JP3121120U - 剪定鋏 - Google Patents

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JP3121120U
JP3121120U JP2006000725U JP2006000725U JP3121120U JP 3121120 U JP3121120 U JP 3121120U JP 2006000725 U JP2006000725 U JP 2006000725U JP 2006000725 U JP2006000725 U JP 2006000725U JP 3121120 U JP3121120 U JP 3121120U
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JP
Japan
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blade body
pruning
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pruning shears
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JP2006000725U
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Inventor
忠嘉 岡野
Original Assignee
株式会社岡恒鋏工場
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Abstract

【課題】 剪定作業で手指に受ける強い振動や、また剪定作業中に把手間で発生する衝突音を簡便且つ効果的に抑えることを可能にする。
【解決手段】 切り刃体と受け刃体間に松葉バネを使用して開閉操作する剪定鋏、該剪定鋏の切り刃体と受け刃体の把手を取付ける各根脚体の対向する側に於いて、受け刃体のそれに対し緩衝ゴム材による突起体を脱着自在に取付け、剪定操作時に上記対向面間で発生する干渉音の発生を防止するものとなす。このさい、緩衝ゴム材は表面積を30mm〜60mmとなした板状体の裏面側に3mm径で高さ凡そ4mm〜6mmの疣体を取付けた構成である。
【選択図】 図1

Description

本考案は、植木などの枝を剪定するさいに用いる剪定鋏に関するものである。
従来、一般に使用される剪定鋏は、受け刃体と切り刃体の2枚の刃体を持ち、各刃体に設けられる把持柄の開閉動作によって木の枝などを切断するもので、把持柄の内側面には夫々れ松葉バネやコイルバネを設けて両刃体が自動的に開くようになっているものがある。
上記の剪定鋏として、例えば特許文献1や特許文献2などのものがある。
特開平10−136783号 実用新案登録第3020382号
上記の剪定鋏は、両把持柄を手に持ち木枝などを切断したりするが、太目の枝などを切断したりするさいは、手に相当の力を入れなければならず、そのため切断時に把手が閉じると手指に強い振動を受ける。また剪定作業中頻繁に把手間でカチカチ・・・と衝突音が発せられる問題がある。
本考案は上記問題点を解決せんとするものである。
本考案は、切り刃体と受け刃体間に松葉バネを使用して開閉操作する剪定鋏であって、該剪定鋏の切り刃体と受け刃体の把手を取付ける各根脚体の対向する側に於いて、受け刃体のそれに対し緩衝ゴム材による突起体を脱着自在に取付け、剪定操作時に上記対向面間で発生する干渉音の発生を防止するものとなしたことを特徴とする。
このさい、受け刃体の根脚体箇所に対しては、同形状の補助部材を並設し、該補助部材の上方箇所へ緩衝ゴム材による突起体を係合止着可能にする凹穴を、そしてその下方箇所に松葉バネの片側先端を係止させる凹穴を穿設するのであり、また突起体は肉厚を凡そ2mm前後で、表面積を30mm〜60mmとなした板状体の裏面側に3mm径で高さ凡そ4mm〜6mmの疣体を取付けた形状になしたものにするのである。
本考案は上記各請求項に記載した如く構成するのであって、剪定作業のさい、手に感じる衝撃や切断時に発生する不快音を適確に和らげることが可能となり、簡便で且つ安全に作業が行えるものとなるのである。
また、緩衝ゴムを脱着可能になしたことにより、使用頻度の多い剪定作業に於いても適時に取り換え、作業効率の向上に寄与すること大ならしめるものである。
本考案の実施の形態について、以下に図面でもって説明する。
図1は本考案に係る剪定鋏1の両把手を開放した状態の平面図である。ここで、2は剪定鋏1に係る受け刃体、4は緩衝ゴム材、5は切り刃体、Mは松葉バネである。
図2Aは上記に於ける受け刃体2の分解図であって2aは受け刃、2bは根脚体、2cは上記根脚体2bと同形状の補助部材であり、3は把持部材である。ここで、補助部材2cは上方箇所へ緩衝ゴム材4による突起体4bの係合止着を可能にする凹穴hを、そしてその下方箇所には松葉バネMの片側先端を係止させる凹穴hが穿設してあり、凹穴hに緩衝ゴム材4を取付けると上記根脚体2b上へ重ね合わせ、あと把持部材3で両者を抱き込んで嵌着させる。図2Bは上記の嵌着後に矢印k点箇所でスポット溶接して強固に一体化させた状態図である。
図3は上記した緩衝ゴム材4の形状説明図であってAは正面図、Bは側面図である。ここで、見られる通り緩衝ゴム材4は板状体4aと突起体4bとからなり、板状体4aの肉厚は凡そ2mm前後であり、且つその表面積は30mm〜60mmである。なお、突起体4bはその径寸法sを3mm、高さ寸法tを凡そ4mm〜6mmになした疣体である。
図4Aは切り刃体5の構成を示す説明図であって、5aは切り刃、5bは根脚体である。ここで、hは根脚体5bに穿設した上記松葉バネMの他側先端部を係止させるための凹穴である。6は把手部材であり、切り刃体5の構成にさいしては図4Bに示す如く、上記根脚体5bに嵌着させて受け刃体2と同様にこれをk点箇所でスポット溶接して一体化を行うのである。
図5は上記受け刃体2と切り刃体5を組合せた状態の一部破断説明図であり、7は各把手部材3,6上へ別途被覆させた滑り止め用の合成樹脂カバー、8は係止フックである。
図6は上記構成の剪定鋏1を閉塞させたさいの状態図である。該図面に見られる通り本考案の如く構成した剪定鋏では受け刃体2の根脚体2bに取付けた緩衝ゴム材4が、一点鎖線p内で示すように切り刃体5の根脚体5bと対合する箇所Gに対しその板状体4aを介して当接するものとなるのであり、これにより従来に於ける当該箇所で金属同士の接触時に発生するカチカチ・・・と言う衝突音が防止されるものとなるのである。而して、本考案の如く構成したものでは、適時の使用後にこの取り換えを行わんとする場合は、板状体4aの箇所でこれを外方へ向けて引張るようにすることにより、簡単に取外せるのであって、新品との取換え作業も簡便且つ迅速に行うことができるのである。
本考案に係る剪定鋏の両把手を開放した状態の平面図である。 A,Bは本考案に係る受け刃体の根脚体箇所に緩衝ゴム材を取付ける状態を示す図である。 本考案に係る緩衝ゴム材の形状説明図である。 A,Bは本考案に係る切り刃体の構成を示す説明図である。 上記受け刃体と切り刃体3とを組合わせた状態の一部破断説明図である。 本考案に係る剪定鋏を閉塞させたさいの状態図である。
符号の説明
1 剪定鋏
2 受け刃体
2a 受け刃
2b 根脚体
2c 補助部材
3 把持部材
4 緩衝ゴム材
5 切り刃体
5a 切り刃
5b 根脚体
6 把手部材
7 合成樹脂カバー
8 係止フック
M 松葉バネ

Claims (3)

  1. 切り刃体と受け刃体間に松葉バネを使用して開閉操作する剪定鋏、該剪定鋏の切り刃体と受け刃体の把手を取付ける各根脚体の対向する側に於いて、受け刃体のそれに対し緩衝ゴム材による突起体を脱着自在に取付け、剪定操作時に上記対向面間で発生する干渉音の発生を防止するものとなしたことを特徴とする剪定鋏。
  2. 上記受け刃体の根脚体箇所に対し、同形状の補助部材を並設し、該補助部材の上方箇所へ緩衝ゴム材による突起体を係合止着可能にする凹穴を、そしてその下方箇所に松葉バネの片側先端を係止させる凹穴を穿設するものとなしたことを特徴とする請求項1記載の剪定鋏
  3. 上記突起体は肉厚を凡そ2mm前後で、表面積を30mm〜60mmとなした板状体の裏面側に3mm径で高さ凡そ4mm〜6mmの疣体を取付けた形状になしたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の剪定鋏。
JP2006000725U 2006-02-07 2006-02-07 剪定鋏 Expired - Lifetime JP3121120U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011062275A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Saboten:Kk 鋏の緩衝部材固定構造

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