JP4361575B2 - 変調装置、復調装置、および音響信号伝送方法 - Google Patents

変調装置、復調装置、および音響信号伝送方法 Download PDF

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Description

本発明は、音響信号にデータ信号を重畳してデータを伝送する変調装置、復調装置および音響信号伝送方法に関する。
音響信号にデータ信号を重畳して伝送する伝送システムには、特許文献1に記載されているように音響信号に伝送信号を拡散して重畳する技術、特許文献2に記載されているように音響信号のある周波数帯を利用してデータを伝送する技術がある。このような音響信号にデータ信号を重畳する技術は、著作権保護や不正コピー防止のための音響電子透かしに用いられることが多いが、スピーカからマイクに音波で情報を伝送する情報通信技術としても用いられる。
国際公開WO02/45286パンフレット 特開2001−148670号公報
上述特許文献において用いられている音響信号にデータ信号を重畳することができる技術をスピーカからマイクへの情報伝送に用いる場合は、伝送先で伝送信号を復調する際に、シンボル同期をとるための信号が必要になる場合がある。また、伝送信号の搬送波周波数が可変である場合、受信側で搬送波周波数の検出が必要になる。例えば、音響信号の周波数によっては音質に差が出る場合があり、そのために送信側(変調側)で、音響信号においていくつかある搬送波周波数から一つの周波数を選択するようにしたいという要望がある。この場合、受信側(復調側)で、搬送波周波数を認識する必要がある。
しかし、これらのデータ信号を搬送させるための周波数を認識させるための通知用の搬送波周波数を利用するとその分の周波数利用効率が低下するといった問題がある。特に可聴帯域の音波で情報を伝送する場合、利用できる周波数帯が狭いため(例えば、20Hz−20kHz)、可聴帯域で周波数検出用に周波数帯を確保することは伝送システムの性能を大きく劣化させる要因となる。
そこで、上述の課題を解決するために、データ信号のための搬送波周波数を任意に選択することを可能とするとともに、データ信号の搬送波周波数を通知するための周波数を用いることなくその搬送波周波数を通知することができる変調装置、復調装置および音響信号伝送方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の音響信号伝送方法は、伝送元において、データ信号の搬送波周波数および当該搬送波周波数に応じたPN系列を選択する選択ステップと、伝送元において、前記データ信号を用いて前記選択ステップにより選択された搬送波周波数を変調する変調ステップと、伝送元において、前記選択ステップにより選択されたPN系列に基づいてシンボル同期信号を生成する生成ステップと、伝送元において、前記生成ステップにより生成されたシンボル同期信号および前記変調ステップにより変調された変調データ信号を前記音響信号に重畳して送信する重畳ステップと、伝送先において、変調された変調データ信号が重畳された音響信号を受信する受信ステップと、伝送先において、前記受信ステップにより受信された音響信号に対して複数のPN系列と相関計算を行う演算ステップと、伝送先において、前記演算ステップにより演算された結果に基づいて、前記複数のPN系列の中で受信された音響信号との最大相関値が最も高いPN系列を判別する判別ステップと、伝送先において、前記判別ステップにより判別されたPN系列を用いて同期ポイントを決定するとともに、当該同期ポイントに基づいて、前記音響信号に重畳されている変調データ信号のシンボル同期処理を行う同期処理ステップと、伝送先において、前記同期処理ステップにより同期処理が行われた変調データ信号を復調する復調ステップと、を備えている。
この発明によれば、伝送元が音響信号の搬送波周波数帯域に応じて当該周波数帯域に対応したシンボル同期用信号のPN系列を選択し、選択されたPN系列が重畳された音響信号を送信する。伝送先では、送信された音響信号を受信し、受信された音響信号に対して複数のPN系列と相互相関計算を行う。そして、複数のPN系列において音響信号との最大相関値が最も高いPN系列を判別し、判別されたPN系列と音響信号との相関値に基づいてシンボル同期ポイントを検出する。その後、検出された同期ポイントおよび判別されたPN系列に基づいて音響信号に重畳されているデータ信号の搬送波周波数を決定してデータ信号を復調する。これにより、変調装置側において、データ信号の搬送波周波数を任意に決めた場合でも、復調装置側で、その搬送波周波数を認識し、それに基づいて復調することができる。よって、可聴帯域で周波数検出用に周波数を確保することがないため、周波数の利用効率を向上させることができ、音響信号の音質を低下させること無く音響信号にデータ信号を重畳することができる。
また、本発明の変調装置は、音響信号にデータ信号を重畳して送信する変調装置において、データ信号の搬送波周波数および当該搬送波周波数に応じたPN系列を選択する選択手段と、前記データ信号を用いて前記選択手段により選択された搬送波周波数を変調する変調手段と、前記選択手段により選択されたPN系列に基づいてシンボル同期信号を生成する生成手段と、前記生成手段により生成されたシンボル同期信号および前記変調手段により変調された変調データ信号を前記音響信号に重畳する重畳手段と、を備えている。
この発明によれば、データ信号の搬送波周波数および当該搬送波周波数に応じたPN系列を選択し、選択された搬送波周波数をデータ信号を用いて変調する。そして、選択されたPN系列に基づいてシンボル同期信号を生成し、生成されたシンボル同期信号および変調された変調データ信号を音響信号に重畳する。これにより、搬送波周波数を特定するための周波数を確保することなく、シンボル同期信号を用いて復調装置側にデータ信号の搬送波周波数を通知することができる。よって、データ信号のための搬送波周波数を適宜変えることを可能とするとともに、データ信号を搬送するための搬送波周波数を通知するための搬送波周波数を用いることなく、データ信号の搬送波周波数を通知することができる。
また、本発明の変調装置は、前記変調データ信号のデータシンボルの後部に前記データシンボルの前方の所定部分を複製して生成されたガード時間ブロックを挿入する挿入手段と、を備え、前記挿入手段によりガード時間ブロックが挿入された変調データ信号およびシンボル同期信号が音響信号に重畳されることが好ましい。
この発明によれば、変調データ信号のデータシンボルの後部にデータシンボルの前方の所定部分を複製して生成されたガード時間ブロックを挿入する。そして、ガード時間ブロックが挿入された変調データ信号およびシンボル同期信号が音響信号に重畳される。これにより、シンボル同期がずれた場合であっても、シンボル間干渉を防止することができる。
また、本発明の復調装置は、変調された変調データ信号が重畳された音響信号を受信する入力手段と、前記入力手段により受信された音響信号に対して複数のPN系列と相関計算を行う演算手段と、前記演算手段により演算された結果に基づいて、前記複数のPN系列の中で受信された音響信号との最大相関値が最も高いPN系列を判別する判別手段と、前記判別手段により判別されたPN系列を用いて同期ポイントを決定するとともに、当該同期ポイントに基づいて、前記音響信号に重畳されている変調データ信号のシンボル同期処理を行う同期処理手段と、前記同期処理手段により同期処理が行われた変調データ信号を復調する復調手段と、を備えている。
この発明によれば、変調された変調データ信号が重畳された音響信号を受信し、受信された音響信号に対して複数のPN系列と相関計算を行い、演算された結果に基づいて、複数のPN系列の中で受信された音響信号との最大相関値が最も高いPN系列を判別する。そして、判別されたPN系列を用いて同期ポイントを決定するとともに、当該同期ポイントに基づいて、音響信号に重畳されている変調データ信号のシンボル同期処理を行い、同期処理が行われた変調データ信号を復調する。これにより、データ信号を搬送するための搬送波周波数を通知するための搬送波周波数を用いることなく、変調装置側で指定されたデータ信号のための搬送波周波数を認識することができる。
また、本発明の復調装置は、前記演算手段は、受信された音響信号とPN系列との相関計算を2つ以上のサンプルおきに間引いて計算し、前記演算手段による相関計算において間引いたサンプル数に基づいて、前記演算手段による相関計算から導出されたデータシンボルの同期ポイントを前方にシフトするシフト手段と、を備えている。
この発明によれば、受信された音響信号とPN系列との相関計算を2つ以上のサンプルおきに間引いて計算し、相関計算において間引いたサンプル数に基づいて、相関計算から導出されたデータシンボルの同期ポイントを前方にシフトする。これにより、相関計算のための演算量を軽減することができるとともに、同期ずれが起こったとしても、シンボル間干渉を低減することができる。
本発明によれば、可聴帯域で周波数検出用に周波数を確保することがないため、周波数の利用効率を向上させることができ、音響信号の音質を低下させること無く音響信号にデータ信号を重畳することができる。
本発明は、一実施形態のために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1に、可聴帯域のある周波数帯でOFDM変調信号を伝送し、OFDM変調のシンボル同期信号を低域の音響信号に重畳して伝送する実施形態を示す。図1は、本実施形態のOFDM変調を行った音響信号をスピーカ5から出力し、出力された音響信号をマイクロフォン7で入力する音響信号通信システムの概念を示す概念図である。本実施形態の音響信号通信システムにおけるシステム構成は、図1に示すとおり、音響信号送信システム100と音響信号受信システム200とから構成されている。図1(a)に示すとおり、音響信号送信システム100は、音響信号1に伝送データ信号2を変調して重畳し送信音響信号4に変換する変調装置3と、送信音響信号4を音波6として出力するスピーカ5とを含んで構成される。また、図1(b)に示すとおり、音響信号受信システム200は、音波6を受信して受信音響信号8を生成するマイクロフォン7と受信音響信号8を復調して伝送データ信号2を抽出する復調装置9を含んで構成される。以下、変調装置3および復調装置9について詳細に説明する。
図2は、本実施形態の変調装置3の構成を示すブロック図である。この変調装置3は、S/P変換部20、搬送波選択部21(選択手段)、OFDM変調処理部22(変調手段)、ガード時間信号生成部23(挿入手段)、スペクトル包絡振幅調整部24、バンドパスフィルタ25、PN系列選択部26(選択手段)、シンボル同期信号生成部27(生成手段)、D/A変換部28、および加算部29(重畳手段)を含んで構成されている。以下、各構成について説明する。
S/P変換部20は、シングルビットストリームの伝送データ信号をパラレルビットストリームの伝送データ信号に変換する部分である。
搬送波選択部21は、OFDM変調信号の周波数帯を選択し、OFDM変調処理部22に搬送波周波数を提供する部分である。この搬送波選択部21は、本システムのユーザからの指定によりまたはその他指示により複数用意されている搬送波周波数から一の搬送波周波数を選択することになる。
OFDM変調処理部22は、S/P変換部20により変換された伝送データ信号を用いて搬送波選択部21により選択された搬送波周波数帯における搬送波をOFDM変調する部分である。OFDM変調処理部22は、変調した各周波数の搬送波を合成して、OFDMシンボルを形成する。そして、形成したOFDMシンボルをガード時間信号生成部23に出力する。
なお、OFDM変調処理部22は、スペクトル包絡振幅調整部24からの振幅調整作用により、音響信号の振幅にあわせた振幅を有するOFDM変調信号を生成する。すなわち、音響信号の振幅が大きい周波数帯域について、その周波数の振幅に合わせた振幅となるようにOFDM変調信号を調整し、音響信号の振幅が小さい周波数帯域についてはその小さい周波数帯域の振幅に合わせた振幅となるようにOFDM変調信号を調整する。
ガード時間信号生成部23は、OFDM変調処理部22において生成されたOFDM変調信号であるOFDMシンボルの一部を複製して、OFDMシンボルの前方および後方にその一部を付加してOFDMフレームを生成する部分である。このガード時間信号生成部23は、ガード時間を示すガードブロックが付加されたOFDMフレームからなるOFDM変調信号を加算部29に出力する。
ここで、ガード時間の具体的な付加方法について図3を用いて説明する。図3は、OFDMシンボル17の一部を複製して、ガード時間を生成するときの処理を示す模式図である。図3に示すように、OFDMフレームは、OFDMシンボルとその前後(またはいずれか一方)に配置されたガード時間により構成されているものである。
図3(a)に示すように、ガード時間信号生成部23は、OFDM変調信号における各OFDMシンボル17の前方にガード時間を挿入、すなわち、OFDMシンボル17の後部の所定シンボル部分を複製し、OFDMシンボル17の前方にガード時間としてガードブロックを付加する。また、図3(b)に示すようにガード時間信号生成部23は、OFDM変調処理部22により生成されたOFDM変調信号における各OFDMシンボル17の後方にガード時間を挿入、すなわち、OFDMシンボル17の前部の所定シンボル部分を複製し、OFDMシンボル17の後方にガード時間としてガードブロックを付加するようにしてもよい。
このようにガード時間信号生成部23では、受信側(復調装置9)でシンボル同期のポイントが若干ずれてもシンボル間干渉を起こさないようにするために、図3に示すようにシンボルの前方および後方にガード時間を挿入する。すなわち、図3(a)に示すようにOFDMシンボル17の前方にガード時間18を挿入する。これは反射波等のマルチパス干渉によってひとつ前のOFDMシンボルが遅延して届いたとしてもシンボル間干渉を起こさないようにするためである。しかし前方のガード時間18のみでは、シンボル同期ポイントが後方にずれたときにひとつ後のOFDMシンボルと干渉してしまうため、本実施形態では、さらにシンボル同期ポイントの若干のずれに対応できるガード時間を後方にも挿入する。これにより、挿入した後方ガード時間19で示されるサンプル数までであればシンボル同期が後方にずれてもシンボル間干渉は生じなくなる。
スペクトル包絡振幅調整部24は、音響信号をフーリエ変換して周波数スペクトルを計算し、周波数スペクトルに基づいてOFDM変調処理部22に搬送波振幅情報を提供する部分である。また、スペクトル包絡振幅調整部24は、周波数マスキング閾値を計算し、シンボル同期信号生成部27に提供する。
ここで、スペクトル包絡振幅調整部24により調整されるOFDM変調信号について図4を用いて説明する。図4は、スピーカ5から送信される送信音響信号を示す模式図である。スペクトル包絡振幅調整部24は、OFDM変調信号12に示される振幅を音響信号にあわせて調整する。図4において、破線部分が音響信号の振幅を示しているが、OFDM変調信号12は、この破線で示されている部分に合わせた振幅に調整される。
バンドパスフィルタ25は、音響信号を帯域除去フィルタに通してOFDM信号周波数帯域の信号を除去する部分である。具体的には、図4に示されるように、バンドパスフィルタ25は、搬送波選択部21により選択された搬送波周波数に対応する周波数帯を、OFDM変調信号12が合成されるべき部分として音響信号が除去された帯域除去音響信号11を生成することになる。この帯域除去音響信号11は、バンドパスフィルタ25から加算部29に出力される。
PN系列選択部26は、搬送波選択部21により選択された周波数に対応したPN系列を選択し、選択されたPN系列をシンボル同期信号生成部27に提供する部分である。図5に、周波数帯域とPN系列との関係を示す概念図を示す。例えば、図5(a)に示すように搬送波選択部21により周波数帯A(OFDM周波数:6.4〜8.0kHz)が選択された場合、PN系列1(生成多項式x+x+1)が選択されることになる。また、図5(b)に示すように搬送波選択部21により周波数帯B(OFDM周波数:4.0〜5.6kHz)が選択された場合、PN系列2(生成多項式x+x+x+x+1)が選択されることになる。
シンボル同期信号生成部27は、PN系列選択部26により選択されたPN系列からシンボル同期信号を生成し、周波数マスキング閾値に基づいて振幅を調節する部分である。例えば、シンボル同期信号生成部27は、図4に示されるように周波数マスキング閾値13より小さくなるようにシンボル同期信号14を生成する。
D/A変換部28は、加算部29によりOFDM変調信号、シンボル同期信号および帯域除去音響信号が合成された信号をアナログ信号に変換して得られた送信音響信号4を出力する部分である。送信音響信号4は、スピーカ5により音波6として出力される。
つぎに、この変調装置3により生成された送信音響信号4に基づいた音波6を入力する音響信号受信システム200に備えられている復調装置9について説明する。図6は、復調装置9の構成を示すブロック図である。この復調装置9は、A/D変換部31(入力手段)、PN系列相関計算部32(演算手段)、PN系列選択部33(判別手段)、シンボル同期処理部34(同期処理手段、シフト手段)、搬送波選択部35、バンドパスフィルタ36、ガード時間除去部37、OFDM復調処理部38(復調手段)、およびP/S変換部39を含んで構成される。以下、各構成について説明する。
A/D変換部31は、マイクロフォン7により受信された録音されて得られた受信音響信号8をディジタル信号に変換する部分である。
PN系列相関計算部32は、受信音響信号に対して複数のPN系列の一つ一つとの相関計算を行う部分である。
ここで、PN系列相関計算部32において、受信音響信号とPN系列との相関計算の計算量削減のための相関計算の間引きを行う例を示す。一般的にPN系列相関計算部32で相関計算を行う際に、受信音響信号を1サンプルずつずらしながらPN系列との相関を計算する。しかしながら、1サンプルごとにPN系列の符号長×PN系列の種類数の分だけ計算処理が必要となるため計算量が大きくなる。この計算量を削減するために、受信音響信号とPN系列との相関計算を2サンプル以上の間隔で計算することが考えられる。
ここで、相関計算をnサンプル間引いて行うことによってシンボル同期のポイントが±0〜nサンプルずれる可能性が生じる。シンボル同期ポイントが前方にずれる場合にはガード時間があるため、ある程度まではシンボル間干渉を回避できるが、シンボル同期ポイントが後方にずれた場合には後方のOFDMフレームとの干渉が生じてしまう。
変調装置3においては、この後方へのずれに対処するために後方ガード時間を挿入する手段が備えられているが、復調装置9だけでもこの後方へのずれに対処する手段として、シンボル同期処理部34は、相関計算から算出したシンボル同期ポイントに対して、nサンプルだけシンボル同期ポイントを前方にシフトするシフト手段を備えることが考えられる。このシフト手段を備えることで、相関計算間引きによって同期ポイントが±0〜nサンプルずれていても同期ポイントが前方に0〜2nサンプルずれることになり、後方のOFDMフレームと干渉することを回避できる。
PN系列選択部33は、PN系列相関計算部32により計算された相関値のうち、最大相関値となるPN系列を選択する部分である。
シンボル同期処理部34は、PN系列選択部33により選択されたPN系列で相関値が最も高いポイントをシンボル同期ポイントと識別し、このシンボル同期ポイントに従った同期処理を行う部分である。
搬送波選択部35は、PN系列選択部33により選択されたPN系列に対応した搬送波周波数を選択し、選択した搬送波周波数をバンドパスフィルタ36およびOFDM復調処理部38に提供する部分である。
バンドパスフィルタ36は、受信音響信号を、搬送波選択部35により選択された搬送波周波数に基づいた帯域通過フィルタに通して、伝送データ信号であるOFDM変調信号だけを抽出する部分である。
ガード時間除去部37は、OFDMフレームであるOFDM変調信号からガード時間を除去し、OFDMシンボルだけを抽出する部分である。
OFDM復調処理部38は、OFDM復調処理を行う部分であり、搬送波選択部35により選択された搬送波周波数を用いてOFDM変調信号を復調し、伝送データ信号を得る。
P/S変換部39は、OFDM復調して抽出したパラレルビットストリームの伝送データ信号をシングルビットストリームの伝送データ信号に変換して出力する部分である。
以上の構成をとることにより、音響信号に含まれているシンボル同期信号から、同期処理を行うとともに、伝送データ信号の搬送波を検出し、伝送データ信号を抽出することができる。
つぎに、本実施形態の変調装置3および復調装置9の動作について説明する。図7は、本実施形態の変調装置3の動作を示すフローチャートである。
変調装置3において、音響信号1と伝送データ信号2とが読み込まれる(S101)。また、搬送波選択部21およびPN系列選択部26において、伝送データ信号の搬送波周波数帯域やそれに対応するPN系列が選択される(S102)。つぎに、音響信号1に対してスペクトル包絡振幅調整部24によりフーリエ変換が行われ、周波数スペクトルが計算される(S103)。その後、バンドパスフィルタ25により、音響信号1からOFDM変調信号の周波数帯域が除去され帯域除去音響信号11が生成される。
一方、伝送データ信号2は、S/P変換部20でパラレルビットストリームに変換され、スペクトル包絡振幅調整部24で搬送波の振幅をS103で計算した周波数スペクトルの包絡に基づいて調節され、調節された各搬送波を変調してOFDM変調信号が生成される(S104)。搬送波周波数は搬送波選択部21で選択された周波数が利用される。ガード時間信号生成部23により、変調されたOFDM変調信号のOFDMシンボルに対して、前方および後方ガード時間が生成され付加される(S105)。
つぎに、シンボル同期信号生成部27により、PN系列選択部26により選択されたPN系列からシンボル同期信号が生成される(S106)。なお、シンボル同期信号生成部27において、シンボル同期信号の振幅は、音響信号1の低域の周波数マスキング閾値13に基づいて調節される。生成されたOFDM変調信号、シンボル同期信号および帯域除去音響信号11は加算部29において合成され、合成された信号は、D/A変換部28においてアナログ信号に変換されて送信音響信号4として出力される(S107)。
このような処理により変調装置3から送信されるOFDM変調信号を含んだ送信音響信号の具体例を示す。図5にOFDM信号の周波数帯が可変の場合の例を示す。2種類のOFDM変調信号帯域である周波数帯A(6.4〜8.0kHz)と周波数帯B(4.0〜5.6kHz)がある。OFDM変調信号に周波数帯Aを利用する場合は、周波数帯Aに対応したPN系列1(生成多項式x+x+1 )を用いてシンボル同期信号を生成する、OFDM変調信号に周波数帯Bを利用する場合は、周波数帯Bに対応したPN系列2(生成多項式 x+x+x+x+1 )を用いてシンボル同期信号を生成する。
つぎに、復調装置9の動作について説明する。図8は、本実施形態の復調装置9の動作を示すフローチャートである。マイクロフォンにより音波6が受信され、録音されることで受信音響信号8が生成される(S201)。つぎに受信音響信号8はA/D変換部31によりディジタル信号に変換され、PN系列相関計算部32によりPN系列1(生成多項式x+x+1)との相関値が、受信音響信号を1サンプルずつずらしながら計算される(S202)。
OFDM変調信号の周波数帯が可変で無い場合は、PN系列1との相関計算だけが行われ、PN系列選択部33におけるS203が省略され、シンボル同期処理部34により最大相関値を示す受信信号のポイントに基づいてシンボル同期が行われる(S204)。OFDM変調信号の周波数帯が可変である場合は、受信音響信号8と、PN系列1(生成多項式x+x+1)、PN系列2(生成多項式x+x+x+x+1)・・・PN系列mとの相関値はそれぞれ受信音響信号を1サンプルずつずらしながら計算される(S202)。なお、処理軽減のために、2サンプル以上ずつずらしながら計算してもよい。
つぎに、PN系列選択部33でPN系列1の最大相関値、PN系列2の最大相関値、・・・PN系列mの最大相関値が比較されて最も大きい相関値を有するPN系列がPN系列選択部33により選択される(S203)。図9に、受信音響信号とPN系列とを相関計算したときの相関値のピーク値を示す。図9(a)が、PN系列1についてシンボル同期信号との相関を計算したときの同期ポイントを示す図であり、図9(b)が、PN系列2についてシンボル同期信号との相関を計算したときの同期ポイントを示す図である。それぞれ図9(a)(b)で示されるように、同期ポイントでは、相関値は他の部分と比較して極端にその相関値が高いことがわかり、そのポイントで同期を取るべきことがわかる。
PN系列選択部33により選択されたPN系列との最大相関値を示す受信音響信号のポイントに基づいてシンボル同期処理がシンボル同期処理部34により行われる(S204)。バンドパスフィルタ36では、選択されたPN系列に対応するOFDM信号の周波数帯が帯域通過フィルタで抽出される(S205)。ガード時間除去部37では、シンボル同期に基づいてガード時間信号が除去され(S206)、選択されたPN系列に対応する搬送波でOFDM変調信号が復調され伝送データ信号が抽出される(S207)。そして、この処理は、データがなくなるまで処理されることになる。
つぎに、本実施形態の変調装置3および復調装置9の作用効果について説明する。変調装置3において、搬送波選択部21は選択されたデータ信号の搬送波周波数に応じて当該周波数に対応したシンボル同期用信号のPN系列を選択し、OFDM変調処理部22は、データ信号を用いて、選択された搬送波周波数を変調する。また、シンボル同期信号生成部27は、搬送波選択部21により選択されたPN系列に基づいてシンボル同期信号を生成する。そして、加算部29において、生成されたシンボル同期信号および変調された変調データ信号を音響信号に重畳して得られた送信音響信号をスピーカ5に出力する。スピーカ5は、これを音波として出力する。
これにより、搬送波周波数を特定するための周波数を確保することなく、シンボル同期信号を用いて復調装置9側にデータ信号の搬送波周波数を通知することができる。よって、データ信号のための搬送波周波数を適宜変えることを可能とするとともに、データ信号を搬送するための搬送波周波数を通知するための搬送波周波数を用いることなく、データ信号の搬送波周波数を通知することができる。
また、本実施形態の変調装置3は、OFDM変調処理部22において変調処理を行うとともにOFDMシンボルを生成し、ガード時間信号生成部23は、OFDM変調処理部22により生成されたOFDMシンボルの後部にデータシンボルの前方の所定部分を複製して生成されたガード時間を挿入して、OFDMフレームを生成する。そして、加算部29において、OFDMフレームであるOFDM変調信号およびシンボル同期信号が音響信号に重畳される。これにより、シンボル同期がずれた場合であっても、シンボル間干渉を防止することができる。
また、本実施形態の復調装置9において、A/D変換部31においてディジタル信号に変換されたOFDM変調信号が重畳された音響信号を入力する。そして、PN系列相関計算部32は、入力した音響信号に対して複数のPN系列1〜mと相関計算を行い、PN系列選択部33は、演算された結果に基づいて、複数のPN系列の中で受信された音響信号との最大相関値が最も高いPN系列を判別する。
シンボル同期処理部34は、PN系列選択部33により判別されたPN系列を用いて同期ポイントを識別するとともに、当該同期ポイントに基づいて、音響信号に重畳されているOFDM変調信号のシンボル同期処理を行う。そして、バンドパスフィルタ36およびガード時間除去部37において、OFMDフレームであるOFDM変調信号を抽出し、ガード時間を除去して得られたOFDMシンボルであるOFDM変調信号を抽出する。そして、OFDM復調処理部38がOFDM変調信号を復調する。これにより、データ信号を搬送するための搬送波周波数を通知するための搬送波周波数を用いることなく、変調装置側で指定されたデータ信号のための搬送波周波数を認識することができる。
また、本実施形態の復調装置9において、PN系列相関計算部32は受信された受信音響信号とPN系列との相関計算を2つ以上のサンプルおきに間引いて計算する。そして、シンボル同期処理部34が、相関計算において間引いたサンプル数に基づいて、相関計算から導出されたデータシンボルの同期ポイントを前方にシフトする。これにより、相関計算のための演算量を軽減することができるとともに、同期ずれが起こったとしても、シンボル間干渉を低減することができる。
本実施形態の音響信号通信システムの概念を示す概念図である。 本実施形態の変調装置3の構成を示すブロック図である。 OFDMシンボル17の一部を複製して、ガード時間を生成するときの処理を示す模式図である。 スピーカ5から送信される送信音響信号を示す模式図である。 周波数帯域とPN系列との関係を示す概念図である。 本実施形態の復調装置9の構成を示すブロック図である。 本実施形態の変調装置3の動作を示すフローチャートである。 本実施形態の復調装置9の動作を示すフローチャートである。 受信音響信号とPN系列とを相関計算したときの相関値のピーク値を示す説明図である。
符号の説明
3…変調装置、5…スピーカ、7…マイクロフォン、9…復調装置、20…S/P変換部、21…搬送波選択部、22…OFDM変調処理部、23…ガード時間信号生成部、24…スペクトル包絡振幅調整部、25…バンドパスフィルタ、26…PN系列選択部、27…シンボル同期信号生成部、28…D/A変換部、29…加算部、31…A/D変換部、32…PN系列相関計算部、33…PN系列選択部、34…シンボル同期処理部、35…搬送波選択部、36…バンドパスフィルタ、37…ガード時間除去部、38…OFDM復調処理部、39…P/S変換部、100…音響信号送信システム、200…音響信号受信システム。

Claims (5)

  1. 伝送元において、データ信号の搬送波周波数および当該搬送波周波数に応じたPN系列を選択する選択ステップと、
    伝送元において、前記データ信号を用いて前記選択ステップにより選択された搬送波周波数を変調する変調ステップと、
    伝送元において、前記選択ステップにより選択されたPN系列に基づいてシンボル同期信号を生成する生成ステップと、
    伝送元において、前記生成ステップにより生成されたシンボル同期信号および前記変調ステップにより変調された変調データ信号を前記音響信号に重畳して送信する重畳ステップと、
    伝送先において、変調された変調データ信号が重畳された音響信号を受信する受信ステップと、
    伝送先において、前記受信ステップにより受信された音響信号に対して複数のPN系列と相関計算を行う演算ステップと、
    伝送先において、前記演算ステップにより演算された結果に基づいて、前記複数のPN系列の中で受信された音響信号との最大相関値が最も高いPN系列を判別する判別ステップと、
    伝送先において、前記判別ステップにより判別されたPN系列を用いて同期ポイントを決定するとともに、当該同期ポイントに基づいて、前記音響信号に重畳されている変調データ信号のシンボル同期処理を行う同期処理ステップと、
    伝送先において、前記同期処理ステップにより同期処理が行われた変調データ信号を復調する復調ステップと、
    を備える音響信号伝送方法。
  2. 音響信号にデータ信号を重畳して送信する変調装置において、
    データ信号の搬送波周波数および当該搬送波周波数に応じたPN系列を選択する選択手段と、
    前記データ信号を用いて前記選択手段により選択された搬送波周波数を変調する変調手段と、
    前記選択手段により選択されたPN系列に基づいてシンボル同期信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたシンボル同期信号および前記変調手段により変調された変調データ信号を前記音響信号に重畳する重畳手段と、
    を備える変調装置。
  3. 前記変調データ信号のデータシンボルの後部に前記データシンボルの前方の所定部分を複製して生成されたガード時間ブロックを挿入する挿入手段と、を備え、
    前記挿入手段によりガード時間ブロックが挿入された変調データ信号およびシンボル同期信号が音響信号に重畳されることを特徴とする請求項2に記載の変調装置。
  4. 変調された変調データ信号が重畳された音響信号を受信する入力手段と、
    前記入力手段により受信された音響信号に対して複数のPN系列と相関計算を行う演算手段と、
    前記演算手段により演算された結果に基づいて、前記複数のPN系列の中で受信された音響信号との最大相関値が最も高いPN系列を判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別されたPN系列を用いて同期ポイントを決定するとともに、当該同期ポイントに基づいて、前記音響信号に重畳されている変調データ信号のシンボル同期処理を行う同期処理手段と、
    前記同期処理手段により同期処理が行われた変調データ信号を復調する復調手段と、
    を備える復調装置。
  5. 前記演算手段は、受信された音響信号とPN系列との相関計算を2つ以上のサンプルおきに間引いて計算し、
    前記演算手段による相関計算において間引いたサンプル数に基づいて、前記演算手段による相関計算から導出されたデータシンボルの同期ポイントを前方にシフトするシフト手段と、
    を備える請求項4記載の復調装置。
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