JP4355995B2 - ファン式薬剤拡散装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として、各種店舗・工場の入口付近やビアガーデン、オープンテラスレストラン、各種屋外イベントなど屋外・野外で使用するファン式薬剤拡散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1にファン式薬剤拡散装置が開示されている。
具体的には、外部容器内に、粒状香料を封入した中空筒形状の容器とファンを設け、そのファンを駆動することで外部容器の吸込口から空気を吸い込み、その空気を空気導入口、容器内の粒状香料を通して外部容器の吹出し口から放出することで、香料を拡散する。
【0003】
【特許文献1】
実開平2−116452号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来のファン式薬剤拡散装置は、外部容器の一部分にスリットを形成して吸込み口、吹出し口としているので、屋外・野外で使用すると雨水等が吸込み口、吹出し口から内部に浸入することがある。
前記吹出し口は容器と対向しているので、その吹出し口から浸入した雨水等は容器内の粒状香料に触れ、香料の効能が低下したりする恐れがある。
【0005】
本発明は、前述の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、屋外・野外で使用しても雨水等が薬剤に触れることがないファン式薬剤拡散装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、上面が開口した箱形状のベース体1と、このベース体1に着脱自在に取付けた下面が開口した箱形状のカバー体2と、仕切板13で、その仕切板13を境としてファン装置収納空間3と薬剤収納空間4を区画して有し、そのファン装置収納空間3と薬剤収納空間4が仕切板13の孔15で連通した本体容器5と、
前記本体容器5のファン装置収納空間4に設けられ、その吸込み部30が前記仕切板13の孔15と連通し、吐出部31が本体容器5の吹出し口9に連通したファン装置6と、
前記本体容器5の薬剤収納空間3内に設けられ、中空部7aと環状室7bを有すると共に、通気性を有して外周から環状室7bを通して中空部7aに空気が流通し、前記中空部7aの一端部の孔42aが前記仕切板13の孔15に連通している薬剤容器7と、
この薬剤容器7の環状室7bに設けた薬剤8を備え、
前記薬剤収納空間4は、前記本体容器5の底面に開口した吸込み口10で本体容器5の外部に連通していることを特徴とするファン式薬剤拡散装置である。
【0007】
第2の発明は、第1の発明においてベース体1はファン装置収納空間3を形成する幅広い長手方向一端部1aと薬剤収納空間4を形成する幅狭い長手方向他端部1bを有し、その長手方向一端部1aの幅方向両側面16がカバー体2の内面に接すると共に、長手方向他端部1bの幅方向両側面19とカバー体2の内面が離隔し、その両者の間に吸込み口10を形成しているファン式薬剤拡散装置である。
【0008】
第3の発明は、第1の発明においてカバー体2はファン装置収納空間3を形成する小さな長手方向一端部2aと薬剤収納空間4を形成する大きな長手方向他端部2bを有し、
この長手方向一端部2aの内面がベース体1の長手方向一端部1aの幅方向両側面16に接し、長手方向他端部2bの内面がベース体1の長手方向他端部1bの幅方向両側面19と離隔し、その両者の間に吸込み口10を形成しているファン式薬剤拡散装置である。
【0009】
【作用】
第1の発明によれば、ファン装置6を駆動することで、本体容器5の吸込み口10、薬剤収納空間4、環状室7b、中空部7a、中空部7aの孔42a、仕切板13の孔15を通して空気が吸込み部30から吸い込みされ、環状室7b内の薬剤8の薬剤成分を含む空気が吐出部31、吹出し口9から放出される。
また、吸込み口10は本体容器5の底面に開口しているから、その吸込み口10から雨水等が薬剤収納室4内に入り込むことがない。
したがって、屋外・野外で使用しても雨水等が薬剤8に触れることがないファン式薬剤放散装置である。
【0010】
しかも、薬剤8の薬剤成分を含む空気を、ファン装置6で直接吹出し口9から放出するので、その空気の拡散到達距離が大きく、屋外・野外で使用するファン式薬剤放散装置として好ましい。
【0011】
第2の発明によれば、ベース体1を幅広い長手方向一端部1aと幅狭い長手方向他端部1bを有する形状とすることで、その長手方向他端部1bの幅方向両側面19とカバー体2の内面との間に吸込み口10を形成したから、その吸込み口10は薬剤収納空間4の長手方向全長に亘って形成される。
よって、薬剤収納空間4の長手方向全長に亘って空気を吸い込むことができる。
【0012】
第3の発明によれば、薬剤収納室4の縦断面積がファン装置収納空間3の縦断面よりも大きいので、その薬剤収納室4に設ける薬剤容器7を大径とすることができる。
よって、多量の薬剤8を設けることができると共に、本体容器5の全長を短かくできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
ベース体1とカバー体2でファン装置収納空間3と薬剤収納空間4を有する本体容器5と、この本体容器5のファン装置収納空間3に設けたファン装置6と、本体容器5の薬剤収納空間4に設けた薬剤容器7と、その薬剤容器7内に設けた薬剤8を備えている。
前記本体容器5のカバー体2は前記ファン装置6の吐出部31と連通した吹出し口9を有する。前記本体容器5はベース体1とカバー体2との間に吸込み口10を有し、その吸込み口10は本体容器5の底面に開口していると共に、薬剤収納空間4に連通している。
前記薬剤容器7は中空部7aと環状室7bを有する中空筒形状でかつ内周と外周とに亘って空気が流通するもので、その環状室7bに薬剤8が設けてある。この薬剤容器7の中空部7aがファン装置6の吸込み部30に連通している。
【0014】
次に、各部材の具体形状の一例を説明する。
前記ベース体1は底面板11と周面板12で上面が開口した矩形箱形状で、その長手方向中間部に仕切板13を備えている。
前記カバー体2は上面板20と、この上面板20と連続した一対の側面板21と、一端板22と、他端板23で下面が開口した箱形状で、その上面板20の一方の側面板21寄り部分に吹出し口9が形成してある。この実施の形態では上面板20と一対の側面板21が断面ほぼ半円形状としてあるが、これに限ることはない。
前記ベース体1とカバー体2は着脱自在に連結されている。
例えば、ベース体1の周面板12の一端部12aとカバー体2の一端板22の下部がボルト24で固着され、ベース体1の周面板12の他端部12bに設けた係止片14がカバー体2の他端板23の下部に形成した係止穴25に挿入係止している。
【0015】
前述のように、ベース体1とカバー体2を連結することで、仕切板13がカバー体2の上面板20の内面、一対の側面板21の内面に接して本体容器5内をファン装置収納空間3と薬剤収納空間4に区画している。
前記仕切板13にはファン装置収納空間3と薬剤収納空間4を連通する孔15を有する。
この仕切板13はカバー体2に取付けても良い。
【0016】
前記ベース体1のファン装置収納空間3を形成する長手方向一端部1a(仕切板13よりも長手方向一端寄りの部分)の幅は大きく、その幅方向両側面16がカバー体2の一対の側面板21の内面(カバー体2の内面)に接している。この長手方向一端部1aには支持プレート17が上向きに一体的に設けてあると共に、電池収納筺18が設けてある。
前記ベース体1の薬剤収納空間4を形成する長手方向他端部1b(仕切板13よりも長手方向他端寄り部分)の幅は小さく、その幅方向両側面19はカバー体2の一対の側面板21の内面(カバー体2の内面)と離隔し、その両者の間に隙間を形成し、その隙間が前述の吸込み口10を形成している。
【0017】
前記ファン装置6は、ケーシング6a内にファン6bを設けると共に、そのケーシング6aに取付けたモータ6cでファン6bを駆動する。このファン6bはシロッコファンであるが、これに限ることはない。
前記ケーシング6aは吸込み部30と吐出部31を有し、そのケーシング6aを前述の支持プレート17に載置すると共に、仕切板13に接するようにして取付けられる。
そして、吸込み部30が仕切板13の孔15に連通し、吐出部31が吐出し口9に連通する。
この実施の形態では、仕切板13がケーシング6aの一部を形成しているが、これに限ることはなく、仕切板13と別体でも良い。
前記電池収納筺18には電池32が着脱自在に収納され、この電池32でモータ6cが駆動される。
【0018】
前記薬剤容器7は内側筒体40と外側筒体41と一端板42と他端板43を備え、内側筒体40と外側筒体41と一端板42、他端板43で環状室7bを形成し、内側筒体40が中空部7aを形成する。前記内側筒体40、外側筒体41は一端部(ファン装置6寄り)が大径で他端部(ファン装置6と反対寄り)が小径なテーパ形状で、薬剤容器7はテーパ形状である。
前記一端板42は孔42aを有して中空部7aをファン装置6側に開口し、その孔42aが仕切板13の孔15と連通しファン装置6の吸込み部30と連通している。
前記内側筒体40、外側筒体41には通気穴44が複数形成され、その内側筒体40、外側筒体41は通気性を有する。
【0019】
前記薬剤容器7は仕切板13に着脱自在に取付けてある。
例えば、図4と図7に示すように仕切板13の孔15の周縁に、断面鉤形の受け片45をリング状に設け、このリング状の受け片45の一部分を不連続とする。
前記一端板42の孔42aの周縁にリング状突片46を設け、このリング状突片46に複数の係止片47を外周に向けて設ける。
この係止片47は、前記リング状の受け片45の不連続部45aに嵌まり合うと共に、受け片45に係合する。
このようであるから、係止片47を不連続部45aに嵌め合せ、薬剤容器7を若干の角度回転することで、係止片47がリング状突片46に係合して取付けられる。
前述と反対の操作をすることで薬剤容器7を取り外しできる。
【0020】
前記本体容器5は脚を有し、設置面と底面との間に隙間が形成されるようにしてある。例えば、カバー体2の一端板22、他端板23の一部分をベース体1よりも下方に突出させ、その突出部分22a,23aを脚としてある。なお、脚をベース体1に取付けることもできるが、カバー体2の一部を脚とすることは、カバー体2を金型成型する際に、簡単にその形状や個数、或いは高さを自由に設計し製作できる利点がある。即ち、ベース体1に脚を設ける事は、脚を別部品として成型し、ベース体1に取付ける作業を要し、価格面、生産面で不利である。
【0021】
前記薬剤8は、殺虫、忌避、成長制御などの害虫防除剤、消臭効果、芳香効果、アロマテラピー効果、アロマコロジー効果などに用いられる各種揮散性の薬剤が挙げられる。
【0022】
前記モータ6cでファン6bを駆動することで、吸込み口10から空気が吸い込みされ、その空気は薬剤収納空間4から外側筒体41の通気穴44、環状室7b、内側筒体40の通気穴44、中空部7a、孔42a、孔15、吸込み部30、吐出部31、吐出し口9と流通する。
よって、環状室7b内に設けた薬剤8に空気が触れ、その薬剤成分が空気とともに吹出し口9から大気に放出される。
【0023】
また、薬剤成分を含む空気がファン装置6から吹出し口9より直接放出されるので、その放出される空気の勢いが強い。
よって、薬剤成分を含む空気の拡散到達距離が大きく、屋外、野外で使用するファン式薬剤拡散装置として好ましい。
【0024】
次に、本発明の第2の実施の形態を図8〜図11に基づいて説明する。
この実施の形態は、ベース体1の幅を長手方向に亘って同一とし、カバー体2の長手方向一端部2a(仕切板13よりも長手方向一端寄り部分)を小さく、長手方向他端部2b(仕切板13よりも長手方向他端寄り部分)を大きくすることで、ベース体1とカバー体2との間に隙間を形成して吸込み口10を形成したことが第1の実施の形態と相違し、他の構成はほぼ同一である。
【0025】
このようにすることで、本体容器5の縦断面積がファン装置収納空間3よりも薬剤収納空間4が大きいから、本体容器5の薬剤収納空間4の単位長さ当りの容積がファン装置収納空間3の単位長さ当り容積よりも大きい。
これによって、薬剤収納空間4を形成する部分(ベース体1の長手方向他端部1b、カバー体2の長手方向他端部2b)の長さを第1の実施の形態に比べて短かくして薬剤収納空間4の容積(長さ×縦断面積)を同一にできる。
したがって、薬剤収納空間4に収納する薬剤容器7の断面積を第1の実施の形態よりも大きくできるので、第1の実施の形態と同一の容量の薬剤を収納できると共に、容器本体5の全長を第1の実施の形態と比べて短かくできる。つまり、この実施の形態によれば容器本体5の全長を短かくして多量の薬剤を収納できる。
【0026】
次に具体形状の一例を説明する。
ベース体1の長手方向一端部1aの幅方向両側面16と長手方向他端部1bの幅方向両側面19は一直線状に連続する。
カバー体2の長手方向他端部2bの高さH、幅Lは長手方向一端部2aの高さH、幅Lよりも大きい。
図10に示すように、ベース体1の長手方向一端部1aの幅方向両側面16がカバー体2の両側面板21の長手方向一端部内面21aに接する。ベース体1の長手方向他端部1bの幅方向両側面19がカバー体2の両側面板21の長手方向他端部内面21bと離隔して両者の間に隙間を形成し、その隙間が吸込み口10を形成する。
【0027】
本体容器5のファン装置収納空間3の上部寄りにファン装置6を取付け、そのファン6bの回転中心を薬剤収納空間4の高さ方向のほぼ中央とする。薬剤容器7の径(外側筒体41の径)を薬剤収納空間4の高さHに合せて大きくし、環状室7bの縦断面積を大きくする。
このようにすることで、薬剤収納空間4の高さ方向のほぼ中央に薬剤容器7の中心が合致するから、薬剤収納空間4の高さ方向ほぼ全域に薬剤容器7を収納することができる。
【0028】
つまり、ファン装置6を第1の実施の形態と同様に下方寄り位置に取付けると、そのファン6bの回転中心が薬剤収納空間4の高さ方向中央よりも低い位置となり、薬剤容器7を大径とするとベース体1と干渉してしまう。
【0029】
この実施の形態では、電池収納筺18をファン装置6の下方に取付けてある。これによってファン装置収納室3が第1の実施の形態に比べて短かくなるので、本体容器1の全長をより短かくできる。
なお、電池収納筺18は第1の実施の形態と同様にファン装置6の側方に設けても良い。
【0030】
前述の各実施の形態ではベース体1を底面板11と周面板12で上面が開口した箱形状としたが、図示を省略するが底面板11のみでベース体1としても良い。
【0031】
また、ベース体1を図12(a)、(b)に示すように長手方向一端部1aが下方で長手方向他端部1bが上方となる階段形状としても良い。
このようにすれば、ベース体1の長手方向一端部1aを載置面に置くことで長手方向他端部1bと載置面との間に隙間が形成されるから、脚を設けなくとも吸込み口10から空気を吸い込みできる。
図12(a)が第1の実施の形態のベース体1で、図12(b)が第2の実施の形態のベース体1である。
【0032】
また、容器本体5の全長を短く、薬剤8をより多量必要とし、薬剤容器7をさらに大径にする場合、ベース体1の長手方向一端部1aが上方で、長手方向他端部1bが下方となる階段形状とし薬剤収納空間4を大きくしても良い。
【0033】
前述のように、ベース体1が階段形状であったり、又は/及び第1の実施の形態で示すベース体1の長手方向一端部1aと長手方向他端部1bの幅が違う形状の場合、本体容器5内をファン装置収納空間3と薬剤収納空間4とを区画する仕切板13の固定が容易となる。即ち、ベース体1の階段等の境目箇所で仕切板13を位置決めでき、組立て作業が分かりやすく生産性が向上したり、また、金型面で仕切板13の固定部分が少なくする簡単な構造でよい、などの利点がある。
【0034】
前述の各実施の形態ではベース体1とカバー体2をボルト24で固定したが、図示を省略するがベース体1の長手方向一端部1aにフックを設けると共に、カバー体2の長手方向一端部2aに係止穴を形成し、フックを係止穴に係止して固定するようにしても良い。
【0035】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、ファン装置6を駆動することで、本体容器5の吸込み口10、薬剤収納空間4、環状室7b、中空部7a、中空部7aの孔42a、仕切板13の孔15を通して空気が吸込み部30から吸い込みされ、環状室7b内の薬剤8の薬剤成分を含む空気が吐出部31、吹出し口9から放出される。
また、吸込み口10は本体容器5の底面に開口しているから、その吸込み口10から雨水等が薬剤収納室4内に入り込むことがない。
したがって、屋外・野外で使用しても雨水等が薬剤8に触れることがないファン式薬剤放散装置である。
【0036】
しかも、薬剤8の薬剤成分を含む空気を、ファン装置6で直接吹出し口9から放出するので、その空気の拡散到達距離が大きく、屋外・野外で使用するファン式薬剤放散装置として好ましい。
【0037】
請求項2に係る発明によれば、ベース体1を幅広い長手方向一端部1aと幅狭い長手方向他端部1bを有する形状とすることで、その長手方向他端部1bの幅方向両側面19とカバー体2の内面との間に吸込み口10を形成したから、その吸込み口10は薬剤収納空間4の長手方向全長に亘って形成される。
よって、薬剤収納空間4の長手方向全長に亘って空気を吸い込むことができる。
【0038】
請求項3に係る発明によれば、薬剤収納室4の縦断面積がファン装置収納空間3の縦断面よりも大きいので、その薬剤収納室4に設ける薬剤容器7を大径とすることができる。
よって、多量の薬剤8を設けることができると共に、本体容器5の全長を短かくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す底面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】図2のC−C断面図である。
【図7】図4のD−D断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す正面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示す平面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示す底面図である。
【図11】図9のE−E断面図である。
【図12】ベース体の他の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…ベース体、1a…長手方向一端部、1b…長手方向他端部、2…カバー体、2a…長手方向一端部、2b…長手方向他端部、3…ファン装置収納空間、4…薬剤収納空間、5…本体容器、6…ファン装置、7…薬剤容器、7a…中空部、7b…環状室、8…薬剤、9…吹出し口、10…吸込み口、16…幅方向両側面、19…幅方向両側面、30…吸込み部、31…吐出部。

Claims (3)

  1. 上面が開口した箱形状のベース体1と、このベース体1に着脱自在に取付けた下面が開口した箱形状のカバー体2と、仕切板13で、その仕切板13を境としてファン装置収納空間3と薬剤収納空間4を区画して有し、そのファン装置収納空間3と薬剤収納空間4が仕切板13の孔15で連通した本体容器5と、
    前記本体容器5のファン装置収納空間3に設けられ、その吸込み部30が前記仕切板13の孔15と連通し、吐出部31が本体容器5の吹出し口9に連通したファン装置6と、
    前記本体容器5の薬剤収納空間4内に設けられ、中空部7aと環状室7bを有すると共に、通気性を有して外周から環状室7bを通して中空部7aに空気が流通し、前記中空部7aの一端部の孔42aが前記仕切板13の孔15に連通している薬剤容器7と、
    この薬剤容器7の環状室7bに設けた薬剤8を備え、
    前記薬剤収納空間4は、前記本体容器5の底面に開口した吸込み口10で本体容器5の外部に連通していることを特徴とするファン式薬剤拡散装置。
  2. ベース体1はファン装置収納空間3を形成する幅広い長手方向一端部1aと薬剤収納空間4を形成する幅狭い長手方向他端部1bを有し、その長手方向一端部1aの幅方向両側面16がカバー体2の内面に接すると共に、長手方向他端部1bの幅方向両側面19とカバー体2の内面が離隔し、その両者の間に吸込み口10を形成している請求項1記載のファン式薬剤拡散装置。
  3. カバー体2はファン装置収納空間3を形成する小さな長手方向一端部2aと薬剤収納空間4を形成する大きな長手方向他端部2bを有し、
    この長手方向一端部2aの内面がベース1の長手方向一端部1aの幅方向両側面16に接し、長手方向他端部2bの内面がベース1の長手方向他端部1bの幅方向両側面19と離隔し、その両者の間に吸込み部10を形成している請求項1記載のファン式薬剤拡散装置。
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