JP6472169B2 - 移動体機器制御装置、携帯端末、移動体機器制御システムおよび移動体機器制御方法 - Google Patents

移動体機器制御装置、携帯端末、移動体機器制御システムおよび移動体機器制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、車両などの移動体に搭載されている移動体機器を制御して移動体の搭乗者の酔い対策を行う移動体機器制御装置、携帯端末、移動体機器制御システムおよび移動体機器制御方法に関する。
例えば、特許文献1に記載の装置は、運転中に検出された車両の速度や振動に基づいて運転者の運転負荷を決定し、車両に搭載されている車両機器を制御して車内環境を快適化することにより、運転負荷の軽減を図っている。
また、特許文献2には、車両内の搭乗者の状態に関する情報を検出し、この検出情報に基づいて搭乗者が車酔い状態であると判定した場合に、車両機器を制御して車両内の環境を変化させることにより車酔いの程度を低減させる装置が開示されている。
特表2007−512989号公報 特開2006−036012号公報
車酔いは、車両の動揺によって、あるいは、加速、減速、カーブ走行の際に搭乗者の体に加速度が加わることによって、三半規管、特に耳石器系が刺激されて引き起こされる自律神経の失調状態である。その原因としては、車両外から車両内に入射された強い光、搭乗者の目に入ってくる刺激の強さと搭乗者の体に感じる振動とによる混乱、車両内または排気ガスの臭い、搭乗者の体調が挙げられる。例えば、車両外の景色は、搭乗者からは車両の走行によって流れて見えるため、この景色が流れるスピードに眼球がついて行けない場合に脳が混乱して車酔いする。
特許文献1では、運転中に検出された車両の速度や振動に基づいて運転負荷を決定し、車内環境を快適化するために車両機器を制御している。
しかしながら、車酔いのしやすさは、搭乗者の個々の体質に応じて異なり、また運転中に搭乗者に加わる負荷も車両内の座席位置によって異なる。
例えば、車両外の景色が見えにくく閉塞感がある後部座席中央に座る搭乗者であっても体質的に車酔いしにくければ、負荷が多少増加しても車内環境を変更する必要がない。
一方、車両外の景色が見えやすい助手席に座る搭乗者であっても車酔いしやすい体質であると、負荷がかかることによって車酔いを起こす可能性が高く、この場合は車内環境を変更しなければならない。
さらに、車両内の座席位置によって搭乗者ごとに実際に加わる負荷も異なる。例えば、バスの場合、車輪の近くの座席はエンジンの振動が伝わりやすく揺れが多いが、前輪と後輪の間に位置する中央部の座席では上記振動も少ない上、右左折時の横揺れも少ない。
このように車酔いは負荷以外の様々な要因によって発生しやすさが変化するため、特許文献1の発明を車酔い対策にそのまま適用することはできない。
また、車両の走行中に車酔いになってしまうと、車両内の環境を多少変化させても完全に回復しない場合が多く、車酔いになる前に対策を行う必要がある。
一方、特許文献2の発明では、搭乗者が車酔い状態になったことを検出して車内環境を変化させている。このため、車酔いの発生を予防するものではなく、また搭乗者が車酔いになってから車内環境を変化させても充分に体調を回復させることはできない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、移動体の乗員が酔いやすい状況になったことを判定して酔い予防を行うことができる移動体機器制御装置、携帯端末、移動体機器制御システムおよび移動体機器制御方法を得ることを目的とする。
この発明に係る移動体機器制御装置は、移動体に搭載された移動体機器の動作を制御する移動体機器制御装置であって、移動体に持ち込まれた携帯端末と通信を行う移動体側通信部と、移動体側通信部により受信された携帯端末を携帯する乗員が申告した酔いやすさのレベルおよび乗員の移動体内の座席位置を含む個人データを記憶する個人データ記憶部と、酔いやすさのレベル、移動体内の座席位置、乗員の負荷状態および移動体の移動場所の特徴を示す各情報と、この情報の組み合わせに対応した各状況における酔いやすさのレベルが設定された判定用のテーブルデータを参照して、移動体側通信部により逐次受信される乗員の負荷状態と移動体の移動場所の特徴および個人データ記憶部から読み出した乗員の個人データに対応する状況の酔いやすさのレベルを特定し、特定した酔いやすさのレベルから乗員が酔いやすい状況であるか否かを判定する状況判定部と、乗員が酔いやすい状況であると判定された場合に、酔い予防動作を行うように移動体機器を制御する機器制御部とを備える。
この発明によれば、移動体の乗員が酔いやすい状況になったことを判定して酔い予防を行うことができるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る移動体機器制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。 車両の座席の概要を示す図である。 実施の形態1に係る移動体機器制御装置の動作を示すフローチャートである。 車酔いしやすい状況の判定用のテーブルデータの一例を示す図である。 車酔いしやすい状況の判定用のテーブルデータの一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る移動体機器制御システムの構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る移動体機器制御システムの構成を示すブロック図であり、車両に搭載された車載機器制御システムを示している。図1のシステムは、車載機器を制御するシステムであり、携帯端末1および車載機器制御装置2を備える。
携帯端末1は、車両内で乗員に携帯される携帯端末であり、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレットPCなどが挙げられる。その構成として、入力部10、個人データ取得部11、端末側通信部12、リアルタイムデータ取得部13、センサ部14、ナビゲーション部15、送信可否判定部16および出力部17を備える。
車載機器制御装置2は、車載機器(移動体機器)の動作を制御する制御装置(移動体機器制御装置)である。車載機器としては、例えばスピーカ3を介して音声出力するオーディオ機器や、モニタ4を有する車載情報機器が挙げられる。車載機器制御装置2の構成としては、車側通信部20、データ判別部21、個人データ記憶部22、状況判定部23、および機器制御部24を備える。
携帯端末1の入力部10は、乗員による情報入力を受け付ける。例えば、携帯端末1に搭載されたタッチパネルやハードキーなどの操作入力を受け付ける。また、入力部10は乗員の発話を音声認識する音声認識処理部であってもよい。
個人データ取得部11は、入力部10を介して乗員の個人データを取得する。ここで、個人データとは、携帯端末1を携帯する乗員が申告した酔いやすさのレベルおよび乗員の車両内の座席位置を含むデータである。
なお、乗員が申告した酔いやすさのレベルとは、乗員が自身の体質を考慮して自己申告する酔いやすさのレベルであり、以降の説明では、“酔いやすい”、“普通”、“酔いにくい”の3段階の情報であるものとする。
また乗員の車両内の座席位置は、この乗員が座る座席位置であって、図3を用いて後述するように、以降の説明では、“運転席”、“助手席”、“後部座席窓側”、“後部座席中央”のうちのいずれかが設定されるものとする。
さらに個人データとして、乗員にとって心地よい音質のメロディ音や楽曲データを設定してもよい。
端末側通信部12は、車載機器制御装置2と通信を行って情報をやり取りする通信部である。端末側通信部12が車載機器制御装置2へ送信するデータには、個人データ取得部11が取得した乗員の個人データや、センサ部14に計測された乗員の現在の負荷状態とナビゲーション部15により取得された車両の移動場所の特徴を含むリアルタイムデータがある。また端末側通信部12は、例えば、車載機器制御装置2と狭域無線通信あるいは有線による通信を行う。例えば、WiFi、Bluetooth(登録商標;以下記載を省略する)、あるいはインターネットなどの通信ネットワークを介して通信を行うハードウェアとソフトウェアから構成される。
リアルタイムデータ取得部13は、携帯端末1を携帯する乗員の現在の負荷状態および車両の走行場所の特徴をリアルタイムデータとして取得する。リアルタイムデータ取得部13によって取得されたリアルタイムデータは、端末側通信部12を介して車載機器制御装置2へ逐次送信される。
センサ部14は、乗員の負荷状態を計測する負荷状態計測部であり、乗員の負荷状態として乗員に加わる振動および加速度を計測する振動センサや加速度センサが挙げられる。
またセンサ部14は、乗員の心拍数や血圧、体温などの生態情報を検出するセンサであってもよい。この場合、車両の走行中に乗員に加わる振動や加速度によって変化した生態情報が乗員の負荷状態として取得される。
ナビゲーション部15は、携帯端末1が持ち込まれた車両の位置情報を計測し、地図データサーバから地図データを取得して、位置情報および地図データを基にナビゲーション処理を実行する。また、ナビゲーション部15は、車両の移動場所の特徴をリアルタイムデータ取得部13に出力する。車両の移動場所の特徴は、車両が現在走行している道路の形状や状態を定量的に示す情報である。例えば、車両の進行方向における道路のカーブ数(曲率が閾値を超える急カーブ数)や、舗装前道路の長さなどが挙げられる。
送信可否判定部16は、入力部10が乗員から受け付けた送信可否の指示に基づいて、個人データの送信可否を判定する。例えば、端末側通信部12が個人データを送信する前に、出力部17に送信可否を問い合わせる問い合わせ画面を表示して、問い合わせ画面に基づいて乗員から入力された送信可否の指示に応じて個人データの送信可否を判定する。
なお、送信可否判定部16は、乗員が個人データを登録済みである場合またはシステムのサービスを不要と考える場合に有効であるが、携帯端末1に必須の構成ではない。
出力部17は、乗員へ情報を出力する構成要素であり、携帯端末1の表示部や、音声を出力するスピーカおよびその制御を行う音声制御部などが挙げられる。
車載機器制御装置2において車側通信部20は、携帯端末1と通信を行う移動体側通信部である。車側通信部20は、携帯端末1を携帯する乗員が申告した酔いやすさのレベルおよび乗員の車両内の座席位置を含む個人データを受信する。さらに車側通信部20は、車両の走行中に携帯端末1から逐次送信されてくるリアルタイムデータを受信する。
また車側通信部20は、例えば、携帯端末1と狭域無線通信あるいは有線による通信を行う。例えば、WiFi、Bluetoothあるいはインターネットなどの通信ネットワークを介して通信を行うハードウェアとソフトウェアから構成される。
データ判別部21は、車側通信部20が携帯端末1から受信したデータの中から、個人データおよびリアルタイムデータを判別する。なお、データ判別部21によって判別された個人データは個人データ記憶部22へ送られ、リアルタイムデータは状況判定部23へ送られる。
個人データ記憶部22は、車側通信部20により受信された携帯端末1を携帯する乗員が申告した酔いやすさのレベルおよび乗員の車両内の座席位置を含んだ個人データを記憶する記憶部である。個人データ記憶部22において、個人データは乗員ごとに記憶され、乗員のIDなどの識別情報に基づいて個人データを検索することが可能である。
状況判定部23は、車両内の現在の状況が乗員にとって酔いやすい状況であるか否かを判定する判定部である。状況の判定には、図5Aおよび図5Bを用いて後述する判定用のテーブルデータが利用される。このテーブルデータには、酔いやすさのレベル、車両内の座席位置、乗員の負荷状態および車両の移動場所の特徴に対応した各状況における酔いやすさのレベルが予め設定されている。状況判定部23は、判定用のテーブルデータを参照して、車側通信部20によって逐次受信される乗員の負荷状態と車両の走行場所の特徴を含むリアルタイムデータおよび個人データ記憶部22から読み出した乗員の個人データに対応する状況の酔いやすさのレベルを特定し、特定した酔いやすさのレベルから乗員が酔いやすい状況であるか否かを判定する。
また、状況判定部23は、乗員が酔いやすい状況であると判定した場合に、その時点の乗員の負荷状態と車両の走行場所の特徴を、この乗員の履歴情報として個人データ記憶部22に保存してもよい。この場合、状況判定部23は、リアルタイムデータを履歴情報と照合して両者が合致した時点で直ちに乗員が酔いやすい状況であると判定する。このようにすることで、状況の判定における演算処理を軽減することが可能となる。
機器制御部24は、車載機器の動作を制御する制御部であり、特に、状況判定部23によって乗員が酔いやすい状況であると判定された場合に、酔い予防動作を行うように車載機器を制御する。なお、車酔い(動揺病)とは、車両の動揺あるいは車両の加速、減速、カーブの際に乗員の体に加速度が加わることによって、乗員の三半規管、特に耳石器系が刺激された結果として引き起こされる自律神経の失調状態である。
車両の動揺、加速、減速およびカーブの際に乗員の体に加わる加速度は、乗員に加わる負荷となる。しかしながら、これらは車両運転の結果として生じるものであるため、車両の運行上、これらの値を都合よく低減することはできない。そこで、機器制御部24は、状況判定部23によって乗員が酔いやすい状況になったと判定された場合に、車載機器に酔い予防動作をさせる。これにより現在の負荷状態による乗員の精神的なストレスが緩和されて車酔いを予防することができる。
酔い予防動作としては、上述したように乗員の精神的なストレスを緩和することを目的とする。例えば、車両に搭載されたオーディオ機器の酔い予防動作として予め定めた高音域および低音域の音量を低下させて音声を出力させる。このようにすることで、耳障りな高周波成分の音声が低減され、また体に響く低周波成分が低減される。これにより、乗員の気分を落ち着かせることが可能である。
車両に搭載された表示装置の酔い予防動作としては、モニタ4の表示画面の輝度または彩度を低下させるように制御する。また、車両に搭載された表示装置または点灯装置を、表示画面または表示灯における光の点滅の周期を低下させるように制御する。
このようにすることで、表示画面から乗員の目に入る刺激を緩和することができ、負荷状態の乗員の気分を落ち着かせることが可能となる。
なお、車側通信部20、データ判別部21、状況判定部23および機器制御部24は、例えば、この実施の形態1に特有な処理が記述されたプログラムをマイクロコンピュータが実行することにより、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現することができる。
また、個人データ記憶部22は、例えば実施の形態1に係る車載機器制御装置2として機能するコンピュータに搭載されたフラッシュメモリ、ハードディスクドライブ(HDD)装置、USBメモリなどに構築される。
次に動作について説明する。
図2は、実施の形態1に係る携帯端末の動作を示すフローチャートであり、乗員の個人データとリアルタイムデータを携帯端末1から車載機器制御装置2へ送信するまでの動作を示している。まず、個人データ取得部11は、個人データの入力用画面を出力部17に表示して個人データの入力待ち状態に移行する。このとき、入力部10は、対象者の車酔いしやすさのレベルの入力を受け付ける(ステップST1)。
なお、対象者は携帯端末1を携帯する乗員であり、この乗員が入力用画面に応じて“酔いやすい”、“普通”、“酔いにくい”のいずれかのレベルを入力(申告)する。
次に、入力部10は、対象者が座る車内座席の入力を受け付ける(ステップST2)。ここで、携帯端末1が持ち込まれる車両が、図3に示す車両100であり、座席は、運転席101、助手席102、後部座席窓側103a,103b、後部座席中央104であるものとする。すなわち、対象者が座る車内座席として“運転席”、“助手席”、“後部座席窓側”、“後部座席中央”のいずれかが入力される。
入力部10を介して入力された乗員の車酔いしやすさのレベルおよび座席位置を含んだ個人データは、個人データ取得部11に取得され、端末側通信部12に出力される。
入力用画面に応じてデータが入力されると、送信可否判定部16は、端末側通信部12が個人データを送信する前に、出力部17に問い合わせ画面を表示して、乗員に個人データの送信可否を問い合わせる(ステップST3)。この後、送信可否判定部16は、上記問い合わせ画面を基に乗員から入力された送信可否の指示に応じて個人データが送信可であるか否かを判定する(ステップST4)。
乗員が既に個人データを登録済みである場合など個人データの送信不可の指示があった場合(ステップST4;NO)、処理を終了する。
一方、個人データの送信可の指示があった場合(ステップST4;YES)、送信可否判定部16は、個人データが送信可であると判定し、その判定結果を端末側通信部12に通知する。これにより、端末側通信部12は個人データを車載機器制御装置2へ送信する(ステップST5)。
車両100の走行開始をトリガとして、センサ部14は、携帯端末1を携帯する乗員の負荷状態(例えば、乗員に加わる振動および加速度)の計測を開始し、ナビゲーション部15は、車両100の位置情報および地図データから車両100の移動場所の特徴を判別する。ここでは、車両100の移動場所の特徴として、例えば、車両の進行方向における道路のカーブ数(曲率が閾値を超える急カーブ数)を得るものとする。
リアルタイムデータ取得部13は、センサ部14が計測した乗員の負荷状態およびナビゲーション部15が判別した車両100の移動場所の特徴を取得して端末側通信部12にリアルタイムデータとして出力する。端末側通信部12はリアルタイムデータ取得部13から入力したリアルタイムデータを車載機器制御装置2に送信する(ステップST6)。
図4は、実施の形態1に係る移動体機器制御装置の動作を示すフローチャートであり、車載機器制御装置2が乗員の酔いやすい状況を判定して車載機器に酔い予防動作をさせる処理について示している。
まず、データ判別部21は、車載機器制御装置2が起動している間、車側通信部20が携帯端末1からデータを受信したか否かを確認する(ステップST1a)。携帯端末1からデータを受信しない場合(ステップST1a;NO)、ステップST1aに戻り、上記確認を繰り返す。
車側通信部20が携帯端末1からデータを受信した場合(ステップST1a;YES)、データ判別部21は、携帯端末1から受信したデータが個人データかリアルタイムデータかを判別する(ステップST2a)。例えば、データに酔いやすさのレベルおよび乗員の車両100内の座席位置が含まれる場合に、このデータが個人データであると判別し、乗員の負荷状態および車両100の移動場所の特徴を含む場合にはリアルタイムデータと判別する。
携帯端末1から受信したデータが個人データである場合、データ判別部21は、これを個人データ記憶部22に記憶して登録する(ステップST3a)。
一方、携帯端末1から受信したデータがリアルタイムデータである場合、データ判別部21は、これを状況判定部23に出力する。
状況判定部23は、判定用のテーブルデータを参照して、入力したリアルタイムデータおよび個人データ記憶部22から読み出した乗員の個人データに対応する状況の酔いやすさのレベルを特定し、特定した酔いやすさのレベルから現在状況が乗員の酔いやすい状況であるか否かを判定する(ステップST4a)。
図5Aおよび図5Bは、車酔いしやすい状況の判定用のテーブルデータの一例を示す図である。図5Aおよび図5Bに示す判定用のテーブルデータでは、酔いやすさのレベルを“酔いにくい;レベル1”、“普通;レベル2”、“酔いやすい;レベル3”としている。また、車両100内の座席位置を“運転席”、“助手席”、“後部座席窓側”、“後部座席中央”としている。さらに乗員の負荷状態として乗員に加わる振動(揺れ)をモニタしており、揺れがない場合をレベル0、揺れが弱い場合にはレベル1、揺れが普通の場合はレベル2、揺れが強い場合はレベル3、揺れが非常に強い場合はレベル4としている。
なお、揺れの強弱は、リアルタイムデータと振動に関する予め定めた振動に関する閾値との比較結果から判別する。また、車両100の移動場所の特徴は、車両の進行方向における道路のカーブ数(曲率が閾値を超える急カーブ数)をモニタしており、カーブがない直線道路、カーブ数が少ない場合、多い場合に分類する。この分類もカーブ数と予め定めたカーブ数に関する閾値との比較結果から決定する。判定用のテーブルデータは、これらのパラメータに対応した各状況における酔いやすさのレベルが設定されている。これらのレベルは、上記パラメータに対応する状況での酔いやすさの実験結果を統計的に処理することにより予め決定しておく。
また図5Aおよび図5Bに示す判定用のテーブルデータは、各状況における酔いやすさのレベルを、D、C、B、A、S、SSに分けている。レベルDは車酔いが起こらないであろう快適なレベルであり、レベルC、B、A、Sの順で乗員への負荷が強くなり車酔いしやすいレベルとなる。レベルSSは、乗員への負荷が最も強く乗員が酔いやすい状況になっており、直ちに車載機器に酔い予防動作をさせる必要がある。
状況判定部23は、このような判定用のテーブルデータを参照して、入力したリアルタイムデータおよび個人データ記憶部22から読み出した乗員の個人データに対応する状況の酔いやすさのレベルを判定する。現在の状況がレベルSSであるときに乗員が酔いやすい状況と判定してもよいが、設定により乗員が酔いやすい状況であると判断するレベルを下げてもよい。例えば、レベルBまでを乗員が酔いやすい状況であると判断して、これに対応する全ての乗員に対して走行中の負荷によるストレスを軽減するように車載機器にて酔い予防動作を行う。
現在の状況が酔いやすい状況ではない場合(ステップST4a;NO)、ステップST1aに戻り、上述の処理を繰り返す。
現在の状況が酔いやすい状況であれば(ステップST4a;YES)、状況判定部23は、どの座席に座る乗員が酔いやすい状況であるのかを示す情報を機器制御部24に通知する。機器制御部24は、上記通知で指定された乗員の精神的なストレスを緩和することを目的として、車載機器に酔い予防動作をさせる(ステップST5a)。
例えば、オーディオ機器を制御して、上記通知で指定された乗員が座る座席付近に配置されたスピーカ3から出力される音声の高音域および低音域の音量を低下させる。また、その乗員の個人データとして予め登録された、乗員のストレスを緩和するメロディ音や、楽曲データがある場合は、それを再生する。さらに上記通知で指定された乗員が視聴するモニタ4の表示画面の輝度または彩度を低下させる。
この他、乗員が酔いやすい状況になったと判定された場合、機器制御部24が、ヘッドアップディスプレイや車両前方のディスプレイの表示を制御することにより、空気の入れ換えなどを促す通知を行ってもよい。また、状況判定部23が、車側通信部20を介して酔いやすい状況となっている乗員の携帯端末1に対して、酔いやすい状況となっている旨と休憩を促す通知を行ってもよい。
機器制御部24は、車両100のECUから車両状態情報を入力しており、この車両状態情報に基づいて車両100の運転が終了したか否かを確認する(ステップST6a)。車両100の運転が継続している場合(ステップST6a;NO)、ステップST1aに戻り、上述の一連の処理が繰り返される。運転が終了すれば(ステップST6a;YES)、処理を終了する。
以上のように、この実施の形態1によれば、車両に持ち込まれた携帯端末1と通信を行う車側通信部20と、車側通信部20により受信された携帯端末1を携帯する乗員が申告した酔いやすさのレベルおよび乗員の車両内の座席位置を含む個人データを記憶する個人データ記憶部22と、酔いやすさのレベル、車両内の座席位置、乗員の負荷状態および車両の移動場所の特徴に対応した各状況における酔いやすさのレベルが設定された判定用のテーブルデータを参照して、車側通信部20により逐次受信される乗員の負荷状態と車両の移動場所の特徴および個人データ記憶部22から読み出した乗員の個人データに対応する状況の酔いやすさのレベルを特定し、特定した酔いやすさのレベルから乗員が酔いやすい状況であるか否かを判定する状況判定部23と、乗員が酔いやすい状況であると判定された場合に、酔い予防動作を行うように車載機器を制御する機器制御部24とを備える。
このように構成することで、酔いやすさのレベル、車両内の座席位置、乗員の負荷状態および車両の移動場所の特徴といった様々なパラメータに応じた状況における酔いやすさのレベルによって乗員が酔いそうな状況を予め特定することから、酔い予防を行うことができる。
また、この実施の形態1によれば、乗員の負荷状態は、乗員に加わる振動および加速度のうちの少なくとも一方であり、車両の移動場所の特徴は車両が移動している道路のカーブ数であるので、車両の走行中に乗員に加わる負荷を的確に判断することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、機器制御部24が、乗員が酔いやすい状況であると判定された場合に、車両に搭載されたオーディオ機器を、予め定めた高音域および低音域の音量を低下させて音声を出力するように制御する。耳障りな高周波成分の音声が低減され、また体に響く低周波成分が低減される。これにより、乗員の気分を落ち着かせることが可能である。
さらに、この実施の形態1によれば、機器制御部24が、乗員が酔いやすい状況であると判定された場合に、車両に搭載された表示装置を、表示画面の輝度または彩度を低下させるように制御する。また、車両に搭載された表示装置または点灯装置を、表示画面または表示灯における光の点滅の周期を低下させるように制御する。
このようにすることで、表示画面から乗員の目に入る刺激を緩和することができ、負荷状態の乗員の気分を落ち着かせることが可能となる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2に係る移動体機器制御システムの構成を示すブロック図であり、車両に搭載された車載機器制御システムを示している。図6のシステムは、車載機器を制御するシステムであり、携帯端末1Aおよび車載機器制御装置2Aを備える。
実施の形態2では、携帯端末1Aが、図1の構成に加えて、個人データ記憶部18および状況判定部19を備える。個人データ記憶部18および状況判定部19は、図1における個人データ記憶部22および状況判定部23と同様に機能する。
状況判定部19は、図5Aおよび図5Bに示したような判定用のテーブルデータを参照して、リアルタイムデータ取得部13によって逐次取得される乗員の負荷状態と車両の走行場所の特徴を含むリアルタイムデータおよび個人データ記憶部18から読み出した乗員の個人データに対応する状況の酔いやすさのレベルを特定し、特定した酔いやすさのレベルから乗員が酔いやすい状況であるか否かを判定する。判定結果は、状況判定部19から端末側通信部12に出力され、端末側通信部12によって車載機器制御装置2Aへ送信される。
また、車載機器制御装置2Aでは、図1における個人データ記憶部22および状況判定部23が省略されている。実施の形態2に係るデータ判別部21は、車側通信部20が携帯端末1Aから受信したデータが状況判定部19の判定結果であるかどうかを判別する。データ判別部21は、車側通信部20が携帯端末1Aから乗員が酔いやすい状況であるとの判定結果を受信した場合、どの座席に座る乗員が酔いやすい状況であるのかを示す情報を機器制御部24に通知する。機器制御部24は、上記通知で指定された乗員の精神的なストレスを緩和することを目的として、車載機器に酔い予防動作をさせる。
以上のように、実施の形態2に示すように、携帯端末1Aが現在の状況を判定しても、上記実施の形態1と同様な効果を得ることができる。
なお、携帯端末と車載機器制御装置の双方と通信可能なサーバを設けて、このサーバが個人データ記憶部および状況判定部を備えてもよい。この場合、サーバが、携帯端末から受信した個人データを記憶し、携帯端末から受信したリアルタイムデータから酔いやすい状況であるかどうかを判定し、判定結果を車載機器制御装置へ送信する。車載機器制御装置は、このサーバで乗員が酔いやすい状況になったと判定された場合に、車載機器に酔い予防動作をさせる。
上記実施の形態1および2では、移動体が車両である場合を示したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、鉄道、船舶または航空機などの移動体にも適用可能である。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,1A 携帯端末、2,2A 車載機器制御装置、3 スピーカ、4 モニタ、10 入力部、11 個人データ取得部、12 端末側通信部、13 リアルタイムデータ取得部、14 センサ部、15 ナビゲーション部、16 送信可否判定部、17 出力部、20 車側通信部、21 データ判定部、18,22 個人データ記憶部、19,23 状況判定部、24 機器制御部。

Claims (9)

  1. 移動体に搭載された移動体機器の動作を制御する移動体機器制御装置であって、
    前記移動体に持ち込まれた携帯端末と通信を行う移動体側通信部と、
    前記移動体側通信部により受信された前記携帯端末を携帯する乗員が申告した酔いやすさのレベルおよび前記乗員の移動体内の座席位置を含む個人データを記憶する個人データ記憶部と、
    酔いやすさのレベル、移動体内の座席位置、乗員の負荷状態および移動体の移動場所の特徴を示す各情報と、この情報の組み合わせに対応した各状況における酔いやすさのレベルが設定された判定用のテーブルデータを参照して、前記移動体側通信部により逐次受信される前記乗員の負荷状態と前記移動体の移動場所の特徴および前記個人データ記憶部から読み出した前記乗員の個人データに対応する状況の酔いやすさのレベルを特定し、特定した酔いやすさのレベルから前記乗員が酔いやすい状況であるか否かを判定する状況判定部と、
    前記乗員が酔いやすい状況であると判定された場合に、酔い予防動作を行うように前記移動体機器を制御する機器制御部とを備える移動体機器制御装置。
  2. 前記乗員の負荷状態は、前記乗員に加わる振動および加速度のうちの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1記載の移動体機器制御装置。
  3. 前記移動体の移動場所の特徴は、前記移動体が移動している道路のカーブ数であることを特徴とする請求項1記載の移動体機器制御装置。
  4. 前記機器制御部は、前記乗員が酔いやすい状況であると判定された場合に、前記移動体に搭載されたオーディオ機器を、予め定めた高音域および低音域の音量を低下させて音声を出力するように制御することを特徴とする請求項1記載の移動体機器制御装置。
  5. 前記機器制御部は、前記乗員が酔いやすい状況であると判定された場合に、前記移動体に搭載された表示装置を、表示画面の輝度または彩度を低下させるように制御することを特徴とする請求項1記載の移動体機器制御装置。
  6. 前記機器制御部は、前記乗員が酔いやすい状況であると判定された場合に、前記移動体に搭載された表示装置または点灯装置を、表示画面または表示灯における光の点滅の周期を低下させるように制御することを特徴とする請求項1記載の移動体機器制御装置。
  7. 移動体の乗員に携帯された携帯端末であって、
    前記携帯端末を携帯する乗員が申告した酔いやすさのレベルおよび前記乗員の移動体内の座席位置を含む個人データの入力を受け付ける個人データ取得部と、
    前記乗員の負荷状態を計測する負荷状態計測部と、
    前記移動体が移動する移動場所の特徴情報を取得する移動場所特徴取得部と、
    酔いやすさのレベル、移動体内の座席位置、乗員の負荷状態および移動体の移動場所の特徴を示す各情報と、この情報の組み合わせに対応した各状況における酔いやすさのレベルが設定された判定用のテーブルデータを参照して、逐次取得される前記乗員の負荷状態と前記移動体の移動場所の特徴および前記個人データ取得部で受け付けた前記乗員の個人データに対応する状況の酔いやすさのレベルを特定し、特定した酔いやすさのレベルから前記乗員が酔いやすい状況であるか否かを判定する状況判定部と、
    前記移動体に搭載され、前記乗員が酔いやすい状況である場合に酔い予防動作を行うように移動体機器を制御する移動体機器制御装置と通信を行って、前記状況判定部の判定結果を送信する端末側通信部とを備える携帯端末。
  8. 移動体の乗員が携帯する携帯端末と、前記移動体に搭載された移動体機器の動作を制御する移動体機器制御装置とを備える移動体機器制御システムであって、
    前記携帯端末を携帯する乗員が申告した酔いやすさのレベルおよび前記乗員の移動体内の座席位置を含む個人データの入力を受け付ける個人データ取得部と、
    前記乗員の負荷状態を計測する負荷状態計測部と、
    酔いやすさのレベル、移動体内の座席位置、乗員の負荷状態および移動体の移動場所の特徴を示す各情報と、この情報の組み合わせに対応した各状況における酔いやすさのレベルが設定された判定用のテーブルデータを参照して、前記移動体側通信部により逐次受信される前記乗員の負荷状態と前記移動体の移動場所の特徴および前記個人データ取得部で受け付けた前記乗員の個人データに対応する状況の酔いやすさのレベルを特定し、特定した酔いやすさのレベルから前記乗員が酔いやすい状況であるか否かを判定する状況判定部と、
    前記乗員が酔いやすい状況であると判定された場合に、酔い予防動作を行うように前記移動体機器を制御する機器制御部とを備える移動体機器制御システム。
  9. 移動体に搭載された移動体機器の動作を制御する移動体機器制御方法であって、
    移動体側通信部が、携帯端末と通信して、前記携帯端末を携帯する乗員が申告した酔いやすさのレベルおよび前記乗員の移動体内の座席位置を含む個人データを受信するステップと、
    個人データ記憶部が、前記移動体側通信部により受信された前記個人データを記憶するステップと、
    状況判定部が、酔いやすさのレベル、移動体内の座席位置、乗員の負荷状態および移動体の移動場所の特徴を示す各情報と、この情報の組み合わせに対応した各状況における酔いやすさのレベルが設定された判定用のテーブルデータを参照して、前記移動体側通信部により逐次受信される前記乗員の負荷状態と前記移動体の移動場所の特徴および前記個人データ記憶部から読み出した前記乗員の個人データに対応する状況の酔いやすさのレベルを特定し、特定した酔いやすさのレベルから前記乗員が酔いやすい状況であるか否かを判定するステップと、
    機器制御部が、前記乗員が酔いやすい状況であると判定された場合に、酔い予防動作を行うように前記移動体機器を制御するステップとを備える移動体機器制御方法。
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