境条件検出手段9とからの情報に基づいて利用者の乗り物酔い状態と、車両発進時からの経過時間と、車両にかかる加速度とを対応付けた組にして体調悪化履歴格納手段8に格納する。また、コンテンツ選択手段4は、体調悪化状態推定手段7により利用者が乗り物酔い状態であると推定した場合には、第4の実施の形態に係る画像表示装置20の場合と同様の処理を行い、コンテンツの選択処理を行う。
これに対し、乗り物酔い状態でないと推定した場合には、過去に蓄積された体調悪化履歴を参照し今回走行中の環境条件と比較して、これから乗り物酔いになりそうか否かを予測し、乗り物酔いになりそうであれば、第4の実施の形態に係る画像表示装置20の場合と同様に乗り物酔いになりにくいコンテンツを選択する。
なお、乗り物酔いになりそうか否かの予測の方法としては、例えば、過去にどういった経過時間、どういった加速度をどれだけ受けたときに乗り物酔いになったかのパターンを分析し、今回の乗車における経過時間、受けた加速度のパターンと比較する方法が考えられる。ただし、予測の方法は、上記に限らず、過去の乗り物酔い履歴から将来の乗り物酔い状態を予測できるものであれば、どんな方法を用いてもよい。
また、環境条件としては、上記のものに限らず、車両の走行状態に関する条件、あるいは車両が走行している環境の状態に関する条件であって利用可能なものであれば他の条件を使用するようにしてもよい。
次に、本発明の第6の実施の形態に係る画像表示装置につき、図を用いて説明する。
図8に示すように、本実施の形態に係る画像表示装置40は、これから移動体が進行する移動体前方の状況を検出する移動体前方状況検出手段として、車両が走行する時の車両前方状況検出手段10が追加される以外は、図1に記載された第1の実施の形態に係る画像表示装置1の構成と同じである。
車両前方状況検出手段10は、車両前方の景色を撮影するCCDカメラ(撮像部)と、CCDカメラからの映像信号を処理し、車両前方の状況を抽出するCPUあるいはDSPで実行されるプログラムやPGAなどのハードウエア回路で構成される。あるいは、車両前方検出手段10は、外部又は車載のナビゲーションシステムから、地図情報、車両現在位置、進行方向、経路などを取得し、車両がこれから進行するであろう道路の状況を抽出する構成にしてもよい。この場合も上記と同様にプログラム又はハードウエア回路で構成される。
本実施の形態に係る画像表示装置40の動作を説明する。
走行中、コンテンツ選択手段4は、車両前方状況検出手段10に車両前方の状況を検出するように依頼する。車両前方状況検出手段10は、コンテンツ選択手段4からの依頼を受けて、CCDカメラで車両前方の景色を撮影する。車両前方状況検出手段10は、例えば、CCDカメラで撮像された画像から白線検知を行い、道路のカーブの曲率半径や前方のカーブの個数を算出し、例えば、曲率半径が10mであれば「10」、50mであれば「5」、100mであれば「1」といったように符号化し、カーブの個数と加算したものを道路カーブ指数として算出し、コンテンツ選択手段4に通知する。
コンテンツ選択手段4は、車両前方状況検出手段10からの通知を受けて、道路カーブ指数が一定の閾値以上であれば、これから乗り物酔いになる可能性が高いと判断し、第1の実施の形態に係る画像表示装置1の場合と同様の処理で乗り物酔いになりにくいコンテンツを選択する。
なお、ここでは、道路カーブ指数を上記のように算出したが、カーブが急になるほど、またカーブが連続するほど、大きくなるような数値であれば、どのような算出方法を用いてもよい。また、道路カーブ指数でなくとも、道路面の荒れ具合、舗装状態、道路幅員、車線数など道路状況から検出可能で、乗り物酔いのなりやすさと関連するものであれば、何を用いてもよいし、上記のうち、複数の指標を組み合わせて用いることも可能である。
また、車両前方状況検出時に、車両前方状況検出手段10は、CCDカメラではなく、ナビゲーションシステムの地図データと車両位置、向きの情報を取得し、道路のカーブの曲率半径、前方のカーブの個数を算出し、上記CCDカメラの場合と同様に道路カーブ指数を算出することも可能である。この場合においても、道路カーブ指数だけでなく、他の指標を代わりに、あるいは他の指標と組み合わせて用いることも可能である。
本実施の形態に係る画像表示装置40では、車両前方状況検出手段10により、車両がこれから進行する道路の状況を把握し、利用者が乗り物酔いになりそうか否か予測することで、利用者が実際に乗り物酔いになる前に効果的に乗り物酔いしにくいコンテンツを提供することができる。
なお、コンテンツは画像の場合について説明したが、もちろん音楽のみのコンテンツであっても良い。この場合、音程の上下や音量の変化などをパラメータとして指標にすれば良い。
以上のように、本発明に係る画像表示装置は、コンテンツの内容を解析することで、乗り物酔いなどといった体調悪化状態になりにくいコンテンツを利用者に提供することができ、コンテンツ視聴時において、利用者の体調悪化を軽減したり又は予防したりすることができるという効果を有し、車両、航空機、船舶、鉄道などの移動体に搭載される場合など、コンテンツを選択し表示する画像表示装置等として有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置の構成を示す図 図1の画像表示装置でコンテンツを表示する際、実行されるメインのフローチャート 図2のフローチャートが実行される際、コンテンツ解析を行うためのフローチャート 本発明の第2の実施の形態に係るコンテンツ解析を行うためのフローチャート 本発明の第3の実施の形態に係る画像表示装置の構成を示す図 本発明の第4の実施の形態に係る画像表示装置の構成を示す図 本発明の第5の実施の形態に係る画像表示装置の構成を示す図 本発明の第6の実施の形態に係る画像表示装置の構成を示す図
1、11、20、30、40 画像表示装置
2 コンテンツ格納手段
3 コンテンツ解析手段
4 コンテンツ選択手段
5 コンテンツ再生手段
6 体調悪化状態申告手段
7 体調悪化状態推定手段
8 体調悪化履歴格納手段
9 環境条件検出手段
10 車両前状況検出手段(移動体前方状況検出手段)

Claims (8)

  1. コンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、
    体調悪化状態を推定する体調悪化状態推定手段と、
    前記体調悪化状態推定手段で推定した体調悪化状態の履歴を格納する体調悪化履歴格納手段と、
    環境条件を検出する環境条件検出手段と、
    前記コンテンツ格納手段より前記コンテンツを取り出し、前記コンテンツの内容を解析するコンテンツ解析手段と、
    前記コンテンツ解析手段の解析結果を基に体調に関連した特定条件のコンテンツを選択するコンテンツ選択手段と、
    記コンテンツを再生するコンテンツ再生手段とを備え、
    前記コンテンツ選択手段は、前記コンテンツ解析手段の解析結果と、前記体調悪化状態推定手段により推定された体調悪化状態と、前記体調悪化履歴格納手段より読み出した体調悪化の履歴と、前記環境条件検出手段により検出された環境条件とを基に体調に関連した特定条件のコンテンツを選択することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記コンテンツ解析手段は、前記コンテンツに含まれる画像の動きベクトル、明度、シャープネス、コントラスト、彩度のうちの少なくとも一つを算出して、前記コンテンツの内容を解析することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記コンテンツ解析手段で解析したコンテンツの解析結果を前記解析したコンテンツと対応付けて格納するコンテンツ格納手段を備え、
    前記コンテンツ解析手段は、前記解析したコンテンツを再度解析する場合は、前記コンテンツ格納手段から前記解析結果を読み出すことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 体調悪化状態であるか否かを申告する体調悪化状態申告手段を備え、
    前記コンテンツ選択手段は、前記体調悪化状態申告手段により体調悪化状態であると申告された時、前記コンテンツ解析手段の解析結果を基に体調に関連した特定条件のコンテンツを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 移動体が将来進行する前方状況を検出する移動体前方状況検出手段を備え、
    前記コンテンツ選択手段は、前記コンテンツ解析手段の解析結果と、前記移動体前方状況検出手段の検出結果とを基に体調に関連した特定条件のコンテンツを選択することを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  6. 前記移動体前方状況検出手段は、移動体前方の画像を撮像する撮像部を有し、前記撮像部で撮像した画像に基づき前記移動体前方の状況を解析することを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  7. 前記移動体前方状況検出手段は、ナビゲーションシステムで検出した移動体の現在位置と前記ナビゲーションシステムの地図情報とを基に移動体前方の状況を検出することを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  8. 前記コンテンツ再生手段は、移動体に搭載されていることを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
JP2004220642A 2004-07-28 2004-07-28 画像表示装置 Expired - Fee Related JP4362092B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004220642A JP4362092B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004220642A JP4362092B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006040056A JP2006040056A (ja) 2006-02-09
JP4362092B2 true JP4362092B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=35904969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004220642A Expired - Fee Related JP4362092B2 (ja) 2004-07-28 2004-07-28 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4362092B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011024269A1 (ja) * 2009-08-26 2011-03-03 パイオニア株式会社 車載用映像表示装置および車載用映像表示装置の字幕表示制御方法
JP6472169B2 (ja) * 2014-03-26 2019-02-20 三菱電機株式会社 移動体機器制御装置、携帯端末、移動体機器制御システムおよび移動体機器制御方法
JP6591085B2 (ja) * 2016-10-11 2019-10-16 三菱電機株式会社 乗り物酔い推定装置、乗り物酔い防止装置および乗り物酔い推定方法
JP7027753B2 (ja) 2017-09-20 2022-03-02 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及びプログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3178283B2 (ja) * 1994-12-28 2001-06-18 三菱自動車工業株式会社 走行路カーブ計測法
JP3848749B2 (ja) * 1997-08-13 2006-11-22 松下電器産業株式会社 画像検索装置
JP2000048041A (ja) * 1998-07-29 2000-02-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ検索システム及びこれに用いる装置
JP2000180196A (ja) * 1998-12-11 2000-06-30 Mazda Motor Corp 車両用ナビゲーション装置
JP2000339490A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Mitsubishi Electric Corp Vr酔い低減方法
JP3657835B2 (ja) * 1999-12-27 2005-06-08 日本電信電話株式会社 情報提供方法及び情報提供システム
JP2001282847A (ja) * 2000-04-03 2001-10-12 Nec Corp 感性適応型情報提示装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
JP2002342367A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報配信システム及び情報配信方法
US6623428B2 (en) * 2001-10-11 2003-09-23 Eastman Kodak Company Digital image sequence display system and method
JP4133211B2 (ja) * 2002-10-23 2008-08-13 シャープ株式会社 情報提供装置、情報提供システム、それらの方法、それらの方法を実現するプログラム、および記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006040056A (ja) 2006-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6213843B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法及びプログラム
CN105611230B (zh) 图像处理装置及图像处理方法
JP6561830B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
US6623428B2 (en) Digital image sequence display system and method
JP2013197995A (ja) 動画撮影装置、動画撮影方法、及び、プログラム
US20100054705A1 (en) Content data processing device, content data processing method, program, and recording/ playing device
WO2018066421A1 (ja) 認知機能評価装置、認知機能評価システム、認知機能評価方法、及び、プログラム
CN103685862A (zh) 图像处理装置、图像处理方法
CN104620075A (zh) 多被摄体的距离测量装置以及方法
JP4362092B2 (ja) 画像表示装置
US20130242116A1 (en) Image processing apparatus, electronic device, image processing method, and program
CN109905660B (zh) 搜寻视讯事件的方法、装置、以及计算机可读取存储介质
JP2008206741A (ja) 放射線画像処理装置、放射線画像処理方法およびプログラム
JP4701365B2 (ja) 感情情報通知装置
CN106027875B (zh) 图像处理装置以及图像处理方法
JP2021071794A (ja) 主被写体判定装置、撮像装置、主被写体判定方法、及びプログラム
JP6841097B2 (ja) 動き量算出プログラム、動き量算出方法、動き量算出装置及び業務支援システム
JP5070990B2 (ja) 情報提示装置及び情報提示方法
JP2011171795A (ja) ノイズ低減装置
JP2003299636A (ja) 睡眠時体動検出装置
CN114913573A (zh) 一种表情识别方法、装置、存储介质及设备
JP2010171808A (ja) 動画像ノイズ低減処理装置及び画像処理プログラム
JPH1186002A (ja) 画像処理装置及び被介護者観測装置
JP7009754B2 (ja) 運動支援装置、運動支援方法及びプログラム
JP2014135683A (ja) 撮像制御装置、撮像制御方法および撮像制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090814

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4362092

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees