JP4360211B2 - 文書処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理する文書処理装置に関する。
紙の文書を電子データに変換してリポジトリへ登録する技術として、スキャンインした紙文書の電子データ(以下、文書データと称す)を、あらかじめ設定しておいた処理方法に従って、決められた場所に登録する方法がある。
この方法では、システム管理者が文書データを登録するための詳細情報をあらかじめシステムに設定しておく必要があり、ユーザは設定された方法でしか文書データを登録できない。
文書データを登録する別の技術として、特許文献1には、ユーザが登録時の処理方法や登録場所を記載した紙の指示シートを、紙の文書とともにスキャンインすることで、指示シートの記載内容に基づいて文書データの登録を行うものが開示されている。
また、特許文献2には、スキャナにより文書画像を入力し、入力された文書画像の予め定められた箇所に記載されている処理命令を認識し、認識された処理命令に従って文書画像を処理するものが開示されている。
特許文献1、2に記載された方法では、ユーザが状況に応じた処理方法や登録場所等を指示シート等に記載できるので、フレキシブルな登録処理が可能である。
特許第2973913号明細書 特開平2002−218125号公報
しかし、特許文献1に記載された方法では、複数件の文書を登録する場合、処理内容が共通する部分が存在していても、共通する部分も含めて、文書毎に処理情報を指示シートに記載しなければならない。すなわち、共通する部分については、複数枚の指示シートに同じ内容を重複して記載しなければならない。
一例を挙げれば、複数件の文書を登録する場合に、ファイル名以外の処理情報、例えば、登録時に文書に与えられる属性情報(概要、属性値、キーワード等)、スキャンイン状況(両面スキャン/片面スキャン等)、登録時の付加処理(OCR処理の有無、登録する画像フォーマットの種類等)などがすべて同じであっても、ユーザは、これらの情報を文書毎の指示シートに重複して記載しなければならない。このため、複数件の文書を登録する場合におけるユーザの作業負荷が高くなってしまう。特に、大量件数の文書を一度のスキャンイン作業で登録しようとする場合、ユーザの作業負荷が非常に高くなる。
同様の問題は、複数件の文書データを登録する場合に限られず、複数件の文書データに他の処理を施す場合にも生じ得る。ここで、他の処理としては、例えば、電子メール送信やファクシミリ送信が挙げられる。
また、特許文献2に記載された方法でも、複数件の文書を処理する場合、処理内容が共通する部分が存在していても、共通する部分も含めて、各文書の所定箇所に処理命令を記載しなければならない。
そこで、本発明は、指示シートの作成に関するユーザの作業負荷を軽減することができる文書処理装置を提供する。
本発明は、指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理する文書処理装置であって、スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得手段と、当該画像データ取得手段により取得された画像データが、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群から読み取られたものである場合に、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報と前記共通指示シートに記載されている処理情報とに従って処理する文書処理手段と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、複数件の文書の各々の文書データは、各文書に添付された個別指示シートに記載された処理情報と共通指示シートに記載された処理情報とに従って処理される。このため、複数件の文書に共通する処理情報を共通指示シートに記載することとし、共通しない処理情報を個別指示シートに記載することとすれば、共通する処理情報を複数の指示シートに重複して記載する必要がなくなる。これにより、指示シートの作成に関するユーザの作業負荷が軽減される。
また、本発明は、指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理する文書処理装置であって、スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得手段と、当該画像データ取得手段により取得された画像データが、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群から読み取られたものである場合に、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報に従って処理するとともに、前記複数件の文書の画像データを前記共通指示シートに記載されている処理情報に従って纏めて処理する文書処理手段と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、複数件の文書の文書データは、共通指示シートに記載された処理情報に従って纏めて処理される。このため、文書毎の指示シートだけでは不可能な、複数件の文書に対する一括処理が可能となる。
これら本発明に係る文書処理装置において、文書、個別指示シート、および共通指示シートは、紙等のシート状の原稿であり、それぞれ1枚であっても複数枚であってもよい。
また、個別指示シートおよび共通指示シートは、文書を構成する原稿シートと物理的に必ずしも別体のシートである必要はなく、物理的に一体のシートであってもよい。したがって、文書に指示シートを添付する態様には、文書の原稿シートの所定箇所に処理情報を記載することも含まれる。
また、処理情報は、文書から読み取られた画像データ(以下、文書データと称す)の処理に用いられる情報であって、例えば、リポジトリに登録する際に文書データに与えられる属性情報(文書のタイトル、概要、属性値、キーワード等)、文書データに対する処理方法に関する情報(フォルダに登録、電子メール送信、ファクシミリ送信等)、文書データに対する処理の詳細情報(登録先のフォルダ名、ファクシミリ送信先のファクス番号、電子メール送信先のメールアドレス等)、文書データに対する付加処理情報(OCR処理の有無、画像フォーマットの種類等)が挙げられる。
また、処理情報には、上記の各種情報と対応付けられた識別子(ID番号の数字、バーコード、図形)や、マークシートの記入内容等、上記の各種情報を示す情報も含まれる。
また、処理情報は、ユーザにより指示シート上で記入されたものであってもよいし、予めシート上に印刷されたものであってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。
上記構成において、処理手段は、どのような態様で実現されてもよい。例えば、文書、個別指示シート、または共通指示シートのいずれの画像データであるかが判別される必要があるが、この判別は、画像認識により容易に実現される。例えば、個別指示シートおよび共通指示シートに、それぞれを識別するための識別標識を表示しておけば、画像認識により判別することができる。
また、個別指示シートがどの文書に添付されたものか、あるいは共通指示シートがどの文書群に添付されたものかが認識される必要があるが、この認識は、任意の方法で容易に実現される。例えば、共通指示シート、個別指示シート、文書を読み込ませる順序を予め定めておけば、読み込まれた順序によってシート間の関係を認識することができる。また、個別指示シートや共通指示シートに当該シートに対応するページ番号を記載しておけば、各指示シートと文書との対応関係を認識することが可能となる。また、共通指示シートに当該シートに対応する個別指示シートの識別子を記載しておけば、共通指示シートと個別指示シートとの対応関係を認識することが可能となる。
また、個別指示シートおよび共通指示シートに記載されている処理情報が認識される必要があるが、この認識は、画像認識により容易に実現される。
また、上記の画像データの種類の判別、シート間の関係の認識、処理情報の認識、および文書データに対する処理は、どのような順序で実行されてもかまわない。
本発明の文書処理装置では、前記文書処理手段は、前記個別指示シートに記載されている当該シートを識別するための識別子が、前記共通指示シートに記載されている当該シートに関連する一以上の個別指示シートの識別子のいずれかと一致する場合に、当該個別指示シートが添付された文書を当該共通指示シートに記載された処理情報に従って処理することが好ましい。
また、本発明は、指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理する文書処理方法であって、文書処理装置が、スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得ステップと、当該画像データ取得ステップで取得された画像データが、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群から読み取られたものである場合に、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報と前記共通指示シートに記載されている処理情報とに従って処理する文書処理ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明は、指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理する文書処理方法であって、文書処理装置が、スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得ステップと、当該画像データ取得ステップで取得された画像データが、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群から読み取られたものである場合に、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報に従って処理するとともに、前記複数件の文書の画像データを前記共通指示シートに記載されている処理情報に従って纏めて処理する文書処理ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の文書処理方法では、前記文書処理装置が、前記文書処理ステップにおいて、前記個別指示シートに記載されている当該シートを識別するための識別子が、前記共通指示シートに記載されている当該シートに関連する一以上の個別指示シートの識別子のいずれかと一致する場合に、当該個別指示シートが添付された文書を当該共通指示シートに記載された処理情報に従って処理することが好ましい。
また、本発明は、指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理するための文書処理プログラムであって、コンピュータに、スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得ステップと、当該画像データ取得ステップで取得された画像データが、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群から読み取られたものである場合に、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報と前記共通指示シートに記載されている処理情報とに従って処理する文書処理ステップと、を実行させることを特徴とする。
また、本発明は、指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理するための文書処理プログラムであって、コンピュータに、スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得ステップと、当該画像データ取得ステップで取得された画像データが、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群から読み取られたものである場合に、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報に従って処理するとともに、前記複数件の文書の画像データを前記共通指示シートに記載されている処理情報に従って纏めて処理する文書処理ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明の文書処理プログラムにおいて、前記個別指示シートまたは共通指示シートは、ユーザによってシート上で処理情報が記入されるものであることが好ましい。
また、本発明の文書処理プログラムにおいて、前記文書処理ステップでは、前記個別指示シートに記載されている当該シートを識別するための識別子が、前記共通指示シートに記載されている当該シートに関連する一以上の個別指示シートの識別子のいずれかと一致する場合に、当該個別指示シートが添付された文書を当該共通指示シートに記載された処理情報に従って処理することが好ましい。
また、本発明は、指示シートの外観と解析情報とを規定するフォームを作成するフォーム作成装置と、前記作成されたフォームを格納するフォーム格納装置と、前記格納されたフォームに規定された外観に基づいて、指示シートを生成するシート生成装置と、前記生成された指示シートとともに処理対象の文書を読み取って画像データを得るスキャナ装置と、前記読み取られた指示シートの画像データから当該指示シートに対応するフォームを判別し、判別されたフォームに規定された解析情報に基づいて前記指示シートに記載されている処理情報を抽出し、抽出された処理情報に従って前記処理対象の文書の画像データを処理する文書処理装置と、を有する文書処理システムであって、前記指示シートとして、共通指示シートと個別指示シートとの二種類が設けられ、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群が、前記スキャナ装置によって読み取られた場合に、前記文書処理装置が、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートから抽出された処理情報と前記共通指示シートから抽出された処理情報とに従って処理することを特徴とする。
また、本発明は、指示シートの外観と解析情報とを規定するフォームを作成するフォーム作成装置と、前記作成されたフォームを格納するフォーム格納装置と、前記格納されたフォームに規定された外観に基づいて、指示シートを生成するシート生成装置と、前記生成された指示シートとともに処理対象の文書を読み取って画像データを得るスキャナ装置と、前記読み取られた指示シートの画像データから当該指示シートに対応するフォームを判別し、判別されたフォームに規定された解析情報に基づいて前記指示シートに記載されている処理情報を抽出し、抽出された処理情報に従って前記処理対象の文書の画像データを処理する文書処理装置と、を有する文書処理システムであって、前記指示シートとして、共通指示シートと個別指示シートとの二種類が設けられ、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群が、前記スキャナ装置によって読み取られた場合に、前記文書処理装置が、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートから抽出された処理情報に従って処理するとともに、前記複数件の文書の画像データを前記共通指示シートから抽出された処理情報に従って纏めて処理することを特徴とする。
本発明の文書処理システムの好適な一実施形態では、前記フォーム格納装置は、前記フォームを当該フォームを識別するための識別子と対応付けて格納し、前記シート生成装置は、前記識別子の表示を含めて指示シートを生成し、前記文書処理装置は、前記指示シートに表示された識別子に基づいて当該指示シートに対応するフォームを判別する。
本発明によれば、指示シートの作成に関するユーザの作業負荷を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、実施の形態に係る文書処理システム100の全体構成を示すブロック図である。この文書処理システム100について簡単に説明すると、スキャナ装置40は、文書Dとともに指示シートSの画像を読み取って画像データを得る。文書処理装置50は、指示シートSに記載された処理情報を抽出し、抽出した処理情報に従って文書Dの文書データを処理する。したがって、ユーザは、ある文書Dを電子データに変換し、これに所望の処理を施したい場合、指示シートSに所望の処理を記載し、この指示シートSを文書Dとともにスキャナ装置40に読み取らせればよい。
以下、文書処理システム100の構成について具体的に説明する前に、本実施の形態の基本的な考え方について図面を参照して説明する。
図2は、文書と指示シートとからなるシート群の一例を示す図である。図2において、シート群は、処理対象である複数件の文書D1、D2、D3を含んでいる。そして、文書D1、D2、D3には、それぞれ指示シートS1、S2、S3が添付されている。各指示シートSには、対応する文書Dに対する処理情報が記載されている。
図3に、指示シートS1、S2、S3の一例を示す。図3において、項目1のチェックボックス群および数字記入欄は、文書Dの文書データのファイル名を指定するためのユーザ記入欄である。項目2のチェックボックス群は、文書Dの文書データのファイルフォーマットを指定するためのユーザ記入欄である。項目3のチェックボックス群は、文書Dの文書データを格納するフォルダを指定するためのユーザ記入欄である。図3では、文書D1、D2、D3の文書データのファイル名として、それぞれ「010−連絡書−11」、「020−議事録−38」、「030−連絡書−24」が指定されている。また、いずれの文書Dについても、ファイルフォーマットとしてPDF(Portable Document Format)が指定され、格納先フォルダとして機械フォルダが指定されている。
ユーザは、図2に示されるシート群をスキャナ装置40に読み取らせることによって、文書D1、D2、D3の文書データを、PDF形式で、それぞれ「010−連絡書−11」、「020−議事録−38」、「030−連絡書−24」というファイル名を付けて、機械フォルダに格納することができる。
しかし、上記の場合、図3から分かるように、ユーザは、文書D1、D2、D3に共通する処理情報(「PDF」、「機械フォルダ」)を指示シートS1、S2、S3に記載しなければならない。このように、同じ処理情報を複数の指示シートSに重複記載するのは、ユーザにとって手間である。特に、処理対象の文書の件数が多い場合や、共通する処理情報の項目が多い場合には、ユーザにかかる作業負担が非常に大きい。
そこで、このような指示シートの作成における重複作業を削減するため、本実施の形態では、指示シートとして、共通指示シートと個別指示シートとの二種類のシートを設けることとする。そして、共通指示シートには複数件の文書に共通の処理情報を記載し、個別指示シートには文書毎に独自の処理情報を記載することとする。
図4は、本実施の形態におけるシート群の一例を示す図である。図4において、文書D1、D2、D3には、それぞれ個別指示シートSi1、Si2、Si3が添付されている。さらに、文書D1、D2、D3の全体には、共通指示シートScが添付されている。
図5に、個別指示シートSi1、Si2、Si3を示す。図5に示されるとおり、個別指示シートSi1、Si2、Si3では、文書D1、D2、D3の文書データのファイル名として、それぞれ「010−連絡書−11」、「020−議事録−38」、「030−連絡書−24」が指定されている。
図6に、共通指示シートScを示す。図6に示されるとおり、共通指示シートScでは、ファイルフォーマットとして「PDF」が指定され、格納先フォルダとして「機械フォルダ」が指定されている。
本実施の形態では、図4に示されるシート群がスキャナ装置40によって読み取られると、文書処理装置50は、各文書Dの文書データを、各文書Dに添付された個別指示シートSiに記載されている処理情報と共通指示シートScに記載されている処理情報とに従って処理する。これにより、文書D1、D2、D3の文書データは、PDF形式で、それぞれ「010−連絡書−11」、「020−議事録−38」、「030−連絡書−24」というファイル名で、機械フォルダに格納される。
このように、本実施の形態では、複数件の文書Dに共通の処理情報を共通指示シートScに記載し、共通指示シートScに記載された処理情報をすべての文書Dに作用させるので、共通する処理情報を複数の指示シートに重複して記載する必要がなくなる。これにより、指示シートの作成に関するユーザの重複作業を削減することができる。このことは、図3の指示シートSと、図4の個別指示シートSiおよび図5の共通指示シートScとを比較してみると良く分かる。
以下、文書処理システム100の構成について説明する。図1において、文書処理システム100は、フォーム作成装置10、フォームデータベース20、シート生成装置30、スキャナ装置40、および文書処理装置50を有する。以下の説明において、「指示シート」との記載は、「共通指示シートおよび個別指示シート」を意味するものとする。
フォーム作成装置10は、指示シートの外観と解析情報とを規定するフォームを作成する装置である。ここで、指示シートの外観とは、指示シートに印刷される文字列やチェックボックス等のレイアウトである。指示シートの解析情報とは、指示シートの画像データから処理情報を抽出するための情報である。フォーム作成装置10は、例えば、パーソナルコンピュータであって、GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)環境におけるユーザ操作に従って、フォームを作成する。
フォームデータベース20は、フォーム作成装置10により作成されたフォームを格納するデータベースである。本実施の形態では、フォームデータベース20は、フォームを当該フォームを識別するためのフォーム識別子と対応付けて格納する。ここで、フォーム識別子は、フォームデータベース20により発行されてもよいし、ユーザ入力によって設定されてもよい。
シート生成装置30は、フォームデータベース20に格納されているフォームを読み出し、読み出されたフォームに規定された外観を紙等のシート状の媒体に印刷し、指示シートを生成する装置である。本実施の形態では、シート生成装置30は、フォームとともにそのフォーム識別子を読み出し、フォームの外観とともにフォーム識別子を印刷する。したがって、指示シートには、そのフォーム識別子が表示される。
スキャナ装置40は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する装置である。本実施の形態では、スキャナ装置40は、シート原稿の連続処理を可能とするADF(Auto Document Feeder)を備えており、1回のスキャンジョブで複数枚の原稿の画像を読み取ることができる。
文書処理装置50は、スキャナ装置40によって得られた画像データを処理する装置である。この文書処理装置50は、画像データ取得部51、シート判別部52、処理情報抽出部53、および文書処理部54を有する。本実施の形態では、上記各部51〜54は、ハードディスク装置等の記憶媒体に格納された本実施の形態に係る文書処理プログラムがCPUに実行されることによって実現される。ただし、上記各部51〜54の実現態様は特に限定されない。
画像データ取得部51は、スキャナ装置40により読み取られた画像データを取得する。
シート判別部52は、画像データ取得部51により取得された画像データが、共通指示シート、個別指示シート、または文書のうちいずれから読み取られたものかを判別する。また、指示シートである場合には、当該シートに表示されたフォーム識別子に基づいて当該指示シートに対応するフォームを判別する。
処理情報抽出部53は、シート判別部52の判別結果を用いて、指示シートの画像データから、当該指示シートに対応するフォームに規定された解析情報に基づき処理情報を抽出する。
文書処理部54は、画像データ取得部51により取得された画像データが、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群から読み取られたものである場合に、複数件の文書の各々の文書データを、各文書に添付された個別指示シートから抽出された処理情報と共通指示シートから抽出された処理情報とに従って処理する。ここで、文書処理部54は、シート判別部52の判別結果に基づいて、上記所定のシート群を認識する。
なお、上記の装置10〜50は説明の便宜上分けられているが、装置10〜50の機能は、どのような物理的形態によって実現されてもかまわない。例えば、装置10〜50は、物理的に一体の装置であってもよい。
以下、上記構成を有する文書処理システム100の動作について説明する。
まず、ユーザは、所望の指示シートを作成するため、フォーム作成装置10を操作する。フォーム作成装置10は、表示画面上でのユーザ操作に基づいて、指示シートの外観と解析情報とを規定するフォームを作成する。ここでは、ユーザにより、図7に示される個別指示シートを規定するフォームと、図8に示される共通指示シートを規定するフォームとが作成されたものとする。なお、個別指示シートのフォームまたは共通指示シートのフォームの別は、ユーザにより指定される。
図7の個別指示シートの外観には、項目「010」〜「040」のいずれかを選択するためのチェックボックス201〜204、項目「議事録」〜「報告書」のいずれかを選択するためのチェックボックス211〜213、および2桁の数字記入欄221、222が配置されている。また、指示シートであることを示すロゴマーク231およびレジストレーションマーク232〜234が四隅に配置されている。ここでは、個別指示シートの解析情報として、項目「010」〜「040」の選択結果と、項目「議事録」〜「報告書」の選択結果と、数字記入欄に記入された数字をハイフン「−」で連結した文字列を文書データのファイル名とすべき旨の情報が作成されたものとする。
図8の共通指示シートの外観には、項目「TIFF」または「PDF」のいずれかを選択するためのチェックボックス301、302、および、項目「船舶フォルダ」〜「電気フォルダ」のいずれかを選択するためのチェックボックス311〜316が配置されている。また、個別指示シートと同様に、指示シートであることを示すロゴマーク231およびレジストレーションマーク232〜234が四隅に配置されている。ここでは、共通指示シートの解析情報として、項目「TIFF」または「PDF」のうち選択されたファイルフォーマットで、項目「船舶フォルダ」〜「電気フォルダ」のうち選択されたフォルダに、文書データを格納すべき旨の情報が作成されたものとする。
フォームデータベース20は、フォーム作成装置10により作成されたフォームに対し、当該フォームを一意に決定するフォーム識別子としてフォームIDを発行する。そして、フォームIDとフォームとを対応付けて格納する。ここでは、図7の個別指示シートのフォームにフォームID「I011」が付けられ、図8の共通指示シートのフォームにフォームID「C012」が付けられたものとする。ここで、フォームIDの頭文字「I」は個別指示シートのフォームであることを示し、頭文字「C」は共通指示シートのフォームであることを示す。
ついで、ユーザは、作成した指示シートの外観を紙に印刷するため、シート生成装置30に指示シートの生成を要求する。このユーザ要求に応じ、シート生成装置30は、フォームデータベース20から指示シートの外観とフォームIDとを読み出し、これらを紙に印刷して指示シートを生成する。図9に生成された個別指示シートを示し、図10に生成された共通指示シートを示す。図9、10において、ロゴマーク231の右隣には、それぞれフォームID「I011」、「C012」が表示されている。また、ここでは、ユーザの要求により、3枚の個別指示シートSi1、Si2、Si3と1枚の共通指示シートScとが生成されたものとする。
ついで、ユーザは、生成された指示シートに所望の処理情報を記入する。ここでは、ユーザは、図5に示されるとおりに個別指示シートSi1、Si2、Si3に記入し、図6に示されるとおりに共通指示シートScに記入したものとする。なお、図5、6では、ロゴマーク231、レジストレーションマーク232〜234、およびフォームIDは省略されている。
ついで、ユーザは、図4のとおりに、共通指示シートSc、個別指示シートSi1、文書D1、個別指示シートSi2、文書D2、個別指示シートSi3、文書D3を順に重ねたシート群をスキャナ装置40のADFにセットし、スキャナ装置40に画像読み取りを指示する。この指示に応じて、スキャナ装置40は、ADFにセットされたシート群の原稿を順に読み取って画像データを得る。そして、得られた画像データを順次に、文書処理装置50に渡す。
文書処理装置50は、スキャナ装置40から画像データを取得し、取得した画像データを処理する。図11は、文書処理装置50の動作手順を示すフローチャートである。
図11において、画像データ取得部51は、スキャナ装置40から画像データを取得し、取得した画像データをシート判別部52に渡す(S11)。
シート判別部52は、画像データ取得部51から受けた画像データに対して判別処理を行う(S12)。図12に、シート判別部52による判別処理のフローチャートを示す。図12において、まず、シート判別部52は、画像認識処理により、画像データの四隅にロゴマーク231およびレジストレーションマーク232〜234が存在するか否かを判断する(S21)。この判断の結果、存在しない場合(S21:NO)、当該画像データは文書から読み取られたものであると判定する(S22)。一方、存在する場合(S21:YES)、ロゴマーク231の右隣の部分に対して文字認識処理を行い、フォームIDを抽出する(S23)。そして、抽出されたフォームIDの頭文字が「C」であるか否かを判断する(S24)。この判断の結果、「C」である場合(S24:YES)、当該画像データは共通指示シートから読み取られたものであると判定する(S25)。一方、「C」でない場合(S24:NO)、当該画像データは個別指示シートから読み取られたものであると判定する(S26)。
ついで、図11において、処理情報抽出部53は、シート判別部52により画像データが指示シートから読み取られたものであると判定された場合、画像認識処理により、指示シートの画像データから処理情報を抽出する(S13)。
具体的には、ステップS11で共通指示シートScの画像データが取得された場合、ステップS12では、フォームID「C012」が抽出される。そして、ステップS13では、処理情報抽出部53は、フォームデータベース20からフォームID「C012」に対応するフォームを読み出す。そして、読み出したフォームに規定された解析情報に基づき、図6に示される共通指示シートScの画像データから、PDF形式で機械フォルダに文書データを格納すべき旨の処理情報を抽出する。
また、ステップS11で個別指示シートSi1の画像データが取得された場合、ステップS12では、フォームID「I011」が抽出される。そして、ステップS13では、処理情報抽出部53は、フォームデータベース20からフォームID「I011」に対応するフォームを読み出す。そして、読み出したフォームに規定された解析情報に基づき、図5に示される個別指示シートSi1の画像データから、「010−連絡書−11」を文書データのファイル名とすべき旨の処理情報を抽出する。同様に、ステップS11で個別指示シートSi2が入力された場合、「020−議事録−38」を文書データのファイル名とすべき旨の処理情報が抽出され、ステップS11で個別指示シートSi3が入力された場合、「030−連絡書−24」を文書データのファイル名とすべき旨の処理情報が抽出される。
上記の画像データの取得(S11)、判別処理(S12)、および処理情報の抽出(S13)は、スキャナ装置40からの画像データの入力がなくなるまで、繰り返される(S14:NO、S11〜S13)。したがって、図4に示されるシート群を構成する原稿シートの画像データがすべて処理されるまで繰り返される。
そして、スキャナ装置40からの画像データの入力がなくなると(S14:YES)、文書処理部54は、画像データ取得部51により取得された画像データが、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群から読み取られたものであるか否かを判断する(S15)。具体的には、文書処理部54は、シート判別部52の判別結果に基づいて原稿シートの読み取り順を認識し、当該読み取り順が所定のパターンと一致するか否かを判断する。そして、一致する場合には上記所定のシート群であると判断し、一致しない場合には所定のシート群ではないと判断する。この判断の結果、所定のシート群ではないと判断された場合(S15:NO)、本実施の形態に係る処理は行われない。一方、所定のシート群であると判断された場合(S15:YES)、文書処理部54は、指示シートから抽出された処理情報に基づいて、文書D1、D2、D3の文書データを処理する(S16)。
具体的には、文書処理部54は、個別指示シートSi1から抽出された処理情報と共通指示シートScから抽出された処理情報とに従って文書D1の文書データを処理する。すなわち、文書処理部54は、文書D1の文書データを、PDF形式で、「010−連絡書−11」をファイル名として、機械フォルダに格納する。同様に、文書D2の文書データは、PDF形式で、「020−議事録−38」をファイル名として、機械フォルダに格納される。また、文書D3の文書データは、PDF形式で、「030−連絡書−24」をファイル名として、機械フォルダに格納される。
なお、図11に示されるフローチャートは文書処理装置10の動作手順の一例にすぎず、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群がスキャナ装置40によって読み取られた場合に、各文書の文書データを、各文書に添付された個別指示シートに記載された処理情報と共通指示シートに記載された処理情報とに従って処理することができれば、どのような手順であってもよい。
以上のとおり、本実施の形態では、複数件の文書D1、D2、D3の各々の文書データを、各文書Dに添付された個別指示シートSiに記載された処理情報と共通指示シートScに記載された処理情報とに従って処理する。このため、ユーザは、複数件の文書Dについて共通する処理情報が指定可能なように共通指示シートScを作成し、共通しない処理情報が指定可能なように個別指示シートSiを作成しておけば、共通する処理情報を複数の指示シートに重複して記載する必要がなくなる。これにより、指示シートの作成に関するユーザの作業負荷が軽減される。また、ユーザによる作業ミスを減らすことができる。
なお、本実施の形態では、1回のスキャンジョブで読み取られた画像データを共通指示シートの処理対象としているが、共通指示シートの処理対象はこれに限定されない。例えば、ある共通指示シートが読み取られてから次の共通指示シートが読み取られるまでを、その共通指示シートの処理対象とすることができる。また、ある共通指示シートが読み取られてから終了を示す終了シートが読み取られるまでを、その共通指示シートの処理対象とすることができる。
また、本実施の形態では、指示シートの処理情報は、ユーザによりシート上で記載されるが、必ずしもシート上で記載されなくてもよい。例えば、フォームの作成の際に、所望のチェックボックスを予め塗り潰しておいてもよい。また、フォームIDと処理情報とを関連付けておけば、指示シートにフォームIDが表示されていれば、そのフォームIDから処理情報を認識することができる。このような場合、指示シートとして共通指示シートと個別指示シートとの二種類のシートを設けることによって、フォームの作成における重複作業が削減され、指示シートの作成に関するユーザの作業負荷が軽減される。
また、本実施の形態では、共通指示シートおよび個別指示シートを処理対象としていないが、共通指示シートまたは個別指示シートを処理対象に含めてもよい。この場合、指示シートは、指示シートであるとともに、文書を構成する原稿でもある。
つぎに、他の実施の形態に係る文書処理システム200について説明する。この文書処理システム200は、上記の文書処理システム100とほとんど同じであるので、重複する部分については、同じ符号を用い、説明を省略することとする。この文書処理システム200は、それぞれ個別指示シートが添付された複数件の文書の全体に共通指示シートが添付されてなるシート群がスキャナ装置40によって読み取られた場合に、文書処理装置50が、複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートから抽出された処理情報に従って処理するとともに、複数件の文書の画像データを共通指示シートから抽出された処理情報に従って纏めて処理することを特徴とする。
以下、文書処理装置50の処理の具体例を示す。近年、複数の文書をそれぞれ個別の文書のまま纏めて一つのファイルにするバインダー機能を持つソフトウェアが普及してきている。このようなファイルとしては、例えば、Adobe社のPDFファイルや、富士ゼロックス社のDocuWorksファイルが知られている。ここでは、このバインダー機能を利用する場合の具体例を示す。
ユーザは、個別指示シートSi1、Si2、Si3により、文書D1、D2、D3の文書データの文書名として、「文書1」、「文書2」、「文書3」を指定する。また、共通指示シートScにより、文書D1、D2、D3を纏めるファイルのファイル名として、「バインダーA」を指定する。この場合、処理情報抽出部53は、個別指示シートSi1、Si2、Si3から、文書D1、D2、D3の文書データの文書名をそれぞれ「文書1」、「文書2」、「文書3」とすべき旨の処理情報を抽出する。また、共通指示シートScから、文書D1、D2、D3の文書データをファイル名「バインダーA」の一つのファイルに纏めるべき旨の処理情報を抽出する。これらの処理情報に従って、文書処理部54は、文書D1、D2、D3の文書データを纏めて一つのファイルとする。このとき、文書処理部54は、文書D1、D2、D3の文書データの文書名をそれぞれ「文書1」、「文書2」、「文書3」とし、ファイル名を「バインダーA」とする。
以上のとおり、本実施の形態によれば、複数件の文書の文書データを共通指示シートScに記載されている処理情報に従って纏めて処理するので、文書毎の指示シートでは不可能であった複数件の文書に対する一括処理が可能となる。
なお、複数件の文書の全体に対する処理は、複数件の文書を一つのファイルに纏める処理に限られず、他の処理であってもよい。他の処理としては、例えば、複数件の文書を共通指示シートに記載された所定のメールアドレス宛に電子メール送信する処理が挙げられる。
つぎに、他の実施の形態に係る文書処理システム300について説明する。この文書処理システム300は、上記の文書処理システム100、200とほとんど同じであるので、重複する部分については、同じ符号を用い、説明を省略することとする。この文書処理システム300は、共通指示シートと、この共通指示シートと組み合わせて使用される個別指示シートとを識別子によって関連付けることを特徴とする。ここでは、この識別子としてフォームIDを用いる場合を例にとって説明する。
ユーザは、フォーム作成装置10において共通指示シートのフォームを作成する際に、当該共通指示シートと組み合わせて使用したい個別指示シートのフォームIDを指定する。ここでは、ユーザは、フォームID「I013」、「I014」、「I015」を指定したものとする。フォーム作成装置10は、作成された共通指示シートのフォームとともに、指定されたフォームIDをフォームデータベース20に渡す。
フォームデータベース20は、フォーム作成装置10から受けたフォームに対してフォームID「C016」を発行し、共通指示シートのフォームと、そのフォームID「C016」と、関連するフォームID「I013」、「I014」、「I015」とを対応付けて格納する。
シート生成装置30は、フォームに規定された共通指示シートの外観と、そのフォームID「C016」と、関連するフォームID「I013」、「I014」、「I015」とを紙に印刷し、共通指示シートを生成する。
ユーザは、生成された共通指示シートを複数件の文書とともに、スキャナ装置40に読み取らせる。ここでは、図13に示されるシート群を読み取らせたものとする。図13のシート群は、フォームID「C016」の共通指示シート、「I017」の個別指示シートを表紙とする文書D1、「I013」の個別指示シートを表紙とする文書D2、「I014」の個別指示シートを表紙とする文書D3、「I018」の個別指示シートを表紙とする文書D4、「I015」の個別指示シートを表紙とする文書D5が順に積み重ねられてなる。
文書処理装置50は、スキャナ装置40により読み取られた画像データを処理する。このとき、文書処理装置50は、共通指示シートに表示された関連するフォームID「I013」、「I014」、「I015」を抽出する。そして、個別指示シートから抽出されたフォームIDが上記の関連するフォームIDのいずれかと一致するか否かを判断する。この判断の結果、一致する場合には、当該個別指示シートが添付された文書の文書データを共通指示シートの処理対象に含める。一方、一致しない場合には、当該個別指示シートが添付された文書の文書データを共通指示シートの処理対象に含めない。
したがって、文書処理装置50は、フォームID「I013」、「I014」、「I015」の個別指示シートが添付された文書D2、D3、D5の文書データを、各個別指示シートから抽出された処理情報と共通指示シートから抽出された処理情報とに基づいて処理する。なお、文書D1、D4の文書データは、それぞれフォームID「I017」、「I018」の個別指示シートから抽出された処理情報に従って処理される。
以上のとおり、本実施の形態によれば、共通指示シートと、この共通指示シートと組み合わせて使用される個別指示シートとを識別子によって関連付けておくので、共通指示シートと個別指示シートとの対応関係を明確にすることができる。このため、ユーザが意図しない共通指示シートと個別指示シートとの組み合わせで処理が行われることを防止することができる。また、一度のスキャンジョブで読み取らせるシート群の構成の自由度を高くすることができる。
実施の形態に係る文書処理システムの全体構成を示すブロック図である。 文書と指示シートとからなるシート群の一例を示す図である。 指示シートS1、S2、S3の一例を示す図である。 本実施の形態におけるシート群の一例を示す図である。 個別指示シートSi1、Si2、Si3を示す図である。 共通指示シートScを示す図である。 フォームで規定された個別指示シートの外観を示す図である。 フォームで規定された共通指示シートの外観を示す図である。 印刷された個別指示シートを示す図である。 印刷された共通指示シートを示す図である。 文書処理装置の動作手順を示すフローチャートである。 シート判別部による判別処理のフローチャートである。 他の実施の形態におけるシート群の一例を示す図である。
符号の説明
100 文書処理システム、10 フォーム作成装置、20 フォームデータベース、30 シート生成装置、40 スキャナ装置、50 文書処理装置、51 画像データ取得部、52 シート判別部、53 処理情報抽出部、54 文書処理部。

Claims (11)

  1. 指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理する文書処理装置であって、
    スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得手段と、
    当該画像データ取得手段により取得された画像データが、それぞれ1枚以上の原稿シートで構成される複数件の文書と、前記各文書に表紙として添付され文書毎の処理情報が記載された個別指示シートと、前記複数件の文書の全体に別体として添付され前記複数件の文書に共通の処理情報であって、前記個別指示シートに記載された処理情報とは異なる種類の処理内容を示す処理情報が記載された共通指示シートとを含むシート群から読み取られたものである場合に、前記各文書の画像データを、当該文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報に従って処理するとともに、前記複数件の文書の画像データを前記共通指示シートに記載されている処理情報に従って纏めて処理する文書処理手段と、
    を有することを特徴とする文書処理装置。
  2. 請求項1に記載の文書処理装置であって、
    前記文書処理手段は、前記個別指示シートに記載されている当該シートを識別するための識別子が、前記共通指示シートに記載されている当該シートに関連する一以上の個別指示シートの識別子のいずれかと一致する場合に、当該個別指示シートが添付された文書を当該共通指示シートに記載された処理情報に従って処理することを特徴とする文書処理装置。
  3. 指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理する文書処理装置であって、
    スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得手段と、
    当該画像データ取得手段により取得された画像データが、それぞれ1枚以上の原稿シートで構成される複数件の文書と、前記各文書に添付され文書毎の処理情報が記載された個別指示シートと、前記複数件の文書の全体に添付され前記複数件の文書に共通の処理情報であって、前記個別指示シートに記載された処理情報とは異なる種類の処理内容を示す処理情報が記載された共通指示シートとを含むシート群から読み取られたものである場合に、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報と前記共通指示シートに記載されている処理情報とに従って処理する文書処理手段と、
    を有し、
    前記文書処理手段は、前記個別指示シートに記載されている当該シートを識別するための識別子が、前記共通指示シートに記載されている当該シートに関連する一以上の個別指示シートの識別子のいずれかと一致する場合に、当該個別指示シートが添付された文書を当該共通指示シートに記載された処理情報に従って処理することを特徴とする文書処理装置。
  4. 指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理する文書処理装置であって、
    スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得手段と、
    当該画像データ取得手段により取得された画像データが、それぞれ1枚以上の原稿シートで構成される複数件の文書と、前記各文書に添付され文書毎の処理情報が記載された個別指示シートと、前記複数件の文書の全体に添付され前記複数件の文書に共通の処理情報であって、前記個別指示シートに記載された処理情報とは異なる種類の処理内容を示す処理情報が記載された共通指示シートとを含むシート群から読み取られたものである場合に、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報に従って処理するとともに、前記複数件の文書の画像データを前記共通指示シートに記載されている処理情報に従って纏めて処理する文書処理手段と、
    を有し、
    前記文書処理手段は、前記個別指示シートに記載されている当該シートを識別するための識別子が、前記共通指示シートに記載されている当該シートに関連する一以上の個別指示シートの識別子のいずれかと一致する場合に、当該個別指示シートが添付された文書を当該共通指示シートに記載された処理情報に従って処理することを特徴とする文書処理装置。
  5. 指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理するための文書処理プログラムであって、コンピュータに、
    スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    当該画像データ取得ステップで取得された画像データが、それぞれ1枚以上の原稿シートで構成される複数件の文書と、前記各文書に表紙として添付され文書毎の処理情報が記載された個別指示シートと、前記複数件の文書の全体に別体として添付され前記複数件の文書に共通の処理情報であって、前記個別指示シートに記載された処理情報とは異なる種類の処理内容を示す処理情報が記載された共通指示シートとを含むシート群から読み取られたものである場合に、前記各文書の画像データを、当該文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報に従って処理するとともに、前記複数件の文書の画像データを前記共通指示シートに記載されている処理情報に従って纏めて処理する文書処理ステップと、
    を実行させることを特徴とする文書処理プログラム。
  6. 請求項5に記載の文書処理プログラムであって、
    前記個別指示シートまたは共通指示シートは、ユーザによってシート上で処理情報が記入されるものであることを特徴とする文書処理プログラム。
  7. 請求項5または6に記載の文書処理プログラムであって、
    前記文書処理ステップでは、前記個別指示シートに記載されている当該シートを識別するための識別子が、前記共通指示シートに記載されている当該シートに関連する一以上の個別指示シートの識別子のいずれかと一致する場合に、当該個別指示シートが添付された文書を当該共通指示シートに記載された処理情報に従って処理することを特徴とする文書処理プログラム。
  8. 指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理するための文書処理プログラムであって、コンピュータに、
    スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    当該画像データ取得ステップで取得された画像データが、それぞれ1枚以上の原稿シートで構成される複数件の文書と、前記各文書に添付され文書毎の処理情報が記載された個別指示シートと、前記複数件の文書の全体に添付され前記複数件の文書に共通の処理情報であって、前記個別指示シートに記載された処理情報とは異なる種類の処理内容を示す処理情報が記載された共通指示シートとを含むシート群から読み取られたものである場合に、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報と前記共通指示シートに記載されている処理情報とに従って処理する文書処理ステップと、
    を実行させ、
    前記文書処理ステップでは、前記個別指示シートに記載されている当該シートを識別するための識別子が、前記共通指示シートに記載されている当該シートに関連する一以上の個別指示シートの識別子のいずれかと一致する場合に、当該個別指示シートが添付された文書を当該共通指示シートに記載された処理情報に従って処理することを特徴とする文書処理プログラム。
  9. 指示シートに記載された処理情報に従って文書を処理するための文書処理プログラムであって、コンピュータに、
    スキャナ装置によって原稿から読み取られた画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    当該画像データ取得ステップで取得された画像データが、それぞれ1枚以上の原稿シートで構成される複数件の文書と、前記各文書に添付され文書毎の処理情報が記載された個別指示シートと、前記複数件の文書の全体に添付され前記複数件の文書に共通の処理情報であって、前記個別指示シートに記載された処理情報とは異なる種類の処理内容を示す処理情報が記載された共通指示シートとを含むシート群から読み取られたものである場合に、前記複数件の文書の各々の画像データを、各文書に添付された個別指示シートに記載されている処理情報に従って処理するとともに、前記複数件の文書の画像データを前記共通指示シートに記載されている処理情報に従って纏めて処理する文書処理ステップと、
    を実行させ、
    前記文書処理ステップでは、前記個別指示シートに記載されている当該シートを識別するための識別子が、前記共通指示シートに記載されている当該シートに関連する一以上の個別指示シートの識別子のいずれかと一致する場合に、当該個別指示シートが添付された文書を当該共通指示シートに記載された処理情報に従って処理することを特徴とする文書処理プログラム。
  10. 指示シートの外観と解析情報とを規定するフォームを作成するフォーム作成装置と、
    前記作成されたフォームを格納するフォーム格納装置と、
    前記格納されたフォームに規定された外観に基づいて、指示シートを生成するシート生成装置と、
    前記生成された指示シートとともに処理対象の文書を読み取って画像データを得るスキャナ装置と、
    前記読み取られた指示シートの画像データから当該指示シートに対応するフォームを判別し、判別されたフォームに規定された解析情報に基づいて前記指示シートに記載されている処理情報を抽出し、抽出された処理情報に従って前記処理対象の文書の画像データを処理する文書処理装置と、
    を有する文書処理システムであって、
    前記指示シートとして、共通指示シートと個別指示シートとの二種類が設けられ、
    それぞれ1枚以上の原稿シートで構成される複数件の文書と、前記各文書に表紙として添付され文書毎の処理情報が記載された個別指示シートと、前記複数件の文書の全体に別体として添付され前記複数件の文書に共通の処理情報であって、前記個別指示シートに記載された処理情報とは異なる種類の処理内容を示す処理情報が記載された共通指示シートとを含むシート群が、前記スキャナ装置によって読み取られた場合に、前記文書処理装置が、前記各文書の画像データを、当該文書に添付された個別指示シートから抽出された処理情報に従って処理するとともに、前記複数件の文書の画像データを前記共通指示シートから抽出された処理情報に従って纏めて処理することを特徴とする文書処理システム。
  11. 請求項10に記載の文書処理システムであって、
    前記フォーム格納装置は、前記フォームを当該フォームを識別するための識別子と対応付けて格納し、前記シート生成装置は、前記識別子の表示を含めて指示シートを生成し、前記文書処理装置は、前記指示シートに表示された識別子に基づいて当該指示シートに対応するフォームを判別することを特徴とする文書処理システム。
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