JP4360460B2 - 鞘付き鋸の係合手段 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、鞘付き鋸における鋸と鞘との係合手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
植木の枝切り作業や、樹木の剪定作業を行なう場合、作業者の腰に鞘付きの鋸を装着しておき、鋸での作業が必要となった段階で、鞘から鋸を取り出して使用し、必要でない場合には、鋸刃を鞘に納めて他の作業を行なうことになるのであるが、鞘に納めた状態の鋸が不用意に落下することがないように、鞘に鋸を固定する必要があるのである。
【0003】
そのような固定手段として、従来は、鞘の口部から両横方向にホック付きのベルトを延出させ、鋸を納めた場合に、鋸柄をベルトで巻いてホックで止めするという方法が採られているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、鋸柄をベルトで巻いてホックで固定するという方法を採った場合、両手でホックを持って固定しなければならず、操作が面倒であるうえ、鋸の出し入れの度毎に、鋸刃がベルトに接触することになり、長期の使用によりベルト自体が切れ、固定できなくなって仕舞うことになるのである。
【0004】
この発明は、鞘付きの鋸における鞘との固定手段に関するものであって、従来のものにみられた上記のような欠点を除去しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、鋸の刃部を鞘に収めるようにするとともに、作業時には、鞘を作業者の腰に装着し得るように構成した鞘付き鋸にあって、鞘の上部に腰ベルト等への装着片を取り付け、装着片に一対となる係合部の一方を形成するとともに、柄にもう一方の係合部材を形成し、係合部と係合部との係合により鋸を鞘に固定し得るよう形成した構成となっているのである。
【0006】
【実施例】
図面に基づいて、この発明の実施例を説明すると、鞘3の上部に腰ベルト等への装着片4を取り付け、装着片4に一方の係合部5aを形成するとともに、柄6に他方の係合部5bを形成し、係合部5aと係合部5bとの係合により鋸1を鞘3に固定し得るように形成した構成となっているのである。
【0007】
すなわち、鞘3は、図1並びに図2に示すとおり、内部に鋸1の刃部2を差し入れ得る収容体8と、装着片4とから成っており、装着片4は、細長状のベルトの中間部を折り返して二重にするとともに、手前側片部4aに、基部がやや細径となった膨出部9を形成した構成の係合部5aを取り付けた構成となっており、折り返し部10内に、作業者の腰ベルトを通し得る構成となっているのである。
【0008】
鋸1は、柄6と刃部2とからなり、刃部2が切れなくなった場合、刃部2を新しいものに取り換え得る替刃式となっており、柄6の先端部に形成した装着部11内に基部を差し入れ、柄6の基部に形成した孔と刃部2に形成した切り込み部とを一致させた状態とした後、頭部を有する支持体15の胴部16を差し入れる一方、反対側からも頭部を有するボルト18を差し入れ、支持体15に形成した螺子孔19に螺合させることによって、柄6に刃部2を一体固定し得る構成となっているのである。
【0009】
係合部5bは、支持体15の頭部の中心部に、係合部5aに形成した膨出部9よりやや小さめの開口部を有し、奥部がやや広がった形の凹部を支持体15の頭部の中心部に穿設することによって形成されており、開口部に膨出部9を当て押し込むことにより、膨出部9が凹部内に入り込んで係合状態となり、また、力を入れて膨出部9を引き出すことにより、その係合状態を解除し得る構成となっているのである。
しかも、鞘3に鋸1の刃部2を完全に納めた場合、膨出部9が自然に開口部に位置するように位置設定されており、従って、鋸1を鞘3に納めた後、柄6を作業者の腰側に引き寄せることにより、自動的に膨出部9が凹部内に入り込み係合され得る構成となっているのである。
なお、支持体15の頭部に形成された溝20は、支持体15にボルト18を螺合させる際にコイン等を嵌め込んで仮止めするためのものである。
【0010】
上記は、係合部5aにおける膨出部9を、係合部5bに差し入れて係合させるようにした場合の実施例であるが、図5、並びに図6に示すように、支持体15を鉄等の金属材で形成する一方、装着片4に磁石片からなる係合部5aを配置させ、磁石による吸着により係合させる構成とすることも可能である。
【0011】
【発明の効果】
この発明に係る鞘付き鋸の係合手段は上記のような構成であって、鞘の装着片4内に腰ベルトを通すことにより、作業者の腰部に装着させることができ、作業に際して、鋸1の柄6を握って外側に移動させれば、鞘との係合状態が自動的に解除されて、鋸1を取り出すことができ、また、切断作業を終わった場合には、鋸1の刃部2を鞘3の収容体8内に完全に納めた状態にして、柄6を腰側に引き寄せることによって、鞘3に係合させた状態とすることができ、従来のホック式のものように、両手で固定しなければならないという不便さを解消できるのである。
【0012】
また、従来のように、鋸柄をベルトで巻いた状態にしてホックで止めるという方法を採用した場合、鋸の出し入れの度毎に、鋸刃がベルトに接触して、ベルト自体が切れてしま仕舞うことになるのであるが、この発明にかかる係合手段を採用することにより、そのようなことをなくし得るという利点があるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋸と鞘との構成を示す斜視図である。
【図2】鋸を鞘に収めた状態を示す斜視図である。
【図3】係合部を形成した側の鋸の構成を示す斜視図である。
【図4】係合部の構成を示す一部断面拡大図である。
【図5】別実施例における係合部を形成した側の鋸の構成を示す斜視図である。
【図6】別実施例における係合部の構成を示す一部断面拡大図である。
【符号の説明】
1 鋸
2 刃部
3 鞘
4 装着片
5a 係合部
5b 係合部
6 柄

Claims (1)

  1. 鋸刃部2を収容する鞘付き鋸にあって、鞘3に腰ベルト等への装着片4を取り付け、装着片4に一方の係合部5aを形成するとともに、柄6に一方の係合部5bを形成し、係合部5aと係合部5bと係合により鋸1を鞘3に固定し得るように構成したことを特徴とする鞘付き鋸の係合手段。
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