JP3155745U - 爪が飛び散らない爪切り具 - Google Patents

Abstract

【課題】切った爪が爪切り具の支柱に当たって弾けて周囲に飛び散るのを防いで爪切りの効率を高めることができる爪切り具を提供する。【解決手段】爪切り刃部の本体４の内側に支柱受け軸承穴と固定用バネ部２を設けた弾衝板３を装着する。後にハンドル５と爪切り刃部の本体４を連結するための支柱を弾衝板３に設けた支柱受け軸承穴を経由しながら連結する。固定用バネ部２は爪切り刃部本体４の後方接合部分で反発しながら位置の安定を保つ。【選択図】図１

Description

本考案は、爪切りの際に、切った爪が周囲に飛び散らないように爪切り具の支柱部分をガードするように弾力のある緩衝帯を組み合わせた爪切り具に関するものである。

従来、爪切り具で爪を切ると爪が支柱部分に当たってはじけて両サイドの隙間より周辺に飛び散る事があった。

そのために、次の様な問題点があった。
（イ）爪切りの際に飛散した爪を受け止める紙やマット等を敷いて場所も広く取らなくてはいけなかった。
（ロ）飛散防止のカバーを取り付けた構造の爪切り具の場合、正面からしか爪を切る事が出来ないので爪の端部分などを切るのに爪切り刃の両端が使えず不便であった。
（ハ）本考案は、これらの問題点を解消するためになされたものである。

従って、本考案は実務上どのような素材や形が必要か研究しながら弾衝効果のある素材を用いて爪切り具の支柱をガードして尚且つ爪切りを実行した時に支柱をガードしている弾衝帯が刃の部分に膨らみ切られた爪が支柱に当たる衝撃を軽減して爪の飛散を防ぐ爪切り具である。

上述のような、本考案の飛散防止を目的とした爪切り具は従来の爪切り具がいろんな角度から取り扱える便利さを残しながら切った爪が周辺に飛び散らない事を可能にする。

以下、本考案の実施形態について説明する。
爪切り具の刃に対面する側の支柱側面に弾力効果のある板状の弾衝帯をあてがい上下を刃に対して反対方向に折り返して板状の素材が爪切り具の結合部分手前で合わさるようにする。さらに片方のみを合わさった部分より反対側に折り返しを付けて処理する。この折り返し部分がバネとなり爪切り具からの脱線防止機能となる。

以下、添付図面に従って実施例を説明する。
爪切り刃部の本体（４）の内側に支柱受け軸承穴（１）と固定用バネ部（２）を設けた弾衝板（３）を装着する。後にハンドル（５）と爪切り刃部の本体（４）を連結するための支柱（６）を弾衝板（３）に設けた支柱受け軸承穴（１）を経由しながら連結する。
固定用バネ部（２）は爪切り刃部本体（４）の後方接合部分で反発しながら位置の安定を保つ。以上の構成による爪切り具。

人間の諸活動の中で環境の衛生面と心の衛生面があるが爪切りによる行為の中で周囲の環境衛生を保ちながら作業の苛々を無くす器具の改良は不可欠である。
特に最近、介護による爪切り作業の器具の使いやすさを提供して時間の短縮を計りサービスの向上に一役担うものは他に例を見ない。
産業上利用可能性は器具の製作面とその使用方法にある。

本考案の実施例１を示す正面斜視図である 本考案の正面図である。 本考案の分解斜視図である。

１ 支柱受け軸承穴
２ 固定用バネ部
３ 弾衝板
４ 爪切り刃部本体
５ ハンドル
６ 支柱

Claims (1)

1. 爪切り具において、爪切り刃部本体の内側に弾衝効果のある弾衝板を爪切り具の支柱をカバーするように配置して切った爪が硬い支柱に当たって弾けて周囲に飛び散らないようにした事を特徴とした爪切り具。

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