JP4357740B2 - シールされたラチェット組立体 - Google Patents

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Description

【0001】
(発明の分野)
本発明はラチェット機構に関し、特に手動の逆転部材を有する逆転可能型式のラチェットレンチに関する。本発明は特にラチェット機構のためのシールに関する。
【0002】
(従来技術の説明)
本発明はその開示を参考のために本明細書に含めている米国特許第5,495,783号に記載の逆転可能型式のラチェットレンチの改良である。従って、本発明の理解に必要なラチェットレンチの構造のみを詳細に説明する。
【0003】
前記特許第5,495,783号に記載のレンチにおいては、円形のラチェット頭を備えたハンドルは駆動本体を共軸に回転可能に受け入れる空洞を画成する筒形配列の内側ラチェット歯を有する。爪がラチェット歯との噛み合いの順方向状態と逆方向状態との間で運動するように駆動本体に支持されており、逆転レバーのピンと係合可能なオーバセンタばねによってこれらの位置の各々において保持される。逆転レバーは駆動本体と共軸に配置され、爪を順方向状態と逆方向状態との間で移行させるように駆動本体とラチェットヘッドとに対して回転するように駆動本体の上にブッシュとねじとによって保持されている。空洞と共軸のヘッドの各端において環状のくぼみが形成されており、それぞれ駆動本体と逆転レバーとにある対応する環状くぼみとそれぞれ面し、それらと協働して、空洞内に潤滑剤を溜め、ダストやごみが入ってくるのを阻止するようにその中で環状の空間を画成する。シールはラジアルシールであって、各シールは対応するくぼみの対向する筒形の面の間で配置され、かつそれらと弾力的に係合する。効果的なシールを保つために必要とされるラジアルシールに対する半径方向の圧縮力は回転部分に対して顕著な摩擦抗力を発生させ、逆転部材のラチェット噛み合い作動と手動作動の双方を実行するのに著しいトルクを必要とすることが判明した。
【0004】
(発明の要約)
本発明の全体的な目的は従来技術によるラチェット組立体の欠点を排除し、一方別の構造的および作動上の利点を提供する改良されたシールされたラチェット組立体を提供することである。
【0005】
本発明の重要な利点は効果的なシールを提供し、同時に回転部分に対する摩擦抗力を最小にする効果的なシールを提供するシールされたラチェット組立体を提供することである。
【0006】
前述の特徴に関連して、本発明の更に別の特徴は比較的簡単で、かつ経済的な構造である、前述のタイプのラチェット組立体を提供することである。
【0007】
本発明の前述およびその他の特徴のあるものは、軸線を有し、空洞を画成する貫通した筒形開口を備えたラチェット本体と、前記ラチェット本体と共軸に前記空洞の端部において該ラチェット本体に形成され、前記軸線に対して概ね垂直に配置された平面に対して平行に延びる第1の環状の肩面と、前記空洞に取り付けられ、軸線の周りで前記ラチェット本体に対して回転するように取り付けられた駆動部材であって、前記第1の環状肩面と概ね平行で、かつ共軸に面し、該肩面と協働してその間に環状の空間を画成する駆動部材を含むラチェット機構と、前記環状の空間に配置されたシール部材であって、前記肩面と協働して前記空洞の端部をシールする2個の半径方向に延び、前記肩面とそれぞれ係合する軸線方向に離隔し、可撓性で、かつ弾力的なリップを有するシール部材とを含むことを特徴とするシールされたラチェット組立体を提供することによって達成しうる。
【0008】
本発明のその他の特徴は、軸線を有し、空洞を画成する筒形の貫通した開口を備えたラチェット本体と、前記空洞の第1と第2の端部においてそれぞれ該空洞と共軸に、かつ軸線に対して概ね垂直に配置された平面に対して平行に延びる前記ラチェット本体に形成された第1と第2の環状肩面と、前記空洞に取り付けられたラチェット機構であって、軸心の周りで前記ラチェット本体に対して回転するように取り付けられ、第1の環状肩面に対して概ね平行に、かつ共軸に面して協働し、その間に第1の環状空間を画成する第3の環状肩面を有する駆動部材を含み、かつ軸心の周りで前記ラチェット本体に対して回転するように取り付けられ前記第2の環状の肩面に対して概ね平行に、かつ共軸に面し協働してその間に第2の環状空間を画成する第4の環状の肩面を有する逆転部材とを含むラチェット機構と、前記第1の環状空間に配置され、2個の半径方向に延び、軸線方向に離隔し、前記第1と第3の肩面とそれぞれ係合して、それらと協働して前記空洞の第1の端部をシールする可撓性で弾性のリップを有する第1のシールと、前記第2の環状空間に配置され、2個の半径方向に延び、軸線方向に離隔し、前記第2と第4の肩面とそれぞれ係合して協働して前記空洞の第2の端部をシールする第2のシール部材とを含むことを特徴とするシールされた逆転可能なラチェット組立体によって達成可能である。
【0009】
本発明は本明細書で完全に説明し、添付図面に示し、特許請求の範囲に特に指摘するある新規な特徴と部材の組み合わせとから構成され、細部に亘る各種の変更は本発明の精神や利点の何れをも損なうことなく実行可能であることが理解される。
【0010】
本発明を理解し易くするために、好適実施例が添付図面に示されており、該添付図面を以下の説明と関連して検討すれば、本発明、その構造および作動並びに多くの利点は直ちに理解され、かつ認識される。
【0011】
(好適実施例の説明)
図1および図2を参照すれば、本発明により構成され、その特徴を実施し、参照数字10で全体的に指示する逆転可能なラチェットレンチが示されている。ラチェットレンチ10は細長い柄11を有し、該柄は一端において円形のラチェットヘッド12を一体形成しており、該ヘッド12は軸線方向に貫通して形成され、その中に空洞を画成する大きな円形孔すなわち開口13を有する。前記孔13の内面には筒形配列の等間隔でラチェット歯(図示せず)が形成されている。前記孔13は前記ヘッド12の両側の面の間を延びる。また図3および図4を参照すれば、ヘッド12の両側の面はそれぞれ環状のくぼみ、すなわち皿孔14、17を形成しており、該くぼみ14は概ね平坦で、平面の環状端面15と筒形の側面16とを有し、それらは双方共前記孔13と共軸である。同様に、くぼみ17は平坦な環状の端面18と筒形の側面とを有し、それらは双方共孔13に対して概ね共軸である。
【0012】
ヘッド12に対して軸心の周りで回転するように駆動本体20が孔13に共軸に配置されており、該駆動本体20は一体の四角の駆動突起21を有し、該突起は駆動本体から軸線方向に突出し、周知の要領でソケットのような関連の被動部材と係合する。駆動突起21にはこれも周知の要領で押し下げ可能デンテントボール(図示せず)を設けることが可能である。また図3を参照すれば、駆動本体20にはラチェットヘッド12の環状くぼみ14に受け入れられる寸法とされた半径方向外方に延びる環状フランジ22を備えている。フランジ22の方は、概ね平坦な環状の端面24と筒形の側面25とを含む環状くぼみ23を中に形成する。前記端面と側面の双方共組み立て状態において孔13と概ね共軸になるように配置されている。
【0013】
駆動本体20には駆動突起21とは反対側の軸線方向他端に端面26が形成されており、前記駆動本体20は、図2に示すように、環状のフランジ22が環状のくぼみ14に着座すると前記端面26が環状くぼみ17に軸線方向内方に配置されるような寸法とされている。端面26には一方の側部において深い爪用のくぼみ27が形成されている。前記端面26には反対側において浅いピン用のくぼみ28が形成されている。また前記端面26には前記爪用くぼみ27とピン用くぼみ28との中間において前記駆動本体20の概ね軸線方向に概ね長方形のくぼみ29が形成されている。前記長方形くぼみ27の中央で、前記駆動本体20と共軸に内側にねじを切った筒形の孔29aが形成されている。
【0014】
前記爪用のくぼみ27には爪30が着座する。前記爪30の外側にはヘッド12のラチェット歯と面し、該歯と噛み合う寸法とされた円弧状の配列の歯(図示せず)が形成されている。爪30の反対側には爪用くぼみ27の軸線方向壁と摺動係合するような寸法とされた平坦な後面32が形成されている。前記配列の爪と後面32とは爪30の平坦で、平行の頂面33と底面34との間を延びる。
【0015】
また図4を参照すれば、ラチェットレンチ10にはまた、全体的に円形デイスクの形状であり、貫通した軸線方向孔41が形成され、上端において環状のくぼみ42で囲まれている逆転レバー40が設けられている。前記逆転レバー40の外面には3個の等間隔で、半径方向に延びるリブ43が形成されている。前記逆転レバー40の内面から垂下して、かつ孔41から所定の距離だけ半径方向外方に離隔した筒形のピン45が形成されており、該ピンはレバー40と一体であることが好ましい。前記くぼみ42の半径方向丁度外側で角度方向に離隔した位置においてONとOFFのマーク44および46が形成されている。逆転レバー40はヘッド12のくぼみ17に着座する寸法とされ、その外縁部で内面において環状くぼみ47を有し、該くぼみは双方共孔41に対して概ね共軸にある平坦な環状の端面48と筒形の側面49とを画成する。逆転レバー40は、ピン45がピン用くぼみ28に受け入れられるようにヘッド12に位置しており、孔41は駆動本体20に対して共軸である。
【0016】
ラチェットレンチ10はまた、逆転レバー40の孔41を通して、駆動本体20の長方形くぼみ29の中へ受け入れられる寸法とされた筒形のブッシュ50を含む。この点に関して、ブッシュ50にはその遠位端の近傍で直径方向の両側に平坦部(図示せず)が形成されている。従って、ブッシュ50の遠位端は長方形くぼみ29にキー止めされ、すなわち該くぼみに回転不能に受け入れられることが認められる。ブッシュ50には、該ブッシュの遠位端が長方形くぼみ29にキー止めされると逆転レバー40のくぼみ42に着座する半径方向外方に延びた環状フランジ53がその外端近傍において設けられている。フランジ53には外面にインジケータ(図1)が形成されている。ねじ55がねじを切った孔29aとねじ係合するようにブッシュ50を通して受け入れられ、該ねじは環状フランジ53に対して着座する大きな頭部56を有する。従って、ねじ55はブッシュ50と協働してラチェットレンチ10の諸部材を組み立て状態に保持し、駆動本体20を環状くぼみ14において保持し、かつ逆転レバー40をラチェットヘッド12の環状のくぼみ17に保持する。
【0017】
ラチェットレンチ10はまた、細長いワイヤばね部材の形態の押圧ばね60を含んでおり、該ばねは逆転レバー40と駆動本体20との間で駆動本体20の軸線に対して概ね垂直の平面に全てが位置する、全体的にハート型で、一対の対向するローブ62(図示する)と頂点65とを含む。ローブ62には頂65とは反対側の端部において一体の係止端66(図2に示す)が形成され、爪30の孔(図示せず)中へ延びる。前述したラチェットレンチ10の諸部材の配置と作動については前述の米国特許第5,495,783号により詳しく説明されている。
【0018】
特に図3と図4とを参照すれば、諸部材が組み立てられると、ラチェットヘッド12の環状くぼみ14および17がそれぞれ駆動本体20の環状くぼみ23と逆転レバー40の環状くぼみ47と協働して、一方について詳細に説明するが概ね同一の構造である環状シール80および80Aを収容する環状空間70および75を画成する。各シール80、80Aは適当な可撓性で、弾性の材料から形成され、横断面において全体的に長方形であり、全体的に筒形の該端壁82と、環状の頂壁83および底壁84とを有する本体81を有する。それぞれ、頂壁83と底壁84との上方および下方に延びる2個の分岐するリップ85および86が前記本体81と一体形成され、該本体から半径方向内方に延びる。
【0019】
使用時、シール80は、リップ85および86をそれぞれラチェットヘッド12の環状端面15と駆動本体20の環状端面24と係合させて環状空間70に配置される。同様に、シール80Aは,リップ85および86をそれぞれ逆転レバー40の環状端面48とラチェットヘッド12の環状端面18とに係合させて環状空間75に配置される。このように、シール80および80Aのリップ85および86は軸線方向に僅かに圧縮される。従って、前記シール80および80Aは孔13によって形成された空洞における潤滑剤をシールし、その中へダストやごみが進入しないように軸線方向にシール力を加えるアキシャルシールである。
【0020】
このアキシャルシール装置は組み立てられると、従来技術によるラジアルシールよりも加える回転抗力が顕著に少ないことが判明した。このことは、少なくとも部分的には、ダブルリップシール装置が環状空間70および75を画成する関連の環状面と、シール80および80Aのそれぞれの間の面接触を最小にするという事実によるものと考えられる。この軸線方向の圧縮力によって、シール80および80Aは協働してラチェットヘッド12を駆動本体20および逆転レバー40に対して弾力的に心出しさせ、ラチェットヘッド12のいずれかの側における過剰な抗力あるいは摩擦を阻止する押圧部材として作用することが認められる。
【0021】
本発明の好適実施例において、シール80および80Aは成形が容易であり、たとえ石油ベースの潤滑剤と接触しても広範囲の温度に対して柔軟性を保持する材料から形成される。そのような材料はニトリルポリマでよい。もっともその他の適当な材料も使用可能であることが認められる。
【0022】
前述の説明から、改良されたラチェットレンチと、摩擦抗力を最小にしながら効果的なシールを提供し、同時に諸部材を軸線方向に心出しさせる圧縮ばねとして機能するシールとが提供されたことが判る。
【0023】
本発明の特定の実施例を図示し、かつ説明したが、当該技術分野の専門家には、本発明の広義の局面から逸脱することなく変更や修正が実行可能であることが明らかである。従って、特許請求の範囲の目的は本発明の真正な精神と範囲とに入るそのように全ての変更や修正を網羅することである。前述の説明および添付図面において説明した事項は単に例示として提供したものであって、限定的なものではない。本発明の実際の範囲は従来技術に基づいてその適正な展望を視野に入れて特許請求の範囲において規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により構成し、本発明の特徴を実施したラチェットレンチの上面図である。
【図2】 図1の線2−2に沿って見た垂直断面拡大図である。
【図3】 図2において3で指示する部分の更に拡大した断面破断図である。
【図4】 図2において4で指示する部分の更に拡大した断面破断図である。

Claims (15)

  1. 軸線を有し、かつ空洞を画成する筒形の貫通した開口を備えたラチェット本体と、
    前記空洞の端部において共軸に前記ラチェット本体に形成され、前記軸線に対して概ね垂直に配置された平面に対して平行に延びる第1の環状肩面と、
    前記空洞に取り付けられたラチェット機構であって、第2の環状肩面を有し、前記軸線の周りで前記ラチェット本体に対して回転するように取り付けられ、前記第1の環状肩面に対して概ね平行かつ共軸に該肩面に面し、かつ該肩面から軸線方向に離隔し、かつ該肩面と協働してその間に環状の空間を画成する駆動材を含むラチェット機構と、
    前記環状の空間に配置されたシール部材であって、半径方向の内側と、半径方向の外側と、2個の軸線方向に離隔した可撓性で、弾性のリップとを有し、前記リップが前記内側および外側の一方から半径方向に延び、それぞれ前記第1の環状肩面及び第2の環状肩面と係合し、前記第1の環状肩面及び第2の環状肩面と協働して前記空洞の端部をシールするシール部材とを含むシールされたラチェット組立体において、
    前記可撓性で、弾性のリップのみが前記第1の環状肩面及び第2の環状肩面と係合し、
    前記シールされたラチェット組立体が、前記ラチェット機構を前記ラチェット組立体に接続する取付け機構を含み、かつ
    前記シール部材の前記リップが前記駆動部材と前記ラチェット本体とを弾力的に押圧して離す
    ことを特徴とするシールされたラチェット組立体。
  2. 前記シール部材が前記リップがそこから延びる側部を有する環状のシール本体を含むことを特徴とする請求項1に記載のラチェット組立体。
  3. 前記リップが前記シール本体から分岐することを特徴とする請求項2に記載のラチェット組立体。
  4. 前記リップが前記シール本体から半径方向内方に延びることを特徴とする請求項2に記載のラチェット組立体。
  5. 前記リップが前記ラチェット本体の軸線方向に分岐することを特徴とする請求項4に記載のラチェット組立体。
  6. 前記リップが前記ラチェット本体の軸線方向に分岐することを特徴とする請求項1に記載のラチェット組立体。
  7. 軸線を有し、空洞を画成する貫通した筒形開口を備えたラチェット本体と、
    前記空洞の第1と第2の端部において共軸にそれぞれ前記ラチェット本体に形成され、前記軸線に対して概ね垂直に配置された平面に対して平行に延びる第1と第2の環状の肩面と、
    前記空洞に取り付けられたラチェット機構であって、
    前記軸線の周りで前記ラチェット本体に対して回転するように取り付けられ、第3の環状の肩面を有し、この環状の肩面がそれに対して概ね平行かつ共軸に軸線方向に離隔した前記第1の環状の肩面に面し、かつ協働してその間に第1の環状空間を画成する駆動部材を含み、
    前記ラチェット機構は前記軸線の周りで前記ラチェット本体に対して回転するように取り付けられ、第4の環状の肩面を有し、この環状の肩面がそれに対して概ね平行かつ共軸に前記の第2の環状肩面に面し、かつ軸線方向に離隔し、かつ協働してその間に第2の環状空間を画成する逆転部材を含むラチェット機構と、
    前記第1の環状空間に配置され、第1の半径方向内側と、第1の半径方向外側と、2個の軸線方向に離隔した可撓性で弾性の第1のリップとを有する第1のシール部材であって、前記第1のリップが前記第1の内側および外側の一方から半径方向に延び、それぞれ前記第1と第3の肩面と係合して該肩面と協働して空洞の第1の端部をシールする第1のシール部材と、
    前記第2の環状空間に配置され、第2の半径方向内側と、第2の半径方向外側と、2個の軸線方向に離隔し可撓性で弾性の第2のリップとを有する第2のシール部材であって、前記第2のリップが前記第2の内側および外側の一方から半径方向に延び、前記第2と第4の肩面とそれぞれ係合して、該肩面と協働して前記空洞の第2の端部をシールする第2のシール部材とを含むシールされた逆転可能型式のラチェット組立体において、
    前記第1のリップのみが前記第1と第3の肩面と係合し、前記第2のリップのみが前記第2と第4の肩面と係合し、
    前記シールされた逆転可能型式のラチェット組立体が、前記駆動部材と前記逆転部材とを相互に接続し、それらを前記空洞の第1と第2の端部において前記ラチェット本体においてそれぞれ保持する結合構造体を含み、
    前記第1と第2のシール部材が、それぞれ前記駆動部材と前記逆転部材とを前記ラチェット本体から軸線方向に離れる方向に弾力的に押圧して前記ラチェット機構を前記ラチェット本体に対して心出しする
    ことを特徴とするシールされた逆転可能型式のラチェット組立体。
  8. 前記ラチェット本体が前記開口を画成する筒形配列のラチェット歯を有し、前記ラチェット機構が前記ラチェット歯と噛み合うように取り付けられた爪機構を含むことを特徴とする請求項に記載のラチェット組立体。
  9. 前記第1のシール部材が、そこから第1のリップが延びる第1の環状シール本体を含み、前記第2のシール部材がそこから第2のリップが延びる第2の環状シール本体を含むことを特徴とする請求項に記載のラチェット組立体。
  10. 前記第1と第2のシール部材の各々においてそのリップがそのシール本体から分岐することを特徴とする請求項に記載のラチェット組立体。
  11. 前記第1と第2のシール部材の各々においてそのリップがそのシール部材から半径方向内方に延びることを特徴とする請求項に記載のラチェット組立体。
  12. 各シール部材において、前記リップが前記ラチェット本体の軸線方向に分岐することを特徴とする請求項11に記載のラチェット組立体。
  13. 各シール部材において、前記リップが前記ラチェット本体の軸線方向に分岐することを特徴とする請求項に記載のラチェット組立体。
  14. 前記ラチェット本体と前記駆動部材がそれぞれ前記環状空間を画する筒形面を有し、前記シール本体が前記筒形面の一方とシール係合して配置されていることを特徴とする請求項2に記載のラチェット組立体。
  15. 前記ラチェット本体と前記駆動部材とが、それぞれ前記第1の環状空間を画する第1と第2の筒形面と、前記第2の環状空間を画する第3と第4の筒形面とを有し、前記第1のシール本体が前記第1と第2の筒形面の一方とシール係合して配置されており、前記第2のシール本体が前記第3と第4の筒形面の一方とシール係合して配置されていることを特徴とする請求項に記載のラチェット組立体。
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