JP4357289B2 - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法及び半導体装置、特に、強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の製造方法及び半導体装置に関する。
強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の従来例が、例えば、特許文献1に記載されている。この半導体装置は、第1の絶縁膜上に下部電極、強誘電体膜及び上部電極を順に積層して強誘電体キャパシタを形成し、強誘電体キャパシタを第2の絶縁膜で覆い、第2の絶縁膜上に上部電極に到達する開口部を形成し、導電性バリア膜及び導電性水素バリア膜を順に堆積し、導電性バリア膜及び導電性水素バリア膜を開口部を含む領域を残してパターニングし、導電性水素バリア膜上及び第2の絶縁膜上に配線層を形成している。この半導体装置では、開口部に露出される上部電極の上に導電性バリア膜及び導電性水素バリア膜を形成することにより、その後の工程で発生する水素及び水分が上部電極を透過して強誘電体膜を劣化させることを防止している。
特開2002−252336号公報(第6頁、第1図)
配線材料にAlを含む配線層を形成する際には、例えば、配線パターニング後のレジストアッシング工程で発生する水分が配線層内において配線材料のAlと反応して水素が発生する。このような配線層で発生する水素が上部電極に到達することを防止するために、上記製造工程では、上部電極と配線層との間に導電性バリア膜及び導電性水素バリア膜を形成している。しかし、上記製造工程では、パターニングした後に配線層を形成しており、配線層の一部は第2の絶縁膜上に直接形成されている。このような構造では、配線層で発生した水素が第2の絶縁膜を透過して上部電極及び強誘電体膜に侵入し、強誘電体膜を劣化させる虞がある。従って、配線層で発生する水素による強誘電体膜の劣化をさらに抑制可能な半導体装置の製造方法が必要である。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、第1の電極、強誘電体膜、第2の電極を順に積層して強誘電体キャパシタを形成するステップと、強誘電キャパシタを絶縁膜で覆うステップと、RFパワーを段階的に増加させる反応性スパッタリング法によって、絶縁層上に水分拡散防止膜としてSi 膜を形成するステップと、絶縁膜及び水分拡散防止膜に第2の電極を露出する第1の開口部を形成するステップと、水分拡散防止膜上及び第1の開口部の内壁に導電性水素防止膜を堆積するステップと、導電性水素防止膜上に配線層を形成するステップと、配線層の形成後に、配線層及び導電性水素防止膜をパターニングするステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る半導体装置の製造方法では、導電性水素防止膜のパターニングに先立って、導電性水素防止膜上に配線層を形成した後に、配線層と導電性水素防止膜とをパターニングするため、配線層の下層には必ず導電性水素防止膜が存在している。このような構成では、後の工程で発生した水分が配線層において反応して水素が生成されたとしても、配線層から第2の電極への水素の侵入、及び配線層から絶縁膜への水素の侵入を導電性水素防止膜で遮断し、第2の電極及び絶縁膜を介して強誘電体膜に水素が侵入することを抑制できる。この結果、配線層で発生する水素による強誘電体膜の劣化を抑制できる。加えて、Si 膜から構成される水分拡散防止膜を形成しているため、水分の誘電体キャパシタへの侵入も抑制される。また、RFパワーを段階的に増加させる反応性スパッタリング法により水分拡散防止膜を形成することによって、当該の水分拡散防止膜より下層のダメージが強制できる。
(1)第1実施形態
〔構造〕
図3は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置1の断面図である。この半導体装置1は、プレーナ型の強誘電体キャパシタを備えた強誘電体メモリ装置である。この半導体装置1は、図示しない半導体基板又はSOI(Silicon on Insulator)基板上に素子分離絶縁膜2によって分離された活性領域3に形成されたトランジスタと、トランジスタを覆う層間絶縁膜6上に形成された強誘電体キャパシタとを備えている。トランジスタは、活性領域3に形成されたソースドレイン領域3a,3bと、ソースドレイン領域3a,3bの間の活性領域3上に形成されたゲート絶縁膜4及びゲート電極5とから構成されている。ここで、ソースドレイン領域3a及び3bは、夫々、第1及び第2の主電流路端に対応し、ゲート電極5は、制御電極に対応する。層間絶縁膜6は、トランジスタを覆うように形成されており、ソースドレイン領域3a,3b及びゲート電極5をそれぞれ露出する開口部6a乃至6cが形成され、各開口部6a乃至6cには導電体からなるコンタクトプラグ7a乃至7cが埋め込まれている。強誘電体キャパシタは、下部電極8、強誘電体膜9、上部電極10が順に積層されて形成されており、下部電極8は上方からの導通を採るために強誘電体膜9及び上部電極10から外側に突出して形成されている。強誘電体キャパシタは層間絶縁膜11によって覆われており、層間絶縁膜11上には水分拡散防止膜12が全面に形成されている。即ち、水分拡散防止膜12が層間絶縁膜11を介して強誘電体キャパシタを覆っている。水分拡散防止膜12及び層間絶縁膜11には開口部13a乃至13eが形成されている。水分拡散防止膜12上及び開口部13a乃至13eには、導電性水素防止膜20を介して第1配線層(1M)14が形成されており、導電性水素防止膜20が第1配線層14と同一形状にパターニングされている。即ち、第1配線層14は、導電性水素防止膜20上のみに形成されている。第1配線層14は、各開口部13a乃至13e内に形成された導電性水素防止膜20を介してトランジスタ及び強誘電体キャパシタと電気的に接続される。
第1配線層14は、配線14a乃至14dを含む。配線14aは、開口部13aにおいて、導電性水素防止膜20及びコンタクトプラグ7aを介してソースドレイン領域3aと電気的に接続されるとともに、図示しないビット線に接続されている。配線14bは、開口部13bにおいて、導電性水素防止膜20及びコンタクトプラグ7bを介してトランジスタのソースドレイン領域3bと電気的に接続されるとともに、開口部13dにおいて、導電性水素防止膜20を介して強誘電体キャパシタの上部電極10とも電気的に接続されている。配線14cは、開口部13cにおいて、導電性水素防止膜20及びコンタクトプラグ7cを介してゲート電極5と電気的に接続されている。配線14dは、開口部13eにおいて、導電性水素防止膜20を介して強誘電体キャパシタの下部電極8と電気的に接続されるとともに、図示しないプレート線に接続されている。
また、第1配線層14を覆うように層間絶縁膜15が形成されている。層間絶縁膜15上には、開口部を介して第1配線層14に電気的に接続される第2配線層(2M)16が形成されており、第2配線層16は保護膜17に覆われている。
〔製造方法〕
本実施形態に係る半導体装置の製造方法を図1乃至図3を参照して説明する。
図1(a)に示すように、例えば、SOI基板の半導体層に酸化膜等からなる素子分離絶縁膜2を形成する。また、閾値電圧制御のために、N型又はP型の不純物を選択的にイオン注入し活性化することにより、活性領域3a,3bを形成する。その後、酸化膜等の絶縁膜及び多結晶シリコン等からなる電極材料を順に積層し、これらをフォトリソエッチングによってパターニングしてゲート絶縁膜4及びゲート電極5を形成する。引き続き、活性領域3にP型又はN型の不純物をイオン注入し、活性領域3aにソースドレイン領域3a,3bを形成する。
次に、図1(b)に示すように、酸化膜、窒化膜等をCVD法によって堆積して、層間絶縁膜6形成する。引き続き、ソースドレイン領域3a,3b及びゲート電極5を露出する開口部6a乃至6cをフォトリソエッチングによって層間絶縁膜6に形成する。さらに、開口部6a乃至6cにスパッタ等によってタングステンWを埋め込んで、コンタクトプラグ7a乃至7cを形成する。コンタクトプラグ7a及び7bはそれぞれソースドレイン領域3a,3bに接続され、コンタクトプラグ7cはゲート電極5に接続される。
次に、図1(c)に示すように、層間絶縁膜6上にPt膜、SBT(SrBiTa)膜、Pt膜を順に積層し、これらをフォトリソエッチングによってパターニングして、下部電極8、強誘電体膜9、上部電極10を形成する。ここでは、強誘電体膜9は、PZT(Pb(Zrx1-x)、SBTN((SrBi2(Ta,Nb)29)、BLT((Bi,La)4Ti312)であっても良い。また、下部電極8及び上部電極10は、白金Pt以外に、イリジウムIr又はIrの合金でも良い。
次に、図2(a)に示すように、層間絶縁膜6上に酸化膜、窒化膜等をCVD法によって堆積し、層間絶縁膜11を形成する。引き続き、層間絶縁膜11上に反応性スパッタリング法によって、窒化シリコンSiNを堆積して水分拡散防止膜12を形成する。ここでは、シリコンSiのターゲットを使用し、窒素(N)雰囲気中において、RFパワーを2段階に変化させて反応性スパッタを実行する。RFパワーは、例えば、初期段階において1kWとし、次段階において1.6kWとする。RFパワーは、水分拡散防止膜12の機能を十分確保できる値を選択する。また、水分拡散防止膜12の堆積前に層間絶縁膜11を形成するので、ゲート電極5及びコンタクトプラグ7cは層間絶縁層11によって絶縁されている。従って、水分拡散防止膜12のスパッタ工程において、高いスパッタ電力が投入されてプラズマ中の荷電粒子が水分拡散防止膜12に電荷を帯電させたとしても、ゲート電極5に電荷が蓄積されることを抑制できる。この結果、トランジスタへのチャージングダメージを抑制できる。また、水分拡散防止膜12の堆積処理の初期には、高いスパッタ電力によって層間絶縁膜11以下の層にダメージを与える可能性もあるため、堆積初期にはRFパワーを1kWとし、その後1.6kWに段階的に増加させる。水分拡散防止膜12は、水分等に対する耐蝕性や、種々の製造工程における耐熱性等を考慮してSi又はSiONから構成されることが好ましい。水分拡散防止膜12は、水分等に対する耐蝕性や、種々の製造工程における耐熱性等を考慮してSi から構成される
次に、図2(b)に示すように、水分拡散防止膜12及び層間絶縁膜11をフォトリソエッチングして、コンタクトプラグ7a乃至7c、上部電極10及び下部電極8をそれぞれ露出する開口部13a乃至13eを形成する。その後、水分拡散防止膜12上及び開口部13a乃至13eの内壁(側面及び底面)に窒化チタンアルミニウム(AlTiN)を反応性スパッタリング法によって堆積し、導電性水素防止膜20を形成する。ここでは、チタンアルミニウムAlTiのターゲットを使用し、窒素雰囲気中において、DCパワー1kWで反応性スパッタを実行する。なお、導電性水素防止膜20は、チタン、チタンアルミニウム合金、窒化アルミニウム等の水素透過性の低い導電材料であっても良い。
次に、図2(c)に示すように、スパッタリング法によって導電性水素防止膜20上にAl化合物を堆積し、フォトリソエッチングによって、Al化合物層及び導電性水素防止膜20を同一形状にパターニングし、配線14a乃至14dから成る第1配線層14を形成する。
さらに、図3に示すように、第1配線層14上に酸化膜、窒化膜等をCVD法によって全面に堆積して層間絶縁膜15を形成し、層間絶縁膜15にフォトリソエッチングによって第1配線層14を露出する開口部を形成し、Al合金をスパッタ法によって堆積し、Al化合物膜をフォトリソエッチングして、第2配線層16を形成する。また、第2配線層16を覆う保護膜17を形成する。
〔作用効果〕
本実施形態に係る半導体装置の製造方法では、導電性水素防止膜20のパターニングに先立って、導電性水素防止膜20上に配線層を形成した後に、配線層と導電性水素防止膜20とを同一形状にパターニングするため、第1配線層14の下層には必ず導電性水素防止膜20が存在している。このような構成では、後の工程で発生した水分が第1配線層14において反応して水素が生成されたとしても、第1配線層14から下部電極8及び上部電極10への水素の侵入を導電性水素防止膜20で遮断し、下部電極8及び上部電極10を介して強誘電体膜9に水素が侵入することを抑制できる。さらに、第1配線層14から水分拡散防止膜12及び層間絶縁膜11への水素の侵入を導電性水素防止膜20で遮断し、水分拡散防止膜12及び層間絶縁膜11を介して強誘電体膜9に水素が侵入することを抑制できる。この結果、第1配線層14で発生する水素による強誘電体膜9の劣化を効果的に抑制できる。
また、水分拡散防止膜12形成工程時には、未だ第1配線層14が形成されておらず、図2(a)に示すように、ゲート電極5及びコンタクトプラグ7cは層間絶縁膜11によって絶縁されている。従って、水分拡散防止膜12のスパッタ工程において、高いスパッタ電力が投入されてプラズマ中の荷電粒子が水分拡散防止膜12に電荷を帯電させたとしても、ゲート電極5と水分拡散防止膜12が層間絶縁膜11によって絶縁されているので、ゲート電極5に電荷が蓄積されることを抑制できる。この結果、トランジスタへのチャージングダメージを抑制できる。
また、第1配線層14形成前に水分拡散防止膜12及び導電性水素防止膜20を形成するため、第1配線層14形成の工程よりも後の工程で発生する水分及び水素を強誘電体キャパシタから遮断できることに加え、第1配線層14形成工程時に発生する水分及び水素をも強誘電体キャパシタから遮断することができる。即ち、第1配線層14の形成時、特に第1配線層14のエッチング後にレジストをアッシングする工程時において、図2(b)、(c)に示すように、強誘電体キャパシタが既に水分拡散防止膜12及び導電性水素防止膜20によって覆われているため、レジストアッシング工程で発生する水分が、水分拡散防止膜12によって遮断される。また、第1配線層14において水分と反応して発生する水素が、導電性水素防止膜20によって遮断される。この結果、水分及び水素の強誘電体キャパシタへの侵入が抑制され、強誘電体キャパシタの特性劣化を抑制できる。
(2)第2実施形態
図5は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置1の断面図である。本実施形態に係る半導体装置1は、スタック型の強誘電体キャパシタを備えた強誘電体メモリ装置である。本実施形態が第1実施形態と異なる点は、強誘電体キャパシタの下部電極8が層間絶縁膜6上においてコンタクトプラグ7bの上に形成されている点である。即ち、強誘電体キャパシタの下部電極8は、第1配線層14を介さずに直接コンタクトプラグ7bに電気的に接続されている。
この半導体装置1について、図4及び図5を参照して説明する。図1(b)の工程の後に、コンタクトプラグ7b上にPt膜、SBT(SrBiTa)膜、Pt膜を順に積層し、これらを下部電極8がコンタクトプラグ7b上に残るようにフォトリソエッチングによってパターニングして、下部電極8、強誘電体膜9、上部電極10を形成する(図4(a))。また、層間絶縁膜6上に酸化膜、窒化膜等をCVD法によって堆積し、層間絶縁膜11を形成する。引き続き、層間絶縁膜11上に反応性スパッタリング法によって、窒化シリコンSiNを堆積して水分拡散防止膜12を形成する。
次に、図4(b)に示すように、水分拡散防止膜12及び層間絶縁膜11をフォトリソエッチングして、コンタクトプラグ7a及び7c、上部電極10をそれぞれ露出する開口部13a,13b,13eを形成する。本実施形態では、コンタクトプラグ7bと上部電極10とは直接接続されているので、コンタクトプラグ7b及び上部電極10を露出する開口部を形成する必要はない。さらに、反応性スパッタリング法によってAlTiNを堆積して、導電性水素防止膜20を形成する。
次に、スパッタリング法によってAl化合物を堆積し、フォトリソエッチングによってAl化合物層及び導電性水素防止膜20を同一形状にパターニングし、図4(c)に示すように、配線14a,14c,14eから成る第1配線層14を形成する。本実施形態では、コンタクトプラグ7bと下部電極8とは直接接続されているので、コンタクトプラグ7bと下部電極8とを接続する配線を形成する必要はない。
さらに、図5に示すように、第1配線層14上に酸化膜、窒化膜等をCVD法によって堆積して層間絶縁膜15を形成し、層間絶縁膜15にフォトリソエッチングによって第1配線層14を露出する開口部を形成し、Al合金をスパッタ法によって堆積し、Al化合物膜をフォトリソエッチングして、第2配線層16を形成する。また、第2配線層16を覆う保護膜17を形成する。
〔作用効果〕
本実施形態でも、第1実施形態と同様に、第1配線層14の下層には必ず導電性水素防止膜20が存在しているので、第1配線層14から上部電極10への水素の侵入を導電性水素防止膜20で遮断できる。この結果、第1配線層14で発生する水素による強誘電体膜9の劣化を抑制できる。
また、第1実施形態と同様の理由によって、水分拡散防止膜12のスパッタ工程において、高いスパッタ電力が投入されてプラズマ中の荷電粒子が水分拡散防止膜12に電荷を帯電させたとしても、トランジスタへのチャージングダメージを抑制できる。また、第1実施形態と同様の理由によって、第1配線層14形成工程におけるレジストアッシング工程で発生する水分及び水素による強誘電体キャパシタの特性劣化を抑制できる。
第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図。
符号の説明
1 半導体装置
2 素子分離絶縁膜
3 ソースドレイン領域
4 ゲート絶縁膜
5 ゲート電極
6a〜6c、13a〜13e 開口部
6、11、15 層間絶縁膜
7 コンタクトプラグ
8 下部電極
9 強誘電体膜
10 上部電極
12 水分拡散防止膜
14 第1配線層
16 第2配線層
17 保護膜
20 導電性水素防止膜

Claims (4)

  1. 第1の電極、強誘電体膜、第2の電極を順に積層して強誘電体キャパシタを形成するステップと、
    前記強誘電キャパシタを絶縁層で覆うステップと、
    RFパワーを段階的に増加させる反応性スパッタリング法によって、前記絶縁層上に水分拡散防止膜としてSi膜を形成するステップと
    前記絶縁層及び水分拡散防止膜に前記第2の電極を露出する第1の開口部を形成するステップと、
    前記水分拡散防止膜上及び前記第1の開口部の内壁に導電性水素防止膜を堆積するステップと、
    前記導電性水素防止膜上に配線層を形成するステップと、
    前記配線層の形成後に、前記配線層及び前記導電性水素防止膜をパターニングするステップと、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記導電性水素防止膜は、チタン、チタンアルミニウム合金、窒化チタンアルミニウム、窒化アルミニウム、酸化イリジウムの何れかであることを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1の開口部を形成するステップでは、前記絶縁層及び前記水分拡散防止膜に第1の電極を露出する第2の開口部をさらに形成し、前記導電性水素防止膜を堆積するステップでは、前記第の開口部の内壁にさらに導電性水素防止膜を堆積することを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 第1の主電流路端と第2の主電流路端と制御電極とを有するトランジスタを形成するステップと、
    前記トランジスタを第1の絶縁層で覆い、第1の主電流路端、第2の主電流路端及び制御電極を夫々露出する第1乃至第3の開口部を形成し、前記第1乃至第3の開口部に夫々 第1乃至第3の導電体を埋め込むステップと、
    前記第1の絶縁層上に、第1の電極、強誘電体膜、第2の電極を積層して強誘電体キャパシタを形成するステップと、
    前記強誘電キャパシタを第2の絶縁層で覆うステップと、
    RFパワーを段階的に増加させる反応性スパッタリング法によって、前記第2の絶縁層上に水分拡散防止膜としてSi膜を形成するステップと
    前記第2の絶縁層及び前記水分拡散防止膜に、前記第1乃至第3の導電体、前記第1の電極及び前記第2の電極を夫々露出する第4乃至第8の開口部を形成するステップと、
    前記第2の絶縁層上及び前記第4乃至第8の開口部の内壁に導電性水素防止膜を堆積するステップと、
    前記導電性水素防止膜上に配線層を形成するステップと、
    前記配線層の形成後に、前記配線層及び前記導電性水素防止膜をパターニングするステップと、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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